JPH0720224Y2 - 支持部材と槽体の接合構造 - Google Patents

支持部材と槽体の接合構造

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JPH0720224Y2
JPH0720224Y2 JP10103389U JP10103389U JPH0720224Y2 JP H0720224 Y2 JPH0720224 Y2 JP H0720224Y2 JP 10103389 U JP10103389 U JP 10103389U JP 10103389 U JP10103389 U JP 10103389U JP H0720224 Y2 JPH0720224 Y2 JP H0720224Y2
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正明 赤坂
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  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、流し台のシンク,洗面台のシンク或は浴槽
の槽部等の槽体を、流し台の天板,洗面台の天板或は浴
槽のフランジ等の支持部材に接合するための接合構造に
関する。
〔従来技術〕
従来のこの種の接合構造としては、第5図及び第6図に
示すような所謂『上付け構造』や、第7図乃至第9図に
示すような『下付け構造』、または、第10図に示すよう
な『溶接構造』や第11図に示すような『かみ合せ構造』
等が良く知られている。
第5図に示す『上付け構造』は、支持部材1に開設した
槽体取付開口部2に、該開口部2の口径より大きく形成
されたフランジ部3を有する槽体4を上方から落し込
み、該支持部材1の開口部周縁の上面と該上面に当接す
るフランジ部3間にシール材5を介在させて両者を接合
する構造である。
また、第6図に示す『上付け構造』は、上記槽体取付開
口部2の上側周縁部を若干へこませて段棚6を形成し、
該段棚6に、開口部2の口径より大きく形成され、か
つ、段棚6よりも若干小さく形成されたフランジ部3を
有する槽体4を上方から落し込み、支持部材1の段棚6
の上面と該上面に当接するフランジ部3間にシール材5
を介在させて両者を接合する構造である。
第7図に示す『下付け構造』は、支持部材1に開設した
槽体取付開口部2の周縁部下面に、該開口部2の口径よ
り大きく形成されたフランジ部3を有する槽体4のフラ
ンジ部3をシール材5で接着することで両者を接合する
構造である。
また、第8図に示す『下付け構造』は、上記支持部材1
の槽体取付開口部2を、槽体4のフランジ部3の外周端
面より小さく形成された開口部7と、上記フランジ部3
の外周端面より大きく形成された開口部8と、から形成
し、上記開口部8の周縁部を構成する突出部9の裏面に
シール材5を介在させて上記槽体4のフランジ部3を取
り付け、かつ、上記フランジ部3の裏面側を、支持部材
1の裏面側にビス止め固着された略L字状の取付金具10
で固定する構造である。
さらに、第9図に示す『下付け構造』は、基本的には前
記第7図に示す構造と同様であるが、第8図に示す構造
の取付金具10に代えて、上記フランジ部3の裏面側に充
填接着用ウレタン樹脂11を注入硬化して槽体4を支持部
材1に取り付ける構造である。
第10図に示す『溶接構造』は、支持部材1の槽体取付開
口部周縁2aと槽体4のフランジ部3との接合部を溶接に
よって一体化させる構造である。
第11図に示す『かみ合せ構造』は、支持部材1の槽体取
付開口部周縁2aを下方に折曲し、この折曲された槽体取
付開口部周縁2aに、槽体4のフランジ部3を係合させて
一体化する構造である。
しかしながら、上記従来の接合構造にあっては、そのい
ずれの構造であっても、槽体4の取り付け作業が、上記
したように非常に煩雑であって量産に不向きな構造であ
ると共に、第8図や第9図に示す構造にあっては、水密
性を確保するための構造が特に複雑であり、また、第10
図に示す構造では溶接痕が残るという問題を有し、さら
に、第11図に示す構造では水密性を確保するのが非常に
難しい、という問題を有していた。
本出願人は、かかる従来の接合構造の欠点を是正するた
め、第12図に示すような接合構造を先に提案している。
この本出願人が先に提案した支持部材と槽体の接合構造
は、槽体30を取り付ける支持部材20の開口21の周縁部21
aをテーパー状に形成し、この開口周縁部21aの上端部口
径を槽体30のフランジ部31の外周端面31aより大きく形
成すると共に、上記開口周縁部21aの下端部口径を槽体3
0のフランジ部外周端面31aより小さく形成し、かつ、上
記槽体30のフランジ部外周端面31aを、上記支持部材20
の開口周縁部21aと面接合するようにテーパー状に形成
し、かつ、上記槽体30と支持部材20の面接合する部分を
接着剤32で固着したことを特徴とするものである。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記本出願人が先に提案した支持部材と
槽体の接合構造にあっては、テーパー状に形成された槽
体30のフランジ部外周端面31aと支持部材20の開口周縁
部21aの精度を正確に出すことが非常に難しく、支持部
材20に対する槽体30の水平度を調整するためには、シー
ル兼用の接着剤32によって、上記段差や隙間を埋める必
要があるため、接着剤32を多量に必要とするばかりでな
く、かかる作業が非常に煩雑となり易い、という不具合
を有していた。
この考案は、かかる現状に鑑み創案されたものであっ
て、その目的とするところは、テーパー状の周縁部を有
する支持部材と槽体との取り付けに際し、槽体の水平度
を容易に調整確保することができる支持部材と槽体の接
合構造を提供しようとするものである。
〔課題を解決するための構成〕
上記目的を達成するため、この考案に係る支持部材と槽
体の接合構造にあっては、槽体を取り付ける支持部材の
開口周縁部をテーパー状に形成し、この開口周縁部の上
端部口径を槽体のフランジ部外周端面より大きく形成す
ると共に、上記開口周縁部の下端部口径を槽体のフラン
ジ部外周端面より小さく形成し、かつ、上記槽体のフラ
ンジ部外周端面を、上記支持部材の開口周縁部と面接合
するようにテーパー状に形成してなる支持部材と槽体の
接合構造において、上記槽体と支持部材の各裏面側を取
付金具で連結し、この取付金具に装着された螺子部材に
よって槽体の水平度を調整するように構成したことを特
徴とするものである。
〔作用〕
それ故、この考案に係る支持部材と槽体との接合構造に
あっては、上記槽体を支持部材の開口部に上方から落し
込み、テーパー状に形成された槽体のフランジ部外周端
面を、テーパー状に形成された支持部材の開口周縁部と
面接合して保持する。このとき、槽体の支持部材に対す
る水平度は、取付金具の螺子部材を締め付け調整するこ
とで、容易に調整することができる。
〔実施例〕
以下、添付図面に示す一実施例に基きこの考案を詳細に
説明する。
第1図乃至第3図に示すように、支持部材である天板20
には、槽体であるシンク30を取り付けるための開口部21
が開設されている。
天板20は、一枚板の他、第2図に示すように、合板22の
上面に、表面材23としてアクリル系やポリエステル系な
どの人造大理石が接着固定されている。勿論、この表面
材23としては、上記人造大理石の他に、大理石などの天
然石、ステンレス板或はメラミン樹脂やポリエステル樹
脂などの化粧板など、公知の種々のものを用いることが
できる。
このような天板20に開設される槽体取付用開口部21の
内、表面材23の開口周縁部21aは、テーパー状に形成さ
れており、この開口周縁部21aの上端部口径Aは、シン
ク30に形成されたフランジ部31の外周端面31aの上端部
より大きく形成されていると共に、上記開口周縁部21a
の下端部口径Bは、上記フランジ部31の外周端面31aの
下端部より小さく形成されている。尚、本実施例では、
天板20に開設される槽体取付用開口部21の内、合板22の
開口周縁部21bはテーパー状に形成されていない。これ
は、加工を容易とするためである。
一方、上記フランジ部31の外周端面31aは、第2図に示
すように、上記天板20の開口周縁部21aと面接合するよ
うにテーパー状に形成されていると共に、該外周端面31
aの裏面側には、第4図に示すような雌螺子(インサー
トナット)33が埋設されており、該雌螺子33には、第4
図に示すような雄螺子34が螺合されるように構成されて
いる。
この雄螺子34は、一端が螺子35によって合板22の裏面に
固着された支持金具36の他端に螺着される。
支持金具36は、第2図にも示すように、螺子35が装着さ
れる水平片部36aと、この水平片部36から垂直方向に立
ち上げ形成された垂直片部36bと、この垂直片部36bの上
端から槽体方向へ水平に延設された取付片部36cと、か
ら構成されており、第3図に示すように、シンク30の外
周端面31aの四隅に配設される。勿論、これ以上配設す
ることもできる。
このように構成された天板20の開口周縁部21aにシンク3
0を取り付ける場合には、予め、支持金具36を螺子35を
介して上記合板22の開口周縁部21bの四隅に固着する。
次に、シンク30を天板20の開口周縁部21aに上方から落
し込む。このとき、上記フランジ部31の傾斜した外周端
面31aに接着剤32を予め塗着させておく。この接着剤32
は、ポリエステル系のもの、ウレタン系のもの、エポキ
シ系のもの或はアクリル系のもの等、いずれかのものが
用いられる。勿論、この接着剤32は、上記フランジ部31
の外周端面31aだけではなく、天板20の開口周縁部21aの
両方に塗布しておけば一層の効果が得られる。
このようにしてシンク30が天板20の開口周縁部21aに上
方から落し込まれた後、支持金具36の他端に螺着された
雄螺子34を雌螺子33と螺合させ、締め付け具合を調整し
ながら、シンク30のフランジ面と天板20の上面とを面一
となるように調整する。これにより、上記フランジ部31
の外周端面31aと天板20の開口周縁部21aとの加工誤差を
調整することができ、また、上記フランジ部31の外周端
面31aと天板20の開口周縁部21aとの面接合状態を均一化
することができるので、均一な接着層とすることがで
き、取り付け強度が向上する。
尚、上記実施例では、シンク30と天板20との接合構造を
例にとり説明したが、この考案にあってはこれに限定さ
れるものではなく、例えば、浴槽とエプロン板との接合
等、テーパー面を有する部材間の接合にも適用すること
ができる。
〔考案の効果〕
この考案に係る支持部材と槽体の接合構造は、以上説明
したように、上記槽体を支持部材の開口部に上方から落
し込み、テーパー状に形成された槽体のフランジ部外周
端面を、テーパー状に形成された支持部材の開口周縁部
と面接合させて保持し、槽体の支持部材に対する水平度
を、取付金具の螺子部材の締め付けにより調整するよう
に構成したので、テーパー状の周縁部を有する支持部材
と槽体との取り付けに際し、槽体の水平度を容易に調整
確保することができ、また、接合面を均一化することが
できるため、取付強度が向上する他、接着材の使用量が
少なくても、接合面の水密性・接着強度を確保すること
ができる等、幾多の優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例に係る支持部材と槽体の接
合構造が適用された流し台の斜視図、第2図は第1図II
-II線拡大断面図、第3図は同支持部材と槽体の接合構
造の裏面図、第4図は槽体のフランジ部に埋設される雌
螺子とこれに螺合される雄螺子を夫々示す断面図、第5
図と第6図は従来の『上付け構造』による支持部材と槽
体の接合構造を夫々示す断面図、第7図乃至第9図は従
来の『下付け構造』による支持部材と槽体の接合構造を
夫々示す断面図、第10図は従来の『溶接構造』による支
持部材と槽体の接合構造を示す断面図、第11図は従来の
『かみ合せ構造』による支持部材と槽体の接合構造を示
す断面図、第12図は本出願人が先に提案した支持部材と
槽体の接合構造を示す断面図である。 〔符号の説明〕 20……支持部材(天板)、21a……開口周縁部 30……槽体(シンク)、31……フランジ部 31a……フランジ部の外周端面 32……接着剤、36……支持金具 33,34……螺子部材 A……支持部材開口部の上端部口径 B……支持部材開口部の下端部口径
フロントページの続き (56)参考文献 実開 平2−66880(JP,U) 実開 平2−80174(JP,U) 実開 昭57−12479(JP,U) 実開 昭61−32263(JP,U) 実公 昭43−16700(JP,Y1) 実公 昭60−14869(JP,Y2)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】槽体を取り付ける支持部材の開口周縁部を
    テーパー状に形成し、この開口周縁部の上端部口径を槽
    体のフランジ部外周端面より大きく形成すると共に、上
    記開口周縁部の下端部口径を槽体のフランジ部外周端面
    より小さく形成し、かつ、上記槽体のフランジ部外周端
    面を、上記支持部材の開口周縁部と面接合するようにテ
    ーパー状に形成してなる支持部材と槽体の接合構造にお
    いて、上記槽体と支持部材の各裏面側を取付金具で連結
    し、この取付金具に装着された螺子部材によって槽体の
    水平度を調整するように構成したことを特徴とする支持
    部材と槽体の接合構造。
JP10103389U 1989-08-31 1989-08-31 支持部材と槽体の接合構造 Expired - Lifetime JPH0720224Y2 (ja)

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JPH0342875U (ja) 1991-04-23

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