JPH0720485B2 - 粘着テープ用基材及び医療用粘着テープ - Google Patents
粘着テープ用基材及び医療用粘着テープInfo
- Publication number
- JPH0720485B2 JPH0720485B2 JP63304981A JP30498188A JPH0720485B2 JP H0720485 B2 JPH0720485 B2 JP H0720485B2 JP 63304981 A JP63304981 A JP 63304981A JP 30498188 A JP30498188 A JP 30498188A JP H0720485 B2 JPH0720485 B2 JP H0720485B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- adhesive tape
- release agent
- substrate
- base material
- medical
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Materials For Medical Uses (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は粘着テープ用基材及び医療用粘着テープに関す
るものである。
るものである。
ガーゼや脱脂綿等を皮膚に固定するための粘着テープの
基材には通気性や肌ざわりを良くするため、一般には紙
や不織布等が用いられる。これに用いられる基材は過度
な強さがあり、巻戻しの際、過度な展開力を有し、かつ
基材背面の繊維がむしり取られる現象、いわゆる毛羽立
ちがないことが必要である。又、重ね貼りができること
が必要である。このため、原紙をアクリル酸エステルエ
マルジョン等の浸漬後、乾燥することにより繊維同士を
結着せしめたものが使用される。
基材には通気性や肌ざわりを良くするため、一般には紙
や不織布等が用いられる。これに用いられる基材は過度
な強さがあり、巻戻しの際、過度な展開力を有し、かつ
基材背面の繊維がむしり取られる現象、いわゆる毛羽立
ちがないことが必要である。又、重ね貼りができること
が必要である。このため、原紙をアクリル酸エステルエ
マルジョン等の浸漬後、乾燥することにより繊維同士を
結着せしめたものが使用される。
又、片面に粘着剤層を設けた基材の他面にサイジング被
膜と背面処理被膜を設けた医療用粘着テープがあり、こ
のものはいわゆる毛羽立ちが発生しないと思われる(例
えば特公昭60−9817号公報)。
膜と背面処理被膜を設けた医療用粘着テープがあり、こ
のものはいわゆる毛羽立ちが発生しないと思われる(例
えば特公昭60−9817号公報)。
上記従来の紙や不織布の基材では粘着剤層の背面側の基
材面には離型剤の塗布が必要であり、離型剤を塗布する
場合、剥離力の調整が難しく、ともすれば剥離力は小さ
くなる傾向となり、実用上では重ね貼りができない場合
もある。又、特公昭60−9817号公報記載のようにサイジ
ング被膜と背面処理被膜を設けるものでは、それらの塗
工で2工程が必要である。
材面には離型剤の塗布が必要であり、離型剤を塗布する
場合、剥離力の調整が難しく、ともすれば剥離力は小さ
くなる傾向となり、実用上では重ね貼りができない場合
もある。又、特公昭60−9817号公報記載のようにサイジ
ング被膜と背面処理被膜を設けるものでは、それらの塗
工で2工程が必要である。
本発明は上記従来の欠点を解消し、基材面に離型剤の塗
布作業を必要とせず、巻戻しの際に過度な展開性があ
り、粘着剤による基材背面の毛羽立ちが発生せず、使用
時に重ね貼りができる等の特長を有するテープ用基材及
び外科用粘着テープを提供するものである。
布作業を必要とせず、巻戻しの際に過度な展開性があ
り、粘着剤による基材背面の毛羽立ちが発生せず、使用
時に重ね貼りができる等の特長を有するテープ用基材及
び外科用粘着テープを提供するものである。
本発明は、繊維同士が離型剤を混合したバインダーによ
り部分的に結着された不織布からなることを特徴とする
粘着テープ用基材であり、また、繊維同士が離型剤を混
合したバインダーにより部分的に結着されてなる基材の
一面に粘着剤層が設けられてなる医療用粘着テープであ
る。
り部分的に結着された不織布からなることを特徴とする
粘着テープ用基材であり、また、繊維同士が離型剤を混
合したバインダーにより部分的に結着されてなる基材の
一面に粘着剤層が設けられてなる医療用粘着テープであ
る。
本発明において、バインダーはアクリル系、酢酸ビニル
系、合成ゴム系、デンプン系、ポリビニルアルコール系
等種々のものが使用され、その性状は水に分散されたエ
マルジョン系、水溶液、溶剤に溶解されたもの等が使用
できるが、特にアクリル系のエマルジョンが好ましい。
系、合成ゴム系、デンプン系、ポリビニルアルコール系
等種々のものが使用され、その性状は水に分散されたエ
マルジョン系、水溶液、溶剤に溶解されたもの等が使用
できるが、特にアクリル系のエマルジョンが好ましい。
又、離型剤はポリ(1.1−シヒドロパーフロロヘキシル
メタクリレート)、ポリ(N−エチル、N−パーフロロ
オクタンスルホアミドエチルメタクリレート)等のパー
フロロ系ポリマー、フエニルメチルシロキサンとジメチ
ルシロキサンのコポリマー、2−(2−ヒドロキシエチ
ルチオ)エチル基を有するメチルフエニルシロキサンと
−OH基を有するアクリルポリマーとの縮合物等のシリコ
ーン系ポリマー、ポリエステルアクリレート、ポリエス
テルアクリルアミド、ポリビニルステアレート、セルロ
ーズトリステアレート等の長鎖アルキル基含有ポリマー
等のエマルジョンが主として用いられる。離型剤を混合
したバインダーは固形分重量で原紙の20〜100%が含浸
される。
メタクリレート)、ポリ(N−エチル、N−パーフロロ
オクタンスルホアミドエチルメタクリレート)等のパー
フロロ系ポリマー、フエニルメチルシロキサンとジメチ
ルシロキサンのコポリマー、2−(2−ヒドロキシエチ
ルチオ)エチル基を有するメチルフエニルシロキサンと
−OH基を有するアクリルポリマーとの縮合物等のシリコ
ーン系ポリマー、ポリエステルアクリレート、ポリエス
テルアクリルアミド、ポリビニルステアレート、セルロ
ーズトリステアレート等の長鎖アルキル基含有ポリマー
等のエマルジョンが主として用いられる。離型剤を混合
したバインダーは固形分重量で原紙の20〜100%が含浸
される。
又、離型剤の添加量はバインダーに対し固形分で0.5〜1
5%が使用できる。離型剤の添加量が0.5%よりも少いと
巻戻しの際に抵抗が大きくて扱い難く、毛羽立ちが生じ
る。又、15%よりも多ければ自背面粘着力が小さくて重
ね貼りができない。
5%が使用できる。離型剤の添加量が0.5%よりも少いと
巻戻しの際に抵抗が大きくて扱い難く、毛羽立ちが生じ
る。又、15%よりも多ければ自背面粘着力が小さくて重
ね貼りができない。
実施例(1) パルプ、麻、レーヨンの繊維を水中で分散・混合し、連
続抄紙機にて坪量22g/m2の原紙を抄造した。こゝに用い
る繊維は短繊維、長繊維の限定はなく、その材質も上記
の他必要特性に応じて適宜選択すればよい。抄造方法は
湿式、乾式の何れでもよい。原紙は12g〜110g/m2のもの
が好適である。バインダーとしてアクリルエマルジョン
(固型分46%、日本アクリル(株)社製 商品名プライ
マルHA−8)100重量部に対し、弗素系離型剤(パーフ
ロロ系ポリマーエマルジョン 固型分30%)10重量部を
添加混合して混合液を製した。次に、上記アクリルエマ
ルジョンと弗素系離型剤の混合液を樹脂含浸装置の浸漬
液バットに入れ、この中へ前記抄造した原紙を連続的に
浸漬した後、絞りロールに通して余剰の混合液を絞り取
り、原紙に強い張力をかけないようにしながら熱風炉を
通過させ、続いて熱ドラムを通過させて乾燥した。この
ようにして基材の繊維同士が離型剤を混合したバインダ
ーで部分的に結着されてなる第1の発明の粘着テープ用
基材を得た。このテープ用基材の重量は36g/m2であっ
た。
続抄紙機にて坪量22g/m2の原紙を抄造した。こゝに用い
る繊維は短繊維、長繊維の限定はなく、その材質も上記
の他必要特性に応じて適宜選択すればよい。抄造方法は
湿式、乾式の何れでもよい。原紙は12g〜110g/m2のもの
が好適である。バインダーとしてアクリルエマルジョン
(固型分46%、日本アクリル(株)社製 商品名プライ
マルHA−8)100重量部に対し、弗素系離型剤(パーフ
ロロ系ポリマーエマルジョン 固型分30%)10重量部を
添加混合して混合液を製した。次に、上記アクリルエマ
ルジョンと弗素系離型剤の混合液を樹脂含浸装置の浸漬
液バットに入れ、この中へ前記抄造した原紙を連続的に
浸漬した後、絞りロールに通して余剰の混合液を絞り取
り、原紙に強い張力をかけないようにしながら熱風炉を
通過させ、続いて熱ドラムを通過させて乾燥した。この
ようにして基材の繊維同士が離型剤を混合したバインダ
ーで部分的に結着されてなる第1の発明の粘着テープ用
基材を得た。このテープ用基材の重量は36g/m2であっ
た。
実施例(2) 別に、表面をシリコン処理した剥離紙の剥離面に2エチ
ルヘキシルアクリレート50重量部、ブチルアクリレート
40重量部、その他7重量部をトルエンに溶解した固形分
40%のアクリル系粘着剤を塗布・乾燥し、厚さ35μの粘
着剤層を形成した。この粘着剤層を剥離紙とともに実施
例(1)で得た基材に貼り合せ、一旦太巻きロールとし
た。その後、この太巻きロールを巻戻しつゝ剥離紙を剥
し乍ら基材を粘着剤層が外側になるように1インチの紙
芯に小巻きし、これを25mm幅に切断して医療用粘着テー
プを製した。
ルヘキシルアクリレート50重量部、ブチルアクリレート
40重量部、その他7重量部をトルエンに溶解した固形分
40%のアクリル系粘着剤を塗布・乾燥し、厚さ35μの粘
着剤層を形成した。この粘着剤層を剥離紙とともに実施
例(1)で得た基材に貼り合せ、一旦太巻きロールとし
た。その後、この太巻きロールを巻戻しつゝ剥離紙を剥
し乍ら基材を粘着剤層が外側になるように1インチの紙
芯に小巻きし、これを25mm幅に切断して医療用粘着テー
プを製した。
このテープを巻戻し、指に巻回したところ、巻戻し時は
適度の抵抗力があり、毛羽立ちもなく、皮膚によく貼着
し、風合いがよく柔らかな肌ざわりであった。又、その
まゝ放置しても重ね合せの端部から剥れることもなかっ
た。又、患部に当てがったガーゼの上から十字状に貼付
したところ、ガーゼと皮膚にはよく貼着し、テープ同士
の重ね合せ部が浮いたり剥れたりすることもなかった。
適度の抵抗力があり、毛羽立ちもなく、皮膚によく貼着
し、風合いがよく柔らかな肌ざわりであった。又、その
まゝ放置しても重ね合せの端部から剥れることもなかっ
た。又、患部に当てがったガーゼの上から十字状に貼付
したところ、ガーゼと皮膚にはよく貼着し、テープ同士
の重ね合せ部が浮いたり剥れたりすることもなかった。
次に、このテープを常温で3ケ月間経過したものと、40
℃で3ケ月経過したものを用いて同様のテストを行った
ところ、巻戻しの抵抗力は殆ど変化なく、テープ背面の
毛羽立ちもなく、製造直後と同様の優れた性能を示し
た。
℃で3ケ月経過したものを用いて同様のテストを行った
ところ、巻戻しの抵抗力は殆ど変化なく、テープ背面の
毛羽立ちもなく、製造直後と同様の優れた性能を示し
た。
実施例(3) 離型剤としてシリコン系ポリマー(フエニルメチルシロ
キサンとジメチルシロキサンのコポリマー)のエマルジ
ョン(固形分38%)を用いた他は実施例(1)と同様に
して製したテープ用基材を用いて実施例(2)と同様の
医療用粘着テープを製し、同様のテストを行ったとこ
ろ、同様の優れた結果を得た。
キサンとジメチルシロキサンのコポリマー)のエマルジ
ョン(固形分38%)を用いた他は実施例(1)と同様に
して製したテープ用基材を用いて実施例(2)と同様の
医療用粘着テープを製し、同様のテストを行ったとこ
ろ、同様の優れた結果を得た。
本発明の粘着テープ用基材は上記の構成となされている
ので、これを用いた医療用粘着テープは巻戻しの際に背
面が毛羽立ちすることなく適度な展開性があり、重ね貼
りしても剥れることなく、皮膚によく貼着でき、柔軟で
風合いがよい。又、製造に於て離型剤やサイジング剤の
塗布工程や塗布装置を必要とせず、簡単な方法で製造で
きる等実用的効果は大である。
ので、これを用いた医療用粘着テープは巻戻しの際に背
面が毛羽立ちすることなく適度な展開性があり、重ね貼
りしても剥れることなく、皮膚によく貼着でき、柔軟で
風合いがよい。又、製造に於て離型剤やサイジング剤の
塗布工程や塗布装置を必要とせず、簡単な方法で製造で
きる等実用的効果は大である。
Claims (2)
- 【請求項1】繊維同士が離型剤を混合したバインダーに
より部分的に結着された不織布からなることを特徴とす
る粘着テープ用基材。 - 【請求項2】繊維同士が離型剤を混合したバインダーに
より部分的に結着されてなる基材の一面に粘着剤層が設
けられてなる医療用粘着テープ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63304981A JPH0720485B2 (ja) | 1988-11-30 | 1988-11-30 | 粘着テープ用基材及び医療用粘着テープ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63304981A JPH0720485B2 (ja) | 1988-11-30 | 1988-11-30 | 粘着テープ用基材及び医療用粘着テープ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02149275A JPH02149275A (ja) | 1990-06-07 |
| JPH0720485B2 true JPH0720485B2 (ja) | 1995-03-08 |
Family
ID=17939637
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63304981A Expired - Lifetime JPH0720485B2 (ja) | 1988-11-30 | 1988-11-30 | 粘着テープ用基材及び医療用粘着テープ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0720485B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6436528B1 (en) * | 1998-10-24 | 2002-08-20 | Tesa Ag | Adhesive tape based on a binder-consolidated web |
| JP4274951B2 (ja) * | 2004-01-07 | 2009-06-10 | 久光製薬株式会社 | 異型断面繊維を使用した支持体を有するテーピング型貼付剤 |
-
1988
- 1988-11-30 JP JP63304981A patent/JPH0720485B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02149275A (ja) | 1990-06-07 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080308 Year of fee payment: 13 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090308 Year of fee payment: 14 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090308 Year of fee payment: 14 |