JPH07203747A - コンバイン集合体 - Google Patents
コンバイン集合体Info
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- JPH07203747A JPH07203747A JP320594A JP320594A JPH07203747A JP H07203747 A JPH07203747 A JP H07203747A JP 320594 A JP320594 A JP 320594A JP 320594 A JP320594 A JP 320594A JP H07203747 A JPH07203747 A JP H07203747A
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- machine body
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 小区画の圃場では操作性よく使用することが
できる比較的小型あるいは中型のコンバインを2台有効
に利用することで、大区画の圃場から小規模な圃場に対
応させて、能率良く作業を行うことができるコンバイン
集合体を得ることとともに、連結した2台のコンバイン
を圃場で良好に走行できるようにする 【構成】 個別に作業走行可能な2台のコンバインA,
Bを並列状態で機械的に連結し、一方のコンバインAの
操縦部5からの指令で両コンバインA,Bを操縦できる
ように、各コンバインの操縦操作機構および作業用操作
部の操作機構を連係手段で連係し、両コンバインA,B
の対向する側部には、両コンバインA,Bの前後方向お
よび左右方向での相対変位を規制するとともに、両コン
バインA,Bの上下方向での相対変位を許容する連結機
構20を装備してある。
できる比較的小型あるいは中型のコンバインを2台有効
に利用することで、大区画の圃場から小規模な圃場に対
応させて、能率良く作業を行うことができるコンバイン
集合体を得ることとともに、連結した2台のコンバイン
を圃場で良好に走行できるようにする 【構成】 個別に作業走行可能な2台のコンバインA,
Bを並列状態で機械的に連結し、一方のコンバインAの
操縦部5からの指令で両コンバインA,Bを操縦できる
ように、各コンバインの操縦操作機構および作業用操作
部の操作機構を連係手段で連係し、両コンバインA,B
の対向する側部には、両コンバインA,Bの前後方向お
よび左右方向での相対変位を規制するとともに、両コン
バインA,Bの上下方向での相対変位を許容する連結機
構20を装備してある。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンバインを用いて稲
麦等の穀稈を収穫する方法とこれに利用されるコンバイ
ンに関する。
麦等の穀稈を収穫する方法とこれに利用されるコンバイ
ンに関する。
【0002】
【従来の技術】コンバインは、刈取り穀稈をフィードチ
ェーンで挟持搬送しながらその穂部を扱室に挿入して脱
穀する自脱型と、刈取り穀稈全体を扱室に供給して脱穀
を行う全稈投入型とに大別でき、大区画の圃場では、作
業能率の向上による低コスト化、および作業時間の短縮
による省力化を図ることを主眼においた作業を行うため
に、2m以上の大きい刈り幅を有する大型の全稈投入型
コンバインや4条以上の刈り幅を有する大型の自脱型コ
ンバインがが導入されることが多く、また、中小の区画
の圃場では、機体の操向操作性や機体運搬の便、ならび
に機体そのもの価格等を考慮して、2条ないし4条の刈
り幅を有する自脱型コンバインが利用されることが多
い。つまり、従来では、圃場の大きさに合わせてその大
きさに適した刈り幅のコンバインを採択しようとしてい
たのである。コンバインは、刈取り穀稈をフィードチェ
ーンで挟持搬送しながらその穂部を扱室に挿入して脱穀
する自脱型と、刈取り穀稈全体を扱室に供給して脱穀を
行う全稈投入型とに大別でき、大型圃場では全稈投入型
コンバインが、また、中および小型の圃場では自脱型コ
ンバインが利用されるのが一般的である。
ェーンで挟持搬送しながらその穂部を扱室に挿入して脱
穀する自脱型と、刈取り穀稈全体を扱室に供給して脱穀
を行う全稈投入型とに大別でき、大区画の圃場では、作
業能率の向上による低コスト化、および作業時間の短縮
による省力化を図ることを主眼においた作業を行うため
に、2m以上の大きい刈り幅を有する大型の全稈投入型
コンバインや4条以上の刈り幅を有する大型の自脱型コ
ンバインがが導入されることが多く、また、中小の区画
の圃場では、機体の操向操作性や機体運搬の便、ならび
に機体そのもの価格等を考慮して、2条ないし4条の刈
り幅を有する自脱型コンバインが利用されることが多
い。つまり、従来では、圃場の大きさに合わせてその大
きさに適した刈り幅のコンバインを採択しようとしてい
たのである。コンバインは、刈取り穀稈をフィードチェ
ーンで挟持搬送しながらその穂部を扱室に挿入して脱穀
する自脱型と、刈取り穀稈全体を扱室に供給して脱穀を
行う全稈投入型とに大別でき、大型圃場では全稈投入型
コンバインが、また、中および小型の圃場では自脱型コ
ンバインが利用されるのが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、実際の
作業対象の圃場は、大区画のものだけ、あるいは小区画
のものだけの一定の大きさに区分けされているものばか
りではなく、中間的な区画も含めて大小様々の区画を備
えていることがあり、これらの各種大きさの圃場を単一
機で作業するとすれば、次のような問題がある。
作業対象の圃場は、大区画のものだけ、あるいは小区画
のものだけの一定の大きさに区分けされているものばか
りではなく、中間的な区画も含めて大小様々の区画を備
えていることがあり、これらの各種大きさの圃場を単一
機で作業するとすれば、次のような問題がある。
【0004】つまり、一行程での刈取り脱穀処理可能な
刈り幅の大きいコンバインは、その機体全体がかなり大
型で高価なものであり、小区画の圃場ではかえって扱い
難く、又、機体の運搬も不便なものである。逆に、小区
画の圃場で使い易い小型のコンバインは、一行程での刈
取り脱穀処理可能な条数に制約があり、大区画の圃場で
用いるには作業能率面で不利がある。
刈り幅の大きいコンバインは、その機体全体がかなり大
型で高価なものであり、小区画の圃場ではかえって扱い
難く、又、機体の運搬も不便なものである。逆に、小区
画の圃場で使い易い小型のコンバインは、一行程での刈
取り脱穀処理可能な条数に制約があり、大区画の圃場で
用いるには作業能率面で不利がある。
【0005】圃場の作業性の問題を解消することのみを
考えるのなら、圃場の区画の大きさの種類に合わせて多
種類の大きさのコンバインを揃えればよいが、これでは
ユーザー側での設備コストが膨大になるとともに、メー
カー側でもコンバインの機種の増加による生産性の低下
を招く結果となる。結局、従来では、圃場の区画の大小
にはかかわらず、手持ちのコンバインのうちの適当なも
のを用いて多少の作業性の不便などは我慢して使用して
いるのが実情である。
考えるのなら、圃場の区画の大きさの種類に合わせて多
種類の大きさのコンバインを揃えればよいが、これでは
ユーザー側での設備コストが膨大になるとともに、メー
カー側でもコンバインの機種の増加による生産性の低下
を招く結果となる。結局、従来では、圃場の区画の大小
にはかかわらず、手持ちのコンバインのうちの適当なも
のを用いて多少の作業性の不便などは我慢して使用して
いるのが実情である。
【0006】本発明の目的は、小区画の圃場では操作性
よく使用することができる比較的小型あるいは中型のコ
ンバインを2台有効に利用することで、大区画の圃場か
ら小規模な圃場に対応させて、能率良く作業を行うこと
ができるコンバイン集合体を得ることを主たる目的と
し、かつ、連結した2台のコンバインを圃場で良好に走
行できるようにすることを他の目的としている。
よく使用することができる比較的小型あるいは中型のコ
ンバインを2台有効に利用することで、大区画の圃場か
ら小規模な圃場に対応させて、能率良く作業を行うこと
ができるコンバイン集合体を得ることを主たる目的と
し、かつ、連結した2台のコンバインを圃場で良好に走
行できるようにすることを他の目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本第1発明に係るコンバ
イン集合体は、個別に作業走行可能な2台のコンバイン
を並列状態で機械的に連結し、一方のコンバインの操縦
部からの指令で両コンバインを操縦できるように、各コ
ンバインの操縦操作機構および作業用操作部の操作機構
を連係手段で連係し、両コンバインの対向する側部に
は、両コンバインの前後方向および左右方向での相対変
位を規制するとともに、両コンバインの上下方向での相
対変位を許容する連結機構を装備してあることを特徴と
する。
イン集合体は、個別に作業走行可能な2台のコンバイン
を並列状態で機械的に連結し、一方のコンバインの操縦
部からの指令で両コンバインを操縦できるように、各コ
ンバインの操縦操作機構および作業用操作部の操作機構
を連係手段で連係し、両コンバインの対向する側部に
は、両コンバインの前後方向および左右方向での相対変
位を規制するとともに、両コンバインの上下方向での相
対変位を許容する連結機構を装備してあることを特徴と
する。
【0008】また、本第2発明に係るコンバイン集合体
は、上記第1発明の構成において、前記連結機構を、一
方のコンバインに備えたガイド部材と、これに機体前後
方向からの差し込みにより連結される他方のコンバイン
に備えたガイド部材と、差し込み連結された両ガイド部
材の機体前後方向への相対変位を阻止するストッパー手
段と、ストッパー解除操作手段とで構成してあることを
特徴とする。
は、上記第1発明の構成において、前記連結機構を、一
方のコンバインに備えたガイド部材と、これに機体前後
方向からの差し込みにより連結される他方のコンバイン
に備えたガイド部材と、差し込み連結された両ガイド部
材の機体前後方向への相対変位を阻止するストッパー手
段と、ストッパー解除操作手段とで構成してあることを
特徴とする。
【0009】また、本第3発明に係るコンバイン集合体
は、上記第2発明の構成において、両コンバインに備え
た前記両ガイド部材を、それぞれ上下に揺動可能に構成
してあることを特徴とする。
は、上記第2発明の構成において、両コンバインに備え
た前記両ガイド部材を、それぞれ上下に揺動可能に構成
してあることを特徴とする。
【0010】また、本第4発明に係るコンバイン集合体
は、上記第1発明、第2発明、あるいは、第3発明のう
ちのいずれか一つの構成において、各コンバインに装備
された左右一対のクローラ走行装置に、それぞれの接地
部を機体に対して独立的に高さを変更調節して機体高さ
あるいは機体左右傾斜を調節可能な高さ調節機構を備え
てあることを特徴とする。
は、上記第1発明、第2発明、あるいは、第3発明のう
ちのいずれか一つの構成において、各コンバインに装備
された左右一対のクローラ走行装置に、それぞれの接地
部を機体に対して独立的に高さを変更調節して機体高さ
あるいは機体左右傾斜を調節可能な高さ調節機構を備え
てあることを特徴とする。
【0011】
【作用】上記第1発明の構成によると、複数台のコンバ
インを、個々に独立した状態でも、それらの前後左右で
の相対位置変化が規制された一体物としての状態でも使
用することができる。従って、個別の状態では比較的小
型のコンバインを用いて、小中区画の圃場に対応した小
さい刈り幅での収穫作業を行わせやすく、それらの2台
を一体的に組合わせた状態では、大区画の圃場に対応し
て、個々のコンバインの処理能力の総和分に相当する大
きい刈り幅での収穫作業を行わせることができる。しか
も、2台を一体的に組合わせた状態で、左右のコンバイ
ンが走行地面の凹凸等により相対的に高さが異なった
り、相対的に左右傾斜しても連結機構の融通によりこれ
が吸収され、無理なく走行することができる。
インを、個々に独立した状態でも、それらの前後左右で
の相対位置変化が規制された一体物としての状態でも使
用することができる。従って、個別の状態では比較的小
型のコンバインを用いて、小中区画の圃場に対応した小
さい刈り幅での収穫作業を行わせやすく、それらの2台
を一体的に組合わせた状態では、大区画の圃場に対応し
て、個々のコンバインの処理能力の総和分に相当する大
きい刈り幅での収穫作業を行わせることができる。しか
も、2台を一体的に組合わせた状態で、左右のコンバイ
ンが走行地面の凹凸等により相対的に高さが異なった
り、相対的に左右傾斜しても連結機構の融通によりこれ
が吸収され、無理なく走行することができる。
【0012】また、上記第2発明の構成によると、左右
に並べた2台のコンバインを相対的に前後方向に接近あ
るいは離反移動させることで、両コンバインの差し込み
嵌合連結および分離が行え、圃場へはコンバイン単体で
搬入して、圃場内で簡単に一体化できる。また、差し込
み連結された状態では、ストッパー手段で確実に前後方
向への相対移動が阻止され、2台のコンバインを一体的
に走行させることができ、かつ、ストッパー解除によっ
て簡単に分離することもできるようになる。
に並べた2台のコンバインを相対的に前後方向に接近あ
るいは離反移動させることで、両コンバインの差し込み
嵌合連結および分離が行え、圃場へはコンバイン単体で
搬入して、圃場内で簡単に一体化できる。また、差し込
み連結された状態では、ストッパー手段で確実に前後方
向への相対移動が阻止され、2台のコンバインを一体的
に走行させることができ、かつ、ストッパー解除によっ
て簡単に分離することもできるようになる。
【0013】また、上記第3発明の構成によると、畝の
ある圃場での走行時に、左右のコンバインの高さが大き
く変化しても、連結機構を構成する両コンバインのガイ
ド部材が上下揺動して、高さの差を良好に吸収する。
ある圃場での走行時に、左右のコンバインの高さが大き
く変化しても、連結機構を構成する両コンバインのガイ
ド部材が上下揺動して、高さの差を良好に吸収する。
【0014】また、上記第4発明の構成によると、各コ
ンバインのクローラ走行装置を接地部高さ制御して、機
体高さや左右傾斜を作業に適した状態に独立的に維持し
ながらも、両コンバイン一体化を確実に維持して走行さ
せることができる。
ンバインのクローラ走行装置を接地部高さ制御して、機
体高さや左右傾斜を作業に適した状態に独立的に維持し
ながらも、両コンバイン一体化を確実に維持して走行さ
せることができる。
【0015】
【発明の効果】本第1発明によると、個々のコンバイン
としては、通常用いられている比較的小さい刈り幅のコ
ンバインを用いて、小区画の圃場での収穫作業を操作性
よく行うことができるものでありながら、大区画の圃場
では、それらの2台を連結して一体化したコンバイン集
合体で、多数条を対象とした能率のよい収穫作業を行う
ことができるようになった。しかも、各コンバインの相
対高が変化するのを許容しているので、走行面が不安定
な圃場でも円滑に2台のコンバインを一体走行させて、
良好な収穫を行えるのである。
としては、通常用いられている比較的小さい刈り幅のコ
ンバインを用いて、小区画の圃場での収穫作業を操作性
よく行うことができるものでありながら、大区画の圃場
では、それらの2台を連結して一体化したコンバイン集
合体で、多数条を対象とした能率のよい収穫作業を行う
ことができるようになった。しかも、各コンバインの相
対高が変化するのを許容しているので、走行面が不安定
な圃場でも円滑に2台のコンバインを一体走行させて、
良好な収穫を行えるのである。
【0016】そして、本第2発明によると、上記効果を
発揮するコンバイン集合体において、2台のコンバイン
の連結および分離を簡単の行うことができ、圃場への機
体の搬入、コンバイン集合体の組上げおよび分解が容易
となり、取扱い性の面で優れたものとなる。
発揮するコンバイン集合体において、2台のコンバイン
の連結および分離を簡単の行うことができ、圃場への機
体の搬入、コンバイン集合体の組上げおよび分解が容易
となり、取扱い性の面で優れたものとなる。
【0017】また、本第3発明によると、2台のコンバ
インの相対高さ吸収機能が高められ、畝立て圃場や軟弱
圃場のように両コンバインの相対高さ変化が大きく現れ
やすい条件下でも、コンバイン集合体を良好に走行させ
ることができる。
インの相対高さ吸収機能が高められ、畝立て圃場や軟弱
圃場のように両コンバインの相対高さ変化が大きく現れ
やすい条件下でも、コンバイン集合体を良好に走行させ
ることができる。
【0018】また、本第4発明によると、各コンバイン
が自らの対地高さや左右傾斜姿勢を調整でき機能と、連
結機構の有する相対姿勢変化の吸収機能を有効に利用し
て、2台のコンバインを連結したコンバイン集合体であ
りながら、各コンバインでの機体姿勢を作業に適したも
のにして、良好な収穫作業を行えるようになる。
が自らの対地高さや左右傾斜姿勢を調整でき機能と、連
結機構の有する相対姿勢変化の吸収機能を有効に利用し
て、2台のコンバインを連結したコンバイン集合体であ
りながら、各コンバインでの機体姿勢を作業に適したも
のにして、良好な収穫作業を行えるようになる。
【0019】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面の記載に基づ
いて説明する。図1および図2は、本発明のコンバイン
の集合体の一実施例を示し、このコンバインの集合体C
は、個別に走行駆動可能な2台の自脱型コンバインA,
Bを組み合わせて構成されている。
いて説明する。図1および図2は、本発明のコンバイン
の集合体の一実施例を示し、このコンバインの集合体C
は、個別に走行駆動可能な2台の自脱型コンバインA,
Bを組み合わせて構成されている。
【0020】夫々のコンバインA,Bは、左右一対のク
ローラ走行装置1を下部に備えた機体上に、横倒れ姿勢
の刈取り穀稈をフィードチェーン2で後方に挟持搬送し
ながら脱穀処理する脱穀装置3、脱穀選別された穀粒を
貯留する穀粒タンク4、並びに機体の操向操作を行う操
縦部5、エンジン6、等を搭載設置するとともに、引起
し装置7、刈取り装置8、及び刈取り穀稈をフィードチ
ェーン2にまで搬送する縦搬送装置9を備えた刈取り前
処理部10が機体前部に昇降可能に連結して構成されて
おり、この実施例では各コンバインA,Bの夫々が単独
で3条刈りの収穫作業が行えるとともに、並列連結した
コンバイン集合体Cとしては一人の作業者が一方(この
例では右方)のコンバインAに搭乗して6〜7条刈りの
収穫作業を行うことができるものである。
ローラ走行装置1を下部に備えた機体上に、横倒れ姿勢
の刈取り穀稈をフィードチェーン2で後方に挟持搬送し
ながら脱穀処理する脱穀装置3、脱穀選別された穀粒を
貯留する穀粒タンク4、並びに機体の操向操作を行う操
縦部5、エンジン6、等を搭載設置するとともに、引起
し装置7、刈取り装置8、及び刈取り穀稈をフィードチ
ェーン2にまで搬送する縦搬送装置9を備えた刈取り前
処理部10が機体前部に昇降可能に連結して構成されて
おり、この実施例では各コンバインA,Bの夫々が単独
で3条刈りの収穫作業が行えるとともに、並列連結した
コンバイン集合体Cとしては一人の作業者が一方(この
例では右方)のコンバインAに搭乗して6〜7条刈りの
収穫作業を行うことができるものである。
【0021】図7に示すように、左右の各クローラ走行
装置1は、機体フレーム11に連結固定した固定トラッ
クフレーム12の前部に駆動輪13を支持するととも
に、この固定トラックフレーム12に四連リンク機構1
4を介して相対的に平行昇降可能に連結した可動トラッ
クフレーム15に複数の遊転輪16群と緊張輪17を備
え、これら駆動輪13、遊転輪16群、緊張輪17に亘
ってゴム製のクローラベルト18を巻回した構造となっ
ている。そして、油圧シリンダ19によって四連リンク
機構14を駆動して、左右の可動トラックフレーム15
を固定トラックフレーム12に対して相対的に駆動昇降
することで、左右の走行接地部を機体フレーム11に対
して相対的かつ独立的に上下させ、もって、機体を走行
地面に対して平行に昇降させたり、左右の走行接地部の
相対高さを変えて、機体の左右傾斜を修正したりするこ
とが可能となっている。
装置1は、機体フレーム11に連結固定した固定トラッ
クフレーム12の前部に駆動輪13を支持するととも
に、この固定トラックフレーム12に四連リンク機構1
4を介して相対的に平行昇降可能に連結した可動トラッ
クフレーム15に複数の遊転輪16群と緊張輪17を備
え、これら駆動輪13、遊転輪16群、緊張輪17に亘
ってゴム製のクローラベルト18を巻回した構造となっ
ている。そして、油圧シリンダ19によって四連リンク
機構14を駆動して、左右の可動トラックフレーム15
を固定トラックフレーム12に対して相対的に駆動昇降
することで、左右の走行接地部を機体フレーム11に対
して相対的かつ独立的に上下させ、もって、機体を走行
地面に対して平行に昇降させたり、左右の走行接地部の
相対高さを変えて、機体の左右傾斜を修正したりするこ
とが可能となっている。
【0022】上記構成のコンバインA,Bの夫々は、対
向する機体横側部に設けた連結機構20を介して、互い
に前後左右位置を規制された状態で連結可能となってい
る。前記連結機構20は、右側のコンバインAにおける
機体フレーム11の左側部に沿って設けられたガイド部
材21aと、左側のコンバインBの機体フレーム11の
右側部に沿って設けられたガイド部材21bとからな
り、両コンバインA,Bの機体前後方向の相対移動によ
って、ガイド部材21aをガイド部材21bの後端から
前方にスライド嵌合させて連結するよう構成されてい
る。そして、ガイド部材21bの前端には、相手ガイド
部材21aの前端を当接支持するストッパー22が設け
られるとともに、ガイド部材21aには、右側のコンバ
インAにおける操縦部6に備えた操作具(図示せず)に
ワイヤー連係した上下揺動可能なロックアーム23が下
方にバネ付勢して枢支連結されており、図3に示すよう
に、両ガイド部材21a,21bをスライド嵌合して、
ガイド部材21aの前端がガイド部材21bのストッパ
ー22に当接した嵌合連結状態で、ロックアーム23の
先端がガイド部材21bに形成してあるロック穴24に
自動的に付勢係入し、もって、両ガイド部材21a,2
1bの相対前後移動、および相対左右移動が規制される
ようになっている。そして、この嵌合連結状態では、両
ガイド部材21a,21bのある程度の相対上下動、お
よび多少の相対左右傾斜が許容されるような融通が嵌合
部位に形成されており、両コンバインA,Bの相対高さ
が変化したり、相対的に左右傾斜しても、連結状態が維
持されるようになっているのである。また、ワイヤ操作
によってロックアーム23を強制的に振り上げ操作する
ことで、両コンバインA,Bを相対的に前後に引き離し
移動させることが可能となる。
向する機体横側部に設けた連結機構20を介して、互い
に前後左右位置を規制された状態で連結可能となってい
る。前記連結機構20は、右側のコンバインAにおける
機体フレーム11の左側部に沿って設けられたガイド部
材21aと、左側のコンバインBの機体フレーム11の
右側部に沿って設けられたガイド部材21bとからな
り、両コンバインA,Bの機体前後方向の相対移動によ
って、ガイド部材21aをガイド部材21bの後端から
前方にスライド嵌合させて連結するよう構成されてい
る。そして、ガイド部材21bの前端には、相手ガイド
部材21aの前端を当接支持するストッパー22が設け
られるとともに、ガイド部材21aには、右側のコンバ
インAにおける操縦部6に備えた操作具(図示せず)に
ワイヤー連係した上下揺動可能なロックアーム23が下
方にバネ付勢して枢支連結されており、図3に示すよう
に、両ガイド部材21a,21bをスライド嵌合して、
ガイド部材21aの前端がガイド部材21bのストッパ
ー22に当接した嵌合連結状態で、ロックアーム23の
先端がガイド部材21bに形成してあるロック穴24に
自動的に付勢係入し、もって、両ガイド部材21a,2
1bの相対前後移動、および相対左右移動が規制される
ようになっている。そして、この嵌合連結状態では、両
ガイド部材21a,21bのある程度の相対上下動、お
よび多少の相対左右傾斜が許容されるような融通が嵌合
部位に形成されており、両コンバインA,Bの相対高さ
が変化したり、相対的に左右傾斜しても、連結状態が維
持されるようになっているのである。また、ワイヤ操作
によってロックアーム23を強制的に振り上げ操作する
ことで、両コンバインA,Bを相対的に前後に引き離し
移動させることが可能となる。
【0023】両コンバインA,Bを連結した状態では、
右方のコンバインAにおける刈取り前処理部10の左端
と、左方のコンバインBにおける刈取り前処理部10の
右端との間隔が大きく開くので、図2および図5に示す
ように、単体で使用する際の端部デバイダ25a,25
bをその支持棒26a,26bから取り外し、各支持棒
26a,26bに亘って広幅の共通デバイダ27を装着
する。この共通デバイダ27は、各支持棒26a,26
bに差し込み連結された一対の屈伸揺動アーム28a,
28bの頂点支軸29に取り付けられており、両コンバ
インA,Bの相対高さが変化したり、相対的に左右傾斜
して左右の支持棒26a,26bの間隔や高さが変化す
るのを許容して共通デバイダ27を支持している。
右方のコンバインAにおける刈取り前処理部10の左端
と、左方のコンバインBにおける刈取り前処理部10の
右端との間隔が大きく開くので、図2および図5に示す
ように、単体で使用する際の端部デバイダ25a,25
bをその支持棒26a,26bから取り外し、各支持棒
26a,26bに亘って広幅の共通デバイダ27を装着
する。この共通デバイダ27は、各支持棒26a,26
bに差し込み連結された一対の屈伸揺動アーム28a,
28bの頂点支軸29に取り付けられており、両コンバ
インA,Bの相対高さが変化したり、相対的に左右傾斜
して左右の支持棒26a,26bの間隔や高さが変化す
るのを許容して共通デバイダ27を支持している。
【0024】図8に、コンバイン単体としての走行系が
示されており、以下その構造を説明する。エンジン6の
出力は静油圧式無段変速機構(HST)を利用した変速装置
30に入力され、ここで得られた正逆の無段変速出力が
ミッションケース31で適当にギヤ変速されたのち、左
右のサイドクラッチ・ブレーキ32を介して左右のクロ
ーラ走行装置1に伝達され、また、変速装置30からの
無段変速出力の内、正転動力のみが図示しない一方向回
転クラッチを介して前記刈取り前処理部10に分岐供給
されるようになっている。
示されており、以下その構造を説明する。エンジン6の
出力は静油圧式無段変速機構(HST)を利用した変速装置
30に入力され、ここで得られた正逆の無段変速出力が
ミッションケース31で適当にギヤ変速されたのち、左
右のサイドクラッチ・ブレーキ32を介して左右のクロ
ーラ走行装置1に伝達され、また、変速装置30からの
無段変速出力の内、正転動力のみが図示しない一方向回
転クラッチを介して前記刈取り前処理部10に分岐供給
されるようになっている。
【0025】前記変速装置30は電動モータや電動シリ
ンダ等の電動アクチェータ33によって変速操作される
ようになっており、操縦部5に備えた変速レバー34を
前後に揺動操作すると、変速レバー34の操作位置の応
じた変速位置まで変速装置30が駆動操作されるよう
に、変速操作位置検出センサー35、変速位置検出セン
サー36、および、電動アクチェータ33がマイクロコ
ンピュータ利用の制御装置37に接続されている。
ンダ等の電動アクチェータ33によって変速操作される
ようになっており、操縦部5に備えた変速レバー34を
前後に揺動操作すると、変速レバー34の操作位置の応
じた変速位置まで変速装置30が駆動操作されるよう
に、変速操作位置検出センサー35、変速位置検出セン
サー36、および、電動アクチェータ33がマイクロコ
ンピュータ利用の制御装置37に接続されている。
【0026】また、左右のサイドクラッチ・ブレーキ3
2はそれぞれ操向用油圧シリンダ38によって独立に操
作されるものであり、操向用油圧シリンダ38が内装バ
ネによって付勢短縮している状態では「クラッチ入り」
となってクローラ走行装置1への伝動が行われ、操向用
油圧シリンダ38が中間ストロークまで伸長すると、
「クラッチ切り」となってクローラ走行装置1への伝動
が断たれて遊転状態となり、操向用油圧シリンダ38が
さらに伸長するとブレーキが利いてクローラ操向装置1
が制動される構造となっている。
2はそれぞれ操向用油圧シリンダ38によって独立に操
作されるものであり、操向用油圧シリンダ38が内装バ
ネによって付勢短縮している状態では「クラッチ入り」
となってクローラ走行装置1への伝動が行われ、操向用
油圧シリンダ38が中間ストロークまで伸長すると、
「クラッチ切り」となってクローラ走行装置1への伝動
が断たれて遊転状態となり、操向用油圧シリンダ38が
さらに伸長するとブレーキが利いてクローラ操向装置1
が制動される構造となっている。
【0027】操縦部5に左右揺動可能に備えた操向レバ
ー39の操作位置を検出する操向検知センサ40と、左
右の操向用油圧シリンダ38の作動を司る電磁切換え制
御弁41が前記制御装置37を介して連係されており、
操向レバー39が中立位置Nに在ると電磁切換え制御弁
41が中立に保持され、両操向用油圧シリンダ38が共
に短縮して左右のサイドクラッチ・ブレーキ32はそれ
ぞれ「クラッチ入り」となって、機体は変速レバー34
で設定された方向および速度で直進する。また、操向レ
バー39を例えば左方に1段操作(L1 )すると、電磁
切換え制御弁41が中立位置nから左旋回位置lに切換
わって、左側の操向用油圧シリンダ38が圧油供給によ
って伸長する。この場合、左側の操向用油圧シリンダ3
8が中間ストロークまで伸長すると圧油が排油路cに逃
げ、それ以上のシリンダ伸長が不能となる。つまり、左
側のクローラ走行装置1のみが遊転状態となり、機体は
操向レバー39が揺動された側にゆっくりと旋回してゆ
く。また、操向レバー39を左方に更に大きく2段操作
(L2 )すると、電磁切換え制御弁41が左旋回位置l
に切換えられた状態で排油路c中に介在した電磁式の開
閉弁42が閉じられ、左側の操向用油圧シリンダ38が
中間ストロークを越えて更に伸長し、サイドブレーキが
利く状態となる。この状態では、機体旋回内側となる左
側のクローラ走行装置1に制動がかかり、機体は急速に
旋回してゆくのである。
ー39の操作位置を検出する操向検知センサ40と、左
右の操向用油圧シリンダ38の作動を司る電磁切換え制
御弁41が前記制御装置37を介して連係されており、
操向レバー39が中立位置Nに在ると電磁切換え制御弁
41が中立に保持され、両操向用油圧シリンダ38が共
に短縮して左右のサイドクラッチ・ブレーキ32はそれ
ぞれ「クラッチ入り」となって、機体は変速レバー34
で設定された方向および速度で直進する。また、操向レ
バー39を例えば左方に1段操作(L1 )すると、電磁
切換え制御弁41が中立位置nから左旋回位置lに切換
わって、左側の操向用油圧シリンダ38が圧油供給によ
って伸長する。この場合、左側の操向用油圧シリンダ3
8が中間ストロークまで伸長すると圧油が排油路cに逃
げ、それ以上のシリンダ伸長が不能となる。つまり、左
側のクローラ走行装置1のみが遊転状態となり、機体は
操向レバー39が揺動された側にゆっくりと旋回してゆ
く。また、操向レバー39を左方に更に大きく2段操作
(L2 )すると、電磁切換え制御弁41が左旋回位置l
に切換えられた状態で排油路c中に介在した電磁式の開
閉弁42が閉じられ、左側の操向用油圧シリンダ38が
中間ストロークを越えて更に伸長し、サイドブレーキが
利く状態となる。この状態では、機体旋回内側となる左
側のクローラ走行装置1に制動がかかり、機体は急速に
旋回してゆくのである。
【0028】以上は、各コンバインA,Bを単体で走行
させる場合の作動であるが、コンバイン集合体Cとして
走行させる場合には、右方のコンバインAの操縦部5で
の操作で両コンバインA,Bの走行変速、操縦、および
作業用の各種操作(刈取りクラッチ操作、脱穀クラッチ
操作、刈取り前処理部の昇降操作、等)も行えるよう
に、両コンバインA,Bの制御装置37が電気的に接続
連係され、単体走行の場合とは異なったプログラムで制
御される。尚、機体の左右の混同を避けて理解を容易に
するために、以下の説明およびこれに係わる図において
は、右方のコンバインAに属する部品および構成部位の
符号には補助符号aを付し、また、左方のコンバインB
に属する部品および構成部位の符号には補助符号bを付
す。
させる場合の作動であるが、コンバイン集合体Cとして
走行させる場合には、右方のコンバインAの操縦部5で
の操作で両コンバインA,Bの走行変速、操縦、および
作業用の各種操作(刈取りクラッチ操作、脱穀クラッチ
操作、刈取り前処理部の昇降操作、等)も行えるよう
に、両コンバインA,Bの制御装置37が電気的に接続
連係され、単体走行の場合とは異なったプログラムで制
御される。尚、機体の左右の混同を避けて理解を容易に
するために、以下の説明およびこれに係わる図において
は、右方のコンバインAに属する部品および構成部位の
符号には補助符号aを付し、また、左方のコンバインB
に属する部品および構成部位の符号には補助符号bを付
す。
【0029】コンバイン集合体Cにおいて、右方のコン
バインAの操縦部5aで変速レバー34aを操作する
と、上述のように右方のコンバインAの変速装置30a
が、変速レバー34aの操作位置の応じた変速位置まで
駆動操作されるように、電動アクチェータ33aが制御
装置37aを会して作動制御されるとともに、同調変速
指令が左方のコンバインBの制御装置37bに伝達され
て、左方の変速装置30bも右方の変速装置30aと同
速度に変速され、もって、コンバイン集合体Cの直進前
後進が行われる。
バインAの操縦部5aで変速レバー34aを操作する
と、上述のように右方のコンバインAの変速装置30a
が、変速レバー34aの操作位置の応じた変速位置まで
駆動操作されるように、電動アクチェータ33aが制御
装置37aを会して作動制御されるとともに、同調変速
指令が左方のコンバインBの制御装置37bに伝達され
て、左方の変速装置30bも右方の変速装置30aと同
速度に変速され、もって、コンバイン集合体Cの直進前
後進が行われる。
【0030】コンバイン集合体Cの操縦は、右方のコン
バインAにおける操縦部5aの操向レバー39aによっ
て次のように行われる。
バインAにおける操縦部5aの操向レバー39aによっ
て次のように行われる。
【0031】(イ)直進走行 操向レバー39aが中立位置Nに在ると、各電磁切換え
制御弁41a,41bがそれぞれ中立に保持され全ての
操向用油圧シリンダ38a,38bが短縮し、全てのサ
イドクラッチ・ブレーキ32a,32bはそれぞれ「ク
ラッチ入り」となって、機体は変速レバー34aで設定
された方向および速度で直進する〔図10(イ)参
照〕。
制御弁41a,41bがそれぞれ中立に保持され全ての
操向用油圧シリンダ38a,38bが短縮し、全てのサ
イドクラッチ・ブレーキ32a,32bはそれぞれ「ク
ラッチ入り」となって、機体は変速レバー34aで設定
された方向および速度で直進する〔図10(イ)参
照〕。
【0032】(ロ)緩旋回 操向レバー39aを例えば左方に1段操作(L1 )する
と、左側コンバインBにおける電磁切換え制御弁41b
の排油路db中に介在した電磁式の開閉弁43bのみが
閉じ作動し、ポンプPbからの圧油が中立位置nの電磁
切換え制御弁41bを介して左側コンバインBにおける
左右の操向用油圧シリンダ38bに供給され、左右の操
向用油圧シリンダ38bが共に中間ストロークまで伸長
して、左側コンバインBにおける左右のサイドクラッチ
・ブレーキ32bが共に「クラッチ切り」となる。つま
り、左側コンバインBの左右クローラ走行装置1bが共
に遊転状態となり、機体は左側にゆっくりと旋回してゆ
く〔図10(ロ)参照〕。
と、左側コンバインBにおける電磁切換え制御弁41b
の排油路db中に介在した電磁式の開閉弁43bのみが
閉じ作動し、ポンプPbからの圧油が中立位置nの電磁
切換え制御弁41bを介して左側コンバインBにおける
左右の操向用油圧シリンダ38bに供給され、左右の操
向用油圧シリンダ38bが共に中間ストロークまで伸長
して、左側コンバインBにおける左右のサイドクラッチ
・ブレーキ32bが共に「クラッチ切り」となる。つま
り、左側コンバインBの左右クローラ走行装置1bが共
に遊転状態となり、機体は左側にゆっくりと旋回してゆ
く〔図10(ロ)参照〕。
【0033】(ハ)急旋回 操向レバー39aを左方に2段操作(L2 )すると、左
側コンバインBにおける電磁切換え制御弁41bが中立
位置nに維持され、開閉弁42bおよび43bが共に開
放維持されて直進状態に復帰されるとともに、左側コン
バインBにおける変速装置30bを、右側コンバインA
の前進設定速度と同速の後進位置にまで強制操作するよ
うに電動アクチュエータ33bが作動制御され、左側コ
ンバインBにおける左右のクローラ走行装置1bが共に
後進駆動される。これによって、機体は左向きにその場
旋回する〔図10(ハ)参照〕。
側コンバインBにおける電磁切換え制御弁41bが中立
位置nに維持され、開閉弁42bおよび43bが共に開
放維持されて直進状態に復帰されるとともに、左側コン
バインBにおける変速装置30bを、右側コンバインA
の前進設定速度と同速の後進位置にまで強制操作するよ
うに電動アクチュエータ33bが作動制御され、左側コ
ンバインBにおける左右のクローラ走行装置1bが共に
後進駆動される。これによって、機体は左向きにその場
旋回する〔図10(ハ)参照〕。
【0034】尚、言うまでもないが、操縦レバー39a
を右方に1段操作(R1 )すれば、上記と左右逆の作動
が行われて、機体は右側にゆっくりと旋回してゆき、操
縦レバー39aを右方に2段操作(R2 )すれば、機体
は右向きにその場旋回することになる。
を右方に1段操作(R1 )すれば、上記と左右逆の作動
が行われて、機体は右側にゆっくりと旋回してゆき、操
縦レバー39aを右方に2段操作(R2 )すれば、機体
は右向きにその場旋回することになる。
【0035】図示しないが、各コンバインA,Bにおけ
る刈取りクラッチ、脱穀クラッチ、刈取り前処理部の昇
降操作、およびその他の操作部は、電磁ソレノイド、電
動モータ、電動シリンダ、等の電動アクチュエータで駆
動操作されるように構成されており、単体として使用す
る時は各機の操縦部5からの操作指令に基づいて任意に
操作できるとともに、コンバイン集合体Cとして使用す
る場合は、両制御装置37a,37bを接続すること
で、右側コンバインAの操縦部5aからの操作指令に基
づいて、両制御装置37a,37bを介して任意に操作
できるようになっている。
る刈取りクラッチ、脱穀クラッチ、刈取り前処理部の昇
降操作、およびその他の操作部は、電磁ソレノイド、電
動モータ、電動シリンダ、等の電動アクチュエータで駆
動操作されるように構成されており、単体として使用す
る時は各機の操縦部5からの操作指令に基づいて任意に
操作できるとともに、コンバイン集合体Cとして使用す
る場合は、両制御装置37a,37bを接続すること
で、右側コンバインAの操縦部5aからの操作指令に基
づいて、両制御装置37a,37bを介して任意に操作
できるようになっている。
【0036】また、各コンバインA,Bにおける制御装
置37a,37bには、機体ごとの作業用制御Da,D
bが接続されている。例えば、刈り高さを一定にするよ
うに刈取り前処理部10を対地高さセンサーの検出結果
に基づいて自動昇降する刈り高さ制御、穀稈長さの検出
結果に基づいて脱穀装置への穀稈挿入長さを安定させる
扱き深さ制御、脱穀装置内の処理物量の検出結果に基づ
いて選別機能を変更する脱穀制御、等は、各制御装置3
7a,37bを介して独立的に作動制御が実行されるよ
うになっている。また、作業負荷の検出結果に基づいて
走行速度を自動変速する車速制御(負荷制御)、穀稈株
列に沿って機体を自動操縦させる操向制御、はコンバイ
ン集合体Cの総合制御としてのプログラムに基づいて実
行されることになる。
置37a,37bには、機体ごとの作業用制御Da,D
bが接続されている。例えば、刈り高さを一定にするよ
うに刈取り前処理部10を対地高さセンサーの検出結果
に基づいて自動昇降する刈り高さ制御、穀稈長さの検出
結果に基づいて脱穀装置への穀稈挿入長さを安定させる
扱き深さ制御、脱穀装置内の処理物量の検出結果に基づ
いて選別機能を変更する脱穀制御、等は、各制御装置3
7a,37bを介して独立的に作動制御が実行されるよ
うになっている。また、作業負荷の検出結果に基づいて
走行速度を自動変速する車速制御(負荷制御)、穀稈株
列に沿って機体を自動操縦させる操向制御、はコンバイ
ン集合体Cの総合制御としてのプログラムに基づいて実
行されることになる。
【0037】〔別実施例〕本発明は以下に示すような形
態で実施することもできる。 前記連結機構20を構成する両ガイド部材21a,
21bの断面形状を、例えば図11に示すように、巴状
に嵌合させるものや、図12に示すように、C形とI形
を組み合わせて嵌合させるもの、等を任意に設定するこ
とができる。この場合、嵌合に多少の融通を与えて、両
コンバインA,Bの相対高さや相対左右傾斜を許容でき
るようにしておくことが望ましい。 連結機構20のストッパー手段として、嵌合連結さ
れたガイド部材21a,21bを遠隔操作可能な貫通ピ
ン等で連結する構成を採用することもできる。また、ス
トッパー手段の解除操作手段としては、操縦部の操作具
に機械的に連係する他に、電磁ソレノイド等のアクチュ
エータを利用して電気的に連係することも可能である。 図13に示すように、前記連結機構20を構成する
両ガイド部材21a,21bをそれぞれ支点x,yを中
心に上下揺動可能に各コンバインA,Bの側部に装備す
るとともに、互いを逆向きにバネ44a,44bで揺動
付勢して、両ガイド部材21a,21bを相対前後移
動、および、相対左右移動を規制した状態で嵌合連結す
ると、両ガイド部材21a,21bが嵌合連結状態を維
持したままで揺動して、両機体の相対高さの変化や、相
対左右傾斜の変化があっても、それを無理なく容易に吸
収することができる。 両コンバインA,Bの刈取り前処理部10a,10
bをそれぞれ左右移動調節可能に構成し、例えば図14
(イ)に示すように、右方のコンバインAの刈取り前処
理部10aを左方に移動するとともに、左方のコンバイ
ンBの刈取り前処理部10bを右方に移動することで、
両機の間に連結のための間隙が存在しているにかかわら
ず、コンバイン集合体C全体としての刈取り前処理部1
0での穀稈導入を円滑に行えるようにするもよい。ある
いは、図14(ロ)に示すように、右方のコンバインA
の刈取り前処理部10aのみを左方に移動して左方のコ
ンバインBの刈取り前処理部10bに接近して上記と同
様な機能を発揮させるもよい。尚、この場合、隣接対向
する端部ディバイダー25a,25bは、近接して所定
の先細り形状となるように、予め左右半割り状の形状の
ものが用いられることになる。
態で実施することもできる。 前記連結機構20を構成する両ガイド部材21a,
21bの断面形状を、例えば図11に示すように、巴状
に嵌合させるものや、図12に示すように、C形とI形
を組み合わせて嵌合させるもの、等を任意に設定するこ
とができる。この場合、嵌合に多少の融通を与えて、両
コンバインA,Bの相対高さや相対左右傾斜を許容でき
るようにしておくことが望ましい。 連結機構20のストッパー手段として、嵌合連結さ
れたガイド部材21a,21bを遠隔操作可能な貫通ピ
ン等で連結する構成を採用することもできる。また、ス
トッパー手段の解除操作手段としては、操縦部の操作具
に機械的に連係する他に、電磁ソレノイド等のアクチュ
エータを利用して電気的に連係することも可能である。 図13に示すように、前記連結機構20を構成する
両ガイド部材21a,21bをそれぞれ支点x,yを中
心に上下揺動可能に各コンバインA,Bの側部に装備す
るとともに、互いを逆向きにバネ44a,44bで揺動
付勢して、両ガイド部材21a,21bを相対前後移
動、および、相対左右移動を規制した状態で嵌合連結す
ると、両ガイド部材21a,21bが嵌合連結状態を維
持したままで揺動して、両機体の相対高さの変化や、相
対左右傾斜の変化があっても、それを無理なく容易に吸
収することができる。 両コンバインA,Bの刈取り前処理部10a,10
bをそれぞれ左右移動調節可能に構成し、例えば図14
(イ)に示すように、右方のコンバインAの刈取り前処
理部10aを左方に移動するとともに、左方のコンバイ
ンBの刈取り前処理部10bを右方に移動することで、
両機の間に連結のための間隙が存在しているにかかわら
ず、コンバイン集合体C全体としての刈取り前処理部1
0での穀稈導入を円滑に行えるようにするもよい。ある
いは、図14(ロ)に示すように、右方のコンバインA
の刈取り前処理部10aのみを左方に移動して左方のコ
ンバインBの刈取り前処理部10bに接近して上記と同
様な機能を発揮させるもよい。尚、この場合、隣接対向
する端部ディバイダー25a,25bは、近接して所定
の先細り形状となるように、予め左右半割り状の形状の
ものが用いられることになる。
【0038】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図1】分離状態のコンバインの平面図
【図2】連結してコンバイン集合体にした状態の平面図
【図3】連結機構の作動を説明するための要部側面図
【図4】コンバイン集合体の概略後面図
【図5】デバイダー部分の分解斜視図
【図6】コンバインの全体側面図
【図7】クローラ走行装置の側面図
【図8】コンバイン単体における走行系を示す構成図
【図9】コンバイン集合体における走行系の概略構成図
【図10】各種操向形態を示す平面図
【図11】連結機構の別実施例を示す後面図
【図12】さらに別の連結機構の後面図
【図13】別の連結機構を備えたコンバイン集合体の概
略後面図
略後面図
【図14】コンバイン集合体における、中央間隙を埋め
るための手段を示す平面図
るための手段を示す平面図
1 クローラ走行装置 5a 一方のコンバインの操縦部 20 連結機構 21a 一方のコンバインのガイド部材 21b 他方のコンバインのガイド部材 A,B コンバイン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平田 和嘉 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 (72)発明者 水野 亮二 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 (72)発明者 寺尾 外和 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 (72)発明者 幸 宣夫 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 (72)発明者 尾崎 徳宗 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 (72)発明者 森内 信吉 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 (72)発明者 池田 太 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 (72)発明者 竹中 満 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 (72)発明者 角田 進 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 (72)発明者 大谷 利克 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 (72)発明者 加藤 勝秀 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 (72)発明者 小西 義明 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 (72)発明者 松林 智也 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内
Claims (4)
- 【請求項1】 個別に作業走行可能な2台のコンバイン
(A),(B)を並列状態で機械的に連結し、一方のコ
ンバイン(A)の操縦部(5a)からの指令で両コンバ
イン(A),(B)を操縦できるように、各コンバイン
(A),(B)の操縦操作機構および作業用操作部の操
作機構を連係手段で連係し、 両コンバイン(A),(B)の対向する側部には、両コ
ンバイン(A),(B)の前後方向および左右方向での
相対変位を規制するとともに、両コンバイン(A),
(B)の上下方向での相対変位を許容する連結機構(2
0)を装備してあることを特徴とするコンバイン集合
体。 - 【請求項2】 前記連結機構(20)を、一方のコンバ
インに備えたガイド部材(21a)と、これに機体前後
方向からの差し込みにより連結される他方のコンバイン
に備えたガイド部材(21b)と、差し込み連結された
両ガイド部材(21a),(21b)の機体前後方向へ
の相対変位を阻止するストッパー手段と、ストッパー解
除操作手段とで構成してあることを特徴とする請求項1
記載のコンバイン集合体。 - 【請求項3】 両コンバイン(A),(B)に備えた前
記両ガイド部材(21a),(21b)を、それぞれ上
下に揺動可能に構成してあることを特徴とする請求項2
記載のコンバイン集合体。 - 【請求項4】 各コンバイン(A),(B)に装備され
た左右一対のクローラ走行装置(1)には、それぞれの
接地部を機体に対して独立的に高さを変更調節して機体
高さあるいは機体左右傾斜を調節可能な高さ調節機構を
備えてあることを特徴とする請求項1,2または3のい
ずれか一つに記載のコンバイン集合体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP320594A JPH07203747A (ja) | 1994-01-17 | 1994-01-17 | コンバイン集合体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP320594A JPH07203747A (ja) | 1994-01-17 | 1994-01-17 | コンバイン集合体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07203747A true JPH07203747A (ja) | 1995-08-08 |
Family
ID=11550944
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP320594A Pending JPH07203747A (ja) | 1994-01-17 | 1994-01-17 | コンバイン集合体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07203747A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9011222B2 (en) | 2011-10-21 | 2015-04-21 | Pioneer Hi Bred International, Inc. | Combine harvester and associated method for gathering grain |
-
1994
- 1994-01-17 JP JP320594A patent/JPH07203747A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9011222B2 (en) | 2011-10-21 | 2015-04-21 | Pioneer Hi Bred International, Inc. | Combine harvester and associated method for gathering grain |
| US9615511B2 (en) | 2011-10-21 | 2017-04-11 | Pioneer Hi-Bred International, Inc. | Combine harvester and associated method for gathering grain |
| US10058034B2 (en) | 2011-10-21 | 2018-08-28 | Pioneer Hi-Bred International, Inc. | Combine harvester and associated method for gathering grain |
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