JPH07220308A - 光ディスク原盤の露光方法及び装置 - Google Patents

光ディスク原盤の露光方法及び装置

Info

Publication number
JPH07220308A
JPH07220308A JP2731594A JP2731594A JPH07220308A JP H07220308 A JPH07220308 A JP H07220308A JP 2731594 A JP2731594 A JP 2731594A JP 2731594 A JP2731594 A JP 2731594A JP H07220308 A JPH07220308 A JP H07220308A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
photoresist
substrate
exposure
exposure apparatus
laser light
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2731594A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Katsuta
伸一 勝田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2731594A priority Critical patent/JPH07220308A/ja
Publication of JPH07220308A publication Critical patent/JPH07220308A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manufacturing Optical Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 露光パワーを小さくすることにより、ピット
の微細化を可能とする。 【構成】本発明に係る露光装置は、基板50に塗布され
たフォトレジスト52にレーザ光10を照射して、フォ
トレジスト52にピット(図示せず)を形成するもので
ある。そして、フォトレジスト52を含めた基板50を
加熱する加熱手段として、ヒータ12を内蔵した保持板
14を備えている。ヒータ12は、通電によりジュール
熱が発生する抵抗加熱体を用いている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスクを大量に生
産するためのスタンパの元となる光ディスク原盤を露光
する方法及び装置に関し、詳しくは、再生専用ROM型
光ディスクの光ディスク原盤の露光方法及び装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】情報化社会の進展により、組織・個人共
に扱うデータ量は飛躍的に増大しつつある。その中にあ
って、光ディスクは、再生専用としてのROM媒体、或
いは記録可能なタイプとして追記型、書換型等が開発さ
れ各方面で使用され始めている。大容量と言われる光デ
ィスクにおいても益々の高密度化が要求されつつある。
【0003】光ディスクは、次のようにして生産されて
いる。まず、ガラス製の基板に、ポジ型のフォトレジス
トを塗布する。このフォトレジストにレーザ光を記録信
号に基づいて照射することにより、多数のピットの形状
を露光する。続いて、溶剤で露光部分を除去して現像す
る。これにより、記録信号に対応した多数のピットを有
する光ディスク原盤が得られる。続いて、光ディスク原
盤を型としてスタンパを作製し、スタンパによって光デ
ィスクを大量に生産する。したがって、光ディスクの高
密度化を実現するには、フォトレジストにレーザ光で露
光されるピットの微細化を図ることが重要である。
【0004】また、ピット幅Wは、フォトレジストの解
像度に起因して基本的には次式で与えられる。
【0005】W=k・λ/NA ・・・
【0006】ここで、k:プロセス定数(フォトレジス
トの解像度、露光パワー等による),λ:使用光源の波
長,NA:対物レンズの開口数である。
【0007】式より、ピット幅Wを狭くする一つの方
法として、露光パワーを小さくすることにより、プロセ
ス定数kを小さくすればよいことがわかる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、露光パ
ワーを小さくすると、実際のピットは図4に示すように
形成される。図4は、ガラス製の基板50にフォトレジ
スト52を塗布し、矢印51で示すようにビームスポッ
トSを進めることでレーザ光を照射して、感光した部分
のフォトレジスト52を除去することによりピット53
を形成したものである。ピット53の上面からの形状5
4は、理想的な小判型をしている。しかし、ピット53
の前部(ビームスポットSの進行方向前部)の壁面56
が、後部の壁面58の角度よりも緩くなっている。その
結果、ピット53の前部が不明確となってジッタ(デジ
タルパルスの時間のバラツキ)が大きくなるという問題
が生ずる。したがって、露光パワーを小さくすることに
より、ピットの微細化を図ることは困難であった。
【0009】
【発明の目的】そこで、本発明の目的は、露光パワーを
小さくすることにより、ピットの微細化を可能とした光
ディスク原盤の露光方法及び装置を提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】図4に示すようなピット
形状となる原因について、本発明者が実験を通じて見い
出した結果を以下に説明する。
【0011】図5は、フォトレジスト52への露光時に
おける熱分布の平面及び深さ方向のシミュレーション結
果を示している。この図では、等温線a,b,cの順に
低温となる。また、図4と同一部分は同一符号を付して
いる。
【0012】図5から明らかなように、ピット53の前
部よりも後部の方が太くなる等温線領域となるが、光化
学反応が生じる部分にしかピット53は形成されないの
で、平面的には小判型の形状54が得られる。しかしな
がら、深さ方向に関しては図5(B)に示すような温度
特性となり、この影響を受けて図4のような形状のピッ
ト53が形成されると考えられる。
【0013】すなわち、レーザ光をフォトレジスト52
に照射し始めると、レーザ光の光エネルギの一部が熱エ
ネルギに変わることにより、ビームスポットS周囲の温
度が徐々に上昇する。したがって、レーザ光の照射開始
位置と照射終了位置とでは、照射終了位置の方が温度が
高くなる。一方、フォトレジスト52の光化学反応は温
度が高いほど進むので、照射開始位置では浅い部分まで
しか反応が進まないのに対して、照射終了位置では深い
部分にまで反応が進む。これにより、図4に示すような
好ましくないピット形状となるのである。
【0014】本発明は、上記知見に基づきなされたもの
であり、基板に塗布されたフォトレジストにレーザ光を
照射して、このフォトレジストにピットを形成する光デ
ィスク原盤の露光方法及び装置を改良したものである。
その改良点は、前記フォトレジストを含めた前記基板を
加熱して高温に保持しながら、前記フォトレジストに前
記レーザ光を照射することである。又は、前記フォトレ
ジストを含めた前記基板を加熱する加熱手段を備えたこ
とである。
【0015】前記加熱手段は、前記基板を保持すると共
にヒータを内蔵した保持板、前記基板を囲繞する保温
箱、又は前記基板に加熱した気体を吹き付ける温風器と
してもよい。
【0016】
【作用】基板に塗布されたフォトレジストにレーザ光を
照射する。このとき、基板又はレーザ光を動かすことに
より、フォトレジスト上をレーザ光のビームスポットが
動いて所定のピット形状がフォトレジストに形成され
る。
【0017】このとき、本発明では、予めフォトレジス
トを含む基板を加熱して高温に保持しておく。したがっ
て、フォトレジスト上のレーザ光の照射開始位置でも、
高温となっているので、深い部分にまで光化学反応が進
む。
【0018】
【実施例】図1は、本発明に係る光ディスク原盤の露光
装置の第一実施例を示す構成図である。以下、この図に
基づき説明する。
【0019】本発明に係る露光装置は、基板50に塗布
されたフォトレジスト52にレーザ光10を照射して、
フォトレジスト52にピット(図示せず)を形成するも
のである。そして、フォトレジスト52を含めた基板5
0を加熱する加熱手段として、ヒータ12を内蔵した保
持板14を備えている。ヒータ12は、通電によりジュ
ール熱が発生する抵抗加熱体を用いている。
【0020】レーザ光10は、対物レンズ16を介して
フォトレジスト52上にビームスポットSを照射する。
一方、保持板14は、基板50を載置したまま、図示し
ない駆動装置により矢印20の方向に回転している。し
たがって、レーザ光10を、記録信号に基づきパルス化
することにより、フォトレジスト52上に多数のピット
の形状が露光される。一つのピットの形状は、ビームス
ポットSの照射開始位置から照射終了位置までの棒状と
なる。
【0021】このとき、本発明では、予めフォトレジス
ト52を含む基板50をヒータ12で加熱して高温に保
持しておく。したがって、フォトレジスト52上のビー
ムスポットSの照射開始位置でも、高温となっているの
で、深い部分にまで光化学反応が進む。
【0022】図2は、本発明に係る光ディスク原盤の露
光装置の第二実施例を示す構成図である。以下、この図
に基づき説明する。ただし、図1と同一部分は同一符号
を付して説明を省略する。
【0023】この実施例における加熱手段は、基板50
を囲繞する保温箱22である。保温箱22は、例えば、
断熱性及び耐熱性に優れたガラスファイバ等をステンレ
ス板で挟持した板材によって組み立てられたものであ
る。保温箱22には、露光を行うための開口部24が設
けられている。保持板15は、通常のターンテーブルで
ある。
【0024】露光に伴って発生した熱が保温箱22内に
閉じ込められることにより、基板50の温度が上昇する
ようになっている。このとき、露光開始時は基板50の
温度が低くなっているので、予め恒温槽等で基板50を
加熱しておくことが好ましい。本実施例では、特に加熱
源を必要としないので、構成が簡単になるという利点が
ある。なお、必要に応じ、保温箱22にヒータ等を設け
てもよい。
【0025】図3は、本発明に係る光ディスク原盤の露
光装置の第三実施例を示す構成図である。以下、この図
に基づき説明する。ただし、図1及び図2と同一部分は
同一符号を付して説明を省略する。
【0026】この実施例における加熱手段は、基板50
に加熱した気体を吹き付ける温風器30である。温風器
30は、先端にノズル32を有する筐体34と、筐体3
4内に設けられたファン36及びヒータ38とから構成
されている。
【0027】外気40は、ファン36に取り込まれて、
ヒータ38を介して熱風42となり、ノズル32から基
板50へ向けて放出される。本実施例では、露光される
部分のフォトレジスト52を直接加熱するので、フォト
レジスト52を速やかに昇温できる。また、露光される
部分のフォトレジスト52は、露光される間だけ昇温さ
れる。したがって、フォトレジスト52を高温にさらす
時間を最小限にできることにより、フォトレジスト52
のポリマー、溶解制御剤等の高温による分解を抑制でき
る。
【0028】なお、フォトレジストを含めた基板を加熱
する際は、レーザ光の波長に基づくエネルギよりも低
く、かつ露光に伴って上昇するフォトレジスト表面の温
度よりも高い温度になるように、加熱することが好まし
い。
【0029】例えば、加熱時のフォトレジストの最高温
度は、通常のフォトレジストが機能する150℃以下と
することが好ましい。
【0030】また、加熱手段は、例えば赤外線ランプ等
にしてもよい。加熱手段を赤外線ランプにした場合は、
赤外線をレンズで集光して、露光される部分のフォトレ
ジストにのみ照射するようにしてもよい。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、露光前に予めフォトレ
ジストを含む基板を加熱して高温に保持しておくことに
より、フォトレジスト上のレーザ光の照射開始位置で
も、照射終了位置と同じように深い部分にまで光化学反
応を進ませることができる。その結果、露光パワーを小
さくしても、フォトレジストの深い部分まで小判状の理
想的なピットを形成できるので、ピットの微細化を達成
できる。
【0032】また、請求項4記載の露光装置によれば、
加熱手段を保温箱としたことにより、加熱源を必要とし
ないので、構成を簡単にできる。
【0033】請求項5記載の露光装置によれば、加熱手
段を温風器としたので、露光される部分のフォトレジス
トを直接加熱することにより、フォトレジストを速やか
に昇温できる。その結果、処理速度を上げることができ
るので生産性を向上できる。また、フォトレジストを高
温にさらす時間を最小限にできるので、フォトレジスト
の高温による反応を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光ディスク原盤の露光装置の第一
実施例を示す構成図である。
【図2】本発明に係る光ディスク原盤の露光装置の第二
実施例を示す構成図である。
【図3】本発明に係る光ディスク原盤の露光装置の第三
実施例を示す構成図である。
【図4】従来の露光方法により形成したピットを示し、
図4(A)は平面図、図4(B)は図4(A)における
IV-IV 線縦断面図である。
【図5】従来の露光方法におけるフォトレジストの熱分
布の平面及び深さ方向のシミュレーション結果を示し、
図5(A)は平面的な熱分布図、図5(B)は図5
(A)におけるV-V 線の温度グラフである。
【符号の説明】
10 レーザ光 14 保持板(加熱手段) 22 保温箱(加熱手段) 30 温風器(加熱手段) 50 基板 52 フォトレジスト

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板に塗布されたフォトレジストにレー
    ザ光を照射して、このフォトレジストにピットを形成す
    る光ディスク原盤の露光方法において、 前記フォトレジストを含めた前記基板を加熱して高温に
    保持したまま、前記フォトレジストに前記レーザ光を照
    射することを特徴とする光ディスク原盤の露光方法。
  2. 【請求項2】 基板に塗布されたフォトレジストにレー
    ザ光を照射して、このフォトレジストにピットを形成す
    る光ディスク原盤の露光装置において、 前記フォトレジストを含めた前記基板を加熱する加熱手
    段を備えたことを特徴とする露光装置。
  3. 【請求項3】 前記加熱手段は、前記基板を保持すると
    共にヒータを内蔵した保持板であることを特徴とする請
    求項2記載の露光装置。
  4. 【請求項4】 前記加熱手段は、前記基板を囲繞する保
    温箱であることを特徴とする請求項2記載の露光装置。
  5. 【請求項5】 前記加熱手段は、前記基板に加熱した気
    体を吹き付ける温風器であることを特徴とする請求項2
    記載の露光装置。
JP2731594A 1994-01-31 1994-01-31 光ディスク原盤の露光方法及び装置 Pending JPH07220308A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2731594A JPH07220308A (ja) 1994-01-31 1994-01-31 光ディスク原盤の露光方法及び装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2731594A JPH07220308A (ja) 1994-01-31 1994-01-31 光ディスク原盤の露光方法及び装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07220308A true JPH07220308A (ja) 1995-08-18

Family

ID=12217660

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2731594A Pending JPH07220308A (ja) 1994-01-31 1994-01-31 光ディスク原盤の露光方法及び装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07220308A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0776005A3 (de) * 1995-11-21 1999-04-07 Balzers und Leybold Deutschland Holding Aktiengesellschaft Vorrichtung zum Trocknen einer Lackschicht

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04248147A (ja) * 1991-01-24 1992-09-03 Ricoh Co Ltd 光ディスク原盤記録装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04248147A (ja) * 1991-01-24 1992-09-03 Ricoh Co Ltd 光ディスク原盤記録装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0776005A3 (de) * 1995-11-21 1999-04-07 Balzers und Leybold Deutschland Holding Aktiengesellschaft Vorrichtung zum Trocknen einer Lackschicht

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5078947A (en) Method and apparatus for the fabrication of optical record media such as a digital audio disc
JP7595894B2 (ja) セラミック材料へのデータ記録
JPH06190940A (ja) 眼レンズ成形品のレーザーによる取出し
JP2003515232A (ja) 相変化記録媒体を初期化するシステムおよび方法
JP4990835B2 (ja) 凸状構造体作製方法
JPS63153747A (ja) 光記録媒体の製造方法
JPH07220308A (ja) 光ディスク原盤の露光方法及び装置
KR101083199B1 (ko) 정보 기록 방법, 정보 기록 매체 및 정보 기록 매체의 제조 방법
US4970711A (en) Bulk eraser for optical memory media
JP4245290B2 (ja) 微細パターン描画材料及びそれを用いた微細加工方法
JPH06101149B2 (ja) 光学的情報記録媒体の結晶化方法
JPH0557657B2 (ja)
JPS56163528A (en) Recording and erasing method of optical information
JPS5971140A (ja) 光学的記録再生装置
JP2003217129A (ja) 情報記録媒体の記録情報処理方法及び処理装置
JPH0229927A (ja) 光記録装置
JPH1177778A (ja) ディスク基板の変形低減方法
JPH0872064A (ja) マイクロレンズの製造方法
JP2506983B2 (ja) ガラスマスタ―原盤の製造方法
JPH01171133A (ja) 情報記録方法
JPH036581B2 (ja)
JPH04209317A (ja) 情報記録媒体の初期化方法
JPS58133639A (ja) 情報記録・再生装置
JP2007509451A (ja) コンパクトディスクから引っ掻き傷を除去する方法
JPH103701A (ja) 書換え可能な情報記録媒体の初期化装置

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19990223