JPH07214927A - 熱染料拡散転写方法およびそれに使用するための染料供与体要素 - Google Patents

熱染料拡散転写方法およびそれに使用するための染料供与体要素

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JPH07214927A
JPH07214927A JP6333697A JP33369794A JPH07214927A JP H07214927 A JPH07214927 A JP H07214927A JP 6333697 A JP6333697 A JP 6333697A JP 33369794 A JP33369794 A JP 33369794A JP H07214927 A JPH07214927 A JP H07214927A
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donor element
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リユク・バン・ステーン
Emiel Verdonck
エミール・ベルドンク
Geert Defieuw
ゲールト・デフイーウ
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Agfa Gevaert NV
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 高い染料/結合剤比を有する染料層を含んで
なる染料−供与体要素を提供する。 【構成】 染料供与体要素の支持体上に設けられた各々
が結合剤中に分散又は溶解されている染料を含有する少
なくとも2つの染料フレームの繰り返し系列からなる染
料層を受像要素の支持体上に設けられた受像層と向かい
合った関係で接触させ、そして該繰り返し系列の染料フ
レームの各々を熱ヘッドにより像通りに加熱して該染料
層から該受像層への染料を像通りに転写せしめる段階を
含んでなる像の形成方法において、該染料フレームが該
染料層から突出する1個もしくはそれ以上の粒子を含有
するか、或いは該最後の染料フレームが該染料層から突
出する粒子を実質的に含まない方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】本発明は熱染料昇華転写法に従う使用の
ための染料供与体要素(dye donor element)に関する。
特に、本発明は改良された像特性を得るための方法およ
び染料供与体要素に関する。
【0002】
【発明の背景】熱染料転写法には、染料拡散熱転写法と
も称される熱染料昇華転写法が包含される。これは、熱
転写性を有する昇華染料を含有する染料層が設けられて
いる染料−供与体要素が受像体シートと接触しそして複
数の並置されている熱−発生抵抗器が備えられている熱
印刷ヘッドで選択的にパターン情報信号に従い加熱さ
れ、それにより染料が染料−供与体要素の選択的に加熱
された部分から受像体シートに転写されそしてその上で
パターンを生じ、その形および密度が染料−供与体要素
に適用される熱のパターンおよび強度に従う記録方法で
ある。完全なカラー印刷を得るためには、受像シートは
染料−供与体要素のイエロー、マゼンタおよびシアン部
分で3回印刷される。一般的には、染料−供与体要素の
別個の領域に連続的にイエロー、マゼンタおよびシアン
染料部分を適用することにより3つの異なって着色され
た部分が1つの染料−供与体要素に加えられる。さら
に、トランスパレンシー上で高密度の印刷像が要求され
る時には、例えばヨーロッパ特許第318946号およ
びヨーロッパ特許第522207号で述べられているよ
うに印刷を同一色相を有する染料−供与体要素を用いて
2回または3回行える。これは高密度の黒白トランスパ
レンシー用に特に有用である。
【0003】熱染料昇華転写法に従う使用のための染料
−供与体要素は一般的に非常に薄い支持体、例えばポリ
エステル支持体を含んでなり、その一面は染料−供与体
要素に適用される熱量によって変わる量で放出すること
のできる形の印刷用染料を含んでなる染料層で被覆され
る。
【0004】染料層中の染料は一般的に結合剤中に溶解
または分散されている。既知の結合剤樹脂は、セルロー
ス誘導体、例えばエチルセルロース、ヒドロキシエチル
セルロース、エチルヒドロキシセルロース、エチルヒド
ロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロー
ス、メチルセルロース、酢酸セルロース、酢酸蟻酸セル
ロース、酢酸プロピオン酸セルロース、酢酸酪酸セルロ
ース、酢酸ペンタン酸セルロース、酢酸ヘキサン酸セル
ロース、酢酸ヘプタン酸セルロース、酢酸安息香酸セル
ロース、酢酸フタル酸水素セルロース、および三酢酸セ
ルロース;ビニル−型樹脂、例えばポリビニルアルコー
ル、ポリ酢酸ビニル、ポリビニルブチラール、ポリビニ
ルピロリドン、ポリビニルアセトアセタール、およびポ
リアクリルアミド;アクリレート類およびアクリレート
誘導体から誘導された重合体および共重合体、例えばポ
リアクリル酸、ポリメチルメタクリレート、およびスチ
レン−アクリレート共重合体;ポリエステル樹脂;ポリ
カーボネート類;スチレンとアクリロニトリルの共重合
体;ポリスルホン類;ポリ酸化フェニレン;オルガノシ
リコーン類、例えばポリシロキサン類;エポキシ樹脂お
よび天然樹脂、例えばアラビアゴムである。
【0005】結合剤中に溶解または分散されている1種
もしくはそれ以上の染料を含んでなる染料層は下塗りさ
れた支持体上で適当な溶媒中の溶液からコーテイングす
ることもできるが、既知のコーテイング技術はそのまま
この非常に薄い支持体上での異なって着色された染料部
分の不連続的コーテイングに適用されない。従って、特
に大規模製造条件下では、該染料層を例えばグラビア方
法の如き印刷技術により該支持体上に印刷することが一
般的である。
【0006】残念なことに、高い染料/結合剤比を有す
る染料層を含んでなる染料−供与体要素はカートリッジ
中でリールまたはスプール上に巻き上げられた条件下で
貯蔵または保管される時には染料/結合剤層を示す側が
染料−供与体要素の接触後面と粘着する傾向があるとい
う欠点を有する。この粘着は染料/結合剤層の部分の剥
離をもたらす。
【0007】この粘着は一般的には、例えばヨーロッパ
特許第334323号およびヨーロッパ特許第5545
83号で述べられている如き染料−供与体要素の染料層
表面から突出するスペーサー粒子を加えることにより、
減じられる。これらの粒子は25℃以上の融点を有する
ワックス粒子であってもよく、または融点を有していな
い固体粒子であってもよい。受容要素上で染料層中に大
量の粒子を含んでなる染料−供与体要素を用いて多数回
印刷を行う時にはある問題が生ずる。ワックス粒子は少
なくとも部分的に受容要素に転写され、そして印刷表面
に残滓が残る。対照的に、固体粒子は印刷後に染料−供
与体要素の中に大部分残るが、受容要素表面に小さい穴
が残る。印刷表面上の残滓は印刷の黒色部分における色
の不均一性(着色点)の増加をもたらし、一方印刷中の
小さい穴は染料転写効率の減少(イエロー、マゼンタお
よびシアン染料の重複印刷により得られる印刷の黒色部
分の比較的低い密度)をもたらす。
【0008】
【発明の要旨】本発明の一つの目的は従って上記の欠点
を有していない染料−供与体要素を提供することであ
る。
【0009】本発明のさらに別の目的は以下の記載から
明らかになるであろう。
【0010】本発明に従うと、支持体上に各々が結合剤
中に分散又は溶解されている染料を含有する少なくとも
2つの染料フレーム(dye frame)の繰り返し系列(repeat
ingsequence)からなる染料層を含んでなる多数回印刷方
法(multi-pass printing process)で使用するための染
料−供与体要素であり、該染料フレームが該染料層から
突出する1個もしくはそれ以上の粒子を含有し、該繰り
返し系列から印刷すべき最後の染料フレームは該繰り返
し系列の他のいずれの染料フレームの1個もしくはそれ
以上の粒子の量よりも少ない量で1個もしくはそれ以上
の粒子を含有するか、或いは該最後の染料フレームは該
染料層から突出する粒子を実質的に含まない染料−供与
体要素が提供される。
【0011】本発明はさらに、染料供与体要素の支持体
上に供された各々が結合剤中に分散又は溶解されている
染料を含有する少なくとも2つの染料フレームの繰り返
し系列からなる染料層を受像要素の支持体上に設けられ
た受像層と向かい合った関係とし、そして該繰り返し系
列の染料フレームの各々を熱ヘッドにより像通りに加熱
して(image-wise)該染料層から該受像層への染料を像通
りに転写せしめる段階を含んでなる像の形成方法におい
て、該染料フレームが該染料層から突出する1個もしく
はそれ以上の粒子を含有し、該繰り返し系列から印刷す
べき最後の染料フレームは該繰り返し系列の他のいずれ
の染料フレームの1個もしくはそれ以上の粒子の量より
も少ない量で1個もしくはそれ以上の粒子を含有する
か、或いは該最後の染料フレームが該染料層から突出す
る粒子を実質的に含まないことを特徴とする方法を提供
する。
【0012】
【発明の詳細な記載】本発明に従い使用される粒子は好
ましくは染料層全体に均一に分布されており、そして染
料層から突出するように該染料層の厚さより大きい平均
粒子寸法を有する。染料−供与体要素の像通りの(image
-wise)加熱中に、それらは染料層中に固定されたままで
もよくまたはそれらが受像シートに転写されてもよい。
【0013】本発明に従い使用される粒子は好適には
0.3〜40μmのそしてより好適には1.5〜8μmの
範囲の平均粒子寸法を有する。使用できる粒子はワック
ス粒子とも称される熱溶融可能な粒子であってもよくま
たはそれらは転写プロセス中に溶融しない固体粒子であ
ってもよい。
【0014】本発明に従い使用できるワックス粒子は既
知の6種のワックス、すなわち植物ワックス、昆虫ワッ
クス、動物ワックス、鉱物ワックス、石油ワックス、合
成ワックスの水−不溶性熱可塑性ワックス様物質、並び
にこれらのワックス中で個別に生ずる水−不溶性ワック
ス様物質、特に長鎖炭化水素、飽和、不飽和、分枝鎖状
および非分枝鎖状脂肪酸類およびアルコール類、並びに
脂肪族1価アルコール類のエーテル類およびエステル
類、のいずれであってもよいが、条件としてワックスは
25℃以上で溶融する。
【0015】好適には、本発明に従い使用されるワック
スはポリオレフィンワックス、エステルワックス、およ
びアミドワックスからなる群から選択される。
【0016】他のさらに好適な態様に従うと、アミドワ
ックスはエチレン−ビス−ステアルアミドワックス、例
えばドイツ、ヘキスト社のセリダスト(Ceridust)391
0(商品名)である。
【0017】ワックスおよびワックス様熱可塑性物質に
関するさらなる詳細事項に関しては、A.H.ワース(War
th)による「ワックスの化学および技術(The Chemistry
andThecnology of Waxes)」、2版、1956、レイン
ホールド・パブリシング・コーポレーション、ニューヨ
ーク、米国およびH.ベネット(Bennett)による「工業用
ワックス(Industrial Waxes)」、1巻、1963、ケミ
カル・パブリシング・カンパニー・インコーポレーテッ
ド、ニューヨーク、米国を参照できる。
【0018】本発明に従い使用されるワックスは好適に
は染料層の他の成分に対して化学的に不活性である。好
適には、それは最初に接着剤または下塗り層が供されて
いてもよい支持体に適用されるコーテイングまたは印刷
組成物を製造するために使用される溶媒または溶媒混合
物中に結合剤および1種もしくはそれ以上の染料と一緒
に溶解しない。
【0019】時には2種またはそれ以上のワックスを組
み合わせることが有利である。
【0020】本発明に関して使用できる固体粒子は無機
粒子および架橋結合された重合体粒子の群から選択でき
る。無機粒子として、珪酸塩類、例えばシリカ、滑石、
クレー、石英および炭酸塩類、例えば炭酸カルシウムお
よびドロマイトを使用できる。架橋結合された重合体粒
子として、例えば架橋結合されたポリシロキサン類、ポ
リメチルシリルセスキオキサンおよび架橋結合されたポ
リメチルメタクリレートを使用することができる。固体
粒子の中では、ポリメチルシリルセスキオキサンが特に
好適である。これらのポリメチルシリルセスキオキサン
は商品名トスパール(Tospearl)120、トスパール13
0、トスパール145(全て東芝シリコーン製)および
KMP590(信越シリコーン)として市販されてい
る。これらの粒子は単分散性である。平均粒子直径は好
適には0.7〜7μmの間、より好適には1.5〜5μm
の間である。1個の染料フレーム内でワックス粒子と固
体粒子の組み合わせを使用することまたは異なる染料フ
レーム中で異なる組み合わせを使用することが有利であ
るが、但し条件として、最後の染料フレームは系列(seq
uence)の他の染料フレーム中の1種もしくはそれ以上の
粒子と比べて少ない量の1種もしくはそれ以上の粒子を
含有する系列から印刷されること或いは最後の染料フレ
ームは該染料層から突出する粒子を実質的に含まないこ
とが挙げられる。「粒子の量」とは、1平方メートルの
該染料−供与体要素の染料フレーム当たりの粒子の合計
量(重量)である。最初に印刷する染料フレーム中で固
体粒子およびワックス粒子の組み合わせを使用すること
並びに染料供与体要素の残りの染料フレーム中で固体粒
子だけを使用することが好ましい。第一フレーム中での
エチレンビスステアルアミド粒子およびポリメチルシリ
ルセスキオキサン粒子の組み合わせ、第二染料フレーム
中でのポリメチルシリルセスキオキサン粒子、並びに3
つの着色された染料フレーム(イエロー、マゼンタおよ
びシアン)染料−供与体要素の第三染料フレーム中での
粒子なしが特に好ましい。さらに、第一染料フレーム中
のエチレンビスステアルアミドの量は好適には染料−供
与体要素の第一染料フレーム中のポリメチルシリルセス
キオキサン粒子の量より多い。
【0021】他の好適態様に従うと、染料供与体要素は
3つの主要染料フレームすなわちイエロー、マゼンタお
よびシアンの繰り返し系列を含有しており、そこでは印
刷される染料フレームの第一フレームだけ、一般的には
系列のイエロー染料フレームが染料層から突出する熱溶
融可能な粒子を含有しており、印刷される第二(マゼン
タ)および第三(シアン)染料フレームは染料層から突
出する熱溶融可能な粒子を実質的に含まない。
【0022】黒白像を印刷することだけ要求される場合
には、2つの黒色に着色された染料フレームの繰り返し
系列を使用することが有利であり、そこでは好適には印
刷される系列の第一フレームだけが該染料層から突出す
る粒子を含有する。黒白像の密度はこの方法で改良でき
ることが見いだされた。2つの黒色に着色された染料フ
レームは同一染料混合物または異なる染料混合物を含有
することができる。さらに、2つの染料フレームは純黒
調すなわち純粋な黒色である必要はない。
【0023】染料層用の結合剤は好適にはスチレン単位
およびアクリロニトリル単位を含む共重合体を含んでな
り、好適には少なくとも60重量%のスチレン単位およ
び少なくとも25重量%のアクリロニトリル単位の結合
剤である。充分量のアクリロニトリル単位が存在するな
ら、もちろん結合剤共重合体はスチレン単位およびアク
リロニトリル単位以外の共単量体を含んでなることもで
きる。適する他の共単量体は例えばブタジエン、アクリ
ル酸ブチル、およびメタクリル酸メチルである。結合剤
共重合体は好適には少なくとも50℃のガラス転移温度
を有する。
【0024】結合剤共重合体が結合剤の合計量の少なく
とも50重量%の量で存在するなら、もちろんスチレン
単位および少なくとも15重量%のアクリロニトリル単
位と当技術で既知の他の結合剤との混合物を使用するこ
とができる。該結合剤共重合体と混合して有利に使用で
きる結合剤はヨーロッパ特許出願公開第9220162
1.7号に記載されているトルエンスルホンアミドホル
ムアルデヒド縮合生成物である。そのような縮合生成物
は例えば市販のケトジェンフレックス(Ketjenflex)MH
およびケトジェンフレックスMS−80(アクゾ、オラ
ンダ)である。
【0025】染料層は一般的に約0.2〜5.0μm、好
適には0.4〜2.0μmの厚さを有し、そして染料対結
合剤の量的比は一般的に9:1〜1:3重量比、好適に
は3:1〜1:2重量比である。
【0026】熱の作用により受容体シートの受像層に容
易に転写可能であれば、いずれの染料または染料混合物
でもそのような染料層の中で使用できる。
【0027】熱染料昇華転写法における使用のための染
料の典型的な個別例は例えばヨーロッパ特許第400,
706号、ヨーロッパ特許第209,990号、ヨーロ
ッパ特許第216,483号、ヨーロッパ特許第218,
397号、ヨーロッパ特許第227,095号、ヨーロ
ッパ特許第227,096号、ヨーロッパ特許第229,
374号、ヨーロッパ特許第235,939号、ヨーロ
ッパ特許第247,737号、ヨーロッパ特許第257,
577号、ヨーロッパ特許第257,580号、ヨーロ
ッパ特許第258,856号、ヨーロッパ特許第279,
330号、ヨーロッパ特許第279,467号、ヨーロ
ッパ特許第285,665号、米国特許第4,743,5
82号、米国特許第4,753,922号、米国特許第
4,753,923号、米国特許第4,757,046号、
米国特許第4,769,360号、米国特許第4,771,
035号、日本特許出願公開第84/78,894号、
日本特許出願公開第84/78,895号、日本特許出
願公開第84/78,896号、日本特許出願公開第8
4/227,490号、日本特許出願公開第84/22
7,948号、日本特許出願公開第85/27,594
号、日本特許出願公開第85/30,391号、日本特
許出願公開第85/229,787号、日本特許出願公
開第85/229,789号、日本特許出願公開第85
/229,790号、日本特許出願公開第85/229,
791号、日本特許出願公開第85/229,792
号、日本特許出願公開第85/229,793号、日本
特許出願公開第85/229,795号、日本特許出願
公開第86/268,493号、日本特許出願公開第8
6/268,494号、日本特許出願公開第85/26
8,495号、および日本特許出願公開第86/284,
489号に記載されている。
【0028】染料層用のコーテイング組成物は他の添加
剤、例えば硬化剤、防腐剤、分散剤、帯電防止剤、発泡
防止剤、粘度調節剤を含有することもでき、これらおよ
び他の成分はヨーロッパ特許第133,011号、ヨー
ロッパ特許第133,012号、ヨーロッパ特許第11
1,004号、およびヨーロッパ特許第279,467号
にさらに完全に記載されている。
【0029】400℃までの県警する温度において20
ミリ秒間までの期間にわたり寸法安定性であり且つ耐性
がありそして一面に適用される熱が染料を通って他の面
に透過して典型的には1〜10ミリ秒間のそのような短
い期間内で受容体シートに転写を行うことができるほど
充分薄い限り、いずれの物質でも染料−供与体要素用の
支持体として使用することができる。そのような物質に
は、ポリエステル類、例えばポリエチレンテレフタレー
ト、ポリアミド類、ポリアクリレート類、ポリカーボネ
ート類、セルロースエステル類、弗素化された重合体、
ポリエーテル類、ポリアセタール類、ポリオレフィン
類、ポリイミド類、グラシン紙およびコンデンサー紙が
包含される。ポリエチレンテレフタレートを含んでなる
支持体が好適である。一般的には、支持体は2〜30μ
mの厚さを有する。支持体は希望により下塗り層の接着
剤でコーテイングされてもよい。
【0030】染料−供与体要素の染料層を例えばグラビ
ア方法の如き印刷技術により支持体上にコーテイングま
たは印刷することができる。
【0031】親水性重合体を含んでなる染料−障壁層を
支持体と染料−供与体要素との間で使用して支持体に対
する後ろ向きの染料の逆転写を防止することにより染料
転写密度を強めることもできる。染料障壁層は意図する
目的のために有用な親水性物質を含有できる。一般的
に、ゼラチン、ポリアクリルアミド、ポリイソプロピル
アクリルアミド、ブチルメタクリレート−グラフト化ゼ
ラチン、エチルメタクリレート−グラフト化ゼラチン、
エチレンアクリレート−グラフト化ゼラチン、一酢酸セ
ルロース、メチルセルロース、ポリビニルアルコール、
ポリエチレンイミン、ポリアクリル酸、ポリビニルアル
コールとポリ酢酸ビニルの混合物、ポリビニルアルコー
ルとポリアクリル酸の混合物、または一酢酸セルロース
とポリアクリル酸の混合物を用いると良好な結果が得ら
れる。適する染料障壁層は例えばヨーロッパ特許第22
7,091号およびヨーロッパ特許第228,065号に
記載されている。ある種の親水性重合体、例えばヨーロ
ッパ特許第227,091号に記載されているものは支
持体および染料/結合剤層に対する適当な接着性も有す
るため、別個の接着剤または下塗り層の必要性が避けら
れる。従って染料−供与体要素中の1つの層で使用され
るこれらの特別な親水性重合体は二重の機能を行うた
め、染料−障壁/下塗り層と称される。
【0032】好適には、染料−供与体要素の裏側は印刷
ヘッドが染料−供与体要素に粘着するのを避けるため耐
熱層でコーテイングされる。そのような耐熱層は潤滑用
物質、例えば表面活性剤、液体潤滑剤、固体潤滑剤また
はそれらの混合物を含んでなり、重合体結合剤を含んで
いてもまたは含まなくてもよい。表面活性剤は当技術で
既知の試薬、例えばカルボキシレート類、スルホネート
類、脂肪族アミン塩類、脂肪族第四級アンモニウム塩
類、ポリオキシエチレンアルキルエーテル類、ポリエチ
レングリコール脂肪酸エステル類、フルオロアルキルC
2−C20脂肪酸類であることができる。液体潤滑剤の例
には、シリコーン油、合成油、飽和炭化水素、およびグ
リコール類が包含される。固体潤滑剤の例には、種々の
高級アルコール類、例えばステアリルアルコール、脂肪
酸類および脂肪酸エステル類が包含される。適当な耐熱
層は例えばヨーロッパ特許第138,483号、ヨーロ
ッパ特許第227,090号、米国特許第4,567,1
13号、米国特許第4,572,860号、米国特許第
4,717,711号に記載されている。好適には耐熱層
はヨーロッパ特許出願公開第91202071.6号に
記載されているビス−(ヒドロキシフェニル)−シクロア
ルカン(ジフェノール)、例えば1,1−ビス−(4−ヒ
ドロキシフェニル)−3,3,5−トリメチルシクロヘキ
サンを結合剤としてそしてポリジメチルシロキサンを含
んでなる滑動剤を潤滑剤として、結合剤または結合剤混
合物の重量の0.1〜10%の量で含んでなる。巻き上
げられた状態における染料−供与体要素の非−粘着性を
改良するために有利に使用できる耐熱層用の他の結合剤
は例えば酢酸酪酸セルロース、酢酸プロピオン酸セルロ
ース、硝酸セルロースおよびポリビニルアセタールであ
る。適する耐熱層は巻き上げられた状態における染料−
供与体要素の非−粘着性を改良するために架橋結合され
た重合体を含んでなることもできる。ヨーロッパ特許出
願公開第91202071.6号に記載されている如
く、上記の滑動剤を該耐熱層の上部に別個のトップコー
トの形でコーテイングすることができる。
【0033】染料−供与体要素と共に使用される受容体
シート用の支持体は例えばポリエチレンテレフタレー
ト、ポリエーテルスルホン、ポリイミド、セルロースエ
ステル、またはポリビニルアルコール−コ−アセタール
の透明フィルムであることができる。支持体は反射性の
もの、例えばバリタコーテイング紙、ポリエチレンコー
テイング紙または白色ポリエステル、すなわち白色顔料
着色ポリエステルであってもよい。青色着色ポリエチレ
ンテレフタレートフィルムも支持体として使用できる。
【0034】受容要素の支持体に対する転写された染料
の劣悪な吸着性を避けるために、この支持体は好適には
染料が容易に拡散できる像受容層と称される特殊層でコ
ーテイングされる。染料−像−受容層は例えばポリカー
ボネート、ポリウレタン、ポリエステル、ポリアミド、
ポリ塩化ビニル、ポリスチレン−コ−アクリロニトリ
ル、ポリカプロラクトン、好適にはポリ塩化ビニル、ま
たはそれらの混合物を含んでなることができる。染料−
受像層はポリ(塩化ビニル−コ−酢酸ビニル−コ−ビニ
ルアルコール)とポリイソシアネートの熱硬化された生
成物を含んでなることもできる。適する染料−受像層は
例えばヨーロッパ特許第133,011号、ヨーロッパ
特許第133,012号、ヨーロッパ特許第144,24
7号、ヨーロッパ特許第227,094号、およびヨー
ロッパ特許第228,066号に記載されている。
【0035】記録される像の耐光性および他の安定性を
改良するために、紫外線吸収剤、一重項酸素捕獲剤、例
えばハルス(HALS)化合物(立体障害アミン光安定剤)お
よび/または酸化防止剤を染料−受像層に加えることが
できる。
【0036】染料−供与体要素の染料層または受容体シ
ートの染料−像受容層は染料−供与体要素を受容体シー
トから転写後に分離するのを助ける離型剤を含有するこ
ともできる。離型剤は別個の層中で染料層および/また
は染料−受像層の少なくとも一部に対して適用すること
ができる。適する離型剤は固体ワックス、弗素−または
ホスフェート−含有表面活性剤およびシリコーン油であ
る。適する離型剤は例えばヨーロッパ特許第133,0
12号、日本特許第85/19,138号、およびヨー
ロッパ特許第227,092号に記載されている。
【0037】本発明に従う染料−供与体要素を使用して
染料転写像を生成し、その方法は受容体シートの染料−
像−受容層と向かい合った関係にある染料−供与体要素
の染料フレームを置きそして染料−供与体要素の裏から
像通りに加熱することを含んでなる。染料の転写は40
0℃の温度に約5、6ミリ秒間加熱することにより行わ
れる。この方法が染料供与体要素の異なる染料フレーム
に関して繰り返される。
【0038】熱ヘッドの他に、レーザー光、赤外線フラ
ッシュ、または加熱ペンを熱エネルギー供給用の熱源と
して使用することもできる。染料を本発明の染料−供与
体要素から受容体シートに転写するために使用できる熱
印刷ヘッドは市販されている。レーザー光を使用する場
合には、染料要素の染料層または他の層がレーザーによ
り発する光を吸収し且つそれを熱に転換させる化合物、
例えばカーボンブラックを含有していなければならな
い。
【0039】下記の実施例で本発明をさらに詳細に説明
するが、本発明をそれらに限定するものではない。
【0040】
【実施例】実施例1 3色染料−供与体要素中のワックス粒子 ポリエチレンテレフタレート支持体(5.7μm)に一
面に、分枝鎖状芳香族コポリエステルおよび下記の繰り
返し単位を有しており且つ繰り返し単位数(n)がポリ
カーボネートがジクロロメタン中0.5%溶液として測
定された1.3の相対粘度を有するようなものであるポ
リカーボネートを基にした耐熱層を含んでなる下塗り層
をコーテイングすることにより、染料−供与体要素が得
られた。
【0041】
【化1】
【0042】染料−供与体−要素の輸送性質を改良する
ために、該耐熱層の上部にポリエーテル改質されたポリ
ジメチルシロキサンを含んでなるトップコートを適用し
た。該染料−供与体要素の他方の面には、分枝鎖状芳香
族コポリエステルを含んでなる下塗り層を適用した。該
下塗り層の上部には、表Iに示されている乾燥コーテイ
ング混合物から染料層がコーテイングされた。染料含有
混合物(DCM)は全てメチルエチルケトンから10μ
mの厚さ(湿潤層厚さ)で適用された。ある染料フレー
ムに加えられる粒子の量が染料コーテイング混合物中の
重量百分率として表Iに示されている。
【0043】イエロー染料フレーム用のコーテイング混
合物は全て10%のルラン(Luran)388S(BAS
F)、6%の染料1および6%の染料2を含有してい
た。
【0044】
【化2】
【0045】
【化3】
【0046】マゼンタ染料フレーム用のコーテイング混
合物は全て10%のルラン(Luran)388S(BAS
F)、9%の染料3および2%の染料4を含有してい
た。
【0047】
【化4】
【0048】
【化5】
【0049】シアン染料フレーム用のコーテイング混合
物は全て10%のルラン(Luran)388S(BAS
F)、8%の染料5および4%の染料6を含有してい
た。
【0050】
【化6】
【0051】
【化7】
【0052】175μmの厚さを有するポリエチレンテ
レフタレートフィルム支持体を染料−像−受容層を用い
て3.6g/m2のポリ(塩化ビニル/コ−酢酸ビニル/
コ−ビニルアルコール)(ユニオン・カーバイドにより
供給されるビニライト(Vinylite)VAGD)、0.33
6g/m2のジイソシアネート(バイエルAGにより供
給されるデスモデュア(Desmodur)VL)、および0.2
g/m2のヒドロキシ改質されたポリジメチルシロキサ
ン(ゴールドシュミットにより供給されるテゴマー(Teg
omer)H SI 2111)のエチルメチルケトン中溶液
からコーテイングすることにより、像受容シートを製造
した。
【0053】染料供与体要素のイエロー、マゼンタおよ
びシアン染料−フレームをミツビシCP100プリンタ
ー中で像受容シート上に示されている順序で印刷した。
黒色像フレーム中の印刷の像性質を視覚的に測定した
(非−均一性、着色点)。
【0054】下記の基準が使用された。
【0055】0=優れた像性質 1=非常に良好な像性質 2=良好 3=中程度の像性質 4=悪い像性質 表I 実験 イエロー マゼンタ シアン 像性質 フレーム フレーム フレーム (黒色フレーム) 中の粒子 中の粒子 中の粒子 型 量 型 量 型 量 1 I 0.5 I 0.5 I 0.5 3 (比較用) 2 I 0.5 I 0.5 − − 2-3 (比較用) 3 I 0.5 − − − − 1 (本発明) 4 I 0.5 I 0.25 I 0.1 1-2 (本発明) 5 II 0.5 II 0.5 II 0.5 3 (比較用) 6 II 0.5 − − − − 0 (本発明) 7 I 0.5 I 0.5 I 0.5 4 (比較用) III 0.5 III 0.5 III 0.5 8 I 0.5 III 0.5 0 (本発明) III 0.5 − − − − 9 I 0.075 III 0.5 − − 0 (本発明) III 0.5 − − − − I:ヘキストAGから入手可能な微細化されたエチレン
ビスステアルアミドであるセリダスト3910 II:3−4μmの平均粒子寸法を有するステアリン酸亜
鉛のボールミル分散液 III:東芝シリコーンから入手可能な2μmのポリメチ
ルシリルセスキオキサン(単分散性)であるトスパール
120 印刷される最後の染料フレーム(シアン)中に他の染料
フレーム(イエロー、マゼンタ)のいずれかより少ない
量の粒子を含んでなる本発明の染料−供与体要素を用い
て製造された印刷の像性質は比較例と比べて優れている
ことが表Iからわかる。黒色部分中の印刷の像性質は最
後の染料フレーム中の高いワックス粒子量の存在のため
に悪いかまたは中程度である。最初の染料フレームだけ
が熱溶融可能な粒子(ワックス粒子)を含有している時
に最良の結果が得られることも試料7と比べた試料8お
よび9からわかる。
【0056】実施例2 3色染料−供与体要素中の固体粒子 固体粒子だけを使用したこと以外は実施例1に記載され
ている如くして、染料供与体要素を製造した(表II)。
実施例1に記載されている如くして、染料−供与体要素
を像受容シート上で印刷した。ステータスAフィルター
が備えられているマクベス密度計TR924を用いて黒
色像部分中で最大可視密度を測定することにより、染料
転写効率を評価した。
【0057】 表II 実験 イエロー マゼンタ シアン 可視密度 フレーム フレーム フレーム 中の粒子 中の粒子 中の粒子 型 % 型 % 型 % 1 III 0.5 III 0.5 III 0.5 1.81 (比較用) 2 III 0.5 III 0.5 − − 1.88 (本発明) 3 III 0.5 − − − − 1.94 (本発明) 1M2当たり同一量の染料を3つの染料フレーム中で使
用したが、最後の染料フレーム(シアン)中に比較的少
ない量の粒子を有する染料供与体要素を用いて得られた
印刷は比較的高い可視密度を有することを表IIは示して
いる。
【0058】実施例3 黒色染料供与体要素 8%のルラン388S(BASF)を結合剤として使用
しそして下記の染料混合物:4.5%の染料7、5%の
染料8、2%の染料9、2%の染料10および4%の染
料1を使用したこと以外は実施例1に記載されている工
程と同様にして、2つの黒色染料フレームを有する黒色
染料供与体要素を製造した。
【0059】
【化8】
【0060】
【化9】
【0061】
【化10】
【0062】
【化11】
【0063】染料供与体要素の2つの染料フレーム中で
使用される粒子の型および量は表IIIに記載されてい
る。染料供与体要素の2つの染料フレームを実施例1に
記載されている如くして像受容シート上に引き続き印刷
した(2回の印刷回数)。染料転写効率を実施例2の如
くして評価した。
【0064】 表III 実験 第一黒色フレーム 第二黒色フレーム 可視密度 中の粒子 中の粒子 型 % 型 % 1 IV 0.3 IV 0.3 2.56 (比較用) 2 IV 0.3 − − 2.66 (本発明) IV:東芝シリコーンから入手可能な4.5μmのポリメ
チルシリルセスキオキサン粒子(単分散性)であるトス
パール145 本発明の染料供与体要素が比較例より高い染料転写効率
を有することが表IIIから観察できる。
【0065】本発明の主なる特徴および態様は以下のと
おりである。
【0066】1.支持体上に各々が結合剤中に分散又は
溶解されている染料を含有する少なくとも2つの染料フ
レームの繰り返し系列(repeating sequence)からなる染
料層を含んでなる多数回印刷方法(multi-pass printing
process)に使用するための染料−供与体要素(dye-dono
r element)であり、該染料フレーム(dye frame)が該染
料層から突出する1個もしくはそれ以上の粒子を含有
し、該繰り返し系列から印刷すべき最後の染料フレーム
は該繰り返し系列の他のいずれか染料フレームの1個も
しくはそれ以上の粒子の量よりも少ない量で1個もしく
はそれ以上の粒子を含有するか、或いは該最後の染料フ
レームは該染料層から突出する粒子を実質的に含まない
染料−供与体要素。
【0067】2.該染料層が染料層から突出する粒子と
して熱溶融可能な粒子または熱溶融可能な粒子と熱溶融
可能でない粒子との混合物を含有する、上記1に従う染
料供与体要素。
【0068】3.該染料層が3つの一次染料フレーム(p
rinting dye frame)であるイエロー、マゼンタおよびシ
アンの繰り返し系列からなり、そして該熱溶融可能な粒
子が該繰り返し系列の最初の一次染料フレームにだけ存
在する、上記2に従う染料供与体要素。
【0069】4.該粒子がポリメチルシリルセスキオキ
サン、エチレンビスステアルアミドおよびそれらの混合
物からなる群から選択される、上記1に従う染料供与体
要素。
【0070】5.該最初の一次染料フレームがポリメチ
ルシリルセスキオキサンおよびエチレンビスステアルア
ミドの混合物を含有し、第二の一次染料フレームが突出
する粒子としてポリメチルシリルセスキオキサンだけを
含有し、そして第三の一次染料フレームが該染料層から
突出する粒子を実質的に含まない、上記3に従う染料供
与体要素。
【0071】6.該染料層が2つの黒色着色された染料
フレームの繰り返し系列からなる、上記1、2または4
のいずれかに従う染料供与体要素。
【0072】7.染料供与体要素の支持体上に設けられ
た各々が結合剤中に分散又は溶解されている染料を含有
する少なくとも2つの染料フレームの繰り返し系列から
なる染料層を、受像要素の支持体上に設けられた受像層
と向かい合った関係とし、そして該繰り返し系列の染料
フレームの各々を熱ヘッドにより像通りに加熱して該染
料層から該受像層への染料を像通りに転写せしめる段階
を含んでなる像の形成方法において、該染料フレームが
該染料層から突出する1個もしくはそれ以上の粒子を含
有し、該繰り返し系列から印刷すべき最後の染料フレー
ムは該繰り返し系列の他のいずれの染料フレームの1個
もしくはそれ以上の粒子の量よりも少ない量で1個もし
くはそれ以上の粒子を含有するか、或いは該最後の染料
フレームが該染料層から突出する粒子を実質的に含まな
いことを特徴とする方法。
【0073】8.該染料層が染料層から突出する粒子と
して熱溶融可能な粒子または熱溶融可能な粒子と熱溶融
可能でない粒子との混合物を含有する、上記7に従う方
法。
【0074】9.該染料層が3つの一次染料フレームで
あるイエロー、マゼンタおよびシアンの繰り返し系列か
らなり、そして該熱溶融可能な粒子が該繰り返し系列の
最初の一次染料フレームにだけ存在する、上記8に従う
方法。
【0075】10.該粒子がポリメチルシリルセスキオ
キサン、エチレンビスステアルアミドおよびそれらの混
合物からなる群から選択される、上記7に従う方法。
【0076】11.該最初の一次染料フレームがポリメ
チルシリルセスキオキサンおよびエチレンビスステアル
アミドの混合物を含有し、第二の一次染料フレームが突
出する粒子としてポリメチルシリルセスキオキサンだけ
を含有し、そして第三の一次染料フレームが該染料層か
ら突出する粒子を実質的に含まない、上記9に従う方
法。
【0077】12.該染料層が2つの黒色着色された染
料フレームの繰り返し系列からなる、上記7、8または
10のいずれかに従う染料供与体要素。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エミール・ベルドンク ベルギー・ビー2640モルトセル・セプテス トラート27・アグフア−ゲヴエルト・ナー ムローゼ・フエンノートシヤツプ内 (72)発明者 ゲールト・デフイーウ ベルギー・ビー2640モルトセル・セプテス トラート27・アグフア−ゲヴエルト・ナー ムローゼ・フエンノートシヤツプ内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持体上に各々が結合剤中に分散又は溶
    解されている染料を含有する少なくとも2つの染料フレ
    ームの繰り返し系列からなる染料層を含んでなる多数回
    印刷方法に使用するための染料−供与体要素であり、該
    染料フレームが該染料層から突出する1個もしくはそれ
    以上の粒子を含有し、該繰り返し系列から印刷すべき最
    後の染料フレームは該繰り返し系列の他のいずれの染料
    フレームの1個もしくはそれ以上の粒子の量よりも少な
    い量で1個もしくはそれ以上の粒子を含有するか、或い
    は該最後の染料フレームは該染料層から突出する粒子を
    実質的に含まない染料−供与体要素。
  2. 【請求項2】 染料供与体要素の支持体上に設けられ
    た、各々が結合剤中に分散又は溶解されている染料を含
    有する少なくとも2つの染料フレームの繰り返し系列か
    らなる染料層を、受像要素の支持体上に設けられた受像
    層と向かい合った関係とし、そして該繰り返し系列の染
    料フレームの各々を熱ヘッドにより像通りに加熱して該
    染料層から該受像層へ染料を像通りに転写せしめる段階
    を含んでなる像の形成方法において、該染料フレームが
    該染料層から突出する1個もしくはそれ以上の粒子を含
    有し、該繰り返し系列から印刷すべき最後の染料フレー
    ムは該繰り返し系列の他のいずれの染料フレームの1個
    もしくはそれ以上の粒子の量よりも少ない量で1個もし
    くはそれ以上の粒子を含有するか、或いは該最後の染料
    フレームが該染料層から突出する粒子を実質的に含まな
    いことを特徴とする方法。
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