JPH0720833Y2 - 偏向ヨーク装置 - Google Patents
偏向ヨーク装置Info
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- JPH0720833Y2 JPH0720833Y2 JP1988143994U JP14399488U JPH0720833Y2 JP H0720833 Y2 JPH0720833 Y2 JP H0720833Y2 JP 1988143994 U JP1988143994 U JP 1988143994U JP 14399488 U JP14399488 U JP 14399488U JP H0720833 Y2 JPH0720833 Y2 JP H0720833Y2
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- Japan
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- coil
- magnetic field
- deflection yoke
- leakage magnetic
- joint
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えばテレビジョン受像機の画面から漏れる
低周波磁界の漏洩防止用のコイルを備えた偏向ヨーク装
置に関するものである。
低周波磁界の漏洩防止用のコイルを備えた偏向ヨーク装
置に関するものである。
近年、テレビジョン受像機の画面側から漏れる低周波
(1KHz〜300KHz)の磁界による人体(特に妊娠)への悪
影響が警告されるようになってきており、各テレビジョ
ン受像機の生産会社においては、このテレビ画面から漏
れる低周波磁界の防止策を講じる必要にせまられてい
る。
(1KHz〜300KHz)の磁界による人体(特に妊娠)への悪
影響が警告されるようになってきており、各テレビジョ
ン受像機の生産会社においては、このテレビ画面から漏
れる低周波磁界の防止策を講じる必要にせまられてい
る。
この種の防止策は研究開発の段階にあり、今のところ低
周波漏洩磁界の具体的な防止手段はまだ開示されるには
至っていない。
周波漏洩磁界の具体的な防止手段はまだ開示されるには
至っていない。
テレビ画面から漏洩する低周波磁界の防止手段として、
本考案者は第4図に示すように、偏向ヨーク1のボビン
2に低周波の漏洩磁界防止コイル3を取り付けたもの
(同コイル3はトップ側とボトム側に取り付けられる)
を提案している。この提案装置によれば、偏向ヨーク1
の駆動により、トップ側の水平偏向コイル4aと、ボトム
側の水平偏向コイル4bとに偏向電流が第5図に示す向き
に流れると、磁界B1、B2が発生する。そうすると、こ
の磁界B1、B2の影響を受けて、コア5の内部では
B5、B6の磁界が発生し、偏向ヨーク1の外側に向けて
低周波磁界B3が飛び出す。漏洩磁界防止コイル3は前
記各水平偏向コイル4a,4bと同一向きに巻回されてお
り、この結果、漏洩磁界防止コイル3に例えば水平偏向
コイル4a,4b側から偏向電流が流れると、前記低周波の
漏洩磁界B3を打ち消す方向に磁界B4を発生する。すな
わち、低周波漏洩磁界B3の向きと漏洩磁界防止コイル
3で発生するキャンセル磁界B4の向きが逆向きとな
り、両磁界B3,B4は互いに打ち消しあって消失するので
ある。なお、図中の記号、 はコイルに流れる電流の向きを示しており、9はコア5
にトロイダル巻きされた垂直偏向コイルを示している。
本考案者は第4図に示すように、偏向ヨーク1のボビン
2に低周波の漏洩磁界防止コイル3を取り付けたもの
(同コイル3はトップ側とボトム側に取り付けられる)
を提案している。この提案装置によれば、偏向ヨーク1
の駆動により、トップ側の水平偏向コイル4aと、ボトム
側の水平偏向コイル4bとに偏向電流が第5図に示す向き
に流れると、磁界B1、B2が発生する。そうすると、こ
の磁界B1、B2の影響を受けて、コア5の内部では
B5、B6の磁界が発生し、偏向ヨーク1の外側に向けて
低周波磁界B3が飛び出す。漏洩磁界防止コイル3は前
記各水平偏向コイル4a,4bと同一向きに巻回されてお
り、この結果、漏洩磁界防止コイル3に例えば水平偏向
コイル4a,4b側から偏向電流が流れると、前記低周波の
漏洩磁界B3を打ち消す方向に磁界B4を発生する。すな
わち、低周波漏洩磁界B3の向きと漏洩磁界防止コイル
3で発生するキャンセル磁界B4の向きが逆向きとな
り、両磁界B3,B4は互いに打ち消しあって消失するので
ある。なお、図中の記号、 はコイルに流れる電流の向きを示しており、9はコア5
にトロイダル巻きされた垂直偏向コイルを示している。
このように、偏向ヨーク1に漏洩磁界防止コイル3を設
けることにより、テレビ画面からの低周波磁界の漏洩は
効果的に防止できることになる。この提案装置において
は、偏向ヨーク1に漏洩磁界防止コイル3を取り付ける
必要があり、この漏洩磁界防止コイル3の取り付けを簡
単にできるようにすることが装置製作の作業性や、装置
コストの低減化を図る上で望ましい。
けることにより、テレビ画面からの低周波磁界の漏洩は
効果的に防止できることになる。この提案装置において
は、偏向ヨーク1に漏洩磁界防止コイル3を取り付ける
必要があり、この漏洩磁界防止コイル3の取り付けを簡
単にできるようにすることが装置製作の作業性や、装置
コストの低減化を図る上で望ましい。
本考案は上記事情に鑑みなされたものであり、その目的
は、偏向ヨークのボビンに漏洩磁界防止コイルを容易に
取り付けることが可能な偏向ヨーク装置を提供すること
にある。
は、偏向ヨークのボビンに漏洩磁界防止コイルを容易に
取り付けることが可能な偏向ヨーク装置を提供すること
にある。
本考案は上記目的を達成するために、次のように構成さ
れている。すなわち、本考案は、偏向ヨークのボビンの
頭部拡大径部のトップ側とボトム側の少くとも一方側に
低周波の漏洩磁界防止コイルがジョイントを介して装着
される偏向ヨーク装置であって、前記ボビンの頭部拡大
径部には嵌合溝が形成され、また、前記ジョイントは前
記嵌合溝に嵌合する足部と、この足部から偏向ヨークの
ネック側に向かって伸張するアームとを有し、前記漏洩
磁界防止コイルはコイルを収容するコイル枠部と、この
コイル枠部から伸張する脚とを有しており、この脚と前
記ジョイントのアームとの一方側には挿入凸部が、他方
側には挿入孔がそれぞれ設けられ、この挿入凸部と挿入
孔との嵌合固定により、漏洩磁界防止コイルは前記ジョ
イントのアームの伸張方向の延長上に設けられるととも
に、偏向ヨークのコアの頭部側とネック側から漏洩する
磁界の強さがほぼ同一となる面位置に漏洩磁界防止コイ
ルを配置すべく前記ジョイントのアームの伸張角度が設
定されていることを特徴として構成されている。
れている。すなわち、本考案は、偏向ヨークのボビンの
頭部拡大径部のトップ側とボトム側の少くとも一方側に
低周波の漏洩磁界防止コイルがジョイントを介して装着
される偏向ヨーク装置であって、前記ボビンの頭部拡大
径部には嵌合溝が形成され、また、前記ジョイントは前
記嵌合溝に嵌合する足部と、この足部から偏向ヨークの
ネック側に向かって伸張するアームとを有し、前記漏洩
磁界防止コイルはコイルを収容するコイル枠部と、この
コイル枠部から伸張する脚とを有しており、この脚と前
記ジョイントのアームとの一方側には挿入凸部が、他方
側には挿入孔がそれぞれ設けられ、この挿入凸部と挿入
孔との嵌合固定により、漏洩磁界防止コイルは前記ジョ
イントのアームの伸張方向の延長上に設けられるととも
に、偏向ヨークのコアの頭部側とネック側から漏洩する
磁界の強さがほぼ同一となる面位置に漏洩磁界防止コイ
ルを配置すべく前記ジョイントのアームの伸張角度が設
定されていることを特徴として構成されている。
上記のように構成されている本考案において、ジョイン
トの足部を偏向ヨークのボビンの頭部拡大径部に形成し
た嵌合溝に嵌め込むことにより、ジョイントは前記頭部
拡大径部に装着される。次に、漏洩磁界防止コイルの脚
と前記ジョイントのアームとの挿入凸部と挿入孔部とを
嵌合固定することにより、漏洩磁界防止コイルは偏向ヨ
ークの少なくともトップ側とボトム側のいずれか一方側
に配置され、偏向ヨークから漏れる漏洩磁界が漏洩磁界
防止コイルから出るキャンセル磁界によって打ち消され
るのである。
トの足部を偏向ヨークのボビンの頭部拡大径部に形成し
た嵌合溝に嵌め込むことにより、ジョイントは前記頭部
拡大径部に装着される。次に、漏洩磁界防止コイルの脚
と前記ジョイントのアームとの挿入凸部と挿入孔部とを
嵌合固定することにより、漏洩磁界防止コイルは偏向ヨ
ークの少なくともトップ側とボトム側のいずれか一方側
に配置され、偏向ヨークから漏れる漏洩磁界が漏洩磁界
防止コイルから出るキャンセル磁界によって打ち消され
るのである。
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。な
お、本実施例の説明において、提案装置と同一の部分に
は同一符号を付し、その重複説明を省略する。
お、本実施例の説明において、提案装置と同一の部分に
は同一符号を付し、その重複説明を省略する。
第1図には本考案に係る偏向ヨーク装置の一実施例が示
されている。本実施例において特徴的なことは、漏洩磁
界防止コイル3を偏向ヨーク1のボビン2の頭部拡大径
部に嵌め込み方式で組み立てができるように構成したこ
とである。
されている。本実施例において特徴的なことは、漏洩磁
界防止コイル3を偏向ヨーク1のボビン2の頭部拡大径
部に嵌め込み方式で組み立てができるように構成したこ
とである。
本実施例の漏洩磁界防止コイル3はコイル部6とカバー
部7とによって構成されている。コイル部6は第3図に
示すように、内枠8と外枠10とによって環状の箱型に形
成されたコイルケース11内に絶縁被覆されたコイル捲き
線をリング状に巻いてコイル12を巻装したものであり、
このコイル12の端末部はコイルケース11に形成した切り
欠き部13を通して外に取り出されている。
部7とによって構成されている。コイル部6は第3図に
示すように、内枠8と外枠10とによって環状の箱型に形
成されたコイルケース11内に絶縁被覆されたコイル捲き
線をリング状に巻いてコイル12を巻装したものであり、
このコイル12の端末部はコイルケース11に形成した切り
欠き部13を通して外に取り出されている。
一方、カバー部7はカバー枠部14と、このカバー枠部14
から突設される一対の脚15とを有して構成されている。
前記カバー枠部14は前記コイルケース11を収容する箱状
の枠体から成り、この枠体の左右両側面にはスリット16
を設けて舌片17が形成されており、この舌片17の先端部
には爪18が内側に向けて突設されている。また、このカ
バー枠部14の側壁には前記コイルケース11の切り欠き部
13と対向する位置に同様な切り欠き部を設けてコイル端
末の取り出し部としている。
から突設される一対の脚15とを有して構成されている。
前記カバー枠部14は前記コイルケース11を収容する箱状
の枠体から成り、この枠体の左右両側面にはスリット16
を設けて舌片17が形成されており、この舌片17の先端部
には爪18が内側に向けて突設されている。また、このカ
バー枠部14の側壁には前記コイルケース11の切り欠き部
13と対向する位置に同様な切り欠き部を設けてコイル端
末の取り出し部としている。
前記コイル部6は前記カバー枠部14に嵌め込むことによ
ってコイル部6とカバー部7とが一体化してコイル12を
収容するコイル枠部を構成するが、このコイル部6のカ
バー枠部14への嵌め込みに際しては、コイル部6は舌片
17の爪18を外側に押し開いてカバー枠部14内に挿入して
行き、この爪18を乗り越えて完全に嵌まった時に、爪18
はコイルケース11の裏面に入り込んで該コイルケース11
を係止し、第2図に示すように、コイル部6の抜け出し
を防止するようになっている。前記一対の脚15はカバー
枠部14の側面の両端側から垂直に伸長されており、この
伸長先端部には挿入孔20a,20bが形成されている。
ってコイル部6とカバー部7とが一体化してコイル12を
収容するコイル枠部を構成するが、このコイル部6のカ
バー枠部14への嵌め込みに際しては、コイル部6は舌片
17の爪18を外側に押し開いてカバー枠部14内に挿入して
行き、この爪18を乗り越えて完全に嵌まった時に、爪18
はコイルケース11の裏面に入り込んで該コイルケース11
を係止し、第2図に示すように、コイル部6の抜け出し
を防止するようになっている。前記一対の脚15はカバー
枠部14の側面の両端側から垂直に伸長されており、この
伸長先端部には挿入孔20a,20bが形成されている。
一方、偏向ヨーク1のボビン2の頭部拡大径部(頭部渡
り線部)21には、そのトップ側とボタム側にそれぞれ鍔
状の張り出し部19が形成され、その張り出し部19の両サ
イド側に逆T字形状の嵌合溝22が設けられている。
り線部)21には、そのトップ側とボタム側にそれぞれ鍔
状の張り出し部19が形成され、その張り出し部19の両サ
イド側に逆T字形状の嵌合溝22が設けられている。
前記漏洩磁界防止コイル3をボビン2の頭部拡大径部21
に取り付けるジョイント23は、足部24と、アーム25とに
よって構成され、アーム25は頭部拡大径部21の裏面26に
当接する基板部27の先端部から該基板部27とθの傾きを
設けて支持部28を偏向ヨーク1のネック側に向けて斜め
に伸長したものであり、この支持部28にはその伸長方向
に一定の間隔を隔てて挿入凸部30a,30bが突設されてい
る。この挿入凸部30a,30bの間隔は前記漏洩磁界防止コ
イル3の脚15に設けた挿入孔20a,20bの間隔と一致させ
てある。前記足部24は基板部27の底面から逆T字形状の
板を下方に突設して構成されており、この足部24は前記
嵌合溝22にがたつきなく嵌まり合うようになっている。
に取り付けるジョイント23は、足部24と、アーム25とに
よって構成され、アーム25は頭部拡大径部21の裏面26に
当接する基板部27の先端部から該基板部27とθの傾きを
設けて支持部28を偏向ヨーク1のネック側に向けて斜め
に伸長したものであり、この支持部28にはその伸長方向
に一定の間隔を隔てて挿入凸部30a,30bが突設されてい
る。この挿入凸部30a,30bの間隔は前記漏洩磁界防止コ
イル3の脚15に設けた挿入孔20a,20bの間隔と一致させ
てある。前記足部24は基板部27の底面から逆T字形状の
板を下方に突設して構成されており、この足部24は前記
嵌合溝22にがたつきなく嵌まり合うようになっている。
本実施例では、これらジョイント23、カバー部7および
コイルケース11はそれぞれ合成樹脂を材料とした射出成
形等によって形成されている。
コイルケース11はそれぞれ合成樹脂を材料とした射出成
形等によって形成されている。
上記のように構成されている本実施例において、漏洩磁
界防止コイル3を偏向ヨーク1に組み立てる場合には、
まず、ジョイント23の足部24をボビン2の頭部拡大径部
21のトップ側とボトム側にそれぞれ形成した嵌合溝22に
嵌め込んで、ジョイント23を頭部拡大径部21に固定す
る。次に、漏洩磁界防止コイル3の脚15に設けた挿入孔
20a,20bを前記ジョイント23側の挿入凸部30a,30bに嵌め
込む。この嵌め込み状態において、挿入凸部30a,30bは
挿入孔20a,20bから突き出るが、その突き出た部分を熱
融着することで、挿入凸部30a,30bと挿入孔20a,20bとの
嵌め込み部の固定が達成され、前記漏洩磁界防止コイル
3はアーム25の伸張方向の延長上に位置されて偏向ヨー
ク1のトップ側とボトム側の位置においてそれぞれボビ
ン2の頭部拡大径部21に装着されるのである。そして、
この装着状態において、前記ジョイント23の足部24と嵌
合溝22との嵌め込み部分は接着剤により接着固定される
こととなる。
界防止コイル3を偏向ヨーク1に組み立てる場合には、
まず、ジョイント23の足部24をボビン2の頭部拡大径部
21のトップ側とボトム側にそれぞれ形成した嵌合溝22に
嵌め込んで、ジョイント23を頭部拡大径部21に固定す
る。次に、漏洩磁界防止コイル3の脚15に設けた挿入孔
20a,20bを前記ジョイント23側の挿入凸部30a,30bに嵌め
込む。この嵌め込み状態において、挿入凸部30a,30bは
挿入孔20a,20bから突き出るが、その突き出た部分を熱
融着することで、挿入凸部30a,30bと挿入孔20a,20bとの
嵌め込み部の固定が達成され、前記漏洩磁界防止コイル
3はアーム25の伸張方向の延長上に位置されて偏向ヨー
ク1のトップ側とボトム側の位置においてそれぞれボビ
ン2の頭部拡大径部21に装着されるのである。そして、
この装着状態において、前記ジョイント23の足部24と嵌
合溝22との嵌め込み部分は接着剤により接着固定される
こととなる。
この漏洩磁界防止コイル3が偏向ヨーク1のボビン2の
頭部拡大径部21に装着された状態においては、漏洩磁界
防止コイル3は偏向ヨーク1のトップ側とボタム側位置
でコア5に対向する。かかる構成において、偏向ヨーク
1の駆動によって発生する低周波漏洩磁界B3は漏洩磁
界防止コイル3のキャンセル磁界B4によって効果的に
打ち消される。
頭部拡大径部21に装着された状態においては、漏洩磁界
防止コイル3は偏向ヨーク1のトップ側とボタム側位置
でコア5に対向する。かかる構成において、偏向ヨーク
1の駆動によって発生する低周波漏洩磁界B3は漏洩磁
界防止コイル3のキャンセル磁界B4によって効果的に
打ち消される。
一般に、コア5側から漏洩する低周波磁界は頭部側31よ
りもネック側32の方が磁束密度が大きくなり、漏洩磁界
防止コイル3から出るキャンセル磁界の磁束密度はほぼ
一様である。本実施例では、コア5と漏洩磁界防止コイ
ル3との距離を頭部側31よりもネック側32を大きくし、
ネック側32の単位面積当たりの強い漏洩磁界に対しては
この距離を大きくすることにより、その磁界の強さを弱
めた位置で、つまり頭部側31から漏洩する低周波磁界と
同じ大きさになった面位置でこのネック側32の低周波漏
洩磁界を打ち消すようにしている。このため、本実施例
では漏洩磁界防止コイル3を、頭部側31とネット側32の
漏洩磁界の強さがほぼ同一となる面上に位置するように
アーム25の角度θを設定している。このようにコア5側
から漏れる低周波磁界の単位面積当たりの強さをほぼ等
しい位置でキャンセルすることにより、コア5の頭部側
31からネック側32にかけて漏洩する低周波磁界を全面的
に打ち消すことができる。
りもネック側32の方が磁束密度が大きくなり、漏洩磁界
防止コイル3から出るキャンセル磁界の磁束密度はほぼ
一様である。本実施例では、コア5と漏洩磁界防止コイ
ル3との距離を頭部側31よりもネック側32を大きくし、
ネック側32の単位面積当たりの強い漏洩磁界に対しては
この距離を大きくすることにより、その磁界の強さを弱
めた位置で、つまり頭部側31から漏洩する低周波磁界と
同じ大きさになった面位置でこのネック側32の低周波漏
洩磁界を打ち消すようにしている。このため、本実施例
では漏洩磁界防止コイル3を、頭部側31とネット側32の
漏洩磁界の強さがほぼ同一となる面上に位置するように
アーム25の角度θを設定している。このようにコア5側
から漏れる低周波磁界の単位面積当たりの強さをほぼ等
しい位置でキャンセルすることにより、コア5の頭部側
31からネック側32にかけて漏洩する低周波磁界を全面的
に打ち消すことができる。
なお、本実施例において、ジョイント23の支持部28と基
板部27との角度θと、漏洩磁界防止コイル3のボビン頭
部からネック側に向けての突出長Lは偏向ヨーク1側か
ら漏洩する低周波磁界をキャンセルするのに最も適した
値に設定するものであり、したがって、このL、θの値
は固定的なものでなく、漏洩磁界防止コイル3を取り付
ける相手側となる偏向ヨーク1の態様に応じて、変更さ
れるものである。
板部27との角度θと、漏洩磁界防止コイル3のボビン頭
部からネック側に向けての突出長Lは偏向ヨーク1側か
ら漏洩する低周波磁界をキャンセルするのに最も適した
値に設定するものであり、したがって、このL、θの値
は固定的なものでなく、漏洩磁界防止コイル3を取り付
ける相手側となる偏向ヨーク1の態様に応じて、変更さ
れるものである。
このθの変更は、基板部27と支持部28との角度を変更す
ることにより任意に達成でき、また、漏洩磁界防止コイ
ル3の突出長Lの変更は、挿入凸部30a,30bの位置を該
支持部28の伸長方向にずらすことにより達成することが
できる。このLとθの変更は漏洩磁界防止コイル3やボ
ビン2側の変更は一切行うことなくジョイント23の形状
のみを変更するだけで達成でき、設計変更の要求に対
し、容易、迅速かつ安価に応えることが可能となる。
ることにより任意に達成でき、また、漏洩磁界防止コイ
ル3の突出長Lの変更は、挿入凸部30a,30bの位置を該
支持部28の伸長方向にずらすことにより達成することが
できる。このLとθの変更は漏洩磁界防止コイル3やボ
ビン2側の変更は一切行うことなくジョイント23の形状
のみを変更するだけで達成でき、設計変更の要求に対
し、容易、迅速かつ安価に応えることが可能となる。
本実施例では、漏洩磁界防止コイル3を嵌め込み方式で
偏向ヨーク1のボビン頭部に装着するものであるから、
その取り付けは非常に容易となり、また、前記の如く、
L、θの調整も容易である。
偏向ヨーク1のボビン頭部に装着するものであるから、
その取り付けは非常に容易となり、また、前記の如く、
L、θの調整も容易である。
また、本実施例では、漏洩磁界防止コイル3のコイル12
はコイルケース11内に収容されるものであるから、この
コイル12と垂直偏向コイル9との間には絶縁材としての
コイルケース11が介設されることとなり、両者9、12の
絶縁距離(実際には漏洩磁界防止コイル3には水平偏向
電流が流れるので、垂直偏向コイル9と水平偏向コイル
4a,4bとの絶縁距離)を大きくできるという効果が得ら
れる。
はコイルケース11内に収容されるものであるから、この
コイル12と垂直偏向コイル9との間には絶縁材としての
コイルケース11が介設されることとなり、両者9、12の
絶縁距離(実際には漏洩磁界防止コイル3には水平偏向
電流が流れるので、垂直偏向コイル9と水平偏向コイル
4a,4bとの絶縁距離)を大きくできるという効果が得ら
れる。
本考案は上記実施例に限定されることはなく、様々な実
施の態様を採り得る。例えば、上記実施例では、漏洩磁
界防止コイル3の脚15とジョイント23の固定を、挿入凸
部30a,30bと挿入孔20a,20bとの嵌合部を熱融着すること
によって達成しているが、例えば、第1図の想像線で示
すように挿入凸部30a,30bの先端部に爪33を設け、該挿
入凸部30a,30bと挿入孔20a,20bとの嵌合部をこの爪33の
係合によって固定し、さらに、この係合部を接着剤によ
り接着することによって達成することも可能である。
施の態様を採り得る。例えば、上記実施例では、漏洩磁
界防止コイル3の脚15とジョイント23の固定を、挿入凸
部30a,30bと挿入孔20a,20bとの嵌合部を熱融着すること
によって達成しているが、例えば、第1図の想像線で示
すように挿入凸部30a,30bの先端部に爪33を設け、該挿
入凸部30a,30bと挿入孔20a,20bとの嵌合部をこの爪33の
係合によって固定し、さらに、この係合部を接着剤によ
り接着することによって達成することも可能である。
また、上記実施例では、漏洩磁界防止コイル3のボビン
2の頭部からの突出長Lの変更を、挿入凸部30a,30bの
突出位置をずらすことによって達成しているが、これと
は異なり、漏洩磁界防止コイル3の脚15に設ける挿入孔
20a,20bを脚15の突出方向にずらすことによって行うこ
とも可能である。
2の頭部からの突出長Lの変更を、挿入凸部30a,30bの
突出位置をずらすことによって達成しているが、これと
は異なり、漏洩磁界防止コイル3の脚15に設ける挿入孔
20a,20bを脚15の突出方向にずらすことによって行うこ
とも可能である。
さらに、上記実施例では、ジョイント23の足部24の形状
とボビン2の頭部拡大径部21に形成する嵌合溝22との形
状を逆T字形状としているが、この足部24と嵌合溝22の
形状はこれに限定されることはなく、他の様々な係合形
状を採り得るものである。
とボビン2の頭部拡大径部21に形成する嵌合溝22との形
状を逆T字形状としているが、この足部24と嵌合溝22の
形状はこれに限定されることはなく、他の様々な係合形
状を採り得るものである。
さらに、上記実施例ではコイル12を第3図に示すよう
に、長方形のリング形状に形成したが、このコイル12の
形状は、円のリング状、台形のリング状等仕様に応じ様
々な形状にすることができる。
に、長方形のリング形状に形成したが、このコイル12の
形状は、円のリング状、台形のリング状等仕様に応じ様
々な形状にすることができる。
さらに、上記実施例では、垂直偏向コイル9をコア5に
トロイダル状に巻回して形成しているが、これをくら型
の垂直偏向コイルとしてもよい。
トロイダル状に巻回して形成しているが、これをくら型
の垂直偏向コイルとしてもよい。
さらに、上記実施例では、コイルケース11を環状の箱型
に形成し、その中央部を開口して空間部29としている
が、この空間部29にフェライト等の磁性材料をコアとし
て装着することも可能である。
に形成し、その中央部を開口して空間部29としている
が、この空間部29にフェライト等の磁性材料をコアとし
て装着することも可能である。
さらに上記実施例では、漏洩磁界防止コイル3を偏向ヨ
ーク1のトップ側とボトム側の両方に設けたが、これを
トップ側とボトム側のいずれか一方側のみに設けること
も可能である。
ーク1のトップ側とボトム側の両方に設けたが、これを
トップ側とボトム側のいずれか一方側のみに設けること
も可能である。
本考案は漏洩磁界防止コイルを偏向ヨークのボビン頭部
側にジョイントを介して嵌め込むことによって取り付け
るように構成したものであるから、漏洩磁界防止コイル
の偏向ヨークへの組み込み作業が極めて簡単であり、こ
れにより、偏向ヨーク装置を製造する上での作業性の向
上と、装置コストの低減化を共に図ることが可能とな
る。
側にジョイントを介して嵌め込むことによって取り付け
るように構成したものであるから、漏洩磁界防止コイル
の偏向ヨークへの組み込み作業が極めて簡単であり、こ
れにより、偏向ヨーク装置を製造する上での作業性の向
上と、装置コストの低減化を共に図ることが可能とな
る。
また、既存の偏向ヨークに漏洩磁界防止コイルを装着す
る場合は、偏向ヨークのボビンの頭部拡大径部にジョイ
ントの足部を嵌合する嵌合溝を設ける簡単な加工を行う
だけで、その目的を達成することができるから、既存の
偏向ヨークに漏洩磁界防止コイルを手軽に取り付けるこ
とができるという便利性を有する。さらに、本考案では
ジョイントの伸張方向の角度を規制して漏洩磁界防止コ
イルを、偏向ヨークのコアの頭部側とネック側から漏洩
する磁界の強さがほぼ同一となる面上に配置するように
したので、コアの頭部側からネック側にかけての漏洩磁
界を全面的に打ち消し除去できるという優れた効果を奏
することができる。
る場合は、偏向ヨークのボビンの頭部拡大径部にジョイ
ントの足部を嵌合する嵌合溝を設ける簡単な加工を行う
だけで、その目的を達成することができるから、既存の
偏向ヨークに漏洩磁界防止コイルを手軽に取り付けるこ
とができるという便利性を有する。さらに、本考案では
ジョイントの伸張方向の角度を規制して漏洩磁界防止コ
イルを、偏向ヨークのコアの頭部側とネック側から漏洩
する磁界の強さがほぼ同一となる面上に配置するように
したので、コアの頭部側からネック側にかけての漏洩磁
界を全面的に打ち消し除去できるという優れた効果を奏
することができる。
第1図は本考案に係る偏向ヨーク装置の一実施例を漏洩
磁界防止コイルの分解状態で示す構成図、第2図は漏洩
磁界防止コイルの背面図、第3図は漏洩磁界防止コイル
を構成するコイル部の斜視説明図、第4図は本考案者が
提案した偏向コイル装置の外観図、第5図は第4図のA
−A断面の模式図である。 1……偏向ヨーク、2……ボビン、3……漏洩磁界防止
コイル、4a,4b……水平偏向コイル、5……コア、6…
…コイル部、7……カバー部、8……内枠、9……垂直
偏向コイル、10……外枠、11……コイルケース、12……
コイル、13……切り欠き部、14……カバー枠部、15……
脚、16……スリット、17……舌片、18……爪、19……張
り出し部、20a,20b……挿入孔、21……頭部拡大径部、2
2……嵌合溝、23……ジョイント、24……足部、25……
アーム、26……裏面、27……基板部、28……支持部、29
……空間部、30a,30b……挿入凸部、31……頭部側、32
……ネック側、33……爪。
磁界防止コイルの分解状態で示す構成図、第2図は漏洩
磁界防止コイルの背面図、第3図は漏洩磁界防止コイル
を構成するコイル部の斜視説明図、第4図は本考案者が
提案した偏向コイル装置の外観図、第5図は第4図のA
−A断面の模式図である。 1……偏向ヨーク、2……ボビン、3……漏洩磁界防止
コイル、4a,4b……水平偏向コイル、5……コア、6…
…コイル部、7……カバー部、8……内枠、9……垂直
偏向コイル、10……外枠、11……コイルケース、12……
コイル、13……切り欠き部、14……カバー枠部、15……
脚、16……スリット、17……舌片、18……爪、19……張
り出し部、20a,20b……挿入孔、21……頭部拡大径部、2
2……嵌合溝、23……ジョイント、24……足部、25……
アーム、26……裏面、27……基板部、28……支持部、29
……空間部、30a,30b……挿入凸部、31……頭部側、32
……ネック側、33……爪。
Claims (1)
- 【請求項1】偏向ヨークのボビンの頭部拡大径部のトッ
プ側とボトム側の少くとも一方側に低周波の漏洩磁界防
止コイルがジョイントを介して装着される偏向ヨーク装
置であって、前記ボビンの頭部拡大径部には嵌合溝が形
成され、また、前記ジョイントは前記嵌合溝に嵌合する
足部と、この足部から偏向ヨークのネック側に向かって
伸長するアームとを有し、前記漏洩磁界防止コイルはコ
イルを収容するコイル枠部と、このコイル枠部から伸長
する脚とを有しており、この脚と前記ジョイントのアー
ムとの一方側には挿入凸部が、他方側には挿入孔がそれ
ぞれ設けられ、この挿入凸部と挿入孔との嵌合固定によ
り、漏洩磁界防止コイルは前記ジョイントのアームの伸
張方向の延長上に設けられるとともに、偏向ヨークのコ
アの頭部側とネック側から漏洩する磁界の強さがほぼ同
一となる面位置に漏洩磁界防止コイルを配置すべく前記
ジョイントのアームの伸張角度が設定されている偏向ヨ
ーク装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988143994U JPH0720833Y2 (ja) | 1988-11-02 | 1988-11-02 | 偏向ヨーク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988143994U JPH0720833Y2 (ja) | 1988-11-02 | 1988-11-02 | 偏向ヨーク装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0264145U JPH0264145U (ja) | 1990-05-14 |
| JPH0720833Y2 true JPH0720833Y2 (ja) | 1995-05-15 |
Family
ID=31411310
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988143994U Expired - Lifetime JPH0720833Y2 (ja) | 1988-11-02 | 1988-11-02 | 偏向ヨーク装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0720833Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS48109824U (ja) * | 1972-03-23 | 1973-12-18 | ||
| JPH0747785Y2 (ja) * | 1986-10-17 | 1995-11-01 | 株式会社村田製作所 | 偏向ヨーク装置 |
-
1988
- 1988-11-02 JP JP1988143994U patent/JPH0720833Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0264145U (ja) | 1990-05-14 |
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