JPH0721893Y2 - 内燃機関用制御装置 - Google Patents

内燃機関用制御装置

Info

Publication number
JPH0721893Y2
JPH0721893Y2 JP11464490U JP11464490U JPH0721893Y2 JP H0721893 Y2 JPH0721893 Y2 JP H0721893Y2 JP 11464490 U JP11464490 U JP 11464490U JP 11464490 U JP11464490 U JP 11464490U JP H0721893 Y2 JPH0721893 Y2 JP H0721893Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ignition
internal combustion
combustion engine
circuit
voltage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP11464490U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0471773U (ja
Inventor
隆行 金伏
秀樹 湯川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mahle Electric Drive Systems Co Ltd
Original Assignee
Kokusan Denki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kokusan Denki Co Ltd filed Critical Kokusan Denki Co Ltd
Priority to JP11464490U priority Critical patent/JPH0721893Y2/ja
Publication of JPH0471773U publication Critical patent/JPH0471773U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0721893Y2 publication Critical patent/JPH0721893Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、内燃機関の点火動作、回転速度等を制御する
内燃機関用制御装置に関するものである。
[従来の技術] 内燃機関の点火動作、回転速度等を制御する場合に、積
分回路を用いて回転速度の検出を行う場合がある。
積分回路により回転速度を検出している制御装置の一例
として、出願人が先に特願昭59−76140号(特開昭60−2
19457号)において提案した内燃機関用制御装置があ
る。この制御装置においては、積分演算により内燃機関
の回転速度を検出してその検出値を変速機の各切り換え
位置に応じて設定した基準値と比較し、検出値が基準値
以上になったときに機関を失火させることにより機関の
回転速度を制限するようにしている。
この既提案の装置においては、エキサイタコイルの正の
半サイクルの出力により内燃機関用点火装置に点火エネ
ルギーを供給し、該エキサイタコイルの負の半サイクル
の出力が設定値に達したときに点火装置に点火信号(点
火位置を決定するための信号)を与えるとともにエキサ
イタコイルを短絡して、回路部品に過大な電圧が印加さ
れないように点火位置以降エキサイタコイルの負の半サ
イクルの出力電圧を実質的に零にするようにしている。
回転速度を検出するための積分演算を行う積分回路は、
定電圧直流電源により充電される積分コンデンサと、該
積分コンデンサを放電させるリセット用スイッチとを備
え、エキサイタコイルの負の半サイクルの出力で該トリ
ガ用スイッチをトリガして導通させるようにしている。
このように構成すると、積分コンデンサのリセット開始
位置はほぼエキサイタコイルの負の半サイクルの出力の
立上り位置となり、積分開始位置(リセット用スイッチ
が遮断して積分動作が開始される位置)は点火位置とな
る。この場合積分回路の積分時間が回転速度の上昇に伴
って短くなっていき、積分電圧が回転速度にほぼ反比例
して低下していくため、積分電圧の大きさから回転速度
の検出を行うことができる。
[考案が解決しようとする課題] 上記のように、エキサイタコイルの負の半サイクルの出
力が設定値に達したときに点火装置に点火位置決定用信
号を与えるとともにエキサイタコイルを短絡するように
している場合に、エキサイタコイルの負の半サイクルの
出力を利用して積分回路のリセット用スイッチをトリガ
するようにすると、理屈の上では、点火動作が行われて
エキサイタコイルの負の半サイクルの出力が零になった
時点でリセット用スイッチが遮断して積分動作が開始さ
れる。しかしながら実際には点火動作が行われた際に点
火ノイズが生じてこの点火ノイズによりリセット用スイ
ッチの遮断が遅れたり該リセット用スイッチがオンオフ
を繰り返したりするため、積分開始位置が変動して回転
速度の検出に誤差が生じるおそれがあった。
本考案の目的は、積分開始位置の変動を防止して積分演
算の誤差を少なくすることができるようにした内燃機関
用制御装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本考案は、内燃機関により駆動される発電機内に設けら
れて正の半サイクルの出力電圧で内燃機関用点火装置に
点火エネルギーを供給するエキサイタコイルと、エキサ
イタコイルの負の半サイクルの出力が設定レベルに達し
たときに内燃機関用点火装置に点火位置決定用の点火信
号を与えるとともにエキサイタコイルを短絡する点火位
置決定回路と、直流電源により充電される積分コンデン
サと導通した際に該積分コンデンサを放電させるリセッ
ト用スイッチとを備えた積分回路と、エキサイタコイル
の負の半サイクルの出力を入力として該負の半サイクル
の出力が発生したときにリセット用スイッチを導通させ
るリセット用スイッチ制御回路と、積分コンデンサの端
子電圧と基準電圧とを比較して所定の制御動作を行わせ
る制御回路とを備えた内燃機関制御装置に係わるもので
ある。
本考案においては、内燃機関の点火位置よりも遅れた位
置までリセット用スイッチを導通状態に保持する遅延回
路をリセット用スイッチ制御回路に設けた。
上記リセット用スイッチ制御回路は、例えば、導通状態
にあるときにリセット用スイッチを遮断状態にするよう
に設けられて常時は直流電源からトリガ信号が与えられ
て導通状態を保持するオンオフ制御用スイッチと、エキ
サイタコイルの負の半サイクルの出力により順方向電流
が流れるように設けられて順方向電圧降下によりオンオ
フ制御用スイッチのトリガ入力端子間を逆バイアスする
ように該オンオフ制御用スイッチのトリガ入力端子間に
接続されたダイオードとを備えている。この場合上記遅
延回路はダイオードの両端に並列に接続されたコンデン
サにより構成できる。
本考案は、エキサイタコイルの負の半サイクルの出力が
立上ってから点火位置で短絡されるまでの間にエキサイ
タコイルから得られる電圧をリセット用の信号として用
いる積分回路を備えて、該積分回路の出力から回転速度
の情報を得る内燃機関用制御装置に広く適用することが
できる。制御回路が行う制御の内容は任意である。
尚本明細書においては、エキサイタコイルから得られる
交流出力の両半サイクルを区別するために「正の半サイ
クル」及び「負の半サイクル」なる語を用いているが、
エキサイタコイルから得られる交流出力の両半サイクル
の内、いずれを正の半サイクルとし、いずれを負の半サ
イクルとするかは任意である。
[作用] 上記のように、内燃機関の点火位置よりも遅れた位置ま
でリセット用スイッチを導通状態に保持する遅延回路を
リセット用スイッチ制御回路に設けると、積分開始位置
が点火ノイズの影響を受けないようにすることができる
ため、積分演算を安定に行わせることができ、回転速度
の検出誤差を少なくすることができる。
[実施例] 以下添付図面を参照して本考案の実施例を説明する。
第1図は車速を制限するように内燃機関用点火装置を制
御する内燃機関用制御装置に本考案を適用した実施例を
示したもので、同図において、1は1次コイル1a及び2
次コイル1bを有する点火コイル、2は内燃機関の点火位
置で点火コイル1の1次電流を急変させるように制御す
る1次電流制御回路、3は点火位置決定回路、Pは図示
しない気筒に取付けられた点火プラグで、点火コイル1
及び1次電流制御回路2により点火回路が構成されてい
る。
4はエキサイタコイルで、このエキサイタコイルは、車
両を駆動する内燃機関により駆動される磁石発電機内に
配置されて機関の回転に同期して交流電圧を誘起し該交
流電圧の正の半サイクル(図示の実線矢印方向の極性の
電圧が発生する半サイクル)で点火回路に点火エネルギ
ーを与える。
5は内燃機関と車両の駆動軸との間に配置された変速機
のギアの選択位置に応じて異なる大きさの基準電圧V1を
発生する基準電圧発生回路、6は積分回路、7は積分回
路から得られる積分電圧と基準電圧とを比較して制御動
作を行う制御回路である。
制御部に電力を供給するため、バッテリ13と、ダイオー
ド14と、バッテリ13の出力を入力として略一定の直流電
圧Ecを出力する定電圧制御回路15と、コンデンサ16及び
17とを備えた定電圧直流電源回路8が設けられ、バッテ
リ13とダイオード14との間には電源スイッチ19が設けら
れている。この電源回路の出力電圧Ecは基準電圧発生回
路5、積分回路6及び制御回路7に供給されている。
各部の構成を更に詳細に説明すると、点火コイル1の1
次コイル1aの一端が接地され、該1次コイルの両端にカ
ソードを接地側に向けたダイオード204が並列に接続さ
れている。エキサイタコイル4の一端は接地され、該エ
キサイタコイルの非接地側の端子には点火エネルギー供
給制御用サイリスタ21のアノードが接続されている。サ
イリスタ21のカソードはアノードを該サイリスタ21側に
向けたダイオード203を通して点火エネルギ蓄積用のコ
ンデンサ201の一端に接続され、コンデンサ201の他端は
点火コイルの1次コイル1aの非接地側の端子に接続され
ている。コンデンサ201の一端と接地間にカソードを接
地側に向けた放電制御用サイリスタ202が接続され、コ
ンデンサ201、サイリスタ202、及びダイオード203,204
により1次電流制御回路2が構成されている。
点火エネルギー供給制御用サイリスタ21のアノードには
抵抗23を介してツェナーダイオード24のカソードが接続
され、該ツェナーダイオード24のアノードはカソードを
サイリスタ21のゲートに接続したダイオード25のアノー
ドに接続されている。サイリスタ21のゲートカソード間
には抵抗26が並列接続され、抵抗23とツェナーダイオー
ド24との接続点にカソードを接地したサイリスタ27のア
ノードが接続されている。サイリスタ27のゲートカソー
ド間には抵抗28が並列に接続されている。
上記の1次電流制御回路2においては、エキサイタコイ
ル4が正の半サイクルの出力を発生したときにサイリス
タ21とダイオード203とを通してコンデンサ201が充電さ
れる。機関の点火位置で放電制御用サイリスタ202が導
通するとコンデンサ201の電荷が点火コイルの1次コイ
ルに放電し、点火コイル1の2次コイルに点火用の高電
圧が誘起する。この高電圧は点火プラグPに印加される
ため該点火プラグに火花が生じ、機関が点火される。
放電制御用サイリスタ202に点弧信号を与える点火位置
決定回路3は、サイリスタ202のゲートカソード間に並
列に接続された抵抗30とサイリスタ202のゲートに一端
が接続されたコンデンサ31と、コンデンサ31の他端とサ
イリスタ202のカソードとの間に接続された抵抗32と抵
抗32の両端にアノードを接地側に向けて並列接続された
サイリスタ33とサイリスタ33のゲートカソード間に接続
された抵抗34とサイリスタ33のゲートアノード間にカソ
ードを接地側に向けて接続されたツェナーダイオード35
とサイリスタ33のカソードにアノードを接続したダイオ
ード36とからなり、ダイオード36のカソードがエキサイ
タコイル4の非接地側端子に接続されている。
上記の点火位置決定回路において、エキサイタコイル4
が図示の破線矢印方向の極性の負の半サイクルの出力電
圧を発生すると、抵抗30とコンデンサ31とダイオード36
とを通して電流が流れ、コンデンサ31が充電される。エ
キサイタコイル4の負の半サイクルの出力電圧が所定値
Vzに達し、コンデンサ31の端子電圧がツェナーダイオー
ド35のツェナーレベルを超えると、ツェナーダイオード
35が導通してサイリスタ33にトリガ信号が与えられ、サ
イリスタ33が導通する。サイリスタ33が導通するとコン
デンサ31の電荷がサイリスタ202のゲートカソード間と
サイリスタ33とを通して放電する。これによりサイリス
タ202に点火信号が与えられ、サイリスタ202が導通す
る。
またサイリスタ33が導通すると、エキサイタコイル4の
負の半サイクルの出力電圧が該サイリスタ33とダイオー
ド36とを通して短絡される。これにより点火位置決定回
路3の構成部品に過大な電圧が印加されるのが防止され
る。
積分回路6は一端が接地された積分コンデンサ40とコン
デンサ40の両端にエミッタを接地側に向けてコレクタエ
ミッタ間回路が並列接続されたNPNトランジスタ41と、
トランジスタ41のベースにコレクタが接続され、エミッ
タが接地されたNPNトランジスタ42と、アノードが接地
されカソードがトランジスタ42のベースに接続されたダ
イオード43と、トランジスタ42のベース、トランジスタ
42のコレクタ及びトランジスタ41のコレクタにそれぞれ
一端が接続され他端が共通接続された抵抗44,45及び46
と、トランジスタ42のベースに抵抗47を介してカソード
が接続されたツェナーダイオード48と、ツェナーダイオ
ード48のアノードにアノードが接続されたダイオード49
と、ダイオード43の両端に並列接続されたコンデンサ50
とからなり、ダイオード49のカソードがエキサイタコイ
ル4の非接地側端子に接続されている。抵抗44,45及び4
6の共通接続点は定電圧制御回路15の非接地側出力端子
に接続されている。
上記の積分回路においては、トランジスタ41によりセッ
ト用スイッチが構成され、トランジスタ42によりトラン
ジスタ41のオンオフを制御するオンオフ制御用スイッチ
が構成されている。またオンオフ制御用スイッチとして
のトランジスタ42とダイオード43とコンデンサ50と抵抗
47とツェナーダイオード48とダイオード49とによりリセ
ット用スイッチ制御回路が構成されている。
基準電圧発生回路5は、定電圧制御回路15の出力端子間
に並列に接続された抵抗54及び55の直列回路と、抵抗R1
乃至R3と、変速機のギア選択手段(例えばチェンジレバ
ー)に連動して抵抗R1乃至R3を選択するギア選択位置セ
ンサとしての切替スイッチSとからなっている。切替ス
イッチSは可動接点Saと該可動接点Saが順次接触する固
定接点A1乃至A5とからなり、図示しない変速機の切替レ
バーがニュートラル位置にあるときに可動接点Saが固定
接点A1に接触し、該レバーが第1乃至第3速の位置にあ
るときに固定接点A2に接触するようになっている。また
切替レバーが第4速及び第5速の位置にあるときに可動
接点Saがそれぞれ固定接点A3及びA4に接触するようにな
っている。この例では、接点A5が遊び接点となってい
る。抵抗R1乃至R3の一端は抵抗54及び55の接続点に共通
接続され、他端はそれぞれ切替スイッチSの固定接点A2
乃至A4に接続されている。切替スイッチの可動接点Saは
接地されている。
従って変速機の切替レバーが第1速乃至第3速の位置に
あるときには可動接点Saが固定接点A2に接触し、抵抗R1
を抵抗55に並列接続する。また変速機の切替レバーが第
4速及び第5速の位置にあるときには、可動接点Saがそ
れぞれ固定接点A3及びA4に接触して、抵抗R2及びR3を抵
抗55の両端に並列接続する。従って抵抗55の両端に現れ
る基準電圧V1は変速機のギア選択位置に応じて異なり、
この例では、変速機が第1速乃至第3速の位置にあると
き、第4速の位置にあるとき及び第5速の位置にあると
きの基準電圧V1の値をそれぞれV1aのV1cとしたときに、
V1a>V1b>V1cの関係が成立するように抵抗R1〜R3の抵
抗値が選択されている。ここでV1aの値は変速機が第3
速の位置にある状態で車両の速度が設定値に達した時に
エキサイタコイルの正の半サイクルの立上がり時に積分
回路のコンデンサの端子電圧に等しくなるような大きさ
に設定され、V1b及びV1cはそれぞれ変速機が第4速及び
第5速の位置にある状態で車両の速度が設定値に達した
時にエキサイタコイルの正の半サイクルの立上がり時に
積分回路のコンデンサの端子電圧に等しくなるような大
きさに設定されている。
尚この例では、変速機が第1速の位置から第3速の位置
まで切替えられる間基準電圧V1を一定にするようにして
いるが、各変速位置毎に異なる基準電圧を発生させるよ
うにしてもよいのはもちろんである。
基準電圧V1は積分回路6のコンデンサ40の端子電圧V2と
ともに比較回路56に入力され、比較回路56の出力端子は
ダイオード57を介してサイリスタ27のゲートに接続され
ている。比較回路7の出力端子はまた抵抗58を介して定
電圧制御回路15の出力端子に接続されている。
比較回路56はV2≦V1のときにその出力端子を非接地状態
にして、定電圧制御回路15から抵抗58とダイオード57と
を通してサイリスタ27に点弧信号(制御回路7のトリガ
信号)を与える。また機関の回転速度が変速機の選択位
置に応じて設定された設定速度を超えてV2>V1になった
時には比較回路56の出力端子が接地状態になり、このと
きサイリスタ27への点弧信号の供給が阻止される。
この例では、サイリスタ21、抵抗26、ダイオード25、ツ
ェナーダイオード24、サイリスタ27、抵抗28、比較回路
56、ダイオード57及び58により、積分コンデンサ40の両
端に得られる積分電圧V2を基準電圧V1と比較して内燃機
関用点火装置を制御する制御回路7が構成されている。
上記実施例において、既提案の制御装置と相違する点
は、積分回路6のリセット用スイッチ制御回路に遅延回
路を構成するコンデンサ50を追加した点である。このコ
ンデンサ50はダイオード43に順方向電流が流れたときに
該ダイオード43の順方向電圧降下により充電される。
第2図は上記実施例の各部の電圧波形を時間tに対して
示したもので、同図(A)はコンデンサ201の端子電圧V
cを示し、同図(B)はエキサイタコイル4の両端の電
圧Veを示している。Ve1はエキサイタコイルの正の半サ
イクルの出力電圧を示し、Ve2は負の半サイクルの出力
電圧を示している。また第2図(C)はサイリスタ202
のゲートに与えられる点火位置決定用信号Vsを示し、同
図(D)は点火動作時にエキサイタコイルに誘起する点
火ノイズを示している。第2図(E)ないし(G)はそ
れぞれ上記実施例においてコンデンサ50がない場合のト
ランジスタ42のベースエミッタ間電圧Vb1、トランジス
タ41のベースエミッタ間電圧Vb2、積分コンデンサ40の
端子電圧Viである。また第2図(H)ないし(J)はそ
れぞれ、上記実施例のようにコンデンサ50が接続されて
いる場合のトランジスタ42のベースエミッタ間電圧
Vb1、トランジスタ41のベースエミッタ間電圧Vb2、積分
コンデンサ40の端子電圧Viである。
以下第2図を参照して上記実施例の動作を説明すると、
エキサイタコイル4が正の半サイクルの出力電圧(図示
の実線矢印方向の電圧)Ve1を発生しているときには、
ダイオード43に電流が流れないため、トランジスタ42が
導通状態にあり、トランジスタ41は遮断状態にある。こ
のとき積分コンデンサ40は定電圧直流電源回路8の出力
により抵抗46を通して一定の時定数で充電される。エキ
サイタコイル4が負の半サイクルの出力電圧(図示の破
線矢印方向の電圧)Ve2を発生すると、エキサイタコイ
ル4からダイオード43と抵抗47とツェナーダイオード48
とダイオード49とを通して電流が流れ、ダイオード43の
順方向電圧降下によりトランジスタ42のベースエミッタ
間が逆バイアスされるとともに、コンデンサ50が充電さ
れる。トランジスタ42のベースエミッタ間が逆バイアス
されると該トランジスタ42が遮断状態になり、トランジ
スタ41が導通状態になる。従って積分コンデンサ40の電
荷はトランジスタ41を通して瞬時に放電し、該積分コン
デンサの両端の電圧は零になる。エキサイタコイル4の
負の半サイクルの出力電圧Ve2が立上った後、時間TAが
経過すると該負の半サイクルの出力電圧Ve2が所定のレ
ベルVzに達するため点火位置決定回路のサイリスタ33が
導通してサイリスタ202に点火信号を与えると同時にエ
キサイタコイル4を短絡する。エキサイタコイル4が短
絡されるとダイオード43の順方向電圧降下が消滅する
が、コンデンサ50の充電電圧によりトランジスタ42のベ
ースエミッタ間が逆バイアスされ続けるため、トランジ
スタ42はエキサイタコイル4が短絡された後更に一定の
時間TBの間遮断状態を保持し、トランジスタ42が遮断状
態を保持している間トランジスタ41が導通状態を保持す
る。本実施例いおいては、点火位置でエキサイタコイル
4が短絡された後、点火ノイズが消滅する位置までトラ
ンジスタ42が遮断状態を保持するようにコンデンサ50の
静電容量が設定されている。従って、第2図(I)に示
すようにトランジスタ41は点火ノイズ(第2図D)が消
滅するまでの間導通状態を保持する。
従来の制御装置においては、コンデンサ50が設けられて
いなかったため、第2図(E)に示したようにエキサイ
タコイル4の短絡と同時にダイオード43によるトランジ
スタ42のベースエミッタ間の逆バイアスが解除されて
も、点火コイルの1次コイルに誘起する点火ノイズのた
めにダイオード43に電流が流れて、第2図(E),
(F)に示したようにトランジスタ42が導通状態を保持
したりオンオフを繰り返したりする。そのため本来であ
れば第2図(E),(F)に示したq1点(エキサイタコ
イルの負の半サイクルの立上り時より時間TAが経過した
時点)でトランジスタ42が導通してトランジスタ41が遮
断すべきところ、実際にはq2点までトランジスタ41が導
通したり、q2′点までトランジスタ41が導通したりする
ことになる。このように積分コンデンサ40の充電開始時
期が変動する積分演算に誤差を生じ、回転速度の検出を
正確に行うことができない。例えばq1点でトランジスタ
41が遮断して積分コンデンサ40の充電が開始された場合
には、積分コンデンサ40の端子電圧た第2図(G)に実
線で示したようになり、積分電圧V2は点Cで基準電圧V1
に一致するが、q2点でトランジスタ41が遮断して積分コ
ンデンサ40の充電が開始された場合には、積分コンデン
サ40の端子電圧が第2図(G)に破線で示したようにな
り、積分電圧V2が基準電圧V1に一致する点はC′にずれ
る。
これに対し、本考案のようにコンデンサ50を設けて、ト
ランジスタ41の遮断を点火ノイズが消滅する時期まで遅
らせると、第2図(H)ないし(J)に示すようにトラ
ンジスタ41の遮断時期が一定となり、積分開始時期が一
定となる。
積分コンデンサ40の充電期間(積分期間)は機関の回転
数の上昇に伴って短くなっていくため、積分コンデンサ
40の両端の電圧(積分電圧)V2は、機関の回転速度に反
比例して低くなっていく。
車両の速度が制限値以下の場合には、エキサイタコイル
4の正の半サイクルの電圧が発生した時点で積分コンデ
ンサ40の端子電圧V2が基準電圧V1以上になっている。こ
のとき比較回路56の出力端子は接地電位にあり、サイリ
スタ27には点弧信号が供給されない。従ってサイリスタ
27が導通してサイリスタ21の導通を妨げることはない。
この状態でエキサイタコイル4に正の半サイクルの電圧
(図示の実線矢印方向の電圧)が発生すると、抵抗23、
ツェナーダイオード24及びダイオード25を通してサイリ
スタ21に点弧信号が供給され、該サイリスタ21が導通す
る。サイリスタ21が導通すると、エキサイタコイル4か
らサイリスタ21とダイオード203とコンデンサ201とダイ
オード204及び1次コイル1aとを通して電流が流れ、コ
ンデンサ201が充電される。
エキサイタコイル4の負の半サイクルの電圧が所定のレ
ベルVzに達すると、サイリスタ33が導通して放電制御用
サイリスタ202に点火信号を与えるとともにエキサイタ
コイル4を短絡する。このときサイリスタ202が導通し
てコンデンサ201の電荷を1次コイル1aを通して放電さ
せ、点火動作を行わせる。
車速が制限値を超えて機関の回転速度が設定値を超える
と、積分コンデンサ40の充電が間に合わなくなって、エ
キサイタコイル4の正の半サイクルが立上った時点でコ
ンデンサ40の端子電圧V2が基準電圧V1に達しない状態に
なるので、エキサイタコイルの正の半サイクルの立上り
時に比較回路56の出力端子が非接地状態を保持している
ようになる。このとき直流定電圧電源回路8から抵抗58
及びダイオード57を通してサイリスタ27に点弧信号が与
えられ、該サイリスタ27が導通する。このときエキサイ
タコイル4から抵抗23を通して流れる電流は殆ど全てサ
イリスタ27を通して流れるためサイリスタ21は導通せ
ず、コンデンサ201の充電は行なわれない。従ってこの
場合は、エキサイタコイル4に負の半サイクルの電圧が
発生してサイリスタ202に点弧信号が与えられても点火
動作は行なわれず、機関の回転速度が低下する。
[考案の効果] 以上のように、本考案によれば、内燃機関の点火位置よ
りも遅れた位置までリセット用スイッチを導通状態に保
持する遅延回路をリセット用スイッチ制御回路に設けた
ので、積分開始位置が点火ノイズの影響を受けないよう
にすることができる。従って積分演算を安定に行わせる
ことができ、回転速度の検出誤差を少なくすることがで
きる利点がある。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案の実施例を示した回路図、第2図は第1
図の各部の電圧波形を示した波形図である。 1…点火コイル、2…1次電流制御回路、201…点火エ
ネルギー蓄積用コンデンサ、202…放電制御用サイリス
タ、3…点火位置決定回路、4…エキサイタコイル、5
…基準電圧発生回路、6…積分回路、7…制御回路、8
…定電圧電源回路、40…積分コンデンサ、41…トランジ
スタ(リセット用スイッチ)、42…トランジスタ(オン
オフ制御用スイッチ)、43…ダイオード、50…遅延回路
を構成するコンデンサ。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】内燃機関により駆動される発電機内に設け
    られて正の半サイクルの出力電圧で内燃機関用点火装置
    に点火エネルギーを供給するエキサイタコイルと、前記
    エキサイタコイルの負の半サイクルの出力が設定レベル
    に達したときに前記内燃機関用点火装置に点火位置決定
    用の点火信号を与えるとともに前記エキサイタコイルを
    短絡する点火位置決定回路と、直流電源により充電され
    る積分コンデンサと導通した際に該積分コンデンサを放
    電させるリセット用スイッチとを備えた積分回路と、前
    記エキサイタコイルの負の半サイクルの出力を入力とし
    て該負の半サイクルの出力が発生したときに前記リセッ
    ト用スイッチを導通させるリセット用スイッチ制御回路
    と、前記積分コンデンサの端子電圧と基準電圧とを比較
    して所定の制御動作を行わせる制御回路とを備えた内燃
    機関用制御装置において、 前記内燃機関の点火位置よりも遅れた位置まで前記リセ
    ット用スイッチを導通状態に保持する遅延回路を前記リ
    セット用スイッチ制御回路に設けたことを特徴とする内
    燃機関用制御装置。
  2. 【請求項2】前記リセット用スイッチ制御回路は、 導通状態にあるときに前記リセット用スイッチを遮断状
    態にするように設けられて常時は前記直流電源からトリ
    ガ信号が与えられて導通状態を保持する遮断制御用スイ
    ッチと、前記エキサイタコイルの負の半サイクルの出力
    により順方向電流が流れるように設けられて順方向電圧
    降下により前記遮断制御用スイッチのトリガ入力端子間
    を逆バイアスするように前記遮断制御用スイッチのトリ
    ガ入力端子間に接続されたダイオードとを備え、 前記遅延回路は前記ダイオードの両端に並列に接続され
    たコンデンサからなっている請求項1に記載の内燃機関
    用制御装置。
JP11464490U 1990-10-31 1990-10-31 内燃機関用制御装置 Expired - Lifetime JPH0721893Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11464490U JPH0721893Y2 (ja) 1990-10-31 1990-10-31 内燃機関用制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11464490U JPH0721893Y2 (ja) 1990-10-31 1990-10-31 内燃機関用制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0471773U JPH0471773U (ja) 1992-06-25
JPH0721893Y2 true JPH0721893Y2 (ja) 1995-05-17

Family

ID=31862350

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11464490U Expired - Lifetime JPH0721893Y2 (ja) 1990-10-31 1990-10-31 内燃機関用制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0721893Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0471773U (ja) 1992-06-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002168170A (ja) 内燃機関のイオン電流検出装置
US5645037A (en) Ignition system for an internal combustion engine, particularly for use in a chain saw or the like
JPH0422064Y2 (ja)
JPH0717820Y2 (ja) 内燃機関安全装置
JPS6124697Y2 (ja)
JPH0219589Y2 (ja)
JPH0615779Y2 (ja) 自動二輪車のサイドスタンド安全装置
JP3185686B2 (ja) コンデンサ放電式内燃機関用点火装置
JP2764188B2 (ja) 車輌用速度制限装置
JPH0370117B2 (ja)
JPH0717819Y2 (ja) 内燃機関用点火装置
JP2570678Y2 (ja) 内燃機関用点火装置
JPH0720379Y2 (ja) 内燃機関用点火装置
JPS6141985Y2 (ja)
JPH0639097Y2 (ja) 内燃機関用点火装置
JP2764189B2 (ja) 車輌用速度制限装置
JPH066229Y2 (ja) 内燃機関点火装置
JPH0616993Y2 (ja) コンデンサ放電式内燃機関用点火装置
JPH0343423Y2 (ja)
JPH0413421Y2 (ja)
JPS6128054Y2 (ja)
JPH0343424Y2 (ja)
JPH0248702Y2 (ja)
JP3008746B2 (ja) 内燃機関用点火装置
JP3379328B2 (ja) 内燃機関用点火装置