JPH07217728A - 自動変速機の制御装置 - Google Patents
自動変速機の制御装置Info
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- JPH07217728A JPH07217728A JP6028853A JP2885394A JPH07217728A JP H07217728 A JPH07217728 A JP H07217728A JP 6028853 A JP6028853 A JP 6028853A JP 2885394 A JP2885394 A JP 2885394A JP H07217728 A JPH07217728 A JP H07217728A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 変速時にライン圧を変更させる制御を行う自
動変速機において、そのライン圧変更制御による確実な
効果を得ることと、派生する弊害を最小限に抑制するこ
ととを両立させることを目的とする。 【構成】 1−2変速時に1−2シフトバルブ53を切
換えて、メインライン100および第1出力ライン10
1を介して供給されるライン圧を元圧とするサーボアプ
ライ圧をサーボアプライライン110を介して2−4ブ
レーキのアプライポート45bに供給することにより2
−4ブレーキを締結し、1−2変速を達成する油圧制御
回路において、変速指令と同時に上記ライン圧の変更指
令を出力すると共に、作動油の温度が低く、かつ上記ラ
イン圧が比較的低いとき、スロットル開度が小さいと
き、カットバック制御が行われるときに限り、変速実行
のための上記1−2シフトバルブ53の切換えを所定時
間遅延させるように構成する。
動変速機において、そのライン圧変更制御による確実な
効果を得ることと、派生する弊害を最小限に抑制するこ
ととを両立させることを目的とする。 【構成】 1−2変速時に1−2シフトバルブ53を切
換えて、メインライン100および第1出力ライン10
1を介して供給されるライン圧を元圧とするサーボアプ
ライ圧をサーボアプライライン110を介して2−4ブ
レーキのアプライポート45bに供給することにより2
−4ブレーキを締結し、1−2変速を達成する油圧制御
回路において、変速指令と同時に上記ライン圧の変更指
令を出力すると共に、作動油の温度が低く、かつ上記ラ
イン圧が比較的低いとき、スロットル開度が小さいと
き、カットバック制御が行われるときに限り、変速実行
のための上記1−2シフトバルブ53の切換えを所定時
間遅延させるように構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動変速機の制御装
置、特に変速時にライン圧を変更させるようにした自動
変速機の制御装置に関する。
置、特に変速時にライン圧を変更させるようにした自動
変速機の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に自動車に搭載される自動変速機
は、トルクコンバータと変速歯車機構とを組合せ、この
変速歯車機構の動力伝達経路をクラッチやブレーキ等の
複数の摩擦要素の選択的作動により切換えて、所定の変
速段に自動的に変速するように構成したもので、この種
の自動変速機には、上記各摩擦要素のアクチュエータに
対する油圧の給排を制御する油圧制御回路が設けられ
る。
は、トルクコンバータと変速歯車機構とを組合せ、この
変速歯車機構の動力伝達経路をクラッチやブレーキ等の
複数の摩擦要素の選択的作動により切換えて、所定の変
速段に自動的に変速するように構成したもので、この種
の自動変速機には、上記各摩擦要素のアクチュエータに
対する油圧の給排を制御する油圧制御回路が設けられ
る。
【0003】この油圧制御回路には、オイルポンプの吐
出圧を所定のライン圧に調整するレギュレータバルブ、
手動操作によってレンジを切換えるマニュアルバルブ、
運転状態に応じて作動して上記各アクチュエータに通じ
る油路を切換えることにより、複数の摩擦要素を選択的
に締結させる複数のシフトバルブ等が設けられる。
出圧を所定のライン圧に調整するレギュレータバルブ、
手動操作によってレンジを切換えるマニュアルバルブ、
運転状態に応じて作動して上記各アクチュエータに通じ
る油路を切換えることにより、複数の摩擦要素を選択的
に締結させる複数のシフトバルブ等が設けられる。
【0004】また、近年においては、上記レギュレータ
バルブによるライン圧の調整値をエンジンのスロットル
開度等の運転状態に応じて変更させるためのデューティ
ソレノイドバルブや、変速時に上記シフトバルブを作動
させるON−OFFソレノイドバルブ等を備え、これら
を電気的に制御することにより変速制御の精度を向上さ
せることが行われている。例えば、ある所定の変速時に
おいて、ライン圧をこの変速時におけるエンジンのスロ
ットル開度等の運転状態に基づいて設定される変速中の
ライン圧へと変更し、この変更された変速中のライン圧
を元圧とする締結圧を各摩擦要素に供給することによ
り、この変速時における運転状態にとって適切な油圧レ
ベルで変速動作を行うようにし、変速ショックの抑制や
変速時間の適正化を実現するようにしている。
バルブによるライン圧の調整値をエンジンのスロットル
開度等の運転状態に応じて変更させるためのデューティ
ソレノイドバルブや、変速時に上記シフトバルブを作動
させるON−OFFソレノイドバルブ等を備え、これら
を電気的に制御することにより変速制御の精度を向上さ
せることが行われている。例えば、ある所定の変速時に
おいて、ライン圧をこの変速時におけるエンジンのスロ
ットル開度等の運転状態に基づいて設定される変速中の
ライン圧へと変更し、この変更された変速中のライン圧
を元圧とする締結圧を各摩擦要素に供給することによ
り、この変速時における運転状態にとって適切な油圧レ
ベルで変速動作を行うようにし、変速ショックの抑制や
変速時間の適正化を実現するようにしている。
【0005】このような、変速時における変速前のライ
ン圧(以下、定常時ライン圧という)から変速中のライ
ン圧(以下、変速時ライン圧という)への変更制御の必
要性について、最近一般化しているアキュムレータ等の
作用による中間的な圧力(以下、棚圧という)を経由さ
せて摩擦要素に締結圧を供給する場合を一例にとり、具
体的に図面に基づいて説明すると概ね次のようである。
ン圧(以下、定常時ライン圧という)から変速中のライ
ン圧(以下、変速時ライン圧という)への変更制御の必
要性について、最近一般化しているアキュムレータ等の
作用による中間的な圧力(以下、棚圧という)を経由さ
せて摩擦要素に締結圧を供給する場合を一例にとり、具
体的に図面に基づいて説明すると概ね次のようである。
【0006】すなわち、図8にライン圧aで示すよう
に、変速時のライン圧を定常時ライン圧のままで保持し
た場合に、このライン圧を元圧とする締結圧が締結圧
a’で示すように時間変化するとする。このとき、摩擦
要素の締結必要油圧がP11またはP11’であると、
それぞれ時間taまたはta’においてこの摩擦要素が
締結されることとなるが、時間taにおける締結は、締
結圧a’が供給され始め、棚圧に達する前に急上昇して
いる途中において行われるものであるので、急激な締結
によるショックが発生し、乗員に不快感を与えることと
なる。また、この変速が他方において別の摩擦要素の解
放動作を含む変速であれば、上記締結時間taまたはt
a’が早過ぎるために、未だ解放されていない他の摩擦
要素との間でインターロック状態が発生する虞もある。
に、変速時のライン圧を定常時ライン圧のままで保持し
た場合に、このライン圧を元圧とする締結圧が締結圧
a’で示すように時間変化するとする。このとき、摩擦
要素の締結必要油圧がP11またはP11’であると、
それぞれ時間taまたはta’においてこの摩擦要素が
締結されることとなるが、時間taにおける締結は、締
結圧a’が供給され始め、棚圧に達する前に急上昇して
いる途中において行われるものであるので、急激な締結
によるショックが発生し、乗員に不快感を与えることと
なる。また、この変速が他方において別の摩擦要素の解
放動作を含む変速であれば、上記締結時間taまたはt
a’が早過ぎるために、未だ解放されていない他の摩擦
要素との間でインターロック状態が発生する虞もある。
【0007】かかる場合、図中ライン圧bで示すよう
に、変速時にライン圧を定常時ライン圧から変速時ライ
ン圧へと低下させることにより、供給される油圧レベル
全体を締結圧b’で示すように低下させ、その結果、上
記締結必要油圧P11が棚圧状態に含まれるようにして
締結ショックの発生を防止することが可能となる。ま
た、締結時間をそれぞれ図中tbまたはtb’で示すよ
うに遅らせることにもなり、この摩擦要素を適切なタイ
ミングで締結させ、インターロック状態の発生を回避す
ることもできるようになる。
に、変速時にライン圧を定常時ライン圧から変速時ライ
ン圧へと低下させることにより、供給される油圧レベル
全体を締結圧b’で示すように低下させ、その結果、上
記締結必要油圧P11が棚圧状態に含まれるようにして
締結ショックの発生を防止することが可能となる。ま
た、締結時間をそれぞれ図中tbまたはtb’で示すよ
うに遅らせることにもなり、この摩擦要素を適切なタイ
ミングで締結させ、インターロック状態の発生を回避す
ることもできるようになる。
【0008】このように、ライン圧の変更制御は種々起
こり得る不都合を回避する目的で行われるので、締結圧
が各摩擦要素に供給される時点においては、この変更後
の変速時ライン圧を元圧とすることが、所望の適正な油
圧レベルでの変速実現のための必要条件である。
こり得る不都合を回避する目的で行われるので、締結圧
が各摩擦要素に供給される時点においては、この変更後
の変速時ライン圧を元圧とすることが、所望の適正な油
圧レベルでの変速実現のための必要条件である。
【0009】すなわち、上記図8に示すように、ライン
圧変更指令が時間t0において出力されると直ちに定常
時ライン圧が変速時ライン圧に変化する場合では、摩擦
要素に締結圧を供給させるべく油圧回路の油路の切換え
を時間t0において上記ライン圧変更指令と同時に行っ
ても、締結圧が摩擦要素に対して供給される時には、そ
の元圧となるライン圧がすでに変速時ライン圧に変更し
ているので、所望の適正な油圧レベルでの変速が実現し
得ることとなる。
圧変更指令が時間t0において出力されると直ちに定常
時ライン圧が変速時ライン圧に変化する場合では、摩擦
要素に締結圧を供給させるべく油圧回路の油路の切換え
を時間t0において上記ライン圧変更指令と同時に行っ
ても、締結圧が摩擦要素に対して供給される時には、そ
の元圧となるライン圧がすでに変速時ライン圧に変更し
ているので、所望の適正な油圧レベルでの変速が実現し
得ることとなる。
【0010】しかしながら、この種の油圧制御回路に使
用される作動油はその温度によって粘性が変化し、流動
性が異なる性質を有するので、必ずしも常に上記ライン
圧変更指令と油路の切換えとの二つの動作を同時に行う
ことはできない。つまり、使用される作動油の変速時に
おける流動性の違いによって、ライン圧変更指令が出力
されてからライン圧が実際に変速時ライン圧へ変更され
るまでに要する時間が異なるからである。
用される作動油はその温度によって粘性が変化し、流動
性が異なる性質を有するので、必ずしも常に上記ライン
圧変更指令と油路の切換えとの二つの動作を同時に行う
ことはできない。つまり、使用される作動油の変速時に
おける流動性の違いによって、ライン圧変更指令が出力
されてからライン圧が実際に変速時ライン圧へ変更され
るまでに要する時間が異なるからである。
【0011】特に、作動油は温間時には流動性が良好で
あるが、低温になるほど流動性が低下する性質を有する
ので、冷間時においてはライン圧の変更に要する時間が
長くなり、応答性が悪化する。従って、このとき油路の
切換え動作をライン圧変更指令と同時に行うと、定常時
ライン圧が変速時ライン圧へと完全に変化する前に制御
圧が摩擦要素に作用することとなるので、ライン圧変更
制御が本来的に回避しようとする不都合が解消されない
こととなる。
あるが、低温になるほど流動性が低下する性質を有する
ので、冷間時においてはライン圧の変更に要する時間が
長くなり、応答性が悪化する。従って、このとき油路の
切換え動作をライン圧変更指令と同時に行うと、定常時
ライン圧が変速時ライン圧へと完全に変化する前に制御
圧が摩擦要素に作用することとなるので、ライン圧変更
制御が本来的に回避しようとする不都合が解消されない
こととなる。
【0012】上記図8に示した例で説明すると、例えば
冷間時において作動油の粘性が高くなり、その結果流動
性が低下すると、時間t0においてライン圧変更指令が
出されてもライン圧は直ちに変速時ライン圧へ低下せ
ず、図9にライン圧cで示すように徐々にしか変化しな
い結果、ライン圧変更指令が出力された上記時間t0か
ら時間T経過後の時間tcにおいて初めて所望の変速時
ライン圧となる。このとき油路の切換えを時間t0にお
いてライン圧変更指令と同時に行うと、摩擦要素に供給
される締結圧c’は、まだ油圧が変速時ライン圧へ下が
りきっておらず、ほとんど定常時ライン圧と同じ油圧レ
ベルにあるライン圧cを元圧とするので、初期の油圧上
昇が急となり、締結必要油圧P11に急激に達して締結
ショックが回避できなくなる。
冷間時において作動油の粘性が高くなり、その結果流動
性が低下すると、時間t0においてライン圧変更指令が
出されてもライン圧は直ちに変速時ライン圧へ低下せ
ず、図9にライン圧cで示すように徐々にしか変化しな
い結果、ライン圧変更指令が出力された上記時間t0か
ら時間T経過後の時間tcにおいて初めて所望の変速時
ライン圧となる。このとき油路の切換えを時間t0にお
いてライン圧変更指令と同時に行うと、摩擦要素に供給
される締結圧c’は、まだ油圧が変速時ライン圧へ下が
りきっておらず、ほとんど定常時ライン圧と同じ油圧レ
ベルにあるライン圧cを元圧とするので、初期の油圧上
昇が急となり、締結必要油圧P11に急激に達して締結
ショックが回避できなくなる。
【0013】このような問題に対しては、本願出願人と
同一出願人による特開平4−136561号公報に公開
された特許出願に係る発明を用いることができる。
同一出願人による特開平4−136561号公報に公開
された特許出願に係る発明を用いることができる。
【0014】すなわち上記出願は、変速時のショック低
減を目的として、変速時に、ライン圧制御用のデューテ
ィソレノイドバルブを作動させてライン圧を低下させる
ようにした自動変速機において、レギュレータバルブに
対する制御用油圧を生成する上記デューティソレノイド
バルブが、周期的なON,OFF制御によるものである
ために、上記制御用油圧は脈動を伴い、その結果、調整
されたライン圧にも脈動が生じることに着目し、かかる
脈動が収束した後に摩擦要素に対する締結圧の供給動作
が開始されるべく、ライン圧低下指令の出力後、所定時
間遅延させて変速段切換手段に油路の切換え信号を出力
することにより、締結力や伝達トルクが変動することな
く、不快な振動の発生を防止する発明に係るものであ
る。
減を目的として、変速時に、ライン圧制御用のデューテ
ィソレノイドバルブを作動させてライン圧を低下させる
ようにした自動変速機において、レギュレータバルブに
対する制御用油圧を生成する上記デューティソレノイド
バルブが、周期的なON,OFF制御によるものである
ために、上記制御用油圧は脈動を伴い、その結果、調整
されたライン圧にも脈動が生じることに着目し、かかる
脈動が収束した後に摩擦要素に対する締結圧の供給動作
が開始されるべく、ライン圧低下指令の出力後、所定時
間遅延させて変速段切換手段に油路の切換え信号を出力
することにより、締結力や伝達トルクが変動することな
く、不快な振動の発生を防止する発明に係るものであ
る。
【0015】この技術を用いれば、変速時に定常時ライ
ン圧を変速時ライン圧へ変更させるようにした自動変速
機において所定の変速が行われる場合、ライン圧変更指
令を出力してから所定時間が経過したときに摩擦要素に
対して締結圧を供給させること(以下、遅延制御とい
う)となり、その結果、このとき摩擦要素に対して供給
される締結圧は、ライン圧が所定の変速時ライン圧に変
更するべく変化し始めてから所定時間経過した後のライ
ン圧を元圧とするので、油路の切換え動作をライン圧変
更指令と同時に行うときに比べて変速ショック等の不都
合は低減される。
ン圧を変速時ライン圧へ変更させるようにした自動変速
機において所定の変速が行われる場合、ライン圧変更指
令を出力してから所定時間が経過したときに摩擦要素に
対して締結圧を供給させること(以下、遅延制御とい
う)となり、その結果、このとき摩擦要素に対して供給
される締結圧は、ライン圧が所定の変速時ライン圧に変
更するべく変化し始めてから所定時間経過した後のライ
ン圧を元圧とするので、油路の切換え動作をライン圧変
更指令と同時に行うときに比べて変速ショック等の不都
合は低減される。
【0016】上記図9に示した例で説明すると、油路の
切換えを時間t0においてライン圧変更指令と同時に行
うのではなく、上記所定時間が経過してから締結圧を摩
擦要素に供給させることとなるので、締結圧が摩擦要素
に対して急激に供給されることによるショックは低減さ
れる。
切換えを時間t0においてライン圧変更指令と同時に行
うのではなく、上記所定時間が経過してから締結圧を摩
擦要素に供給させることとなるので、締結圧が摩擦要素
に対して急激に供給されることによるショックは低減さ
れる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記技
術は、デューティソレノイドバルブが生成する制御用油
圧に周期的な脈動が発生するため、この制御用油圧に基
づいてレギュレータバルブが調整するライン圧にも脈動
が派生する問題を解決することを目的とするので、作動
油の粘度変化や流動性のバラつきに基づく上記問題に対
しては有効に対処できないのである。
術は、デューティソレノイドバルブが生成する制御用油
圧に周期的な脈動が発生するため、この制御用油圧に基
づいてレギュレータバルブが調整するライン圧にも脈動
が派生する問題を解決することを目的とするので、作動
油の粘度変化や流動性のバラつきに基づく上記問題に対
しては有効に対処できないのである。
【0018】すなわち、上記技術において、変速段切換
手段の作動を遅延させる所定時間は、作動油の流動性の
変化、従って制御圧レベルに重大な影響を及ぼす作動油
の温度を考慮していないため、ライン圧の変化に適正に
対応した所定時間を提供することができず、この所定時
間がライン圧の実際の変化に対して短過ぎたり、逆に長
過ぎたりする虞がある。
手段の作動を遅延させる所定時間は、作動油の流動性の
変化、従って制御圧レベルに重大な影響を及ぼす作動油
の温度を考慮していないため、ライン圧の変化に適正に
対応した所定時間を提供することができず、この所定時
間がライン圧の実際の変化に対して短過ぎたり、逆に長
過ぎたりする虞がある。
【0019】従って、前者の場合では、締結圧の供給が
上述の時間T内において開始されることとなるので、油
路の切換え動作を時間t0においてライン圧変更指令と
同時には行わなくとも、図9から明らかなように、時間
T内において行う限りはライン圧制御が本来的に解消し
ようとする不都合が存置されて、変速ショックやインタ
ーロック状態の発生の虞が残存することとなる。
上述の時間T内において開始されることとなるので、油
路の切換え動作を時間t0においてライン圧変更指令と
同時には行わなくとも、図9から明らかなように、時間
T内において行う限りはライン圧制御が本来的に解消し
ようとする不都合が存置されて、変速ショックやインタ
ーロック状態の発生の虞が残存することとなる。
【0020】一方、後者の場合は、締結圧の供給が時間
Tを大幅に過ぎて開始される虞があり、必要以上に変速
動作が遅延される結果、変速フィーリングが悪くなり、
車両の走行性不良と共に、変速遅延による燃費の悪化を
招くこととなる。
Tを大幅に過ぎて開始される虞があり、必要以上に変速
動作が遅延される結果、変速フィーリングが悪くなり、
車両の走行性不良と共に、変速遅延による燃費の悪化を
招くこととなる。
【0021】また、上記技術における遅延制御は作動油
の温度に関係なく行われるので、上述のようにライン圧
変更指令が出力されると直ちに定常時ライン圧が変速時
ライン圧に変化し得る場合、換言すれば温間時に作動油
の流動性が良好であって、遅延制御が不必要な場合であ
ってもこれが実行され、ライン圧変更指令と変速動作開
始指令とを同時に行ってもよいときに必要のない遅延制
御が働くこととなる。その結果、車両走行中、常に変速
フィーリングの悪化、走行性の不良、燃費の悪化という
問題を抱えることとなる。
の温度に関係なく行われるので、上述のようにライン圧
変更指令が出力されると直ちに定常時ライン圧が変速時
ライン圧に変化し得る場合、換言すれば温間時に作動油
の流動性が良好であって、遅延制御が不必要な場合であ
ってもこれが実行され、ライン圧変更指令と変速動作開
始指令とを同時に行ってもよいときに必要のない遅延制
御が働くこととなる。その結果、車両走行中、常に変速
フィーリングの悪化、走行性の不良、燃費の悪化という
問題を抱えることとなる。
【0022】本発明は、変速時にライン圧を定常時ライ
ン圧から変速時ライン圧へと変更させるようにした自動
変速機における上記問題に対処するもので、かかるライ
ン圧変更制御が本来的に有する目的、すなわち変速ショ
ックやインターロック状態の発生を回避することを効果
的に達成するために遅延制御を行うこととしたうえで、
この遅延制御を実行すべき条件を適切に設定し、必要最
小限の場合に限りこれを行うことによって、変速フィー
リングの悪化、走行性の不良、燃費の悪化といった遅延
制御実行に伴う弊害を極力低減することを目的とする。
ン圧から変速時ライン圧へと変更させるようにした自動
変速機における上記問題に対処するもので、かかるライ
ン圧変更制御が本来的に有する目的、すなわち変速ショ
ックやインターロック状態の発生を回避することを効果
的に達成するために遅延制御を行うこととしたうえで、
この遅延制御を実行すべき条件を適切に設定し、必要最
小限の場合に限りこれを行うことによって、変速フィー
リングの悪化、走行性の不良、燃費の悪化といった遅延
制御実行に伴う弊害を極力低減することを目的とする。
【0023】ところで、ライン圧変更制御の必要性を再
考すると、上述したように、変速ショックやインターロ
ック状態の発生を回避することであり、これを効果的に
達成させるために遅延制御を実行するものとした場合、
遅延制御を行うと所定時間が経過するまでは変速段の切
換え動作が実質的に行われないため、走行状態に応じて
予め設定されている目標の変速ポイントより遅れて変速
されることとなり、その結果、走行性不良のような問題
が生ずる虞があることも否めない。
考すると、上述したように、変速ショックやインターロ
ック状態の発生を回避することであり、これを効果的に
達成させるために遅延制御を実行するものとした場合、
遅延制御を行うと所定時間が経過するまでは変速段の切
換え動作が実質的に行われないため、走行状態に応じて
予め設定されている目標の変速ポイントより遅れて変速
されることとなり、その結果、走行性不良のような問題
が生ずる虞があることも否めない。
【0024】そこで、かかる遅延制御を実施することの
有効性がより顕著である場合に限りこれを行うようにす
ることが車両の性能や信頼性等の観点からも重要であ
る。
有効性がより顕著である場合に限りこれを行うようにす
ることが車両の性能や信頼性等の観点からも重要であ
る。
【0025】従って本発明は、上記目的に加えて、ライ
ン圧変更制御が基本的に必要で、その目的を確実に達成
すべき場合にのみ遅延制御を実施させることにより、遅
延制御実行に伴う弊害の発生をさらに低減することをも
目的とする。
ン圧変更制御が基本的に必要で、その目的を確実に達成
すべき場合にのみ遅延制御を実施させることにより、遅
延制御実行に伴う弊害の発生をさらに低減することをも
目的とする。
【0026】
【課題を解決するための手段】すなわち、本願の請求項
1に記載の発明(以下、第1発明という)は、複数の摩
擦要素を選択的に締結させて変速歯車機構の動力伝達経
路を切換える油圧制御回路に、駆動信号によって作動
し、上記各摩擦要素に対する締結圧の給排状態を変更す
ることにより変速段を切換える変速段切換手段と、変速
時にライン圧を変更させるライン圧調整手段とが備えら
れた自動変速機において、当該自動変速機の温度を検出
する温度検出手段と、該温度検出手段によって検出され
た温度が低いときには、上記ライン圧調整手段に対する
変速時におけるライン圧変更指令の出力後、所定時間遅
延させて上記変速段切換手段に駆動信号を出力する変速
制御手段とが設けられていることを特徴とする自動変速
機の制御装置に関する。
1に記載の発明(以下、第1発明という)は、複数の摩
擦要素を選択的に締結させて変速歯車機構の動力伝達経
路を切換える油圧制御回路に、駆動信号によって作動
し、上記各摩擦要素に対する締結圧の給排状態を変更す
ることにより変速段を切換える変速段切換手段と、変速
時にライン圧を変更させるライン圧調整手段とが備えら
れた自動変速機において、当該自動変速機の温度を検出
する温度検出手段と、該温度検出手段によって検出され
た温度が低いときには、上記ライン圧調整手段に対する
変速時におけるライン圧変更指令の出力後、所定時間遅
延させて上記変速段切換手段に駆動信号を出力する変速
制御手段とが設けられていることを特徴とする自動変速
機の制御装置に関する。
【0027】また、本願の請求項2に記載の発明(以
下、第2発明という)は、上記第1発明において、所定
時間は、温度検出手段が検出する自動変速機の温度が低
いほど長く設定されていることを特徴とする自動変速機
の制御装置に関する。
下、第2発明という)は、上記第1発明において、所定
時間は、温度検出手段が検出する自動変速機の温度が低
いほど長く設定されていることを特徴とする自動変速機
の制御装置に関する。
【0028】さらに、本願の請求項3に記載の発明(以
下、第3発明という)は、上記第1発明または第2発明
のいずれかにおいて、ライン圧が所定の油圧に比べて低
い変速時に、変速制御手段が、ライン圧変更指令の出力
後、所定時間遅延させて変速段切換手段に駆動信号を出
力することを特徴とする自動変速機の制御装置に関す
る。
下、第3発明という)は、上記第1発明または第2発明
のいずれかにおいて、ライン圧が所定の油圧に比べて低
い変速時に、変速制御手段が、ライン圧変更指令の出力
後、所定時間遅延させて変速段切換手段に駆動信号を出
力することを特徴とする自動変速機の制御装置に関す
る。
【0029】そして、本願の請求項4に記載の発明(以
下、第4発明という)は、上記第1発明、第2発明また
は第3発明のいずれかにおいて、エンジンのスロットル
開度が所定の開度に比べて小さい変速時に、変速制御手
段が、ライン圧変更指令の出力後、所定時間遅延させて
変速段切換手段に駆動信号を出力することを特徴とする
自動変速機の制御装置に関する。
下、第4発明という)は、上記第1発明、第2発明また
は第3発明のいずれかにおいて、エンジンのスロットル
開度が所定の開度に比べて小さい変速時に、変速制御手
段が、ライン圧変更指令の出力後、所定時間遅延させて
変速段切換手段に駆動信号を出力することを特徴とする
自動変速機の制御装置に関する。
【0030】一方、本願の請求項5に記載の発明(以
下、第5発明という)は、上記第1発明、第2発明、第
3発明または第4発明のいずれかにおいて、ライン圧の
カットバック制御が行われる変速時に、変速制御手段
が、ライン圧変更指令の出力後、所定時間遅延させて変
速段切換手段に駆動信号を出力することを特徴とする自
動変速機の制御装置に関する。
下、第5発明という)は、上記第1発明、第2発明、第
3発明または第4発明のいずれかにおいて、ライン圧の
カットバック制御が行われる変速時に、変速制御手段
が、ライン圧変更指令の出力後、所定時間遅延させて変
速段切換手段に駆動信号を出力することを特徴とする自
動変速機の制御装置に関する。
【0031】
【作用】上記発明によれば次のような作用を得ることが
できる。
できる。
【0032】すなわち、第1発明から第5発明のいずれ
においても、ライン圧調整手段が備えられ、これによっ
て変速時にライン圧を変更させるようにした自動変速機
に、温度検出手段と変速制御手段とが設けられて、この
温度検出手段によって検出された当該自動変速機の温度
が低いときには、変速制御手段はライン圧調整手段に対
してライン圧変更指令を出力した後、所定時間遅延させ
て、変速段切換手段に対して変速段を切換えるべく駆動
信号を出力することとなるので、変速時にライン圧を定
常時ライン圧から変速時ライン圧へと変更させるように
した自動変速機において、当該自動変速機の温度が低い
とき、従ってこの自動変速機内に備えられた作動油の温
度が低いときに限って、変速段の切換えがライン圧の変
更指令が出力されてから所定時間だけ経過した時点で開
始されることとなる。
においても、ライン圧調整手段が備えられ、これによっ
て変速時にライン圧を変更させるようにした自動変速機
に、温度検出手段と変速制御手段とが設けられて、この
温度検出手段によって検出された当該自動変速機の温度
が低いときには、変速制御手段はライン圧調整手段に対
してライン圧変更指令を出力した後、所定時間遅延させ
て、変速段切換手段に対して変速段を切換えるべく駆動
信号を出力することとなるので、変速時にライン圧を定
常時ライン圧から変速時ライン圧へと変更させるように
した自動変速機において、当該自動変速機の温度が低い
とき、従ってこの自動変速機内に備えられた作動油の温
度が低いときに限って、変速段の切換えがライン圧の変
更指令が出力されてから所定時間だけ経過した時点で開
始されることとなる。
【0033】その結果、冷間時に作動油の流動性が低下
して応答性が悪化する場合にのみ遅延制御を行うことと
なるので、かかる遅延制御が基本的に必要なときに限り
これを実施することとなって、ライン圧変更制御の本来
的な目的が効果的に達成できる。
して応答性が悪化する場合にのみ遅延制御を行うことと
なるので、かかる遅延制御が基本的に必要なときに限り
これを実施することとなって、ライン圧変更制御の本来
的な目的が効果的に達成できる。
【0034】一方、当該自動変速機の温度が低いとき以
外の場合、従って作動油の温度が低くないときはこのよ
うな遅延制御は実行されないので、温間時に作動油の流
動性が良好でライン圧が定常時ライン圧から変速時ライ
ン圧へと早期に変更し、かかる遅延制御が必要ないとき
は、直ちに変速段の切換え動作が開始される結果、変速
フィーリングの悪化、走行性の不良、燃費の悪化等の遅
延制御実行に伴う弊害がまったくなくなり、かつ、ライ
ン圧変更制御が本来的に達成しようとする目的も十分な
されることとなる。
外の場合、従って作動油の温度が低くないときはこのよ
うな遅延制御は実行されないので、温間時に作動油の流
動性が良好でライン圧が定常時ライン圧から変速時ライ
ン圧へと早期に変更し、かかる遅延制御が必要ないとき
は、直ちに変速段の切換え動作が開始される結果、変速
フィーリングの悪化、走行性の不良、燃費の悪化等の遅
延制御実行に伴う弊害がまったくなくなり、かつ、ライ
ン圧変更制御が本来的に達成しようとする目的も十分な
されることとなる。
【0035】そして、第2発明によれば、かかる遅延制
御を行う場合の所定時間、すなわち変速段切換動作の開
始時点を遅延させる所定時間(以下、遅延時間という)
は一律でなく、自動変速機の温度が低いほど長く設定さ
れている。
御を行う場合の所定時間、すなわち変速段切換動作の開
始時点を遅延させる所定時間(以下、遅延時間という)
は一律でなく、自動変速機の温度が低いほど長く設定さ
れている。
【0036】上述したように、この種の油圧制御回路に
使用される作動油の流動性は温度に関連して変化し、一
般に油温が高くなるに従って流動性が高く(良く)な
り、逆に油温が低くなるに従って低く(悪く)なる性質
を有するので、ライン圧が所望の変速時ライン圧へ完全
に変化するための必要時間、すなわち上記図9に示す時
間Tは油温が高いほど短く、低いほど長くなる。
使用される作動油の流動性は温度に関連して変化し、一
般に油温が高くなるに従って流動性が高く(良く)な
り、逆に油温が低くなるに従って低く(悪く)なる性質
を有するので、ライン圧が所望の変速時ライン圧へ完全
に変化するための必要時間、すなわち上記図9に示す時
間Tは油温が高いほど短く、低いほど長くなる。
【0037】従って、第2発明によれば、上記時間Tが
長くなるときには遅延時間を長くし、逆に時間Tが短く
なるときには遅延時間を短くすることとなるので、ライ
ン圧の変化により適正に対応した遅延時間が設定され
て、ライン圧変更制御の本来の目的が有効に達成される
こととなる。
長くなるときには遅延時間を長くし、逆に時間Tが短く
なるときには遅延時間を短くすることとなるので、ライ
ン圧の変化により適正に対応した遅延時間が設定され
て、ライン圧変更制御の本来の目的が有効に達成される
こととなる。
【0038】さらに、上記時間Tは予め当該作動油に関
する実験によって求めることができるので、遅延時間の
設定を時間Tに一致させることが可能となり、この時間
Tにおいて変速段の切換えを実行することによって、必
要以上に変速動作を遅延させることなく、ライン圧変更
制御の本来の目的達成と遅延制御実行に伴う弊害防止と
の両立を適正に図ることができる。
する実験によって求めることができるので、遅延時間の
設定を時間Tに一致させることが可能となり、この時間
Tにおいて変速段の切換えを実行することによって、必
要以上に変速動作を遅延させることなく、ライン圧変更
制御の本来の目的達成と遅延制御実行に伴う弊害防止と
の両立を適正に図ることができる。
【0039】また、第3発明から第5発明によれば、ラ
イン圧が所定の油圧に比べて低い変速時、エンジンのス
ロットル開度が所定の開度に比べて小さい変速時、また
はライン圧のカットバック制御が行われる変速時の少な
くともいずれかに該当する場合に限り、かかる遅延制御
を実行することとなる。
イン圧が所定の油圧に比べて低い変速時、エンジンのス
ロットル開度が所定の開度に比べて小さい変速時、また
はライン圧のカットバック制御が行われる変速時の少な
くともいずれかに該当する場合に限り、かかる遅延制御
を実行することとなる。
【0040】すなわち、第3発明にいうライン圧が相対
的に低いときは、そもそも油圧を変更させるための推進
力が低下して、ライン圧が変速時ライン圧へと変更され
るまでに必要な時間がより長くなるという理由で、第4
発明にいうエンジンのスロットル開度が相対的に小さい
ときは、エンジン負荷が小さく、変速ショックが乗員に
与える不快感がより著しいという理由で、また第5発明
にいうライン圧のカットバック制御が行われる場合は、
このカットバック制御によるライン圧の低下分がさらに
変速時ライン圧に加重されるので、定常時ライン圧と変
速時ライン圧との差が上記カットバック制御によるライ
ン圧の低下分だけ大きくなり、その結果、ライン圧が変
速時ライン圧へと変更されるまでに必要な時間がより長
くなるという理由で、それぞれライン圧変更制御の効果
を確実なものとするために遅延制御を行うこととし、こ
れら以外の場合には遅延制御実行に伴って起こり得る弊
害を重視して遅延制御は行われないこととなる。
的に低いときは、そもそも油圧を変更させるための推進
力が低下して、ライン圧が変速時ライン圧へと変更され
るまでに必要な時間がより長くなるという理由で、第4
発明にいうエンジンのスロットル開度が相対的に小さい
ときは、エンジン負荷が小さく、変速ショックが乗員に
与える不快感がより著しいという理由で、また第5発明
にいうライン圧のカットバック制御が行われる場合は、
このカットバック制御によるライン圧の低下分がさらに
変速時ライン圧に加重されるので、定常時ライン圧と変
速時ライン圧との差が上記カットバック制御によるライ
ン圧の低下分だけ大きくなり、その結果、ライン圧が変
速時ライン圧へと変更されるまでに必要な時間がより長
くなるという理由で、それぞれライン圧変更制御の効果
を確実なものとするために遅延制御を行うこととし、こ
れら以外の場合には遅延制御実行に伴って起こり得る弊
害を重視して遅延制御は行われないこととなる。
【0041】その結果、ライン圧変更制御が基本的に必
要で、その目的を確実に達成すべき場合にのみ遅延制御
が実施されることとなり、遅延制御を必要最小限の場合
においてのみ行うことによって、不必要な遅延制御を実
行することによる弊害を極力回避することができ、車両
の性能や信頼性の確保に寄与し得ることとなる。
要で、その目的を確実に達成すべき場合にのみ遅延制御
が実施されることとなり、遅延制御を必要最小限の場合
においてのみ行うことによって、不必要な遅延制御を実
行することによる弊害を極力回避することができ、車両
の性能や信頼性の確保に寄与し得ることとなる。
【0042】なお、上記第5発明は、変速時のライン圧
の変更がライン圧を低下させる制御であるときに、定常
時ライン圧と変速時ライン圧との差がカットバック制御
を行わないときに比べてより大きくなるので効果的であ
る。
の変更がライン圧を低下させる制御であるときに、定常
時ライン圧と変速時ライン圧との差がカットバック制御
を行わないときに比べてより大きくなるので効果的であ
る。
【0043】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。
【0044】まず、図1によりこの実施例に係る自動変
速機の機械的構成を説明すると、この自動変速機10
は、主たる構成要素として、トルクコンバータ20と、
該コンバータ20の出力により駆動される変速歯車機構
30と、該機構30の動力伝達経路を切換えるクラッチ
やブレーキ等の複数の摩擦要素41〜46及びワンウェ
イクラッチ47,48とを有し、これらにより走行レン
ジとしてのD,S,L,Rの各レンジと、Dレンジでの
1〜4速、Sレンジでの1〜3速、Lレンジでの1〜2
速とが得られるようになっている。
速機の機械的構成を説明すると、この自動変速機10
は、主たる構成要素として、トルクコンバータ20と、
該コンバータ20の出力により駆動される変速歯車機構
30と、該機構30の動力伝達経路を切換えるクラッチ
やブレーキ等の複数の摩擦要素41〜46及びワンウェ
イクラッチ47,48とを有し、これらにより走行レン
ジとしてのD,S,L,Rの各レンジと、Dレンジでの
1〜4速、Sレンジでの1〜3速、Lレンジでの1〜2
速とが得られるようになっている。
【0045】上記トルクコンバータ20は、エンジン出
力軸1に連結されたケース21内に固設されたポンプ2
2と、該ポンプ22に対向状に配置されて該ポンプ22
により作動油を介して駆動されるタービン23と、該ポ
ンプ22とタービン23との間に介設され且つ変速機ケ
ース11にワンウェイクラッチ24を介して支持されて
トルク増大作用を行うステータ25と、上記ケース21
とタービン23との間に設けられ、該ケース21を介し
てエンジン出力軸1とタービン23とを直結するロック
アップクラッチ26とで構成されている。そして、上記
タービン23の回転がタービンシャフト27を介して上
記変速歯車機構30側に出力されるようになっている。
ここで、上記エンジン出力軸1にはタービンシャフト2
7内を貫通するポンプシャフト12が連結され、該シャ
フト12により変速機後端部に備えられたオイルポンプ
13が駆動されるようになっている。
力軸1に連結されたケース21内に固設されたポンプ2
2と、該ポンプ22に対向状に配置されて該ポンプ22
により作動油を介して駆動されるタービン23と、該ポ
ンプ22とタービン23との間に介設され且つ変速機ケ
ース11にワンウェイクラッチ24を介して支持されて
トルク増大作用を行うステータ25と、上記ケース21
とタービン23との間に設けられ、該ケース21を介し
てエンジン出力軸1とタービン23とを直結するロック
アップクラッチ26とで構成されている。そして、上記
タービン23の回転がタービンシャフト27を介して上
記変速歯車機構30側に出力されるようになっている。
ここで、上記エンジン出力軸1にはタービンシャフト2
7内を貫通するポンプシャフト12が連結され、該シャ
フト12により変速機後端部に備えられたオイルポンプ
13が駆動されるようになっている。
【0046】一方、上記変速歯車機構30はラビニョ型
プラネタリギヤ装置で構成され、上記タービンシャフト
27上に遊嵌合された小径のスモールサンギヤ31と、
該サンギヤ31の後方において同じくタービンシャフト
27上に遊嵌合された大径のラージサンギヤ32と、上
記スモールサンギヤ31に噛合された複数個のショート
ピニオンギヤ33と、前半部が該ショートピニオンギヤ
33に噛合され且つ後半部が上記ラージサンギヤ32に
噛合されたロングピニオンギヤ34と、該ロングピニオ
ンギヤ34及び上記ショートピニオンギヤ33を回転自
在に支持するキャリヤ35と、ロングピニオンギヤ34
の前半部に噛合されたリングギヤ36とで構成されてい
る。
プラネタリギヤ装置で構成され、上記タービンシャフト
27上に遊嵌合された小径のスモールサンギヤ31と、
該サンギヤ31の後方において同じくタービンシャフト
27上に遊嵌合された大径のラージサンギヤ32と、上
記スモールサンギヤ31に噛合された複数個のショート
ピニオンギヤ33と、前半部が該ショートピニオンギヤ
33に噛合され且つ後半部が上記ラージサンギヤ32に
噛合されたロングピニオンギヤ34と、該ロングピニオ
ンギヤ34及び上記ショートピニオンギヤ33を回転自
在に支持するキャリヤ35と、ロングピニオンギヤ34
の前半部に噛合されたリングギヤ36とで構成されてい
る。
【0047】そして、上記タービンシャフト27とスモ
ールサンギヤ31との間に、フォワードクラッチ41と
第1ワンウェイクラッチ47とが直列に介設され、また
これらのクラッチ41,47に並列にコーストクラッチ
42が介設されていると共に、タービンシャフト27と
キャリヤ35との間には3−4クラッチ43が介設さ
れ、さらに該タービンシャフト27とラージサンギヤ3
2との間にリバースクラッチ44が介設されている。ま
た、上記ラージサンギヤ32とリバースクラッチ44と
の間にはラージサンギヤ32を固定するバンドブレーキ
でなる2−4ブレーキ45が設けられていると共に、上
記キャリヤ35と変速機ケース11との間には、該キャ
リヤ35の反力を受け止める第2ワンウェイクラッチ4
8と、キャリヤ35を固定するローリバースブレーキ4
6とが並列に設けられている。そして、上記リングギヤ
36が出力ギヤ14に連結され、該出力ギヤ14から差
動装置を介して左右の車輪(図示せず)に回転が伝達さ
れるようになっている。
ールサンギヤ31との間に、フォワードクラッチ41と
第1ワンウェイクラッチ47とが直列に介設され、また
これらのクラッチ41,47に並列にコーストクラッチ
42が介設されていると共に、タービンシャフト27と
キャリヤ35との間には3−4クラッチ43が介設さ
れ、さらに該タービンシャフト27とラージサンギヤ3
2との間にリバースクラッチ44が介設されている。ま
た、上記ラージサンギヤ32とリバースクラッチ44と
の間にはラージサンギヤ32を固定するバンドブレーキ
でなる2−4ブレーキ45が設けられていると共に、上
記キャリヤ35と変速機ケース11との間には、該キャ
リヤ35の反力を受け止める第2ワンウェイクラッチ4
8と、キャリヤ35を固定するローリバースブレーキ4
6とが並列に設けられている。そして、上記リングギヤ
36が出力ギヤ14に連結され、該出力ギヤ14から差
動装置を介して左右の車輪(図示せず)に回転が伝達さ
れるようになっている。
【0048】ここで、上記各クラッチやブレーキ等の摩
擦要素41〜46及びワンウェイクラッチ47,48の
作動状態と変速段との関係をまとめると、表1に示すよ
うになる。
擦要素41〜46及びワンウェイクラッチ47,48の
作動状態と変速段との関係をまとめると、表1に示すよ
うになる。
【0049】
【表1】 次に、図2により上記各摩擦要素41〜46のアクチュ
エータに対して油圧を給排する油圧制御回路50につい
て説明する。ここで、上記各アクチュエータのうち、2
−4ブレーキ45の油圧アクチュエータ45aはアプラ
イポート45bとリリースポート45cとを有するサー
ボピストンで構成され、アプライポート45bのみに油
圧が供給されているときに2−4ブレーキ45を締結
し、両ポート45b,45cとも油圧が供給されていな
いとき及び両ポート45b,45cとも油圧が供給され
ているときに、2−4ブレーキ45を解放するようにな
っている。また、その他の摩擦要素41〜44,46の
アクチュエータは通常の油圧ピストンで構成され、油圧
が供給されたときに当該摩擦要素を締結するようになっ
ている。
エータに対して油圧を給排する油圧制御回路50につい
て説明する。ここで、上記各アクチュエータのうち、2
−4ブレーキ45の油圧アクチュエータ45aはアプラ
イポート45bとリリースポート45cとを有するサー
ボピストンで構成され、アプライポート45bのみに油
圧が供給されているときに2−4ブレーキ45を締結
し、両ポート45b,45cとも油圧が供給されていな
いとき及び両ポート45b,45cとも油圧が供給され
ているときに、2−4ブレーキ45を解放するようにな
っている。また、その他の摩擦要素41〜44,46の
アクチュエータは通常の油圧ピストンで構成され、油圧
が供給されたときに当該摩擦要素を締結するようになっ
ている。
【0050】この油圧制御回路50には、主たる構成要
素として、図1に示すオイルポンプ13からメインライ
ン100に吐出された作動油の圧力を所定のライン圧に
調整するレギュレータバルブ51と、手動操作によって
レンジの選択を行うマニュアルバルブ52と、変速段に
応じて作動して各摩擦要素(アクチュエータ)41〜4
6に対する油圧の給排を行う1−2,2−3,3−4の
各シフトバルブ53,54,55とが備えられている。
素として、図1に示すオイルポンプ13からメインライ
ン100に吐出された作動油の圧力を所定のライン圧に
調整するレギュレータバルブ51と、手動操作によって
レンジの選択を行うマニュアルバルブ52と、変速段に
応じて作動して各摩擦要素(アクチュエータ)41〜4
6に対する油圧の給排を行う1−2,2−3,3−4の
各シフトバルブ53,54,55とが備えられている。
【0051】上記マニュアルバルブ52は、メインライ
ン100からライン圧が導入される入力ポートeと、第
1〜第4出力ポートa〜dとを有し、スプールの移動に
より、上記入力ポートeが、Dレンジ及びSレンジでは
第1,第2出力ポートa,bに、Lレンジでは第1,第
3出力ポートa,cに、またRレンジでは第4出力ポー
トdにそれぞれ連通されるようになっている。そして、
各出力ポートa〜dには、それぞれ第1〜第4出力ライ
ン101,102,103,104が接続されている。
ン100からライン圧が導入される入力ポートeと、第
1〜第4出力ポートa〜dとを有し、スプールの移動に
より、上記入力ポートeが、Dレンジ及びSレンジでは
第1,第2出力ポートa,bに、Lレンジでは第1,第
3出力ポートa,cに、またRレンジでは第4出力ポー
トdにそれぞれ連通されるようになっている。そして、
各出力ポートa〜dには、それぞれ第1〜第4出力ライ
ン101,102,103,104が接続されている。
【0052】また、上記1−2,2−3,3−4シフト
バルブ53,54,55は、いずれもスプールをスプリ
ング(図示省略)により図面上、右側に付勢した構成
で、これらのスプールの右側にパイロットポート53
a,54a,55aが設けられている。そして、1−2
シフトバルブ53のパイロットポート53aには、上記
メインライン100から導かれた第1パイロットライン
105が、2−3,3−4シフトバルブ54,55のパ
イロットポート54a,55aには上記第1出力ライン
101からライン106を介して分岐された第2,第3
パイロットライン107,108がそれぞれ接続されて
いると共に、これらのパイロットライン105,10
7,108には、それぞれ変速用の第1,第2,第3ソ
レノイドバルブ56,57,58が設置されている。こ
れらのソレノイドバルブ56〜58は、それぞれONの
ときに当該パイロットライン105,107,108を
ドレンさせて、各対応するシフトバルブ53〜55のパ
イロットポート53a〜55a内のパイロット圧を排出
することにより、スプールを図面上、右側に位置させ、
またOFFのときに上記パイロットポート53a〜55
aに各パイロットライン105,107,108からパ
イロット圧を導入させて、スプールをそれぞれ左側に位
置させるようになっている。
バルブ53,54,55は、いずれもスプールをスプリ
ング(図示省略)により図面上、右側に付勢した構成
で、これらのスプールの右側にパイロットポート53
a,54a,55aが設けられている。そして、1−2
シフトバルブ53のパイロットポート53aには、上記
メインライン100から導かれた第1パイロットライン
105が、2−3,3−4シフトバルブ54,55のパ
イロットポート54a,55aには上記第1出力ライン
101からライン106を介して分岐された第2,第3
パイロットライン107,108がそれぞれ接続されて
いると共に、これらのパイロットライン105,10
7,108には、それぞれ変速用の第1,第2,第3ソ
レノイドバルブ56,57,58が設置されている。こ
れらのソレノイドバルブ56〜58は、それぞれONの
ときに当該パイロットライン105,107,108を
ドレンさせて、各対応するシフトバルブ53〜55のパ
イロットポート53a〜55a内のパイロット圧を排出
することにより、スプールを図面上、右側に位置させ、
またOFFのときに上記パイロットポート53a〜55
aに各パイロットライン105,107,108からパ
イロット圧を導入させて、スプールをそれぞれ左側に位
置させるようになっている。
【0053】ここで、これらのソレノイドバルブ56〜
58は、後述するコントロールユニットからの信号によ
り当該自動車の車速とエンジンのスロットル開度とに応
じて予め設定されたマップに基いてON,OFFされ、
これに伴って各シフトバルブ53〜55のスプールの位
置が切換って各摩擦要素41〜46に通じる油路が切換
ることにより、これらの摩擦要素41〜46が表1に示
す組合せで締結され、これにより変速段が運転状態に応
じて切換えられるようになっている。そして、その場合
の各変速段と各ソレノイドバルブ56〜58のON,O
FFの組合せパターンとの関係は表2に示すように設定
されている。
58は、後述するコントロールユニットからの信号によ
り当該自動車の車速とエンジンのスロットル開度とに応
じて予め設定されたマップに基いてON,OFFされ、
これに伴って各シフトバルブ53〜55のスプールの位
置が切換って各摩擦要素41〜46に通じる油路が切換
ることにより、これらの摩擦要素41〜46が表1に示
す組合せで締結され、これにより変速段が運転状態に応
じて切換えられるようになっている。そして、その場合
の各変速段と各ソレノイドバルブ56〜58のON,O
FFの組合せパターンとの関係は表2に示すように設定
されている。
【0054】
【表2】 一方、上記マニュアルバルブ52における各出力ポート
a〜dに接続された第1〜第4出力ライン101〜10
4のうち、D,S,Lの各前進レンジでメインライン1
00に連通される第1出力ライン101からは上記ライ
ン106が分岐され、このライン106がフォワードク
ラッチラインとされて、ワンウェイオリフィス59を介
してフォワードクラッチ41に導かれている。したがっ
て、D,S,Lレンジで、フォワードクラッチ41が常
時締結されることになる。ここで、上記フォワードクラ
ッチライン106には、ライン109を介してフォワー
ドクラッチ締結時の緩衝用のN−Dアキュムレータ60
が接続されている。
a〜dに接続された第1〜第4出力ライン101〜10
4のうち、D,S,Lの各前進レンジでメインライン1
00に連通される第1出力ライン101からは上記ライ
ン106が分岐され、このライン106がフォワードク
ラッチラインとされて、ワンウェイオリフィス59を介
してフォワードクラッチ41に導かれている。したがっ
て、D,S,Lレンジで、フォワードクラッチ41が常
時締結されることになる。ここで、上記フォワードクラ
ッチライン106には、ライン109を介してフォワー
ドクラッチ締結時の緩衝用のN−Dアキュムレータ60
が接続されている。
【0055】また、第1出力ライン101は上記1−2
シフトバルブ53に導かれ、上記第1ソレノイドバルブ
56がONとなってスプールが右側へ位置した時にサー
ボアプライライン110に連通し、固定オリフィス61
を介してサーボピストン45aのアプライポート45b
に至る。したがって、D,S,Lレンジで第1ソレノイ
ドバルブ56がONのとき、即ちDレンジでの2,3,
4速、Sレンジの2,3速、及びLレンジの2速で、上
記アプライポート45bに油圧(サーボアプライ圧)が
導入され、リリースポート45cに油圧(サーボリリー
ス圧)が導入されていないときに2−4ブレーキ45が
締結される。なお、上記サーボアプライライン110に
も、ライン111を介して2−4ブレーキ締結時の緩衝
用の1−2アキュムレータ62が接続されている。
シフトバルブ53に導かれ、上記第1ソレノイドバルブ
56がONとなってスプールが右側へ位置した時にサー
ボアプライライン110に連通し、固定オリフィス61
を介してサーボピストン45aのアプライポート45b
に至る。したがって、D,S,Lレンジで第1ソレノイ
ドバルブ56がONのとき、即ちDレンジでの2,3,
4速、Sレンジの2,3速、及びLレンジの2速で、上
記アプライポート45bに油圧(サーボアプライ圧)が
導入され、リリースポート45cに油圧(サーボリリー
ス圧)が導入されていないときに2−4ブレーキ45が
締結される。なお、上記サーボアプライライン110に
も、ライン111を介して2−4ブレーキ締結時の緩衝
用の1−2アキュムレータ62が接続されている。
【0056】また、D,Sレンジでメインライン100
に連通する上記第2出力ライン102は、2−3シフト
バルブ54に導かれている。そして、該ライン102
は、第2ソレノイドバルブ57がOFFで2−3シフト
バルブ54のスプールが左側に位置するときに、3−4
クラッチライン112に連通する。そして、このライン
112はさらにワンウェイオリフィス63を介して3−
4クラッチ43に至る。したがって、D,Sレンジで第
2ソレノイドバルブ57がOFFのとき、即ちDレンジ
の3,4速、及びSレンジの3速で3−4クラッチ43
が締結されることになる。
に連通する上記第2出力ライン102は、2−3シフト
バルブ54に導かれている。そして、該ライン102
は、第2ソレノイドバルブ57がOFFで2−3シフト
バルブ54のスプールが左側に位置するときに、3−4
クラッチライン112に連通する。そして、このライン
112はさらにワンウェイオリフィス63を介して3−
4クラッチ43に至る。したがって、D,Sレンジで第
2ソレノイドバルブ57がOFFのとき、即ちDレンジ
の3,4速、及びSレンジの3速で3−4クラッチ43
が締結されることになる。
【0057】ここで、上記3−4クラッチライン112
におけるワンウェイオリフィス63の下流側からはドレ
ンライン113が分岐され、固定オリフィス64を介し
て3−4シフトバルブ55に導かれ、第3ソレノイドバ
ルブ58がONで3−4シフトバルブ55のスプールが
右側に位置するときに、さらにライン114に連通して
2−3シフトバルブ54に導かれる。そして、第2ソレ
ノイドバルブ57もONで2−3シフトバルブ54のス
プールが右側に位置するとき、即ちDレンジの1,2速
やSレンジの1速で該ドレンライン113が2−3シフ
トバルブ54のドレンポートに連通される。なお、上記
3−4クラッチライン112には、ライン115を介し
て3−4クラッチ作動時の緩衝用の2−3アキュムレー
タ65が接続されている。
におけるワンウェイオリフィス63の下流側からはドレ
ンライン113が分岐され、固定オリフィス64を介し
て3−4シフトバルブ55に導かれ、第3ソレノイドバ
ルブ58がONで3−4シフトバルブ55のスプールが
右側に位置するときに、さらにライン114に連通して
2−3シフトバルブ54に導かれる。そして、第2ソレ
ノイドバルブ57もONで2−3シフトバルブ54のス
プールが右側に位置するとき、即ちDレンジの1,2速
やSレンジの1速で該ドレンライン113が2−3シフ
トバルブ54のドレンポートに連通される。なお、上記
3−4クラッチライン112には、ライン115を介し
て3−4クラッチ作動時の緩衝用の2−3アキュムレー
タ65が接続されている。
【0058】また、上記3−4クラッチライン112か
ら分岐されたライン116が3−4シフトバルブ55に
導かれ、第3ソレノイドバルブ58がOFFで該3−4
シフトバルブ55のスプールが左側に位置するときにサ
ーボリリースライン117に連通する。このライン11
7は、油圧の供給方向に絞り機能を有するワンウェイオ
リフィス66と油圧の排出方向に絞り機能を有するワン
ウェイオリフィス67とを介してサーボピストン45a
のリリースポート45cに至る。したがって、D,Sレ
ンジで第2,第3ソレノイドバルブ57,58がともに
OFFの時、即ちDレンジの3速及びSレンジの3速
で、サーボピストン45aのリリースポート45cにサ
ーボリリース圧が導入され、2−4ブレーキ45が解放
される。
ら分岐されたライン116が3−4シフトバルブ55に
導かれ、第3ソレノイドバルブ58がOFFで該3−4
シフトバルブ55のスプールが左側に位置するときにサ
ーボリリースライン117に連通する。このライン11
7は、油圧の供給方向に絞り機能を有するワンウェイオ
リフィス66と油圧の排出方向に絞り機能を有するワン
ウェイオリフィス67とを介してサーボピストン45a
のリリースポート45cに至る。したがって、D,Sレ
ンジで第2,第3ソレノイドバルブ57,58がともに
OFFの時、即ちDレンジの3速及びSレンジの3速
で、サーボピストン45aのリリースポート45cにサ
ーボリリース圧が導入され、2−4ブレーキ45が解放
される。
【0059】さらに、上記サーボリリースライン117
の2つのワンウェイオリフィス66,67の間から分岐
されたライン118は、コーストコントロールバルブ6
8、ワンウェイオリフィス69及びシャトルボールを用
いた切換えバルブ70を介してコーストクラッチライン
119に通じ、コーストクラッチ42に至っている。そ
して、上記コーストコントロールバルブ68は、上記ラ
イン118内の油圧によって該ライン118を開させ、
したがって、サーボリリースライン117内に油圧が導
入されるDレンジの3速及びSレンジの3速でコースト
クラッチ42が締結される。
の2つのワンウェイオリフィス66,67の間から分岐
されたライン118は、コーストコントロールバルブ6
8、ワンウェイオリフィス69及びシャトルボールを用
いた切換えバルブ70を介してコーストクラッチライン
119に通じ、コーストクラッチ42に至っている。そ
して、上記コーストコントロールバルブ68は、上記ラ
イン118内の油圧によって該ライン118を開させ、
したがって、サーボリリースライン117内に油圧が導
入されるDレンジの3速及びSレンジの3速でコースト
クラッチ42が締結される。
【0060】一方、上記第3ソレノイドバルブ58がO
FFで3−4シフトバルブ55のスプールが左側に位置
し、且つ第2ソレノイドバルブ57がONで2−3シフ
トバルブ54のスプールが右側に位置するときに、上記
フォワードクラッチライン106が、その分岐ライン1
20、3−4シフトバルブ55、ライン121及び2−
3シフトバルブ54を介してライン122に連通する。
このライン122は、ワンウェイオリフィス71及び上
記切換えバルブ70を介してコーストクラッチライン1
19に通じ、したがって、コーストクラッチ42は、第
2ソレノイドバルブ57がONで、第3ソレノイドバル
ブ58がOFFのとき、即ちSレンジの2速及びLレン
ジの1,2速でも締結される。
FFで3−4シフトバルブ55のスプールが左側に位置
し、且つ第2ソレノイドバルブ57がONで2−3シフ
トバルブ54のスプールが右側に位置するときに、上記
フォワードクラッチライン106が、その分岐ライン1
20、3−4シフトバルブ55、ライン121及び2−
3シフトバルブ54を介してライン122に連通する。
このライン122は、ワンウェイオリフィス71及び上
記切換えバルブ70を介してコーストクラッチライン1
19に通じ、したがって、コーストクラッチ42は、第
2ソレノイドバルブ57がONで、第3ソレノイドバル
ブ58がOFFのとき、即ちSレンジの2速及びLレン
ジの1,2速でも締結される。
【0061】また、マニュアルバルブ52によりLレン
ジでメインライン100に連通される第3出力ライン1
03は、ローレデューシングバルブ72を介してワンウ
ェイオリフィス73を有するライン123に通じ、さら
にシャトルボールを用いた切換えバルブ74及びライン
124を介して1−2シフトバルブ53に導かれてい
る。そして、このライン124は、第1ソレノイドバル
ブ56がOFFで1−2シフトバルブ53のスプールが
左側に位置するときにローリバースブレーキライン12
5に連通し、ローリバースブレーキ46に至る。したが
って、Lレンジで第1ソレノイドバルブ56がOFFの
とき、即ちLレンジの1速でローリバースブレーキ46
が締結される。
ジでメインライン100に連通される第3出力ライン1
03は、ローレデューシングバルブ72を介してワンウ
ェイオリフィス73を有するライン123に通じ、さら
にシャトルボールを用いた切換えバルブ74及びライン
124を介して1−2シフトバルブ53に導かれてい
る。そして、このライン124は、第1ソレノイドバル
ブ56がOFFで1−2シフトバルブ53のスプールが
左側に位置するときにローリバースブレーキライン12
5に連通し、ローリバースブレーキ46に至る。したが
って、Lレンジで第1ソレノイドバルブ56がOFFの
とき、即ちLレンジの1速でローリバースブレーキ46
が締結される。
【0062】さらに、Rレンジでメインライン100に
連通する第4出力ライン104は、該ライン104から
分岐されたライン126、ワンウェイオリフィス75、
上記切換えバルブ74、ライン124及び1−2シフト
バルブ53を介して上記ローリバースブレーキライン1
25に連通する一方、リバースクラッチライン127と
なってリバースクラッチ44に至る。したがって、Rレ
ンジでは、常にローリバースブレーキ46とリバースク
ラッチ44とが締結される。ここで、上記ライン126
におけるワンウェイオリフィス75と切換えバルブ74
との間から分岐されたライン128がリバースクラッチ
締結時の緩衝用のN−Rアキュムレータ76に導かれて
いる。
連通する第4出力ライン104は、該ライン104から
分岐されたライン126、ワンウェイオリフィス75、
上記切換えバルブ74、ライン124及び1−2シフト
バルブ53を介して上記ローリバースブレーキライン1
25に連通する一方、リバースクラッチライン127と
なってリバースクラッチ44に至る。したがって、Rレ
ンジでは、常にローリバースブレーキ46とリバースク
ラッチ44とが締結される。ここで、上記ライン126
におけるワンウェイオリフィス75と切換えバルブ74
との間から分岐されたライン128がリバースクラッチ
締結時の緩衝用のN−Rアキュムレータ76に導かれて
いる。
【0063】また、この油圧制御回路50には、図1に
示すトルクコンバータ20内のロックアップクラッチ2
6を作動させるためのロックアップシフトバルブ77
と、該ロックアップシフトバルブ77を介して上記トル
クコンバータ20へ供給される油圧を調整するロックア
ップコントロールバルブ78とが備えられている。
示すトルクコンバータ20内のロックアップクラッチ2
6を作動させるためのロックアップシフトバルブ77
と、該ロックアップシフトバルブ77を介して上記トル
クコンバータ20へ供給される油圧を調整するロックア
ップコントロールバルブ78とが備えられている。
【0064】上記ロックアップシフトバルブ77及びロ
ックアップコントロールバルブ78には、レギュレータ
バルブ51から導かれたリリーフバルブ79を有するコ
ンバータライン129が接続されていると共に、ロック
アップシフトバルブ77の一端のパイロットポート77
aには、メインライン100からライン105を介して
導かれたロックアップ用の第1パイロットライン130
が接続され、またロックアップコントロールバルブ78
の一端のパイロットポート78aには、同じくメインラ
イン100からソレノイドレデューシングバルブ80及
びライン131を介して導かれたロックアップ用の第2
パイロットライン132が接続されている。
ックアップコントロールバルブ78には、レギュレータ
バルブ51から導かれたリリーフバルブ79を有するコ
ンバータライン129が接続されていると共に、ロック
アップシフトバルブ77の一端のパイロットポート77
aには、メインライン100からライン105を介して
導かれたロックアップ用の第1パイロットライン130
が接続され、またロックアップコントロールバルブ78
の一端のパイロットポート78aには、同じくメインラ
イン100からソレノイドレデューシングバルブ80及
びライン131を介して導かれたロックアップ用の第2
パイロットライン132が接続されている。
【0065】そして、上記第1パイロットライン130
にロックアップ用のソレノイドバルブ81が、第2パイ
ロットライン132は同じくロックアップ用のデューテ
ィソレノイドバルブ82がそれぞれ設置され、ソレノイ
ドバルブ81がONのときにロックアップシフトバルブ
77のスプールが右側に位置することにより、上記コン
バータライン129がトルクコンバータ20内に通じる
コンバータインライン133に連通し、これにより、該
トルクコンバータ20の内圧が高まってロックアップク
ラッチ26が締結される。また、上記ソレノイドバルブ
81がOFFとなってロックアップシフトバルブ77の
スプールが左側に移動すれば、ロックアップコントロー
ルバルブ78との間に設けられたライン134がロック
アップ解放ライン135に連通する。その場合に、第2
パイロットライン132からロックアップコントロール
バルブ78のパイロットポート78aに導入されるパイ
ロット圧が上記デューティソレノイドバルブ82によっ
て調整されることにより、上記コンバータライン129
から導入される油圧が調整されて上記ライン134に出
力され、これがロックアップ解放圧として、ロックアッ
プシフトバルブ77及びロックアップ解放ライン135
を介してトルクコンバータ20内のロックアップ解放室
に導入される。これにより、ロックアップクラッチ26
が完全解放状態もしくは所定のスリップ状態に制御され
るようになっている。
にロックアップ用のソレノイドバルブ81が、第2パイ
ロットライン132は同じくロックアップ用のデューテ
ィソレノイドバルブ82がそれぞれ設置され、ソレノイ
ドバルブ81がONのときにロックアップシフトバルブ
77のスプールが右側に位置することにより、上記コン
バータライン129がトルクコンバータ20内に通じる
コンバータインライン133に連通し、これにより、該
トルクコンバータ20の内圧が高まってロックアップク
ラッチ26が締結される。また、上記ソレノイドバルブ
81がOFFとなってロックアップシフトバルブ77の
スプールが左側に移動すれば、ロックアップコントロー
ルバルブ78との間に設けられたライン134がロック
アップ解放ライン135に連通する。その場合に、第2
パイロットライン132からロックアップコントロール
バルブ78のパイロットポート78aに導入されるパイ
ロット圧が上記デューティソレノイドバルブ82によっ
て調整されることにより、上記コンバータライン129
から導入される油圧が調整されて上記ライン134に出
力され、これがロックアップ解放圧として、ロックアッ
プシフトバルブ77及びロックアップ解放ライン135
を介してトルクコンバータ20内のロックアップ解放室
に導入される。これにより、ロックアップクラッチ26
が完全解放状態もしくは所定のスリップ状態に制御され
るようになっている。
【0066】さらに、この油圧制御回路50には、上記
レギュレータバルブ51によって調整されるライン圧の
制御用として、プレッシャモデュレータバルブ83及び
該バルブ作動用のデューティソレノイドバルブ84並び
にカットバックバルブ85が備えられている。
レギュレータバルブ51によって調整されるライン圧の
制御用として、プレッシャモデュレータバルブ83及び
該バルブ作動用のデューティソレノイドバルブ84並び
にカットバックバルブ85が備えられている。
【0067】まず、プレッシャモデュレータバルブ83
とライン圧制御用デューティソレノイドバルブ84につ
いて説明する。
とライン圧制御用デューティソレノイドバルブ84につ
いて説明する。
【0068】プレッシャモデュレータバルブ83には、
上記ソレノイドレデューシングバルブ80からライン1
31を介して一定圧に減圧された油圧が導入されると共
に、ライン圧制御用デューティソレノイドバルブ84に
よって調整されたパイロット圧がスプールの一端に導入
されることにより、そのパイロット圧に応じたモデュレ
ータ圧をライン136に生成するようになっている。
上記ソレノイドレデューシングバルブ80からライン1
31を介して一定圧に減圧された油圧が導入されると共
に、ライン圧制御用デューティソレノイドバルブ84に
よって調整されたパイロット圧がスプールの一端に導入
されることにより、そのパイロット圧に応じたモデュレ
ータ圧をライン136に生成するようになっている。
【0069】このとき、上記デューティソレノイドバル
ブ84のデューティ率はスロットル開度等に代表される
エンジンの出力に応じて設定されるので、上記モデュレ
ータ圧もエンジンの出力に対応することになる。そして
さらに、このモデュレータ圧が上記ライン136を介し
てレギュレータバルブ51の増圧ポート51aに導入さ
れることにより、該バルブ51で調整されるライン圧
が、スロットル開度等に代表されるエンジンの出力に対
応することになる。
ブ84のデューティ率はスロットル開度等に代表される
エンジンの出力に応じて設定されるので、上記モデュレ
ータ圧もエンジンの出力に対応することになる。そして
さらに、このモデュレータ圧が上記ライン136を介し
てレギュレータバルブ51の増圧ポート51aに導入さ
れることにより、該バルブ51で調整されるライン圧
が、スロットル開度等に代表されるエンジンの出力に対
応することになる。
【0070】また、このデューティソレノイドバルブ8
4は、後述するコントロールユニット200からの制御
信号を受けて、変速時にはライン圧を定常時ライン圧、
すなわち変速前のライン圧から変速時ライン圧、すなわ
ち変速中のライン圧へと変更する機能をも有するがこれ
については後述する。
4は、後述するコントロールユニット200からの制御
信号を受けて、変速時にはライン圧を定常時ライン圧、
すなわち変速前のライン圧から変速時ライン圧、すなわ
ち変速中のライン圧へと変更する機能をも有するがこれ
については後述する。
【0071】次に、上記カットバックバルブ85には、
上記モデュレータ圧をレギュレータバルブ51に供給す
るライン136から分岐されたライン137が導かれて
いると共に、第1、第2のパイロットポート85a,8
5bが設けられ、第1のパイロットポート85aには、
上記変速用の第1ソレノイドバルブ56がOFFのとき
に発生されるパイロット圧がライン138を介して導入
され、また、第2のパイロットポート85bには、上記
ライン122から分岐されたライン139を介してコー
ストクラッチ締結用の油圧がパイロット圧として導入さ
れるようになっている。そして、両パイロットポート8
5a,85bのいずれにも油圧が導入されていないとき
に、カットバックバルブ85のスプールが図面上左に位
置することとなって、上記ライン137がレギュレータ
バルブ51の減圧ポート51bに通じるライン140に
連通し、その結果、ライン圧が減圧されることになる。
上記モデュレータ圧をレギュレータバルブ51に供給す
るライン136から分岐されたライン137が導かれて
いると共に、第1、第2のパイロットポート85a,8
5bが設けられ、第1のパイロットポート85aには、
上記変速用の第1ソレノイドバルブ56がOFFのとき
に発生されるパイロット圧がライン138を介して導入
され、また、第2のパイロットポート85bには、上記
ライン122から分岐されたライン139を介してコー
ストクラッチ締結用の油圧がパイロット圧として導入さ
れるようになっている。そして、両パイロットポート8
5a,85bのいずれにも油圧が導入されていないとき
に、カットバックバルブ85のスプールが図面上左に位
置することとなって、上記ライン137がレギュレータ
バルブ51の減圧ポート51bに通じるライン140に
連通し、その結果、ライン圧が減圧されることになる。
【0072】ここで、上記両パイロットポート85a,
85bのいずれにも油圧が導入されていないときとは、
上記変速用の第1ソレノイドバルブ56がONとされて
パイロット圧が第1のパイロットポート85aに導入さ
れず、かつ変速用の第2ソレノイドバルブ57がOFF
とされて上記ライン122およびライン139内の油圧
が第2シフトバルブ54のドレンポートから排圧される
かもしくは第2ソレノイドバルブ57がONとされても
変速用の第3ソレノイドバルブ58がONとされて上記
ライン121、ライン122およびライン139内の油
圧が第3シフトバルブ55のドレンポートから排圧され
るときであり、従って、変速用の第1ソレノイドバルブ
56および第2ソレノイドバルブ57がそれぞれON,
OFFのとき、または変速用の第1ソレノイドバルブ5
6、第2ソレノイドバルブ57および第3ソレノイドバ
ルブ58がそれぞれON,ON,ONのときであるの
で、上記表2のソレノイドパターンから明らかなよう
に、Dレンジの2〜4速、及びSレンジの3速で、カッ
トバックバルブ85の作用によってモデュレータ圧がラ
イン137、カットバックバルブ85およびライン14
0を介してレギュレータバルブ51の減圧ポート51b
に導入され、ライン圧が減圧されることになる(以下、
カットバック制御という)。
85bのいずれにも油圧が導入されていないときとは、
上記変速用の第1ソレノイドバルブ56がONとされて
パイロット圧が第1のパイロットポート85aに導入さ
れず、かつ変速用の第2ソレノイドバルブ57がOFF
とされて上記ライン122およびライン139内の油圧
が第2シフトバルブ54のドレンポートから排圧される
かもしくは第2ソレノイドバルブ57がONとされても
変速用の第3ソレノイドバルブ58がONとされて上記
ライン121、ライン122およびライン139内の油
圧が第3シフトバルブ55のドレンポートから排圧され
るときであり、従って、変速用の第1ソレノイドバルブ
56および第2ソレノイドバルブ57がそれぞれON,
OFFのとき、または変速用の第1ソレノイドバルブ5
6、第2ソレノイドバルブ57および第3ソレノイドバ
ルブ58がそれぞれON,ON,ONのときであるの
で、上記表2のソレノイドパターンから明らかなよう
に、Dレンジの2〜4速、及びSレンジの3速で、カッ
トバックバルブ85の作用によってモデュレータ圧がラ
イン137、カットバックバルブ85およびライン14
0を介してレギュレータバルブ51の減圧ポート51b
に導入され、ライン圧が減圧されることになる(以下、
カットバック制御という)。
【0073】以上の構成に加えて、この油圧制御回路5
0には、各変速時における油圧の給排タイミングの調整
用として、バイパスバルブ86、2−3タイミングバル
ブ87、及び3−2タイミングバルブ88が備えられて
いる。
0には、各変速時における油圧の給排タイミングの調整
用として、バイパスバルブ86、2−3タイミングバル
ブ87、及び3−2タイミングバルブ88が備えられて
いる。
【0074】上記バイパスバルブ86は、3−4クラッ
チライン112に設けられたワンウェイオリフィス63
をバイパスするバイパスライン141上に設けられ、上
記3−4クラッチライン112のワンウェイオリフィス
63より下流の3−4クラッチ圧がスプールの一端に、
上記プレッシャモデュレータバルブ83で生成されたモ
デュレータ圧がライン137からライン142を介して
スプールの他端にそれぞれ導入され、これにより、3−
4クラッチ圧が所定値以上に上昇してモデュレータ圧に
打ち勝ったときにスプールが左側に移動し、このとき、
上記バイパスライン141を遮断するようになってい
る。したがって、3−4クラッチ圧は、供給開始時には
バイパスライン141により速かに供給されるが、その
後はワンウェイオリフィス63によって供給が緩やかに
なり、このようにして2−3シフトアップ変速時におけ
る3−4クラッチ43の締結タイミングが調整され、ま
たそのタイミングがエンジンの出力に応じて変更される
ことになる。
チライン112に設けられたワンウェイオリフィス63
をバイパスするバイパスライン141上に設けられ、上
記3−4クラッチライン112のワンウェイオリフィス
63より下流の3−4クラッチ圧がスプールの一端に、
上記プレッシャモデュレータバルブ83で生成されたモ
デュレータ圧がライン137からライン142を介して
スプールの他端にそれぞれ導入され、これにより、3−
4クラッチ圧が所定値以上に上昇してモデュレータ圧に
打ち勝ったときにスプールが左側に移動し、このとき、
上記バイパスライン141を遮断するようになってい
る。したがって、3−4クラッチ圧は、供給開始時には
バイパスライン141により速かに供給されるが、その
後はワンウェイオリフィス63によって供給が緩やかに
なり、このようにして2−3シフトアップ変速時におけ
る3−4クラッチ43の締結タイミングが調整され、ま
たそのタイミングがエンジンの出力に応じて変更される
ことになる。
【0075】また、上記2−3タイミングバルブ87
は、サーボリリースライン117上の油圧供給方向に絞
り機能を有するワンウェイオリフィス66をバイパスす
るバイパスライン143上に設けられ、スプールの一端
に上記3−4クラッチライン112からライン113を
介して3−4クラッチ圧が、中央部に上記モデュレータ
圧のライン136が分岐されたライン144を介して該
モデュレータ圧がそれぞれ導入されるようになってい
る。そして、3−4クラッチ圧が十分に上昇してモデュ
レータ圧に打ち勝てば、スプールが右側に移動して上記
バイパスライン143を開通させるようになっている。
したがって、サーボリリース圧は、当初はワンウェイオ
リフィス66により緩やかに、3−4クラッチ圧が上昇
すれば速やかに供給されることになり、またその切換え
がエンジンの出力に応じて調整されることになる。
は、サーボリリースライン117上の油圧供給方向に絞
り機能を有するワンウェイオリフィス66をバイパスす
るバイパスライン143上に設けられ、スプールの一端
に上記3−4クラッチライン112からライン113を
介して3−4クラッチ圧が、中央部に上記モデュレータ
圧のライン136が分岐されたライン144を介して該
モデュレータ圧がそれぞれ導入されるようになってい
る。そして、3−4クラッチ圧が十分に上昇してモデュ
レータ圧に打ち勝てば、スプールが右側に移動して上記
バイパスライン143を開通させるようになっている。
したがって、サーボリリース圧は、当初はワンウェイオ
リフィス66により緩やかに、3−4クラッチ圧が上昇
すれば速やかに供給されることになり、またその切換え
がエンジンの出力に応じて調整されることになる。
【0076】さらに、上記3−2タイミングバルブ88
は、サーボアプライライン110上の固定オリフィス6
1をワンウェイオリフィス89を介してをバイパスする
第1バイパスライン145と、上記3−4クラッチ圧の
ドレンライン113における固定オリフィス64をバイ
パスする第2バイパスライン146とに跨って設けら
れ、また、上記サーボリリースライン117の下流部か
ら分岐されたドレンライン147が接続されている。そ
して、スプールの一端にメインライン100からライン
148を介して導かれたパイロットライン149が接続
され、該ライン149にタイミング調整用のソレノイド
バルブ90が設けられている。
は、サーボアプライライン110上の固定オリフィス6
1をワンウェイオリフィス89を介してをバイパスする
第1バイパスライン145と、上記3−4クラッチ圧の
ドレンライン113における固定オリフィス64をバイ
パスする第2バイパスライン146とに跨って設けら
れ、また、上記サーボリリースライン117の下流部か
ら分岐されたドレンライン147が接続されている。そ
して、スプールの一端にメインライン100からライン
148を介して導かれたパイロットライン149が接続
され、該ライン149にタイミング調整用のソレノイド
バルブ90が設けられている。
【0077】この3−2タイミングバルブ88は、上記
ソレノイドバルブ90の作動により、1−2シフトアッ
プ変速時及び3−2シフトダウン変速時に上記第1、第
2バイパスライン145,146を開通、遮断して、こ
れらの変速時における油圧の給排タイミングを調整し、
また、2−3シフトアップ変速時におけるサーボリリー
ス圧の供給タイミングを調整する。
ソレノイドバルブ90の作動により、1−2シフトアッ
プ変速時及び3−2シフトダウン変速時に上記第1、第
2バイパスライン145,146を開通、遮断して、こ
れらの変速時における油圧の給排タイミングを調整し、
また、2−3シフトアップ変速時におけるサーボリリー
ス圧の供給タイミングを調整する。
【0078】つまり、1−2シフトアップ変速時には、
まず、ソレノイドバルブ90がONとなってスプールが
右側に位置することにより、第1バイパスライン145
を連通させて、サーボアプライ圧をサーボピストン45
aのアプライポート45bに速かに供給すると共に、変
速開始時から所定時間が経過したときに上記ソレノイド
バルブ90がOFFとなってスプールが左側に移動する
ことにより上記第1バイパスライン145を遮断し、こ
れにより、変速動作の後半では、上記サーボアプライ圧
を固定オリフィス61を介してサーボピストン45aの
アプライポート45bに緩やかに供給する。
まず、ソレノイドバルブ90がONとなってスプールが
右側に位置することにより、第1バイパスライン145
を連通させて、サーボアプライ圧をサーボピストン45
aのアプライポート45bに速かに供給すると共に、変
速開始時から所定時間が経過したときに上記ソレノイド
バルブ90がOFFとなってスプールが左側に移動する
ことにより上記第1バイパスライン145を遮断し、こ
れにより、変速動作の後半では、上記サーボアプライ圧
を固定オリフィス61を介してサーボピストン45aの
アプライポート45bに緩やかに供給する。
【0079】また、3−2シフトダウン変速時には、変
速開始時に、まずソレノイドバルブ90がOFFとなっ
てスプールが左側に位置することにより第2バイパスラ
イン146を開通させ、その後、ソレノイドバルブ90
がONとなってスプールが右側に移動することにより、
該第2バイパスライン146を遮断する。そのため、3
−4クラッチ圧は、変速動作の前半は第2バイパスライ
ン146により速やかに排出され、後半はドレンライン
113上の固定オリフィス64によって緩やかに排出さ
れることになる。
速開始時に、まずソレノイドバルブ90がOFFとなっ
てスプールが左側に位置することにより第2バイパスラ
イン146を開通させ、その後、ソレノイドバルブ90
がONとなってスプールが右側に移動することにより、
該第2バイパスライン146を遮断する。そのため、3
−4クラッチ圧は、変速動作の前半は第2バイパスライ
ン146により速やかに排出され、後半はドレンライン
113上の固定オリフィス64によって緩やかに排出さ
れることになる。
【0080】そして、図3に示すように、この油圧制御
回路50にはコントロールユニット200が備えられ
て、当該自動車の車速を検出する車速センサ201から
の信号と、エンジンのスロットル開度を検出するスロッ
トル開度センサ202からの信号と、自動変速機に備え
られたシフトレバーのポジション(レンジ)を検出する
シフト位置センサ203からの信号と、作動油の温度を
検出する油温センサ204からの信号等が入力され、こ
れらの信号に基づいて、運転状態に応じた変速段の制
御、ロックアップクラッチ26の制御、ライン圧の変更
制御及び変速時における摩擦要素の作動タイミングの制
御等を行うべく、変速用の第1〜第3ソレノイドバルブ
(図中、Sol.V.と示す)56〜58、ロックアッ
プ用ソレノイドバルブ(図中、Sol.V.と示す)8
1、タイミング調整用ソレノイドバルブ(図中、So
l.V.と示す)90、ロックアップ用デューティソレ
ノイドバルブ(図中、D.Sol.V.と示す)82及
びライン圧制御用デューティソレノイドバルブ(図中、
D.Sol.V.と示す)84を制御するようになされ
ている。
回路50にはコントロールユニット200が備えられ
て、当該自動車の車速を検出する車速センサ201から
の信号と、エンジンのスロットル開度を検出するスロッ
トル開度センサ202からの信号と、自動変速機に備え
られたシフトレバーのポジション(レンジ)を検出する
シフト位置センサ203からの信号と、作動油の温度を
検出する油温センサ204からの信号等が入力され、こ
れらの信号に基づいて、運転状態に応じた変速段の制
御、ロックアップクラッチ26の制御、ライン圧の変更
制御及び変速時における摩擦要素の作動タイミングの制
御等を行うべく、変速用の第1〜第3ソレノイドバルブ
(図中、Sol.V.と示す)56〜58、ロックアッ
プ用ソレノイドバルブ(図中、Sol.V.と示す)8
1、タイミング調整用ソレノイドバルブ(図中、So
l.V.と示す)90、ロックアップ用デューティソレ
ノイドバルブ(図中、D.Sol.V.と示す)82及
びライン圧制御用デューティソレノイドバルブ(図中、
D.Sol.V.と示す)84を制御するようになされ
ている。
【0081】さらに、このコントロールユニット200
は、変速時にライン圧を定常時ライン圧から変速時ライ
ン圧へと変更し、かつ所定の条件が整ったときに限り、
そのライン圧変更制御の実効を図るための遅延制御を選
択的に実行する。以下、本願が特徴とするこの選択的遅
延制御について説明する。
は、変速時にライン圧を定常時ライン圧から変速時ライ
ン圧へと変更し、かつ所定の条件が整ったときに限り、
そのライン圧変更制御の実効を図るための遅延制御を選
択的に実行する。以下、本願が特徴とするこの選択的遅
延制御について説明する。
【0082】図4はコントロールユニット200が行う
変速制御のフローチャートである。まずステップS1
で、車速センサ201、スロットル開度センサ202、
シフト位置センサ203等からの信号に基づいて、Dレ
ンジの1−2変速指令が出力されたときは、ステップS
2で、エンジンの出力状態を示すスロットル開度θを読
み込んでこれが所定値αより小さいか否かを判定し、ス
ロットル開度θが所定値αより小さいときは、ステップ
S3に進んで、遅延タイマ値Timをセットする。
変速制御のフローチャートである。まずステップS1
で、車速センサ201、スロットル開度センサ202、
シフト位置センサ203等からの信号に基づいて、Dレ
ンジの1−2変速指令が出力されたときは、ステップS
2で、エンジンの出力状態を示すスロットル開度θを読
み込んでこれが所定値αより小さいか否かを判定し、ス
ロットル開度θが所定値αより小さいときは、ステップ
S3に進んで、遅延タイマ値Timをセットする。
【0083】一方、上記ステップS2において、スロッ
トル開度θが所定値αより大きいと判定されたときに
は、Dレンジの1−2変速指令が出力されないときと同
様に、遅延タイマ値Timのセットは行われない。
トル開度θが所定値αより大きいと判定されたときに
は、Dレンジの1−2変速指令が出力されないときと同
様に、遅延タイマ値Timのセットは行われない。
【0084】ここにDレンジの1−2変速というのは、
前述したように、カットバックバルブ85の作用によっ
てライン圧が減圧されるカットバック制御が行われる変
速段に切換えられる変速である。
前述したように、カットバックバルブ85の作用によっ
てライン圧が減圧されるカットバック制御が行われる変
速段に切換えられる変速である。
【0085】またスロットル開度は、前述したように、
ライン圧制御用のデューティソレノイドバルブ84のデ
ューティ率を決定し、そのデューティ率に応じて生成さ
れたモデュレータ圧がレギュレータバルブ51に作用す
る結果、ライン圧がスロットル開度、すなわちエンジン
の出力状態に対応して変更されるものである。
ライン圧制御用のデューティソレノイドバルブ84のデ
ューティ率を決定し、そのデューティ率に応じて生成さ
れたモデュレータ圧がレギュレータバルブ51に作用す
る結果、ライン圧がスロットル開度、すなわちエンジン
の出力状態に対応して変更されるものである。
【0086】従って、コントロールユニット200は、
この変速がカットバック制御が実行される変速段への変
速であり、かつスロットル開度θが所定値αより小さ
く、ライン圧が低いレベルにあるときに限り、遅延タイ
マ値Timをセットすることとなる。
この変速がカットバック制御が実行される変速段への変
速であり、かつスロットル開度θが所定値αより小さ
く、ライン圧が低いレベルにあるときに限り、遅延タイ
マ値Timをセットすることとなる。
【0087】さらに、上記ステップS3でセットされる
遅延タイマ値Timは、図5に示すように、油温センサ
204からの作動油温度の信号に応じて変化し、油温が
低いほど長く設定され、例えば油温がC1,C2,C
3,C4の順に低くなるに従ってT1,T2,T3,T
4のように長くなるように設定されている。しかも、油
温が所定値β以上のときは遅延タイマ値Timは0とさ
れるので、このときは実質的に遅延制御は行われない。
遅延タイマ値Timは、図5に示すように、油温センサ
204からの作動油温度の信号に応じて変化し、油温が
低いほど長く設定され、例えば油温がC1,C2,C
3,C4の順に低くなるに従ってT1,T2,T3,T
4のように長くなるように設定されている。しかも、油
温が所定値β以上のときは遅延タイマ値Timは0とさ
れるので、このときは実質的に遅延制御は行われない。
【0088】従って、上記の条件に加え、油温が所定値
β以下のときに限り、実質的に有意な遅延タイマ値Ti
mがセットされることとなる。
β以下のときに限り、実質的に有意な遅延タイマ値Ti
mがセットされることとなる。
【0089】なお、上記所定値βは、作動油流動性の温
度変化に基づき、ライン圧の変更に要する時間から予め
実験的に求めることができる値である。
度変化に基づき、ライン圧の変更に要する時間から予め
実験的に求めることができる値である。
【0090】一方、上記ステップS1で変速指令が出力
されたときは、コントロールユニット200は、運転状
態等からその変速時に対して予め設定された変速中のラ
イン圧、すなわち変速時ライン圧へ変速前のライン圧、
すなわち定常時ライン圧を変更するように、前述のライ
ン圧制御用のデューティソレノイドバルブ84に対する
デューティ率を決定する。従って、コントロールユニッ
ト200が変速指令を出力すると同時に、かかるライン
圧変更指令が出力されて、ライン圧は定常時ライン圧か
ら所定の変速時ライン圧へと変化し始めることとなる。
されたときは、コントロールユニット200は、運転状
態等からその変速時に対して予め設定された変速中のラ
イン圧、すなわち変速時ライン圧へ変速前のライン圧、
すなわち定常時ライン圧を変更するように、前述のライ
ン圧制御用のデューティソレノイドバルブ84に対する
デューティ率を決定する。従って、コントロールユニッ
ト200が変速指令を出力すると同時に、かかるライン
圧変更指令が出力されて、ライン圧は定常時ライン圧か
ら所定の変速時ライン圧へと変化し始めることとなる。
【0091】次に、上記の条件を満たして遅延タイマ値
Timがセットされた場合はステップS4およびステッ
プS5において、この遅延タイマ値Timのカウントを
行い、セットされた時間が経過したときに、ステップS
6で、変速実行のサブルーチンに入り、変速用の各ソレ
ノイドバルブ56,57および58が切換えられること
により、このDレンジの1−2変速が達成されることと
なる。
Timがセットされた場合はステップS4およびステッ
プS5において、この遅延タイマ値Timのカウントを
行い、セットされた時間が経過したときに、ステップS
6で、変速実行のサブルーチンに入り、変速用の各ソレ
ノイドバルブ56,57および58が切換えられること
により、このDレンジの1−2変速が達成されることと
なる。
【0092】ここで、図6を参照してDレンジにおける
1−2変速時に関与する各バルブの動きについて確認す
ると、前記の表2によれば、この変速時における変速用
の各ソレノイドバルブ56,57および58の作動は、
第1ソレノイドバルブ56がOFFからONへ切換えら
れる他は第2ソレノイドバルブ57および第3ソレノイ
ドバルブ58はそれぞれONのままとされる。その結
果、1−2シフトバルブ53はそのスプールの位置が切
換わって、マニュアルバルブ52の出力ポートaに通じ
る第1出力ライン101と、2−4ブレーキ45のアプ
ライポート45bに通じるサーボアプライライン110
とが遮断状態から連通状態に切換わるので、上記アプラ
イポート45bにはサーボアプライ圧が供給される。一
方、マニュアルバルブ52の出力ポートbに通じる第2
出力ライン102は2−3シフトバルブ54によって遮
断状態が維持され、かつ2−4ブレーキ45のリリース
ポート45cに通じるサーボリリースライン117は3
−4シフトバルブ55のドレンポートに連通するので、
上記リリースポート45cにはサーボリリース圧が供給
されない。従って、前記の表1に示すように、2−4ブ
レーキ45が解放状態から締結されることとなって、D
レンジの1速から2速への変速が達成されることとな
る。
1−2変速時に関与する各バルブの動きについて確認す
ると、前記の表2によれば、この変速時における変速用
の各ソレノイドバルブ56,57および58の作動は、
第1ソレノイドバルブ56がOFFからONへ切換えら
れる他は第2ソレノイドバルブ57および第3ソレノイ
ドバルブ58はそれぞれONのままとされる。その結
果、1−2シフトバルブ53はそのスプールの位置が切
換わって、マニュアルバルブ52の出力ポートaに通じ
る第1出力ライン101と、2−4ブレーキ45のアプ
ライポート45bに通じるサーボアプライライン110
とが遮断状態から連通状態に切換わるので、上記アプラ
イポート45bにはサーボアプライ圧が供給される。一
方、マニュアルバルブ52の出力ポートbに通じる第2
出力ライン102は2−3シフトバルブ54によって遮
断状態が維持され、かつ2−4ブレーキ45のリリース
ポート45cに通じるサーボリリースライン117は3
−4シフトバルブ55のドレンポートに連通するので、
上記リリースポート45cにはサーボリリース圧が供給
されない。従って、前記の表1に示すように、2−4ブ
レーキ45が解放状態から締結されることとなって、D
レンジの1速から2速への変速が達成されることとな
る。
【0093】従って、この変速時において、変速時ライ
ン圧を元圧とする制御圧は、サーボアプライライン11
0を介して2−4ブレーキ45のアプライポート45b
に供給されるサーボアプライ圧である。次に、このサー
ボアプライ圧の時間変化に基づいてさらに上記制御を説
明する。
ン圧を元圧とする制御圧は、サーボアプライライン11
0を介して2−4ブレーキ45のアプライポート45b
に供給されるサーボアプライ圧である。次に、このサー
ボアプライ圧の時間変化に基づいてさらに上記制御を説
明する。
【0094】図7において符号アで示すように、ライン
圧は変速前には定常時ライン圧とされている。そして、
変速指令と同時に時間t1でライン圧変更指令が出され
ると、ライン圧は符号イで示す変速時ライン圧へと変化
するべく低下を始めるが、油温が所定値β以下のとき
は、作動油の流動性が低下するので符号ウで示すように
徐々にしか低下しない。その結果、時間t2において初
めて変速時ライン圧イまで低下する。
圧は変速前には定常時ライン圧とされている。そして、
変速指令と同時に時間t1でライン圧変更指令が出され
ると、ライン圧は符号イで示す変速時ライン圧へと変化
するべく低下を始めるが、油温が所定値β以下のとき
は、作動油の流動性が低下するので符号ウで示すように
徐々にしか低下しない。その結果、時間t2において初
めて変速時ライン圧イまで低下する。
【0095】一方、サーボアプライ圧は、上記制御によ
れば、ステップS3でセットされた遅延タイマ値Tim
が経過するまでは変速が実行されず、油路が切換えられ
ないので、上記時間t1において変速指令が出力されて
も変化せず、上記タイマ値Timが経過して初めてアプ
ライポート45bに供給されることとなる。
れば、ステップS3でセットされた遅延タイマ値Tim
が経過するまでは変速が実行されず、油路が切換えられ
ないので、上記時間t1において変速指令が出力されて
も変化せず、上記タイマ値Timが経過して初めてアプ
ライポート45bに供給されることとなる。
【0096】このとき、ライン圧が変速時ライン圧イま
で低下した時間と遅延タイマ値Timが経過した時間と
を、図7に示すように、上記時間t2においてほぼ一致
させることにより、ライン圧変更制御の有効性が担保さ
れ、かつ必要以上に変速実行を遅らせることによる弊害
を最小限度に抑制することができる。なお、このタイマ
値Timの設定は、上述のように、作動油の温度に応じ
て予め実験的に求めることができる値である。
で低下した時間と遅延タイマ値Timが経過した時間と
を、図7に示すように、上記時間t2においてほぼ一致
させることにより、ライン圧変更制御の有効性が担保さ
れ、かつ必要以上に変速実行を遅らせることによる弊害
を最小限度に抑制することができる。なお、このタイマ
値Timの設定は、上述のように、作動油の温度に応じ
て予め実験的に求めることができる値である。
【0097】その結果、かかる遅延制御を行うときは、
車体加速度の時間変化において、変速中に変動のない滑
らかな変化となって、2−4ブレーキ45の締結時のシ
ョック等が発生しない。
車体加速度の時間変化において、変速中に変動のない滑
らかな変化となって、2−4ブレーキ45の締結時のシ
ョック等が発生しない。
【0098】その後、変速動作が終了すると変速時ライ
ン圧イは、再び定常時ライン圧エへと戻されるが、Dレ
ンジの2速はカットバック制御が実施される変速段であ
るので、定常時ライン圧エの油圧レベルはDレンジの1
速の定常時ライン圧アの油圧レベルに比べて低くなって
いる。
ン圧イは、再び定常時ライン圧エへと戻されるが、Dレ
ンジの2速はカットバック制御が実施される変速段であ
るので、定常時ライン圧エの油圧レベルはDレンジの1
速の定常時ライン圧アの油圧レベルに比べて低くなって
いる。
【0099】一方、このような遅延制御を行わず、上記
時間t1においてライン圧変更指令と同時に変速が実行
される場合では、サーボアプライ圧は未だ変速時ライン
圧イまで下がりきっていない途中の油圧ウを元圧とする
こととなるので、図中仮想線で示すように初期の油圧の
上昇が急となって2−4ブレーキ45が急激に締結さ
れ、車体加速度において突き上げが発生して乗員に不快
なショックを与えることとなる。
時間t1においてライン圧変更指令と同時に変速が実行
される場合では、サーボアプライ圧は未だ変速時ライン
圧イまで下がりきっていない途中の油圧ウを元圧とする
こととなるので、図中仮想線で示すように初期の油圧の
上昇が急となって2−4ブレーキ45が急激に締結さ
れ、車体加速度において突き上げが発生して乗員に不快
なショックを与えることとなる。
【0100】以上説明したように、この実施例において
は、変速時にライン圧変更制御を実施して、定常時ライ
ン圧を所望の変速時ライン圧へと変更させるように構成
され、このライン圧変更制御の効果を確実なものとする
ための遅延制御をも行うのであるが、カットバック制御
が実施される変速段への変速であること、スロットル開
度θが所定値α以下であること、および油温が所定値β
以下である場合に限り、上記遅延制御を行うこととし、
それ以外の場合には実質的に遅延制御は行われないこと
となる。
は、変速時にライン圧変更制御を実施して、定常時ライ
ン圧を所望の変速時ライン圧へと変更させるように構成
され、このライン圧変更制御の効果を確実なものとする
ための遅延制御をも行うのであるが、カットバック制御
が実施される変速段への変速であること、スロットル開
度θが所定値α以下であること、および油温が所定値β
以下である場合に限り、上記遅延制御を行うこととし、
それ以外の場合には実質的に遅延制御は行われないこと
となる。
【0101】その結果、カットバック制御が実施される
ことにより定常時ライン圧アと変速時ライン圧イとの差
がより大きくなって、ライン圧の変化に要する時間が長
く費やされる場合、スロットル開度θが小さく、穏やか
な走行中で急激な加速が要求されていない場合、および
油温が所定値β以下で作動油の流動性が悪化し、ライン
圧の変化に要する時間が長く費やされる場合においての
み遅延制御が実行されて、遅延制御の本来の目的である
変速ショックの防止等を有効に回避することとなる。
ことにより定常時ライン圧アと変速時ライン圧イとの差
がより大きくなって、ライン圧の変化に要する時間が長
く費やされる場合、スロットル開度θが小さく、穏やか
な走行中で急激な加速が要求されていない場合、および
油温が所定値β以下で作動油の流動性が悪化し、ライン
圧の変化に要する時間が長く費やされる場合においての
み遅延制御が実行されて、遅延制御の本来の目的である
変速ショックの防止等を有効に回避することとなる。
【0102】その他の場合、すなわちライン圧が変化す
べき差圧が相対的に小さいとき、運転者が急加速等を要
求しているとき、作動油の流動性が良好なときには、遅
延制御を実行することによる走行性や燃費への影響を重
視してこれを行わないこととなるので、ライン圧変更制
御の目的を確実に達成すべき場合においてのみ遅延制御
が実行されることとなって、この種の油圧制御回路の信
頼性向上に寄与し得ることとなる。
べき差圧が相対的に小さいとき、運転者が急加速等を要
求しているとき、作動油の流動性が良好なときには、遅
延制御を実行することによる走行性や燃費への影響を重
視してこれを行わないこととなるので、ライン圧変更制
御の目的を確実に達成すべき場合においてのみ遅延制御
が実行されることとなって、この種の油圧制御回路の信
頼性向上に寄与し得ることとなる。
【0103】さらに、かかる遅延制御を実行する場合に
おいて、変速実行を遅延させる遅延タイマ値Timは作
動油の温度が低いほど長く設定されているので、作動油
の流動性、すなわちライン圧の変化に要する時間に適切
に対応した時間だけ変速実行が遅延されることとなり、
より精緻な制御が実現される。
おいて、変速実行を遅延させる遅延タイマ値Timは作
動油の温度が低いほど長く設定されているので、作動油
の流動性、すなわちライン圧の変化に要する時間に適切
に対応した時間だけ変速実行が遅延されることとなり、
より精緻な制御が実現される。
【0104】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
変速時にライン圧を定常時ライン圧から変速時ライン圧
へと変更させるようにした自動変速機において、作動油
の温度が低いとき、換言すれば冷間時に作動油の流動性
が低下して応答性が悪化した場合にのみ遅延制御が実施
されるので、温間時に作動油の応答性が良好でかかる遅
延制御が必要でないときは不必要な変速動作の遅延が実
行されず、その結果、変速フィーリングの悪化、走行性
の不良、燃費の悪化等の遅延制御実行に伴う弊害と、ラ
イン圧変更制御本来の目的とが両立されることとなる。
変速時にライン圧を定常時ライン圧から変速時ライン圧
へと変更させるようにした自動変速機において、作動油
の温度が低いとき、換言すれば冷間時に作動油の流動性
が低下して応答性が悪化した場合にのみ遅延制御が実施
されるので、温間時に作動油の応答性が良好でかかる遅
延制御が必要でないときは不必要な変速動作の遅延が実
行されず、その結果、変速フィーリングの悪化、走行性
の不良、燃費の悪化等の遅延制御実行に伴う弊害と、ラ
イン圧変更制御本来の目的とが両立されることとなる。
【0105】また、上記の油温条件に加えて、ライン圧
が所定の油圧に比べて低い変速時、エンジンのスロット
ル開度が所定の開度に比べて小さい変速時、またはライ
ン圧のカットバック制御が行われる変速時のいずれかの
場合に限り、この遅延制御を実行するようになされてい
るので、油圧を変更させるための推進力が低下してライ
ン圧が変速時ライン圧へと変更されるまでに必要な時間
がより長くなるとき、エンジン負荷が小さく穏やかな走
行状態等で急加速等が要求されておらず、変速ショック
が乗員に与える不快感がより著しいとき、カットバック
制御により定常時ライン圧と変速時ライン圧との差がよ
り大きくなりライン圧が変更されるまでに必要な時間が
より長くなるときといった、それぞれライン圧変更制御
の有効な効果を期待する場合においてのみ選択的に遅延
制御が行われる。
が所定の油圧に比べて低い変速時、エンジンのスロット
ル開度が所定の開度に比べて小さい変速時、またはライ
ン圧のカットバック制御が行われる変速時のいずれかの
場合に限り、この遅延制御を実行するようになされてい
るので、油圧を変更させるための推進力が低下してライ
ン圧が変速時ライン圧へと変更されるまでに必要な時間
がより長くなるとき、エンジン負荷が小さく穏やかな走
行状態等で急加速等が要求されておらず、変速ショック
が乗員に与える不快感がより著しいとき、カットバック
制御により定常時ライン圧と変速時ライン圧との差がよ
り大きくなりライン圧が変更されるまでに必要な時間が
より長くなるときといった、それぞれライン圧変更制御
の有効な効果を期待する場合においてのみ選択的に遅延
制御が行われる。
【0106】その結果、ライン圧変更制御の目的を確実
に達成すべき必要最小限の場合に限り遅延制御が実施さ
れ、不必要な遅延制御を実行することによる弊害が極力
回避されることとなる。
に達成すべき必要最小限の場合に限り遅延制御が実施さ
れ、不必要な遅延制御を実行することによる弊害が極力
回避されることとなる。
【0107】さらに、かかる遅延制御を行う場合の遅延
時間は一律でなく、油温の変化に応じて設定されている
ので、作動油の応答性に適正に対応した遅延時間だけ変
速実行が遅延されて、ライン圧変更制御の本来の目的が
有効に達成され、かつ走行性不良等の問題が極力低減さ
れることとなる。
時間は一律でなく、油温の変化に応じて設定されている
ので、作動油の応答性に適正に対応した遅延時間だけ変
速実行が遅延されて、ライン圧変更制御の本来の目的が
有効に達成され、かつ走行性不良等の問題が極力低減さ
れることとなる。
【図1】 本発明の実施例に係る自動変速機の骨子図で
ある。
ある。
【図2】 同実施例における自動変速機の油圧制御回路
を示す回路図である。
を示す回路図である。
【図3】 図2の油圧制御回路における各バルブに対す
る制御システム図である。
る制御システム図である。
【図4】 同実施例における1−2変速時の各ソレノイ
ドバルブに対する制御動作を示すフローチャート図であ
る。
ドバルブに対する制御動作を示すフローチャート図であ
る。
【図5】 同実施例における制御で用いるマップの説明
図である。
図である。
【図6】 同実施例における1−2変速時の状態を示す
油圧制御回路の要部拡大図である。
油圧制御回路の要部拡大図である。
【図7】 同変速時における油圧の時間変化を示すタイ
ムチャート図である。
ムチャート図である。
【図8】 従来技術の問題点の説明図である。
【図9】 従来技術の問題点の説明図である。
45b アプライポート 51 レギュレータバルブ 53 1−2シフトバルブ 84 ライン圧制御用デューティソレノイド
バルブ 100 メインライン 101 第1出力ライン 110 サーボアプライライン 200 コントロールユニット 202 スロットル開度センサ 204 油温センサ
バルブ 100 メインライン 101 第1出力ライン 110 サーボアプライライン 200 コントロールユニット 202 スロットル開度センサ 204 油温センサ
Claims (5)
- 【請求項1】 複数の摩擦要素を選択的に締結させて変
速歯車機構の動力伝達経路を切換える油圧制御回路に、
駆動信号によって作動し、上記各摩擦要素に対する締結
圧の給排状態を変更することにより変速段を切換える変
速段切換手段と、変速時にライン圧を変更させるライン
圧調整手段とが備えられた自動変速機において、当該自
動変速機の温度を検出する温度検出手段と、該温度検出
手段によって検出された温度が低いときには、上記ライ
ン圧調整手段に対する変速時におけるライン圧変更指令
の出力後、所定時間遅延させて上記変速段切換手段に駆
動信号を出力する変速制御手段とが設けられていること
を特徴とする自動変速機の制御装置。 - 【請求項2】 所定時間は、温度検出手段が検出する自
動変速機の温度が低いほど長く設定されていることを特
徴とする請求項1に記載の自動変速機の制御装置。 - 【請求項3】 ライン圧が所定の油圧に比べて低い変速
時に、変速制御手段が、ライン圧変更指令の出力後、所
定時間遅延させて変速段切換手段に駆動信号を出力する
ことを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに
記載の自動変速機の制御装置。 - 【請求項4】 エンジンのスロットル開度が所定の開度
に比べて小さい変速時に、変速制御手段が、ライン圧変
更指令の出力後、所定時間遅延させて変速段切換手段に
駆動信号を出力することを特徴とする請求項1、請求項
2または請求項3のいずれかに記載の自動変速機の制御
装置。 - 【請求項5】 ライン圧のカットバック制御が行われる
変速時に、変速制御手段が、ライン圧変更指令の出力
後、所定時間遅延させて変速段切換手段に駆動信号を出
力することを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3
または請求項4のいずれかに記載の自動変速機の制御装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP02885394A JP3528228B2 (ja) | 1994-01-31 | 1994-01-31 | 自動変速機の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP02885394A JP3528228B2 (ja) | 1994-01-31 | 1994-01-31 | 自動変速機の制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07217728A true JPH07217728A (ja) | 1995-08-15 |
| JP3528228B2 JP3528228B2 (ja) | 2004-05-17 |
Family
ID=12259944
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP02885394A Expired - Fee Related JP3528228B2 (ja) | 1994-01-31 | 1994-01-31 | 自動変速機の制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3528228B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2015099077A1 (ja) * | 2013-12-26 | 2015-07-02 | アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 | 自動変速機の油圧制御装置 |
-
1994
- 1994-01-31 JP JP02885394A patent/JP3528228B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2015099077A1 (ja) * | 2013-12-26 | 2015-07-02 | アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 | 自動変速機の油圧制御装置 |
| JPWO2015099077A1 (ja) * | 2013-12-26 | 2017-03-23 | アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 | 自動変速機の油圧制御装置 |
| US9765882B2 (en) | 2013-12-26 | 2017-09-19 | Aisin Aw Co., Ltd. | Hydraulic control device of automatic transmission |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3528228B2 (ja) | 2004-05-17 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
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| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
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|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
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