JPH0721099U - 熱変色性印刷物 - Google Patents
熱変色性印刷物Info
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- JPH0721099U JPH0721099U JP5569493U JP5569493U JPH0721099U JP H0721099 U JPH0721099 U JP H0721099U JP 5569493 U JP5569493 U JP 5569493U JP 5569493 U JP5569493 U JP 5569493U JP H0721099 U JPH0721099 U JP H0721099U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 温度変化により任意の形象物の外観を模した
熱変色像が動的視覚を伴って現出又は消失する熱変色性
印刷物を提供し、玩具性、意外性、デザインの多様化に
寄与する。 【構成】 支持体2表面に任意の形象物の外観を模した
熱変色像3を形成する。前記熱変色像3は、変色温度を
異にする部分熱変色像31、32、33の組み合わせに
より構成されてなる。
熱変色像が動的視覚を伴って現出又は消失する熱変色性
印刷物を提供し、玩具性、意外性、デザインの多様化に
寄与する。 【構成】 支持体2表面に任意の形象物の外観を模した
熱変色像3を形成する。前記熱変色像3は、変色温度を
異にする部分熱変色像31、32、33の組み合わせに
より構成されてなる。
Description
【0001】
本考案は熱変色性印刷物に関する。更に詳細には、温度変化により任意の形象 物の外観を模した熱変色像が動的視覚を伴って現出又は消失するよう構成した熱 変色性印刷物に関する。
【0002】
従来、熱変色性印刷物は、非変色性の文字、図柄等の印刷像を熱変色層で隠蔽 して温度変化により前記像を隠顕させるもの、熱変色による温度表示、変色によ る妙味、玩具性等を付与したもの等、多様な分野に実用されている。
【0003】
本考案は、任意の形象物の外観を模した熱変色像が、温度変化により動的視覚 を伴って現出又は消失するよう構成して、前記従来の印刷物では奏し得ない、玩 具性、変色による妙味、意外性、意匠効果等を高めた熱変色性印刷物を提供しよ うとするものである。
【0004】
本願考案は、支持体2表面に形成した熱変色像3が温度変化により動的視覚を 伴って現出又は消失するよう構成した熱変色性印刷物であって、前記熱変色像3 はそれ自体が任意の形象物の外観を模した像であり、変色温度を異にする複数の 部分熱変色像の組み合わせにより構成されており、前記熱変色像の全面を前記部 分熱変色像のうち最も高い変色温度をもつ像が消色する温度に加熱するか、最も 低い変色温度をもつ像が発色する温度に前記熱変色像を冷却することにより、前 記部分熱変色像のうち前記処理温度と変色温度の温度差の大きい部分熱変色像か ら順次変色するよう構成した熱変色性印刷物を要件とする。 さらには、支持体2は、熱又は冷熱媒体を収容する容器であること、熱変色像 3は温度変化により大きなヒステリシス特性を示して変色する色彩記憶性熱変色 性材料により形成されてなること、部分熱変色像は発色時、濃淡の階調を呈する 像であること等を要件とするものである。
【0005】 前記において、支持体2はシート状に限らず、印刷適性を備えた基材であれば 有効である。シート状のものにあっては、対象物に貼付等により取付けて実用に 供することができる。又、支持体2が容器状の系では、前記容器内に所定温度の 温水、冷水等を注入することにより、これらを該容器表面に設けた熱変色像3の 現出、消失の熱又は冷熱源として利用することができる。前記容器は、コップ、 グラス、湯呑、食器類等、その他、熱又は冷熱媒体を収容させる容器であればよ い。
【0006】 熱変色像3は、部分熱変色像の組み合わせにより全体として任意の形象物の外 観を呈するよう構成されており、前記熱変色像の全面を部分熱変色像のうち、最 も高い変色温度以上に加熱、或いは最も低い変色温度以下に冷却することにより 、支持体の伝熱性と変色温度との相関により感応性の高い変色温度をもつ部分熱 変色像の順に変色する。ここで、部分熱変色像相互の変色温度差が小さすぎると 部分熱変色像相互が瞬時に変色することになり、動感を視覚させ難く、一方部分 熱変色像相互の変色温度差が大きすぎると一連的に動感を伴う変色を視覚させ難 い。種々テストした結果、個々の変色温度差は2℃〜8℃程度が効果的なことを 見出した。
【0007】 前記熱変色像3を構成する熱変色性材料は、電子の授受反応により所定温度で 発消色するタイプの従来より公知のもの、例えば、特公昭51−44706号、 特公昭51−44708号、特公昭52−7764号、特公昭51−35414 号、特公平1−29398号公報等に記載のもの等が挙げられ、中でも、高感度 の変色を示す特公平1−29398号公報に記載の熱変色材が有効である。 又、本出願人が先に提案した特公平4−17154号公報に記載されている、 大きなヒステリシス特性を示して変色する色彩記憶性感温色素を含む熱変色性材 料(すなわち、温度変化による着色濃度をプロットした曲線の形状が温度を変色 温度域より低温側から温度を上昇させていく場合と、逆に変色温度域より高温側 から下降させていく場合とで大きく異なる経路を辿って変色するタイプ:低温側 変色点と高温側変色点の間の常温域において、前記低温側変色点以下又は高温側 変色点以上の温度で変化させた様相を記憶保持できる)も効果的である。更には 本出願人の提案による、電子供与性呈色性有機化合物、フェノール性水酸基を有 する化合物、アルコール類、エステル類、ケトン類、又はカルボン酸類の何れか より選んだ化合物からなる熱変色性材料を、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合樹脂 母体中に0.1〜2.0μmの範囲の大きさで分散状態に保持させた熱変色材等 が挙げられる。熱変色性顔料は従来より汎用のバインダー、例えば、各種合成樹 脂エマルジョン、水溶性乃至油溶性の合成樹脂、紫外線硬化樹脂、その他糊剤等 を含むビヒクルに分散された印刷インキ又は塗料として、スクリーン印刷、グラ ビヤ印刷等の従来より公知の印刷技法により形成される。 熱変色性顔料は前記熱変色層中、1〜40重量%を占める。1重量%未満では 発色濃度を視覚され難い。一方、40重量%を越えると消色時の残色があり、好 ましくない。前記熱変色層は1μm〜400μmの範囲内、好ましくは3μm〜 200μmの範囲において、発消色のバランスが適正であり、所期の熱変色像を 隠顕させる。
【0008】
本考案は前記した要件を満たすことにより、熱変色像3の全面に一様に熱又は 冷熱を加え、この際、前記部分熱変色像のうち最も高い変色温度をもつ像が消色 する温度に加熱するか、部分熱変色像のうち最も低い変色温度をもつ像が発色す る温度に前記熱変色像3を冷却することにより、前記部分熱変色像のうち前記処 理温度と変色温度の温度差の大きい部分熱変色像から順次、変色する。 ここで、部分熱変色像が発色時、濃淡の階調を呈するよう構成し、立体感、遠 近感等を付与し、温度変化による動的視覚をさらに高める。 前記熱変色像3はそれ自体が任意の形象物の外観を模した像であり、順次、発 消色する部分熱変色像の動的視覚変化を伴って熱変色像を現出又は消失させる。 部分熱変色像が色彩記憶性熱変色性材料で形成された系では、変色に要した熱 又は冷熱を取り去った後にあっても、常温域で変色前後の様相を互変的に記憶保 持できる。
【0009】
(実施例1)(図1〜図4参照) 合成紙2の表面にチューリップの外観を模した熱変色像3を次の如くして形成 した。変色温度以下で着色、変色温度以上で消色する熱変色性インキにより、芽 〔部分熱変色像31:変色温度21℃、緑色←→無色〕、茎及び葉〔部分熱変色 像32:変色温度16℃、濃緑色←→無色〕、花〔部分熱変色像33:変色温度 13℃、赤色←→無色〕の各像を印刷形成し、シート状の熱変色性印刷物を得た 。前記印刷物をガラスコップの表面に貼付して熱変色性コップとなし、約8℃の 氷水を注入したところ、室温(25℃)で消色状態にあったチューリップは、緑 色の芽を現出させ、次いで、濃緑色の茎及び葉を現出させ、次いで赤色の花を現 出させた。前記の様相変化は動的に視覚された。 前記コップに氷水に代えて40℃の温水を注入したところ、前記の逆の様相を 呈して花、茎及び葉、芽の順に動的視覚を伴って消えた。 前記様相は繰り返し再現された。 (実施例2)(図5〜図8参照) 合成紙2の表面にカメレオン及び虫(非変色像4)を印刷した後、色彩記憶性 熱変色性顔料を分散させたインキにより、カメレオンの口から虫に向かって伸び る舌を模した熱変色像3〔部分熱変色像31:低温側変色温度(着色温度):2 1℃、高温側変色温度(消色温度):32℃〕を印刷し、シート状の色彩記憶性 熱変色性印刷物を得た。 前記印刷物をガラスコップにした後、ドライヤーで40℃の温風を吹き付け、 熱変色像3を室温下(25℃)で消色状態に保持されている状態となし、約8℃ の氷水を注入したところ、赤色の舌(部分熱変色像31)を現出させ、前記舌は 伸び(部分熱変色像32が発色)、次いで舌先(部分熱変色像33が発色)まで 伸びきり、恰も虫を捕獲する様が動的に視覚された。前記様相は室温下(25℃ で保持された。
【0010】
本考案は、任意の形象物の外観を模した熱変色像が、温度変化により動的視覚 を伴って現出又は消失するよう構成されており、従来の印刷物では奏し得ない、 玩具性、変色による妙味、意外性、意匠効果等を高めた熱変色性印刷物を提供で き、玩具、絵本等の商品性を高めることができる。
【図1】本考案印刷物の一実施例の非発色状態の平面状
態図である。
態図である。
【図2】図1の熱変色像の一部が発色した状態の平面状
態図である。
態図である。
【図3】図1の熱変色像の一部が発色した状態の平面状
態図である。
態図である。
【図4】図1の熱変色像が全て発色した状態の平面状態
図である。
図である。
【図5】本発明印刷物の他の実施例の非発色状態の平面
状態図である。
状態図である。
【図6】図5の熱変色像の一部が発色した状態の平面状
態図である。
態図である。
【図7】図5の熱変色像の一部が発色した状態の平面状
態図である。
態図である。
【図8】図5の熱変色像が全て発色した状態の平面状態
図である。
図である。
1 本考案印刷物 2 支持体 3 熱変色像 31 部分熱変色像 32 部分熱変色像 33 部分熱変色像
Claims (4)
- 【請求項1】 支持体2表面に形成した熱変色像3が温
度変化により動的視覚を伴って現出又は消失するよう構
成した熱変色性印刷物であって、前記熱変色像3は、そ
れ自体が任意の形象物の外観を模した像であり、該熱変
色像3は変色温度を異にし、変色温度以下で発色、変色
温度以上で消色する部分熱変色像の組み合わせにより構
成されており、前記熱変色像の全面を前記部分熱変色像
のうち最も高い変色温度をもつ像が消色する温度に加熱
するか、最も低い変色温度をもつ像が発色する温度に前
記熱変色像を冷却することにより、前記部分熱変色像の
うち前記処理温度と変色温度の温度差の大きい部分熱変
色像から順次変色するよう構成した熱変色性印刷物。 - 【請求項2】 支持体2は、熱又は冷熱媒体を収容する
容器である請求項1記載の熱変色性印刷物。 - 【請求項3】 熱変色像3は温度変化により大きなヒス
テリシス特性を示して変色する色彩記憶性熱変色性材料
により形成されてなる請求項1記載の熱変色性印刷物。 - 【請求項4】 部分熱変色像は発色時、濃淡の階調を呈
する像である請求項1記載の熱変色性印刷物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993055694U JP2597822Y2 (ja) | 1993-09-20 | 1993-09-20 | 熱変色性飲料容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993055694U JP2597822Y2 (ja) | 1993-09-20 | 1993-09-20 | 熱変色性飲料容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0721099U true JPH0721099U (ja) | 1995-04-18 |
| JP2597822Y2 JP2597822Y2 (ja) | 1999-07-19 |
Family
ID=13006011
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993055694U Expired - Fee Related JP2597822Y2 (ja) | 1993-09-20 | 1993-09-20 | 熱変色性飲料容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2597822Y2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002002084A (ja) * | 2000-06-16 | 2002-01-08 | Sakura Color Prod Corp | 印刷物 |
| KR101220260B1 (ko) * | 2011-05-17 | 2013-01-29 | 벤텍스 주식회사 | 감온변색 오토센서 |
-
1993
- 1993-09-20 JP JP1993055694U patent/JP2597822Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002002084A (ja) * | 2000-06-16 | 2002-01-08 | Sakura Color Prod Corp | 印刷物 |
| KR101220260B1 (ko) * | 2011-05-17 | 2013-01-29 | 벤텍스 주식회사 | 감온변색 오토센서 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2597822Y2 (ja) | 1999-07-19 |
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Legal Events
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