JPH07221804A - 最尤系列推定器 - Google Patents
最尤系列推定器Info
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- JPH07221804A JPH07221804A JP6011740A JP1174094A JPH07221804A JP H07221804 A JPH07221804 A JP H07221804A JP 6011740 A JP6011740 A JP 6011740A JP 1174094 A JP1174094 A JP 1174094A JP H07221804 A JPH07221804 A JP H07221804A
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- time
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02D—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
- Y02D30/00—Reducing energy consumption in communication networks
- Y02D30/70—Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks
Landscapes
- Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
- Dc Digital Transmission (AREA)
- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
- Filters That Use Time-Delay Elements (AREA)
- Error Detection And Correction (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】ディジタル移動通信等に使用する適応型最尤系
列推定器であって、振幅等の伝搬歪の時間変動等を検出
し、その値により、消費電力と性能との両面において、
最適となる伝送路を推定、選択し、消費電力の低減を図
る手段を提供する。 【構成】伝搬歪検出回路1において、伝搬歪の時間変動
および大きさを検出し、その出力に基づいて、最尤系列
推定回路2で使用する伝搬路特性の推定値として、ステ
ート毎伝搬路特性推定回路3aで推定したステート毎に
異なる推定値および伝搬路特性推定回路3bで推定した
推定値のいずれかを選択する。これにより、伝搬路特性
が高速に変動する場合でも、その変動に追従可能な適応
型最尤系列推定器を構成できる。
列推定器であって、振幅等の伝搬歪の時間変動等を検出
し、その値により、消費電力と性能との両面において、
最適となる伝送路を推定、選択し、消費電力の低減を図
る手段を提供する。 【構成】伝搬歪検出回路1において、伝搬歪の時間変動
および大きさを検出し、その出力に基づいて、最尤系列
推定回路2で使用する伝搬路特性の推定値として、ステ
ート毎伝搬路特性推定回路3aで推定したステート毎に
異なる推定値および伝搬路特性推定回路3bで推定した
推定値のいずれかを選択する。これにより、伝搬路特性
が高速に変動する場合でも、その変動に追従可能な適応
型最尤系列推定器を構成できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、適応型最尤系列推定
器、特に、ディジタル移動無線通信端末等の通信機器に
内蔵する、適応型最尤系列推定器の性能の向上に関する
ものである。
器、特に、ディジタル移動無線通信端末等の通信機器に
内蔵する、適応型最尤系列推定器の性能の向上に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】ディジタル移動通信を行う場合、その通
信媒体である電磁波の伝搬路において、電磁波は、複数
回の反射、回折、散乱現象を起こし、いわゆる多重波が
発生するため、受信側では、受信波の波形に波形歪が発
生してしまい、伝搬特性が大きく劣化することになる。
また、伝搬路の特性は、移動局の変動(例えば、高速で
の移動等)に伴い、非常に速く、かつ、不規則に変動す
るものである。
信媒体である電磁波の伝搬路において、電磁波は、複数
回の反射、回折、散乱現象を起こし、いわゆる多重波が
発生するため、受信側では、受信波の波形に波形歪が発
生してしまい、伝搬特性が大きく劣化することになる。
また、伝搬路の特性は、移動局の変動(例えば、高速で
の移動等)に伴い、非常に速く、かつ、不規則に変動す
るものである。
【0003】このような伝搬特性の劣化対策の1つとし
て、適応等化器の適用が提案されている。
て、適応等化器の適用が提案されている。
【0004】移動体通信用の適応等化器としては、例え
ば、適応型最尤系列推定器が提案されている。
ば、適応型最尤系列推定器が提案されている。
【0005】さて、日本および北米のTIAデジタルセ
ルラ方式において、変調方式として採用されている、
「π/4シフトQPSK」では、符号化した音声データ
を、S/P(Serial to Parallel)変換器で、2ビット
の並列データに変換処理した後、差動符号化処理を行な
う。
ルラ方式において、変調方式として採用されている、
「π/4シフトQPSK」では、符号化した音声データ
を、S/P(Serial to Parallel)変換器で、2ビット
の並列データに変換処理した後、差動符号化処理を行な
う。
【0006】2ビットの符号は、(0,0)、(0,
1)、(1,0)、(1,1)の4つの状態をとるの
で、その各々を位相変化(±π/4、±3π/4)に対
応させる。また、位相平面に符号をマッピングしたもの
を、複素シンボルと称する。
1)、(1,0)、(1,1)の4つの状態をとるの
で、その各々を位相変化(±π/4、±3π/4)に対
応させる。また、位相平面に符号をマッピングしたもの
を、複素シンボルと称する。
【0007】すなわち、送信データには、(0,0)、
(0,1)、(1,0)、(1,1)の4つの状態が考
えられ、送信データを所定期間観察したとき、状態遷移
は、この4つの状態の組合せになる。
(0,1)、(1,0)、(1,1)の4つの状態が考
えられ、送信データを所定期間観察したとき、状態遷移
は、この4つの状態の組合せになる。
【0008】最尤系列推定器は、様々な伝搬路を経て劣
化した受信信号を、ある所定時間だけ蓄積し、送信符号
がとりうるすべての可能な状態遷移のうち、最も送信さ
れた可能性の高い符号系列を、受信信号から推定し、送
信データを復号する手段であり、例えば、CPU、RO
M、RAM、各種CMOS等によって実現できる。
化した受信信号を、ある所定時間だけ蓄積し、送信符号
がとりうるすべての可能な状態遷移のうち、最も送信さ
れた可能性の高い符号系列を、受信信号から推定し、送
信データを復号する手段であり、例えば、CPU、RO
M、RAM、各種CMOS等によって実現できる。
【0009】かかる最尤系列推定器では、効率的な推定
を行なうため、公知、公用の技術である「ビタビアルゴ
リズム」を使用して、所定の処理を行う。
を行なうため、公知、公用の技術である「ビタビアルゴ
リズム」を使用して、所定の処理を行う。
【0010】ビタビアルゴリズムを使用した最尤系列推
定器では、全てのとりうるパス(すなわち、状態の遷
移)について、尤度(送信系列と似ている度合いを示す
尺度である)の計算は行なわず、ある時刻に、各状態へ
とつながるパスの尤度を計算し、その状態にいたる最も
確からしい(最尤)パスのみを、次の時刻から考慮して
実行していく処理を行う。これにより、すべての経路に
ついての尤度を計算する必要がなくなり、演算量を大幅
に軽減できることになる。
定器では、全てのとりうるパス(すなわち、状態の遷
移)について、尤度(送信系列と似ている度合いを示す
尺度である)の計算は行なわず、ある時刻に、各状態へ
とつながるパスの尤度を計算し、その状態にいたる最も
確からしい(最尤)パスのみを、次の時刻から考慮して
実行していく処理を行う。これにより、すべての経路に
ついての尤度を計算する必要がなくなり、演算量を大幅
に軽減できることになる。
【0011】1シンボル時間までの遅延波の影響(ビタ
ビアルゴリズムの伝搬路メモリ長Lが「1」)を考慮
し、図6の説明図を参照して、ビタビアルゴリズムを使
用した処理について説明する。なお、理解の容易化のた
め、ステップに分けて説明していく。
ビアルゴリズムの伝搬路メモリ長Lが「1」)を考慮
し、図6の説明図を参照して、ビタビアルゴリズムを使
用した処理について説明する。なお、理解の容易化のた
め、ステップに分けて説明していく。
【0012】「ステップ1」 まず、時刻(i−1)に
おける、ステート(0,0)のパスメトリック(図に示
すパスに従って遷移し、そのステートにいたった場合の
確からしさを意味する)S1に、時刻(i−1)におけ
るステート(0,0)から、時刻iにおけるステート
(0,0)へ遷移するパスの、ブランチメトリック(受
信信号と、当該パスの似ている度合いを表わす尺度であ
る)を加算し、この値をA1とする。
おける、ステート(0,0)のパスメトリック(図に示
すパスに従って遷移し、そのステートにいたった場合の
確からしさを意味する)S1に、時刻(i−1)におけ
るステート(0,0)から、時刻iにおけるステート
(0,0)へ遷移するパスの、ブランチメトリック(受
信信号と、当該パスの似ている度合いを表わす尺度であ
る)を加算し、この値をA1とする。
【0013】「ステップ2」 次に、時刻(i−1)に
おけるステート(0,1)のパスメトリックS2に、時
刻(i−1)におけるステート(0,1)から、時刻i
のステート(0,0)へ遷移するパスのブランチメトリ
ックを加算し、この値をA2とする。
おけるステート(0,1)のパスメトリックS2に、時
刻(i−1)におけるステート(0,1)から、時刻i
のステート(0,0)へ遷移するパスのブランチメトリ
ックを加算し、この値をA2とする。
【0014】「ステップ3」 次に、時刻(i−1)に
おけるステート(1,0)のパスメトリックS3に、時
刻(i−1)におけるステート(1,0)から、時刻i
のステート(0,0)へ遷移するパスのブランチメトリ
ックを加算し、この値をA3とする。
おけるステート(1,0)のパスメトリックS3に、時
刻(i−1)におけるステート(1,0)から、時刻i
のステート(0,0)へ遷移するパスのブランチメトリ
ックを加算し、この値をA3とする。
【0015】「ステップ4」 次に、時刻(i−1)に
おけるステート(1,1)のパスメトリックS4に、時
刻(i−1)におけるステート(1,1)から、時刻i
のステート(0,0)へ遷移するパスのブランチメトリ
ックを加算し、この値をA4とする。
おけるステート(1,1)のパスメトリックS4に、時
刻(i−1)におけるステート(1,1)から、時刻i
のステート(0,0)へ遷移するパスのブランチメトリ
ックを加算し、この値をA4とする。
【0016】「ステップ5」 以上で求めた、A1、A
2、A3、A4を比較し、最も大きいものを、時刻iに
おけるステート(0,0)のパスメトリックとする。A
1、A2、A3、A4のうち、最も大きいものに対応し
たパスのみを残し、時刻(i+1)以降は、そのパスの
みを考慮すれば良い。この残されたパスを、「生き残り
パス」と称し、生き残りパスを生き残りパス情報とし
て、記憶手段に保持しておく。
2、A3、A4を比較し、最も大きいものを、時刻iに
おけるステート(0,0)のパスメトリックとする。A
1、A2、A3、A4のうち、最も大きいものに対応し
たパスのみを残し、時刻(i+1)以降は、そのパスの
みを考慮すれば良い。この残されたパスを、「生き残り
パス」と称し、生き残りパスを生き残りパス情報とし
て、記憶手段に保持しておく。
【0017】「ステップ6」 上記ステップ1からステ
ップ5の処理を、時刻iにおける、残りのステート
(0,1)(1,0)(1,1)について、同様に繰り
返す。
ップ5の処理を、時刻iにおける、残りのステート
(0,1)(1,0)(1,1)について、同様に繰り
返す。
【0018】「ステップ7」 ビタビアルゴリズムを使
用した場合、伝搬路メモリ長(遅延波の影響が及ぶシン
ボル長である)をLとすると、「5×L」時間だけ過去
の時点で、生き残りパスは、1つのパスに集約されるこ
とがわかっている。そこで、時刻iにおける最尤パス
(時刻iにおけるステート数個の生き残りパスのうち、
時刻iにおけるパスメトリックが最大のパス)を、時刻
「5×L」だけさかのぼって、送信データを判定し、決
定する。
用した場合、伝搬路メモリ長(遅延波の影響が及ぶシン
ボル長である)をLとすると、「5×L」時間だけ過去
の時点で、生き残りパスは、1つのパスに集約されるこ
とがわかっている。そこで、時刻iにおける最尤パス
(時刻iにおけるステート数個の生き残りパスのうち、
時刻iにおけるパスメトリックが最大のパス)を、時刻
「5×L」だけさかのぼって、送信データを判定し、決
定する。
【0019】次に、ディジタル移動通信に、ビタビアル
ゴリズムを使用した適応型最尤系列推定器を適用した場
合の、送信データを判定するときの尺度となる尤度の求
め方について、説明する。
ゴリズムを使用した適応型最尤系列推定器を適用した場
合の、送信データを判定するときの尺度となる尤度の求
め方について、説明する。
【0020】伝搬路を、入力が、送信機からの送信信号
で、出力が、受信機における受信信号とする、「未知シ
ステム」と想定したとき、一般に、当該システムを、ト
ランスバーサル形のディジタルフィルタ(該フィルタ
は、例えば、タップ付遅延線と前記各タップ出力信号に
重みを与える、タップ係数を乗算する複数の乗算器と、
複数の乗算器の出力値を加算する加算器を有して構成さ
れる)で表すことができる。
で、出力が、受信機における受信信号とする、「未知シ
ステム」と想定したとき、一般に、当該システムを、ト
ランスバーサル形のディジタルフィルタ(該フィルタ
は、例えば、タップ付遅延線と前記各タップ出力信号に
重みを与える、タップ係数を乗算する複数の乗算器と、
複数の乗算器の出力値を加算する加算器を有して構成さ
れる)で表すことができる。
【0021】伝搬路の特性を推定することは、いわば、
トランスバーサルフィルタのタップ係数を推定すること
であり、トランスバーサルフィルタのインパルス応答を
推定することである。かかる推定は、LMS(Least Me
an Square:最小二乗法)アルゴリズム等の適応アルゴ
リズムで実現できる。
トランスバーサルフィルタのタップ係数を推定すること
であり、トランスバーサルフィルタのインパルス応答を
推定することである。かかる推定は、LMS(Least Me
an Square:最小二乗法)アルゴリズム等の適応アルゴ
リズムで実現できる。
【0022】このとき、受信信号のサンプル値rs
(i)は、次式のように、送信信号の変調ベクトルX
(i)と伝搬路のインパルス応答C(i)との積でモデ
ル化できる。
(i)は、次式のように、送信信号の変調ベクトルX
(i)と伝搬路のインパルス応答C(i)との積でモデ
ル化できる。
【0023】
【数1】
【0024】
【数2】
【0025】
【数3】
【0026】ここで、ns(i)は、ノイズである。
【0027】hi(k)は伝搬路のインパルス応答であ
り、a(i)は、複素シンボルである。
り、a(i)は、複素シンボルである。
【0028】適応型の最尤系列推定器は、受信信号と、
モデル化した推定受信信号(送信信号と推定伝搬路イン
パルス応答の積で表現できる)との差分信号から、ブラ
ンチメトリックを算出する。
モデル化した推定受信信号(送信信号と推定伝搬路イン
パルス応答の積で表現できる)との差分信号から、ブラ
ンチメトリックを算出する。
【0029】伝搬路の特性は、時々刻々変化するため、
送信データの判定と並行して、伝搬路の特性の推定を適
応的に行う必要がある。
送信データの判定と並行して、伝搬路の特性の推定を適
応的に行う必要がある。
【0030】以上の事項をふまえ、図2に示す、一般的
な適応型最尤系列推定器の構成図を参照して、適応型最
尤系列推定器の動作を説明する。本動作説明も、理解の
容易化のためステップにしたがって説明していく。
な適応型最尤系列推定器の構成図を参照して、適応型最
尤系列推定器の動作を説明する。本動作説明も、理解の
容易化のためステップにしたがって説明していく。
【0031】まず、受信信号が入力されることを想定
し、この時刻を時刻iとする。続いて、以下のステップ
に従って、時刻iの各ステートにつながる、生き残りパ
スを選択する。
し、この時刻を時刻iとする。続いて、以下のステップ
に従って、時刻iの各ステートにつながる、生き残りパ
スを選択する。
【0032】「ステップ11」 まず、送信符号系列発
生を行う。
生を行う。
【0033】すなわち、状態推定器6で、時刻(i−
L)から、時刻iへの状態遷移に対応する符号系列を発
生する。符号系列は、先程述べた2ビットの信号の組合
せである。
L)から、時刻iへの状態遷移に対応する符号系列を発
生する。符号系列は、先程述べた2ビットの信号の組合
せである。
【0034】「ステップ12」 変調信号発生を行う。
【0035】すなわち、信号発生器7では、ステップ1
1で発生した符号に対応する、変調信号を生成する。
1で発生した符号に対応する、変調信号を生成する。
【0036】「ステップ13」 推定受信信号生成を行
う。
う。
【0037】すなわち、トランスバーサルフィルタ8で
は、予め記憶している伝搬路特性の推定値と、ステップ
12で生成した変調信号の畳み込み積分を行ない、ステ
ップ12の変調信号が送信され、推定した特性を有する
伝搬路を伝搬して受信された場合の信号を、レプリカ
(推定受信信号)として生成する。
は、予め記憶している伝搬路特性の推定値と、ステップ
12で生成した変調信号の畳み込み積分を行ない、ステ
ップ12の変調信号が送信され、推定した特性を有する
伝搬路を伝搬して受信された場合の信号を、レプリカ
(推定受信信号)として生成する。
【0038】「ステップ14」 減算器9では、受信信
号と、ステップ13で求めた推定受信信号との差分を求
め、誤差信号を算出する。
号と、ステップ13で求めた推定受信信号との差分を求
め、誤差信号を算出する。
【0039】「ステップ15」 誤差信号を2乗し、負
の符号を付加した値を、ステップ11で設定したパス
の、ブランチメトリック(そのパスと受信信号の似てい
る度合いを示す尺度である)とする。
の符号を付加した値を、ステップ11で設定したパス
の、ブランチメトリック(そのパスと受信信号の似てい
る度合いを示す尺度である)とする。
【0040】「ステップ16」 既に記憶している、パ
ス始点のステートにおけるパスメトリックに、ステップ
15で求めた、パスのブランチメトリックを加算する。
ス始点のステートにおけるパスメトリックに、ステップ
15で求めた、パスのブランチメトリックを加算する。
【0041】「ステップ17」 時刻iに、各ステート
につながる全てのパスについて、ステップ11からステ
ップ16までの処理を実行する。
につながる全てのパスについて、ステップ11からステ
ップ16までの処理を実行する。
【0042】「ステップ18」 状態推定器6では、時
刻iの各ステートにつながるステート数個の尤度を比較
し、最大のものを各ステートにおけるパスメトリックと
し、最大の尤度を有するパスを、生き残りパスとする。
そのパスメトリックと、パスがどこからきたかという情
報を保持しておく。
刻iの各ステートにつながるステート数個の尤度を比較
し、最大のものを各ステートにおけるパスメトリックと
し、最大の尤度を有するパスを、生き残りパスとする。
そのパスメトリックと、パスがどこからきたかという情
報を保持しておく。
【0043】「ステップ19」 時刻iの各ステートに
ついて、ステップ11からステップ18までの処理を実
行する。
ついて、ステップ11からステップ18までの処理を実
行する。
【0044】「ステップ20」 状態推定器6で、ステ
ート数個存在する生き残りパスのうち、時刻iの尤度が
最大となるパスを最尤パスとし、最尤パスを、生き残り
パスが1つのパスに集約するのに十分な、予め定めた時
間(判定遅延時間)だけ前にさかのぼり、送信データを
判定し、出力する。
ート数個存在する生き残りパスのうち、時刻iの尤度が
最大となるパスを最尤パスとし、最尤パスを、生き残り
パスが1つのパスに集約するのに十分な、予め定めた時
間(判定遅延時間)だけ前にさかのぼり、送信データを
判定し、出力する。
【0045】「ステップ21」 伝搬路特性推定回路1
0では、判定したデータの変調信号と、判定遅延時間だ
け過去の受信信号と判定したデータとから得られる誤差
信号とを使用して、適応アルゴリズムによって、伝搬路
特性の推定を行う。
0では、判定したデータの変調信号と、判定遅延時間だ
け過去の受信信号と判定したデータとから得られる誤差
信号とを使用して、適応アルゴリズムによって、伝搬路
特性の推定を行う。
【0046】実際には、適応アルゴリズムとして、前記
LMSアルゴリズムを使用した場合、次式にしたがっ
て、前記タップ係数を更新する。
LMSアルゴリズムを使用した場合、次式にしたがっ
て、前記タップ係数を更新する。
【0047】
【数4】
【0048】
【数5】
【0049】ここで、Xm(i)は、推定信号変調ベク
トル、Cem(i)は、推定伝搬路インパルスベクトル、
em(i)は推定誤差信号、αは更新係数である。
トル、Cem(i)は、推定伝搬路インパルスベクトル、
em(i)は推定誤差信号、αは更新係数である。
【0050】上記ステップ11からステップ21までの
処理を受信信号が入力される度に行なう。
処理を受信信号が入力される度に行なう。
【0051】最尤系列推定器では、ビタビアルゴリズム
を使用しているので、ビタビアルゴリズム固有の判定遅
延時間だけ、判定値の決定が遅れる。伝搬路推定回路1
0では、この遅延した判定符号系列を用いるため、この
判定遅延だけ過去の、伝搬路を推定することになる。そ
のため判定遅延時間の遅れが無視できないほど速く伝搬
路特性が変動する場合には追従できない。
を使用しているので、ビタビアルゴリズム固有の判定遅
延時間だけ、判定値の決定が遅れる。伝搬路推定回路1
0では、この遅延した判定符号系列を用いるため、この
判定遅延だけ過去の、伝搬路を推定することになる。そ
のため判定遅延時間の遅れが無視できないほど速く伝搬
路特性が変動する場合には追従できない。
【0052】この判定遅延の影響を取り除くため、ステ
ート毎に伝搬路を推定する方法が知られている。この方
法の詳細は、例えば、特開平3−165632号公報に
記載されている。
ート毎に伝搬路を推定する方法が知られている。この方
法の詳細は、例えば、特開平3−165632号公報に
記載されている。
【0053】この方法の特徴は、ブランチメトリック
を、パス始点のステートにおいて推定された伝搬路特性
推定値を使用して算出することと、伝搬路特性推定値
は、各ステートにつながる生き残りパスに従って推定す
ることである。かかる方法について説明しておく。
を、パス始点のステートにおいて推定された伝搬路特性
推定値を使用して算出することと、伝搬路特性推定値
は、各ステートにつながる生き残りパスに従って推定す
ることである。かかる方法について説明しておく。
【0054】まず、受信信号が入力されることを想定
し、この時刻を時刻iとする。
し、この時刻を時刻iとする。
【0055】続いて、以下のステップに従って、時刻i
の各ステートにつながる生き残りパスを、選択する。
の各ステートにつながる生き残りパスを、選択する。
【0056】「ステップ31」 送信符号系列発生を行
う。
う。
【0057】すなわち、状態推定器6で、時刻(i−
L)から時刻iへの状態遷移(パス)に対応する符号系
列を発生する。
L)から時刻iへの状態遷移(パス)に対応する符号系
列を発生する。
【0058】「ステップ32」 変調信号発生を行う。
【0059】すなわち、信号発生器7は、ステップ31
で発生した符号に対応する変調信号を生成する。
で発生した符号に対応する変調信号を生成する。
【0060】「ステップ33」 推定受信信号生成を行
う。
う。
【0061】すなわち、トランスバーサルフィルタ8に
よって、既に記憶している、パス始点で推定した伝搬路
特性の推定値と、ステップ32で生成した変調信号との
畳み込み積分を行う(これが推定受信信号となる)。
よって、既に記憶している、パス始点で推定した伝搬路
特性の推定値と、ステップ32で生成した変調信号との
畳み込み積分を行う(これが推定受信信号となる)。
【0062】「ステップ34」 次に、減算器9では、
受信信号と、ステップ33で求めた推定受信信号との差
分を求め、誤差信号を算出する。
受信信号と、ステップ33で求めた推定受信信号との差
分を求め、誤差信号を算出する。
【0063】「ステップ35」 次に、誤差信号を2乗
し、負の符号を付加した値を、ステップ31で設定した
パスのブランチメトリック(そのパスと受信信号の似て
いる度合いを示す尺度である)とする。
し、負の符号を付加した値を、ステップ31で設定した
パスのブランチメトリック(そのパスと受信信号の似て
いる度合いを示す尺度である)とする。
【0064】「ステップ36」 既に記憶している、パ
ス始点のステートにおけるパスメトリックに、ステップ
35で求めたパスのブランチメトリックを加算する。
ス始点のステートにおけるパスメトリックに、ステップ
35で求めたパスのブランチメトリックを加算する。
【0065】「ステップ37」 時刻iに各ステートに
つながる全てのパスについて、ステップ31からステッ
プ36までの処理を実行する。
つながる全てのパスについて、ステップ31からステッ
プ36までの処理を実行する。
【0066】「ステップ38」 状態推定器6は、時刻
iの各ステートにつながるステート数個存在するパスの
尤度を比較し、最大のものを各ステートにおけるパスメ
トリックとし、最大の尤度を有するパスを、生き残りパ
スとする。そのパスメトリックと、パスのどこからきた
かという情報を保持しておく。
iの各ステートにつながるステート数個存在するパスの
尤度を比較し、最大のものを各ステートにおけるパスメ
トリックとし、最大の尤度を有するパスを、生き残りパ
スとする。そのパスメトリックと、パスのどこからきた
かという情報を保持しておく。
【0067】「ステップ39」 伝搬路特性推定回路1
0で、現時点での各ステートの伝搬路特性推定値を、生
き残りパスに従って、適応アルゴリズムによって求め
る。
0で、現時点での各ステートの伝搬路特性推定値を、生
き残りパスに従って、適応アルゴリズムによって求め
る。
【0068】「ステップ40」 状態推定器6では、ス
テート数個存在する生き残りパスのうち、時刻iの尤度
が最大となるパスを最尤パスとし、最尤パスを、生き残
りパスが1つのパスに集約するのに十分な、予め定めた
所定時間(判定遅延時間)だけ、前にさかのぼり、送信
データを判定し、出力する。
テート数個存在する生き残りパスのうち、時刻iの尤度
が最大となるパスを最尤パスとし、最尤パスを、生き残
りパスが1つのパスに集約するのに十分な、予め定めた
所定時間(判定遅延時間)だけ、前にさかのぼり、送信
データを判定し、出力する。
【0069】「ステップ41」 時刻iの各ステートに
ついて、上記ステップ31からステップ40までの処理
を実行する。
ついて、上記ステップ31からステップ40までの処理
を実行する。
【0070】なお、上記ステップ31からステップ41
までの処理は、受信信号が入力される度に行なう。
までの処理は、受信信号が入力される度に行なう。
【0071】ところで、この方法では、各ステート毎
に、選択された生き残りパスに対応した、遅延のない符
号系列を使用して伝搬路推定を行う。
に、選択された生き残りパスに対応した、遅延のない符
号系列を使用して伝搬路推定を行う。
【0072】つまり、ステート毎に伝搬路を推定する最
尤系列推定器は、判定遅延の影響を取り除くことができ
る。そのため、伝搬路の時間変動が速い場合でも追従特
性が良いという利点がある。しかしながら、一般の適応
型最尤系列推定器と比べ、伝搬路推定をステート数倍行
うことになり、演算量が増え消費電力が大きくなるとい
う欠点がある。
尤系列推定器は、判定遅延の影響を取り除くことができ
る。そのため、伝搬路の時間変動が速い場合でも追従特
性が良いという利点がある。しかしながら、一般の適応
型最尤系列推定器と比べ、伝搬路推定をステート数倍行
うことになり、演算量が増え消費電力が大きくなるとい
う欠点がある。
【0073】
【発明が解決しようとする課題】従来のステート毎に伝
搬路を推定する最尤系列推定器は、例えば送信機の移動
速度が速く、伝搬歪の変動が速く、大きな場合に、十分
な等化特性を得るために、常に、ステート毎の推定を行
っていた。
搬路を推定する最尤系列推定器は、例えば送信機の移動
速度が速く、伝搬歪の変動が速く、大きな場合に、十分
な等化特性を得るために、常に、ステート毎の推定を行
っていた。
【0074】しかしながら実際には、受信状態が良く伝
搬歪が小さい場合や、伝搬路の変動が小さい場合等、ス
テート毎に伝搬路を推定せず、遅延のある判定値を使用
して伝搬路推定を行っても、誤りなく送信データを復号
できる場合もある。
搬歪が小さい場合や、伝搬路の変動が小さい場合等、ス
テート毎に伝搬路を推定せず、遅延のある判定値を使用
して伝搬路推定を行っても、誤りなく送信データを復号
できる場合もある。
【0075】そのような場合においても、演算量の多
い、ステート毎の伝搬路の推定を行う方法を使用するこ
とは、電力の浪費にほかならない。
い、ステート毎の伝搬路の推定を行う方法を使用するこ
とは、電力の浪費にほかならない。
【0076】このことは、低消費電力化を図る上での大
きな障害となる。また、ディジタル移動通信端末等によ
る通話時間、待ち受け時間の長時間化を招き、電源、例
えば、電池の小型化による端末の小型化、軽量化の際に
も大きな障害となる。
きな障害となる。また、ディジタル移動通信端末等によ
る通話時間、待ち受け時間の長時間化を招き、電源、例
えば、電池の小型化による端末の小型化、軽量化の際に
も大きな障害となる。
【0077】そこで、本発明では、以上の問題点を解決
し、等化性能を維持しつつ、低消費電力化を図ることに
より、ディジタル移動通信端末等の通話時間や待ち受け
時間の長時間化を防止し、電源の小型化による端末機器
の小型化、軽量化を可能とする。
し、等化性能を維持しつつ、低消費電力化を図ることに
より、ディジタル移動通信端末等の通話時間や待ち受け
時間の長時間化を防止し、電源の小型化による端末機器
の小型化、軽量化を可能とする。
【0078】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、以下の手段が考えられる。
に、以下の手段が考えられる。
【0079】フェージングを含む伝搬歪の時間変動およ
び伝搬歪の大きさの少なくとも一方を検出し、少なくと
も一方が、予め各々に対して定められたしきい値より大
きな場合に、大きい旨の信号を出力する伝搬歪検出手段
と、変調信号の1種類の状態を表す、ステートを複数種
類とりうる受信信号、および、受信信号が伝搬されてく
る伝搬路の特性を表現する伝搬路特性情報にもとづい
て、生き残り系列を推定し、生き残り系列のうちの1つ
を最尤系列とする最尤系列推定手段と受信信号と各ステ
ートに対する生き残り系列との差分から得られる誤差信
号と、前記各ステートに対する生き残り系列に対応して
生成された変調信号を入力信号とし、前記各ステートに
対する生き残り系列に対応した伝搬路特性情報を推定出
力するステート毎伝搬路特性推定回路と、受信信号に対
して所定遅延時間を与えて信号を出力する遅延手段と、
遅延手段の出力と、前記所定遅延時間だけ過去に送られ
てきた信号に基づいて、前記最尤系列推定回路が推定す
る推定受信信号系列との差分を出力する減算器と、前記
減算器の出力と前記所定遅延時間だけ過去の信号系列に
対応して生成された変調信号とを入力信号とし、前記所
定遅延時間だけ過去の信号系列に対応した伝搬路特性情
報を推定出力する伝搬路特性推定回路とを具備した構成
にする。
び伝搬歪の大きさの少なくとも一方を検出し、少なくと
も一方が、予め各々に対して定められたしきい値より大
きな場合に、大きい旨の信号を出力する伝搬歪検出手段
と、変調信号の1種類の状態を表す、ステートを複数種
類とりうる受信信号、および、受信信号が伝搬されてく
る伝搬路の特性を表現する伝搬路特性情報にもとづい
て、生き残り系列を推定し、生き残り系列のうちの1つ
を最尤系列とする最尤系列推定手段と受信信号と各ステ
ートに対する生き残り系列との差分から得られる誤差信
号と、前記各ステートに対する生き残り系列に対応して
生成された変調信号を入力信号とし、前記各ステートに
対する生き残り系列に対応した伝搬路特性情報を推定出
力するステート毎伝搬路特性推定回路と、受信信号に対
して所定遅延時間を与えて信号を出力する遅延手段と、
遅延手段の出力と、前記所定遅延時間だけ過去に送られ
てきた信号に基づいて、前記最尤系列推定回路が推定す
る推定受信信号系列との差分を出力する減算器と、前記
減算器の出力と前記所定遅延時間だけ過去の信号系列に
対応して生成された変調信号とを入力信号とし、前記所
定遅延時間だけ過去の信号系列に対応した伝搬路特性情
報を推定出力する伝搬路特性推定回路とを具備した構成
にする。
【0080】さらに、前記ステート毎伝送路特性推定手
段の出力と前記伝搬路特性推定手段の出力とを選択的に
切り替えて、前記最尤系列推定手段の入力とする切り替
えスイッチを備える。
段の出力と前記伝搬路特性推定手段の出力とを選択的に
切り替えて、前記最尤系列推定手段の入力とする切り替
えスイッチを備える。
【0081】そして、前記切り替えスイッチは、前記伝
搬歪検出手段が、前記大きい旨の信号を出力した場合
に、前記ステート毎伝送路特性推定手段の出力を選択す
るように構成する。
搬歪検出手段が、前記大きい旨の信号を出力した場合
に、前記ステート毎伝送路特性推定手段の出力を選択す
るように構成する。
【0082】
【作用】伝搬歪検出手段で、伝搬歪の時間変動あるいは
大きさを、ある一定期間監視し、予め設定された、しき
い値と比較することにより、伝搬歪量を検出する。
大きさを、ある一定期間監視し、予め設定された、しき
い値と比較することにより、伝搬歪量を検出する。
【0083】その結果、前記しきい値より伝搬歪が大き
な場合には、切り替えスイッチを、ステート毎伝搬路推
定手段に接続し、最尤系列推定手段では、ステート毎に
異なった伝搬路特性推定値を使用して最尤系列を推定す
る。
な場合には、切り替えスイッチを、ステート毎伝搬路推
定手段に接続し、最尤系列推定手段では、ステート毎に
異なった伝搬路特性推定値を使用して最尤系列を推定す
る。
【0084】そして、各ステートにおいて生き残りパス
を選択する度に、ステート毎伝搬路特性推定手段で伝搬
路特性を推定する。
を選択する度に、ステート毎伝搬路特性推定手段で伝搬
路特性を推定する。
【0085】一方、伝搬歪が小さい場合は、切り替えス
イッチを伝搬路特性推定手段に接続する。 このとき最
尤系列推定手段では、伝搬路特性推定手段の出力であ
る、すべてのステートで同一の、伝搬路特性推定値を使
用して最尤系列を推定する。
イッチを伝搬路特性推定手段に接続する。 このとき最
尤系列推定手段では、伝搬路特性推定手段の出力であ
る、すべてのステートで同一の、伝搬路特性推定値を使
用して最尤系列を推定する。
【0086】送信信号が判定された後、遅延を有した判
定送信信号と判定に必要な遅延時間と同じだけ遅延を与
えた受信信号を使用して、伝搬路特性推定手段で伝搬路
特性推定値を更新する。
定送信信号と判定に必要な遅延時間と同じだけ遅延を与
えた受信信号を使用して、伝搬路特性推定手段で伝搬路
特性推定値を更新する。
【0087】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。
に説明する。
【0088】図1は、本発明にかかる適応型最尤系列推
定器の一例の構成図、図3は、本発明の処理手順を示す
フローチャートである。
定器の一例の構成図、図3は、本発明の処理手順を示す
フローチャートである。
【0089】図1において、100は、入力端子であ
る。空中線等にて受信された受信波は、ベースバンド帯
に周波数変換され、変調波のシンボル周期でサンプリン
グされて、入力端子を介して、入力される。入力信号
は、例えば後述する記憶手段1000に記憶される。
る。空中線等にて受信された受信波は、ベースバンド帯
に周波数変換され、変調波のシンボル周期でサンプリン
グされて、入力端子を介して、入力される。入力信号
は、例えば後述する記憶手段1000に記憶される。
【0090】101は、出力端子であり、例えば、送信
されたと判定された、(0,0)、(0,1)、(1,
0)、(1,1)の4種類のいずれかのデータが出力さ
れる。
されたと判定された、(0,0)、(0,1)、(1,
0)、(1,1)の4種類のいずれかのデータが出力さ
れる。
【0091】最尤系列推定回路2は、入力端子100と
出力端子101との間に設けられ、受信信号を入力と
し、ビタビアルゴリズムを使用して、最も送信された可
能性の高い送信データ系列を推定し、出力端子から、判
定に要した判定遅延時間だけ過去の送信データを出力す
る手段であり、例えば、CPU、ROM、RAM、各種
CMOS等によって実現できる。
出力端子101との間に設けられ、受信信号を入力と
し、ビタビアルゴリズムを使用して、最も送信された可
能性の高い送信データ系列を推定し、出力端子から、判
定に要した判定遅延時間だけ過去の送信データを出力す
る手段であり、例えば、CPU、ROM、RAM、各種
CMOS等によって実現できる。
【0092】その構成要素は、図2の最尤系列推定部1
1に示すように、状態推定器6、信号発生器7、トラン
スバーサルフィルタ8、減算器9、および記憶手段10
00を有して構成される。
1に示すように、状態推定器6、信号発生器7、トラン
スバーサルフィルタ8、減算器9、および記憶手段10
00を有して構成される。
【0093】なお、各構成要素は、例えば、CPU、R
OM、RAM、各種CMOS等によって実現できる。
OM、RAM、各種CMOS等によって実現できる。
【0094】状態推定器6は、ビタビアルゴリズムの状
態遷移(パス)に対応する符号系列を発生し、信号発生
器7に出力する。また、状態推定器6は、減算器9から
入力された信号ら、ブランチメトリックを算出し、算出
結果にもとづいて、ビタビアルゴリズムを使用して、最
尤系列を推定し、判定遅延時間だけ過去の送信データを
判定し、出力端子101に出力する手段である。
態遷移(パス)に対応する符号系列を発生し、信号発生
器7に出力する。また、状態推定器6は、減算器9から
入力された信号ら、ブランチメトリックを算出し、算出
結果にもとづいて、ビタビアルゴリズムを使用して、最
尤系列を推定し、判定遅延時間だけ過去の送信データを
判定し、出力端子101に出力する手段である。
【0095】信号発生器7は、状態推定器6で発生した
符号系列を入力し、入力した符号系列が送信されたと想
定した場合の変調信号を発生し、発生させた変調信号
を、トランスバーサルフィルタ8、伝送路特性推定回路
3a、および、ステート毎伝搬路特性推定回路3bに出
力する手段である。
符号系列を入力し、入力した符号系列が送信されたと想
定した場合の変調信号を発生し、発生させた変調信号
を、トランスバーサルフィルタ8、伝送路特性推定回路
3a、および、ステート毎伝搬路特性推定回路3bに出
力する手段である。
【0096】トランスバーサルフィルタ8は、信号発生
器7からの出力信号と、伝搬路特性推定値との畳み込み
積分を行い、推定受信信号を生成する。本実施例では、
伝搬路特性推定値は、伝搬路特性推定回路3bまたはス
テート毎伝搬路特性推定回路3aの出力で与えられ、切
り替えスイッチ5により、3bまたは3aのいずれかに
切り替わる。具体的には、伝搬歪検出回路1の出力信号
に応じて切り替わる。例えば、伝搬歪検出回路1にて、
伝搬歪の大きさが、予め定めたしきい値以上のときに
は、3a側に切り替わる構成にしておけば良い。
器7からの出力信号と、伝搬路特性推定値との畳み込み
積分を行い、推定受信信号を生成する。本実施例では、
伝搬路特性推定値は、伝搬路特性推定回路3bまたはス
テート毎伝搬路特性推定回路3aの出力で与えられ、切
り替えスイッチ5により、3bまたは3aのいずれかに
切り替わる。具体的には、伝搬歪検出回路1の出力信号
に応じて切り替わる。例えば、伝搬歪検出回路1にて、
伝搬歪の大きさが、予め定めたしきい値以上のときに
は、3a側に切り替わる構成にしておけば良い。
【0097】なお、トランスバーサルフィルタ8の構成
例については公知の技術であるので詳しい説明は省く
が、例えば、タップ付遅延線と、各タップ出力信号に重
みを与える、タップ係数を乗算する複数の乗算器と、複
数の乗算器の出力値を加算する加算器を有して構成され
る。
例については公知の技術であるので詳しい説明は省く
が、例えば、タップ付遅延線と、各タップ出力信号に重
みを与える、タップ係数を乗算する複数の乗算器と、複
数の乗算器の出力値を加算する加算器を有して構成され
る。
【0098】減算器9は、入力端子100を介して入力
される受信信号と、トランスバーサルフィルタ8の出力
信号との差分をとる手段であり、例えば、各種CMOS
等によって実現できる。
される受信信号と、トランスバーサルフィルタ8の出力
信号との差分をとる手段であり、例えば、各種CMOS
等によって実現できる。
【0099】記憶手段1000は、サンプリングされた
入力信号、後述するステート番号、系列に関する情報
等、本発明にかかる処理に必要なあらゆるデータを格納
するための手段であり、例えば、RAM等によって実現
される。
入力信号、後述するステート番号、系列に関する情報
等、本発明にかかる処理に必要なあらゆるデータを格納
するための手段であり、例えば、RAM等によって実現
される。
【0100】さて、伝搬歪検出回路1は、伝搬歪の時間
変動あるいは伝搬歪の大きさを検出する手段であり、伝
搬歪の大きさ等が、予め定めたしきい値以上のときに
は、切り替えスイッチ5を、切り替える旨の信号を出力
する手段であり、例えば、CPU、ROM、RAM、各
種CMOS等によって実現できる。
変動あるいは伝搬歪の大きさを検出する手段であり、伝
搬歪の大きさ等が、予め定めたしきい値以上のときに
は、切り替えスイッチ5を、切り替える旨の信号を出力
する手段であり、例えば、CPU、ROM、RAM、各
種CMOS等によって実現できる。
【0101】また、ステート毎伝搬路特性推定回路3a
は、最尤系列推定回路2の出力である、生き残りパスに
対応する変調信号と、現時点の受信信号と生き残りパス
により決定される誤差信号の2つの信号を入力信号と
し、各ステート毎に、各ステート固有の伝搬路特性を、
LMSアルゴリズム等の適応アルゴリズムを使用して推
定する手段であり、例えば、CPU、ROM、RAM、
各種CMOS等によって実現できる。
は、最尤系列推定回路2の出力である、生き残りパスに
対応する変調信号と、現時点の受信信号と生き残りパス
により決定される誤差信号の2つの信号を入力信号と
し、各ステート毎に、各ステート固有の伝搬路特性を、
LMSアルゴリズム等の適応アルゴリズムを使用して推
定する手段であり、例えば、CPU、ROM、RAM、
各種CMOS等によって実現できる。
【0102】また、伝搬路特性推定回路3bは、最尤系
列推定回路2で判定された送信データに対応する変調信
号と、減算器の出力信号を使用し、さらに、LMSアル
ゴリズム等の適応アルゴリズムを使用して伝搬路特性を
推定する手段であり、例えば、CPU、ROM、RA
M、各種CMOS等によって実現できる。
列推定回路2で判定された送信データに対応する変調信
号と、減算器の出力信号を使用し、さらに、LMSアル
ゴリズム等の適応アルゴリズムを使用して伝搬路特性を
推定する手段であり、例えば、CPU、ROM、RA
M、各種CMOS等によって実現できる。
【0103】遅延回路4は、入力された受信信号に、生
き残りパスを1つのパスに集約するのに必要な所定時間
だけ遅延を与えて、出力する手段であり、例えば、各種
CMOS等によって実現できる。
き残りパスを1つのパスに集約するのに必要な所定時間
だけ遅延を与えて、出力する手段であり、例えば、各種
CMOS等によって実現できる。
【0104】切り替えスイッチ5は、伝搬歪検出回路1
の出力により、伝搬歪の時間変動や、伝搬歪が大きい場
合等には、ステート毎伝搬路特性推定回路3aと最尤系
列推定回路2とを接続し、逆に、伝搬歪が小さい場合等
は、最尤系列推定回路2と伝搬路特性推定回路3bとを
接続するように接続状態を切り替える手段であり、例え
ば、アナログスイッチと当該スイッチに電圧を印加する
手段を有して構成される。
の出力により、伝搬歪の時間変動や、伝搬歪が大きい場
合等には、ステート毎伝搬路特性推定回路3aと最尤系
列推定回路2とを接続し、逆に、伝搬歪が小さい場合等
は、最尤系列推定回路2と伝搬路特性推定回路3bとを
接続するように接続状態を切り替える手段であり、例え
ば、アナログスイッチと当該スイッチに電圧を印加する
手段を有して構成される。
【0105】減算器12は、遅延回路4の出力信号と、
判定された送信データに対応するトランスバーサルフィ
ルタ8の出力信号とを入力し、これらの差分を求める手
段であり、例えば、各種CMOS等によって実現でき
る。
判定された送信データに対応するトランスバーサルフィ
ルタ8の出力信号とを入力し、これらの差分を求める手
段であり、例えば、各種CMOS等によって実現でき
る。
【0106】次に、図3のフローチャートを参照して、
図1に示す各部の動作を説明する。
図1に示す各部の動作を説明する。
【0107】ステップ102では、伝搬歪の時間変動あ
るいは大きさを伝搬歪検出回路1で検出し、予め設定さ
れた、しきい値と比較する。伝搬歪時間変動あるいは大
きさは、例えば、受信信号と既知信号との差分信号、ま
たは、受信信号と推定送信信号との差分信号の大きさか
ら検出すればよい。
るいは大きさを伝搬歪検出回路1で検出し、予め設定さ
れた、しきい値と比較する。伝搬歪時間変動あるいは大
きさは、例えば、受信信号と既知信号との差分信号、ま
たは、受信信号と推定送信信号との差分信号の大きさか
ら検出すればよい。
【0108】その結果、伝搬歪が大きい場合等には、ス
テップ104にブランチし、以下の処理を実行する。も
ちろん、伝搬歪の時間変動あるいは伝搬歪の大きさの少
なくとも一方を検出対象とすれば良い。
テップ104にブランチし、以下の処理を実行する。も
ちろん、伝搬歪の時間変動あるいは伝搬歪の大きさの少
なくとも一方を検出対象とすれば良い。
【0109】まず、ステップ104では、受信信号を入
力端子100から入力し、例えば、記憶手段1000に
格納しておく。なお、この時刻を時刻tとする。
力端子100から入力し、例えば、記憶手段1000に
格納しておく。なお、この時刻を時刻tとする。
【0110】次に、ステップ106では、記憶手段10
00に既に格納されている、ステート番号nの値を
「0」にしてクリアする。
00に既に格納されている、ステート番号nの値を
「0」にしてクリアする。
【0111】次に、ステップ108では、ステート番号
nに「1」を加算し、始めにステート番号1のステート
に対する処理を行う。
nに「1」を加算し、始めにステート番号1のステート
に対する処理を行う。
【0112】以後、便宜上、ステート番号nのステート
を「ステートn」と称することにする。
を「ステートn」と称することにする。
【0113】ステップ110では、時刻tの「ステート
1」につながるパスの始点のステートにおいて、伝搬路
特性推定回路3aで既に推定した、伝搬路特性推定値を
使用して、時刻tの「ステート1」につながる生き残り
パスを、最尤系列推定回路2において選択する。
1」につながるパスの始点のステートにおいて、伝搬路
特性推定回路3aで既に推定した、伝搬路特性推定値を
使用して、時刻tの「ステート1」につながる生き残り
パスを、最尤系列推定回路2において選択する。
【0114】さて、ここで、ステップ110での具体的
な処理例を、伝搬路メモリ長Lが「1」の場合を例にと
り説明する。
な処理例を、伝搬路メモリ長Lが「1」の場合を例にと
り説明する。
【0115】このとき、ステートは、(0,0)、
(0,1)、(1,0)、(1,1)の4通り存在し、
それぞれ順番に、「ステート1」、「ステート2」、
「ステート3」、「ステート4」とする。
(0,1)、(1,0)、(1,1)の4通り存在し、
それぞれ順番に、「ステート1」、「ステート2」、
「ステート3」、「ステート4」とする。
【0116】最尤系列推定回路2は、例えば、図2で示
すように、状態推定器6、信号発生器7、トランスバー
サルフィルタ8、減算器9、および記憶手段1000を
有して構成されるものとする。
すように、状態推定器6、信号発生器7、トランスバー
サルフィルタ8、減算器9、および記憶手段1000を
有して構成されるものとする。
【0117】まず、時刻(t−1)の「ステート1」か
ら、時刻tの「ステート1」に遷移するパスの尤度を算
出する。なお、理解の容易化のため、一連の処理を、ス
テップに分けて説明する。
ら、時刻tの「ステート1」に遷移するパスの尤度を算
出する。なお、理解の容易化のため、一連の処理を、ス
テップに分けて説明する。
【0118】「ステップ51」 まず、状態推定器6
で、時刻tの「ステート1」に対応する符号系列(0,
0)と、時刻(t−1)の「ステート1」に対応する符
号系列(0,0)を発生する。
で、時刻tの「ステート1」に対応する符号系列(0,
0)と、時刻(t−1)の「ステート1」に対応する符
号系列(0,0)を発生する。
【0119】「ステップ52」 次に、信号発生器7に
よって、ステップ51で定めた符号に対応する変調信号
を生成する。
よって、ステップ51で定めた符号に対応する変調信号
を生成する。
【0120】「ステップ53」 次に、トランスバーサ
ルフィルタ8では、既に記憶手段1000等に記憶して
いる、パス始点のステートである、時刻(t−1)の
「ステート1」で、ステート毎伝搬路特性推定回路3a
において推定した伝搬路特性推定値と、ステップ52で
生成した変調信号の畳み込み積分を行い、推定受信信号
を生成する。
ルフィルタ8では、既に記憶手段1000等に記憶して
いる、パス始点のステートである、時刻(t−1)の
「ステート1」で、ステート毎伝搬路特性推定回路3a
において推定した伝搬路特性推定値と、ステップ52で
生成した変調信号の畳み込み積分を行い、推定受信信号
を生成する。
【0121】「ステップ54」 次に、減算器9で、時
刻tの受信信号と、ステップ53で生成した推定受信信
号との差分を求め、誤差信号を算出する。
刻tの受信信号と、ステップ53で生成した推定受信信
号との差分を求め、誤差信号を算出する。
【0122】「ステップ55」 次に、ステップ54で
算出した誤差信号を2乗し、負の符号を付加した値を、
時刻(t−1)の「ステート1」から、時刻tの「ステ
ート1」に遷移したパスの、ブランチメトリックとす
る。
算出した誤差信号を2乗し、負の符号を付加した値を、
時刻(t−1)の「ステート1」から、時刻tの「ステ
ート1」に遷移したパスの、ブランチメトリックとす
る。
【0123】「ステップ56」 次に、パス始点のステ
ート(今は、時刻(t−1)の「ステート1」)におけ
るパスメトリックに、ステップ55で求めた、パスのブ
ランチメトリックを加算し、時刻(t−1)の「ステー
ト1」から、時刻tの「ステート1」に遷移したパスの
尤度を算出する。
ート(今は、時刻(t−1)の「ステート1」)におけ
るパスメトリックに、ステップ55で求めた、パスのブ
ランチメトリックを加算し、時刻(t−1)の「ステー
ト1」から、時刻tの「ステート1」に遷移したパスの
尤度を算出する。
【0124】次に、時刻(t−1)の「ステート2」か
ら時刻tの「ステート1」に遷移するパスの尤度を算出
する。
ら時刻tの「ステート1」に遷移するパスの尤度を算出
する。
【0125】「ステップ510」 まず、状態推定器6
で、時刻tの「ステート1」に対応する符号系列(0,
0)と、時刻(t−1)の「ステート2」に対応する符
号系列(0,1)を発生する。
で、時刻tの「ステート1」に対応する符号系列(0,
0)と、時刻(t−1)の「ステート2」に対応する符
号系列(0,1)を発生する。
【0126】「ステップ520」 次に、信号発生器7
で、ステップ510で定めた符号に対応する変調信号を
生成する。
で、ステップ510で定めた符号に対応する変調信号を
生成する。
【0127】「ステップ530」 次に、トランスバー
サルフィルタ8では、既に記憶手段1000に記憶して
いる、パス始点のステートである時刻(t−1)の「ス
テート2」で推定された伝搬路特性推定値と、ステップ
520で生成した変調信号の畳み込み積分を行い、推定
受信信号を生成する。
サルフィルタ8では、既に記憶手段1000に記憶して
いる、パス始点のステートである時刻(t−1)の「ス
テート2」で推定された伝搬路特性推定値と、ステップ
520で生成した変調信号の畳み込み積分を行い、推定
受信信号を生成する。
【0128】「ステップ540」 次に、減算器9で、
時刻tの受信信号と、ステップ530で生成した推定受
信信号との差分を求め、誤差信号を算出する。
時刻tの受信信号と、ステップ530で生成した推定受
信信号との差分を求め、誤差信号を算出する。
【0129】「ステップ550」 次に、ステップ54
0で算出した誤差信号を2乗し、負の符号を付加した値
を、時刻(t−1)の「ステート2」から、時刻tの
「ステート1」に遷移したパスの、ブランチメトリック
とする。
0で算出した誤差信号を2乗し、負の符号を付加した値
を、時刻(t−1)の「ステート2」から、時刻tの
「ステート1」に遷移したパスの、ブランチメトリック
とする。
【0130】「ステップ560」 パス始点のステート
(今は、時刻(t−1)の「ステート2」)におけるパ
スメトリックに、ステップ550で求めた、パスのブラ
ンチメトリックを加算し、時刻tの「ステート1」に遷
移した場合のパスの尤度を算出する。
(今は、時刻(t−1)の「ステート2」)におけるパ
スメトリックに、ステップ550で求めた、パスのブラ
ンチメトリックを加算し、時刻tの「ステート1」に遷
移した場合のパスの尤度を算出する。
【0131】以下同様にして、時刻(t−1)におけ
る、残りのステート「ステート3」、「ステート4」に
ついても、前述のステップ51からステップ56までと
同様の処理を行い、時刻(t−1)の「ステート3」か
ら、時刻tの「ステート1」に遷移した場合のパスの尤
度と、時刻t−1の「ステート4」から、時刻tの「ス
テート1」に遷移した場合のパスの尤度を算出する。
る、残りのステート「ステート3」、「ステート4」に
ついても、前述のステップ51からステップ56までと
同様の処理を行い、時刻(t−1)の「ステート3」か
ら、時刻tの「ステート1」に遷移した場合のパスの尤
度と、時刻t−1の「ステート4」から、時刻tの「ス
テート1」に遷移した場合のパスの尤度を算出する。
【0132】以上の処理によって求めた、時刻tの「ス
テート1」に遷移する、ステート数個存在する、パスの
尤度を比較し、最大の尤度を、時刻tの「ステート1」
のパスメトリックとし、最大の尤度を有するパスを、時
刻tにおける、生き残りパスとする。そのパスメトリッ
クと生き残りパスがどこからきたかという情報は、例え
ば記憶手段1000に保持しておく。
テート1」に遷移する、ステート数個存在する、パスの
尤度を比較し、最大の尤度を、時刻tの「ステート1」
のパスメトリックとし、最大の尤度を有するパスを、時
刻tにおける、生き残りパスとする。そのパスメトリッ
クと生き残りパスがどこからきたかという情報は、例え
ば記憶手段1000に保持しておく。
【0133】さて、図3のフローチャートの続きの説明
に戻る。
に戻る。
【0134】時刻tの「ステート1」に対する生き残り
パスを選択した後、ステップ112では、ステート毎伝
搬路特性推定回路3aで、最尤系列推定回路2の出力で
ある、時刻tの「ステート1」につながる生き残りパス
に従って、既に記憶している生き残りパス始点のステー
トにおける、伝搬路特性の推定値を、適応アルゴリズム
を使用して更新し、時刻tの「ステート1」に対する伝
搬路特性を推定する。
パスを選択した後、ステップ112では、ステート毎伝
搬路特性推定回路3aで、最尤系列推定回路2の出力で
ある、時刻tの「ステート1」につながる生き残りパス
に従って、既に記憶している生き残りパス始点のステー
トにおける、伝搬路特性の推定値を、適応アルゴリズム
を使用して更新し、時刻tの「ステート1」に対する伝
搬路特性を推定する。
【0135】適応アルゴリズムとして、LMSアルゴリ
ズムを使用すると、現時点の受信信号と生き残りパスに
より決定される誤差信号と(前記ステップ540におけ
る処理よって算出した生き残りパスに対応する誤差信
号)、生き残りパスに対応する変調信号を使用して、生
き残りパス始点のステートにおける伝搬路特性の推定値
を更新し、生き残りパス終点の時刻tのステートにおけ
る伝搬路特性推定値を求める。
ズムを使用すると、現時点の受信信号と生き残りパスに
より決定される誤差信号と(前記ステップ540におけ
る処理よって算出した生き残りパスに対応する誤差信
号)、生き残りパスに対応する変調信号を使用して、生
き残りパス始点のステートにおける伝搬路特性の推定値
を更新し、生き残りパス終点の時刻tのステートにおけ
る伝搬路特性推定値を求める。
【0136】ステップ114で、時刻tの全てのステー
トについて、ステップ108からステップ112までの
処理を終了したか否かを判断する。
トについて、ステップ108からステップ112までの
処理を終了したか否かを判断する。
【0137】ここで、一般に、ステート数は、MのL乗
になる。ここで、Mは送信符号がとりうる状態の数で、
本実施例では「4」である。Lは、伝搬路メモリ長で、
本実施例では「1」である。
になる。ここで、Mは送信符号がとりうる状態の数で、
本実施例では「4」である。Lは、伝搬路メモリ長で、
本実施例では「1」である。
【0138】ステップ114で「No」と判断された場
合、ステップ108にブランチし、ステート番号に
「1」を加算し、時刻tにおける「ステート2」の処理
を行う。
合、ステップ108にブランチし、ステート番号に
「1」を加算し、時刻tにおける「ステート2」の処理
を行う。
【0139】ステップ110では、最尤系列推定回路2
において、今度は、時刻tの「ステート2」につながる
パスの始点のステートで、ステート毎伝搬路特性推定回
路3aによって推定された伝搬路特性の推定値を使用し
て、時刻tの「ステート2」につながる生き残りパスを
選択する。
において、今度は、時刻tの「ステート2」につながる
パスの始点のステートで、ステート毎伝搬路特性推定回
路3aによって推定された伝搬路特性の推定値を使用し
て、時刻tの「ステート2」につながる生き残りパスを
選択する。
【0140】時刻tの「ステート1」につながる生き残
りパスを選択したときと同様に、時刻(t−1)の「ス
テート1」から、時刻tの「ステート2」に遷移するパ
スの尤度と、時刻(t−1)の「ステート2」から、時
刻tの「ステート2」に遷移するパスの尤度と、時刻
(t−1)の「ステート3」から、時刻tの「ステート
2」に遷移するパスの尤度と、時刻(t−1)の「ステ
ート4」から、時刻tの「ステート2」に遷移するパス
の尤度を、それぞれ算出して比較し、最大の尤度を、時
刻tの「ステート2」のパスメトリックとし、最大の尤
度を有するパスを、時刻tにおける生き残りパスとす
る。そのパスメトリックとパスがどこからきたかという
情報は、例えば、記憶手段1000に保持しておく。
りパスを選択したときと同様に、時刻(t−1)の「ス
テート1」から、時刻tの「ステート2」に遷移するパ
スの尤度と、時刻(t−1)の「ステート2」から、時
刻tの「ステート2」に遷移するパスの尤度と、時刻
(t−1)の「ステート3」から、時刻tの「ステート
2」に遷移するパスの尤度と、時刻(t−1)の「ステ
ート4」から、時刻tの「ステート2」に遷移するパス
の尤度を、それぞれ算出して比較し、最大の尤度を、時
刻tの「ステート2」のパスメトリックとし、最大の尤
度を有するパスを、時刻tにおける生き残りパスとす
る。そのパスメトリックとパスがどこからきたかという
情報は、例えば、記憶手段1000に保持しておく。
【0141】さて、時刻tの「ステート2」に対する生
き残りパスを選択した後、ステップ112では、ステー
ト毎伝搬路特性推定回路3aで、最尤系列推定回路2の
出力である、時刻tの「ステート2」につながる生き残
りパスに従って、既に記憶手段1000等に記憶してい
る、生き残りパス始点のステートにおける伝搬路特性の
推定値を、適応アルゴリズムによって更新し、時刻tの
「ステート2」に対する伝搬路特性を推定する。
き残りパスを選択した後、ステップ112では、ステー
ト毎伝搬路特性推定回路3aで、最尤系列推定回路2の
出力である、時刻tの「ステート2」につながる生き残
りパスに従って、既に記憶手段1000等に記憶してい
る、生き残りパス始点のステートにおける伝搬路特性の
推定値を、適応アルゴリズムによって更新し、時刻tの
「ステート2」に対する伝搬路特性を推定する。
【0142】ステップ114で、時刻tの全てのステー
トについて、ステップ108からステップ112までの
処理を終了したか否かを判断する。
トについて、ステップ108からステップ112までの
処理を終了したか否かを判断する。
【0143】ステップ114での判断が「No」である
ので、ステップ108にブランチし、ステート番号に1
を加算する。
ので、ステップ108にブランチし、ステート番号に1
を加算する。
【0144】ステップ110では、最尤系列推定回路2
において、今度は、時刻tの「ステート3」につながる
パスの始点のステートで、ステート毎伝搬路特性推定回
路3aによって推定された伝搬路特性の推定値を使用し
て、時刻t「ステート3」につながる生き残りパスを選
択する。
において、今度は、時刻tの「ステート3」につながる
パスの始点のステートで、ステート毎伝搬路特性推定回
路3aによって推定された伝搬路特性の推定値を使用し
て、時刻t「ステート3」につながる生き残りパスを選
択する。
【0145】ステップ112では、ステート毎伝搬路特
性推定回路3aで、最尤系列推定回路2の出力である、
時刻tの「ステート3」につながる生き残りパスに従っ
て、既に記憶手段1000等に記憶している、生き残り
パス始点のステートにおける伝搬路特性の推定値を適応
アルゴリズムによって更新し、時刻tの「ステート3」
に対する伝搬路特性を推定する。
性推定回路3aで、最尤系列推定回路2の出力である、
時刻tの「ステート3」につながる生き残りパスに従っ
て、既に記憶手段1000等に記憶している、生き残り
パス始点のステートにおける伝搬路特性の推定値を適応
アルゴリズムによって更新し、時刻tの「ステート3」
に対する伝搬路特性を推定する。
【0146】ステップ114で、時刻tの全てのステー
トについてステップ108からステップ112までの処
理を終了したか否かを判断する。
トについてステップ108からステップ112までの処
理を終了したか否かを判断する。
【0147】ステップ114での判断が「No」である
ので、ステップ108にブランチし、ステート番号に
「1」を加算する。
ので、ステップ108にブランチし、ステート番号に
「1」を加算する。
【0148】ステップ110では、最尤系列推定回路2
において、今度は、時刻tの「ステート4」につながる
パスの始点のステートで、ステート毎伝搬路特性推定回
路3aによって推定された伝搬路特性の推定値を使用し
て、時刻t「ステート4」につながる生き残りパスを選
択する。
において、今度は、時刻tの「ステート4」につながる
パスの始点のステートで、ステート毎伝搬路特性推定回
路3aによって推定された伝搬路特性の推定値を使用し
て、時刻t「ステート4」につながる生き残りパスを選
択する。
【0149】ステップ112では、ステート毎伝搬路特
性推定回路3aで、最尤系列推定回路2の出力である、
時刻tの「ステート4」につながる生き残りパスに従っ
て、既に記憶手段1000等に記憶している、生き残り
パス始点のステートにおける伝搬路特性の推定値を適応
アルゴリズムによって更新し、時刻tの「ステート4」
に対する伝搬路特性を推定する。
性推定回路3aで、最尤系列推定回路2の出力である、
時刻tの「ステート4」につながる生き残りパスに従っ
て、既に記憶手段1000等に記憶している、生き残り
パス始点のステートにおける伝搬路特性の推定値を適応
アルゴリズムによって更新し、時刻tの「ステート4」
に対する伝搬路特性を推定する。
【0150】ステップ114で、時刻tの全てのステー
トについて、ステップ108からステップ112までの
処理を終了したか否かを判断する。ステップ114にお
ける判断が「Yes」であれば、最後に、ステップ11
6では、最尤系列推定回路2において、生き残りパスの
中で、現時点(時刻t)におけるパスメトリックが最大
の系列を最尤系列とし、最尤系列を、生き残りパスが1
つの系列に集約するまでの時間(判定遅延時間)だけ過
去にさかのぼり、判定遅延だけ過去における送信データ
を出力端子101に出力する。
トについて、ステップ108からステップ112までの
処理を終了したか否かを判断する。ステップ114にお
ける判断が「Yes」であれば、最後に、ステップ11
6では、最尤系列推定回路2において、生き残りパスの
中で、現時点(時刻t)におけるパスメトリックが最大
の系列を最尤系列とし、最尤系列を、生き残りパスが1
つの系列に集約するまでの時間(判定遅延時間)だけ過
去にさかのぼり、判定遅延だけ過去における送信データ
を出力端子101に出力する。
【0151】次に、伝搬歪検出回路1の出力により伝搬
歪が小さい場合等の処理を説明する。すなわち、ステッ
プ102で「No」と判断された場合の処理である。
歪が小さい場合等の処理を説明する。すなわち、ステッ
プ102で「No」と判断された場合の処理である。
【0152】ステップ118では、受信信号を入力端子
100から入力し、例えば、記憶手段1000に格納し
ておく(例えば、受信信号をデジタルサンプリングして
記憶しておけば良い)。また、この時刻を時刻tとす
る。
100から入力し、例えば、記憶手段1000に格納し
ておく(例えば、受信信号をデジタルサンプリングして
記憶しておけば良い)。また、この時刻を時刻tとす
る。
【0153】ステップ120では、記憶手段1000に
格納されるステート番号nを「0」にして、クリアす
る。
格納されるステート番号nを「0」にして、クリアす
る。
【0154】ステップ122では、ステート番号nに
「1」を加算し、始めに、ステート番号1のステートに
対する処理を行う準備を行う。
「1」を加算し、始めに、ステート番号1のステートに
対する処理を行う準備を行う。
【0155】ステップ124では、伝搬路特性推定回路
3bで、時刻(t−1)に推定した伝搬路特性推定値を
使用して、時刻tの「ステート1」につながる生き残り
パスを、最尤系列推定回路2によって選択する。
3bで、時刻(t−1)に推定した伝搬路特性推定値を
使用して、時刻tの「ステート1」につながる生き残り
パスを、最尤系列推定回路2によって選択する。
【0156】ここで、ステップ124における具体的な
処理を、前述した伝搬歪が大きいときと同様に、伝搬路
メモリ長が「1」の場合を例にとり説明する。理解の容
易化のためステップに分けて説明する。
処理を、前述した伝搬歪が大きいときと同様に、伝搬路
メモリ長が「1」の場合を例にとり説明する。理解の容
易化のためステップに分けて説明する。
【0157】まず、時刻(t−1)の「ステート1」か
ら、時刻tの「ステート1」に遷移するパスの尤度を算
出する。
ら、時刻tの「ステート1」に遷移するパスの尤度を算
出する。
【0158】「ステップ61」 まず、状態推定器6
は、時刻tの「ステート1」に対応する符号系列(0,
0)、および、時刻(t−1)の「ステート1」に対応
する符号系列(0,0)を発生する。
は、時刻tの「ステート1」に対応する符号系列(0,
0)、および、時刻(t−1)の「ステート1」に対応
する符号系列(0,0)を発生する。
【0159】「ステップ62」 次に、信号発生器7
で、ステップ61で定めた符号系列に対応する変調信号
を生成する。
で、ステップ61で定めた符号系列に対応する変調信号
を生成する。
【0160】「ステップ63」 次に、トランスバーサ
ルフィルタ8は、伝搬路特性推定回路3bによって、時
刻(t−1)に推定され、既に記憶手段1000に記憶
してある、伝搬路特性推定値と、ステップ62で生成し
た変調信号の畳み込み積分を行い、推定受信信号を生成
する。
ルフィルタ8は、伝搬路特性推定回路3bによって、時
刻(t−1)に推定され、既に記憶手段1000に記憶
してある、伝搬路特性推定値と、ステップ62で生成し
た変調信号の畳み込み積分を行い、推定受信信号を生成
する。
【0161】「ステップ64」 次に、減算器9によっ
て、時刻tの受信信号と、ステップ63で生成した推定
受信信号との差分を求め、誤差信号を算出する。
て、時刻tの受信信号と、ステップ63で生成した推定
受信信号との差分を求め、誤差信号を算出する。
【0162】「ステップ65」 次に、ステップ64で
算出した誤差信号を2乗し、負の符号を付加した値を、
時刻(t−1)の「ステート1」から時刻tの「ステー
ト1」に遷移したパスの、ブランチメトリックとする。
算出した誤差信号を2乗し、負の符号を付加した値を、
時刻(t−1)の「ステート1」から時刻tの「ステー
ト1」に遷移したパスの、ブランチメトリックとする。
【0163】「ステップ66」 パス始点のステート
(今は、時刻(t−1)の「ステート1」)におけるパ
スメトリックに、ステップ65で求めた、パスのブラン
チメトリックを加算し、時刻(t−1)の「ステート
1」から、時刻tの「ステート1」に遷移したパスの尤
度を算出する。
(今は、時刻(t−1)の「ステート1」)におけるパ
スメトリックに、ステップ65で求めた、パスのブラン
チメトリックを加算し、時刻(t−1)の「ステート
1」から、時刻tの「ステート1」に遷移したパスの尤
度を算出する。
【0164】以下、同様にして、時刻(t−1)におけ
る残りのステート「ステート2」、「ステート3」、
「ステート4」についても、ステップ61からステップ
66までの処理を行い、時刻(t−1)の「ステート
2」から、時刻tの「ステート1」に遷移した場合のパ
スの尤度と、時刻(t−1)の「ステート3」から、時
刻tの「ステート1」に遷移した場合のパスの尤度と、
時刻(t−1)の「ステート4」から、時刻tの「ステ
ート1」に遷移した場合のパスの尤度を算出する。
る残りのステート「ステート2」、「ステート3」、
「ステート4」についても、ステップ61からステップ
66までの処理を行い、時刻(t−1)の「ステート
2」から、時刻tの「ステート1」に遷移した場合のパ
スの尤度と、時刻(t−1)の「ステート3」から、時
刻tの「ステート1」に遷移した場合のパスの尤度と、
時刻(t−1)の「ステート4」から、時刻tの「ステ
ート1」に遷移した場合のパスの尤度を算出する。
【0165】以上で求めた、時刻tの「ステート1」に
遷移するステート数個存在するパスの尤度を比較し、最
大の尤度を、時刻tの「ステート1」のパスメトリック
とし、最大の尤度を有するパスを、時刻tにおける生き
残りパスとする。そのパスメトリックと生き残りパスが
どこからきたかという情報は、例えば記憶手段1000
に保持しておく。
遷移するステート数個存在するパスの尤度を比較し、最
大の尤度を、時刻tの「ステート1」のパスメトリック
とし、最大の尤度を有するパスを、時刻tにおける生き
残りパスとする。そのパスメトリックと生き残りパスが
どこからきたかという情報は、例えば記憶手段1000
に保持しておく。
【0166】さて、ステップ126で、時刻tにおい
て、全てのステートについて、ステップ122およびス
テップ124の処理を終了したか否かを判断する。
て、全てのステートについて、ステップ122およびス
テップ124の処理を終了したか否かを判断する。
【0167】ステップ126における判断が「No」で
あれば、ステップ122にブランチし、ステート番号に
「1」を加算し、次に時刻tの「ステート2」に対する
処理を行う。
あれば、ステップ122にブランチし、ステート番号に
「1」を加算し、次に時刻tの「ステート2」に対する
処理を行う。
【0168】ステップ124では、伝搬路特性推定回路
3bによって、時刻(t−1)に推定した伝搬路特性推
定値を使用して、時刻tの「ステート2」につながる生
き残りパスを、最尤系列推定回路2において選択する。
3bによって、時刻(t−1)に推定した伝搬路特性推
定値を使用して、時刻tの「ステート2」につながる生
き残りパスを、最尤系列推定回路2において選択する。
【0169】前述の説明と同様に、ステップ122で、
ステート番号に「1」を加算し、ステップ124では、
伝搬路特性推定回路3bによって、時刻(t−1)に推
定した伝搬路特性推定値を使用して、残りの時刻tの
「ステート3」、「ステート4」につながる生き残りパ
スを、最尤系列推定回路2によって、それぞれ選択す
る。
ステート番号に「1」を加算し、ステップ124では、
伝搬路特性推定回路3bによって、時刻(t−1)に推
定した伝搬路特性推定値を使用して、残りの時刻tの
「ステート3」、「ステート4」につながる生き残りパ
スを、最尤系列推定回路2によって、それぞれ選択す
る。
【0170】上述の処理を続けていき、ステップ126
で、時刻tの全てのステートについて、ステップ122
およびステップ124の処理を終了したか否かを判断す
る。
で、時刻tの全てのステートについて、ステップ122
およびステップ124の処理を終了したか否かを判断す
る。
【0171】判断結果が「Yes」であれば、ステップ
128において、最尤系列推定回路2によって、生き残
りパスの中で現時点(時刻t)におけるパスメトリック
が最大の系列を最尤系列とし、さらに、最尤系列を生き
残りパスが1つの系列に集約するまでの時間(判定遅延
時間)だけ過去にさかのぼり、判定遅延だけ過去におけ
る送信データを出力端子101に出力する。
128において、最尤系列推定回路2によって、生き残
りパスの中で現時点(時刻t)におけるパスメトリック
が最大の系列を最尤系列とし、さらに、最尤系列を生き
残りパスが1つの系列に集約するまでの時間(判定遅延
時間)だけ過去にさかのぼり、判定遅延だけ過去におけ
る送信データを出力端子101に出力する。
【0172】ステップ130では、伝搬路特性推定回路
3bが、1時刻前(時刻(t−1))に伝搬路特性推定
回路3bが推定した伝搬路特性推定値を、ステップ12
8で出力した判定値(例えば、出力端子101に出力し
た送信データを、信号発生器7やトランスバーサルフィ
ルタ8に入力したときの出力信号等)を使用して、例え
ばLMS等の適応アルゴリズムによって更新し、伝搬路
特性を推定する。
3bが、1時刻前(時刻(t−1))に伝搬路特性推定
回路3bが推定した伝搬路特性推定値を、ステップ12
8で出力した判定値(例えば、出力端子101に出力し
た送信データを、信号発生器7やトランスバーサルフィ
ルタ8に入力したときの出力信号等)を使用して、例え
ばLMS等の適応アルゴリズムによって更新し、伝搬路
特性を推定する。
【0173】ここで各回路の動作について説明してお
く。まず、遅延回路4では、受信信号を入力し、判定に
必要な所定遅延時間だけ遅延を与えて出力する。減算器
12は、遅延回路4の出力と、最尤系列推定回路2の出
力である送信データの判定値に対応する推定受信信号と
の差分を求め、判定遅延時間だけ過去の受信信号と送信
データ判定値(例えば、出力端子101に出力した送信
データを、信号発生器7やトランスバーサルフィルタ8
に入力したときの出力信号等)から決定される誤差信号
を算出する。
く。まず、遅延回路4では、受信信号を入力し、判定に
必要な所定遅延時間だけ遅延を与えて出力する。減算器
12は、遅延回路4の出力と、最尤系列推定回路2の出
力である送信データの判定値に対応する推定受信信号と
の差分を求め、判定遅延時間だけ過去の受信信号と送信
データ判定値(例えば、出力端子101に出力した送信
データを、信号発生器7やトランスバーサルフィルタ8
に入力したときの出力信号等)から決定される誤差信号
を算出する。
【0174】伝搬路特性推定回路3bでは、減算器12
の出力信号と、最尤系列推定回路2からの送信データと
判定された値に対応する変調信号を入力信号とし、例え
ば、記憶手段1000に格納してある伝搬路特性の推定
値を、例えばLMS等の適応アルゴリズムによって更新
する。
の出力信号と、最尤系列推定回路2からの送信データと
判定された値に対応する変調信号を入力信号とし、例え
ば、記憶手段1000に格納してある伝搬路特性の推定
値を、例えばLMS等の適応アルゴリズムによって更新
する。
【0175】以上の、本発明にかかる実施例によれば、
必要な場合にのみステート毎の伝搬路特性の推定を行え
ば良く、伝搬歪が小さい場合等には、ステート毎に伝搬
路特性を推定するための演算を行う必要がなくなり、演
算量を削減することが可能になり、低消費電力化が図れ
ることになる。
必要な場合にのみステート毎の伝搬路特性の推定を行え
ば良く、伝搬歪が小さい場合等には、ステート毎に伝搬
路特性を推定するための演算を行う必要がなくなり、演
算量を削減することが可能になり、低消費電力化が図れ
ることになる。
【0176】図4に本発明にかかる他の実施例を示す。
【0177】図5はデジタル通信の伝送方式であるTD
MA(Time Division Multiplex Access :時分割多重)
方式の説明図である。一例として、3チャネルTDMA
の場合について記載してある。
MA(Time Division Multiplex Access :時分割多重)
方式の説明図である。一例として、3チャネルTDMA
の場合について記載してある。
【0178】TDMA移動通信では、基地局は、セル内
の移動局に向けて、図5に示すような、TDM(Time D
ivision Multiplex)信号を送信する。
の移動局に向けて、図5に示すような、TDM(Time D
ivision Multiplex)信号を送信する。
【0179】移動局は、TDM信号のうち、自局タイム
スロットのみを受信する。1つの無線チャネルで、TD
MA多重数分の移動局が、同時に基地局と通信できる。
各チャネルのデータ系列は、スロット構成とし、各スロ
ットは、既知の信号で構成される、トレーニング系列を
備えている。かかるトレーニング系列は、例えば、等化
器のタップ係数の設定を行うために設けられた信号伝送
時間である。
スロットのみを受信する。1つの無線チャネルで、TD
MA多重数分の移動局が、同時に基地局と通信できる。
各チャネルのデータ系列は、スロット構成とし、各スロ
ットは、既知の信号で構成される、トレーニング系列を
備えている。かかるトレーニング系列は、例えば、等化
器のタップ係数の設定を行うために設けられた信号伝送
時間である。
【0180】本発明においては、例えば、伝搬歪検出回
路1での伝搬歪の時間変動、大きさ等を、前記トレーニ
ング区間において検出し、検出した伝搬歪の大きさに従
って、切り替えスイッチ5の切り替え処理を行うように
すれば良い。スイッチの切替処理は、そのトレーニング
区間を含むスロット区間においては行わない。但し、ス
ロットが変わるたびに、新たに伝搬歪の検出を行い、ス
イッチの切り替え処理が可能となるようにしておく。
路1での伝搬歪の時間変動、大きさ等を、前記トレーニ
ング区間において検出し、検出した伝搬歪の大きさに従
って、切り替えスイッチ5の切り替え処理を行うように
すれば良い。スイッチの切替処理は、そのトレーニング
区間を含むスロット区間においては行わない。但し、ス
ロットが変わるたびに、新たに伝搬歪の検出を行い、ス
イッチの切り替え処理が可能となるようにしておく。
【0181】なお、トレーニング区間に続く、トラッキ
ング区間において、実際にデータが送受信される。
ング区間において、実際にデータが送受信される。
【0182】以下、動作について、図4のフローチャー
トにしたがって説明する。
トにしたがって説明する。
【0183】まず、ステップ202において、トレーニ
ング区間で、伝搬歪の時間変動、大きさ等を検出し、予
め定めたしきい値との比較処理を行う。
ング区間で、伝搬歪の時間変動、大きさ等を検出し、予
め定めたしきい値との比較処理を行う。
【0184】具体的には、まず、トレーニング区間の先
頭で、例えば、記憶手段1000に格納される伝搬路特
性推定値をリセットする。
頭で、例えば、記憶手段1000に格納される伝搬路特
性推定値をリセットする。
【0185】トレーニング区間における、伝搬路特性の
推定値を収束させるの処理(タップ係数の設定を行う)
等と並行して、トレーニング区間における既知の信号お
よび受信信号から、伝搬歪の時間変動、大きさ等を検出
する。かかる検出は、伝搬歪の時間変動、大きさのいず
れかでも良いことは言うまでもない。このことは、本発
明の全ての実施例において同様なことが言える。トレー
ニング区間が終了すれば、トレーニング区間で検出した
伝搬歪の大きさに従って、切り替えスイッチ5を切り替
える処理を行う。
推定値を収束させるの処理(タップ係数の設定を行う)
等と並行して、トレーニング区間における既知の信号お
よび受信信号から、伝搬歪の時間変動、大きさ等を検出
する。かかる検出は、伝搬歪の時間変動、大きさのいず
れかでも良いことは言うまでもない。このことは、本発
明の全ての実施例において同様なことが言える。トレー
ニング区間が終了すれば、トレーニング区間で検出した
伝搬歪の大きさに従って、切り替えスイッチ5を切り替
える処理を行う。
【0186】ステップ202において、伝搬歪が予め定
めたしきい値より大きいと判断した場合には、切り替え
スイッチ5を、ステート毎伝搬路推定回路3aに接続す
る。
めたしきい値より大きいと判断した場合には、切り替え
スイッチ5を、ステート毎伝搬路推定回路3aに接続す
る。
【0187】以下は、前述の実施例と同様な処理なので
簡単に説明する。
簡単に説明する。
【0188】まず、ステップ204で、入力端子100
から、受信信号を入力する。受信信号は、所定時間間隔
でサンプリングし、記憶手段1000に記憶しておけば
良い。
から、受信信号を入力する。受信信号は、所定時間間隔
でサンプリングし、記憶手段1000に記憶しておけば
良い。
【0189】次に、ステップ206で、例えば、記憶手
段1000に格納される、ステート番号nを「0」にク
リアする。
段1000に格納される、ステート番号nを「0」にク
リアする。
【0190】次に、ステップ208でステート番号nに
「1」を加える。
「1」を加える。
【0191】次に、ステップ210で、最尤系列推定回
路2において、「ステートn」につながるパスの始点の
ステートにおける伝搬路特性推定値を使用して、「ステ
ートn」につながる生き残りパスを選択する。
路2において、「ステートn」につながるパスの始点の
ステートにおける伝搬路特性推定値を使用して、「ステ
ートn」につながる生き残りパスを選択する。
【0192】次に、ステップ212で、ステート毎伝搬
路特性推定回路3aで、「ステートn」につながる生き
残りパスの始点の伝搬路特性推定値を、LMS等の適応
アルゴリズムによって更新し、現時点での「ステート
n」の伝搬路特性を推定する。
路特性推定回路3aで、「ステートn」につながる生き
残りパスの始点の伝搬路特性推定値を、LMS等の適応
アルゴリズムによって更新し、現時点での「ステート
n」の伝搬路特性を推定する。
【0193】そして、現時点の全てのステートに対し
て、ステップ208からステップ212までの処理を繰
り返す。
て、ステップ208からステップ212までの処理を繰
り返す。
【0194】さらに、ステップ214において、現時点
の全てのステートに対して、ステップ208からステッ
プ212までの処理を終了したと判断したら、ステップ
216で、最尤系列推定回路2が、生き残りパスの中
で、現時点のパスメトリックが最大の系列を最尤パスと
し、最尤パスを判定遅延時間だけ過去にさかのぼり、判
定遅延だけ過去における送信データを、出力端子101
に出力する。
の全てのステートに対して、ステップ208からステッ
プ212までの処理を終了したと判断したら、ステップ
216で、最尤系列推定回路2が、生き残りパスの中
で、現時点のパスメトリックが最大の系列を最尤パスと
し、最尤パスを判定遅延時間だけ過去にさかのぼり、判
定遅延だけ過去における送信データを、出力端子101
に出力する。
【0195】ステップ218で、スロットにおける最後
のデータの処理が終了したと判断されるまで、ステップ
204からステップ216までの処理を続ける。
のデータの処理が終了したと判断されるまで、ステップ
204からステップ216までの処理を続ける。
【0196】このとき、切り替えスイッチ5の切替処理
は、そのトレーニング区間を含むスロットの間は行わな
い。
は、そのトレーニング区間を含むスロットの間は行わな
い。
【0197】ステップ218で、スロットにおける最後
のデータの処理が終了したと判断されたら、ステップ2
02にブランチする。
のデータの処理が終了したと判断されたら、ステップ2
02にブランチする。
【0198】次に、伝搬歪が小さいと判断された場合の
処理について説明する。本処理も前述の実施例における
処理と同様なため、詳細に説明することは省略する。
処理について説明する。本処理も前述の実施例における
処理と同様なため、詳細に説明することは省略する。
【0199】まず、ステップ202で、伝搬歪が小さい
と判断された場合には、切り替えスイッチ5を伝搬路特
性推定回路に接続する。以下、最初に説明した実施例
と、同様な処理を行う。
と判断された場合には、切り替えスイッチ5を伝搬路特
性推定回路に接続する。以下、最初に説明した実施例
と、同様な処理を行う。
【0200】次に、ステップ220で、入力端子100
から、受信信号を入力する。受信信号は、所定時間間隔
でサンプリングし、記憶手段1000に記憶しておけば
良い。
から、受信信号を入力する。受信信号は、所定時間間隔
でサンプリングし、記憶手段1000に記憶しておけば
良い。
【0201】次に、ステップ222で、例えば、記憶手
段1000に記憶してある、ステート番号nを「0」
に、クリアする。
段1000に記憶してある、ステート番号nを「0」
に、クリアする。
【0202】次に、ステップ224で、ステート番号n
に「1」を加算する。
に「1」を加算する。
【0203】次に、ステップ226で、最尤系列推定回
路2において、ステート毎伝搬路特性回路で推定した伝
搬路特性推定値を使用して、「ステートn」につながる
生き残りパスを選択する。
路2において、ステート毎伝搬路特性回路で推定した伝
搬路特性推定値を使用して、「ステートn」につながる
生き残りパスを選択する。
【0204】そして、現時点の全てのステートに対し
て、ステップ220からステップ226までの処理を繰
り返す。
て、ステップ220からステップ226までの処理を繰
り返す。
【0205】さて、ステップ228で、現時点の全ての
ステートに対して、ステップ220からステップ226
までの処理を終了したと判断したら、ステップ230
で、最尤系列推定回路2において、生き残りパスの中
で、現時点のパスメトリックが最大の系列を最尤パスと
し、最尤パスを判定遅延時間だけ過去にさかのぼり、判
定遅延だけ過去における送信データを、出力端子101
に出力する。
ステートに対して、ステップ220からステップ226
までの処理を終了したと判断したら、ステップ230
で、最尤系列推定回路2において、生き残りパスの中
で、現時点のパスメトリックが最大の系列を最尤パスと
し、最尤パスを判定遅延時間だけ過去にさかのぼり、判
定遅延だけ過去における送信データを、出力端子101
に出力する。
【0206】次に、ステップ232で、伝搬路特性推定
回路3bにおいて、送信データを信号発生器7やトラン
スバーサルフィルタ8入力して、得られた出力信号等の
判定値を使用して、伝搬路特性を推定する。
回路3bにおいて、送信データを信号発生器7やトラン
スバーサルフィルタ8入力して、得られた出力信号等の
判定値を使用して、伝搬路特性を推定する。
【0207】次に、ステップ234で、スロットにおけ
る最後のデータの処理が終了したと判断されるまで、ス
テップ220からステップ232までの処理を続ける。
る最後のデータの処理が終了したと判断されるまで、ス
テップ220からステップ232までの処理を続ける。
【0208】このとき、切り替えスイッチ5の切替処理
は、そのトレーニング区間を含むスロットの間は行わな
い。
は、そのトレーニング区間を含むスロットの間は行わな
い。
【0209】スロットにおける最後のデータの処理が終
了した後ステップ202にブランチする。
了した後ステップ202にブランチする。
【0210】以下同様にして、自局に対する次スロット
のデータに対する処理を続ける。
のデータに対する処理を続ける。
【0211】なお、本実施例においては、トレーニング
区間において、既知のトレーニング信号と受信信号か
ら、伝搬歪の時間変動、大きさを検出し、トレーニング
区間が終了すると、トレーニング区間で検出した伝搬歪
の大きさに従って、切り替えスイッチ5の切替処理を行
うが、切り替えスイッチ5の再度の切替処理は、そのト
レーニング区間を含むスロット区間では行わないように
して、最尤系列の推定を行う。
区間において、既知のトレーニング信号と受信信号か
ら、伝搬歪の時間変動、大きさを検出し、トレーニング
区間が終了すると、トレーニング区間で検出した伝搬歪
の大きさに従って、切り替えスイッチ5の切替処理を行
うが、切り替えスイッチ5の再度の切替処理は、そのト
レーニング区間を含むスロット区間では行わないように
して、最尤系列の推定を行う。
【0212】以上の、本発明にかかる第2実施例によれ
ば、伝搬歪が小さいスロットでは、演算量を削減でき、
すなわち、所定の演算が必要なスロットに対してのみ、
所定の演算を行えば良く、不要な演算処理が省かれ、低
消費電力化が図れる。
ば、伝搬歪が小さいスロットでは、演算量を削減でき、
すなわち、所定の演算が必要なスロットに対してのみ、
所定の演算を行えば良く、不要な演算処理が省かれ、低
消費電力化が図れる。
【0213】また、スロット内で、伝搬歪の検出や伝搬
路特性推定回路の切り替えに関するアルゴリズムを簡素
化できる。
路特性推定回路の切り替えに関するアルゴリズムを簡素
化できる。
【0214】なお、本発明にかかる最尤系列推定器を、
例えば、自動車電話等の無線通信機器に搭載することに
より、当該無線通信機器の性能が向上することは言うま
でもなく、自動車電話に限られない各種の無線通信機器
への応用が可能である。
例えば、自動車電話等の無線通信機器に搭載することに
より、当該無線通信機器の性能が向上することは言うま
でもなく、自動車電話に限られない各種の無線通信機器
への応用が可能である。
【0215】また、最尤系列推定器自体が、CPU、R
OM、RAM、各種CMOS等で構成でき、必要ならば
カスタムIC化も可能なため、小型で安価に実現可能で
あり、各種無線通信機器への搭載は、非常に容易であ
る。
OM、RAM、各種CMOS等で構成でき、必要ならば
カスタムIC化も可能なため、小型で安価に実現可能で
あり、各種無線通信機器への搭載は、非常に容易であ
る。
【0216】
【発明の効果】本発明によれば、伝搬歪の時間変動、大
きさに応じて、伝送路特性の推定方法を、消費電力およ
び性能の両面において異なる、複数の伝送路特性推定方
式(すなわち、ステート毎の伝送路特性推定方式あるい
はステート毎ではない伝送路特性推定方式)の中から選
択することにより、必要最小限の消費電力で高速フェー
ジングに対する追従性の良い、適応型最尤系列推定器を
提供できる。
きさに応じて、伝送路特性の推定方法を、消費電力およ
び性能の両面において異なる、複数の伝送路特性推定方
式(すなわち、ステート毎の伝送路特性推定方式あるい
はステート毎ではない伝送路特性推定方式)の中から選
択することにより、必要最小限の消費電力で高速フェー
ジングに対する追従性の良い、適応型最尤系列推定器を
提供できる。
【0217】これにより、ディジタル移動通信端末等の
通話時間、待ち受け時間等の低減、電池等の電源の小型
化が図れ、端末装置の小型化、軽量化が可能となる。
通話時間、待ち受け時間等の低減、電池等の電源の小型
化が図れ、端末装置の小型化、軽量化が可能となる。
【図1】本発明にかかる一実施例である適応型最尤系列
推定器の構成図である。
推定器の構成図である。
【図2】適応型最尤系列推定器の構成図である。
【図3】本発明にかかる実施例における処理手順を示す
フローチャートである。
フローチャートである。
【図4】本発明にかかる他の実施例における処理手順を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図5】伝送フォーマットの説明図である。
【図6】ビタビアルゴリズムの説明図である。
1…伝搬歪検出回路、2…最尤系列推定回路、3a…ス
テート毎伝送路特性推定回路、3b…伝送路特性推定回
路、4…遅延回路、5…切り替えスイッチ、6…状態推
定器、7…信号発生器、8…トランスバーサルフィル
タ、9…減算器、10…伝送路特性推定回路、100…
入力端子、101…出力端子
テート毎伝送路特性推定回路、3b…伝送路特性推定回
路、4…遅延回路、5…切り替えスイッチ、6…状態推
定器、7…信号発生器、8…トランスバーサルフィル
タ、9…減算器、10…伝送路特性推定回路、100…
入力端子、101…出力端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04B 7/005 4229−5K H04L 25/03 Z 9199−5K 25/08 B 9199−5K
Claims (3)
- 【請求項1】フェージングを含む伝搬歪の時間変動およ
び伝搬歪の大きさの少なくとも一方を検出し、少なくと
も一方が、予め各々に対して定められたしきい値より大
きな場合に、大きい旨の信号を出力する伝搬歪検出手段
と、 変調信号の1種類の状態を表す、ステートを複数種類と
りうる受信信号、および、受信信号が伝搬されてくる伝
搬路の特性を表現する伝搬路特性情報にもとづいて、生
き残り系列を推定し、生き残り系列のうちの1つを最尤
系列とする最尤系列推定手段と、 受信信号と各ステートに対する生き残り系列との差分か
ら得られる誤差信号と、前記各ステートに対する生き残
り系列に対応して生成された変調信号を入力信号とし、
前記各ステートに対する生き残り系列に対応した伝搬路
特性情報を推定出力するステート毎伝搬路特性推定手段
と、 受信信号に対して所定遅延時間を与えて信号を出力する
遅延手段と、 遅延手段の出力と、前記所定遅延時間だけ過去に送られ
てきた信号に基づいて前記最尤系列推定手段が推定する
推定受信信号系列との差分を出力する減算器と、 前記減算器の出力と、前記所定遅延時間だけ過去の信号
系列に対応して生成された変調信号とを入力信号とし、
前記所定遅延時間だけ過去の信号系列に対応した伝搬路
特性情報を推定出力する伝搬路特性推定回路とを具備
し、 前記ステート毎伝送路特性推定手段の出力と前記伝搬路
特性推定手段の出力とを選択的に切り替えて、前記最尤
系列推定手段の入力とする切り替えスイッチとを備え、 前記切り替えスイッチは、前記伝搬歪検出手段が、前記
大きい旨の信号を出力した場合に、前記ステート毎伝送
路特性推定手段の出力を選択することを特徴とする最尤
系列推定器。 - 【請求項2】請求項1において、前記伝搬歪検出手段
は、同期信号を含む既知信号の伝送区間とデータを伝送
する伝送区間を有するスロットにおける、前記既知信号
の伝送区間において、フェージングを含む伝搬歪の時間
変動および伝搬歪の大きさの少なくとも一方を検出し、
少なくとも一方が、予め各々に対して定められたしきい
値より大きな場合に、大きな旨の信号を出力することを
特徴とする最尤系列推定器。 - 【請求項3】請求項2において、さらに、切り替え阻止
手段を備え、該切り替え阻止手段は、前記スロットにお
いて、前記切り替えスイッチの切替動作が1度行われた
とき、再度の切替動作を阻止することを特徴とする最尤
系列推定器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6011740A JPH07221804A (ja) | 1994-02-03 | 1994-02-03 | 最尤系列推定器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6011740A JPH07221804A (ja) | 1994-02-03 | 1994-02-03 | 最尤系列推定器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07221804A true JPH07221804A (ja) | 1995-08-18 |
Family
ID=11786432
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6011740A Pending JPH07221804A (ja) | 1994-02-03 | 1994-02-03 | 最尤系列推定器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07221804A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003037577A (ja) * | 2001-07-26 | 2003-02-07 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 無線通信装置 |
| JP2019103115A (ja) * | 2017-11-29 | 2019-06-24 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 放送受信装置、テレビジョン受像機及び非線形歪みの推定方法 |
-
1994
- 1994-02-03 JP JP6011740A patent/JPH07221804A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003037577A (ja) * | 2001-07-26 | 2003-02-07 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 無線通信装置 |
| JP2019103115A (ja) * | 2017-11-29 | 2019-06-24 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 放送受信装置、テレビジョン受像機及び非線形歪みの推定方法 |
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