JPH07204580A - 管路のライニング工法 - Google Patents
管路のライニング工法Info
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- JPH07204580A JPH07204580A JP685994A JP685994A JPH07204580A JP H07204580 A JPH07204580 A JP H07204580A JP 685994 A JP685994 A JP 685994A JP 685994 A JP685994 A JP 685994A JP H07204580 A JPH07204580 A JP H07204580A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ソケット、エルボ等の接続部材の接続により
発生する段部を含む管路内に、塗り残しを生じることな
く平滑なライニング膜を形成する管路のライニング工法
を提供することを目的とする。 【構成】 第1工程で液状樹脂6および小径ピグ7を第
1開口部12側から第2開口部13側に移動させること
で、管路1の内面に設定ライニング膜15の厚さよりも
厚いライニング膜14を形成し、第2工程で第2ピグ8
を第2開口部13側から第1開口部12側へ移動させる
ことで、前記第1工程で形成した厚いライニング膜14
を押し均しながら管路1の内面に設定ライニング膜15
を形成する。そして第1工程の施工中に、管路1の途中
に介在される接続部材2による段部2a,2bのうち進
行方向後側の段部2aに対して液状樹脂6が入り込まず
に塗布死角が発生しても、この塗布死角は、第2工程に
よる樹脂6の押し均し工程時に樹脂6が段部2aに入り
込むように塗布される。
発生する段部を含む管路内に、塗り残しを生じることな
く平滑なライニング膜を形成する管路のライニング工法
を提供することを目的とする。 【構成】 第1工程で液状樹脂6および小径ピグ7を第
1開口部12側から第2開口部13側に移動させること
で、管路1の内面に設定ライニング膜15の厚さよりも
厚いライニング膜14を形成し、第2工程で第2ピグ8
を第2開口部13側から第1開口部12側へ移動させる
ことで、前記第1工程で形成した厚いライニング膜14
を押し均しながら管路1の内面に設定ライニング膜15
を形成する。そして第1工程の施工中に、管路1の途中
に介在される接続部材2による段部2a,2bのうち進
行方向後側の段部2aに対して液状樹脂6が入り込まず
に塗布死角が発生しても、この塗布死角は、第2工程に
よる樹脂6の押し均し工程時に樹脂6が段部2aに入り
込むように塗布される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、管路のライニング工法
に関し、詳しくはソケット,エルボ等の接続部材により
接続され、管路内に段部を有する管路に適合したライニ
ング工法に関する。
に関し、詳しくはソケット,エルボ等の接続部材により
接続され、管路内に段部を有する管路に適合したライニ
ング工法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、管路内面のライニング工法とし
て、管路内に液状の樹脂およびピグを挿入し、後方から
の流体圧によりピグを走行させ、管路内面にライニング
膜を形成する方法が知られている。前記従来例の1つ
で、例えば図4(A)に示すように、管路aの始端より
前方ピグbと後方ピグcとの間に樹脂dを介在させて管
路a内に挿入し、流体圧により前方ピグbと後方ピグc
を走行させることにより、管路a内に垂れ限界膜厚より
も薄いライニング膜eを形成する。そして図4(B)に
示すように、管路aの始端よりライニング膜e表面の仕
上げのためにピグfを挿入し、該ピグfを走行させて、
膜表面のボイドならびにピンホール等を除去するように
している(特開昭60−172383号公報記載)。
て、管路内に液状の樹脂およびピグを挿入し、後方から
の流体圧によりピグを走行させ、管路内面にライニング
膜を形成する方法が知られている。前記従来例の1つ
で、例えば図4(A)に示すように、管路aの始端より
前方ピグbと後方ピグcとの間に樹脂dを介在させて管
路a内に挿入し、流体圧により前方ピグbと後方ピグc
を走行させることにより、管路a内に垂れ限界膜厚より
も薄いライニング膜eを形成する。そして図4(B)に
示すように、管路aの始端よりライニング膜e表面の仕
上げのためにピグfを挿入し、該ピグfを走行させて、
膜表面のボイドならびにピンホール等を除去するように
している(特開昭60−172383号公報記載)。
【0003】また、他の従来例として、図5に示すよう
に、ならしピグcの前方に該ならしピグより小さい小径
ピグbを配設し、両者をワイヤg等で連結して2連ピグ
を構成し、管路aの始端より樹脂dと共に前記小径ピグ
が先頭になるように前記2連ピグを挿入する。そして2
連ピグを走行させることで、先頭の小径ピグbが比較的
厚いライニング膜を形成し、後方のならしピグcが膜表
面のボイドならびにピンホール等を除去しながら膜表面
を平滑に仕上げる工法が知られている。
に、ならしピグcの前方に該ならしピグより小さい小径
ピグbを配設し、両者をワイヤg等で連結して2連ピグ
を構成し、管路aの始端より樹脂dと共に前記小径ピグ
が先頭になるように前記2連ピグを挿入する。そして2
連ピグを走行させることで、先頭の小径ピグbが比較的
厚いライニング膜を形成し、後方のならしピグcが膜表
面のボイドならびにピンホール等を除去しながら膜表面
を平滑に仕上げる工法が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記管路
は、複数の管をソケットまたはエルボ等の接続部材で接
続して敷設されている。前記ソケット、エルボ等の接続
部材の内径は、通常、管の内径よりも20%程度大き
く、図6に示すように、管との接続部には必然的に段部
が発生する。このような管路を上述した従来例の工法で
ライニング施工した場合、そのライニング方向は1方向
のため、進行方向前側の段部に対しては樹脂が入り込み
樹脂を塗布することができるとしても、進行方向後側の
段部は死角となり、該死角の段部を塗り残す問題点が生
じる。
は、複数の管をソケットまたはエルボ等の接続部材で接
続して敷設されている。前記ソケット、エルボ等の接続
部材の内径は、通常、管の内径よりも20%程度大き
く、図6に示すように、管との接続部には必然的に段部
が発生する。このような管路を上述した従来例の工法で
ライニング施工した場合、そのライニング方向は1方向
のため、進行方向前側の段部に対しては樹脂が入り込み
樹脂を塗布することができるとしても、進行方向後側の
段部は死角となり、該死角の段部を塗り残す問題点が生
じる。
【0005】本発明は、これらの問題点を解決すべく提
案されたものであり、ソケット、エルボ等の接続部材の
接続により発生する段部を含む管路内に、塗り残しを生
じることなく平滑なライニング膜を形成する管路のライ
ニング工法を提供することを目的とする。
案されたものであり、ソケット、エルボ等の接続部材の
接続により発生する段部を含む管路内に、塗り残しを生
じることなく平滑なライニング膜を形成する管路のライ
ニング工法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、敷設管路の一方に第1開口部と、他方に
第2開口部とを備え、一方の開口部より液状樹脂および
ピグを導入し、管路内の第1開口部と第2開口部との間
に圧力差を生起させて該圧力差により前記ピグを移動さ
せることで管路内面に設定厚のライニング膜を形成する
管路の内面ライニング工法において、前記ライニング工
程を第1工程と第2工程とに分け、第1工程では、前記
第1開口部を始端側として管路内に、前記設定厚のライ
ニング膜を形成するに必要な量よりも多目の量の液状樹
脂と、設定厚のライニング膜を形成するに必要な径より
も小さい径の小径ピグとを導入して、該小径ピグを第1
開口部より第2開口部に至る管内に移動させることで管
路内に設定厚よりも厚目のライニング膜を形成しつつ施
工し、第2工程では、前記第2開口部を始端側として管
路内に、前記設定厚のライニング膜を形成するに対応す
る所定径の第2ピグを導入し、該第2ピグを第1開口部
に至る管路内に移動させる際に、前記第1工程において
塗布された管内面の厚目の付着樹脂を押し均しつつ進行
して管路途中に介在する接続部材による管内段部に対し
ても進行方向前側および後側に塗布死角を生じることな
く管路内面に設定厚のライニング膜を形成するように施
工することを特徴とするものである。
に、本発明は、敷設管路の一方に第1開口部と、他方に
第2開口部とを備え、一方の開口部より液状樹脂および
ピグを導入し、管路内の第1開口部と第2開口部との間
に圧力差を生起させて該圧力差により前記ピグを移動さ
せることで管路内面に設定厚のライニング膜を形成する
管路の内面ライニング工法において、前記ライニング工
程を第1工程と第2工程とに分け、第1工程では、前記
第1開口部を始端側として管路内に、前記設定厚のライ
ニング膜を形成するに必要な量よりも多目の量の液状樹
脂と、設定厚のライニング膜を形成するに必要な径より
も小さい径の小径ピグとを導入して、該小径ピグを第1
開口部より第2開口部に至る管内に移動させることで管
路内に設定厚よりも厚目のライニング膜を形成しつつ施
工し、第2工程では、前記第2開口部を始端側として管
路内に、前記設定厚のライニング膜を形成するに対応す
る所定径の第2ピグを導入し、該第2ピグを第1開口部
に至る管路内に移動させる際に、前記第1工程において
塗布された管内面の厚目の付着樹脂を押し均しつつ進行
して管路途中に介在する接続部材による管内段部に対し
ても進行方向前側および後側に塗布死角を生じることな
く管路内面に設定厚のライニング膜を形成するように施
工することを特徴とするものである。
【0007】
【作用】上記のような内面ライニング工法によると、施
工管路の途中に管継ぎ手等の接続部材が介在してあり管
路内に段部を有する場合、第1工程の施工中に、前記接
続部材をピグが通過する際に進行方向後側の管内段部に
対しては樹脂が入り込まずに塗布死角が発生しても、こ
の塗布死角は、第2工程による樹脂の押し均し工程時に
樹脂が管内段部に入り込むように塗布されるため、管内
に樹脂の塗り残しを生じることなくライニング施工を行
うことができる。また、第1工程で形成した厚目のライ
ニング膜を第2工程で押し均すようにしているため、管
内への樹脂の導入は第1工程開始時だけでよく、第2工
程の開始に際して、管内に新たに樹脂を導入する作業は
不要となる。
工管路の途中に管継ぎ手等の接続部材が介在してあり管
路内に段部を有する場合、第1工程の施工中に、前記接
続部材をピグが通過する際に進行方向後側の管内段部に
対しては樹脂が入り込まずに塗布死角が発生しても、こ
の塗布死角は、第2工程による樹脂の押し均し工程時に
樹脂が管内段部に入り込むように塗布されるため、管内
に樹脂の塗り残しを生じることなくライニング施工を行
うことができる。また、第1工程で形成した厚目のライ
ニング膜を第2工程で押し均すようにしているため、管
内への樹脂の導入は第1工程開始時だけでよく、第2工
程の開始に際して、管内に新たに樹脂を導入する作業は
不要となる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は本発明である管路の内面ライニング工法
を施工する管路の概略図で、管路1は複数の管11がソ
ケット21,エルボ22等の接続部材2によって接続さ
れることで形成されている。前記管11と前記接続部材
2との接続手段としては、接続部材2の内径が管11の
内径よりも20%程度大きく形成され、前記管11の外
周面端部に雄ネジが形成され、また、前記ソケット2
1,エルボ22等の接続部材2の内周面端部に雌ネジが
形成されていることから、前記雄ネジと雌ネジを螺合す
ることで管11と接続部材2とは接続されて管路1が形
成される。ここで、前記管11の内径と前記ソケット2
1,エルボ22等の接続部材2との内径は異なることか
ら、図に示すように、接続部には必然的に段部2a,2
bが発生する。また、管路1の一方には第1開口部12
が、他方には第2開口部13が開口されており、ライニ
ング施工時に、前記開口部にはそれぞれ流量・圧力調整
器3,流量・圧力計4,ポンプ5が接続され、後述する
樹脂およびピグを挟んで管路1内に第1開口部12側と
第2開口部13側とに圧力差を生起させる。
明する。図1は本発明である管路の内面ライニング工法
を施工する管路の概略図で、管路1は複数の管11がソ
ケット21,エルボ22等の接続部材2によって接続さ
れることで形成されている。前記管11と前記接続部材
2との接続手段としては、接続部材2の内径が管11の
内径よりも20%程度大きく形成され、前記管11の外
周面端部に雄ネジが形成され、また、前記ソケット2
1,エルボ22等の接続部材2の内周面端部に雌ネジが
形成されていることから、前記雄ネジと雌ネジを螺合す
ることで管11と接続部材2とは接続されて管路1が形
成される。ここで、前記管11の内径と前記ソケット2
1,エルボ22等の接続部材2との内径は異なることか
ら、図に示すように、接続部には必然的に段部2a,2
bが発生する。また、管路1の一方には第1開口部12
が、他方には第2開口部13が開口されており、ライニ
ング施工時に、前記開口部にはそれぞれ流量・圧力調整
器3,流量・圧力計4,ポンプ5が接続され、後述する
樹脂およびピグを挟んで管路1内に第1開口部12側と
第2開口部13側とに圧力差を生起させる。
【0009】本発明である管路の内面ライニング工法
は、前記段部2a,2bを含む管路1の内面全体に亘っ
て、厚さWの平滑な設定ライニング膜を形成するため
に、その工程を第1工程と第2工程とに分ける。まず第
1工程として、管路1内面に設定ライニング膜厚よりも
厚い厚さW1のライニング膜を形成するために、前記第
1開口部12を始端側として第1開口部12より第2開
口部13に至る管路1内に往工程ライニングを施工す
る。その方法として、まず、第1開口部12より管路1
内にエポキシ等の液状樹脂6を導入し、次いで前記管路
1内面とのクリアランスが大きくなるような小径ピグ7
を導入する。ここで、前記液状樹脂6の量は、例えば全
長Lで内径がRの管路1内に、厚さWの設定ライニング
膜を形成する場合、W(R−W)πLの樹脂量が最低必
要になる。第1工程では、厚さWの設定ライニング膜よ
り厚い厚さW1のライニング膜を形成するためW1(R
−W1)πLより多目の量の液状樹脂6を管路1内に導
入する。また、前記小径ピグ7の形状は球形で、厚さW
1のライニング膜を形成するためにその外径は(R−2
W1)となる。
は、前記段部2a,2bを含む管路1の内面全体に亘っ
て、厚さWの平滑な設定ライニング膜を形成するため
に、その工程を第1工程と第2工程とに分ける。まず第
1工程として、管路1内面に設定ライニング膜厚よりも
厚い厚さW1のライニング膜を形成するために、前記第
1開口部12を始端側として第1開口部12より第2開
口部13に至る管路1内に往工程ライニングを施工す
る。その方法として、まず、第1開口部12より管路1
内にエポキシ等の液状樹脂6を導入し、次いで前記管路
1内面とのクリアランスが大きくなるような小径ピグ7
を導入する。ここで、前記液状樹脂6の量は、例えば全
長Lで内径がRの管路1内に、厚さWの設定ライニング
膜を形成する場合、W(R−W)πLの樹脂量が最低必
要になる。第1工程では、厚さWの設定ライニング膜よ
り厚い厚さW1のライニング膜を形成するためW1(R
−W1)πLより多目の量の液状樹脂6を管路1内に導
入する。また、前記小径ピグ7の形状は球形で、厚さW
1のライニング膜を形成するためにその外径は(R−2
W1)となる。
【0010】液状樹脂6および小径ピグ7の導入が完了
した時点で、第1開口部12側をポンプ5で加圧し、さ
らに第2開口部13側をポンプ5で減圧し、管路1内で
液状樹脂6および小径ピグ7を挟んで第1開口部12側
と第2開口部13側との間に所要の圧力差を生起させ
る。すると前記液状樹脂6および小径ピグ7は、図2
(A),(B)に示すように、該圧力差に起因して第1
開口部12側から第2開口部13側へ移動つつ管路1の
内面に厚さW1のライニング膜14を形成する。ところ
で、管路1内でソケット21,エルボ22等の接続部材
2の内面にライニング膜を形成する際、段部2a,2b
のうち進行方向前側の段部2bには液状樹脂6が入り込
み、樹脂6を塗布することが出来るとしても、液状樹脂
6の粘度質や移動速度等の関係で図2(A)に示すよう
に、液状樹脂6の進行方向後側の段部2aが塗布死角と
なり、図2(B)に示すように、該段部2aに塗り残し
を生じることがある。この塗り残しを次に説明する第2
工程で埋めるようにライニング膜を形成する。
した時点で、第1開口部12側をポンプ5で加圧し、さ
らに第2開口部13側をポンプ5で減圧し、管路1内で
液状樹脂6および小径ピグ7を挟んで第1開口部12側
と第2開口部13側との間に所要の圧力差を生起させ
る。すると前記液状樹脂6および小径ピグ7は、図2
(A),(B)に示すように、該圧力差に起因して第1
開口部12側から第2開口部13側へ移動つつ管路1の
内面に厚さW1のライニング膜14を形成する。ところ
で、管路1内でソケット21,エルボ22等の接続部材
2の内面にライニング膜を形成する際、段部2a,2b
のうち進行方向前側の段部2bには液状樹脂6が入り込
み、樹脂6を塗布することが出来るとしても、液状樹脂
6の粘度質や移動速度等の関係で図2(A)に示すよう
に、液状樹脂6の進行方向後側の段部2aが塗布死角と
なり、図2(B)に示すように、該段部2aに塗り残し
を生じることがある。この塗り残しを次に説明する第2
工程で埋めるようにライニング膜を形成する。
【0011】第2工程として、前記第1工程で形成した
厚さW1のライニング膜14を押し均しながら管路1の
内面全体に亘って厚さWの設定ライニング膜15を形成
するために、前記第2開口部13側を始端側として第2
開口部13より第1開口部12に至る管路1内に復工程
ライニングを施工する。その方法として、第2開口部1
3より管路1内に前記設定ライニング膜15を形成する
に対応する外径(R−2W)を有する第2ピグ8を導入
する。そして、第2開口部13側をポンプ5で加圧し、
さらに第1開口部12側をポンプ5で減圧し、管路1内
で第2ピグ8を挟んで第1開口部12側と第2開口部1
3側との間に圧力差を生起させる。すると前記第2ピグ
8は、図3に示すように、該圧力差に起因して第1工程
と反対方向の第2開口部13側から第1開口部12側へ
移動する。その際、図3(A)に示すように、第2ピグ
8は第1工程の往工程ライニングで形成した厚さW1の
ライニング膜14を押し均しながら移動し、管路1の内
面に厚さWの設定ライニング膜15を形成する。そし
て、接続部材2の内面にライニング膜を形成する際、図
3(B)に示すように、前記第1工程で塗布死角となっ
た段部2aが第2工程では進行方向前側になるため、押
し均される液状樹脂6が該段部2aに入り込み、その結
果として段部2a,2bを含む管路1の内面全体に亘っ
て平滑な設定ライニング膜15を形成するようになる。
厚さW1のライニング膜14を押し均しながら管路1の
内面全体に亘って厚さWの設定ライニング膜15を形成
するために、前記第2開口部13側を始端側として第2
開口部13より第1開口部12に至る管路1内に復工程
ライニングを施工する。その方法として、第2開口部1
3より管路1内に前記設定ライニング膜15を形成する
に対応する外径(R−2W)を有する第2ピグ8を導入
する。そして、第2開口部13側をポンプ5で加圧し、
さらに第1開口部12側をポンプ5で減圧し、管路1内
で第2ピグ8を挟んで第1開口部12側と第2開口部1
3側との間に圧力差を生起させる。すると前記第2ピグ
8は、図3に示すように、該圧力差に起因して第1工程
と反対方向の第2開口部13側から第1開口部12側へ
移動する。その際、図3(A)に示すように、第2ピグ
8は第1工程の往工程ライニングで形成した厚さW1の
ライニング膜14を押し均しながら移動し、管路1の内
面に厚さWの設定ライニング膜15を形成する。そし
て、接続部材2の内面にライニング膜を形成する際、図
3(B)に示すように、前記第1工程で塗布死角となっ
た段部2aが第2工程では進行方向前側になるため、押
し均される液状樹脂6が該段部2aに入り込み、その結
果として段部2a,2bを含む管路1の内面全体に亘っ
て平滑な設定ライニング膜15を形成するようになる。
【0012】上述したように、本実施例では第1工程で
液状樹脂6および小径ピグ7を第1開口部12側から第
2開口部13側に移動させることで、管路1の内面に設
定ライニング膜15の厚さよりも厚いライニング膜14
を形成し、第2工程で第2ピグ8を第2開口部13側か
ら第1開口部12側へ移動させることで、前記第1工程
で形成した厚いライニング膜14を押し均しながら管路
1の内面に設定ライニング膜15を形成する。そして第
1工程の施工中に、管路1の途中に介在される接続部材
2による段部2a,2bのうち進行方向後側の段部2a
に対して液状樹脂6が入り込まずに塗布死角が発生して
も、この塗布死角は、第2工程による樹脂6の押し均し
工程時に樹脂6が段部2aに入り込むように塗布される
ため、管路1の内面に樹脂の塗り残しを生じることなく
ライニング施工を行うことができる。
液状樹脂6および小径ピグ7を第1開口部12側から第
2開口部13側に移動させることで、管路1の内面に設
定ライニング膜15の厚さよりも厚いライニング膜14
を形成し、第2工程で第2ピグ8を第2開口部13側か
ら第1開口部12側へ移動させることで、前記第1工程
で形成した厚いライニング膜14を押し均しながら管路
1の内面に設定ライニング膜15を形成する。そして第
1工程の施工中に、管路1の途中に介在される接続部材
2による段部2a,2bのうち進行方向後側の段部2a
に対して液状樹脂6が入り込まずに塗布死角が発生して
も、この塗布死角は、第2工程による樹脂6の押し均し
工程時に樹脂6が段部2aに入り込むように塗布される
ため、管路1の内面に樹脂の塗り残しを生じることなく
ライニング施工を行うことができる。
【0013】尚、本実施例では第1開口部12及び第2
開口部13にそれぞれ流量・圧力調整器3,流量・圧力
計4,ポンプを接続し、管路1内に差圧を生起させてピ
グを移動させることで説明したが、本発明はこれに限ら
ず、どちらか一端の開口部に流量・圧力調整器3,流量
・圧力計4,ポンプを接続し、他端を大気に開放するこ
とで管路1内に差圧を生起させる構成としてもよく、こ
の場合では装置の簡略化が期待できる。
開口部13にそれぞれ流量・圧力調整器3,流量・圧力
計4,ポンプを接続し、管路1内に差圧を生起させてピ
グを移動させることで説明したが、本発明はこれに限ら
ず、どちらか一端の開口部に流量・圧力調整器3,流量
・圧力計4,ポンプを接続し、他端を大気に開放するこ
とで管路1内に差圧を生起させる構成としてもよく、こ
の場合では装置の簡略化が期待できる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、第
1工程の施工中に、進行方向後側の管路内段部に対して
樹脂が入り込まずに塗布死角が発生しても、第2工程に
よる樹脂の押し均し工程時に樹脂が塗布死角に入り込む
ように塗布されるため、管路内に樹脂の塗り残しを生じ
ることなくライニング施工を行うことができる。その結
果ライニングを施工する管路内面全体に亘って塗り残し
部分を生じることなく平滑なライニング膜を形成するこ
とができるようになる。また、第1工程で形成した厚目
のライニング膜を第2工程で押し均すようにしているた
め、第2工程の開始に際して、管内に新たに樹脂を導入
する作業は不要とり、ライニング施工の作業性が向上す
るようになる。
1工程の施工中に、進行方向後側の管路内段部に対して
樹脂が入り込まずに塗布死角が発生しても、第2工程に
よる樹脂の押し均し工程時に樹脂が塗布死角に入り込む
ように塗布されるため、管路内に樹脂の塗り残しを生じ
ることなくライニング施工を行うことができる。その結
果ライニングを施工する管路内面全体に亘って塗り残し
部分を生じることなく平滑なライニング膜を形成するこ
とができるようになる。また、第1工程で形成した厚目
のライニング膜を第2工程で押し均すようにしているた
め、第2工程の開始に際して、管内に新たに樹脂を導入
する作業は不要とり、ライニング施工の作業性が向上す
るようになる。
【図1】管路の概略図
【図2】(A) 第1工程の説明図 (B) 第1工程の説明図
【図3】(A) 第2工程の説明図 (B) 第2工程の説明図
【図4】(A) 従来例の説明図 (B) 従来例の説明図
【図5】従来例の説明図
【図6】課題の説明図
1 管路 11 管 12 第1開口部 13 第2開口部 14 厚めのライニング膜 15 設定ライニング膜 2 接続部材 2a 段部 2b 段部 21 ソケット 22 エルボ 3 流量・圧力調整器 4 流量・圧力計 5 ポンプ 6 液状樹脂 7 小径ピグ 8 ピグ W 設定ライニング膜の厚さ W1 ライニング膜の厚さ L 管路の長さ R 管路の内径
Claims (1)
- 【請求項1】 敷設管路の一方に第1開口部と、他方に
第2開口部とを備え、一方の開口部より液状樹脂および
ピグを導入し、管路内の第1開口部と第2開口部との間
に圧力差を生起させて該圧力差により前記ピグを移動さ
せることで管路内面に設定厚のライニング膜を形成する
管路の内面ライニング工法において、 前記ライニング工程を第1工程と第2工程とに分け、第
1工程では、前記第1開口部を始端側として管路内に、
前記設定厚のライニング膜を形成するに必要な量よりも
多目の量の液状樹脂と、設定厚のライニング膜を形成す
るに必要な径よりも小さい径の小径ピグとを導入して、
該小径ピグを第1開口部より第2開口部に至る管内に移
動させることで管路内に設定厚よりも厚目のライニング
膜を形成しつつ施工し、 第2工程では、前記第2開口部を始端側として管路内
に、前記設定厚のライニング膜を形成するに対応する所
定径の第2ピグを導入し、該第2ピグを第1開口部に至
る管路内に移動させる際に、前記第1工程において塗布
された管内面の厚目の付着樹脂を押し均しつつ進行し
て、管路途中に介在する接続部材による管内段部に対し
ても進行方向前側および後側に塗布死角を生じることな
く管路内面に設定厚のライニング膜を形成するように施
工することを特徴とする管路の内面ライニング工法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP685994A JP2843930B2 (ja) | 1994-01-26 | 1994-01-26 | 管路のライニング工法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP685994A JP2843930B2 (ja) | 1994-01-26 | 1994-01-26 | 管路のライニング工法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07204580A true JPH07204580A (ja) | 1995-08-08 |
| JP2843930B2 JP2843930B2 (ja) | 1999-01-06 |
Family
ID=11649974
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP685994A Expired - Fee Related JP2843930B2 (ja) | 1994-01-26 | 1994-01-26 | 管路のライニング工法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2843930B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007209940A (ja) * | 2006-02-13 | 2007-08-23 | Yuushin Kk | 配管更生方法 |
-
1994
- 1994-01-26 JP JP685994A patent/JP2843930B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007209940A (ja) * | 2006-02-13 | 2007-08-23 | Yuushin Kk | 配管更生方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2843930B2 (ja) | 1999-01-06 |
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Legal Events
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