JPH07214197A - ハゼ継ぎ部のカシメ方法及びハゼ継ぎ部カシメ装置 - Google Patents
ハゼ継ぎ部のカシメ方法及びハゼ継ぎ部カシメ装置Info
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Abstract
もって確実に圧着する。 【構成】 ハゼ継ぎして接合してなる一対の板材2,3
のハゼ継ぎ部4に圧着ロール12を圧し当ててカシメ加
工するさいに、圧着周面の軸方向中間部に圧着には供さ
れない環状溝部12aを有する圧着ロール12によって
圧着する。環状溝部12aによって隔てられた一対の環
状押圧部12b,12cが、ハゼ継ぎ部4のハゼ継ぎ幅
方向両端だけをそれぞれ圧着し、一方の板材2と他方の
板材3が交互に4層に積層された箇所が環状溝部12a
の内側に多少盛り上がるようにして変形するため、この
押圧方向と逆方向への変形がハゼ継ぎ部4の密着度を大
いに高め、少ない押圧力でもって確実な圧着が可能とな
る。
Description
接合したさいにハゼ継ぎ部を圧着するためのハゼ継ぎ部
のカシメ方法並びにハゼ継ぎ部カシメ装置に関する。
まず板材の先端をコ字状に折り曲げて折り返し部を形成
し、折り返し部どうしを掛け合わせてハゼ継ぎ接合体を
作り、例えば図2(A)に示すハゼ継ぎ部カシメ装置1
によってハゼ継ぎ部をカシメ固定する。ハゼ継ぎ部カシ
メ装置1は、一対の板材2,3のハゼ継ぎ部4の表面側
に係止する受け台5と、ハゼ継ぎ部4を裏面側から押圧
して圧着する圧着ロール6からなり、圧着ロール6の周
面には軸方向にローレット加工が施されている。このた
め、図2(B)に示したように、圧着ロール6をハゼ継
ぎ部4に圧し当てながら回転移動させると、ローレット
の山の部分によって搬送方向と直交する方向に圧痕が形
成され、何本もの圧痕がハゼ継ぎ部4の裏面に筋状に食
い込むことで、図2(C)に示したように、ハゼ継ぎ部
4はカシメ圧着される。
カシメ装置1は、ハゼ継ぎ部4を板材2,3の裏面側か
ら圧着する関係で、板材2,3によって囲繞される空間
の容積上の制約等により圧着ロール6の最大径には自ず
と一定の制約が課せられる。このため、圧痕の食い込み
深さを大きくしようとしてローレット部の山部を高くす
ると、山部の間隔が広がる分だけ径の小さな圧着ローレ
ット6になるほど円滑な回転が望めなくなる。そこで、
圧着ロール6が滑らかに回転できるよう、ハゼ継ぎ部4
の下層まで十分な押圧力が伝わりにくくなることを覚悟
の上で、ローレットの山部の高さを抑えてしまうと、か
なりの押圧力でもって圧着ロール6をハゼ継ぎ部4に押
圧しなければならず、それだけ装置1に負担がかかりや
すくなるために、装置寿命を縮めやすい等の問題があっ
た。また、圧着ロール6はローレットの山部がハゼ継ぎ
部4を継ぎ幅方向の全長に亙って押圧する構成であるた
め、押圧力が増すほどハゼ継ぎ部4の表面側に変形を生
じたり、或いは無理な力が加わったことを示唆する波紋
が残ってしまうことがあった。さらにまた、ハゼ継ぎ部
4の肉厚の不揃いがあったり或いは圧着ロール6に軸ぶ
れが発生したりすると、圧着力が大である場合ほどカシ
メの良否に及ぼす影響は大きく、場合によっては板材
2,3に矯正を必要とするほどの反りが生じてしまった
り、或いは圧着ではなく圧延が行われてしまうために、
ハゼ継ぎ部4が降伏点まで達してしまい、横方向に座屈
してしまったハゼ継ぎ部4が結合力が失い、当初予想し
た十分な接合が行われないことがあるといった課題を抱
えていた。
もってハゼ継ぎ部を確実に圧着できるようにすることに
ある。
該各先端に形成した折り返し部をハゼ継ぎして接合し、
該ハゼ継ぎ部のうち継ぎ幅方向中央部を除く両端部をカ
シメ加工することを特徴とするハゼ継ぎ部のカシメ方法
を提供することにより、前記目的を達成するものでる。
字状の折り返し部をハゼ継ぎして接合してなる一対の板
材の該ハゼ継ぎ部に圧着ロールを圧し当ててカシメ圧着
するハゼ継ぎ部カシメ装置であって、前記圧着ロール
が、圧着周面の軸方向中間部に圧着には供されない環状
溝部を有し、該環状溝部によって隔てられた一対の環状
押圧部のうち、一方の環状押圧部が一方の前記板材の先
端部と該先端部を抱え込む他方の前記板材のコ字状屈曲
部を互いに圧着し、他方の環状押圧部が他方の前記板材
の先端部と該先端部を抱え込む一方の前記板材のコ字状
屈曲部を互いに圧着することを特徴とするハゼ継ぎ部カ
シメ装置を提供することにより、前記目的を達成するも
のである。
成した折り返し部をハゼ継ぎして接合し、該ハゼ継ぎ部
のうち継ぎ幅方向中央部を除く両端部をカシメ加工する
ことにより、カシメ装置に対する負担を軽減するととも
に、カシメ圧着時に無用の変形を防止し確実な圧着を可
能にする。
して説明する。図1は、本発明のハゼ継ぎ部カシメ装置
の一実施例によるカシメ工程を説明するための工程図で
ある。
メ装置11は、金属製の一対の板材2,3のハゼ継ぎ部
4を最も効果的に圧着するため、圧着ロール12の形状
に工夫が凝らしてある。この圧着ロール12は、圧着周
面の軸方向中間部に圧着には供されない環状溝部12a
が形成してあり、この環状溝部12aによって隔てられ
た一対の環状押圧部12b,12cがハゼ継ぎ部4のう
ち、継ぎ幅方向の中央部を除く両端部を圧着する。すな
わち、一方の環状押圧部12bが、一方の板材2の先端
部2aとこの先端部2aを抱え込む他方の板材3のコ字
状屈曲部3bを互いに圧着し、また他方の環状押圧部1
2cが、他方の板材3の先端部3aとこの先端部3aを
抱え込む一方の板材2のコ字状屈曲部2bを互いに圧着
する働きをする。従って、圧着ロール12の環状溝部1
2aは、継ぎ幅方向の中央部すなわちハゼ継ぎされた一
方の板材2と他方の板材3が交互に4層に積層された部
分に対向し、圧着には直接的には寄与しない。
環状押圧部12b,12cの表面に、軸方向に沿って等
間隔に線刻することによりローレット加工が施してある
が、環状溝部12aを設けたことで、カシメ対象によっ
てはローレット加工を廃止することも可能である。ま
た、圧着ロール12は、ローレットに代えて、例えば柱
状突起からなるボス部を環状押圧部12b,12cの週
面に等間隔に配列してもよい。
部12aが圧着に寄与しないため、従来の圧着ロール6
に比して圧着面積が減り、当然のことながら圧着ロール
12を介してカシメ装置11にかかる負担は軽減され
る。また、環状溝部12aを設けたことによって圧着状
態が劣化するのでは意味がないが、従来のカシメ装置1
による圧着が、ハゼ継ぎ部4の継ぎ幅方向の中央部がロ
ーレットの谷側と継ぎ幅方向にしか変形できる余地をも
たなかったのに対し、環状溝部12aを有する圧着ロー
ル12によって圧着するため、環状溝部12aに対応す
るハゼ継ぎ部4が環状溝部12aの内側に多少盛り上が
るようにして変形し、押圧方向と逆行する方向への変形
がハゼ継ぎ部4の密着度を高めるのに貢献する。
うとする一対の板材2,3を、先端の折り返し部をハゼ
継ぎして接合したのち、図1(A)に示したように、ハ
ゼ継ぎ部4の表面側に受け台5を係止させ、ハゼ継ぎ部
4の裏面側に圧着ロール12を対向させる。このとき、
圧着ロール12の環状溝部12aは、一方の板材2と他
方の板材3が交互に4層に積層された箇所に対向する。
こうして、カシメ準備態勢が整うので、圧着ロール12
を回転させながらハゼ継ぎ部4に圧し当て、図1(B)
に示したように、ハゼ継ぎ部4の長さ方向に移動させ
る。このとき、一対の板材2,3の折り返し部のうち継
ぎ幅方向中央部を除く両端部が、圧着ロール12の2列
の環状押圧部12b,12cによって押圧される。その
結果、一方の環状押圧部12bが、環状溝部12aの方
に板材2,3を多少盛り上げながら、一方の板材2の先
端部2aとこの先端部2aを抱え込む他方の板材3のコ
字状屈曲部3bを互いに圧着する。一方また、他方の環
状押圧部12cも、環状溝部12aの方に板材2,3を
多少盛り上げながら、他方の板材3の先端部3aとこの
先端部3aを抱え込む一方の板材1のコ字状屈曲部2b
を互いに圧着する。その結果、図1(C)に示したよう
に、環状溝部12aに対応するハゼ継ぎ部4が環状溝部
12aの内側に多少盛り上がるようにして変形し、押圧
方向と逆行する方向への変形が生じてハゼ継ぎ部4は強
固に圧着される。
1によれば、各先端に屈曲形成したコ字状の折り返し部
をハゼ継ぎして接合してなる一対の板材2,3のハゼ継
ぎ部4に圧着ロール12を圧し当ててカシメ加工するさ
いに、圧着周面の軸方向中間部に圧着には供されない環
状溝部12aを有する圧着ロール12によって圧着する
構成としたから、環状溝部12aによって隔てられた一
対の環状押圧部12b,12cがハゼ継ぎ部4のハゼ継
ぎ幅方向両端だけをそれぞれ圧着し、一方の板材2と他
方の板材3が交互に4層に積層された箇所を、環状溝部
12aの内側に多少盛り上がるようにして変形させこと
ができ、押圧方向と逆行する方向への変形がハゼ継ぎ部
4の密着度を大いに高めることができる。従って、従来
の全面圧着式の従来のカシメ装置1等と異なり、少ない
押圧力をもってより堅固な圧着が可能であり、例えば面
圧が強すぎて折り返し部分が降伏点に達してしまい、所
要の強度が得られなかったり、或いは局所的な応力歪み
により板材2,3の表面側に波紋を生じて美観を損ねた
り、接合部分に反りが生じてしまい完全な矯正ができな
くなるといった不都合をなくすことができる。
の押圧力を受ける受け台5は、圧着ロール6に伴走する
受けロール(図示せず)に代えることも可能である。
部のカシメ方法によれば、一対の板材を該各先端に形成
した折り返し部をハゼ継ぎして接合し、該ハゼ継ぎ部の
うち継ぎ幅方向中央部を除く両端部をカシメ加工するよ
うにしたから、圧着対象から外した部分があることによ
って圧着面積が減るため、当然のことながら圧着ロール
を介してカシメ装置にかかる負担は軽減され、また従来
のカシメ方法のごとく、ハゼ継ぎ部の継ぎ幅方向中央部
がローレットの谷側と継ぎ幅方向にしか変形できる余地
をもたないのと異なり、継ぎ幅方向中央部が押圧方向と
逆方向に盛り上がるため、少ない押圧力でもって堅固な
カシメ圧着が可能である等の優れた効果を奏する。
各先端に屈曲形成したコ字状の折り返し部をハゼ継ぎし
て接合してなる一対の板材の該ハゼ継ぎ部に圧着ロール
を圧し当ててカシメ加工するさいに、圧着周面の軸方向
中間部に圧着には供されない環状溝部を有する圧着ロー
ルを用いるようにしたので、環状溝部によって隔てられ
た一対の環状押圧部のうち、一方の環状押圧部が一方の
前記板材の先端部と該先端部を抱え込む他方の前記板材
のコ字状屈曲部を互いに圧着し、他方の環状押圧部が他
方の前記板材の先端部と該先端部を抱え込む一方の前記
板材のコ字状屈曲部を互いに圧着することができ、ただ
単に従来の円筒形の圧着ロールの形状を改良し、軸方向
中間部に一定幅の環状溝部を形成した圧着ロールを用い
るといった単純な設計変更ではなく、環状溝部を一方の
板材と他方の板材が交互に4層に積層された箇所に対向
させることによって、一方の板材の先端部とこの先端部
を抱え込む他方の板材のコ字状屈曲部が圧着するさい
に、環状溝部に対応するハゼ継ぎ部を環状溝部の内側に
多少盛り上がるようにして変形させることができ、これ
により押圧方向と逆行する方向への変形が生じてハゼ継
ぎ部の密着度を大いに高めることができ、従来の全面圧
着式のカシメ装置と比較したときに、少ない押圧力をも
ってより堅固な圧着が可能であり、例えば面圧が強すぎ
て折り返し部分が降伏点に達してしまい、所要の強度が
得られなかったり、或いは局所的な応力歪みによって表
面側に波紋が生じて美観を損ねたり、さらには接合部分
に反りが生じてしまい、完全な矯正ができなくなったり
する等の不都合を、良好に排除することができる等の優
れた効果を奏する。
るカシメ工程を説明するための工程図である。
メ工程を説明するための工程図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 一対の板材を該各先端に形成した折り返
し部をハゼ継ぎして接合し、該ハゼ継ぎ部のうち継ぎ幅
方向中央部を除く両端部をカシメ加工することを特徴と
するハゼ継ぎ部のカシメ方法。 - 【請求項2】 各先端に屈曲形成したコ字状の折り返し
部をハゼ継ぎして接合してなる一対の板材の該ハゼ継ぎ
部に圧着ロールを圧し当ててカシメ圧着するハゼ継ぎ部
カシメ装置であって、前記圧着ロールが、圧着周面の軸
方向中間部に圧着には供されない環状溝部を有し、該環
状溝部によって隔てられた一対の環状押圧部のうち、一
方の環状押圧部が一方の前記板材の先端部と該先端部を
抱え込む他方の前記板材のコ字状屈曲部を互いに圧着
し、他方の環状押圧部が他方の前記板材の先端部と該先
端部を抱え込む一方の前記板材のコ字状屈曲部を互いに
圧着することを特徴とするハゼ継ぎ部カシメ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6006878A JP2726798B2 (ja) | 1994-01-26 | 1994-01-26 | ハゼ継ぎ部カシメ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6006878A JP2726798B2 (ja) | 1994-01-26 | 1994-01-26 | ハゼ継ぎ部カシメ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07214197A true JPH07214197A (ja) | 1995-08-15 |
| JP2726798B2 JP2726798B2 (ja) | 1998-03-11 |
Family
ID=11650487
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6006878A Expired - Fee Related JP2726798B2 (ja) | 1994-01-26 | 1994-01-26 | ハゼ継ぎ部カシメ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2726798B2 (ja) |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6013331U (ja) * | 1983-07-06 | 1985-01-29 | 佐野製缶株式会社 | 密封缶 |
| JPS62127313U (ja) * | 1986-01-30 | 1987-08-12 | ||
| JPH0275420A (ja) * | 1988-09-07 | 1990-03-15 | Nissan Shatai Co Ltd | 自動車用外板のヘミング部構造及びその製造方法 |
| JPH0558341A (ja) * | 1991-08-29 | 1993-03-09 | Toupure Kk | 自動車用外板のヘミング部構造及びその加工方法 |
-
1994
- 1994-01-26 JP JP6006878A patent/JP2726798B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6013331U (ja) * | 1983-07-06 | 1985-01-29 | 佐野製缶株式会社 | 密封缶 |
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| JPH0558341A (ja) * | 1991-08-29 | 1993-03-09 | Toupure Kk | 自動車用外板のヘミング部構造及びその加工方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2726798B2 (ja) | 1998-03-11 |
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