JPH07210312A - 補正手段を備えたジョイスティックレバー装置 - Google Patents

補正手段を備えたジョイスティックレバー装置

Info

Publication number
JPH07210312A
JPH07210312A JP6014842A JP1484294A JPH07210312A JP H07210312 A JPH07210312 A JP H07210312A JP 6014842 A JP6014842 A JP 6014842A JP 1484294 A JP1484294 A JP 1484294A JP H07210312 A JPH07210312 A JP H07210312A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
neutral point
data
lever
displacement
point data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6014842A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3159590B2 (ja
Inventor
Toshio Kuwabara
敏夫 桑原
Shuji Okano
修司 岡野
Morihiko Matsubara
守彦 松原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Caterpillar Japan Ltd
Caterpillar Mitsubishi Ltd
Original Assignee
Caterpillar Mitsubishi Ltd
Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Caterpillar Mitsubishi Ltd, Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd filed Critical Caterpillar Mitsubishi Ltd
Priority to JP01484294A priority Critical patent/JP3159590B2/ja
Publication of JPH07210312A publication Critical patent/JPH07210312A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3159590B2 publication Critical patent/JP3159590B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mechanical Control Devices (AREA)
  • Position Input By Displaying (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 変位検出器の出力値データを設計仕様に略一
致するよう補正するにあたり、レバー手段の変位量と変
位検出手段の出力値とがヒステリシスを存する関係で変
化するものであっても、正確な補正が行えるようにす
る。 【構成】 プラス側変位点から中立点に複数回レバー操
作したときのプラス側実測中立点データの中央最大値デ
ータと、任意のマイナス側変位点から中立点に複数回レ
バー操作したときのマイナス側実測中立点データの中央
最小値データとをそれぞれ算出し、これら各中央値デー
タを平均化処理して平均実測中立点データ(E0av)
を算出し、これに基づいて変位検出手段の出力値データ
を補正するように構成してなる補正手段を備えたジョイ
スティックレバー装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建設機械等の各種機械
のリモコン操縦装置やその他の装置に広く採用される補
正手段を備えたジョイスティックレバー装置に関するも
のである。
【0002】
【従来技術及び発明が解決しようとする課題】一般に、
ジョイスティックレバー装置は、レバー操作された操作
量(変位量)をデジタル信号に変換してコンピュータ等
に入力するための座標入力装置の一つであり、その概略
を図1に示すが、ここにおいて、1はケーシング、2は
該ケーシングに揺動自在に組付けられる手動操作レバ
ー、3は該レバーの揺動操作量(変位量)を検出する検
出器(一般には、操作量の変化に基づいて抵抗値変化を
するポテンショメータ(可変抵抗器)が採用される)で
あり、そして、この検出器3からの検出値が増幅回路に
より電圧変化に変換され、アナログ信号が出力される。
そして該増幅回路から出力されたアナログ信号は、A/
D変換器(図示せず)を介してデジタル信号に変換され
た後、マイクロコンピュータに入力される。マイクロコ
ンピュータでは、前記入力信号および、他の各種センサ
類、スイッチ類、設定器類からの信号に基づいて必要な
演算をし、その結果を、外部主装置(このジョイスティ
ックレバー装置を座標入力装置とする装置)とのプロト
コルに従って所定フォーマットの制御信号に変換し、こ
の制御信号が、シリアル又はパラレル信号として出力す
る出力回路を介して正規化出力として出力され、これが
主装置に送られ、主装置での必要な制御作動がなされる
ように設定されている。
【0003】そして一般には、前記検出器3のレバー変
位量に応じて出力されるアナログ信号の特性は、図5に
おいて直線イで示されるように、縦軸に出力値Eを、横
軸にレバー変位量Xを採ったとき、レバー中立点(X=
0)において出力値はゼロで、レバー変位量Xに応じて
比例的(直線的)に変位し、レバープラス側最大変位点
(X=Xmax)又はレバーマイナス側最大変位点(X
=Xmin)において、設計仕様上決められた所定の値
(Edmax、Edmin)となる原点対称の直線とな
るのが理想的である。
【0004】ところが、検出器3の製造上の誤差に基づ
く特性のバラツキ、取り付け誤差、レバー2との連結機
構部の整合誤差等により、上記のような理想的な特性と
はならず、図5において直線ロで示されるような特性と
なってしまうことが多く、そこでこれを補正することが
要求されるが、このような補正を機械的に行うのは面倒
かつ煩雑であることに鑑み、この補正を各種データ値か
ら演算して求める手法についての創作を先に完成し、こ
れを実願平4−76217号として出願した。そしてこ
の補正は、レバー操作に基づく実測の中立点および最大
変位点のデータ値をE0、Emとし、設計仕様上の最大
変位点でのデータ値をEdmとし、実作業時のおいての
レバー操作に基づく作業データ値をExとしたときに、
補正データ値E’xを、 E’x=Edm*(Ex−E0)/(Em−E0) として算出し、これに基づいた制御を行うものであっ
て、検出器の補正については凡そこれで満足する。
【0005】しかるにジョイスティックレバー自体は機
械的なものであって機構上どうしてもガタがある。そし
て、このガタがあることにより、プラス側変位点から中
立点にレバー操作したときとマイナス側変位点から中立
点にレバー操作したときとで、同じ中立点というレバー
位置であっても、その出力値が図6に示すごとくヒステ
リシスを存する関係で変化する。この結果、中立点を実
測したときに、その実測データ値E0は、最大幅δの範
囲でばらつくことになり、前記補正をするためのレバー
操作をしたとき、例えば、実測中立点がA位置(または
B位置)であったとすると、このA位置(またはB位
置)を中立点の実測データ値E0とする補正、つまり、
ヒステリシスが図7(A)(または図7(B))に示す
状態での補正がなされることになって、前記幅δの中央
点での補正をすることができず、ジョイスティックレバ
ーによるレバー制御の精度が低下することになる。そこ
で、中立点が幅δの中央点になるようレバー操作をする
ことが考えられるが、このようなレバー操作は事実状難
しく、偶然的に中央点になることを期待するしかないの
が実状であった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の如き実
情に鑑みこれらの欠点を一掃することができる補正手段
を備えたジョイスティックレバー装置を提供することを
目的として創案されたものであって、中立点(X=0)
を中心としてプラス側(ax)とマイナス側(in)と
に変位されるレバー手段と、該レバー手段の変位量
(X)に応じて比例的に変化するデジタル信号(Ex)
を出力する変位検出手段とを備えたジョイスティックレ
バー装置において、レバー手段を任意の変位点(X)か
ら中立点(X=0)に変位させたときの前記変位検出手
段の出力信号を実測中立点データ(Ex=E0)として
取り込んで記憶し、該記憶した実測中立点データに基づ
いて変位検出手段の出力値データ(Ex)を補正する補
正手段を備えるにあたり、前記補正手段には、任意のプ
ラス側変位点から中立点に複数回(n回:nは1を含む
整数)レバー操作したときのプラス側実測中立点データ
(E0ax1、E0ax2、・・・、E0axn)の中央最
大値データ(E0max)と、任意のマイナス側変位点
から中立点に複数回(n’回:n’は1を含む整数であ
って、nと同じであっても異なっていても良い)レバー
操作したときのマイナス側実測中立点データ(E0
1、E0in2、・・・、E0inn’)の中央最小値デ
ータ(E0min)とをそれぞれ算出し、これら各中央
値データを平均化処理して平均実測中立点データ(E0
av)を算出し、これに基づいて変位検出手段の出力値
データを補正する中立点データ補正手段が設けられてい
ることを特徴とするものである。
【0007】そして本発明は、この構成によって、ヒス
テリシスに基づく補正を確実に行うことができるように
したものである。
【0008】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図面において、1はジョイスティックレバー装置
を構成するケーシングであって、該ケーシング1には、
中立点(X=0)を中心としてプラス側(ax)とマイ
ナス側(in)とに揺動変位できる手動操作レバー(ジ
ョイスティックレバー)2が組付けられている。また、
3は該レバー2の揺動操作量(変位量)を検出するポテ
ンショメータ(可変抵抗器)であって、このポテンショ
メータ3からの検出値が増幅回路4により電圧変化に変
換され、アナグロ信号(Eout)が出力される。そし
て該増幅回路4から出力されたアナグロ信号(Eou
t)は、A/D変換器(図示せず)を介してデジタル信
号(Ex)に変換された後、マイクロコンピュータ5に
入力される。さらに、ジョイスティックレバー装置に
は、前記レバー2が中立点にあることを検出するスイッ
チ6、ホーン鳴動を指示するためのスイッチ7、後述す
る第一、第二、第三、第四の調整用スイッチ8、9、1
0、11を含む各種スイッチ類やセンサ類、設定器類
(何れも図示せず)を備えており、これらスイッチ類等
からの信号も、マイクロコンピュータ5に入力される構
成となっている。
【0009】そしてマイクロコンピュータ5では、前記
各入力信号に基づいて必要な演算をし、その結果を、外
部主装置(このジョイスティックレバー装置を座標入力
装置とする装置)とのプロトコルに従って所定フォーマ
ットの制御信号に変換し、この制御信号が、シリアル又
はパラレル信号として出力する出力回路12を介して正
規化出力として出力され、これが主装置に送られて、主
装置での必要な制御作動がなされるように設定されてい
る。尚、前記第一、第二、第三、第四調整用スイッチ
8、9、10、11は、ケーシング1に内装される回路
基盤(図示せず)上に配設されているが、これらスイッ
チ8、9、10、11をケーシング1の外部に配設し、
コネクタを介して回路基盤に接続するようにしても良
い。
【0010】扨、前記マイクロコンピュータ5のメモリ
(図示せず)には、設計データが記憶される領域が確保
されているが、設計データとしては、レバープラス側最
大変位点(X=Xmax)で出力するべき設計仕様上の
デジタル信号(Edmax)及びレバーマイナス側最大
変位点(X=Xmin)で出力するべき設計仕様上のデ
ジタル信号(Edmin)が予め記憶保存されている。
【0011】さらに、マイクロコンピュータ5のメモリ
には、実測データが記憶される領域が確保されている
が、この実測データ記憶領域には、以下のようなデータ
取込処理を経て記憶保持されるようになっている。
【0012】ここで、マイクロコンピュータ5によるデ
ータ取込処理の手順例を、図3、図4に基づいて説明す
る。まず、図3に示すフローチャート図に基づいて説明
すると、マイクロコンピュター5は、第一調整用スイッ
チ8の設定を常に検知しており、第一調整用スイッチ8
の設定が「0(OFF)」で、かつ前回も「0」であっ
た(「1(ON)」から「0」に変化したところではな
い)場合には、通常処理(詳細は後述する)を実施す
る。一方、第一調整用スイッチ8の設定が前回「1」で
今回は「0」である、つまり「1」から「0」に変化し
たと判断された場合には、処理を実行して通常処理に
戻る。また、第一調整用スイッチ8の設定が「0」でな
い、つまり「1」である場合には、次いで第二調整用ス
イッチ9の設定を判断する。そして、第二調整用スイッ
チ9の設定が「0」でない、つまり「1」であると判断
される場合には、処理を実行して通常処理に戻る。一
方、第二調整用スイッチ9の設定が「0」あると判断さ
れた場合には、次いで第三調整用スイッチ10の設定を
判断する。
【0013】前記第三調整用スイッチ10の設定が
「0」でない、つまり「1」であると判断される場合に
は、処理を実行して通常処理に戻る。一方、第三調整
用スイッチ10の設定が「0」あると判断された場合に
は、次いで第四調整用スイッチ11の設定を判断する。
【0014】さらに、前記第四調整用スイッチ11の設
定が、前回「0」で今回は「1」である、つまり「0」
から「1」に変化したところである場合には、処理を
実行して通常処理に戻る。一方、第四調整用スイッチ1
1の設定が、「0」から「1」に変化したところでない
場合には、通常処理に戻る。
【0015】上記の処理〜においては、A/D変換
された増幅回路4からのデジタル信号Exがマイクロコ
ンピュータ5のメモリの実測データ記憶領域に取り込ま
れる。即ち、処理ではレバープラス側最大変位点(X
=Xmax)での実測データ(Ex=Emax)が、処
理ではレバーマイナス側最大変位点(X=Xmin)
での実測データ(Ex=Emin)が、処理では中立
点(X=0)での実測データ(Ex=E0)がそれぞれ
取り込まれる。この場合に、処理および処理におけ
る実測データの記憶は、今回(最新)のもののみが保存
され、それ以前の前回のものについては消去される設定
となっている。一方、処理における実測データの記憶
は、今回から数えて予め設定される複数個分だけ保存で
き、古いものから順次消去される設定となっているが、
この場合に、マイクロコンピュータ5では、中立点(X
=0)での実測データ(Ex=E0)が、レバー2をプ
ラス側変位点から中立点に移動させたときの実測データ
(プラス側実測中立点データ:E0ax)であるか、マ
イナス側変位点から中立点に移動させたときの実測デー
タ(マイナス側実測中立点データ:E0in)であるか
の判断を行い、前者の場合にはプラス側実測中立点デー
タ用領域に、後者の場合にはマイナス側実測中立点デー
タ用領域に取り込んで保存するように設定されている。
つまり、各領域に保存できるデータがn個であれば、プ
ラス側実測中立点データ用領域には、今回から数えて最
新のn個のデータ(E0ax1、E0ax2、・・・、E0
axn)が保存され、またマイナス側実測中立点データ
用領域には、今回から数えて最新のn個のデータ(E0
in1、E0in2、・・・、E0inn)が保存されるよ
うになっている。
【0016】一方、処理においては、前記処理で記
憶されたデータに基づいて、以下の演算を行う。まず、
プラス側実測中立点データ(E0ax1、E0ax2、・・
・、E0axn)の中央最大値(E0max)、およびマ
イナス側実測中立点データ(E0in1、E0in2、・・
・、E0inn)の中央最小値(E0min)をそれぞれ
算出する。ここで、中央最大値(E0max)、中央最
小値(E0min)は、それぞれプラス側実測中立点デ
ータのミディアム値、マイナス側実測中立点データのミ
ディアム値であって、以下のようにして表される。即
ち、 E0max=MAX(E0ax1、E0ax2、・・・、E0
axn) E0max=MIN(E0in1、E0in2、・・・、E0
inn) 次いで、これら中央最大値、中央最小値データを式: E0av=(E0max+E0min)/2 により平均化処理して平均実測中立点データ(E0
v)を算出するようになっており、この様にして本発明
の中立点データ補正手段の一例が設定されている。因み
に、中央最大値なる表現を「プラス側中央値」あるいは
「最大側中央値」と、中央最小値なる表現を「マイナス
側中央値」あるいは「最小側中央値」と言い換えてもよ
く、その表現形式に拘泥されるものではない。
【0017】次いで、調整作業者による調整作業(デー
タ取込作業)からみた処理を、図4を参照して説明す
る。ここで、第一調整用スイッチ8が「0」に設定され
ている場合には、通常処理が行われるよう設定されてお
り、そこで、調整作業者は調整作業を実施する場合に
は、まず第一調整用スイッチ8の設定を「1」とすると
共に、第二、第三、第四調整用スイッチ9、10、11
の設定を「0」とする。次いで、レバー2をプラス側最
大変位点(X=Xmax)に位置させた状態で、第二調
整用スイッチ9の設定を「1」とする。マイクロコンピ
ュータ5はこのときの増幅回路4からのデジタル信号
(Ex=Emax)をメモリの所定の領域に記憶保持す
る(処理)。
【0018】次に、第一調整用スイッチ8、第三調整用
スイッチ10、第四調整用スイッチ11の設定はそのま
まで、第二調整用スイッチ9の設定を「0」に切換え
る。それからレバー2をマイナス側最大変位点(X=X
min)に位置させ、該位置にて第三調整用スイッチ1
0の設定を「1」に切換える。マイクロコンピュータ5
はこのときの増幅回路4からのデジタル信号(Ex=E
min)をメモリの所定の領域に記憶保持する(処理
)。
【0019】さらに、第一調整用スイッチ8、第二調整
用スイッチ9、第四調整用スイッチ11の設定はそのま
まで、第三調整用スイッチ10の設定を「0」に切換え
る。それからレバー2を一旦プラス側最大変位点(X=
Xmax)まで移動させてから中立点(X=0)に位置
させ、第四調整用スイッチ11を「1」に切換える。マ
イクロコンピュータ5はこのときの増幅回路4からのデ
ジタル信号(Ex=E0ax1)をメモリのプラス側実測
中立点データ用領域に記憶保持する。次いで、第四調整
用スイッチ11を「0」に切換えた後、レバー2を一旦
マイナス側最大変位点(X=Xmin)まで移動させて
から中立点(X=0)に位置させて、第四調整用スイッ
チ11の設定を「1」に切換える。マイクロコンピュー
タ5はこのときの増幅回路4からのデジタル信号(Ex
=E0in1)をメモリのマイナス側実測中立点データ用
領域に記憶保持する。これをn回繰り返すことにより、
マイクロコンピュータ5のプラス側実測中立点データ用
領域にはn個のプラス側実測中立点データ(E0ax1
0ax2、・・・、E0axn)が保存され、またマイ
ナス側実測中立点データ用領域にはn個のマイナス側実
測中立点データ(E0inx1、E0in2、・・・、E0
inn)が保存される(処理)。
【0020】上記の作業が終了したならば、第一調整用
スイッチ8の設定を「0」に切換える。マイクロコンピ
ュータ5は、該第一調整用スイッチ8の切換え信号が入
力されると、前記処理を行って平均実測中立点データ
(E0av)を算出し、調整作業が終了する。
【0021】次いで、マイクロコンピュータ5による通
常処理について説明する。マイクロコンピュータ5は増
幅回路4からのA/D変換されたデジタル信号(Ex)
を常に読み込んでおり、メモリに予め記憶保持されてい
る設計データとしてのEdmax,Edmin及び上記
の調整作業を経てメモリに記憶保持されている実測デー
タとしてのE0av、Emax,Eminを読み出し、
以下の補正演算を実施し、これによって補正後のデジタ
ル信号(E’x)を所定のフォーマットに変換し、出力
回路12に送る。
【0022】即ち、レバープラス側においては、 E’x=Edmax*(Ex−E0av)/(Emax
−E0av) レバーマイナス側においては、 E’x=Edmin*(Ex−E0av)/(Emin
−E0av) で表される補正演算を行う。
【0023】この補正演算を実施することにより、実特
性に拘わらず、レバー中立点(X=0)で出力されるデ
ジタル信号(E’x)はゼロとなり、レバープラス側最
大変位点(X=Xmax)で出力されるデジタル信号
(E’x)は設計仕様上決められた値(Edmax)と
なり、同じくレバーマイナス側最大変位点(X=Xmi
n)で出力されるデジタル信号(E’x)は設計仕様上
決められた値(Edmin)となる。
【0024】叙述の如く構成された本発明の実施例にお
いて、ポテンショメータのデジタル信号(Ex)は、前
述したように、レバー中立点(X=0)でゼロ、レバー
プラス側最大変位点(X=Xmax)で設計仕様上決め
られた値(Edmax)、レバーマイナス側最大変位点
(X=Xmin)で設計仕様上決められた値(Edmi
n)となるように補正されることになるが、該補正演算
を行う場合に必要な実測中立点データは、プラス側最大
変位点から中立点にn回レバー操作したときのプラス側
実測中立点データ(E0ax1、E0ax2、・・・、E0
axn)の中央最大値データ(E0max)と、マイナ
ス側最大変位点から中立点にn回レバー操作したときの
マイナス側実測中立点データ(E0in1、E0in2、・
・・、E0inn’)の中央最小値データ(E0min)
とを平均化処理して得られた平均実測中立点データ(E
0av)が用いられることになる。この結果、レバー2
のガタに基づくヒステリシスの発生によって、プラス側
変位点から中立点にレバー操作したときとマイナス側変
位点から中立点にレバー操作したときとでポテンショメ
ータの出力値に、図6に示すような最大幅δを存するも
のであっても、該幅δの略中央点を実測中立点データと
する補正ができることになり、図5中の直線イに示すよ
うな設計仕様上の理想的な特性に極めて近い特性を有す
るジョイスティックレバー装置とすることができる。
【0025】因みに、平均実測中立点データ(E0
v)を算出するためにマイクロコンピータ5に記憶保存
するプラス側実測中立点データ(E0ax)およびマイ
ナス側実測中立点データ(E0in)のデータ数は、一
個づつでも良いが、数が多いほど正確な平均実測中立点
データE0avを得られることになる。また、中央最大
値、中央最小値を出すための実測中立点データの最大個
数が例えばy個であったとしたとき、調整作業員の不慣
れなどによって、y個未満の個数しか実測中立点データ
の取得がない場合に、不足分は無視し、取得データだけ
を用いて中央値を演算するように設定しておいても勿論
良いのである。さらには、記憶しておくデータが数多い
場合には、その多い分に対応する多数のメモリが必要に
なる。そこで、プラス側およびマイナス側の各実測中立
点データとして、今回のプラス側およびマイナス側の実
測中立点データ(E0axcur、E0incur)を取
得した都度、その前に記憶されている前回の比較演算結
果であるところのプラス側およびマイナス側の中央最大
値、中央最小値データ(E0max、E0min)と比較
演算を行って、中央最大値、中央最小値データ(E0
ax、E0min)を更新し、これを記憶保存できるよ
うにしておくことで実用的には充分であり、この様にし
たときには、演算に必要なデータ記憶メモリの容量が最
小で済み、経済的であると共に、実測中立点データの取
得回数が一回以上であれば何回でも良く、作業性が向上
する。また、これら実施例においては、プラス側、マイ
ナス側のデータ数を同数(n個)としたが、異なる数で
あっても勿論良い。
【0026】
【作用効果】以上要するに、本発明は叙述の如く構成さ
れたものであるから、変位検出手段の出力値データを設
計仕様に略一致するよう補正するにあたり、該補正を行
うに必要な実測中立点データは、プラス側変位点から中
立点に複数回レバー操作したときのプラス側実測中立点
データの中央最大値データと、マイナス側変位点から中
立点に複数回レバー操作したときのマイナス側実測中立
点データの中央最小値データとを平均化処理して得られ
た平均実測中立点データが用いられることになる。この
結果、レバー手段のガタに基づくヒステリシスの発生に
よって、プラス側変位点から中立点にレバー操作したと
きとマイナス側変位点から中立点にレバー操作したとき
とで変位検出手段の出力値に幅を生じるものであって
も、該幅の略中央点を実測中立点データとする補正がで
きることになり、設計仕様と略一致する理想的な特性を
有するジョイスティックレバー装置とすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】ジョイスティックレバー装置の概略斜視図であ
る。
【図2】ジョイスティックレバー装置のブロック回路図
である。
【図3】データ取り込み処理を示すフローチャート図で
ある。
【図4】調整用スイッチの設定と処理の関係を示す図で
ある。
【図5】ジョイスティックレバー装置の特性を示す図で
ある。
【図6】ジョイスティックレバー装置のヒステリシスを
示すグラフ図である。
【図7】(A)、(B)は図6のA位置、B位置を実測
中立点として補正したときのグラフ図である。
【符号の説明】
2 レバー 3 ポテンショメータ 4 増幅回路 5 マイクロコンピュータ 8 第一調整用スイッチ 9 第二調整用スイッチ 10 第三調整用スイッチ 11 第四調整用スイッチ 12 出力回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中立点(X=0)を中心としてプラス側
    (ax)とマイナス側(in)とに変位されるレバー手
    段と、該レバー手段の変位量(X)に応じて比例的に変
    化するデジタル信号(Ex)を出力する変位検出手段と
    を備えたジョイスティックレバー装置において、レバー
    手段を任意の変位点(X)から中立点(X=0)に変位
    させたときの前記変位検出手段の出力信号を実測中立点
    データ(Ex=E0)として取り込んで記憶し、該記憶
    した実測中立点データに基づいて変位検出手段の出力値
    データ(Ex)を補正する補正手段を備えるにあたり、
    前記補正手段には、任意のプラス側変位点から中立点に
    複数回(n回:nは1を含む整数)レバー操作したとき
    のプラス側実測中立点データ(E0ax1、E0ax2、・
    ・・、E0axn)の中央最大値データ(E0max)
    と、任意のマイナス側変位点から中立点に複数回(n’
    回:n’は1を含む整数であって、nと同じであっても
    異なっていても良い)レバー操作したときのマイナス側
    実測中立点データ(E0in1、E0in2、・・・、E0
    inn’)の中央最小値データ(E0min)とをそれ
    ぞれ算出し、これら各中央値データを平均化処理して平
    均実測中立点データ(E0av)を算出し、これに基づ
    いて変位検出手段の出力値データを補正する中立点デー
    タ補正手段が設けられていることを特徴とする補正手段
    を備えたジョイスティックレバー装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、中央最大値、中央最
    小値データを算出するためのプラス側およびマイナス側
    の各実測中立点データは、今回のプラス側およびマイナ
    ス側の実測中立点データ(E0axcur、E0incu
    r)とその前に記憶されている前回の比較演算結果であ
    るところのプラス側およびマイナス側の中央最大値、中
    央最小値(E0max、E0min)との二つとし、実測
    中立点データの取得の都度比較演算をして中央最大値、
    中央最小値を更新するものであることを特徴とする補正
    手段を備えたジョイスティックレバー装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、任意の変位
    点(X)は、プラス側、マイナス側の各最大変位点(X
    =Xmax、Xmin)であることを特徴とする補正手
    段を備えたジョイスティックレバー装置。
JP01484294A 1994-01-13 1994-01-13 補正手段を備えたジョイスティックレバー装置 Expired - Fee Related JP3159590B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP01484294A JP3159590B2 (ja) 1994-01-13 1994-01-13 補正手段を備えたジョイスティックレバー装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP01484294A JP3159590B2 (ja) 1994-01-13 1994-01-13 補正手段を備えたジョイスティックレバー装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07210312A true JPH07210312A (ja) 1995-08-11
JP3159590B2 JP3159590B2 (ja) 2001-04-23

Family

ID=11872299

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP01484294A Expired - Fee Related JP3159590B2 (ja) 1994-01-13 1994-01-13 補正手段を備えたジョイスティックレバー装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3159590B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006072999A (ja) * 2004-08-30 2006-03-16 Sauer Danfoss Inc 冗長センサ処理を行うジョイスティック装置
JP2015166516A (ja) * 2014-03-03 2015-09-24 株式会社神戸製鋼所 建設機械及びその製造方法
WO2017155727A3 (en) * 2016-03-07 2017-11-16 Microsoft Technology Licensing, Llc Movement space mapping for control sticks in user input devices
US10463954B2 (en) 2016-03-07 2019-11-05 Microsoft Technology Licensing, Llc Mechanical center calibration of control sticks in user input devices
US10556174B2 (en) 2017-10-25 2020-02-11 Microsoft Technology Licensing, Llc Calibration bias for control mechanisms in user input devices
CN115711597A (zh) * 2022-11-07 2023-02-24 西安笃赛智能科技有限公司 一种遥控器面板的线性位置校准方法及装置
CN121070130A (zh) * 2025-11-04 2025-12-05 深圳市小龙电器有限公司 一种基于可配置死区的操纵杆操控精度提升方法与系统

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006072999A (ja) * 2004-08-30 2006-03-16 Sauer Danfoss Inc 冗長センサ処理を行うジョイスティック装置
JP2015166516A (ja) * 2014-03-03 2015-09-24 株式会社神戸製鋼所 建設機械及びその製造方法
WO2017155727A3 (en) * 2016-03-07 2017-11-16 Microsoft Technology Licensing, Llc Movement space mapping for control sticks in user input devices
US10108273B2 (en) 2016-03-07 2018-10-23 Microsoft Technology Licensing, Llc Movement space mapping for control sticks in user input devices
US10463954B2 (en) 2016-03-07 2019-11-05 Microsoft Technology Licensing, Llc Mechanical center calibration of control sticks in user input devices
US10556174B2 (en) 2017-10-25 2020-02-11 Microsoft Technology Licensing, Llc Calibration bias for control mechanisms in user input devices
CN115711597A (zh) * 2022-11-07 2023-02-24 西安笃赛智能科技有限公司 一种遥控器面板的线性位置校准方法及装置
CN121070130A (zh) * 2025-11-04 2025-12-05 深圳市小龙电器有限公司 一种基于可配置死区的操纵杆操控精度提升方法与系统

Also Published As

Publication number Publication date
JP3159590B2 (ja) 2001-04-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH07210312A (ja) 補正手段を備えたジョイスティックレバー装置
CN116236771B (zh) 校正装置及其控制方法、主控终端
KR100909660B1 (ko) 센서측정회로의 오차보정장치 및 그 방법
KR101229571B1 (ko) 센서 캘리브레이션 시스템 및 그 방법
JP2607164Y2 (ja) ジョイスティック操作装置
JP2006165737A (ja) アナログ信号処理装置
JPH0545520U (ja) センサの補正装置
JP4209279B2 (ja) 信号調整装置
JPS63256814A (ja) 位置検出装置
JP2002048595A (ja) センサのキャリブレーション方法
JPS61245065A (ja) 入力取込装置
CN119556613B (zh) 基于mcu的调距桨螺距发讯模块及静态校准方法
JPH0458615A (ja) アナログ信号の零点及びスパン調整装置
JP2588391B2 (ja) デジタル指示計におけるゲインの初期較正方法
CN115711597B (zh) 一种遥控器面板的线性位置校准方法及装置
JP3724632B2 (ja) 濃度測定装置
JPH02203213A (ja) アナログ信号測定装置
JP2541438B2 (ja) 信号入力回路
JP2008267816A (ja) 圧力表示装置
CN117234193A (zh) 用于控制系统的校准设备
JPH0280821A (ja) クラッチ制御装置用学習データ処理装置
JPH0829113A (ja) 位置センサの信号処理回路
CN121498958A (zh) 污水环境下的气压式液位计校准方法、装置、设备及介质
JPH0630746U (ja) 差圧伝送器
JPH0581590A (ja) 信号伝送器

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20010117

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees