JPH0721372A - 画像検出装置 - Google Patents

画像検出装置

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JPH0721372A
JPH0721372A JP5143937A JP14393793A JPH0721372A JP H0721372 A JPH0721372 A JP H0721372A JP 5143937 A JP5143937 A JP 5143937A JP 14393793 A JP14393793 A JP 14393793A JP H0721372 A JPH0721372 A JP H0721372A
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JP5143937A
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Fuyuhiko Inoue
冬彦 井上
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 試料上で孤立するパターンに対応するデータ
のみを正確に検出できる画像検出装置を提供する。 【構成】 CCDセンサ2からの画像データを三値化回
路5で三値化し、ウィンドウ切り出し回路6,7のメモ
リ上で2次元の判定画像データを作成する。第1のウィ
ンドウ切り出し回路6では判定画像データ内のn×n画
素を、第2のウィンドウ切り出し回路7では第1のウィ
ンドウと中心が一致するm×m画素(m>n)を切り出
し、これらの階調別の画素数をカウンタ回路8,9で計
数する。減算回路10ではカウンタ回路9の計数値から
カウンタ回路8の計数値を減算し、試料上で孤立するパ
ターンに対応するデータが第1のウィンドウ切り出し回
路6で切り出した画素内に存在するか否かを判定論理回
路11により減算回路10での減算値とカウンタ回路8
の計数値とに基づいて判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリント基板やフォト
マスクの配線パターン等の外観検査に用いる画像検出装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プリント基板の外観検査では、C
CDセンサなどの撮像手段により基板の所定範囲を撮像
し、得られた画像データを参照データと比較する等して
外観の良否を判定している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した撮
像手段により例えば基板上に残存する微小な残銅や配線
パターン上に発生した微小なピンホールを撮像する場
合、光学系や撮像手段の光学的周波数応答特性、あるい
は電気回路の応答性などの電気的周波数特性により、画
像のコントラストが低下してこれらの残銅やピンホール
が見逃されることがある。図4(a)は、プリント基板
を撮像して、その基材が”0”、配線パターンが”Rma
x”となる多値の画像データを出力させた例であるが、
撮像手段の応答性の影響でピンホールが存在する位置P
Hおよび残銅が存在する位置PCでコントラストが低下
し、本来ならピンホール上で”0”,残銅上で”Rma
x”となるべき階調が中間階調に変換されている。この
画像データを例えば中間のスレッショルドTMで二値化
すると、ピンホールおよび残銅のデータが周囲の配線パ
ターンや基材部分と同一階調に変換されて二値画像から
消失し、これらの欠陥を検出することが不可能となる。
【0004】一般に、コントラストの低下した画像の修
正には、微分フィルタ等の画像強調フィルタにより画像
中のエッジを強調する手法が用いられている。しかし、
この方法では画像中のあらゆるエッジがその種類に拘ら
ず強調されるため、例えば配線パターンのエッジ部分に
生じた量子誤差が強調されて後の線幅認識の誤差要因と
なる等、不必要な部分までも強調されて後処理に不都合
を与えることがある。
【0005】本発明の目的は、試料上で孤立するパター
ンに対応するデータのみを正確に検出できる画像検出装
置を提供することにある。なお、ここでいう孤立するパ
ターンとは、周囲に対して孤立的に輝度が変化する部分
を意味し、プリント基板の例であれば配線パターン上で
孤立するピンホール、基材上で孤立する残銅の双方が含
まれる。
【0006】
【課題を解決するための手段】図1に対応付けて説明す
ると、本発明の画像検出装置は、試料の所定範囲を撮像
して該撮像範囲の輝度分布に対応した画像データを出力
する撮像手段100と、撮像手段100から出力される
画像データを所定の閾値により三値以上に多値化して2
次元に画素分割可能な判定画像データを作成する判定画
像データ作成手段101と、作成された判定画像データ
内の特定範囲の画素の階調を検出する第1の検出手段1
02と、判定画像データ内にて第1の検出手段102に
よる階調検出範囲を取り囲む一定範囲の画素の階調を検
出する第2の検出手段103と、試料上にて孤立するパ
ターンに対応するデータが第1の検出手段102による
階調検出範囲に存在するか否かを第1の検出手段102
および第2の検出手段103が検出した階調に基づいて
判定する判定手段104と備えることにより、上述した
目的を達成する。
【0007】請求項2の装置では、判定画像データ作成
手段101が撮像手段100からの画像データを二つの
閾値により三値化する。そして、判定手段104は、第
1の検出手段102の階調検出範囲での最大階調または
最小階調のいずれか一方の階調の画素および中間階調の
画素の総数と、第2の検出手段103の階調検出範囲で
の最大階調または最小階調のいずれか他方の階調の画素
の総数とに基づいて、試料上で孤立するパターンに対応
するデータの有無を判定する。
【0008】請求項3の装置では、第1の検出手段10
2による階調検出範囲に、試料上で孤立するパターンに
対応するデータが存在すると判定したとき、撮像手段1
00から後処理手段105へ向けて出力される後処理用
の画像データ上で当該孤立するパターンが強調されるよ
うに当該後処理用の画像データを修正する画像修正手段
106が設けられる。
【0009】
【作用】試料上の輝度が急激に変化する部分を撮影手段
100で撮像すると、撮像手段100の応答性の影響に
より、出力される画像データのコントラストが低下す
る。判定画像データ作成手段101では、撮像手段10
0からの画像データが三値以上に多値化されて判定画像
データが作成されるので、撮像手段100からの画像デ
ータ中のコントラストが低下した部分は判定画像データ
内に中間階調の画素として残存する。したがって、第1
の検出手段102により判定画像データの特定範囲の階
調を検出することで、当該階調検出範囲にコントラスト
の低下部分に対応するデータが存在するか否かを判定す
ることが可能となる。
【0010】ここで、試料上の輝度変化部分には、例え
ばプリント基板の残銅やピンホールのように試料上で孤
立するパターンの他、例えばプリント基板の配線パター
ンと基材との境界線のように連続したエッジも含まれ
る。第1の検出手段102による階調検出範囲に存在す
る中間階調の画素が試料の孤立したパターンに対応する
ならば、これを取り囲む画素の階調は第1の検出手段1
02で検出した中間階調よりも高低いずれか一方の側に
偏ることとなり、連続したエッジに対応するならば第1
の検出手段102による階調検出範囲の周囲の画素の階
調は第1の検出手段102で検出した中間階調を境とし
て高低両方向に離散する。したがって、第1の検出手段
102による階調検出範囲を取り囲む一定範囲の画素の
階調を第2の検出手段103により検出すれば、試料上
にて孤立するパターンに対応するデータが第1の検出手
段102の階調検出範囲内に存在するか否かを判定でき
る。判定手段104は、以上の論理にしたがって試料上
で孤立するパターンに対応するデータが第1の検出手段
102による階調検出範囲に存在するか否か判定する。
【0011】請求項3の装置では、判定手段104によ
り孤立するパターンに対応するデータが存在すると判定
されると、撮像手段100から後処理手段105へ向け
て出力される後処理用の画像データ上で当該孤立するパ
ターンが強調されるように当該後処理用の画像データが
画像修正手段106により修正される。
【0012】
【実施例】以下、図2〜図5を参照して本発明をプリン
ト基板の外観検査装置に適用した一実施例を説明する。
図2は本実施例の画像検出装置の回路構成を示すもので
ある。図中符号1は検査対象のプリント基板をその表面
と平行な面内で移動させるステージ、2はステージ1に
載置されたプリント基板を撮像するCCDセンサであ
り、複数の受光部を一直線に配列したいわゆるラインセ
ンサが用いられている。このCCDセンサ2の受光部の
配列方向と直交する方向へのステージ1の移動と、CC
Dセンサ2によるプリント基板の撮像とが交互に繰り返
されてプリント基板がその一端から他端まで順に撮像さ
れる。CCDセンサ2の出力信号は、AD変換器3によ
り、プリント基板上で最も輝度が高い配線パターン部分
を”255”、最も輝度が低い基材部分を”0”とする
8ビットのデジタル信号に変換されて遅延回路4および
三値化回路5に出力される。遅延回路4については後述
する。
【0013】三値化回路5は、AD変換器3からの出力
信号を2つの異なるスレッショルドにより”0”,”
1”,”2”の三つの階調に変換して第1のウィンドウ
切り出し回路6および第2のウィンドウ切り出し回路7
に出力する。ウィンドウ切り出し回路6,7は、任意の
アドレスに対してデータの入出力が可能なメモリ(不図
示)を備える。このメモリは、AD変換器3を介して順
列的に出力される画像データを対応するアドレスへ順次
格納して2次元に画素分割可能な判定画像データを作成
する書き込み動作と、作成された判定画像データ内の特
定範囲(以下、ウィンドウと呼ぶ。)の画素のデータを
後続するカウンタ回路8,9へ出力する読み出し動作と
を交互に繰り返す。
【0014】図3は、ウィンドウ切り出し回路6,7の
メモリ上で作成される判定画像データDjの構造とここ
から切り出されるウィンドウW1,W2との関係を示すも
のである。なお、以下では説明の便宜上、判定画像デー
タDjの右端へ向う方向をx方向、上端へ向う方向をy
方向と呼び、ステージ1によるプリント基板の移動方向
は、判定画像データDj中のx方向に一致するものとす
る。図3において、判定画像データDjを構成する画素
Pjのy方向の列がCCDセンサ2による1回の撮影で
三値化回路5から出力されるデータに対応し、一列の画
素数はCCDセンサ2の画素数に等しくj個である。図
から明らかなように、判定画像データDjは、連続した
5回の撮影で得られたデータをx方向に撮影順に並べて
構成され、その総画素数は5×j個である。CCDセン
サ2による撮影に同期してメモリが書き込み状態に切り
換わると、判定画像データDjの右端の列のデータがク
リアされて各列のデータがメモリ上を1画素分ずつx方
向へ転送され、空域となった判定画像データDjの左端
の列に新たに撮影されたデータが書き込まれる。
【0015】CCDセンサ2による1回の撮影が終了し
てメモリが読み出し状態に切り換わると、第1のウィン
ドウ切り出し回路6は判定画像データDjから3×3画
素の第1のウィンドウW1を切り出し、第2のウィンド
ウ切り出し回路7は第1のウィンドウW1と中心が一致
する5×5画素の第2のウィンドウW2を切り出す。そ
して、これらウィンドウW1,W2内の画素Pjのデータ
を予め定められた順序でカウンタ回路8,9へそれぞれ
出力する。
【0016】一組のウィンドウW1,W2のデータを全て
出力すると、ウィンドウ切り出し回路6,7は判定画像
データDj中の異なる位置から中心が一致する一組の新
たなウィンドウW1,W2を切り出し、これらのデータを
先と同様に出力する。以下、判定画像データDj中の全
領域を第2のウィンドウW2として切り出すまでウィン
ドウW1,W2の切り出しとデータの出力とを交互に繰り
返する。ここで、ウィンドウW1,W2の切り出し順には
特に制限はないが、図示の例では判定画像データDjの
下端から5×5個の画素を第1回目の第2のウィンドウ
W2として切り出し、以降y方向へ一画素分ずつ切り出
し位置を変更する。なお、第1のウィンドウW1の画素
数が第2のウィンドウW2の画素数よりも少ないので、
その分、第1のウィンドウ切り出し回路6からのデータ
の出力速度を遅くする等して一組のウィンドウW1,W2
の切り出しが常に同期するように配慮する。
【0017】カウンタ回路8,9は、ウィンドウ切り出
し回路6,7から出力されるデータの階調別の出力回数
をウィンドウW1,W2毎に計数する。図2に示すよう
に、カウンタ回路8の計数値は減算回路10および判定
論理回路11へ出力され、カウンタ回路9での計数値は
減算回路10に出力される。減算回路10は、カウンタ
回路9の階調別の計数値からカウンタ回路8の対応する
階調の計数値を減算し、その結果を判定論理回路11へ
出力する。すなわち、第1のウィンドウW1内での階
調”0”の画素数をm0、階調”1”の画素数をm1、階
調”2”の画素数をm3とし、第2のウィンドウW2内で
の階調”0”の画素数をn0、階調”1”の画素数をn
2、階調”2”の画素数をn3とすれば、カウンタ回路8
から出力される階調”0”,”1”,”2”毎の計数値
C0,C1,C2および減算回路10から出力される階
調”0”,”1”,”2”毎の演算値E0,E1,E2は
以下のようになる。
【数1】C0=m0、C1=m1、C2=m2 E0=n0−m0、E1=n1−m1、E2=n2−m2
【0018】判定論理回路11は、カウンタ回路8での
計数値C0,C1,C2と、減算回路10から出力される
演算値E0,E1,E2とに基づいて、以下の論理L1,
L2により第1のウィンドウW1内に残銅やピンホール
に対応するデータが存在するか否かを判定する。
【数2】論理L1:{E2>TpかつC0+C1≧Tk}
ならばピンホールあり 論理L2:{E0>TzかつC2+C1≧Tk}ならば残
銅あり
【0019】ここで、Tpは第1のウィンドウW1がプ
リント基板の配線パターンに対応するデータで囲まれて
いると判定するためのスレッショルド、Tzは第1のウ
ィンドウW1がプリント基板の基材に対応するデータで
囲まれていると判定するためのスレッショルドである。
また、Tkは第1のウィンドウW1内に最大階調または
最小階調の画素と中間階調の画素とが合計で何画素以上
存在するときにプリント基板の残銅やピンホールに対応
するデータと判定するか、換言すれば判定論理回路11
での感度を定めるスレッショルドである。これらのスレ
ッショルドの具体例は後述する。
【0020】判定論理回路11は、ピンホールまたは残
銅に対応するデータありと判定すると、その判定結果と
ピンホールまたは残銅に対応するデータの位置情報とを
画像修正回路12に出力する。なお、データの位置は、
判定画像データDjからのウィンドウW1,W2の切り出
し順序が決まっているので、予めウィンドウW1の切り
出し回数とウィンドウW1の位置(例えば中心座標)と
を対応付けたデータテーブルを作成し、同一の判定画像
データDjから何回目に切り出されたウィンドウW1につ
き論理L1または論理L2が肯定されたかを例えばカウ
ンタ回路8からのデータ出力回数により検出してその結
果に対応するウィンドウW1の位置を上述したデータテ
ーブルから求めればよい。
【0021】画像修正回路12は、上述した判定画像デ
ータDj(図3)と同一サイズの画素数の画像データを
記憶可能なメモリ(不図示)を備える。このメモリは、
遅延回路4から出力される8ビットの画像データの取り
込みと、取り込まれた画像の二値化回路13への出力と
を所定の周期で繰り返す。遅延回路4は、三値化回路
5、ウィンドウ切り出し回路6,7、カウンタ回路8,
9、減算回路10および判定論理回路11での遅延時間
に相当する時間だけAD変換器3から画像修正回路12
へ向う画像データを遅延させる。これにより、画像修正
回路12のメモリと、ウィンドウ切り出し回路6,7の
メモリには、プリント基板上の同一位置の画像データが
取り込まれる。
【0022】また、画像修正回路12は、上述した判定
論理回路11から残銅またはピンホールに対応するデー
タありとの判定結果とデータの位置情報とを受け取る
と、自身のメモリに取り込んだ画像データ中の対応する
位置のデータを、残銅やピンホールが強調されるように
修正する。具体的には、判定論理回路11で第1のウィ
ンドウW1内に残銅に対応するデータがあると判定した
ときは、画像データ中の第1のウィンドウW1に対応す
るすべての画素の階調が”255”に、ピンホールに対
応するデータがあると判定したときは、画像データ中の
第1のウィンドウW1に対応するすべての画素の階調
が”0”となるように画像データを修正する。なお、第
1のウィンドウW1内の残銅またはピンホールに対応す
る画素の階調のみを”255”または”0”に修正して
もよい。
【0023】判定論理回路11が一の判定画像データD
jの全領域の判定を終えると、これに同期して画像修正
回路12は画像データを二値化回路13へ出力する。そ
して、データ出力後は遅延回路4から新たな画像データ
を取り込む。二値化回路13は、画像修正回路12で修
正された画像データを所定のスレッショルドにより二値
化し、後続する検査回路、例えば画像データ中の配線パ
ターンの線幅等を演算して設計値と比較する回路等へ出
力する。
【0024】図4を参照して本実施例の装置による画像
変換の具体例を説明する。CCDセンサ2による1回の
撮影でAD変換器3から図4(a)に示す多値の画像デ
ータが出力されたとする。この画像データでは既述の通
りプリント基板のピンホールが存在する位置PHおよび
残銅が存在する位置PCの部分が”0”〜”Rmax”の
中間の階調に変換されている。三値化回路5では二つの
スレッショルドTH,TLにより画像データが三値化さ
れ、これらピンホールおよび残銅に対応するデータはい
ずれも中間階調”1”に変換される。この結果、ウィン
ドウ切り出し回路6,7のメモリには、図4(b)の画
素列Kで示すデータが入力される。ここで、図4(b)
は三値化回路5から出力される画像データを撮影順に上
から下へ並べたもので、図中のxy方向は図3のxy方
向に対応する。最大階調”2”の画素が並ぶ領域Apが
プリント基板の配線パターンに対応し、中間階調”1”
の画素が十字状に並ぶ領域Ah,Acがそれぞれピンホ
ール、残銅に対応する。また、領域Apに隣接して中間
階調”1”の画素が帯状に連なる領域Aeは配線パター
ンと基材との境界線に対応する。
【0025】いま、図4(b)の画像データのうち、画
素列Kを中心とする5列のデータが判定画像データDj
としてウィンドウ切り出し回路6,7のメモリに取り込
まれたものとする。図中の領域Aeと重なるように第1
のウィンドウW1が切り出されると、カウンタ回路8で
の階調別の計数値はC0=0、C1=4,C2=4とな
る。また、減算回路10での階調別の演算値は、第2の
ウィンドウW2から第1のウィンドウW1を抜き出した残
りの16画素で構成されるエリアWaの階調別の画素数
に等しいから、E0=0,E1=0,E2=16となる。
【0026】したがって、上述した論理L1にてスレッ
ショルドTp≦15,Tk≦4であれば、領域Aeと重
複する第1のウィンドウW1内にピンホールに対応する
データが存在すると判定される。この結果、図4(a)
に二点鎖線で示すように、画像修正回路12のメモリに
書き込まれた画像データ中の第1のウィンドウW1に対
応する画素の階調がすべて”0”に変換されてピンホー
ルが強調される。
【0027】また、判定画像データDjの領域Acと重
なるように第1のウィンドウW1が切り出されるとき
は、カウンタ回路8での階調別の計数値はC0=4、C1
=4,C2=0。減算回路10での階調別の演算値はエ
リアWaの階調別の画素数に等しくE0=16,E1=
0,E2=0である。したがって、上述した論理L2に
てスレッショルドTz≦15,Tk≦4であれば、論理
L2にて第1のウィンドウW1内に残銅に対応するデー
タが存在すると判定され、図4(a)に二点鎖線で示す
ように、画像修正回路12のメモリに書き込まれた画像
データ中の第1のウィンドウW1に対応する画素の階調
がすべて”Rmax”に変換されて残銅が強調される。こ
のように画像データが強調された後であれば、図4
(a)の中央のスレッショルドTで画像データを二値化
してもピンホールや残銅のデータは消滅しない。
【0028】次に、図5に示すように配線パターンと基
材との境界線に対応する領域Ae上に第1のウィンドウ
W1が設定された場合を説明する。なお、図5では、量
子誤差により本来の境界線の位置から基材側へ一画素の
突起Peが生じている。図5に示すように第1のウィン
ドウW1が量子誤差による突起Peを中心として切り出
されると、カウンタ回路8での階調別の計数値はC0=
0、C1=5,C2=4。減算回路10での階調別の演算
値はE0=7,E1=2,E2=7である。したがって、
上述した論理L1,L2にてスレッショルドTp≧8,
Tz≧8であれば論理L1,L2はいずれも否定され、
第1のウィンドウW1内の中間階調”1”の画素の集合
をピンホールや残銅に対応するデータとして誤認するお
それはない。図4の例から明らかなように、ピンホール
や残銅を検出するためには、スレッショルドTp,Tk
を第2のウィンドウW2の最外周の画素数(実施例では
16個)から量子誤差によるエラーを見込んで数画素分
小さく設定するだけで良く、これにより配線パターン等
の連続したエッジに対応するデータとピンホールや残銅
に対応するデータとを明確に区別できる。
【0029】本実施例では、第1のウィンドウW1を3
×3画素、第2のウィンドウW2を5×5画素に設定し
たが、本発明はこれに限るものではなく第1のウィンド
ウW1は例えば1画素であってもよい。また、第2のウ
ィンドウW2は第1のウィンドウW1の周囲に2画素分以
上突出する大きさに設定してもよい。ウィンドウ切り出
し回路6,7のメモリを共通化し、判定画像データDj
から第2のウィンドウW2内の全データをカウンタ回路
9へ、第2のウィンドウW2内の第1のウィンドウW1と
の重複部分のデータをカウンタ回路8へ出力する構成と
してもよい。判定論理回路11の論理L1,L2では、
単純に中間階調”1”の画素数を適当なスレッショルド
と比較してもよい。判定画像データDjは三値化画像に
限る必要はなく、四値以上の多値画像としてもよい。判
定論理回路11でピンホールまたは残銅のいずれか一方
のデータの有無のみを判定する構成としてもよい。判定
論理回路11での判定結果に基づいて判定画像データD
jそのものを修正して後処理装置へ出力させてもよい。
ピンホールや残銅の有無だけを単純に検査する場合は、
画像修正回路12を省略して判定論理回路11での判定
結果をそのまま検査結果に用いてよい。
【0030】以上の実施例では、CCDセンサ2が撮像
手段を、三値化回路5およびウィンドウ切り出し回路
6,7が判定画像データ作成手段を、第1のウィンドウ
切り出し回路6およびカウンタ回路8が第1の検出手段
を、第2のウィンドウ切り出し回路7,カウンタ回路9
および減算回路10が第2の検出手段を、判定論理回路
11が判定手段を、画像修正回路12が画像修正手段を
構成する。また、第1のウィンドウW1が第1の検出手
段による階調検出範囲に相当し、第2のウィンドウW2
の最外周の16個の画素(エリアWa)が第2の検出手
段による階調検出範囲に相当する。なお、実施例ではプ
リント基板のピンホールおよび残銅の画像データを強調
したが、本発明はこの例に限らず、その表面に孤立する
パターンが存在するあらゆる試料の画像検出に適用でき
る。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、第1
の検出手段および第2の検出手段がそれぞれ検出した画
素の階調に基づいて第1の検出手段による階調検出範囲
に試料上で孤立するパターンに対応するデータが存在す
るか否かが判定されるので、試料上で孤立するパターン
に対応する画像データとその他の画像データとを正確に
識別して、孤立するパターンに対応する画像データのみ
を強調するなど、画像データの種類に応じた適切な処理
を行なうことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のクレーム対応図。
【図2】本発明の一実施例における回路構成を示す図。
【図3】図2のウィンドウ切り出し回路で作成される判
定画像データとここから切り出されるウィンドウとの関
係を示す図。
【図4】実施例の装置によるピンホールおよび残銅の画
像の検出動作を説明するための図であって、(a)はC
CDカメラから出力される画像データを、(b)は三値
化回路から出力される判定画像とこれから切り出される
ウィンドウとの対応を示す図。
【図5】実施例の装置において判定画像データの量子誤
差に対応する部分にウィンドウが重なった状態を示す
図。
【符号の説明】
1 ステージ 2 CCDセンサ 5 三値化回路 6 第1のウィンドウ切り出し回路 7 第2のウィンドウ切り出し回路 8,9 カウンタ回路 10 減算回路 11 判定論理回路 12 画像修正回路 Dj 判定画像データ Pj 判定画像データの画素 W1 第1のウィンドウ W2 第2のウィンドウ Wa 第2のウィンドウの最外周のエリア

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 試料の所定範囲を撮像して該撮像範囲の
    輝度分布に対応した画像データを出力する撮像手段と、 前記撮像手段から出力される画像データを所定の閾値に
    より三値以上に多値化して2次元に画素分割可能な判定
    画像データを作成する判定画像データ作成手段と、 作成された判定画像データ内の特定範囲の画素の階調を
    検出する第1の検出手段と、 前記判定画像データ内にて前記第1の検出手段による階
    調検出範囲を取り囲む一定範囲の画素の階調を検出する
    第2の検出手段と、 前記試料上にて孤立するパターンに対応するデータが前
    記第1の検出手段による階調検出範囲に存在するか否か
    を、前記第1の検出手段および前記第2の検出手段が検
    出した階調に基づいて判定する判定手段と、を備えるこ
    とを特徴とする画像検出装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像検出装置において、 前記判定画像データ作成手段は、前記撮像手段からの画
    像データを二つの閾値により三値化するように構成さ
    れ、 前記判定手段は、前記第1の検出手段の階調検出範囲で
    の最大階調または最小階調のいずれか一方の階調の画素
    および中間階調の画素の総数と、前記第2の検出手段の
    階調検出範囲での最大階調または最小階調のいずれか他
    方の階調の画素の総数とに基づいて前記孤立するパター
    ンに対応するデータの有無を判定することを特徴とする
    画像検出装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の画像検出装置に
    おいて、 前記第1の検出手段による階調検出範囲に前記孤立する
    パターンに対応するデータが存在すると判定したとき
    に、前記撮像手段から後処理手段へ向けて出力される後
    処理用の画像データ上で当該孤立するパターンが強調さ
    れるように当該後処理用の画像データを修正する画像修
    正手段を備えることを特徴とする画像検出装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005265519A (ja) * 2004-03-17 2005-09-29 Satake Corp 穀粒胴割判別装置
JP2012088199A (ja) * 2010-10-20 2012-05-10 Yamaha Motor Co Ltd 異物検査装置および異物検査方法
WO2024023955A1 (ja) * 2022-07-27 2024-02-01 株式会社日立ハイテク 測長システム、モデル作成システム及び測長方法

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