JPH07222482A - 出力トランジスタの飽和防止回路 - Google Patents
出力トランジスタの飽和防止回路Info
- Publication number
- JPH07222482A JPH07222482A JP6009350A JP935094A JPH07222482A JP H07222482 A JPH07222482 A JP H07222482A JP 6009350 A JP6009350 A JP 6009350A JP 935094 A JP935094 A JP 935094A JP H07222482 A JPH07222482 A JP H07222482A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transistor
- output
- current
- circuit
- output transistor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 24
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 9
- 229920006395 saturated elastomer Polymers 0.000 claims description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 description 2
- 230000003068 static effect Effects 0.000 description 2
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000014509 gene expression Effects 0.000 description 1
- 230000000670 limiting effect Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
- Control Of Stepping Motors (AREA)
- Control Of Amplification And Gain Control (AREA)
- Amplifiers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】不必要な無効電圧を増加されることなく検出の
精度を上げた出力トランジスタの飽和防止回路を提供す
る。 【構成】利得可変型の増幅器8と、増幅器8の出力によ
って駆動される第1カレントミラー回路14と、第1カ
レントミラー回路14の出力電流をベースに受ける第1
トランジスタQ6と、第1カレントミラー回路14の出
力電流をベースに受けるとともにエミッタが第1トラン
ジスタQ6のエミッタに接続されコレクタが負荷に接続
される出力トランジスタT2と、第1トランジスタQ6
の出力電流によって駆動される第2カレントミラー回路
15と、第1カレントミラー回路14の出力電流を検出
する第1抵抗R1と、第2カレントミラー回路15の出
力電流を検出する第2抵抗R2と、第1抵抗R1による検
出値に対し第2抵抗R2による検出値が所定値以上にな
ると増幅器8の利得を絞るように制御するアンプ16と
から成る出力トランジスタの飽和防止回路。
精度を上げた出力トランジスタの飽和防止回路を提供す
る。 【構成】利得可変型の増幅器8と、増幅器8の出力によ
って駆動される第1カレントミラー回路14と、第1カ
レントミラー回路14の出力電流をベースに受ける第1
トランジスタQ6と、第1カレントミラー回路14の出
力電流をベースに受けるとともにエミッタが第1トラン
ジスタQ6のエミッタに接続されコレクタが負荷に接続
される出力トランジスタT2と、第1トランジスタQ6
の出力電流によって駆動される第2カレントミラー回路
15と、第1カレントミラー回路14の出力電流を検出
する第1抵抗R1と、第2カレントミラー回路15の出
力電流を検出する第2抵抗R2と、第1抵抗R1による検
出値に対し第2抵抗R2による検出値が所定値以上にな
ると増幅器8の利得を絞るように制御するアンプ16と
から成る出力トランジスタの飽和防止回路。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は負荷に電流を供給する出
力トランジスタの飽和を防止する回路に関するものであ
る。
力トランジスタの飽和を防止する回路に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図6はモータ駆動回路における従来の出
力トランジスタの飽和防止回路を示している。61はモ
ータ駆動信号源であり、そこからのモータ駆動信号はパ
ワーアンプ62、63、64に加えられる。モータが3
相であるので、3つのパワーアンプ62、63、64が
設けられている。65、66、67はパワーアンプ6
2、63、64に接続されたNPN型の出力トランジス
タであり、それらの出力電流は出力端子68、69、7
0に接続されるモータのコイルに供給される。
力トランジスタの飽和防止回路を示している。61はモ
ータ駆動信号源であり、そこからのモータ駆動信号はパ
ワーアンプ62、63、64に加えられる。モータが3
相であるので、3つのパワーアンプ62、63、64が
設けられている。65、66、67はパワーアンプ6
2、63、64に接続されたNPN型の出力トランジス
タであり、それらの出力電流は出力端子68、69、7
0に接続されるモータのコイルに供給される。
【0003】出力トランジスタ65、66、67はプッ
シュプル出力回路における下側の出力トランジスタを示
しており、それらのコレクタにはPNP型の出力トラン
ジスタが接続される。図7はそのうちの1つ(1相)に
ついて示している。71がPNP型の出力トランジスタ
であり、エミッタが電源VCCに接続され、コレクタが出
力トランジスタ65のコレクタと共に出力端子68に接
続され、ベースがパワーアンプ62に接続されている。
シュプル出力回路における下側の出力トランジスタを示
しており、それらのコレクタにはPNP型の出力トラン
ジスタが接続される。図7はそのうちの1つ(1相)に
ついて示している。71がPNP型の出力トランジスタ
であり、エミッタが電源VCCに接続され、コレクタが出
力トランジスタ65のコレクタと共に出力端子68に接
続され、ベースがパワーアンプ62に接続されている。
【0004】パワーアンプ62から出力される正弦波の
駆動信号の正の半波では出力トランジスタ65がON、
出力トランジスタ71がOFFとなり、負の半波では出
力トランジスタ65がOFFで、出力トランジスタ71
がONとなる。L1は負荷としてのモータコイルを示し
ている。
駆動信号の正の半波では出力トランジスタ65がON、
出力トランジスタ71がOFFとなり、負の半波では出
力トランジスタ65がOFFで、出力トランジスタ71
がONとなる。L1は負荷としてのモータコイルを示し
ている。
【0005】図6の各出力トランジスタ65、66、6
7はその静特性を示す図4から分かるように、コレクタ
・エミッタ間電圧VCEが小さくなると、飽和領域に入っ
てしまい、この飽和領域では、ベース電流に応じて出力
電流I0がリニアに変化しないので、駆動信号としての
正弦波の形が崩れてしまい、モータの駆動に支障を与え
る。図4において、IB1〜IB4はパラメータとしてのベ
ース電流を示しており、IB1<IB2<IB3<IB4であ
る。
7はその静特性を示す図4から分かるように、コレクタ
・エミッタ間電圧VCEが小さくなると、飽和領域に入っ
てしまい、この飽和領域では、ベース電流に応じて出力
電流I0がリニアに変化しないので、駆動信号としての
正弦波の形が崩れてしまい、モータの駆動に支障を与え
る。図4において、IB1〜IB4はパラメータとしてのベ
ース電流を示しており、IB1<IB2<IB3<IB4であ
る。
【0006】図6の従来回路では、出力トランジスタ6
5、66、67の出力電圧を検出し、この電圧が所定値
VCE0(基準電圧)以下にならない(飽和領域に入らな
い)ようにしている。そのため、出力トランジスタ6
5、66、67のコレクタは抵抗72、73、74を介
してコンパレータ76の反転端子(−)に接続される。
コンパレータ76の非反転端子(+)には、駆動信号源
61と連動する電流源75から駆動電流Iに比例する電
流ISと抵抗RSとにより生じる電圧IS・RSが基準電圧
として印加される。
5、66、67の出力電圧を検出し、この電圧が所定値
VCE0(基準電圧)以下にならない(飽和領域に入らな
い)ようにしている。そのため、出力トランジスタ6
5、66、67のコレクタは抵抗72、73、74を介
してコンパレータ76の反転端子(−)に接続される。
コンパレータ76の非反転端子(+)には、駆動信号源
61と連動する電流源75から駆動電流Iに比例する電
流ISと抵抗RSとにより生じる電圧IS・RSが基準電圧
として印加される。
【0007】コンパレータ76の反転端子(−)に入力
される電圧(出力トランジスタのVCEに相当)が、この
基準電圧を超えると、パワーアンプ62、63、64を
制御して出力トランジスタ65、66、67のベース電
流を減らし、VCEがIS・RS以下にならないようにして
いる。尚、この回路は3つの出力トランジスタ65、6
6、67のVCEのうち1番低い電圧に反応する。
される電圧(出力トランジスタのVCEに相当)が、この
基準電圧を超えると、パワーアンプ62、63、64を
制御して出力トランジスタ65、66、67のベース電
流を減らし、VCEがIS・RS以下にならないようにして
いる。尚、この回路は3つの出力トランジスタ65、6
6、67のVCEのうち1番低い電圧に反応する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来回路では、
図8に示す出力トランジスタ65、66、67の出力特
性(イ)がバラツクので、トランジスタにバラツキがあ
っても飽和しない領域を保障するということで、基準電
圧をIS・RSとしているが、これは図8の(ロ)に示す
ような特性であり、出力トランジスタの実際の出力特性
(イ)とはかけ離れている。
図8に示す出力トランジスタ65、66、67の出力特
性(イ)がバラツクので、トランジスタにバラツキがあ
っても飽和しない領域を保障するということで、基準電
圧をIS・RSとしているが、これは図8の(ロ)に示す
ような特性であり、出力トランジスタの実際の出力特性
(イ)とはかけ離れている。
【0009】このように、飽和させないということを優
先させるためVCEの基準値を実際よりも高く設定してい
る。そのため、出力トランジスタのVCEが大きくなる。
出力トランジスタのVCEは負荷にとっては無効電圧とな
るので、電力ロスが生じモータのトルクが低下すること
になる。また、このことは出力トランジスタをICで構
成した場合、IC内の消費電力を増加させるということ
になり、好ましくない。
先させるためVCEの基準値を実際よりも高く設定してい
る。そのため、出力トランジスタのVCEが大きくなる。
出力トランジスタのVCEは負荷にとっては無効電圧とな
るので、電力ロスが生じモータのトルクが低下すること
になる。また、このことは出力トランジスタをICで構
成した場合、IC内の消費電力を増加させるということ
になり、好ましくない。
【0010】本発明はこのような点に鑑みなされたもの
であって、不必要な無効電圧を増加されることなく検出
の精度を上げた出力トランジスタの飽和防止回路を提供
することを目的とする。
であって、不必要な無効電圧を増加されることなく検出
の精度を上げた出力トランジスタの飽和防止回路を提供
することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明では、負荷に電流を供給する出力トランジスタ
の飽和防止回路であって、ベースが前記出力トランジス
タのベースに接続され、そのベースに入力信号を受ける
第1トランジスタを設け、この第1トランジスタのベー
ス電流と出力電流の比に基づいて前記出力トランジスタ
が飽和しないように前記入力信号のレベルを制御する制
御手段を設けた構成としている。
め本発明では、負荷に電流を供給する出力トランジスタ
の飽和防止回路であって、ベースが前記出力トランジス
タのベースに接続され、そのベースに入力信号を受ける
第1トランジスタを設け、この第1トランジスタのベー
ス電流と出力電流の比に基づいて前記出力トランジスタ
が飽和しないように前記入力信号のレベルを制御する制
御手段を設けた構成としている。
【0012】
【作用】このような構成によると、出力トランジスタの
VCEの低下による飽和は第1トランジスタのベース電流
と出力電流(コレクタ電流)の比に表われるので、この
比が所定の値になったところで、増幅回路のゲインが下
げられ、出力トランジスタは飽和領域に入るのを確実に
阻止される。即ち出力トランジスタが飽和領域に入りそ
うになるのを実質的に検出し、それを阻止するようにな
るので、出力トランジスタのVCEを小さくできる。
VCEの低下による飽和は第1トランジスタのベース電流
と出力電流(コレクタ電流)の比に表われるので、この
比が所定の値になったところで、増幅回路のゲインが下
げられ、出力トランジスタは飽和領域に入るのを確実に
阻止される。即ち出力トランジスタが飽和領域に入りそ
うになるのを実質的に検出し、それを阻止するようにな
るので、出力トランジスタのVCEを小さくできる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に従って説明す
る。図5は本発明の出力トランジスタの飽和防止回路1
1、12、13を組み込んだモータ駆動回路を示してい
る。同図において、L1、L2、L3は3相のブラシレ
スモータのコイルであり、0゜、120゜、240゜の
位相位置にそれぞれ配されている。1、2、3はこれら
のコイルL1、L2、L3から30゜ずつずれた位置に
配されたホール素子であり、ロータの位置を示す信号
(以下「ホール信号」という)を出力する。各ホール信
号は差動信号の形でホールアンプ4、5、6へ入力され
る。
る。図5は本発明の出力トランジスタの飽和防止回路1
1、12、13を組み込んだモータ駆動回路を示してい
る。同図において、L1、L2、L3は3相のブラシレ
スモータのコイルであり、0゜、120゜、240゜の
位相位置にそれぞれ配されている。1、2、3はこれら
のコイルL1、L2、L3から30゜ずつずれた位置に
配されたホール素子であり、ロータの位置を示す信号
(以下「ホール信号」という)を出力する。各ホール信
号は差動信号の形でホールアンプ4、5、6へ入力され
る。
【0014】ホールアンプ4、5、6で増幅されたホー
ル信号は次の回路ブロック7でマトリックスと振幅制限
の作用を受ける。ここで、マトリックスはホール信号が
コイルL1、L2、L3に対し30゜ずれているので、
それをコイルL1、L2、L3の駆動に適するように位
相を合せる(即ち、30゜のずれをなくす)動作であ
る。回路ブロック7の出力はパワーアンプ8、9、10
及び出力トランジスタの飽和防止回路11、12、13
を通してコイルL1、L2、L3へ与えられる。
ル信号は次の回路ブロック7でマトリックスと振幅制限
の作用を受ける。ここで、マトリックスはホール信号が
コイルL1、L2、L3に対し30゜ずれているので、
それをコイルL1、L2、L3の駆動に適するように位
相を合せる(即ち、30゜のずれをなくす)動作であ
る。回路ブロック7の出力はパワーアンプ8、9、10
及び出力トランジスタの飽和防止回路11、12、13
を通してコイルL1、L2、L3へ与えられる。
【0015】図3は前記飽和防止回路11、12、13
のうち、飽和防止回路11を示している。T1、T2は
プッシュプル型の出力回路を構成するPNP型の出力ト
ランジスタとNPN型の出力トランジスタであり、パワ
ーアンプ8から出力される正弦波の駆動信号の正の半波
ではトランジスタT2がONし、負の半波ではトランジ
スタT1がONして、交互にコイルL1を駆動する。
のうち、飽和防止回路11を示している。T1、T2は
プッシュプル型の出力回路を構成するPNP型の出力ト
ランジスタとNPN型の出力トランジスタであり、パワ
ーアンプ8から出力される正弦波の駆動信号の正の半波
ではトランジスタT2がONし、負の半波ではトランジ
スタT1がONして、交互にコイルL1を駆動する。
【0016】11uは上側の出力トランジスタT1の飽
和防止回路であり、11dは下側の出力トランジスタT
2の飽和防止回路である。上側の出力トランジスタT1
の飽和防止回路11uの詳細は図2に示され、下側の出
力トランジスタT2の飽和防止回路11dの詳細は図1
に示されている。
和防止回路であり、11dは下側の出力トランジスタT
2の飽和防止回路である。上側の出力トランジスタT1
の飽和防止回路11uの詳細は図2に示され、下側の出
力トランジスタT2の飽和防止回路11dの詳細は図1
に示されている。
【0017】まず、図1について説明する。パワーアン
プ8の出力電流はトランジスタQ1、Q2、Q3より成
る第1カレントミラー回路14に入力される。この第1
カレントミラー回路14の出力電流はトランジスタQ2
とQ3からそれぞれ出力される。トランジスタQ2の出
力電流I1は抵抗R1を通してグランドへ流れ、トランジ
スタQ3の出力電流IbはトランジスタQ6と出力トラ
ンジスタT2のベースへ流入する。
プ8の出力電流はトランジスタQ1、Q2、Q3より成
る第1カレントミラー回路14に入力される。この第1
カレントミラー回路14の出力電流はトランジスタQ2
とQ3からそれぞれ出力される。トランジスタQ2の出
力電流I1は抵抗R1を通してグランドへ流れ、トランジ
スタQ3の出力電流IbはトランジスタQ6と出力トラ
ンジスタT2のベースへ流入する。
【0018】トランジスタQ6のエミッタは出力トラン
ジスタT2のエミッタと同様にグランドに接続され、コ
レクタは第2カレントミラー回路15に接続される。第
2カレントミラー回路15はトランジスタQ4とQ5と
から成り、そのトランジスタQ5から出力される電流I
2は抵抗R2を通してグランドへ流れる。
ジスタT2のエミッタと同様にグランドに接続され、コ
レクタは第2カレントミラー回路15に接続される。第
2カレントミラー回路15はトランジスタQ4とQ5と
から成り、そのトランジスタQ5から出力される電流I
2は抵抗R2を通してグランドへ流れる。
【0019】(ハ)点に生じる電圧I1・R1と(ニ)点
に生じる電圧I2・R2はそれぞれオペレーションアンプ
16の非反転端子(+)と反転端子(−)へ印加され
る。ここで、I1=Ib/α、I2=IC/βに選ばれてい
る。ただし、α、βは定数、IbはトランジスタQ3の
出力電流、ICはトランジスタQ6のコレクタ電流であ
る。
に生じる電圧I2・R2はそれぞれオペレーションアンプ
16の非反転端子(+)と反転端子(−)へ印加され
る。ここで、I1=Ib/α、I2=IC/βに選ばれてい
る。ただし、α、βは定数、IbはトランジスタQ3の
出力電流、ICはトランジスタQ6のコレクタ電流であ
る。
【0020】出力トランジスタT2のエミッタ面積はト
ランジスタQ6のエミッタ面積のr倍に選ばれている。
ここでrは200〜600の範囲内に選ばれる。出力ト
ランジスタT2が飽和領域になると、トランジスタQ6
のコレクタ電流ICも増加する。そして、トランジスタ
T2の飽和領域とリニア領域の境界のVCE0はトランジ
スタQ6のベース電流とコレクタ電流の比が所定の値に
なる点である。尚、トランジスタQ6はそのコレクタが
カレントミラー回路15を介して電源VCCに接続されて
動作するため飽和しない。
ランジスタQ6のエミッタ面積のr倍に選ばれている。
ここでrは200〜600の範囲内に選ばれる。出力ト
ランジスタT2が飽和領域になると、トランジスタQ6
のコレクタ電流ICも増加する。そして、トランジスタ
T2の飽和領域とリニア領域の境界のVCE0はトランジ
スタQ6のベース電流とコレクタ電流の比が所定の値に
なる点である。尚、トランジスタQ6はそのコレクタが
カレントミラー回路15を介して電源VCCに接続されて
動作するため飽和しない。
【0021】本実施例ではトランジスタQ6のベース電
流とコレクタ電流の比を監視し、それが所定値を超える
と利得可変型増幅器8の利得を絞ってベース電流を減ら
すようにする。今、トランジスタQ6のコレクタ電流I
Cとベース電流の比がxより大きくなったとき飽和防止
を働らかせるとする。このxは以下のようにして決める
ことができる。
流とコレクタ電流の比を監視し、それが所定値を超える
と利得可変型増幅器8の利得を絞ってベース電流を減ら
すようにする。今、トランジスタQ6のコレクタ電流I
Cとベース電流の比がxより大きくなったとき飽和防止
を働らかせるとする。このxは以下のようにして決める
ことができる。
【0022】まず、トランジスタQ6のベース電流をI
b1、トランジスタT2のベース電流をIb2とすると、I
b2=rIb1、従って、 Ib=Ib1+Ib2=(1+r)Ib1 ・・・・・ (1) となる。また、 x=IC/Ib1 ・・・・・ (2) (1)、(2)式より、 Ib・x/(1+r)=IC ・・・・・ (3) IC=I0/rであるから、 Ib・x・r/(1+r)=I0 ・・・・・ (4) 一方、I1・R1=I2・R2、I1=Ib/α、I2=Ic/β、IC=I0/rより Ib・R1/α=I0・R2/β ・・・・・ (5) (4)、(5)式より x={(1+r)β/α}×R1/R2 ・・・・・ (6)
b1、トランジスタT2のベース電流をIb2とすると、I
b2=rIb1、従って、 Ib=Ib1+Ib2=(1+r)Ib1 ・・・・・ (1) となる。また、 x=IC/Ib1 ・・・・・ (2) (1)、(2)式より、 Ib・x/(1+r)=IC ・・・・・ (3) IC=I0/rであるから、 Ib・x・r/(1+r)=I0 ・・・・・ (4) 一方、I1・R1=I2・R2、I1=Ib/α、I2=Ic/β、IC=I0/rより Ib・R1/α=I0・R2/β ・・・・・ (5) (4)、(5)式より x={(1+r)β/α}×R1/R2 ・・・・・ (6)
【0023】この(6)式に基づいて、xを設定すれば
よい。トランジスタQ6のコレクタ電流ICとベース電
流Ib1の比がxになると、オペレーションアンプ16か
ら出力が発生して増幅器8の利得を下げるように作用す
る。これによって、出力トランジスタT2のベース電流
が減少しVCEが図4のVCE0以下になるのが阻止され
る。
よい。トランジスタQ6のコレクタ電流ICとベース電
流Ib1の比がxになると、オペレーションアンプ16か
ら出力が発生して増幅器8の利得を下げるように作用す
る。これによって、出力トランジスタT2のベース電流
が減少しVCEが図4のVCE0以下になるのが阻止され
る。
【0024】次に、図2に示す上側の出力トランジスタ
T1の飽和防止回路は、図1のトランジスタQ6に対応
するトランジスタQ12や、図1のカレントミラー回路
14、15に対応するカレントミラー回路18、19が
それぞれ図1とは逆導電型トランジスタで形成されてい
る点、図1の抵抗R1、R2に対応する抵抗R3、R4
が電源ライン20に接続されている点等を除き図1と同
様の構成で実現されている。17は図1のオペレーショ
ンアンプ16に対応するアンプである。
T1の飽和防止回路は、図1のトランジスタQ6に対応
するトランジスタQ12や、図1のカレントミラー回路
14、15に対応するカレントミラー回路18、19が
それぞれ図1とは逆導電型トランジスタで形成されてい
る点、図1の抵抗R1、R2に対応する抵抗R3、R4
が電源ライン20に接続されている点等を除き図1と同
様の構成で実現されている。17は図1のオペレーショ
ンアンプ16に対応するアンプである。
【0025】図1、図2におけるトランジスタQ6、Q
12のベース電流とコレクタ電流の検出をそれらのベー
ス電流とコレクタ電流の定数分の一の電流を検出電流と
して抵抗R1、R2、R3、R4に流すことによってベ
ース電流とコレクタ電流の比をIC内部の抵抗比R1/
R2、R3/R4で検出でき、設定比のバラツキを極め
て小さくすることができる。
12のベース電流とコレクタ電流の検出をそれらのベー
ス電流とコレクタ電流の定数分の一の電流を検出電流と
して抵抗R1、R2、R3、R4に流すことによってベ
ース電流とコレクタ電流の比をIC内部の抵抗比R1/
R2、R3/R4で検出でき、設定比のバラツキを極め
て小さくすることができる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、出力ト
ランジスタのVCEの基準電圧を擬似的に設定せずに出力
トランジスタのVCEに依存する第1トランジスタの出力
電流をベース電流との比によって監視しているので、よ
り正確な飽和検出ができる。そのため無効電圧の増加を
最小限に抑えることができ、モータのトルクが充分確保
できるとともに、出力トランジスタをIC回路で形成し
たとき、そのICにおける無効電力による発熱が少なく
なるので、パッケージ寸法や取付け基板の材質等に熱設
計余裕が生じる。また、第1トランジスタのベース電流
とその出力電流の比を比較するため飽和防止の動作開始
設定が容易である。
ランジスタのVCEの基準電圧を擬似的に設定せずに出力
トランジスタのVCEに依存する第1トランジスタの出力
電流をベース電流との比によって監視しているので、よ
り正確な飽和検出ができる。そのため無効電圧の増加を
最小限に抑えることができ、モータのトルクが充分確保
できるとともに、出力トランジスタをIC回路で形成し
たとき、そのICにおける無効電力による発熱が少なく
なるので、パッケージ寸法や取付け基板の材質等に熱設
計余裕が生じる。また、第1トランジスタのベース電流
とその出力電流の比を比較するため飽和防止の動作開始
設定が容易である。
【図1】本発明を実施した出力トランジスタの飽和防止
回路を示す回路図。
回路を示す回路図。
【図2】本発明を実施した出力トランジスタの飽和防止
回路の他の例を示す回路図。
回路の他の例を示す回路図。
【図3】図1と図2の防止回路を有するプッシュプル出
力回路を示す図。
力回路を示す図。
【図4】ベース電流をパラメータとした出力トランジス
タの静特性を示す図。
タの静特性を示す図。
【図5】本発明の飽和防止回路を具備するモータ駆動回
路を示す図。
路を示す図。
【図6】従来の出力トランジスタの飽和防止回路を示す
回路図。
回路図。
【図7】その出力トランジスタを用いた出力回路を示す
回路図。
回路図。
【図8】従来例の説明図。
1、2、3 ホール素子 8 利得可変型の増幅器 11、12、13 出力トランジスタの飽和防止回路 L1、L2、L3 モータコイル T1、T2 出力トランジスタ Q6 トランジスタ 14 第1カレントミラー回路 15 第2カレントミラー回路 R1、R2 抵抗 16 オペレーションアンプ
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H03F 3/26 8839−5J H03G 3/30 B
Claims (3)
- 【請求項1】利得可変型の増幅器と、 前記増幅器の出力によって駆動される第1カレントミラ
ー回路と、 前記第1カレントミラー回路の出力電流をベースに受け
る第1トランジスタと、 前記第1カレントミラー回路の出力電流をベースに受け
るとともにエミッタが前記第1トランジスタのエミッタ
に接続されコレクタが負荷に接続される出力トランジス
タと、 前記第1トランジスタの出力電流によって駆動される第
2カレントミラー回路と、 前記第1カレントミラー回路の出力電流を検出する第1
検出手段と、 前記第2カレントミラー回路の出力電流を検出する第2
検出手段と、 前記第1検出手段による検出値に対し第2検出手段によ
る検出値が所定値以上になると前記増幅器の利得を絞る
ように制御する利得制御手段と、から成る出力トランジ
スタの飽和防止回路。 - 【請求項2】負荷に電流を供給する出力トランジスタの
飽和防止回路であって、ベースが前記出力トランジスタ
のベースに接続され、そのベースに入力信号を受ける第
1トランジスタを設け、この第1トランジスタのベース
電流と出力電流の比に基づいて前記出力トランジスタが
飽和しないように前記入力信号のレベルを制御する制御
手段を設けたことを特徴とする出力トランジスタの飽和
防止回路。 - 【請求項3】前記負荷はモータコイルであることを特徴
とする請求項1又は請求項2に記載の出力トランジスタ
の飽和防止回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6009350A JPH07222482A (ja) | 1994-01-31 | 1994-01-31 | 出力トランジスタの飽和防止回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6009350A JPH07222482A (ja) | 1994-01-31 | 1994-01-31 | 出力トランジスタの飽和防止回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07222482A true JPH07222482A (ja) | 1995-08-18 |
Family
ID=11718027
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6009350A Pending JPH07222482A (ja) | 1994-01-31 | 1994-01-31 | 出力トランジスタの飽和防止回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07222482A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008072851A (ja) * | 2006-09-14 | 2008-03-27 | Omron Corp | モータ制御装置 |
| US7535267B2 (en) | 2004-01-13 | 2009-05-19 | Denso Corporation | Output circuit and operational amplifier |
| JP2016127588A (ja) * | 2014-12-30 | 2016-07-11 | スカイワークス ソリューションズ, インコーポレイテッドSkyworks Solutions, Inc. | 電力増幅器の負荷調整による圧縮制御 |
-
1994
- 1994-01-31 JP JP6009350A patent/JPH07222482A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7535267B2 (en) | 2004-01-13 | 2009-05-19 | Denso Corporation | Output circuit and operational amplifier |
| JP2008072851A (ja) * | 2006-09-14 | 2008-03-27 | Omron Corp | モータ制御装置 |
| JP2016127588A (ja) * | 2014-12-30 | 2016-07-11 | スカイワークス ソリューションズ, インコーポレイテッドSkyworks Solutions, Inc. | 電力増幅器の負荷調整による圧縮制御 |
| JP2016127589A (ja) * | 2014-12-30 | 2016-07-11 | スカイワークス ソリューションズ, インコーポレイテッドSkyworks Solutions, Inc. | 無線周波数入力信号の振幅調整による圧縮制御 |
| US10312867B2 (en) | 2014-12-30 | 2019-06-04 | Skyworks Solutions, Inc. | Methods, modules and devices for detecting a saturation condition of a power amplifier |
| US11057003B2 (en) | 2014-12-30 | 2021-07-06 | Skyworks Solutions, Inc. | Devices and methods for detecting a saturation condition of a power amplifier |
| US11637535B2 (en) | 2014-12-30 | 2023-04-25 | Skyworks Solutions, Inc. | Devices and methods for detecting a saturation condition of a power amplifier |
| US12166454B2 (en) | 2014-12-30 | 2024-12-10 | Skyworks Solutions, Inc. | Devices and methods for detecting a saturation condition of a power amplifier |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4070606A (en) | Driving circuit for brushless DC motor | |
| JPH04304188A (ja) | 直流ブラシレスモータの速度制御装置 | |
| US3988652A (en) | Stabilized brushless motor drive circuit | |
| JP3333318B2 (ja) | 出力トランジスタの飽和防止回路 | |
| JP3562141B2 (ja) | 電流出力回路 | |
| JPH0640479Y2 (ja) | 電流検出回路 | |
| JP2833012B2 (ja) | 電流検出機能付トランジスタ | |
| JPS5918874Y2 (ja) | モ−タ駆動回路 | |
| JPS589589A (ja) | 小型直流モ−タの速度制御回路 | |
| KR930005383Y1 (ko) | 저전압용 모터전류 검출회로 | |
| JPH05119077A (ja) | 電流検出器 | |
| JP2935367B2 (ja) | モータのトルクリミット制御回路 | |
| JPH0435776Y2 (ja) | ||
| JPS63178310A (ja) | 低入出力電圧差電源回路 | |
| JPS5852878Y2 (ja) | トランジスタモ−タの駆動回路 | |
| JPH0733595Y2 (ja) | ブラシレスモ−タの誘起電圧検出回路 | |
| JPH0753297Y2 (ja) | 差動増幅回路 | |
| JPS6126848B2 (ja) | ||
| JPH08205577A (ja) | ブラシレスモータ | |
| JP2578790B2 (ja) | 保護回路 | |
| JP2520272Y2 (ja) | 直流モータの回転速度制御装置 | |
| JPH0817594B2 (ja) | モータ駆動回路 | |
| JP2556143B2 (ja) | モ−タ駆動用集積回路装置 | |
| JPS6033717A (ja) | カレントミラ−回路 | |
| JP3664038B2 (ja) | リセット回路 |