JPH0720243A - レーザードップラー速度計 - Google Patents

レーザードップラー速度計

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Publication number
JPH0720243A
JPH0720243A JP18442693A JP18442693A JPH0720243A JP H0720243 A JPH0720243 A JP H0720243A JP 18442693 A JP18442693 A JP 18442693A JP 18442693 A JP18442693 A JP 18442693A JP H0720243 A JPH0720243 A JP H0720243A
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JP
Japan
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interference fringes
moving object
light
frequency shift
laser
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Application number
JP18442693A
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English (en)
Inventor
Shigeki Kato
成樹 加藤
Hidejiro Kadowaki
秀次郎 門脇
Makoto Takamiya
誠 高宮
Yasuhiko Ishida
泰彦 石田
Jun Ashiba
純 足羽
Shinji Ueda
伸治 上田
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Priority to DE69433105T priority patent/DE69433105T2/de
Priority to EP94109974A priority patent/EP0632292B8/en
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  • Optical Radar Systems And Details Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 被測定物の位置ズレに容易に対応できるよう
にすること。 【構成】 2光束レーザー光14a、14bを所定の入
射角で移動物体に入射させて所定間隔の干渉縞を形成
し、前記移動物体7からの発散光の周波数偏移に基づい
て該移動物体の速度を検出するレーザードップラー速度
計において、前記2光束レーザー光と異なる2光束レー
ザー光14c、14dを発散または集束光として、前記
移動物体に入射し、形成される干渉縞に干渉縞形成方向
と垂直方向に勾配を持たせ、前記所定間隔の干渉縞より
得られる周波数偏移量と前記勾配を持った干渉縞より得
られる周波数偏移量を比較して、前記移動物体の位置の
前後関係を判別する位置判別手段41a、41bを設け
たこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は移動する物体や流体など
の移動速度、移動距離を非接触且つ高精度に測定するレ
ーザードップラー速度計に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のレーザードップラー速度計と
は、移動する物体や流体にレーザー光を照射した際に発
生する回折、干渉により、光束が変調されることを利用
して移動する物体や流体の移動速度、移動距離を測定す
る装置である。
【0003】図7はレーザーダイオード1からのレーザ
ー光Iを、格子ピッチdなる透過型回折格子10に格子
の配列方向tに入射したときの回折例を示し、mを回折
次数(1、2、・・・)、λを光の波長とすれば、回折
角θ0 は次式となる。
【0004】 sinθ0 =mλ/d ・・・(1) このうち0次以外の±n次光(nは1、2、・・・)は
次式となる。
【0005】 sinθ0 =±nλ/d ・・・(2) 図8は回折格子10を透過した±n次の回折光5a、5
bをミラー6a、6bによって、移動物体としての被測
定物7への入射角がθ0 になるようにした図であり、被
測定物7からの発散光を受光した光検出器9により検出
されるドップラー周波数Fは F=2Vsinθ0 /λ=2nV/d ・・・(3) となり、レーザー光Iの波長λに依存せず、回折格子1
0の格子ピッチdに反比例し、被測定物7の速度Vに比
例する。格子ピッチdは充分安定し得るので、ドップラ
ー周波数Fは被測定物7の速度Vのみに比例した周波数
となる。
【0006】なお、図8において、8は被測定物7から
の反射光を光検出器9へ集光するレンズ、61は上記の
各構成部材を保持する速度計本体、Lはミラー6a、8
bの間隔寸法、hは回転格子10から被測定物7までの
距離寸法である。また、上記回折格子10は反射型回折
格子にしても同様である。
【0007】図9に示す従来のレーザードップラー速度
計は、レーザー光の波長λの変化に応じて入射角θが変
化し、sinθ/λがほぼ一定になる様にレーザー光を
被測定物7に入射する光学系を、レーザー光を回折して
±n次(n=1,2,3・・・)の回折光を形成する回
折格子10と、焦点距離fが等しい2枚のレンズ11
L、12Lとにより構成し、前記2枚のレンズ11L、
12Lの間隔を焦点距離fの2倍に設定したもので、各
構成部材は速度計本体101に所定の位置関係を保って
保持されている。
【0008】このような構成にすることにより、波長が
変動したときの交差2光束のずれをなくし、より小さく
設定することができ、レーザーダイオード1からのレー
ザー光はコリメータレンズ2によって直径1.2mmφ
の平行光束3となり、格子ピッチ3.2umの透過型回
折格子10の配列方向に入射する。
【0009】透過型回折格子10から得られた±1次の
回折光5a、5bを焦点距離fの凸レンズ11Lに入射
すると、図のような光束13a、13bが得られる。こ
の光束13a、13bを2f離れた他の凸レンズ12L
に入射すると、再び平行光14a、14bが得られ、前
述の回折格子10からの回折角θと等しい角度で1.2
mmφのスポット径となって矢印7a方向に移動してい
る被測定物7に照射する。
【0010】この被測定物7からの散乱光は凸レンズ1
2L及び集光レンズ8を介して効率よく光検出器9の受
光部9aにと集光するので、次式によりドップラー周波
数Fを検出することができる。
【0011】 F=2V/d ・・・(4) ここで、レーザーダイオード1の波長λが変化したとす
ると、dsinθ=λに対応してθが変動するが、前述
の装置同様ドップラー信号は変動しない。また、この装
置では2光束スポットの位置も不動にすることができ
る。即ち被測定物7が不動なので、スポット間の位置ズ
レは生じず常に適正な交差状態を保つ。又回折格子10
と凸レンズ11Lとの距離a<凸レンズ12Lと被測定
物7との距離bであるため、bは比較的長くなり、ワー
キングディスタンスを大きくすることができ、速度設計
の自由度が大きくなる。温度による測定精度の依存性も
極めて少なく高精度な速度測定を実現できる。
【0012】図10はレーザーの発散光束を交差させた
場合の深度による干渉縞のピッチpを示しており、レー
ザー光束の波長をλとすると、干渉縞のピッチpは p=λ/dsinθn ・・・(5) となり、図に示すように、深度により干渉縞ピッチが異
なる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来のレ
ーザードップラー速度計は、被測定物がレーザー光束の
交差で干渉縞の生じている範囲に依存していなければな
らない。図9に示した従来のレーザードップラー速度計
の構成の場合、レーザー光束の直径1.2mmφ、レー
ザー交差角度12°に設定されており、測定するに充分
な干渉縞の生じる範囲、つまり測定可能範囲は実測によ
り凸レンズ12Lより20±1mmとなる。例えば鋼板
の移動速度を測定する場合、表面の凹凸、板のそりがあ
った場合でも2mmの深度むらしか許されないというこ
とも規定される。
【0014】本発明は上記のような場合でも使用が可能
なレーザードップラー速度計を得ることを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係るレ
ーザードップラー速度計は、2光束レーザー光を所定の
入射角で移動物体に入射させて所定間隔の干渉縞を形成
し、前記移動物体からの発散光の周波数偏移に基づいて
該移動物体の速度を検出するレーザードップラー速度計
において、前記2光束レーザー光と異なる2光束レーザ
ー光を発散または集束光として前記移動物体に入射し、
形成される干渉縞に干渉縞形成方向と垂直方向に勾配を
持たせ、前記所定間隔の干渉縞より得られる周波数偏移
量と前記勾配を持った干渉縞より得られる周波数偏移量
を比較することにより、被測定物の位置ズレに対応でき
るレーザードップラー速度計を構成することが可能であ
る。
【0016】請求項2の発明に係るレーザードップラー
速度計は、前記所定間隔の干渉縞より得られる周波数偏
移量と前記勾配を持った干渉縞より得られる周波数偏移
量が等しくなるように、レーザードップラー速度計本体
と前記移動物体の間隔を制御することにより、被測定物
の位置ズレに容易に対応できる。
【0017】請求項3の発明に係るレーザードップラー
速度計は、2光束レーザー光を所定の入射角で移動物体
に入射させて所定間隔の干渉縞を形成し、前記移動物体
からの発散光の周波数偏移に基づいて該移動物体の速度
を検出するレーザードップラー速度計において、前記2
光束レーザー光と異なる2光束レーザー光を発散または
集束光として、前記移動物体に入射し、形成される干渉
縞に干渉縞形成方向と垂直方向に勾配を持たせ、前記所
定間隔の干渉縞より得られる周波数偏移量と前記勾配を
持った干渉縞より得られる周波数偏移量より前記移動物
体までの距離を算出する距離算出手段を設けたことによ
り、その算出した距離に基づいて、速度深度に依存しな
い干渉縞を形成する平行2光束の交差位置を制御すれ
ば、被測定物の表面に深度ムラがあっても精度よく測定
することができる。
【0018】請求項4の発明に係るレーザードップラー
速度計は、距離算出手段で算出された距離に基づいて前
記所定間隔の干渉縞を形成させる2光束レーザー光の交
差位置と該2光束レーザー光射出口との距離を制御する
距離制御手段を設けたことにより、被測定物の位置ズレ
に容易に対応できる。
【0019】
【実施例】
実施例1.図1乃至図3は本発明の実施例1によるレー
ザードップラー速度計の構成を示した図であり、図1は
発散光の光路部を示した図、図2は平行光の光路部を示
した図、図3はレーザードップラー速度計の側面図であ
る。
【0020】波長λが約0.68umのレーザーダイオ
ード1からのレーザー光は、コリメータレンズ2によっ
て直径1.2mmφの平行光束3に変換され、この平行
光束3はビームスプリッター20により2分割され、そ
のうちビームスプリッター20により直角に折り曲げら
れた光束3aは、図2、図3に示すようにミラー21に
より光束3bと平行に折り曲げられた後、格子ピッチ
3.2umの透過型回折格子10の格子配列方向に垂直
に入射し、±1次回折光5a、5bに分割される。
【0021】この±1次回折光5a、5bは回折角θ=
12°で出射され、焦点距離fの凸レンズ11に入射す
ると、図のような光束13a、13bが得られる。この
光束13a、13bはプリズム24を通過して他の凸レ
ンズ12に入射し、図のような光束14a、14bが得
られる。この光束14a、14bが平行光となるように
レンズ11、レンズ12間の距離を設定すれば、光束1
4a、14bは前述の回折格子10からの回折角θと等
しい角度で1.2mmφのスポット径となって被測定物
7に入射する。
【0022】これにより、被測定物7上に所定間隔の干
渉縞が形成され、上記回折角θと被測定物上での2光束
の交差角の半分θn が等しい場合、干渉縞ピッチpは p=d/2 ・・・(6) で表される。
【0023】そして、被測定物7上からの干渉縞ピッチ
pに基づく反射光は、レンズ12を通りミラー23で互
いに反対方向の2光束に分割され、それぞれの光束は集
光レンズ40a、40bを介して光検出器60a、60
bに入射する。従って、被測定物7が速度Vで移動する
と、光検出器60a、60bで得られるドップラー周波
数信号を含む光信号から次式(7)によりドップラー周
波数Fが得られる。
【0024】 F=2V/d ・・・(7) 一方、上記ビームスプリッター20で分割された他方の
光束3bは、図1、図3に示すようにビームスプリッタ
ーを通過し、上記光束3aと同様回折格子10の格子配
列方向に垂直に入射して光束5c、5dに分割される。
この光束5c、5dは凸レンズ11、凸レンズ12を通
過し、発散光14c、14dとなって被測定物に入射す
る。これにより、被測定物7上に深度に依存する干渉縞
を形成し、その干渉ピッチp1 は、次式(8)により得
られる。
【0025】 p1 =λ/2sinθn ・・・(8) そして、被測定物7からの干渉ピッチp1 に基づく反射
光は、レンズ12を通りミラー23で互いに反対方向の
2光束に分割され、それぞれの光束は集光レンズ40
a、40bを介して光検出器60a、60bに入射す
る。この結果、光検出器60a、60bで得られるドッ
プラー周波数F1 は、次式(9)により得られる。
【0026】 F1 =2Vsinθn /λ ・・・(9) 上記2光束の交差角θn が回折角θに等しい位置で生じ
る干渉縞ピッチpは式(6)で示した干渉縞ピッチに等
しく、その位置は凸レンズ12より出射される平行光の
交差する位置に等しい。
【0027】よって、移動する被測定物7の速度Vに応
じて得られるドップラー周波数信号は、凸レンズ12よ
り出射される平行光14a、14bの交差位置を適正測
定点とすると、この適正測定点より手前側に被測定物7
が有る場合はより多くのドップラー周波数信号、つまり
参照信号が発生する。
【0028】そこで、上記の参照信号をもとに本体前後
移動機構を構成するねじ軸102a、102bを不図示
の駆動源で回転させ、このねじ軸102a、102bが
螺合する筒状ナット103a、103bを両側に突設し
た速度計本体101を矢印方向に移動させて、速度計本
体101と被測定物7との間隔を位置判別手段としての
不図示のCPUで制御する。
【0029】次に、実施例1の上記CPUの制御動作を
図11のフローチャート図にもとづいて説明する。
【0030】まず、ステップST11−1で速度計本体
101の電源をONにした後、ステップST11−2で
ねじ軸102a、102bを回転させ、速度計本体10
1を被測定物7に対してアップ(上方)又はダウン(下
方)へ移動させる。そして、ステップST11−3で上
記速度計本体101の移動途中に光検出器60a、60
bのドップラー周波数がF1 =Fになったかを判断し、
YESであれば、速度計本体101が適正測定位置に達
したとして、ステップST11−4でねじ軸102a、
102bを停止させて該速度計本体を止め、この状態を
維持する。
【0031】速度計本体101が適正測定位置に達した
状態において、サーボ制御を開始する。ステップST1
1−5で光検出器60aのドップラー周波数F1 が光検
出器60bのドップラー周波数Fと等しいかを判断し、
NOであればステップST11−6でF1 >Fかを判断
し、YESであればステップST11−7でねじ軸10
2a、102bを回転させて、速度計本体101をダウ
ン移動させて被測定物7に近ずけ、ステップST11−
8で再度F1 =Fかを判断し、YESになったとき、ス
テップST11−9でねじ軸102a、102bを停止
させ、速度計本体101をその位置に止める。
【0032】また、上記ステップST11−6における
判断結果がNOの場合は、ステップST11−10に移
行してねじ軸102a、102bを上記とは反対方向に
回転させ、速度計本体101をアップ移動させて被測定
物7から遠ざけ、ステップST11−11で再度F1
Fかを判断し、YESになったとき、上記ステップST
11−9に移行してネジ軸102a、102bを停止さ
せて速度計本体101を止め、ステップST11−12
で動作が終了したかを判断し、NOであればステップS
T11−5に移行して上記の動作を繰返す。
【0033】このようにすれば、被測定物7が鋼板など
のように表面が波打つたものである場合でも、確実に被
測定物7までの距離を調整でき、被測定物7までの距離
の変化があった場合でも確実に速度を測定できるレーザ
ードップラー速度計を構成することが可能である。
【0034】実施例2.図4乃至図6は本発明の実施例
2によるレーザードップラー速度計の構成を示した図で
あり、図4は発散光の光路部を示した図、図5は平行光
の光路図を示した図、図6はレーザードップラー速度計
の側面図である。
【0035】本実施例2はレンズ12を通過した光束1
4a〜14dの光路に、それぞれ一対のミラー41a、
42a、41b、42b、41c、42c、41d、4
2dを設けたもので、前記実施例1とは反対に、プリズ
ム24を通過する場合に発散光となり、プリズム24を
通過しない場合に平行光となる。なお、他の構成は前記
実施例1と同様であるから同一部分には同一符号を付し
て重複説明を省略する。
【0036】上記実施例2の動作を説明する。レンズ1
2を通過した集光2光束14c、14dがミラー41
c、41dを介してミラー42c、42d上の点50
c、50dに集束するように、プリズム30での光束1
3c、13dの通過長を設定すれば、このミラー42
c、42d上の点50c、50dと被測定物7との距離
dは、距離算出手段および距離制御手段としての不図示
のCPUで次式を演算することにより得られる。ここ
で、Xは点50c、50dの間隔である。
【0037】 d=x/2tanθn ・・・(10) さらに式(7)、式(8)より d=x/2tan(sin-1(F/λF1 )) ・・・(11) となる。
【0038】次に、実施例2の上記CPUの制御動作を
図12のフローチャート図について説明する。
【0039】まず、ステップST12−1で電源をON
した後、ステップST12−2で例えばボイスコイル等
を励磁することにより、ミラー41a、41bの間隔X
を広げるかまたは狭める。そして、ステップST12−
3でd=X/2tan(sin-1(F/λF1 )かを判
断し、YESになると、ステップST12−4でミラー
41a、41bを停止させる。
【0040】次に、上記のミラー41a、41bの適正
位置への配置処理後、レンズ12を通過した平行2光束
14a、14bの被測定物7上での交差位置を、ミラー
42a、42b上での点50a、50bとの距離d、理
想距離d1 として、d1 =dになるようにミラー41
a、41bの位置を制御する動作を開始する。
【0041】ステップST12−5でd=X/2tan
(sin-1(F/λF1 )かを判断し、NOであれば、
ステップST12−6でd1 >X/2tan(sin-1
(F/λF))かを判断する。そして、ステップST1
2−6の判断がYESであればステップST12−7に
移行してミラー41a、41bの間隔Xを広げた後、ス
テップST12−8で再度d=X/2tan(sin-1
(F/λF1 ))かを判断し、YESになるとステップ
ST12−9に移行してミラー41a、41bを停止さ
せる。
【0042】一方、上記ステップST12−6の判断結
果がNOの場合は、ステップST12−10でミラー4
1a、41bの間隔Xを狭め、ステップST12−11
でd1 =X/2tan(sin-1(F/λF1 ))かを
判断し、YESになると上記ステップST12−9に移
行してミラー41a、41bを停止させ、ステップST
12−12で動作を終了したかを判断し、NOであれば
ステップST12−5に移行して上記の動作を繰返す。
【0043】このようにすれば、被測定物7である鋼板
などの表面が波打ったものである場合でも、確実に被測
定物までの距離dを調整でき、被測定物7までの距離d
の変化があった場合でも確実に速度を測定することが可
能である。
【0044】
【発明の効果】以上のように、請求項1、2の発明によ
れば、2光束レーザー光を所定の入射角で移動物体に入
射させて所定間隔の干渉縞を形成し、前記2光束レーザ
ー光と異なる2光束レーザー光を発散または集束光とし
て前記移動物体に入射し、形成される干渉縞に干渉縞形
成方向と垂直方向に勾配を持たせ、前記所定間隔の干渉
縞より得られる周波数偏移量と前記勾配を持った干渉縞
より得られる周波数偏移量を比較し、請求項2の発明に
よれば、上記の比較結果が等しくなるように制御するこ
とにより、被測定物の位置ズレに容易に対応できる。
【0045】請求項3の発明によれば、2光束レーザー
光を所定の入射角で移動物体に入射させて所定間隔の干
渉縞を形成し、前記2光束レーザー光と異なる2光束レ
ーザー光を発散または集束光として、前記移動物体に入
射し、形成される干渉縞に干渉縞形成方向と垂直方向に
勾配を持たせ、前記所定間隔の干渉縞より得られる周波
数偏移量と前記勾配を持った干渉縞より得られる周波数
偏移量より前記移動物体までの距離を算出する距離算出
手段を設け、請求項4の発明によれば、上記算出された
距離に基づいて前記所定間隔の干渉縞を形成させる2光
束レーザー光の交差位置と該2光束レーザー光射出口と
の距離を制御する距離制御手段を設けたので、速度深度
に依存しない干渉縞を形成する平行2光束の交差位置を
制御すれば、被測定物の表面に深度ムラがあっても精度
よく測定することができるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例1における発散光の光路図
【図2】 本発明の実施例1における平行光の光路図
【図3】 本発明の実施例1におけるレーザードップラ
ー速度計の側面図
【図4】 本発明の実施例2における発散光の光路図
【図5】 本発明の実施例2における平行光の光路図
【図6】 本発明の実施例2におけるレーザードップラ
ー速度計の側面図
【図7】 格子ピッチdなる透過型回折格子にレーザー
光Iを格子の配列方向tに入射したときの回折図
【図8】 図7の回折格子で回折された±n次光をミラ
ー光学系によりよって、被測定物への入射角がθ0 にな
るように2光束照射した図
【図9】 図8のミラー光学系をレンズ光学系で構成し
た図
【図10】 レーザーの発散光束を交差させた場合の深
度による干渉縞のピッチを示した図
【図11】 実施例1の制御動作を説明するフローチャ
ート図
【図12】 実施例2の制御動作を説明するフローチャ
ート図
【符号の説明】
7 被測定物(移動物体) 14a、14b 2光束レーザー光(平行光) 14c、14d 2光束レーザー光(発散または集束
光) 41a、41b 光検出器(位置判別手段)
フロントページの続き (72)発明者 石田 泰彦 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 足羽 純 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 上田 伸治 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2光束レーザー光を所定の入射角で移動
    物体に入射させて所定間隔の干渉縞を形成し、前記移動
    物体からの発散光の周波数偏移に基づいて該移動物体の
    速度を検出するレーザードップラー速度計において、前
    記2光束レーザー光と異なる2光束レーザー光を発散ま
    たは集束光として、前記移動物体に入射し、形成される
    干渉縞に干渉縞形成方向と垂直方向に勾配を持たせ、前
    記所定間隔の干渉縞より得られる周波数偏移量と前記勾
    配を持った干渉縞より得られる周波数偏移量を比較し
    て、前記移動物体の位置の前後関係を判別する位置判別
    手段を設けたことを特徴とするレーザードップラー速度
    計。
  2. 【請求項2】 前記所定間隔の干渉縞より得られる周波
    数偏移量と前記勾配を持った干渉縞より得られる周波数
    偏移量が等しくなるように、レーザードップラー速度計
    本体と前記移動物体の間隔を制御することを特徴とする
    請求項1のレーザードップラー速度計。
  3. 【請求項3】 2光束レーザー光を所定の入射角で移動
    物体に入射させて所定間隔の干渉縞を形成し、前記移動
    物体からの発散光の周波数偏移に基づいて該移動物体の
    速度を検出するレーザードップラー速度計において、前
    記2光束レーザー光と異なる2光束レーザー光を発散ま
    たは集束光として前記移動物体に入射し、形成される干
    渉縞に干渉縞形成方向と垂直方向に勾配を持たせ、前記
    所定間隔の干渉縞より得られる周波数偏移量と前記勾配
    を持った干渉縞より得られる周波数偏移量より前記移動
    物体までの距離を算出する距離算出手段を設けたことを
    特徴とするレーザードップラー速度計。
  4. 【請求項4】 前記距離算出手段で算出された距離に基
    づいて前記所定間隔の干渉縞を形成させる2光束レーザ
    ー光の交差位置と該2光束レーザー光射出口との距離を
    制御する距離制御手段を設けたことを特徴とする請求項
    3のレーザードップラー速度計。
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DE69433105T DE69433105T2 (de) 1993-06-29 1994-06-28 Geschwindigkeitsmesser und Anlage zur Positionserfassung
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019011999A (ja) * 2017-06-29 2019-01-24 株式会社小野測器 レーザドップラ速度計のアダプタ、及び、レーザドップラ速度計システム

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