JPH0720954B2 - 新規なn−(イソキノリン−5−イルスルホニル)アザシクロアルカン化合物 - Google Patents

新規なn−(イソキノリン−5−イルスルホニル)アザシクロアルカン化合物

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JPH0720954B2
JPH0720954B2 JP4247080A JP24708092A JPH0720954B2 JP H0720954 B2 JPH0720954 B2 JP H0720954B2 JP 4247080 A JP4247080 A JP 4247080A JP 24708092 A JP24708092 A JP 24708092A JP H0720954 B2 JPH0720954 B2 JP H0720954B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規なN−(イソキノリ
ン−5−イルスルホニル)アザシクロアルカン化合物、
その製造方法およびこれらの化合物を含有する医薬組成
物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】特に抗凝集活性(JP 63−3259
10)、血管拡張活性(EP 109023)、あるい
は気管支弛緩活性(USP 4857301)を示す、
イソキノリンスルホンアミド構造を有する化合物は刊行
物から知られている。従来技術にはまた、次の刊行物が
含まれる:JP 02073067、EP187371
およびEP 061673。
【0003】
【発明が解決しようとする課題および解決手段】重大な
構造上の変更が本発明の化合物を導いた。本発明に係る
化合物は、特に強力で、広範囲にわたる抗血管系収縮薬
理学的活性を有し、この活性は従来技術の化合物に見い
出されていない。
【0004】
【発明の開示】したがって、本発明は特に、下記一般式
(I)で示される化合物に関する:
【化2】 式中、nは0または1〜3の整数であり;mおよびpは
1〜4の整数であり、ただしm+pの合計は2、3、4
または5であり;rは1〜6の整数であり;Rは水素
原子、ヒドロキシ基または塩素原子を表わし;
【0005】Rは、水素原子ホルミル基基−A、−C
O−A−または−CO−O−A、基中Aは低級アルキ
ル、低級アルケニル、低級アルキニル、シクロアルキル
またはシクロアルキル−低級アルキル基を表わす、−
(CH)q−フェニル基または置換−(CH)q−
フェニル基、基中qは0または1〜4の整数を表わす、
−CO−フェニル基または置換−CO−フェニル基、−
CO−O−フェニル基または置換−CO−O−フェニル
基、あるいは基−CO−NR、基中RおよびR
は同一または異なっていてもよく、それぞれ水素原子
または低級アルキル、低級アルケニル、低級アルキニ
ル、フェニルおよびフェニルー低級アルキルから選ばれ
る基を表わし、あるいはRおよびRは、これらを担
持している窒素原子と一緒になって、4〜7個の環員を
有する飽和環を形成している;
【0006】X、YおよびZは、同一または異なってい
てもよく、それぞれ相互に独立して、水素原子、ハロゲ
ン原子、あるいは低級アルキル、低級アルコキシ、ニト
ロ、アミノ、シアノ、アセトアミドおよびカルボキシア
ミドから選ばれる基を表わし、あるいはXとY、または
XとZは、これらを担持しているフェニル核の2個の炭
素原子と一緒になって、フラン、ジヒドロフランまたは
ベンゼン環を形成している;
【0007】Uは、酸素原子、硫黄原子、あるいはカル
ボニル、スルフィニル、スルホニル、−NH−CO−、
−CO−NH−、−O−(CH)r’−O−(ここで
r’は2または3の整数を表わす)、−(CH
r’’−O−(CH)r’’’−(ここで、r’’お
よびr’’’はそれぞれ、1または2の整数を表わす)
および基−NR−(基中Rは:水素原子、ホルミル
基、基−A、−CO−A−または−CO−O−A[基中
Aは低級アルキル、低級アルケニル、低級アルキニル、
シクロアルキルまたはシクロアルキル−低級アルキル基
を表わす]、−(CH)q−フェニル基または置換−
(CH)q−フェニル基[基中qは0または1〜4の
整数である]、−CO−フェニル基または置換−CO−
フェニル基、基−CO−NR[基中RおよびR
は上記定義のとおりである]を表わす)を表わし;
【0008】基−(CH)q−フェニル、−CO−フ
ェニルまたは−CO−O−フェニルに関連する「置換」
の用語は、これらの基が、低級アルキル基、低級アルコ
キシ、ヒドロキシ、ハロゲンおよびトリフルオロメチル
から選ばれる1個また2個以上の基により置換されてい
てもよいことを意味し;「低級アルキル」および「低級
アルコキシ」の用語は、炭素原子1〜6個を有する直鎖
状または分枝鎖状の飽和炭素含有基を表わし;
【0009】「低級アルケニル」および「低級アルキニ
ル」の用語は、炭素原子2〜6個を有する直鎖状または
分枝鎖状の不飽和基を表わし;そして「シクロアルキ
ル」の用語は、3〜8個の環員を含有する飽和炭素含有
環を表わす。
【0010】本発明はまた、一般式(I)で示される化
合物の製造方法に関するものであり、この方法は、式
(II)
【化3】 式中、Rは一般式(I)と同一の意味を有する、で示
される化合物を、一般式(III)
【化4】 式中、R、n、mおよびpは一般式(I)と同一の意
味を有する、で示される化合物と反応させ、次いで酸加
水分解させて式(IV)
【化5】 式中、R、R、n、mおよびpは上記定義のとおり
である、で示される化合物を生成させ、次いでこの式
(IV)で示される化合物を式(V)
【化6】 式中、X、Y、X、Uおよびrは一般式(I)と同一の
意味を有し、そしてHalはハロゲン原子を表わす、で
示される化合物と反応させて、式(I)
【化7】 式中、R、R、U、X、Y、Z、n、m、pおよび
rは一般式(I)において定義されているとおりであ
る、を生成させる、あるいは
【0011】上記式(II)で示される化合物を式(V
I)
【化8】 式中、R、U、X、Y、Z、n、m、pおよびrは上
記定義のとおりである、で示される化合物と反応させ、
式(I)で示される化合物を生成させる、
【0012】次いで、所望により、式(I)で示される
化合物の異性体を分離し、そしてまた、所望により、医
薬として許容される酸によりその塩に変換し、そしてま
た所望により、式(I)で示される化合物を結晶化およ
び(または)クロマトグラフィの方法により精製するこ
とを特徴とする方法である。
【0013】上記方法で使用する出発物質は、公知化合
物であるか、あるいは下記の例に記載されているよう
に、類縁化合物の製造に係り開示されている方法にした
がい、公知物質から製造される化合物である。
【0014】一般式(I)で示される化合物は、酸によ
り付加塩に変換することができる。これらの塩それら自
体は本発明の一部を構成する。これらの塩の生成に使用
することができる酸としては、たとえば鉱酸系として、
塩酸、臭化水素酸、硫酸およびリン酸、ならびに有機酸
系として、酢酸、プロピオン酸、マレイン酸、フマール
酸、酒石酸、硝酸、シュウ酸、安息香酸、メタンスルホ
ン酸、イセチオン酸、ベンゼンスルホン酸などをあげる
ことができる。
【0015】さらにまた、1個また2個以上の不斉炭素
が存在する場合に、式(I)で示される化合物はジアス
テレオマーまたはエナンチオマーの形態であることがで
き、これらはまた、純粋な形態で、または混合物の形態
で、本発明の一部を構成する。
【0016】一般式(I)で示され化合物およびそれら
の医薬として許容される付加塩は、特に心臓血管系分野
において、有用な治療作用性を有する。
【0017】インビトロで行なわれた薬理学的試験によ
って、これらの化合物が、平滑筋の収縮に含まれる種々
のタイプのプロセスに関連して、特に細胞内カルシウム
を含む細胞内プロセスに関連して、強力な抗血管収縮活
性を有することが証明された。
【0018】従って、これらの作用性によって、本発明
の化合物は医薬として、特に心臓血管系分野において、
心筋虚血およびその種々の臨床症状、たとえば狭心症お
よび心筋梗塞、の処置および予防に、しかしまた、心拍
動の障害、血管けいれん、動脈性高血圧、血管系障害お
よび心不全の処置および予防に、さらに一般的に、動脈
老化およびアテローム硬化症に付随する障害の処置およ
び予防に使用することができる。
【0019】これらの化合物はまた、バイパス手術、血
管、特に冠状血管拡張あるいはその他の形態の血管再透
過性化の後の血管系再発狭窄または血栓形成の予防に投
与することもできる。これらの化合物はまた、心臓血管
系危険因子、たとえば肥満症、糖尿病および脂肪異常血
症を構成する、代謝性疾病に使用することもできる。
【0020】さらにまた、これらの化合物の細胞内カル
シウムの調節作用の結果として、これらの化合物は血小
板抗凝集剤および抗血栓形成剤として、あるいは種々の
タイプの平滑筋(すでにあげた血管系筋内以外の平滑
筋):気管支、消化器、泌尿器系または子宮の弛緩剤と
して治療に使用することもできる。
【0021】さらにまた、老化、虚血、炎症もしくは細
胞増殖などに付随する、多くの組織損傷状態を本発明の
化合物によって処置または予防することができる。
【0022】このように得られる医薬組成物は一般に、
用量単位形態である。これらの組成物は、たとえば錠
剤、糖衣錠剤、ゼラチンカプセル剤、坐薬または注射用
あるいは飲用溶液の形態であることができ、経口、直
腸、筋肉内または非経口経路により投与することができ
る。
【0023】投与量は、患者の年令および体重、投与形
態および障害の種類ならびに組合せ処置にしたがい、格
別に変えることができ、1日1回ないし数回の投与で、
1〜100mgの投与量からなる。
【0024】
【実施例】次例は、本発明を説明するものであって、本
発明をいかなる点でも制限するものではない。融点はコ
フラー ホット プレートを使用して測定した。1H核
磁気共鳴スペクトル(NMR)は、内部標準としてテト
ラメチルシラン(TMS)を用いて行なった。化学シフ
トは100万当りの部(ppm)で表わす。赤外線スペ
クトルは、被分析化合物約1%を含有する臭化カリウム
ペレットの形態で測定した。
【0025】例1 1−(イソキノリン−5−イルスルホニル)−4−{N
−メチル−N−[4−(p−フルオロフェノキシ)ブチ
ル]アミノ}ピペリジン フマール酸塩 工程A:1−ベンジル−4−(メチルアミノ)ピペリジ
ン イソプロパノール2200cm中のN−ベンジルピペ
リド−4−オン 1モルの溶液を18℃に冷却する。メ
タノール300cm中のメチルアミン3モルの新しく
調製した溶液を、この初めの溶液に加える。この混合物
を室温で1時間放置する。
【0026】ペレット形態の水酸化ナトリウム1.66
モルを加える。水素化ホウ素ナトリウム1.37モルを
18℃の一定温度で加える。この混合物を室温まで戻る
ままにおき、次いでこれらの反応剤を12時間接触させ
ておく。溶媒を蒸発させ、この残留物をエーテル中に取
り、次いで水で洗浄する。乾燥させ、次いで蒸発させ、
所望の化合物を油状物として得る。収率:78%。
【0027】 工程B:1ベンジル−4−(N−メチル−N−アセチル
アミノ)ピペリジン前記工程で得られた化合物132g
(0.647モル)および塩化メチレン1 300cm中のトリエチルアミン65.4gからなる
溶液を調製する。アセチルクロライド45.9cm
ゆっくり加える。これらの反応剤を2時間接触させてお
く。蒸発を行ない、残留物をエーテル中に取り、ついで
水で洗浄する。乾燥させ、次いで溶媒を蒸発させ、所望
の化合物に相当する油状物128gを得る。この生成物
はさらに精製することなく使用する。
【0028】 工程C:4−(N−メチル−N−アセチルアミノ)ピペ
リジン 前工程で得られた化合物0.38モルを、水酸化パラジ
ウム9gの存在の下に、5kg/cmの圧力下で、エ
タノール700cmおよび酢酸0.38モル中におい
て水素添加する。濾過し、蒸発させた後に、残留物を塩
化メチレン500cm中に取り、この混合物を冷却
し、およびまた撹拌しながら、20%水酸化ナトリウム
0.38モルによって塩基性にする。この混合物をデカ
ンテーションに付し、乾燥させ、次いで蒸発させ、所望
の化合物49.7gを得る。 収率:83% 融点:<50℃
【0029】 工程D:1−(イソキノリン−5−イルスルホニル)−
4−(N−メチル−N−アセチルアミノ)ピペリジン 前工程で得られた化合物13.7g(0.0879モ
ル)およびジイソプロピルエチルアミン22.5gの塩
化メチレン950cm中の溶液を調製する。微粉末状
の5−イソキノリン スルホクロライドの塩酸塩23.
3g(0.0879モル)を室温において、撹拌しなが
ら加える。この混合物を分離ロート中に、デカンテーシ
ョンにより移し、水酸化ナトリウム90cmにより洗
浄し、次いで水で洗浄する。この混合物を乾燥させ、次
いで蒸発させる。生成する油状物をシリカ上で、塩化メ
チレン/メタノール混合物(95/5)を溶出系として
使用するクロマトグラフィに付し、所望の化合物に相当
する固形物17gを得る。 収率:58% 融点:194〜196℃。
【0030】 工程E:1−(イソキノリン−5−イルスルホニル)−
4−(メチルアミノ)ピペリジン 前工程で得られた化合物0.051モル、濃塩酸160
cmおよび水160cmからなる混合物を12時間
の間、還流させる。この混合物を冷却させ、20%水酸
化ナトリウムにより塩基性にし、次いで酢酸エチルによ
り抽出する。蒸発後に得られた油状物をシリカ上におい
て、溶出系として塩化メチレン/メタノールの混合物
(80/20)を用いるクロマトグラフィに付し、所望
の化合物4.5g得る。
【0031】 工程F:1−ブロモ−4−(p−フルオロフェノキシ)
ブタン 水酸化カリウム0.5モルをメタノール200cm
に溶解する。p−フルオロフェノール0.5モル、1,
4−ジブロモブタン3.4モルおよびヨウ化カリウム3
ミリモルを加える。この混合物を撹拌しながら24時間
還流させる。溶媒を蒸発させた後に、残留物をエーテル
中に取り、水で洗浄し、次いで1N水酸化ナトリウムに
より洗浄する。過剰のジ臭素化化合物を除去した後に、
この残留物をKughelrohr系を用いて蒸留す
る。所望の化合物である油伏物が得られる。 収率:66% 沸点(1.33Pa)=100℃。
【0032】 工程G:1−(イソキノリン−5−イルスルホニル)−
4−{N−メチル−N−[4−(p−フルオロフェノキ
シ)ブチル]アミノ}ピペリジン 工程Eで得られた化合物5.4g、工程Fで得られた化
合物0.0177モル、炭酸カリウム2.5gおよびア
セトン50cmからなる溶液を調製する。この混合物
を撹拌しながら12時間還流させる。蒸発後に、残留物
をエーテル中に取り、次いでこのエーテル性相を1N塩
酸により徹底的に抽出する。この酸性相を冷却しながら
塩基性にし、エーテルにより抽出し、次いで乾燥させ
る。蒸発させると、油状物8.4gが得られる。この油
状物をシリカ上において、溶出系としてトルエン/メタ
ノール混合物(95/5)を用いるクロマトグラフィに
付す。所望の化合物に相当する油状物3gが得られる。
【0033】 工程H:標題の化合物 前工程で得られた化合物3gを、エタノール中のフマー
ル酸の0.172モル溶液18.5cm中に取り入れ
る。生成する溶液を蒸発乾燥させ、次いで残留物を、1
2時間撹拌しながら、酢酸エチル10cm中に取り入
れる。所望の化合物1.1gが沈殿の形態で得られる。 融点:95℃ 結晶化溶剤:酢酸エチル
【0034】 例2 1−(イソキノリン−5−イルスルホニル)−4−{N
−メチル−N−[4−オキソ−4−(p−フルオロフェ
ニル)ブチル}ピペリジン 2塩酸塩 工程A:1−ヨード−3−(p−フルオロフェニルカル
ボニル)プロパン 1−クロロ−3−(p−フルオロフェニルカルボニル)
プロパン20gをメチルエチルケトン100cm中に
溶解し、ヨウ化ナトリウム18.5gの存在の下に24
時間還流させる。処理後に所望の化合物28gが単離さ
れる。
【0035】 工程B:1−(イソキノリン−5−イルスルホニル)一
4−{N−メチル−N−[4−オキソ−4−(p−フル
オロフェニル)ブチル]アミノ}ピペリジン 工程Aで得られた化合物4.3g、例1の工程Eで得ら
れた化合物4.5g、炭酸カリウム2gおよびアセトン
50cmからなる混合物を撹拌しながら12時間還流
させる。次いで、例1の工程Gの方法と同様の方法を行
ない、所望の化合物2.1gを得る。
【0036】 工程C:標題の化合物 前工程で得られた化合物2.1gをアセトニトリル中に
溶解し、エーテル中の3N HCl 3.4cmの添
加により2塩酸塩に変換する。所望の生成物2gが得ら
れる。 融点:224〜226℃ 結晶化溶剤:アセトニトリル
【0037】 スペクトル特徴: 赤外: v(NH):2800−1900cm−1 v(C−O):1680cm−1 v(N−SO):1163cm−1 NMR : 1H:9.8ppm(一重線); 2H+2H:8.8〜8.5ppm(一重線); 2H+1H:8ppm(多重線+三重線); 2H:7.35ppm(三重線); 2H:4ppm(広い二重線); 2H+3H:3.5〜2.9ppm(2多重線) 3H+2H:2.65ppm(一重線+三重線) 2H+2H:2.3〜1.9ppm(2多重線) 2H:1.8ppm(多重線) 2H:11ppm、DOに対し交換可能。
【0038】例3 1−(イソキノリン−5−イルスルホニル)−4−
{{N−メチル−N−[3−(p−フルオロフェノキ
シ)プロピル]アミノ}メチル}ピペリジン フマール
酸塩 工程A:エチル 1−(フェニルカルボニル)ピペリド
−4−イルカルボキシレート イソニペコチン酸エチルエステル78.5g、トリエチ
ルアミン50.5gおよび塩化メチレン700cm
らなる混合物上に、安息香酸クロライド70g(0.5
モル)をゆっくり注ぎ入れる。この混合物を室温で一
夜、放置し、次いで蒸発させる。この残留物をエーテル
中に取り、水で洗浄し、次いで乾燥させる。所望の化合
物に相当する油状物106.8gが得られる。
【0039】 工程B:1−(フェニルカルボニル)ピペリド−4−イ
ル カルボン酸 前工程で得られた化合物43.3g(0.15モル)
を、室温において、エタノール160cm中の1N水
酸化ナトリウム16cmにより加水分解する。処理後
に、所望の化合物31.8gが得られる。 収率:91% 融点:130〜133℃
【0040】 工程C:N−メチル−1−(フェニルカルボニル)ピペ
リド−4−イルカルボキシアミド 前工程で得られた化合物0.136モルを塩化メチレン
150cm中に溶解する。カルボニルジイミダゾール
22.1gを一度に加える。気体発生が止んだ時点で、
塩化メチレン150cm中のメチルアミン0.5モル
の新しく調製した溶液を迅速に、滴下して加える。この
混合物を12時間撹拌する。分離ロート中にデカンテー
ションにより移し、水で洗浄し、乾燥させ、次いで蒸発
させる。 収率:58% 融点:182〜184℃
【0041】 工程D:1−ベンジル−4−(メチルアミノメチル)ピ
ペリジン テトラヒドロフラン300cm中の前工程で得られた
化合物0.088モルを、テトラヒドロフラン100c
中の水素化リチウムアルミニウム6.9gの懸濁液
の添加により還元する。この混合物を4時間還流させ
る。処理後に、所望の化合物に相当する油状物15.1
gが得られる。この化合物をシリカ上において、溶出剤
として塩化メチレン/メタノール/水酸化アンモニウム
混合物(89/10/1)を用いるクロマトグラフィに
付する。 収率:52%
【0042】 工程E:1−ブロモ−3−(p−フルオロフェノキシ)
プロパン 例1の工程Fの方法にしたがうが、1,4−ジブロモブ
タンの代りに1,3−ジブロモプロパンを使用し、所望
の化合物を得る。
【0043】 工程F:1−ベンジル−4−{{N−メチル−N’−
[3−(p−フルオロフェノキシ)プロピル]アミノ}
メチル}ピペリジン 工程Dで得られた化合物8.9g、工程Eで得られた化
合物10.3g、炭酸カリウム6.4gおよびアセトン
170cmからなる混合物を調製する。この混合物を
12時間還流させる。濃縮し、残留物をエーテル中に取
り、水で洗浄し、このエーテル性相を1N塩酸により徹
底的に抽出する。この酸性相を冷却しながら塩基性に
し、次いでエーテルにより抽出する。乾燥させ、次いで
蒸発させ、所望の化合物に相当する油状物13.3gを
得る。この生成物はさらに精製することなく使用する。 収率:78%
【0044】 工程G:4−{{N−メチル−N−[3−(p−フルオ
ロフェノキシ)プロピル]アミノ}メチル}ピペリジン 前工程で得られた化合物0.036モルを、水酸化パラ
ジウム1.4gの存在の下に、エタノール150cm
および酢酸2.1g中で5kg/cmの圧力下に水素
添加する。処理後に、所望の化合物4.8gが得られ
る。収率:42%。
【0045】 工程H:1−(イソキノリン−5−イルスルホニル)−
4−{{N−メチル−N−[3−(p−フルオロフェノ
キシ)プロピル]アミノ}メチル}ピペリジン 例1の工程Dの方法にしたがうが、本例の工程Gで得ら
れた化合物を使用し、所望の化合物を得る。
【0046】 工程I:標題の化合物 前工程で得られた化合物3.6gをエタノール中のフマ
ール酸の0.172モル溶液40.7cmにより処理
する。標題の化合物2gが得られる。 融点:127〜129℃ 結晶化溶剤:エタノール。
【0047】 例4 1−(イソキノリン−5−イルスルホニル)−4−{N
−メチル−N−[5−(p−フルオロフェノキシ)ペン
チル]アミノ}ピペリジン フマール酸塩 例1の方法にしたがうが、工程Fにおいて、1,4−ジ
ブロモブタンの代りに1,5−ジブロモペンタンを使用
し、標題の化合物を得る。 最終収率:16% 融点:150℃ 結晶化溶剤:酢酸エチル
【0048】 例5 1−(イソキノリン−5−イルスルホニル)−4−{N
−メチル−N−[4−(p−フルオロフェニル)−4−
オキソブチル]アミノメチル}ピペリジン 2塩酸塩 工程A:1−ベンジル−4−{N−メチル−N−[4−
(p−フルオロフェニル)−4−オキソブチル]アミノ
メチル}ピペリジン 例3の工程Fの方法にしたがい、炭酸カリウムの存在の
下に、溶媒としてアセトン中において、1−ベンジル−
4−(メチルアミノメチル)ピペリジンおよび1−ヨー
ド−3−[(p−フルオロフェニル)カルボニル]プロ
パンから出発し、所望の化合物を油状物の形態で、77
%の収率で得る。
【0049】 工程B:4−{N−メチル−N−[4−(p−フルオロ
フェニル)−4−オキソブチル]アミノメチル}ピペリ
ジン 例3の工程Gの方法にしたがい、上記工程Aで得られた
化合物の水素添加によって、所望の化合物が油状物の形
態で得られる。
【0050】 工程C:1−(イソキノリン−5−イルスルホニル)−
4−{N−メチル−N−[4−(p−フルオロフェニ
ル)−4−オキソブチル]アミノメチル}ピペリジン 例1の工程Gに記載の方法にしたがい、上記工程Bで得
られた化合物およびイソキノリン−5−イルスルホニル
クロライドから出発し、所望の化合物を油状物の形態で
得る。 収率:29%
【0051】 工程D:1−(イソキノリン−5−イルスルホニル)−
4−{N−メチル−N−[4−(p−フルオロフェニ
ル)−4−オキソブチル]アミノメチル}ピペリジン
2塩酸塩 例2の工程Cの方法にしたがい、前工程で得られた化合
物を相当する2塩酸塩に変換する;瞬間融点(K):1
48℃
【0052】 例6本発明の化合物のインビトロ薬理学的試験 A.抗−血管収縮活性 装置および方法 ナトリウムペントバルビタール(30mg/kg、i.
p.)により麻酔したWISTAR ラット(325〜
375g)から単離した大動脈、あるいはナトリウム
ペントバルビタール(30mg/kg、i.p.)によ
り同様に麻酔したNew Zealandウサギ(1.
8〜2kg)から単離した大動脈、の長さ3mmの環状
物に対して試験を行なう。
【0053】この血管環状物を、正常の、またはカルシ
ウムを含有していない生理溶液(+0.2mH EGT
Aキレーター)の中に浸す。この溶液は37℃の温度に
維持し、95%O+5%COの混合物を通気する。
これらの環状物をSTATHAN(UC2−GOUL
D)テンション センサーに連結する。各容器に最適の
テンションを加え、各試料に関して、90分の安定化時
間が見い出される。
【0054】 a)生理溶液中の本発明の化合物の抗−血管収縮活性試験方法 過剰カリウム溶液(80mM KCl,37mM Na
Cl)によって誘発された、血管環状物の収縮に対する
本発明の化合物の弛緩活性を、15分毎に加えられる累
積濃度で試験した。これによって、IC50(最大収縮
を50%抑制するモル濃度)を計算することができる。結果 過剰カリウム溶液によって誘発されたラット大動脈の収
縮に対して、本発明の化合物を代表する例の化合物を用
いて得られた上記IC50を下記の表(T1)にまとめ
て示す。
【0055】
【表1】
【0056】 b)カルシウムを含有していない溶液中における本発明
の化合物の抗−血管収縮活性試験方法 ノルアドレナリン(10−6M)によって誘発された血
管収縮に対して、30分間インキュベートした後の本発
明の化合物の抑制効果濃度を試験する。結果 表(T2)には、カルシウムを含有していない溶液中に
おける、ノルアドレナリンによって誘発されたウサギ大
動脈の収縮に対する本発明の化合物の活性が示されてい
る。
【0057】
【表2】
【0058】 結論 本発明の化合物は、カリウム消極によって誘発される血
管収縮に対して格別の抑制活性を有する。これらの化合
物が、細胞外カルシウムの不存在の下でさえも、ノルア
ドレナリンなどの血管収縮メディエーターによって誘発
される収縮に対しても活性であることは非常に重大なこ
とである。
【0059】 B.心筋に対する保護活性 a)モルモットの左心耳に対するウアバインの毒性作用
に対する本発明の化合物の効果試験方法 ナトリウム ペントバルビタール(30mg/kg)で
麻酔したモルモット(350〜450g)から左心耳を
取り出す。この心耳をSTATHAM(UC2−GOU
LD)テンション センサーに付け、0.5グラムの初
期テンションを負荷する。心耳は白金電極を用いて1H
zで電気的に刺激する。ウアバイン(10−6M)の添
加により毒性作用を得る。被験化合物は、この毒性試薬
を添加する15分前に与える。
【0060】結果
【表3】
【表4】
【0061】これらの結果は、本発明の化合物がウアバ
インの毒性作用が付随する拘縮の発現(発現された初期
収縮のパーセンテージで表わされる)および発現された
収縮による虚脱に対して格別に対抗することを示してい
る。
【0062】 b)低酸素−再酸化に付された、単離心臓に対する本発
明の化合物の保護効果試験方法 WISTARラット(325〜375g)から心臓を摘
出する。この心臓をLANGENDORFFの技法にし
たがい、76mmHgの一定圧力の下に、迅速に灌流
し、次いで5Hzで電気刺激する。
【0063】心臓は60分間の間、95%N+5%C
の気体状混合物の投与によって、低酸素状態に付
し、引続いて30分間、再酸化する。被験化合物はこの
低酸素状態の前の15分間および低酸素状態の間、イン
キュベートする。左心室に挿入した圧力センサー(p2
3−GOULD)に連結したポリエチレン製ふうせんを
用いて、等容積収縮(isovolumetric c
ontraction)を記録し、5〜10mmHgの
拡張期圧力が得られるように膨張させる。
【0064】結果
【表5】
【0065】これらの結果は、本発明の化合物が低酸素
期間中の拘縮の発現をまた制限し、かつまた、再酸化期
間中の機能回復を改善できることを示している。
【0066】 結論 従って、これらの試験は、本発明の化合物が細胞内カル
シウムの過荷重(ウアバイン中毒)に対して、あるいは
低酸素−再酸化に対して、心筋を効果的に保護すること
を示している。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61K 31/47 ABS ABU ABX (72)発明者 フィリップ ジャニアク フランス国クリシー,リュ ア.アントニ ニ 11

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式(I)で示される化合物、そ
    の可能な光学異性体および相当する場合に、医薬として
    許容される酸による、その付加塩: 【化1】 式中、mは0または1〜3の整数であり、mおよびpは
    1〜4の整数であり、ただしm+pの合計は2、3、4
    または5であり、rは1〜6の整数であり、Rは水素
    原子、ヒドロキシ基または塩素原子を表わし;Rは、
    水素原子、ホルミル基、基−A、−CO−Aまたは−C
    O−O−A、基中Aは低級アルキル、低級アルケニル、
    低級アルキニル、シクロアルキルまたはシクロアルキル
    −低級アルキル基を表わす、−(CH)q−フェニル
    基または置換−(CH)q−フェニル基、基中qは0
    または1〜4の整数を表わす、−CO−フェニル基また
    は置換−CO−フェニル基、−CO−O−フェニル基ま
    たは置換−CO−O−フェニル基、あるいは基−CO−
    NR、基中RおよびRは同一または異なって
    いてもよく、それぞれ水素原子または低級アルキル、低
    級アルケニル、低級アルキニル、フェニルおよびフェニ
    ル−低級アルキルから選ばれる基を表わし、あるいはR
    およびRは、これらを担持している窒素原子と一緒
    になって、4〜7個の環員を有する飽和環を形成してい
    る、X、YおよびZは、同一または異なっていてもよ
    く、それぞれ相互に独立して、水素原子、ハロゲン原
    子、あるいは低級アルキル、低級アルコキシ、ニトロ、
    アミノ、シアノ、アセトアミドおよびカルボキシアミド
    から選ばれる基を表わし、あるいはXとYまたはXとZ
    とは、これらの基を担持しているフェニル核の2個の炭
    素原子と一緒になって、フラン環、ジヒドロフラン環ま
    たはベンゼン環を形成している;Uは酸素原子、硫黄原
    子あるいはカルボニル、スルフィニル、スルホニル、−
    NH−CO−、−CO−NH−、−O−(CH)r’
    −O−(ここでr’は2または3の整数を表わす)、−
    (CH)r’’−O−(CH)r’’’−(ここで
    r’’およびr’’’はそれぞれ、1または2の整数を
    表わす)、および−NR−(ここでRは:水素原
    子、ホルミル基、基−A、−CO−Aまたは−CO−O
    −A[ここでAは低級アルキル、低級アルケニル、低級
    アルキニル、シクロアルキルまたはシクロアルキル−低
    級アルキル基を表わす]、−(CH)q−フェニル基
    または置換−(CH)q−フェニル基[ここで、qは
    0または1〜4の整数を表わす]、−CO−フェニル基
    または置換−CO−フェニル基、または基−CO−NR
    [ここで、RおよびRは上記定義のとおりで
    ある]を表わす)を表わし;上記定義において、基−
    (CH)q−フェニル、−CO−フェニルまたは−C
    O−O−フェニルに関連して使用されている「置換」の
    用語は、置換基として、低級アルキル、低級アルコキ
    シ、ヒドロキシ、ハロゲンおよびトリフルオロメチルか
    ら選ばれる1個また2個以上の基も有していてもよいこ
    とを意味し、「低級アルキル」および「低級アルコキ
    シ」の用語は、炭素原子1〜6個を含有する直鎖状また
    は分枝鎖状の飽和炭素含有基を示し、「低級アルケニ
    ル」および「低級アルキニル」の用語は、炭素原子2〜
    6個を含有する直鎖状または分枝鎖状の不飽和基を意味
    し、そして「シクロアルキル」の用語は3〜8個の環員
    を有する飽和炭素含有環を意味する。
  2. 【請求項2】 式(I)において、mおよびpがそれぞ
    れ、2を表わす化合物および医薬として許容される酸に
    よるその付加塩である、請求項1に記載の化合物。
  3. 【請求項3】 式(I)において、Uが酸素原子または
    カルボニル基を表わす化合物、その可能な光学異性体お
    よび医薬として許容される酸によるその付加塩である、
    請求項1に記載の化合物。
  4. 【請求項4】 1−(イソキノリン−5−イルスルホニ
    ル)−4−{N−メチルーN−[4−(p−フルオロフ
    ェノキシ)ブチル]アミノ}ピペリジン、および医薬と
    して許容される酸によるその付加塩である、請求項1に
    記載の化合物。
  5. 【請求項5】 1−(イソキノリン−5−イルスルホニ
    ル)−4−{N−メチル−N−[4−オキソ−4−(p
    −フルオロフェニル)ブチル]アミノ}ピペリジンおよ
    び医薬として許容される酸によるその付加塩である、請
    求項1に記載の化合物。
  6. 【請求項6】 1−(イソキノリン−5−イルスルホニ
    ル)−4−{{N−メチル−N−[3−(p−フルオロ
    フェノキシ)プロピル]アミノ}メチル}ピペリジンお
    よび医薬として許容される酸によるその付加塩である、
    請求項1に記載の化合物。
  7. 【請求項7】 1−(イソキノリン−5−イルスルホニ
    ル)−4−{N−メチル−N−[5−(p−フルオロフ
    ェノキシ)ペンチル]アミノ}ピペリジンおよび医薬と
    して許容される酸によるその付加塩である、請求項1に
    記載の化合物。
  8. 【請求項8】 1−(イソキノリン−5−イルスルホニ
    ル)−4−{N−メチル−N−[4−(p−フルオロフ
    ェニル)−4−オキソブチル]アミノメチル}ピペリジ
    ン、および医薬として許容される酸によるその付加塩で
    ある、請求項1に記載の化合物。
  9. 【請求項9】 活性成分として、請求項1〜8に記載の
    化合物の少なくとも1種を、1種または2種以上の不活
    性で無毒性の医薬的に許容される賦形剤またはベヒクル
    と組み合せて含有する抗−血管収縮及び心筋保護用医薬
    組成物。
  10. 【請求項10】 高血圧、アテローム性動脈硬化とその
    危険因子、及び損傷血管再建後における血管の保護、並
    びに虚血性心疾患及びその不整脈の合併症に使用される
    請求項9に記載の医薬組成物。
JP4247080A 1991-07-31 1992-07-31 新規なn−(イソキノリン−5−イルスルホニル)アザシクロアルカン化合物 Expired - Lifetime JPH0720954B2 (ja)

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