JPH0720971Y2 - 圧電振動子の支持構造 - Google Patents

圧電振動子の支持構造

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JPH0720971Y2
JPH0720971Y2 JP1990014112U JP1411290U JPH0720971Y2 JP H0720971 Y2 JPH0720971 Y2 JP H0720971Y2 JP 1990014112 U JP1990014112 U JP 1990014112U JP 1411290 U JP1411290 U JP 1411290U JP H0720971 Y2 JPH0720971 Y2 JP H0720971Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は圧電振動子の支持構造に関するものであり、さ
らに詳しくは、例えば水晶等の圧電振動素板を直立支持
し、この圧電振動素板の両サイド及び下方から電極を外
部に導出する圧電型フィルタなどの3端子構造等の圧電
振動子において、下方に電極を導出する部分のサポート
体に関するものである。
(従来の技術) 従来の圧電振動子の支持構造の例を第4図とともに説明
する。第4図において、6は水晶振動素板、61,62は水
晶振動素板の表面に形成された励振電極、63は水晶振動
素板の裏面に形成された励振電極、71,72は板状サポー
ト体、73は励振電極63に対応するサポート体、74は基
台、75,76,77は前記サポート体と電気的に接続されるリ
ード端子である。サポート体73は板状金属板を90度折曲
げた構造を有している。
(考案が解決しようとする課題) このような従来の一般的な圧電振動子の支持構造による
と、特に励振電極63に対応するサポート体73部分におい
て、励振電極とサポート体を接合する導電性接合材の硬
化時に歪が生じることにより、あるいは圧電振動子が落
下することにより圧電振動素板に機械的歪が加わること
がある。また周囲温度の変化等により熱的歪が加わるこ
とがある。このような場合、従来例のような支持構造に
よると圧電振動素板に加わる応力が大きいまま緩和され
にくく、周波数が不安定になるなどの圧電振動子の電気
的特性を劣化させる等の問題点があった。
このような問題点を解決するために、実開昭59-121927
号のように、板サポートを階段形状にし、緩衝効果を得
るようにする工夫もなされている。しかしながら、最近
の電子機器の小型化により、これに使用される圧電振動
子等の電子部品も小型化、低背化が要求されるようにな
ってきているが、上記階段形状により緩衝効果を得る構
成では、圧電振動子等の電子部品の小型化、低背化を阻
害する要因となっていた。また、上記板サポートは自立
しにくいため、金属ベース(基台)への位置決め、取付
作業容易ではなく、作業性が悪い問題点があった。
本考案の目的は、機械的あるいは熱的歪が生じてもこの
歪を十分緩和し、圧電振動素板に歪応力を生じさせにく
くするとともに、小型化、低背化に対応し、また製造時
の作業性を向上させる圧電振動子の支持構造を提供する
ことを目的とするものである。
(課題を解決する手段) 上記問題点を解決するために、本考案は、基台に対して
直立して設けられた少なくとも1つの直立サポート体
と、基台上面にほぼ平行に平置きされ、圧電振動素板の
基台近接部と基台とを電気的かつ機械的に接続する板状
の平置きサポート体により、電極形成された圧電振動素
板を基台に直立支持してなる圧電振動子において、前記
平置きサポート体の圧電振動素板接合部と基台接合部の
間には、平面的に屈曲した部分を有する緩衝部が設けら
れていることを特徴とする。
(作用) 本考案によれば、圧電振動素板の基台近接部と基台とを
平面的に屈曲した部分を有する緩衝部を有する平置きサ
ポート体で接続しているので、圧電振動素板と基台間に
生じる応力歪を緩和することができ、圧電振動素板に無
用な歪を生じさせない。また、この平置きサポート体は
板状で平面的に屈曲部を設けているので圧電振動素板と
基台との高さ方向(各図面の上下方向)の距離を極小に
できる。さらに、平置きサポート体は平板状であるの
で、平置きサポート体が傾いて設置されることがなく、
サポート体取り付け時における作業性が良好となる。
(実施例) 第1の実施例 第1図に本考案の第1の実施例として水晶フィルタの斜
視図を示す。
圧電振動素板である水晶振動素板1はATカット水晶板で
あり、その表面には蒸着等の手段にて入力電極11と出力
電極12が設けられ、またその裏面には共通電極13が設け
られている。上記各々の電極は引出し電極(111,121,13
1)にて水晶振動素板の端部まで引き出されている。基
台4は金属性のシェルに絶縁性のガラス材を充填し、そ
の中をリード端子51,52,53を貫通させたハーメチック構
造となっており、焼成により一体成形される。直立サポ
ート体21,22は板状の細長金属板にスリットを設けた構
造であり、基台上部に突出したリード端子に直立してス
ポット溶接される。また、基台に平置される平置きサポ
ート体31は同じく金属板からなり、圧電振動素板接合部
311と、これに続いて平面的に屈曲部を有する緩衝部312
と、さらにこれに続いて基台接合部313とからなり、こ
の基台接合部313でこの基台と接合される。本実施例で
はこの平置きサポート体31は第1図(b)に示すように
基台接合部と緩衝部の一部がE型をし、これが圧電振動
素板接合部につながった形状に構成されている。この緩
衝部の屈曲部分は、プレスによる打ち抜き加工、あるい
はエッチング加工等によって設ければよい。
第1図(a)に示すように水晶振動素板1を基台4上の
直立サポート体21,22のスリットに挿入し、各引出し電
極111,121とこれら直立サポート体21,22とを導電性接合
材で固着するとともに、共通電極からの引出し電極(こ
の部分が基台近接部となる)131と平置きサポート体31
の圧電振動素板接合部311とを導電性接合材で接合す
る。そして、図示していないが、最後に金属性のキャッ
プにて基台上部を被覆して水晶フィルタの完成となる。
(他の実施例) 他の実施例を第2図、第3図とともに説明する。なお、
上記実施例と同じ構造部分は同番号を用い、説明は割愛
する。
第2図に示す実施例においては、基台に平置きされる平
置きサポート体32のなかの基台接合部323が緩衝部322に
囲まれた構造をしている。また、第3図に示す実施例に
おいては、基台に平置きされる平置きサポート体33に設
けられたスリットがH型をしており、各接合部、緩衝部
を形成している。
上記3つの実施例において、緩衝部の一部にハーフエッ
チング等にて薄肉部を設けた構成にしてもよい。この場
合緩衝作用はさらに向上する。
また、本考案は上記実施例に示した3端子構造の振動子
のみに適用されるものではなく、例えば最初の実施例を
引用すると、基台に直立した直立サポート体21と基台に
平行な平置きサポート体31のみの2端子構造振動子に対
しても適用できる。
(考案の効果) 本考案によれば、圧電振動素板の基台近接部と基台とを
平面的に屈曲部を設けた緩衝部を有する平置きサポート
体で接続しているので、圧電振動素板と基台間に生じる
応力歪を緩和することができ、圧電振動素板に無用な歪
を生じさせず、圧電振動子の電気的特性を劣化させるこ
とのない信頼性の高い圧電振動子を提供できる。また、
この平置きサポート体は板状で平面的に屈曲部を設けて
いるので圧電振動素板と基台との高さ方向(各図面の上
下方向)の距離を極小にでき、よって、完成した振動子
の小型化、低背化が実現できる。
さらに、この平置きサポート体は基台に平置きでき、占
有面積が大きいこともあり、従来例に示したサポート体
に較べて位置決めが容易であり、作業性が向上する効果
がある。
【図面の簡単な説明】 第1図(a)、第1図(b)は本考案による実施例を示
す図、第2図、第3図は他の実施例を示す図、第4図は
従来例を示す図である。 1……水晶振動素板(圧電振動素板) 21,22……直立サポート体 31,32,33……平置きサポート体 311,321,331……圧電振動素板接合部 312,322,332……緩衝部 313,323,333……基台接合部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】基台に対して直立して設けられた少なくと
    も1つの直立サポート体と、基台上面にほぼ平行に平置
    きされ、圧電振動素板の基台近接部と基台とを電気的か
    つ機械的に接続する板状の平置きサポート体により、電
    極形成された圧電振動素板を基台に直立支持してなる圧
    電振動子において、前記平置きサポート体の圧電振動素
    板接合部と基台接合部の間には、平面的に屈曲した部分
    を有する緩衝部が設けられていることを特徴とする圧電
    振動子の支持構造。
JP1990014112U 1990-02-14 1990-02-14 圧電振動子の支持構造 Expired - Lifetime JPH0720971Y2 (ja)

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JPH03105029U JPH03105029U (ja) 1991-10-31
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS593611U (ja) * 1982-06-29 1984-01-11 ヤマハ株式会社 パルス幅変調増幅回路
JPS59121927U (ja) * 1983-02-04 1984-08-16 キンセキ株式会社 フィルタ用振動子の支持装置
JPS60180315A (ja) * 1984-02-28 1985-09-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd 水晶振動子
JPS61146021U (ja) * 1985-02-28 1986-09-09
JPH0611636Y2 (ja) * 1987-06-19 1994-03-23 日本電波工業株式会社 圧電振動子

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