JPH0721868Y2 - 2サイクルエンジンのリードバルブ - Google Patents

2サイクルエンジンのリードバルブ

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JPH0721868Y2
JPH0721868Y2 JP1136890U JP1136890U JPH0721868Y2 JP H0721868 Y2 JPH0721868 Y2 JP H0721868Y2 JP 1136890 U JP1136890 U JP 1136890U JP 1136890 U JP1136890 U JP 1136890U JP H0721868 Y2 JPH0721868 Y2 JP H0721868Y2
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JP
Japan
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reed valve
valve
cycle engine
valve body
engine
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Expired - Lifetime
Application number
JP1136890U
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JPH03102027U (ja
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年生 久野
清一郎 杉本
保久 小林
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は2サイクルエンジンのリードバルブに関するも
のである。
(従来の技術及び考案が解決しようとする課題) 2サイクルエンジンの吸気通路にはリードバルブが設け
られるが、従来においてはこのリードバルブは主として
ステンレスにて形成されていた。このようにリードバル
ブをステンレスで形成した場合、ステンレスは弾性が高
いことから開弁量を大きくすることができず、レスポン
スが若干悪くなることがあった。
そこでレスポンスを向上させるためにリードバルブのば
ね定数を小さくすること、即ち板厚を減少させることが
考えられるが、ステンレス製のリードバルブの板厚を減
少させていくと、固有振動数も急激に減少していき、高
回転域ではリードバルブの開閉動作がピストンの往復動
作に追従できなくなり結果的に出力が減少してしまう。
尚リードバルブを合成樹脂で形成することも考えられる
が、このような構造ではバックファィヤの熱による耐久
性の問題もあり好ましくない。
(課題を解決するための手段) 前記課題を解決するため本考案は2サイクルエンジンの
吸気側通路に設けらるリードバルブにおいて、前期リー
ドバルブの少なくとも固着部を超弾性材で形成したこと
を特徴とする。
(作用) リードバルブを超弾性部材で形成したので、超弾性開始
点を越えてエンジン負圧を受けるとリードバルブは非線
形的に変形し、即ち見かけ上の弾性率が大幅に小さくな
り、板厚を小さくすることなく大きな開弁量が得られ、
レスポンスを向上させることができる。
(実施例) 以下に本考案の好適一実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図は2サイクルエンジンの縦断面図、第2図はリー
ドバルブの縦断面図、第3図は弁体の正面図である。
第1図中、1は内部にクランク室S1を形成するクランク
ケース、2は前記クランク室S1内に回転自在に配置され
るクランク軸、3はクランクケース1の上部に形成した
シリンダで、シリンダ3内にはピストン4を摺動自在に
配置し、このピストン4と前記クランク軸2とをコンロ
ッド5で連結する。前記シリンダ3内のピストン4上方
には燃焼室S2を形成し、この燃焼室S2内には点火プラグ
6の先端を臨ませる。
前記シリンダ3の一側には筒部8を形成し、この通路部
8内で吸気通路9を形成する。又、前記クランク室S1と
燃焼室S2とを掃気通路10で連通し、シリンダ3の他側に
は排気管12を設けてこの排気管12で排気通路13を形成す
る。
前記吸気通路9にはリードバルブ15を設け、このリード
バルブ15は第2図に示すように側面視V字状を成す弁本
体16と、この弁本体16にビス18で固定され、弾性変形す
ることで弁本体16の開口16a,16aを開閉する弁体17,17か
ら成る。前記弁体17は超弾性材(例えばニッケル51%、
チタン49%から成る)にて形成し、板厚を0.15mm程度と
する(板厚は0.1〜0.3mmの範囲が望ましい)。超弾性材
は、ある一定以上の力を加えると、それまでの弾性変形
から非線形変形に変わるものであり、除荷後は完全に元
の歪0の状態に戻る性質を有する。この性質は形状記憶
合金の中にも見出されており、特に超弾性合金と呼ばれ
る場合もある。尚、本実施例では弁体17全体を超弾性材
で形成したが、弁体17の取付部分だけを超弾性材で形成
しても良い。
以上においてエンジンが吸気動作を開始するとエンジン
の負圧によって弁体17が弁本体16から離れて開口16a,16
aを開放し、燃料ガスが吸気通路9からエンジン内に流
入する。
第4図はエンジンの負圧とリードバルブ15の開弁量を示
すグラフで、図中イは本実施例、即ち超弾性材を使用し
た場合、ロは従来の如くステンレスを使用した場合を示
している。
この図に示すようにステンレスを使用した場合、弁体17
は、エンジンの負圧の変化に伴ってA→B→C→B→A
のように開閉し、この開閉量は図示の如く負圧の大きさ
に正比例する。
一方、イに示すように超弾性材の弁体17の場合は、A→
B→D→B→Aのように開閉する。このようにA→Bま
ではエンジンの負圧に正比例して開閉するがB→Dまで
の間、即ち超弾性開始点を越えると非線形的に変形す
る。従って弁体17を超弾性材で形成すれば大きな開弁量
が得られ、レスポンスが向上する。又、従来使用してい
た樹脂製の弁体に比べれば熱にも強く、バックファイヤ
等にも十分耐えられることから耐久性が向上する。更に
超弾性材は低温になるに従って超弾性開始応力が低くな
るという性質があるため低温時の開弁量が増加し燃料供
給を増大させることが可能となる。従ってチョーク機構
を補助して低温時のアイドル運転を安定させることがで
きる。
(考案の効果) 以上述べたように本考案によればリードバルブを超弾性
部材で形成したので、超弾性開始点を越えてエンジン負
圧を受けるとリードバルブは非線形的に変形し、即ち見
かけ上の弾性率が大幅に小さくなり、板厚を小さくする
ことなく大きな開弁量が得られ、レスポンスを向上させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は2サイクルエンジンの縦断面図、第2図はリー
ドバルブの縦断面図、第3図は弁体の正面図、第4図は
エンジンの負圧とリードバルブの開弁量を示すグラフで
ある。 9…吸気通路、15…リードバルブ、16…弁本体、17…弁
体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】2サイクルエンジンの吸気側通路に設けら
    るリードバルブにおいて、前記リードバルブの少なくと
    も固着部を超弾性材で形成したことを特徴とする2サイ
    クルエンジンのリードバルブ。
JP1136890U 1990-02-07 1990-02-07 2サイクルエンジンのリードバルブ Expired - Lifetime JPH0721868Y2 (ja)

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JPH03102027U JPH03102027U (ja) 1991-10-24
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