JPH0721871Y2 - 2サイクルエンジンの排気装置 - Google Patents
2サイクルエンジンの排気装置Info
- Publication number
- JPH0721871Y2 JPH0721871Y2 JP4415890U JP4415890U JPH0721871Y2 JP H0721871 Y2 JPH0721871 Y2 JP H0721871Y2 JP 4415890 U JP4415890 U JP 4415890U JP 4415890 U JP4415890 U JP 4415890U JP H0721871 Y2 JPH0721871 Y2 JP H0721871Y2
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- JP
- Japan
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- valve
- main
- exhaust passage
- sub
- main valve
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- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
- Valve Device For Special Equipments (AREA)
- Mechanically-Actuated Valves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は主排気通路と副排気通路を備え、副排気通路を
主排気通路に対して開閉する回転式のサブバルブを設
け、主排気通路には該通路の断面積を変更しうるメイン
バルブを設けた2サイクルエンジンの排気装置に関す
る。
主排気通路に対して開閉する回転式のサブバルブを設
け、主排気通路には該通路の断面積を変更しうるメイン
バルブを設けた2サイクルエンジンの排気装置に関す
る。
(従来技術) 従来のこの種の排気装置において、メインバルブとして
次のような構造の物がある。
次のような構造の物がある。
第12図のものは、主排気通路2の上壁に支軸64を介して
揺動自在にメインバルブ60を備え、該メインバルブ60に
設けたカムピン61を副排気通路開閉用のサブバルブのカ
ム溝に係合しており、サブバルブの回転と同時にカム機
構によりメインバルブ60を揺動させ、主排気通路2の排
気断面積及び排気タイミングを変えるようにしている
(特開昭63−173817の第2図〜第4図)。
揺動自在にメインバルブ60を備え、該メインバルブ60に
設けたカムピン61を副排気通路開閉用のサブバルブのカ
ム溝に係合しており、サブバルブの回転と同時にカム機
構によりメインバルブ60を揺動させ、主排気通路2の排
気断面積及び排気タイミングを変えるようにしている
(特開昭63−173817の第2図〜第4図)。
第13図のものは、回転式のメインバルブ65を主排気通路
2の上壁に横置きに備え、副排気通路開閉用のサブバル
ブを回転させる駆動ロッド66の下側ラック歯66aにメイ
ンバルブ65のギヤ68を噛み合わせている(特開昭64−15
425)。
2の上壁に横置きに備え、副排気通路開閉用のサブバル
ブを回転させる駆動ロッド66の下側ラック歯66aにメイ
ンバルブ65のギヤ68を噛み合わせている(特開昭64−15
425)。
第14図のものは、主排気通路2の上壁に傾斜状のバルブ
孔69を形成し、メインバルブ70をスライド自在にバルブ
孔69に嵌合して、メインバルブ70の側面のラック歯71を
サブバルブ75のピニオン76に噛み合わせている(特開昭
63−173817の第8図)。
孔69を形成し、メインバルブ70をスライド自在にバルブ
孔69に嵌合して、メインバルブ70の側面のラック歯71を
サブバルブ75のピニオン76に噛み合わせている(特開昭
63−173817の第8図)。
ところが上記各構造には次のような現象が生じることが
ある。
ある。
第12図の揺動式メインバルブ60では、メインバルブ60の
全体が常時排気ガスにさらされており、またメインバル
ブ60はシリンダの近くに設置されてその位置は変化しな
いことから、常にシリンダの爆発熱の影響を大きく受け
ている。したがってメインバルブ全開時におけるメイン
バルブ60とこれを収納する凹部62との間にはどうしても
一定のがたが必要になる。即ちメインバルブ全開時にお
いて凹部62とメインバルブ60の間に比較的余裕のある隙
間dが存在する。
全体が常時排気ガスにさらされており、またメインバル
ブ60はシリンダの近くに設置されてその位置は変化しな
いことから、常にシリンダの爆発熱の影響を大きく受け
ている。したがってメインバルブ全開時におけるメイン
バルブ60とこれを収納する凹部62との間にはどうしても
一定のがたが必要になる。即ちメインバルブ全開時にお
いて凹部62とメインバルブ60の間に比較的余裕のある隙
間dが存在する。
このような隙間dが存在していると、高速時にメインバ
ルブ60が収納されている場合(第12図の状態)におい
て、排気ガスが隙間dに流入し、主排気通路2内の排気
と互いに干渉し合って排気の流れを乱し、出力低下の原
因になる。
ルブ60が収納されている場合(第12図の状態)におい
て、排気ガスが隙間dに流入し、主排気通路2内の排気
と互いに干渉し合って排気の流れを乱し、出力低下の原
因になる。
第13図の回転式のメインバルブ65では、メインバルブ65
のギヤ68が常に主排気通路2に露出すると共に、駆動ロ
ッド66との噛み合い部分近傍に余裕のある隙間dができ
ており、排気ガスが隙間dに流入し、排気の流れを乱
し、出力低下の原因になる。
のギヤ68が常に主排気通路2に露出すると共に、駆動ロ
ッド66との噛み合い部分近傍に余裕のある隙間dができ
ており、排気ガスが隙間dに流入し、排気の流れを乱
し、出力低下の原因になる。
また回転式メインバルブでは、その切欠きの深さに限界
があるので、排気タイミングの可変ストロークが大きく
取れない。
があるので、排気タイミングの可変ストロークが大きく
取れない。
第14図のスライド式の場合においては、駆動ロッド66の
シリンダ側に配置されたサブバルブ75のピニオン76は、
メインバルブ70のラック歯71と噛み合わせるために下方
へ長く延ばされている。このためピニオン76とメインバ
ルブ70のラック歯71の噛合部が主排気通路2に露出し、
排気ガスがギヤ噛み合い部分まで侵入して、排気ガスの
流れを乱し、出力低下の原因になる。
シリンダ側に配置されたサブバルブ75のピニオン76は、
メインバルブ70のラック歯71と噛み合わせるために下方
へ長く延ばされている。このためピニオン76とメインバ
ルブ70のラック歯71の噛合部が主排気通路2に露出し、
排気ガスがギヤ噛み合い部分まで侵入して、排気ガスの
流れを乱し、出力低下の原因になる。
(考案の目的) 本考案の目的は、高回転の出力を維持しつつ、低、中速
回転時における排気ガスの乱れを少くし、低、中速回転
時の出力も向上させることである。
回転時における排気ガスの乱れを少くし、低、中速回転
時の出力も向上させることである。
(目的を達成するための技術的手段) 上記目的を達成するために本考案は、シリンダ内に連通
する主排気通路と副排気通路を形成し、副排気通路を主
排気通路に対して開閉する回転式サブバルブを設け、主
排気通路の上壁に、シリンダ側に向いて下方傾斜状に開
口するバルブ孔を形成し、該バルブ孔にスライド自在に
メインバルブを嵌合し、両バルブを駆動するための駆動
ロッドを回転数に応じてロッド長さ方向に移動するよう
に備え、該駆動ロッドのシリンダ側に第1ラック歯を、
反対側に第2ラック歯を形成し、第1ラック歯にサブバ
ルブのピニオンを噛み合わせ、第2ラック歯にアイドル
ギヤを噛み合わせ、メインバルブの側面にラック歯を形
成して前記アイドルギヤに噛み合せ、回転数増加時の駆
動ロッドの移動により、メインバルブは主排気通路の断
面積を増加させるように開くと同時にサブバルブも開く
ようにし、かつメインバルブ開時にメインバルブのラッ
ク歯が主排気通路に露出しないようにしている。
する主排気通路と副排気通路を形成し、副排気通路を主
排気通路に対して開閉する回転式サブバルブを設け、主
排気通路の上壁に、シリンダ側に向いて下方傾斜状に開
口するバルブ孔を形成し、該バルブ孔にスライド自在に
メインバルブを嵌合し、両バルブを駆動するための駆動
ロッドを回転数に応じてロッド長さ方向に移動するよう
に備え、該駆動ロッドのシリンダ側に第1ラック歯を、
反対側に第2ラック歯を形成し、第1ラック歯にサブバ
ルブのピニオンを噛み合わせ、第2ラック歯にアイドル
ギヤを噛み合わせ、メインバルブの側面にラック歯を形
成して前記アイドルギヤに噛み合せ、回転数増加時の駆
動ロッドの移動により、メインバルブは主排気通路の断
面積を増加させるように開くと同時にサブバルブも開く
ようにし、かつメインバルブ開時にメインバルブのラッ
ク歯が主排気通路に露出しないようにしている。
(実施例) 第1図〜第10図は本考案を適用した2サイクルエンジン
であり、水平断面図を示す第4図において、シリンダ1
の壁1aにはシリンダ1内に連通する主排気通路2と、該
主排気通路2の両側の副排気通路3が形成され、該副排
気通路3の一端はシリンダ1内に開口し、他端は主排気
通路2の途中部分にサブバルブ6を介して開閉自在に接
続している。各サブバルブ6はシリンダ中心線O1と平行
な姿勢でシリンダ壁1aのバルブ支持穴6a内に回転自在に
支持されている。サブバルブ6はシリンダ壁1aの肉厚を
充分に保つためにシリンダ1から離れた所に設置されて
いる。
であり、水平断面図を示す第4図において、シリンダ1
の壁1aにはシリンダ1内に連通する主排気通路2と、該
主排気通路2の両側の副排気通路3が形成され、該副排
気通路3の一端はシリンダ1内に開口し、他端は主排気
通路2の途中部分にサブバルブ6を介して開閉自在に接
続している。各サブバルブ6はシリンダ中心線O1と平行
な姿勢でシリンダ壁1aのバルブ支持穴6a内に回転自在に
支持されている。サブバルブ6はシリンダ壁1aの肉厚を
充分に保つためにシリンダ1から離れた所に設置されて
いる。
主排気通路2には主排気通路2の排気断面積を変更する
1対のメインバルブ7が配置されている。
1対のメインバルブ7が配置されている。
第5図において、シリンダ1の排気側の壁1a内には駆動
ロッド挿入孔13が形成され、該挿入孔13内にはシリンダ
中心線O1と略直交する方向に延びる駆動ロッド12がロッ
ド長さ方向移動自在に配置されている。駆動ロッド12の
基端部(第5図右端部)は軸受装置16を介して壁外に延
び出し、外端部に連結部17を有している。該連結部17は
図示しないがガバナ等のように回転数に応じて駆動する
駆動装置に連動連結されており、それにより回転数が増
大するに従い第9図の状態から矢印A1方向へと移動し、
高速回転時には第5図の状態になる。
ロッド挿入孔13が形成され、該挿入孔13内にはシリンダ
中心線O1と略直交する方向に延びる駆動ロッド12がロッ
ド長さ方向移動自在に配置されている。駆動ロッド12の
基端部(第5図右端部)は軸受装置16を介して壁外に延
び出し、外端部に連結部17を有している。該連結部17は
図示しないがガバナ等のように回転数に応じて駆動する
駆動装置に連動連結されており、それにより回転数が増
大するに従い第9図の状態から矢印A1方向へと移動し、
高速回転時には第5図の状態になる。
駆動ロッド12のシリンダ側の面には左右1対の第1ラッ
ク歯14が形成され、シリンダ側と反対側の面の先端部側
(第5図左側)には第2ラック歯15が形成されている。
各サブバルブ6は駆動ロッド12よりもシリンダ側に配置
されると共にそれぞれ上部に駆動ピニオン10を一体に有
し、一方の側(第5図左側)の駆動ピニオン10は直接駆
動ロッド12の第1ラック歯14に噛み合い、他方側(連結
部17側)の駆動ピニオン10は反転ギヤ18を介して第1ラ
ック歯14に噛み合っている。
ク歯14が形成され、シリンダ側と反対側の面の先端部側
(第5図左側)には第2ラック歯15が形成されている。
各サブバルブ6は駆動ロッド12よりもシリンダ側に配置
されると共にそれぞれ上部に駆動ピニオン10を一体に有
し、一方の側(第5図左側)の駆動ピニオン10は直接駆
動ロッド12の第1ラック歯14に噛み合い、他方側(連結
部17側)の駆動ピニオン10は反転ギヤ18を介して第1ラ
ック歯14に噛み合っている。
メインバルブ駆動用のアイドルギヤ20は駆動ラック12に
対してシリンダ側とは反対側の位置に、かつ主排気通路
2の片側のみに1個配置されており、サブバルブ6と平
行な姿勢でギヤ支持穴20a内に回転自在に収納され、駆
動ロッド12の第2ラック歯15に噛み合っている。
対してシリンダ側とは反対側の位置に、かつ主排気通路
2の片側のみに1個配置されており、サブバルブ6と平
行な姿勢でギヤ支持穴20a内に回転自在に収納され、駆
動ロッド12の第2ラック歯15に噛み合っている。
第1図において、アイドルギヤ20の上部軸部はカラー36
を介してギヤ支持穴20aに支持されている。
を介してギヤ支持穴20aに支持されている。
主排気通路2の途中の上壁には、シリンダ1側に向いて
開口する下方傾斜状の1対のバルブ孔21が形成されてお
り、各バルブ孔21内に各メインバルブ5がスライド自在
に嵌合している。
開口する下方傾斜状の1対のバルブ孔21が形成されてお
り、各バルブ孔21内に各メインバルブ5がスライド自在
に嵌合している。
第2図において左右1対のバルブ孔21は、それぞれ断面
形状が横長の長円形に形成されており、各メインバルブ
5の断面形状はバルブ孔21に対応する長円形に形成さ
れ、かつバルブ孔21とメインバルブ外周面との間の嵌合
寸法精度は排気ガスを通過させない程度に精密に加工さ
れている。
形状が横長の長円形に形成されており、各メインバルブ
5の断面形状はバルブ孔21に対応する長円形に形成さ
れ、かつバルブ孔21とメインバルブ外周面との間の嵌合
寸法精度は排気ガスを通過させない程度に精密に加工さ
れている。
各バルブ孔21は第3図に示すようにシリンダ側とは反対
側の端部(第3図右側)が1つのガイド凹部25に連通し
ており、該凹部25内において、左右のメインバルブ5は
連結ピン28により連結され、一体的に移動するようにな
っている。メインバルブ5のシリンダ側の先端部はシリ
ンダの内周面形状に対応した円弧状に形成されており、
一方のメインバルブ5の側面にはメインバルブ長さ方向
に並ぶラック歯30が形成されている。
側の端部(第3図右側)が1つのガイド凹部25に連通し
ており、該凹部25内において、左右のメインバルブ5は
連結ピン28により連結され、一体的に移動するようにな
っている。メインバルブ5のシリンダ側の先端部はシリ
ンダの内周面形状に対応した円弧状に形成されており、
一方のメインバルブ5の側面にはメインバルブ長さ方向
に並ぶラック歯30が形成されている。
上記メインバルブ5のラック歯30は第1図のようにシリ
ンダ中心線と平行に歯が刻まれており、前記アイドルギ
ヤ20に噛み合っている。ラック歯30は少くともメインバ
ルブ全開時付近において、主排気通路2に露出しないよ
うな位置に形成されており、メインバルブ全開時には長
円形状の先端部分がバルブ孔21の開口部全周に嵌合して
排気ガスの侵入を阻止するようになっている(第2図参
照)。
ンダ中心線と平行に歯が刻まれており、前記アイドルギ
ヤ20に噛み合っている。ラック歯30は少くともメインバ
ルブ全開時付近において、主排気通路2に露出しないよ
うな位置に形成されており、メインバルブ全開時には長
円形状の先端部分がバルブ孔21の開口部全周に嵌合して
排気ガスの侵入を阻止するようになっている(第2図参
照)。
第6図において、サブバルブ6の上部軸部はカラー35を
介して支持穴6aに支持されている。
介して支持穴6aに支持されている。
作動を説明する。低速回転時には第9図のように駆動ロ
ッド12は孔13内に押し込まれており、第7図のようにメ
インバルブ5は排気通路2内へと前下方に突出し、その
先端部はシリンダ1の内周面に略沿う状態になってい
る。これにより主排気通路2の上側部分を閉塞し、排気
通路断面積を小さくすると共に、排気タイミングを遅く
している。一方サブバルブ6は第8図及び第10図のよう
に副排気通路3を閉じている。従って排気通路全体とし
てみると、排気断面積は低速時に見合った小さいものと
なり、また排気タイミングも低速時に見合った遅いもの
となる。
ッド12は孔13内に押し込まれており、第7図のようにメ
インバルブ5は排気通路2内へと前下方に突出し、その
先端部はシリンダ1の内周面に略沿う状態になってい
る。これにより主排気通路2の上側部分を閉塞し、排気
通路断面積を小さくすると共に、排気タイミングを遅く
している。一方サブバルブ6は第8図及び第10図のよう
に副排気通路3を閉じている。従って排気通路全体とし
てみると、排気断面積は低速時に見合った小さいものと
なり、また排気タイミングも低速時に見合った遅いもの
となる。
エンジンの回転速度が上昇すると、ガバナの作動により
第9図の駆動ロッド12はA1方向へと移動する。これによ
り第7図のメインバルブ5はアイドルギヤ20を介して開
方向へ移動し、主排気通路2からバルブ孔21内へ退き始
める。また第8図のサブバルブ6も開方向へと回転し、
副排気通路3を開き始める。このように適当量開かれた
副排気通路3と、同じく適当量開かれた主排気通路2と
から排気されるので、全排気断面積は中速回転時に見合
った大きさとなり、排気タイミングも中速時に見合って
早くなる。
第9図の駆動ロッド12はA1方向へと移動する。これによ
り第7図のメインバルブ5はアイドルギヤ20を介して開
方向へ移動し、主排気通路2からバルブ孔21内へ退き始
める。また第8図のサブバルブ6も開方向へと回転し、
副排気通路3を開き始める。このように適当量開かれた
副排気通路3と、同じく適当量開かれた主排気通路2と
から排気されるので、全排気断面積は中速回転時に見合
った大きさとなり、排気タイミングも中速時に見合って
早くなる。
さらに回転速度が上昇すると、第5図のように駆動ロッ
ド12は矢印A方向に略最大ストロークまで移動する。こ
れにより第1図のようにメインバルブ5は排気通路2の
上壁面と略同一面まで退いて全開状態となり、またサブ
バルブ6も第4図のように全開する。このように全開し
たメインバルブ5とサブバルブ6を通って排気ガスは排
出されるので、全排気通路断面積が高速時に見合った大
きさになり、排気タイミングも高速時に見合ってさらに
早くなる。
ド12は矢印A方向に略最大ストロークまで移動する。こ
れにより第1図のようにメインバルブ5は排気通路2の
上壁面と略同一面まで退いて全開状態となり、またサブ
バルブ6も第4図のように全開する。このように全開し
たメインバルブ5とサブバルブ6を通って排気ガスは排
出されるので、全排気通路断面積が高速時に見合った大
きさになり、排気タイミングも高速時に見合ってさらに
早くなる。
メインバルブ全開時において、バルブ孔21の開口部内周
面は、断面形状長円形のメインバルブ5の先端部でシー
ルされているから、アイドルギヤ20との噛合部等に排気
ガスは殆んど侵入せず、排気ガス同志の干渉による出力
低下は防止される。
面は、断面形状長円形のメインバルブ5の先端部でシー
ルされているから、アイドルギヤ20との噛合部等に排気
ガスは殆んど侵入せず、排気ガス同志の干渉による出力
低下は防止される。
またメインバルブ5は、駆動ロッド12のシリンダ側とは
反対側のアイドルギヤ20に噛み合って、全開時にはシリ
ンダから遠く離れた状態にあるので、シリンダ内の熱の
影響が少く、従ってバルブ孔21とメインバルブ5の嵌合
寸法を精密に仕上げてあっても、熱膨張等によりメイン
バルブ5の動作に影響を与えることはない。
反対側のアイドルギヤ20に噛み合って、全開時にはシリ
ンダから遠く離れた状態にあるので、シリンダ内の熱の
影響が少く、従ってバルブ孔21とメインバルブ5の嵌合
寸法を精密に仕上げてあっても、熱膨張等によりメイン
バルブ5の動作に影響を与えることはない。
(別の実施例) (1)第11図のように1対(又は1個)のレゾネータ37
を備え、サブバルブ6により低速時に副排気通路3を閉
じると共にレゾネータ室37を主排気通路2に対して開く
ようにした2サイクルエンジンに適用することもでき
る。
を備え、サブバルブ6により低速時に副排気通路3を閉
じると共にレゾネータ室37を主排気通路2に対して開く
ようにした2サイクルエンジンに適用することもでき
る。
(2)またメインバルブ5を左右に分割せずに、1つに
した構造でもよい。
した構造でもよい。
(3)アイドルギヤ20を例えば第5図の左右に1対設
け、メインバルブ5のラック歯30を両側に形成して、左
右両側のアイドルギヤによりメインバルブを駆動するよ
うにしてもよい。
け、メインバルブ5のラック歯30を両側に形成して、左
右両側のアイドルギヤによりメインバルブを駆動するよ
うにしてもよい。
(考案の効果) 以上説明したように本考案は: (1)メインバルブ5はバルブ孔21に嵌合するスライド
式とし、駆動ロッド12のシリンダ側と反対側の面の第2
ラック歯15にアイドルギヤ20を噛み合わせ、該アイドル
ギヤ20にメインバルブ5の側面のラック歯30を噛み合わ
せてメインバルブ5を駆動するようにしているので、全
開時においてメインバルブ5はシリンダ1から遠く離れ
て位置することにより、シリンダの熱の影響が少くな
り、メインバルブ5とバルブ孔21との嵌合寸法精度を向
上させ、がたをつくることなく仕上げることができる。
式とし、駆動ロッド12のシリンダ側と反対側の面の第2
ラック歯15にアイドルギヤ20を噛み合わせ、該アイドル
ギヤ20にメインバルブ5の側面のラック歯30を噛み合わ
せてメインバルブ5を駆動するようにしているので、全
開時においてメインバルブ5はシリンダ1から遠く離れ
て位置することにより、シリンダの熱の影響が少くな
り、メインバルブ5とバルブ孔21との嵌合寸法精度を向
上させ、がたをつくることなく仕上げることができる。
しかもサブバルブ6に直接メインバルブ5を係合せず、
駆動ロッド12からアイドルギヤ20を介してメインバルブ
5を駆動するようにしていることにより、第12図の従来
例のようにギヤ噛み合い部が主排気通路に露出すること
はなくなる。
駆動ロッド12からアイドルギヤ20を介してメインバルブ
5を駆動するようにしていることにより、第12図の従来
例のようにギヤ噛み合い部が主排気通路に露出すること
はなくなる。
従って全開時に従来のようなメインバルブ周囲の隙間が
生じることはなく、高速回転時の出力を一層向上させる
ことができる。
生じることはなく、高速回転時の出力を一層向上させる
ことができる。
(2)メインバルブ5をスライド式にしているので、主
排気通路2の断面積の変化ストロークの自由度が大きく
なり、排気タイミングの設定自由度が大きくなる。
排気通路2の断面積の変化ストロークの自由度が大きく
なり、排気タイミングの設定自由度が大きくなる。
第1図は本考案を適用した2サイクルエンジンのメイン
バルブ全開時の縦断面図(第4図のI−I断面図)、第
2図は第1図のII矢視図、第3図は第1図のIII−III断
面図、第4図は第1図のIV−IV断面図、第5図は第4図
のV−V断面部分図、第6図は第4図のVI−VI断面部分
図、第7図はメインバルブ閉時の縦断面図、第8図はサ
ブバルブ閉時の第7図のVIII−VIII断面図、第9図はサ
ブバルブ閉時の第5図と同じ部分の断面図、第10図は第
8図のX−X断面図、第11図は別の実施例の水平断面
図、第12図〜第14図はそれぞれ従来例の縦断面図であ
る。1…シリンダ、2…主排気通路、3…副排気通路、
5…メインバルブ、6…サブバルブ、10…ピニオン、12
…駆動ロッド、14、15…第1、第2ラック歯、20…アイ
ドルギヤ、21…バルブ孔、30…ラック歯
バルブ全開時の縦断面図(第4図のI−I断面図)、第
2図は第1図のII矢視図、第3図は第1図のIII−III断
面図、第4図は第1図のIV−IV断面図、第5図は第4図
のV−V断面部分図、第6図は第4図のVI−VI断面部分
図、第7図はメインバルブ閉時の縦断面図、第8図はサ
ブバルブ閉時の第7図のVIII−VIII断面図、第9図はサ
ブバルブ閉時の第5図と同じ部分の断面図、第10図は第
8図のX−X断面図、第11図は別の実施例の水平断面
図、第12図〜第14図はそれぞれ従来例の縦断面図であ
る。1…シリンダ、2…主排気通路、3…副排気通路、
5…メインバルブ、6…サブバルブ、10…ピニオン、12
…駆動ロッド、14、15…第1、第2ラック歯、20…アイ
ドルギヤ、21…バルブ孔、30…ラック歯
Claims (1)
- 【請求項1】シリンダ内に連通する主排気通路と副排気
通路を形成し、副排気通路を主排気通路に対して開閉す
る回転式サブバルブを設け、主排気通路の上壁に、シリ
ンダ側に向いて下方傾斜状に開口するバルブ孔を形成
し、該バルブ孔にスライド自在にメインバルブを嵌合
し、両バルブを駆動するための駆動ロッドを回転数に応
じてロッド長さ方向に移動するように備え、該駆動ロッ
ドのシリンダ側に第1ラック歯を、反対側に第2ラック
歯を形成し、第1ラック歯にサブバルブのピニオンを噛
み合わせ、第2ラック歯にアイドルギヤを噛み合わせ、
メインバルブの側面にラック歯を形成して前記アイドル
ギヤに噛み合せ、回転数増加時の駆動ロッドの移動によ
り、メインバルブは主排気通路の断面積を増加させるよ
うに開くと同時にサブバルブも開くようにし、かつメイ
ンバルブ開時にメインバルブのラック歯が主排気通路に
露出しないようにしたとを特徴とする2サイクルエンジ
ンの排気装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4415890U JPH0721871Y2 (ja) | 1990-04-25 | 1990-04-25 | 2サイクルエンジンの排気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4415890U JPH0721871Y2 (ja) | 1990-04-25 | 1990-04-25 | 2サイクルエンジンの排気装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH046536U JPH046536U (ja) | 1992-01-21 |
| JPH0721871Y2 true JPH0721871Y2 (ja) | 1995-05-17 |
Family
ID=31557209
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4415890U Expired - Lifetime JPH0721871Y2 (ja) | 1990-04-25 | 1990-04-25 | 2サイクルエンジンの排気装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0721871Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH085308Y2 (ja) * | 1991-08-02 | 1996-02-14 | 川崎重工業株式会社 | 2サイクルエンジンの排気装置 |
| JPH085307Y2 (ja) * | 1991-08-02 | 1996-02-14 | 川崎重工業株式会社 | 2サイクルエンジンの排気装置 |
-
1990
- 1990-04-25 JP JP4415890U patent/JPH0721871Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH046536U (ja) | 1992-01-21 |
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