JPH0720871Y2 - 圧着工具用の端子ホルダー - Google Patents
圧着工具用の端子ホルダーInfo
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- JPH0720871Y2 JPH0720871Y2 JP1830592U JP1830592U JPH0720871Y2 JP H0720871 Y2 JPH0720871 Y2 JP H0720871Y2 JP 1830592 U JP1830592 U JP 1830592U JP 1830592 U JP1830592 U JP 1830592U JP H0720871 Y2 JPH0720871 Y2 JP H0720871Y2
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- terminal holder
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Landscapes
- Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、手動式の端子圧着工具
により電線裸端部へ圧着連結される端子の筒状部から延
長した板状部を挿脱自在に保持し、その姿勢を圧着操作
のあいだ規制すべく圧着工具へ装着される端子ホルダー
に関する。
により電線裸端部へ圧着連結される端子の筒状部から延
長した板状部を挿脱自在に保持し、その姿勢を圧着操作
のあいだ規制すべく圧着工具へ装着される端子ホルダー
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の圧着工具は、電線端部へ圧
着連結させる圧着端子の筒状部を加圧変形させるための
雌雄の加圧体が1対の杆体の一端側にそれぞれ設けら
れ、枢支ピンを介し該加圧体を開閉操作する操作レバー
がそれぞれ該杆体の他端側に設けられた構造である。
着連結させる圧着端子の筒状部を加圧変形させるための
雌雄の加圧体が1対の杆体の一端側にそれぞれ設けら
れ、枢支ピンを介し該加圧体を開閉操作する操作レバー
がそれぞれ該杆体の他端側に設けられた構造である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】したがって、従来のこ
の種圧着工具にあっては、電線と接続するための軸線方
向に伸びた縦割突合せ形の筒状部と該部から一体に延長
した板状部とからなる電線接続端子が、圧着の際にとる
姿勢を一定にできず、必ずしも常に縦割部位の突合わせ
両縁部分に跨がって筒状部を圧着できるとは限らなかっ
た。そのため突き合わせ接合部分の接合が離れて圧着不
十分となる恐れがあるほか、特に筒状部の外面に熱収縮
性の防水スリーブを套嵌した防水端子にあっては、該防
水スリーブに対し、損傷を加えて防水作用を損なう虞れ
もあった。
の種圧着工具にあっては、電線と接続するための軸線方
向に伸びた縦割突合せ形の筒状部と該部から一体に延長
した板状部とからなる電線接続端子が、圧着の際にとる
姿勢を一定にできず、必ずしも常に縦割部位の突合わせ
両縁部分に跨がって筒状部を圧着できるとは限らなかっ
た。そのため突き合わせ接合部分の接合が離れて圧着不
十分となる恐れがあるほか、特に筒状部の外面に熱収縮
性の防水スリーブを套嵌した防水端子にあっては、該防
水スリーブに対し、損傷を加えて防水作用を損なう虞れ
もあった。
【0004】そこで本考案は、このような従来の手動式
圧着工具が有していた問題点を解決するために、弾性手
段による弾力挟持構造を採用することにより、端子板状
部の挿脱が容易でありながら圧着操作の間は該端子を所
定の姿勢に確実に保持し、しかも一方の加圧体の外面へ
の取付に適した小型軽量の端子ホルダーを提供しようと
するものである。
圧着工具が有していた問題点を解決するために、弾性手
段による弾力挟持構造を採用することにより、端子板状
部の挿脱が容易でありながら圧着操作の間は該端子を所
定の姿勢に確実に保持し、しかも一方の加圧体の外面へ
の取付に適した小型軽量の端子ホルダーを提供しようと
するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】該目的を達成するための
本考案の構成を、実施例に対応する図1〜7中の番号を
用いて説明すると、本考案は、電線(W)の裸端部を挿
入した端子(T)の筒状部(t)を押圧変形させる協働
ダイス部分(d),(d)が、接近離反する対向面にそ
れぞれ形成されている1対の加圧体(1),(2)を杆
体(4),(5)の一端側に設け、枢支ピン(3)を介
し該加圧体を開閉する操作レバーを各杆体の他端側に設
けた圧着工具のための端子ホルダーに対し、何れか一方
の加圧体(1)の側面(6)への取付けが可能なフレー
ム(7)と、他方の加圧体(2)に向い該フレーム
(7)に形成される凹部(8)を遮蔽すべく該フレーム
へ取付けられた蓋板(9)と、前記一方の加圧体(1)
の前記対向面に平行に前記フレーム(7)の前記凹部
(8)内に回転自在に軸架されたロール(10)と、該
ロールの軸線方向の表面を前記蓋板(9)内面へ向けて
押圧する弾性手段(11)とを備えていて、該蓋板
(9)と前記ロール(10)との間の密着部分に端子
(T)の板状部(c)が、前記弾性手段(11)の弾力
により挿脱自在に挟持される構成としたものである。
本考案の構成を、実施例に対応する図1〜7中の番号を
用いて説明すると、本考案は、電線(W)の裸端部を挿
入した端子(T)の筒状部(t)を押圧変形させる協働
ダイス部分(d),(d)が、接近離反する対向面にそ
れぞれ形成されている1対の加圧体(1),(2)を杆
体(4),(5)の一端側に設け、枢支ピン(3)を介
し該加圧体を開閉する操作レバーを各杆体の他端側に設
けた圧着工具のための端子ホルダーに対し、何れか一方
の加圧体(1)の側面(6)への取付けが可能なフレー
ム(7)と、他方の加圧体(2)に向い該フレーム
(7)に形成される凹部(8)を遮蔽すべく該フレーム
へ取付けられた蓋板(9)と、前記一方の加圧体(1)
の前記対向面に平行に前記フレーム(7)の前記凹部
(8)内に回転自在に軸架されたロール(10)と、該
ロールの軸線方向の表面を前記蓋板(9)内面へ向けて
押圧する弾性手段(11)とを備えていて、該蓋板
(9)と前記ロール(10)との間の密着部分に端子
(T)の板状部(c)が、前記弾性手段(11)の弾力
により挿脱自在に挟持される構成としたものである。
【0006】端子(T)の板状部(c)を挟圧するため
の弾性手段(11)は、各実施例におけるコイルスプリ
ング(11a)のみには限らず、ロール(10)及び/
又は蓋板(9)を弾性変形可能な材料、即ち表層部が外
力印加により芯部へ凹入変形し外力除去により原形へ復
帰する材料、で形成することによっても構成できる。蓋
板(9)は、第2実施例におけるような円柱体(9’)
に置き換えることができ、さらに密着部分は、端子板状
部(c)の厚さよりも狭い微小間隙であってもよい。従
って、実用新案登録請求の範囲の記載においては、それ
らを「蓋板」及び「密着部分」と総称する。
の弾性手段(11)は、各実施例におけるコイルスプリ
ング(11a)のみには限らず、ロール(10)及び/
又は蓋板(9)を弾性変形可能な材料、即ち表層部が外
力印加により芯部へ凹入変形し外力除去により原形へ復
帰する材料、で形成することによっても構成できる。蓋
板(9)は、第2実施例におけるような円柱体(9’)
に置き換えることができ、さらに密着部分は、端子板状
部(c)の厚さよりも狭い微小間隙であってもよい。従
って、実用新案登録請求の範囲の記載においては、それ
らを「蓋板」及び「密着部分」と総称する。
【0007】
【作用】本考案は、このような構成としたものであるか
ら、前記弾性手段の弾力、一例としてはバネ付勢力に抗
して端子(T)の板状部(c)を前記密着域ないし微小間隙へ
押込むには何ら過大な力を要することがない。そして、
当該押込み部位においては、前記ロール(10)が全体とし
て前記蓋板(9)等の内面から離反する方向に変位し、若
しくは、当該押込み部位において前記ロール(10)が部分
的に弾性変形して蓋板内面との間に凹部を生じる。前記
弾性手段は、該変位ないし変形状態から原位置ないし原
状態へ該ロールを復帰させるべく付勢しているため、該
端子板状部は平坦な蓋板内面へ適度かつ十分な力で押圧
された状態となる。したがって、圧着操作の際に筒状部
に対して加えられる外力に起因して該端子が揺動する虞
れはない。圧着操作終了後は何ら特別の力を要すること
なく、端子を圧着連結した電線端部を前記ロールと蓋板
との間から引き抜くことができる。
ら、前記弾性手段の弾力、一例としてはバネ付勢力に抗
して端子(T)の板状部(c)を前記密着域ないし微小間隙へ
押込むには何ら過大な力を要することがない。そして、
当該押込み部位においては、前記ロール(10)が全体とし
て前記蓋板(9)等の内面から離反する方向に変位し、若
しくは、当該押込み部位において前記ロール(10)が部分
的に弾性変形して蓋板内面との間に凹部を生じる。前記
弾性手段は、該変位ないし変形状態から原位置ないし原
状態へ該ロールを復帰させるべく付勢しているため、該
端子板状部は平坦な蓋板内面へ適度かつ十分な力で押圧
された状態となる。したがって、圧着操作の際に筒状部
に対して加えられる外力に起因して該端子が揺動する虞
れはない。圧着操作終了後は何ら特別の力を要すること
なく、端子を圧着連結した電線端部を前記ロールと蓋板
との間から引き抜くことができる。
【0008】本考案の端子ホルダーを装着した圧着工具
を用いれば、圧着端子の筒状部(t)における突合わせ両
縁(後出の図7では板状部(c)に関して直径方向におけ
る反対側、つまり図上では筒状部(t)の最下部)を一方
の加圧体に正対させた姿勢に保持しつつ、他方の加圧体
により該筒状部に対してプレス作用を正確に加えること
ができる。つまり該筒状部に対する圧着部位を一定にで
きるのみならず、かかるホルダーを欠いた普通の圧着工
具の場合と殆ど同様な簡便さで楽に挿脱できる。
を用いれば、圧着端子の筒状部(t)における突合わせ両
縁(後出の図7では板状部(c)に関して直径方向におけ
る反対側、つまり図上では筒状部(t)の最下部)を一方
の加圧体に正対させた姿勢に保持しつつ、他方の加圧体
により該筒状部に対してプレス作用を正確に加えること
ができる。つまり該筒状部に対する圧着部位を一定にで
きるのみならず、かかるホルダーを欠いた普通の圧着工
具の場合と殆ど同様な簡便さで楽に挿脱できる。
【0009】
【実施例】以下本考案の第1実施例を図面に基づいて説
明する。図中、図1〜4に示した本考案の端子ホルダー
は、図5〜7に示すように圧着工具本体へ取付けられる
ものである。該圧着工具の要部をなす杆体(4),(5)の一
端側には、1対の加圧体(1),(2)が設けてあり、互いに
接近離反する該加圧体(1),(2)の対向面には、電線(W)の
裸端部へ嵌着された端子(T)の筒状部(t)を押圧変形させ
る協働ダイス部分(d),(d)が形成されている。そして前
記杆体(4),(5)の他端側には、枢支ピン(3)を介し前記加
圧体(1),(2)を開閉する操作レバー(図6右端の破断
部)を設けてある。この圧着工具の構造は従来のものと
同様である。
明する。図中、図1〜4に示した本考案の端子ホルダー
は、図5〜7に示すように圧着工具本体へ取付けられる
ものである。該圧着工具の要部をなす杆体(4),(5)の一
端側には、1対の加圧体(1),(2)が設けてあり、互いに
接近離反する該加圧体(1),(2)の対向面には、電線(W)の
裸端部へ嵌着された端子(T)の筒状部(t)を押圧変形させ
る協働ダイス部分(d),(d)が形成されている。そして前
記杆体(4),(5)の他端側には、枢支ピン(3)を介し前記加
圧体(1),(2)を開閉する操作レバー(図6右端の破断
部)を設けてある。この圧着工具の構造は従来のものと
同様である。
【0010】本考案の端子ホルダーの詳細は以下の通り
である。この端子ホルダーは、何れか一方の加圧体(1)
(図の例では使用時下方に位置する加圧体(1)、以下
「下部加圧体」と記す)の一方の側面(6)への取付けが
可能なフレーム(7)を備えている。本例では、該フレー
ム(7)が上向き開放U字形を呈しており、従って上方に
位置した他の加圧体(2)(以下「上部加圧体」と記す)
に臨んで開いた凹部(8)が形成されている。蓋板(9)は、
該凹部を遮蔽すべくフレーム(7)の上端へビス(9a)によ
り取付けてある。
である。この端子ホルダーは、何れか一方の加圧体(1)
(図の例では使用時下方に位置する加圧体(1)、以下
「下部加圧体」と記す)の一方の側面(6)への取付けが
可能なフレーム(7)を備えている。本例では、該フレー
ム(7)が上向き開放U字形を呈しており、従って上方に
位置した他の加圧体(2)(以下「上部加圧体」と記す)
に臨んで開いた凹部(8)が形成されている。蓋板(9)は、
該凹部を遮蔽すべくフレーム(7)の上端へビス(9a)によ
り取付けてある。
【0011】図中の番号(12)は、下部加圧体(1)の他方
の側面へ取付けたサポーターであり、これは電線(W)の
被覆部を支持するものである。これに対応して上部加圧
体(2)にも同様なサポーター(13)を取り付けてある。な
お、番号(12a)は、サポーター(12)と下部加圧体(1)とを
貫いて前記フレーム(7)へ達しているセットボルトであ
り、その雄ネジ端部は該フレームの雌ネジ穴(7a)へ螺止
されている。
の側面へ取付けたサポーターであり、これは電線(W)の
被覆部を支持するものである。これに対応して上部加圧
体(2)にも同様なサポーター(13)を取り付けてある。な
お、番号(12a)は、サポーター(12)と下部加圧体(1)とを
貫いて前記フレーム(7)へ達しているセットボルトであ
り、その雄ネジ端部は該フレームの雌ネジ穴(7a)へ螺止
されている。
【0012】番号(12b)は、サポーター(12)と下部加圧
体(1)とを貫いたピン穴であり、これに挿通されたピン
(図示せず)は前記フレーム(7)のピン穴(7b)に差し込
まれ、前記のセットボルトと相俟って該フレームを所定
位置に固定している。番号(13)は同様に上部加圧体(2)
の側面へセットボルト(13a)により取り付けられたサポ
ーターである。両サポーター(12),(13)は、その対向面
に形成した小凹部(e),(e)の間で被圧着電線の被覆端部
を挟持し、該電線の姿勢を安定させる作用をなす。
体(1)とを貫いたピン穴であり、これに挿通されたピン
(図示せず)は前記フレーム(7)のピン穴(7b)に差し込
まれ、前記のセットボルトと相俟って該フレームを所定
位置に固定している。番号(13)は同様に上部加圧体(2)
の側面へセットボルト(13a)により取り付けられたサポ
ーターである。両サポーター(12),(13)は、その対向面
に形成した小凹部(e),(e)の間で被圧着電線の被覆端部
を挟持し、該電線の姿勢を安定させる作用をなす。
【0013】圧着端子(T)の筒状部(t)を押圧変形させる
協働ダイス部分(d),(d)と、前記小凹部(e),(e)とは、夫
々2対ずつを上下加圧体とサポーターとに設けてある。
これらは電線サイズに応じた筒状部外径の異同を考慮し
て寸法を若干変えてある。
協働ダイス部分(d),(d)と、前記小凹部(e),(e)とは、夫
々2対ずつを上下加圧体とサポーターとに設けてある。
これらは電線サイズに応じた筒状部外径の異同を考慮し
て寸法を若干変えてある。
【0014】本考案において重要な作用をなす耐摩耗性
金属製ロール(10)は、下部加圧体(1)が上部加圧体(2)へ
対向している面、すなわち前記圧着ダイス部分(d),(d)
を形成してある面に対して常に略々平行な姿勢を保つべ
く、前記フレーム(7)の前記凹部(8)内に回転自在に軸架
してある。そのためのシャフト(14)は、該ロールの中心
部を軸線方向に貫通した軸穴(10a)へ相対回転自在に挿
入されている。したがって該ロール(10)は、端子挿脱の
際には極めてスムーズに回転する。
金属製ロール(10)は、下部加圧体(1)が上部加圧体(2)へ
対向している面、すなわち前記圧着ダイス部分(d),(d)
を形成してある面に対して常に略々平行な姿勢を保つべ
く、前記フレーム(7)の前記凹部(8)内に回転自在に軸架
してある。そのためのシャフト(14)は、該ロールの中心
部を軸線方向に貫通した軸穴(10a)へ相対回転自在に挿
入されている。したがって該ロール(10)は、端子挿脱の
際には極めてスムーズに回転する。
【0015】該ロール(10)の軸線に平行な上側周面部分
が、前記蓋板(9)の下面へ接当するよう付勢する弾性手
段(11)は、本実施例においては左右1対のコイルスプリ
ング(11a)と、該スプリングがその上端で支承している
前記ロール(10)のシャフト(14)と、該シャフトを上下揺
動自在に挿通した後記の貫通孔(15)とからなる。
が、前記蓋板(9)の下面へ接当するよう付勢する弾性手
段(11)は、本実施例においては左右1対のコイルスプリ
ング(11a)と、該スプリングがその上端で支承している
前記ロール(10)のシャフト(14)と、該シャフトを上下揺
動自在に挿通した後記の貫通孔(15)とからなる。
【0016】一方、前記フレーム(7)の左右両側の側壁
には、側面視で上下方向の長穴状を呈すべく前記凹部
(8)に達する前記貫通孔(15)がそれぞれ穿設されてい
る。そして前記のシャフト(14)の両側端部は、これら貫
通孔(15),(15)の中に上下スライド自在に嵌めてあり、
該両側端部を支承している各コイルスプリング(11a),(1
1a)の下端は、該貫通孔の底に形成した小凹部(15a)へ離
脱不能に係止されている。以上の構成により、前記ロー
ル(10)は端子挿入の際に略々平行に、上下に揺動可能で
あり、しかも円滑に回転し得ることは上述の通りである
から、端子挿入に対する抵抗が不適切に大となる虞れは
なく、しかも該ロール(10)と蓋板(9)との間の端子板状
部(c)の挟持力は十分な強さを保証できる。
には、側面視で上下方向の長穴状を呈すべく前記凹部
(8)に達する前記貫通孔(15)がそれぞれ穿設されてい
る。そして前記のシャフト(14)の両側端部は、これら貫
通孔(15),(15)の中に上下スライド自在に嵌めてあり、
該両側端部を支承している各コイルスプリング(11a),(1
1a)の下端は、該貫通孔の底に形成した小凹部(15a)へ離
脱不能に係止されている。以上の構成により、前記ロー
ル(10)は端子挿入の際に略々平行に、上下に揺動可能で
あり、しかも円滑に回転し得ることは上述の通りである
から、端子挿入に対する抵抗が不適切に大となる虞れは
なく、しかも該ロール(10)と蓋板(9)との間の端子板状
部(c)の挟持力は十分な強さを保証できる。
【0017】図3〜4に示すように、端子(T)の板状部
(c)が図示の中心穴つき小径円板の場合のほか、長方形
の「平板端子」、或はターミナルビスへのネジ止めに適
した「U状板」形のものであっても容易に挿入できるよ
う蓋板(9)の内方下側のエッジを面取り(9b)してある。
(c)が図示の中心穴つき小径円板の場合のほか、長方形
の「平板端子」、或はターミナルビスへのネジ止めに適
した「U状板」形のものであっても容易に挿入できるよ
う蓋板(9)の内方下側のエッジを面取り(9b)してある。
【0018】以上のように、本考案のロール(10)は、そ
の軸線方向の外周面部分が前記蓋板(9)の内面へ向けて
弾性手段(11)により付勢されているから、該蓋板(9)の
内面へ密着した状態が該ロールの「原姿勢」であり、し
たがって、密着した両面間へ押込まれる端子(T)の板状
部(c)は、前記弾性手段(11)の弾力により挿脱自在に挟
持される。
の軸線方向の外周面部分が前記蓋板(9)の内面へ向けて
弾性手段(11)により付勢されているから、該蓋板(9)の
内面へ密着した状態が該ロールの「原姿勢」であり、し
たがって、密着した両面間へ押込まれる端子(T)の板状
部(c)は、前記弾性手段(11)の弾力により挿脱自在に挟
持される。
【0019】図8に示した第2実施例では、第1実施例
における蓋板(9)に代えて、ロール(10)に対向す
る部分に別の円柱体としてのロール(9’)を配置して
あり、このロール(9’)と前記ロール(10)との対
向面間に端子(T)の板状部(c)を挿入する構成とし
てある。図中の番号(14’)はロール(9’)の支持
軸を示す。その他の構造は第1実施例と同じであるので
説明を省略する。
における蓋板(9)に代えて、ロール(10)に対向す
る部分に別の円柱体としてのロール(9’)を配置して
あり、このロール(9’)と前記ロール(10)との対
向面間に端子(T)の板状部(c)を挿入する構成とし
てある。図中の番号(14’)はロール(9’)の支持
軸を示す。その他の構造は第1実施例と同じであるので
説明を省略する。
【0020】以上本考案の代表的と思われる一実施例に
ついて説明したが、本考案は必ずしも該実施例構造のみ
に限定されるものではなく、本考案にいう前記の構成要
件を備え、かつ、本考案にいう目的を達成し、以下にい
う効果を有する範囲内において適宜改変して実施するこ
とができるものである。例えば、金属製の前記ロール(1
0)に代えて、低発泡スチロール樹脂或は低発泡ウレタン
樹脂などで成形したロール(10)やゴムロールを使用すれ
ば、該樹脂ロールやゴムロールは端子挿入の際にロール
自体が弾性変形する。したがって該低発泡樹脂ロール等
自体が本考案における前記の弾性手段(11)を構成するこ
とになり、その場合はシャフト(14)支承用の貫通孔(15)
を丸穴にしコイルスプリング(11)を省くことができるの
で、製作費は低廉となるばかりでなく、本考案の端子ホ
ルダーはより一層の軽量化と小型化が可能となる。
ついて説明したが、本考案は必ずしも該実施例構造のみ
に限定されるものではなく、本考案にいう前記の構成要
件を備え、かつ、本考案にいう目的を達成し、以下にい
う効果を有する範囲内において適宜改変して実施するこ
とができるものである。例えば、金属製の前記ロール(1
0)に代えて、低発泡スチロール樹脂或は低発泡ウレタン
樹脂などで成形したロール(10)やゴムロールを使用すれ
ば、該樹脂ロールやゴムロールは端子挿入の際にロール
自体が弾性変形する。したがって該低発泡樹脂ロール等
自体が本考案における前記の弾性手段(11)を構成するこ
とになり、その場合はシャフト(14)支承用の貫通孔(15)
を丸穴にしコイルスプリング(11)を省くことができるの
で、製作費は低廉となるばかりでなく、本考案の端子ホ
ルダーはより一層の軽量化と小型化が可能となる。
【0021】
【考案の効果】以上の説明から既に明らかなように、本
考案の端子ホルダーは、新規に製作される手動式圧着工
具への装着のみならず、既にユーザーにおいて使用中の
ものにも簡単に装着でき、しかも小型軽量であるから該
圧着工具の取扱いを難かしくする虞れがないほか、端子
の挿脱は何ら特別の操作を要することなく従来同様の簡
単さで行える、等々の種々の利点がある。そして該端子
ホルダーにより圧着操作中の端子の姿勢を規制すること
により、該端子筒状部の所要部位を正確にプレス変形さ
せることができ、圧着不良の発生率を顕著に低減させる
ことができる。
考案の端子ホルダーは、新規に製作される手動式圧着工
具への装着のみならず、既にユーザーにおいて使用中の
ものにも簡単に装着でき、しかも小型軽量であるから該
圧着工具の取扱いを難かしくする虞れがないほか、端子
の挿脱は何ら特別の操作を要することなく従来同様の簡
単さで行える、等々の種々の利点がある。そして該端子
ホルダーにより圧着操作中の端子の姿勢を規制すること
により、該端子筒状部の所要部位を正確にプレス変形さ
せることができ、圧着不良の発生率を顕著に低減させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の端子ホルダーを示した正面図。
【図2】同側面図。
【図3】同背面図。
【図4】図1中のIV−IV線に沿った断面図。
【図5】圧着工具へ装着した状態の正面図。
【図6】使用方法を示した斜視図。
【図7】図6中のVII−VII線に沿った断面図。
【図8】別実施例を示す図3に対応する背面図。
(1) 下部加圧体 (2) 上部加圧体 (3) 枢支ピン (4) 杆体 (5) 杆体 (6) 加圧体の側面 (7) フレーム (8) 凹部 (9) 蓋板 (10) ロール (T) 端子 (t) 筒状部 (c) 板状部 (d) ダイス部分 (W) 電線
Claims (1)
- 【請求項1】 電線(W)の裸端部を挿入した端子
(T)の筒状部(t)を押圧変形させる協働ダイス部分
(d),(d)が、接近離反する対向面にそれぞれ形成
されている1対の加圧体(1),(2)を杆体(4),
(5)の一端側に設け、枢支ピン(3)を介し該加圧体
を開閉する操作レバーを各杆体の他端側に設けた圧着工
具のための端子ホルダーであって、何れか一方の加圧体
(1)の側面(6)への取付けが可能なフレーム(7)
と、他方の加圧体(2)に向い該フレーム(7)に形成
される凹部(8)を遮蔽すべく該フレームへ取付けられ
た蓋板(9)と、前記一方の加圧体(1)の前記対向面
に平行に前記フレーム(7)の前記凹部(8)内に回転
自在に軸架されたロール(10)と、該ロールの軸線方
向の表面を前記蓋板(9)内面へ向けて押圧する弾性手
段(11)とを備えていて、該蓋板(9}と前記ロール
(10)との間の密着部分に端子(T)の板状部(c)
が、前記弾性手段(11)の弾力により挿脱自在に挟持
される構成である圧着工具用の端子ホルダー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1830592U JPH0720871Y2 (ja) | 1992-02-26 | 1992-02-26 | 圧着工具用の端子ホルダー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1830592U JPH0720871Y2 (ja) | 1992-02-26 | 1992-02-26 | 圧着工具用の端子ホルダー |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0619294U JPH0619294U (ja) | 1994-03-11 |
| JPH0720871Y2 true JPH0720871Y2 (ja) | 1995-05-15 |
Family
ID=11967905
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1830592U Expired - Lifetime JPH0720871Y2 (ja) | 1992-02-26 | 1992-02-26 | 圧着工具用の端子ホルダー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0720871Y2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6133714B2 (ja) * | 2013-07-09 | 2017-05-24 | 株式会社電幸社 | 裸圧着端子の圧着工具 |
| EP3300187B1 (de) * | 2016-09-22 | 2021-03-24 | Wezag GmbH Werkzeugfabrik | Presswerkzeug-positionierer und presswerkzeug |
| JP6973455B2 (ja) * | 2017-05-10 | 2021-12-01 | 住友電装株式会社 | 端子ホルダおよび端子圧着装置 |
| JP6572936B2 (ja) * | 2017-05-10 | 2019-09-11 | 住友電装株式会社 | 端子圧着装置 |
| JP7419858B2 (ja) * | 2020-02-13 | 2024-01-23 | 中国電力株式会社 | 端子用圧着工具 |
-
1992
- 1992-02-26 JP JP1830592U patent/JPH0720871Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0619294U (ja) | 1994-03-11 |
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