JPH0720282Y2 - リフタを備えた駐車設備のパレット排水装置 - Google Patents

リフタを備えた駐車設備のパレット排水装置

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JPH0720282Y2
JPH0720282Y2 JP40486790U JP40486790U JPH0720282Y2 JP H0720282 Y2 JPH0720282 Y2 JP H0720282Y2 JP 40486790 U JP40486790 U JP 40486790U JP 40486790 U JP40486790 U JP 40486790U JP H0720282 Y2 JPH0720282 Y2 JP H0720282Y2
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JP40486790U
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光男 野中
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石川島輸送機株式会社
石川島播磨重工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はリフタを備えた駐車設備
のパレット排水装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、駐車スペース難の解消と、空間の
有効利用を図るために、地下式駐車場が建設されてい
る。
【0003】図2は多層循環方式の地下式駐車場設備の
一例を示し、該地下式駐車場設備は、地中1に形成した
空間2の上段と下段に、車両3を載置可能なパレット4
を複数並列に配設し、該パレット4をパレット循環装置
(図示せず)によって、前記空間2の上段から下段へ、
また、下段から上段へ循環移動させるようになってい
る。
【0004】前記空間2の一端側には、地上5に設けた
入出庫口6へ貫通する昇降スペース7が形成されてい
て、前記パレット4のひとつが昇降スペース7内に位置
しているときには、そのパレット4をリフタ8によって
入出庫口6まで運び上げることができるようになってい
る。
【0005】また、前記パレット4は、図3に示す如
く、側方から見ると、車路(車両3のタイヤ9が乗り入
れる部分)10に、該車路10の前後方向一端に対して
他端のほうが高くなるような勾配が形成されていて、パ
レット4に載置した車両3から雨水や雪がパレット4上
に落下した際に、雨水や雪が溶けた水分がパレット4上
にたまることなく、車路10経て該車路10の端部から
パレット4外へ流れ落ちるようになっている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】ところが上述した駐車
場設備では、パレット4の車路10から流れ落ちる水
や、該水とともに流れ落ちる砂等が、リフタ8やパレッ
ト循環装置に付着してそれらの装置が汚れたり、錆たり
することがあった。
【0007】本考案は上記問題点を解決するもので、パ
レット上の水を確実に回収することが可能なリフタを備
えた駐車設備のパレット排水装置を提供することを目的
としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本考案は、リフタにより
昇降するパレットの下部に一体に形成され且つパレット
の車路に連通する上部水タンクと、基端部が前記上部水
タンクに接続された上部排水ホースと、回動によって前
記上部排水ホースの先端部を前記上部水タンクよりも高
い位置と低い位置とに変位させる上部リンク機構と、前
記上部排水ホースの先端部が上部水タンクよりも高い位
置に保持されるように上部リンク機構を回動させる保持
スプリングと、前記パレットを昇降させるリフタに取付
けられ該リフタがパレットに当接した際に前記上部リン
ク機構を保持スプリングに抗して回動させ上部排水ホー
スの先端部を上部水タンクよりも低い位置に変位させる
上部プッシャと、前記上部水タンクの下方に位置するよ
うにリフタに取付けられた下部水タンクと、基端部が前
記下部水タンクに接続された下部排水ホースと、回動に
よって前記下部排水ホースの先端部を前記下部水タンク
よりも高い位置と低い位置とに変位させる下部リンク機
構と、前記下部排水ホースの先端部が下部水タンクより
も高い位置に保持されるように下部リンク機構を回動さ
せる保持スプリングと、前記リフタが配設された昇降ス
ペースの底部に対して固定されリフタが所定位置まで下
降した際に前記下部リンク機構を保持スプリングに抗し
て回動させ下部排水ホースの先端部を下部水タンクより
も低い位置に変位させる下部プッシャとを備えてなるも
のである。
【0009】
【作用】パレットにリフタが当接していない状態におい
ては、上部排水ホースの先端部は、保持スプリングによ
って上部水タンクよりも上方に位置していて、パレット
上の水は上部水タンク内に貯留される。
【0010】パレットにリフタが当接すると、上部プッ
シャによって上部リンク機構が回動し、上部排水ホース
の先端部が上部水タンクよりも下方へ変位し、上部水タ
ンク内の水が上部排水ホースを経て下部水タンク内に流
入する。
【0011】一方、リフタが所定位置よりも上昇してい
るときには、下部排水ホースの先端部は、保持スプリン
グによって下部水タンクよりも上方に位置していて、上
部水タンク内より流出する水は下部水タンク内へ貯留さ
れる。
【0012】リフタが所定位置まで下降すると、下部プ
ッシャによって下部リンク機構が回動し、下部排水ホー
スの先端部が下部水タンクよりも下方へ変位し、下部水
タンク内の水が下部排水ホースを経て昇降スペースの底
部へ流出する。
【0013】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面を参照しつつ説
明する。
【0014】図1は本考案の一実施例であり、図中11
は車両を載置するパレットを示し、該パレット11の車
路12の前後方向中央部には、車路12よりも一段低く
なった底面13を有する上部水タンク14が形成され、
また前記車路12は前後方向両端部から中央部に向う下
り勾配に形成されていて、車路12に落ちた水が上部水
タンク14内に流入するようになっている。
【0015】上部水タンク14の側面には、パレット1
1の前後方向に延び、且つ長手方向中間部に蛇腹状の自
在部15を有し、該自在部15を境に屈曲可能な上部排
水ホース16の基端部が接続されている。
【0016】17は、下端部がパレット11の幅方向に
延びるピン18によって上部水タンク14側面の上部排
水ホース16の基端部近傍に枢支され、且つ上下方向中
間部に反上部排水ホース16側へ突出する突起部19を
有する受動リンク、20は屈曲部が前記ピン18と平行
なピン21によって上部水タンク14側面の上部排水ホ
ース16の自在部15近傍に枢支された略V字状の作動
リンク、22は一端部がピン18と平行なピン23によ
って前記受動リンク17の上端部に枢支され、また、他
端部がピン23と平行なピン24によって前記作動リン
ク20の上部排水ホース16基端部側の先端に枢支され
たパレット11の前後方向に延びる中間リンクであり、
これら受動リンク17、作動リンク20、中間リンク2
2、及びピン18,21,23,24によって上部リン
ク機構25を形成している。
【0017】前記受動リンク17の突起部19の先端に
は、前記ピン18と平行なピン29によってローラ30
が支承されている。
【0018】前記上部排水ホース16の先端部と自在部
15との間の部分は、環状のバンド26によって、作動
リンク20の中間リンク22に連結されていないほうの
先端部に固定されている。
【0019】前記受動リンク17と中間リンク22を連
結するピン23には、パレット11の前後方向に延びる
保持スプリング27の一端部が係止され、該一端部に対
して反上部排水ホース16側に位置する保持スプリング
27の他端部には、ピン28によってパレット11側面
に係止されていて、この保持スプリング27の引張力に
よって、前記中間リンク22は図1において右方向へ付
勢され、受動リンク17、作動リンク20はそれぞれピ
ン18,21を中心に時計まわりに回動した状態になっ
ており、上部排水ホース16の先端部は、バンド26を
介して上方に引上げられて上部水タンク14よりも高い
位置に保持されている。
【0020】31は、昇降スペース7内に昇降可能に設
置されたリフタであり、該リフタ31の前後方向両端部
には、上方に向って突出し且つ前記パレット11の前後
方向両端部下面の受部32に当接可能な押上げ部材33
が取付けられている。
【0021】押上げ部材33の端部にはチェーン53が
連結されていて、巻上げ装置(図示せず)によってチェ
ーン53を駆動することにより、リフタ31がガイド部
材(図示せず)に沿って上昇するようになっている。
【0022】34は前記上部排水ホース16の下方に位
置するように、リフタ31の上面に取付けた下部水タン
ク、35は前記上部リンク機構25のローラ30の直下
に位置するように、取付座36を介して下部水タンク3
4に取付けられた上部プッシャであり、前記リフタ31
が昇降スペース内の下部に下降した状態になっていると
きは、上部プッシャ35上端部と前記ローラ30との間
に所定の間隔が保持されるようになっている。
【0023】また、前記下部水タンク34の側面には、
前述した上部排水ホース16と同様な構成を有する下部
排水ホース39の基端部が接続されており、該下部排水
ホース39は、前述した上部リンク機構25とほぼ同様
な構成を有する下部リンク機構40によって、自在部1
5を中心に屈曲するようになっている。
【0024】更に、下部水タンク34の底面47は、反
下部排水ホース39取付側端部から下部排水ホース39
取付側端部に向う下り勾配に形成されている。
【0025】下部リンク機構40を構成する各部材は、
上部リンク機構25と同一であり、下部リンク機構40
においてはピン18,21が下部水タンク34の側面に
支持されている。
【0026】前記下部排水ホース39の先端部と自在部
15との間の部分は環状のバンド26によって、下部リ
ンク機構40の、作動リンク20の中間リンク22に連
結されていないほうの先端部に固定されている。
【0027】下部リンク機構40の、受動リンク17の
上下方向中間部には、リフタ31の前後方向に延びる保
持スプリング41一端部が係止され、該一端部に対して
反下部排水ホース39側に位置する保持スプリング41
の他端部は、ピン42を介して前記下部水タンク34の
側面に係止されている。
【0028】43は前記昇降スペース7の底面44に立
設した支柱、45は前記下部排水ホース39の下方に位
置するように支柱43に固着した受水タンク、46は受
水タンク45の底部に接続した排水管であり、該排水管
46の下端部は排水溝(図示せず)に連通している。
【0029】48は前記支柱43に固着されたブラケッ
ト、49は前記下部リンク機構40のローラ30の直下
に位置するように、取付座50を介してブラケット48
に取付けられた下部プッシャである。
【0030】前記リフタ31が昇降スペース7の下部に
下降した状態になっているときには、下部リンク機構4
0のローラ30が下部プッシャ49の上端部に当接して
下部リンク機構40の受動リンク17がピン18を中心
に反時計方向に回動した状態に、また、作動リンク20
も中間リンク22によりピン21を中心に反時計方向に
回動した状態になっていて、前記下部排水ホース39の
先端部は、バンド26を介して横方向に押し倒されて下
部水タンク34よりも低い位置に保持されている。
【0031】以下、本実施例の作動を説明する。
【0032】図1に示すように、パレット11がパレッ
ト循環装置(図示せず)に支持されていて、リフタ31
によって押し上げられていない状態においては、上部リ
ンク機構25のローラ30は上部プッシャ35に当接し
ていないので、上部排水ホース16の先端部は、前述し
たように保持スプリング27の引張力によって上部水タ
ンク14よりも高い位置に保持されている。
【0033】また、下部リンク機構40のローラ30は
下部プッシャ49に当接していて、下部排水ホース39
の先端部は、下部水タンク34よりも低い位置に保持さ
れている。
【0034】この状態で、パレット11に載置した車両
から雨水や雪がパレット11上に落下すると、それら雨
水や雪が溶けた水分は車路12を経て上部水タンク14
内に貯留される。
【0035】上述したように、上部水タンク14内に水
を貯留したパレット11を押上げるために、リフタ31
を上昇させて押上げ部材33の上端部を受部の下面に当
接させると、上部プッシャ35の上端部が上部リンク機
構25のローラ30に当接する。
【0036】このとき、上部リンク機構25の受動リン
ク17がピン18を中心に反時計方向に回動するととも
に、中間リンク22が左方へ移動して作動リンク20が
ピン21を中心に反時計方向に回動し、上部排水ホース
16の先端部は、自在部15を中心に横方向へ押し倒さ
れて上部水タンク14よりも低い位置に保持される。
【0037】一方、リフタ31が上昇すると、下部リン
ク機構40のローラ30が下部プッシャ49の上端部よ
り離反し、保持スプリング41の引張力によって、下部
リンク機構25の受動リンク17がピン18を中心に時
計方向に回動するとともに、中間リンク22が右方へ移
動して作動リンク20がピン21を中心に時計方向に回
動し、下部排水ホース39の先端部は、自在部15を中
心に引き起されて下部水タンク34よりも高い位置に保
持される。
【0038】よって、上部水タンク14内の水は、上部
排水ホースを16経て下部水タンク34内に流入し、該
下部水タンク34内に貯留される。
【0039】また、パレット11を支持しているリフタ
31が下降し、前記パレット11がパレット循環装置
(図示せず)に支持され、押上げ部材33の上端部が受
部32の下面から離反すると、上部プッシャ35の上端
部が上部リンク機構25のローラ30より離反し、保持
スプリング27の引張力によって受動リンク17がピン
18を中心に時計方向に回動し、上部排水ホース16の
先端部が上部水タンク14よりも高い位置に保持され
る。
【0040】更にリフタ31が下降し、下部リンク機構
40のローラ30が下部プッシャ49に当接すると、下
部排水ホース39の先端部は、下部水タンク34よりも
低い位置に保持される。
【0041】よって、下部水タンク34内の水は、下部
排水ホース39をへて受水タンク45内に流入し、更に
排水管46を経て排水溝(図示せず)へ流出する。
【0042】このように、本実施例においては、パレッ
ト11の水をまきちらすことなく確実に回収することが
できる。
【0043】尚、本考案のリフタを備えた駐車設備のパ
レット排水装置は、上述の実施例にのみ限定されるもの
ではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲内において種
々変更を加え得ることは勿論である。
【0044】
【考案の効果】以上説明したように本考案のリフタを備
えた駐車設備のパレット排水装置によれば、パレット上
の水をパレットに形成した上部水タンクに集め、パレッ
トにリフタが当接した際に、上部水タンクに集めた水を
リフタに設けた下部水タンクに移し、更に、リフタが昇
降スペース内の所定位置まで下降した際に、下部タンク
に移した水をリフタスペースの底部に流出させるので、
パレット上の水を確実に回収することができ、リフタ等
が汚損されたり、錆たりすることがないという優れた効
果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の一部破断図である。
【図2】多層循環方式の地下式駐車設備の一例を示す断
面図である。
【図3】図2に示すパレットの側面図である。
【符号の説明】
7 昇降スペース 11 パレット 12 車路 14 上部水タンク 16 上部排水ホース 25 上部リンク機構 27 保持スプリング 31 リフタ 34 下部水タンク 35 上部プッシャ 39 下部排水ホース 40 下部リンク機構 41 保持スプリング 49 下部プッシャ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リフタにより昇降するパレットの下部に
    一体に形成され且つパレットの車路に連通する上部水タ
    ンクと、基端部が前記上部水タンクに接続された上部排
    水ホースと、回動によって前記上部排水ホースの先端部
    を前記上部水タンクよりも高い位置と低い位置とに変位
    させる上部リンク機構と、前記上部排水ホースの先端部
    が上部水タンクよりも高い位置に保持されるように上部
    リンク機構を回動させる保持スプリングと、前記パレッ
    トを昇降させるリフタに取付けられ該リフタがパレット
    に当接した際に前記上部リンク機構を保持スプリングに
    抗して回動させ上部排水ホースの先端部を上部水タンク
    よりも低い位置に変位させる上部プッシャと、前記上部
    水タンクの下方に位置するようにリフタに取付けられた
    下部水タンクと、基端部が前記下部水タンクに接続され
    た下部排水ホースと、回動によって前記下部排水ホース
    の先端部を前記下部水タンクよりも高い位置と低い位置
    とに変位させる下部リンク機構と、前記下部排水ホース
    の先端部が下部水タンクよりも高い位置に保持されるよ
    うに下部リンク機構を回動させる保持スプリングと、前
    記リフタが配設された昇降スペースの底部に対して固定
    されリフタが所定位置まで下降した際に前記下部リンク
    機構を保持スプリングに抗して回動させ下部排水ホース
    の先端部を下部水タンクよりも低い位置に変位させる下
    部プッシャとを備えてなることを特徴とするリフタを備
    えた駐車設備のパレット排水装置。
JP40486790U 1990-12-26 1990-12-26 リフタを備えた駐車設備のパレット排水装置 Expired - Lifetime JPH0720282Y2 (ja)

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JP40486790U JPH0720282Y2 (ja) 1990-12-26 1990-12-26 リフタを備えた駐車設備のパレット排水装置

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JPH0492959U JPH0492959U (ja) 1992-08-12
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JP40486790U Expired - Lifetime JPH0720282Y2 (ja) 1990-12-26 1990-12-26 リフタを備えた駐車設備のパレット排水装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007069863A (ja) * 2005-09-09 2007-03-22 Kayaba System Machinery Kk エレベータ間隙のドレン構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007069863A (ja) * 2005-09-09 2007-03-22 Kayaba System Machinery Kk エレベータ間隙のドレン構造

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JPH0492959U (ja) 1992-08-12

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