JPH07208565A - 変速装置 - Google Patents

変速装置

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Publication number
JPH07208565A
JPH07208565A JP6024743A JP2474394A JPH07208565A JP H07208565 A JPH07208565 A JP H07208565A JP 6024743 A JP6024743 A JP 6024743A JP 2474394 A JP2474394 A JP 2474394A JP H07208565 A JPH07208565 A JP H07208565A
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JP
Japan
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clutch
gear
input shaft
helical gear
helical
Prior art date
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Pending
Application number
JP6024743A
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English (en)
Inventor
Katsutoshi Kochiyama
勝利 河内山
Koichi Miyamoto
功一 宮本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ryobi Ltd
Original Assignee
Ryobi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ryobi Ltd filed Critical Ryobi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 モータの回転方向の切替えによって入力軸に
得られる正回転と逆回転を、出力軸に低速と高速の同一
方向の変速出力回転が得られ、部品点数が少なくなり組
み立てが簡単で製作コストが安くなり変速機全体をコン
パクト化できる変速装置。 【構成】 入力軸20が正回転するときは、斜歯小径従
歯車25が軸方向移動してクラッチ爪25aがクラッチ
爪26aと係合する一方、斜歯大径従歯車23が軸方向
移動してクラッチ爪23aがクラッチ爪26bとの係合
を離脱し、入力軸20の正回転により出力軸21が入力
軸20の回転に対して逆回転となって高速回転する。ま
た、入力軸20が他方向へ回転するときは、斜歯大径従
歯車23が軸方向移動してクラッチ爪23aがクラッチ
爪26bと係合する一方、斜歯小径従歯車25が軸方向
移動してクラッチ爪25aがクラッチ爪26aとの係合
を離脱し、入力軸20の正回転により出力軸21が入力
軸20の回転に対して逆回転となって低速回転する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、モータの回転方向の切
替えによって入力軸に得られる正回転と逆回転を、斜歯
歯車とクラッチを用いた二系統択一回転伝達手段を介し
て、出力軸に低速と高速の同一方向の変速出力回転が得
られる変速装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、モータの回転方向の切替えによっ
て入力軸に得られる正回転と逆回転を二系統択一回転伝
達手段を介して出力軸に低速と高速の同一方向の変速出
力回転が得られる変速装置として、実開昭55−104
147号公報の考案(一方向クラッチ付平行軸歯車伝導
装置)が提案されている。該考案は、入力軸1と出力軸
3を同一軸線上に配して、入力軸1と一体の歯車2に噛
合する二枚の歯車7,9の内側に逆回転を伝達する一方
向クラッチ13と正回転を伝達する一方向クラッチ14
を設けるとともに、中間軸5を、出力軸3と一体の歯車
4に噛合する歯車8の中心に挿通固定するとともに一方
向クラッチ13の中心に挿通固定し、中間軸6を、歯車
4にアイドラー歯車12を介して噛合する歯車10の中
心に挿通固定するとともに一方向クラッチ14の中心に
挿通固定してなるもので、モータの回転方向の切替えに
よって出力軸3に低速と高速の同一方向の変速出力回転
が得られる。
【0003】実開昭55−104147号公報の考案
は、二枚の歯車7,9の中心孔にそれぞれ一方向クラッ
チ13,14を嵌合し、さらに、一方向クラッチ13,
14の中心孔にそれぞれ中間軸5,6を挿通しているの
で、歯車7,9が大きくなり、変速機全体が大きくなっ
ていた。また、実開昭55−104147号公報の考案
は、部品点数が多く組み立てが複雑であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した点
に鑑み案出したもので、モータの回転方向の切替えによ
って入力軸に得られる正回転と逆回転を、斜歯歯車とク
ラッチを用いた二系統択一回転伝達手段を介して、出力
軸に低速と高速の二段変速でしかも同一回転方向の変速
出力回転が得られ、しかも上記従来装置に比して、部品
点数が少なくなり組み立てが簡単で製作コストが安くな
り変速機全体をコンパクト化できる変速装置を提供する
こと目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するための手段として、入力軸20と出力軸21が
平行に軸設され、入力軸20の正回転と逆回転の切り換
えにより出力軸21の回転方向を変えることなく変速す
る変速装置において、入力軸20には斜歯原歯車22が
固設され、出力軸21にはクラッチ爪26a,26b
(27a,28a)を有するクラッチ体26(27,2
8)が固設されているとともに、前記斜歯原歯車22と
直接または伝達手段を介して噛合する斜歯小径従歯車2
5と斜歯大径従歯車23が回転自在かつ摺動自在に設け
られてなり、前記斜歯小径従歯車25と前記斜歯大径従
歯車23は、いずれか一方が入力軸20の正回転時にク
ラッチ体26(27または28)と係合しかつ他方が係
合しない状態となっていて、入力軸20を逆回転する
と、他方がクラッチ体26(28または27)と係合し
かつ前記一方が係合しない状態に切り換わるように設け
られていることを特徴とする変速装置を提供するもので
ある。
【0006】
【作用】入力軸20が一方向へ回転するときは、斜歯原
歯車22と噛合する斜歯小径従歯車25が軸方向移動し
て、該斜歯小径従歯車25に付設されたクラッチ爪25
aがクラッチ爪26aまたは27aと係合する一方、伝
達手段を介して斜歯原歯車22と噛合する斜歯大径従歯
車23が軸方向移動して、該斜歯大径従歯車23に付設
されたクラッチ爪23aがクラッチ爪26bまたは28
aとの係合を離脱し、入力軸20の正回転により出力軸
21が入力軸20の回転に対して逆回転となって高速回
転する。また、入力軸20が他方向へ回転するときは、
斜歯大径従歯車23が軸方向移動して、該斜歯大径従歯
車23に付設されたクラッチ爪23aがクラッチ爪26
bまたは28aと係合する一方、斜歯小径従歯車25が
軸方向移動して、該斜歯小径従歯車25に付設されたク
ラッチ爪25aがクラッチ爪26aまたは27aとの係
合を離脱し、入力軸20の逆回転により出力軸21が入
力軸20の回転に対して正回転となって低速回転する。
【0007】
【実施例】図1は、本発明の変速装置の第一実施例を示
す。この第一実施例の変速装置は、ケーシング29に入
力軸20と出力軸21が平行に軸設され、入力軸20に
一体に斜歯原歯車22が形成され、出力軸21に斜歯大
径従歯車23と斜歯小径従歯車25が回転自在かつ摺動
自在に被嵌されているとともに、斜歯大径従歯車23と
斜歯小径従歯車25の間においてクラッチ体26が出力
軸21に被嵌固定され、斜歯大径従歯車23と斜歯小径
従歯車25の両方に噛合する斜歯中間歯車24を備え、
入力軸20が矢印aの方向へ正回転するときは、斜歯小
径従歯車25が斜歯原歯車22から伝達される回転力の
軸方向成分によりクラッチ体26へ接近移動して、該斜
歯小径従歯車25の端面に形成されたクラッチ爪25a
がクラッチ体26のクラッチ爪26aと係合する一方、
斜歯大径従歯車23が斜歯中間歯車24から伝達される
回転力の軸方向成分によりクラッチ体26より離間移動
して、該斜歯大径従歯車23の端面に形成されたクラッ
チ爪23aがクラッチ体26のクラッチ爪26bとの係
合を離脱するようになっており、反対に、入力軸20が
矢印bの方向へ逆回転するときは、斜歯大径従歯車23
がクラッチ体26へ接近移動してクラッチ爪23aがク
ラッチ爪26bと係合する一方、斜歯小径従歯車25が
クラッチ体26より離間移動して、クラッチ爪25aが
クラッチ爪26aとの係合を離脱するようになってい
る。
【0008】特に、この実施例の変速装置は、小型化、
部品点数の削減等を図るために、モ−タ32と一体的に
組立てられている。モーター回転軸は、前後に張り出し
ていてベアリング30,31により両端支持されてお
り、変速装置側の軸端が変速装置の出力軸21として利
用され、かつ、入力軸20の端部に斜歯原歯車22が削
成されている。これにより、変速装置としての出力軸2
1は、モーター回転軸と独立して軸設される場合に比べ
て極めて短尺な安定した軸となっているとともにカップ
リングが省略され、斜歯原歯車22の小径化も図られ、
さらに出力軸21と斜歯原歯車22の独立した部品の削
減が図られている。
【0009】ケーシング29は、ケース本体29aと接
続ブロック29bとで分割構成されている。出力軸21
は、ケース本体29aに嵌合されたベアリング33と接
続ブロック29bに嵌合されたベアリング34により二
点支持されてケース本体29aから張り出している。
【0010】斜歯大径従歯車23は、斜歯小径従歯車2
5よりも大径であり、斜歯大径従歯車23と斜歯小径従
歯車25の歯数は、直径比に正比例している。斜歯大径
従歯車23と斜歯小径従歯車25は、それぞれの軸孔に
メタル軸受35,36が圧入されて出力軸21に通さ
れ、出力軸21に対する円滑な回転と摺動が確保されて
いる。
【0011】歯車22ないし25は、斜歯歯車が採用さ
れ、かつ、歯車22と23が、歯巾方向が右上がり傾斜
となるようにねじれた斜歯とされているとともに歯車2
4と25が、歯巾方向が左上がり傾斜となるようにねじ
れた斜歯とされていることによって、入力軸20の正回
転時と逆回転時に、歯車同士の噛合回転に伴う回転力の
軸方向成分を受けて歯車23,25が出力軸21にねじ
39で固定されたクラッチ体26に対して交互に係合と
離脱を行う。
【0012】斜歯小径従歯車25に形成されたクラッチ
爪25aは、図1(b)に示すように、円周方向に等配
置となるように4個突設されている。図1(a)に示す
ように、斜歯小径従歯車25に形成されたクラッチ爪2
5aと斜歯大径従歯車23に形成されたクラッチ爪23
aは、クラッチ体26を挟んで対向するように設けら
れ、クラッチ体26は、クラッチ爪23aと係合し得る
ように対向するクラッチ爪26aとクラッチ爪25aと
係合し得るように対向するクラッチ爪26aとを両面に
背中合わせに形成されている。クラッチ爪23a,26
a,26bは、クラッチ爪25aと同様に円周方向に等
配置となるように4個ずつ突設されている。そして、入
力軸20の正回転時に斜歯小径従歯車25がクラッチ体
26へ接近移動してクラッチ爪25aがクラッチ爪26
aに係合し、また入力軸20の逆回転時に斜歯大径従歯
車23がクラッチ体26へ接近移動してクラッチ爪23
aがクラッチ爪26aに係合する。
【0013】図1(c)に示すように、クラッチ爪25
aは、入力軸20の正回転時における斜歯小径従歯車2
5の回転方向前側端が段部端面25a’になっておりか
つ回転方向後側端が傾斜面25a”となっており、クラ
ッチ爪26aは、クラッチ爪25aに対応して逆向きに
対向して形成されている。従って、入力軸20の正回転
時にクラッチ爪25a,25a,・・がクラッチ爪26
a,26a,・・間に入り込み、クラッチ爪25aの段
部端面25a’がクラッチ爪26aの段部端面26a’
に当接し、回転力が斜歯小径従歯車25からクラッチ体
26へ確実に伝達される。傾斜面25a”と26a”
は、クラッチ爪25aと26aの円滑な係合・離脱を保
障している。また図1(d)に示すように、クラッチ爪
23aは、入力軸20の逆回転時における斜歯大径従歯
車23の回転方向前側端が段部端面23a’になってお
りかつ回転方向後側端が傾斜面23a”となっており、
クラッチ爪26bは、クラッチ爪23aに対応して逆向
きに対向して形成されている。従って、入力軸20の逆
回転時にクラッチ爪23a,23a,・・がクラッチ爪
26b,26b,・・間に入り込み、クラッチ爪23a
の段部端面23a’がクラッチ爪26bの段部端面26
b’に当接し、回転力が斜歯大径従歯車23からクラッ
チ体26へ確実に伝達される。傾斜面23a”と26
b”は、クラッチ爪23aと26bの円滑な係合・離脱
を保障している。なお、入力軸20の正回転時における
斜歯小径従歯車25の回転方向と、入力軸20の逆回転
時における斜歯大径従歯車23の回転方向は同一とな
る。
【0014】斜歯中間歯車24は、両端の軸部がケース
本体29aに嵌合されたメタル軸受38と接続ブロック
29bに嵌合されたメタル軸受37により両端支持され
ており、メタル軸受37と38が斜歯中間歯車24に生
起する推力を受承する。
【0015】次に、上記のように構成された第一実施例
の変速装置の作動を説明する。モータ−32が正回転し
て入力軸20が正回転するときは、斜歯原歯車22と噛
合する斜歯小径従歯車25が軸方向移動して、該斜歯小
径従歯車25に付設されたクラッチ爪25aがクラッチ
体26の一方のクラッチ爪26aと係合する一方、斜歯
中間歯車24と噛合する斜歯大径従歯車23が軸方向移
動して、該斜歯大径従歯車23に付設されたクラッチ爪
23aがクラッチ体26の他方のクラッチ爪26bとの
係合を離脱し、従って、入力軸20の正回転を斜歯原歯
車22と斜歯小径従歯車25との噛合、及びクラッチ爪
25a,26aの係合を介して出力軸21に伝達し、出
力軸21が入力軸20の回転に対して逆回転となって高
速回転する。また、モータ−32が逆回転して入力軸2
0が逆回転するときは、斜歯中間歯車24と噛合する斜
歯大径従歯車23が軸方向移動して、該斜歯大径従歯車
23に付設されたクラッチ爪23aが、クラッチ体26
の他方のクラッチ爪26bと係合する一方、斜歯原歯車
22と噛合する斜歯小径従歯車25が軸方向移動して、
該斜歯小径従歯車25に付設されたクラッチ爪25a
が、クラッチ体26の一方のクラッチ爪26aとの係合
を離脱し、従って、入力軸20の正回転を斜歯原歯車2
2と歯中間歯車24との噛合及び斜歯中間歯車24と斜
歯大径従歯車23との噛合、及びクラッチ爪23a,2
6bの係合を介して出力軸21に伝達し、出力軸21が
入力軸20の回転に対して正回転となって低速回転す
る。
【0016】図2は、モ−タと一体に具現した本発明の
変速装置の第二実施例を示す。この変速装置は、ケース
本体29の両側の面より入力軸20と出力軸21が張り
出すようにかつ平行となるように軸設され、ケース本体
29内には、斜歯原歯車22と出力軸21に回転自在か
つ摺動自在に被嵌された歯数が多い斜歯大径従歯車23
の両方が斜歯中間歯車24と噛合されているとともに、
斜歯原歯車22と出力軸21に回転自在かつ摺動自在に
被嵌された歯数が少ない斜歯小径従歯車25が噛合さ
れ、さらにクラッチ爪27aまたは28aをそれぞれの
片面に有する二つのクラッチ体27,28が出力軸21
に固設されてなり、入力軸20の一方向への回転時に斜
歯小径従歯車25が軸方向移動して、斜歯小径従歯車2
5に付設されたクラッチ爪25aが、クラッチ体27の
クラッチ爪27aと係合して回転力を前記出力軸21に
伝達し、また入力軸20の逆回転時に斜歯大径従歯車2
3が軸方向移動して、斜歯大径従歯車23に付設された
クラッチ爪23aが、他方のクラッチ体28のクラッチ
爪28aと係合して回転力を前記出力軸21に伝達する
ようになっている。
【0017】特に、この第二実施例の第一実施例と相違
する点は、クラッチ体が二つに分割され、図2において
クラッチ体27が斜歯小径従歯車25の左隣にねじ40
で出力軸21へ固定され、またクラッチ体28が斜歯大
径従歯車23の左隣にねじ41で出力軸21へ固定され
いて、斜歯小径従歯車25に形成されたクラッチ爪25
aとクラッチ体27のクラッチ爪27aが対向している
とともに、斜歯大径従歯車23に形成されたクラッチ爪
23aとクラッチ体28のクラッチ爪28aが対向して
いることと、斜歯中間歯車24は、組み合わせ歯車が採
用され、かつ斜歯中間歯車24を構成している右側の斜
歯小径中間歯車24aと斜歯大径従歯車23が歯巾方向
が左上がり傾斜となるようにねじれた斜歯とされている
とともに、斜歯中間歯車24を構成している左側の斜歯
大径中間歯車24bが歯巾方向が右上がり傾斜となるよ
うにねじれた斜歯とされていることである。従って、高
速と低速の偏差が第一実施例の場合に比して大きく採れ
ている。
【0018】次に、上記のように構成された第二実施例
の変速装置の作動を説明する。モータ−32が正回転し
て入力軸20が正回転するときは、斜歯原歯車22と噛
合する斜歯小径従歯車25が軸方向移動して、該斜歯小
径従歯車25に形成されたクラッチ爪25aが、クラッ
チ体27のクラッチ爪27aと係合する一方、斜歯大径
中間歯車24bと噛合する斜歯大径従歯車23が軸方向
移動して、該斜歯大径従歯車23に付設されたクラッチ
爪23aが、他方のクラッチ体28のクラッチ爪28a
との係合を離脱し、従って、入力軸20の正回転を斜歯
原歯車22と斜歯小径従歯車25との噛合、及びクラッ
チ爪25a,27aの係合を介して出力軸21に伝達
し、出力軸21が入力軸20の回転に対して逆回転とな
って高速回転する。また、モータ−32が逆回転して入
力軸20が逆回転するときは、斜歯大径中間歯車24b
と噛合する斜歯大径従歯車23が軸方向移動して、該斜
歯大径従歯車23に付設されたクラッチ爪23aが、他
方のクラッチ体28のクラッチ爪28aと係合する一
方、斜歯原歯車22と噛合する斜歯小径従歯車25が軸
方向移動して、該斜歯小径従歯車25に付設されたクラ
ッチ爪25aが、一方のクラッチ体27のクラッチ爪2
7aとの係合を離脱し、従って、入力軸20の逆回転を
斜歯原歯車22と斜歯小径中間歯車24aとの噛合及び
斜歯大径中間歯車24bと斜歯大径従歯車23との噛
合、及びクラッチ爪23a,28aの係合を介して出力
軸21に伝達し、出力軸21が入力軸20の回転に対し
て正回転となって低速回転する。
【0019】本発明の変速装置は、上記二つの実施例に
限定されるものではない。例えば、上記第一実施例にお
いて、歯車22と23が、歯巾方向が左上がり傾斜とな
るようにねじれた斜歯とされているとともに、歯車24
と25が、歯巾方向が右上がり傾斜となるようにねじれ
た斜歯とされていても良い。この場合には、入力軸20
が矢印bの方向へ逆回転するときは、斜歯小径従歯車2
5が斜歯原歯車22から伝達される回転力の軸方向成分
によりクラッチ体26へ接近移動して、該斜歯小径従歯
車25の端面に形成されたクラッチ爪25aがクラッチ
体26のクラッチ爪26aと係合する一方、斜歯大径従
歯車23が斜歯中間歯車24から伝達される回転力の軸
方向成分によりクラッチ体26より離間移動して、該斜
歯大径従歯車23の端面に形成されたクラッチ爪23a
がクラッチ体26のクラッチ爪26bとの係合を離脱す
ることになり、反対に、入力軸20が矢印aの方向へ正
回転するときは、斜歯大径従歯車23がクラッチ体26
へ接近移動してクラッチ爪23aがクラッチ爪26bと
係合する一方、斜歯小径従歯車25がクラッチ体26よ
り離間移動して、クラッチ爪25aがクラッチ爪26a
との係合を離脱する。従って、入力軸20が矢印bの方
向へ逆回転するときは出力軸21が高速回転し、入力軸
20が矢印aの方向へ逆回転するときは出力軸21が低
速回転することになる。また、上記第二実施例におい
て、クラッチ体27を斜歯小径従歯車25の右側に設け
かつクラッチ爪27aと25aを対向させるとともに、
クラッチ体28を斜歯大径従歯車23の右側に設けかつ
クラッチ爪28aと23aを対向させても良い。この場
合には、入力軸20が逆回転するときは出力軸21が高
速回転し、入力軸20が正回転するときは出力軸21が
低速回転することになる。さらに、上記第二実施例にお
いて、クラッチ体27を斜歯小径従歯車25の右側に設
けてクラッチ爪27aと25aを対向させ、かつ、斜歯
原歯車22を、歯巾方向が左上がり傾斜となるようにね
じれた斜歯とするとともに、斜歯小径従歯車25と斜歯
小径中間歯車24aを、歯巾方向が右上がり傾斜となる
ようにねじれた斜歯とされていても良い。この場合に
は、入力軸20が正回転するときは出力軸21が高速回
転し、入力軸20が逆回転するときは出力軸21が低速
回転することになる。
【0020】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明の変速
装置によれば、入力軸と出力軸の間の二系統択一回転伝
達手段として、三個もしくは四個の斜歯歯車と二個のク
ラッチを使用しかつクラッチと同軸上の二個の斜歯歯車
を噛合回転時に軸方向へ択一的に移動させることにより
二個のクラッチの切替えを行う構成であり、モ−タの回
転方向の切替えによって入力軸に得られる正回転と逆回
転を、出力軸に低速と高速の同一方向の変速出力回転が
得られ、初期の目的を有効に達成できる。また、本発明
の変速装置によれば、実開昭55−104147号公報
に示される一方向クラッチ付平行軸歯車伝導装置に比
し、斜歯歯車の内側に一方向クラッチを嵌合するもので
ないから斜歯歯車を小さくできるから変速機全体をコン
パクト化でき、部品点数が少なくなり組み立てが簡単で
製作コストが一層安くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、本発明の第一実施例に係る変速装置
の縦断面図、(b)は、斜歯小径従歯車の斜視図、
(c)と(d)は、要部であるクラッチ爪同士の係合・
離脱を説明するための部分拡大図。
【図2】本発明の第二実施例に係る変速装置の縦断面
図。
【符号の説明】
20 ・・・入力軸、 21 ・・・出力軸、 22 ・・・斜歯原歯車、 23 ・・・斜歯大径従歯車、 25 ・・・斜歯小径従歯車、 26 ・・・クラッチ体、 26a ・・・クラッチ爪 26b ・・・クラッチ爪 27 ・・・クラッチ体、 27a ・・・クラッチ爪 28 ・・・クラッチ体、 28a ・・・クラッチ爪、

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力軸と出力軸が平行に軸設され、入力
    軸の正回転と逆回転の切り換えにより出力軸の回転方向
    を変えることなく変速する変速装置において、入力軸に
    は斜歯原歯車が固設され、出力軸にはクラッチ爪を有す
    るクラッチ体が固設されているとともに、前記斜歯原歯
    車と直接または伝達手段を介して噛合する斜歯小径従歯
    車と斜歯大径従歯車が回転自在かつ摺動自在に設けられ
    てなり、前記斜歯小径従歯車と前記斜歯大径従歯車は、
    いずれか一方が入力軸の正回転時にクラッチ体と係合し
    かつ他方が係合しない状態となっていて、入力軸を逆回
    転すると、他方がクラッチ体と係合しかつ前記一方が係
    合しない状態に切り換わるように設けられていることを
    特徴とする変速装置。
JP6024743A 1994-01-27 1994-01-27 変速装置 Pending JPH07208565A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019032083A (ja) * 2018-10-19 2019-02-28 株式会社イケヤフォ−ミュラ トランスミッション

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JP2019032083A (ja) * 2018-10-19 2019-02-28 株式会社イケヤフォ−ミュラ トランスミッション

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