JPH0722345U - コーナー吹出口 - Google Patents
コーナー吹出口Info
- Publication number
- JPH0722345U JPH0722345U JP5393593U JP5393593U JPH0722345U JP H0722345 U JPH0722345 U JP H0722345U JP 5393593 U JP5393593 U JP 5393593U JP 5393593 U JP5393593 U JP 5393593U JP H0722345 U JPH0722345 U JP H0722345U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outlet
- ceiling
- damper
- chamber box
- air
- Prior art date
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- Granted
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- Duct Arrangements (AREA)
- Air-Flow Control Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 吹出ノズルを用いず、吹抜下部への吹き出し
を十分に行い、しかも、冷気のドラフトを防止して、吹
抜における効率的な空気調和を図る。 【構成】 送風ダクト19と接続されるチャンバーボッ
クス17を、吹抜における下階の天井面11と、下階と
上階の間の壁面13に挟まれた隅部15に設ける。天井
吹出口に接続される下面吹出口21と、壁面吹出口に接
続される側面吹出口25とをチャンバーボックス17に
開口する。板状のダンパー31をチャンバーボックス1
7内の下面吹出口21と壁面吹出口27との間に揺動自
在に支持し、ダンパー31の揺動により下面吹出口21
と側面吹出口25を選択的に閉塞可能にする。
を十分に行い、しかも、冷気のドラフトを防止して、吹
抜における効率的な空気調和を図る。 【構成】 送風ダクト19と接続されるチャンバーボッ
クス17を、吹抜における下階の天井面11と、下階と
上階の間の壁面13に挟まれた隅部15に設ける。天井
吹出口に接続される下面吹出口21と、壁面吹出口に接
続される側面吹出口25とをチャンバーボックス17に
開口する。板状のダンパー31をチャンバーボックス1
7内の下面吹出口21と壁面吹出口27との間に揺動自
在に支持し、ダンパー31の揺動により下面吹出口21
と側面吹出口25を選択的に閉塞可能にする。
Description
【0001】
本考案は、送風ダクトの端末に取り付けられるコーナー吹出口に関し、詳しく は、隅部を挟む天井面及び壁面からの吹き出しを選択的に或いは同時に行えるよ うにしたものである。
【0002】
近年の建築物では、吹抜を採用する事例が増加傾向にある。この吹抜は、建築 的環境として空間に豊かさを与えるものであり、今後も採用件数が増加するもの と予想される。 ところで、建築的環境としては有用な吹抜であっても、空調環境の観点から考 えると、その冷暖房設計が容易なものでない。即ち、暖房時には暖められた調和 空気が上昇してしまい、吹抜の下部では底冷えに似た状態が発生し易いためであ る。
【0003】 このような問題を解消するものとして、ノズル状の吹出口を設けた従来の吹出 口がある。図4は吹出ノズルが取り付けられた吹抜の側面図である。 吹抜空間の天井1には吹出ノズル3が設けられ、吹出ノズル3は調和空気を下 方に向けて高速で吹き出せるようになっている。一方、吹抜に面する壁面には壁 面吹出口5が設けられ、壁面吹出口5は壁面から斜め下方方向へ吹き出しを行う ことにより吹抜下部の暖房を達成できるようになっている。 このように、吹出ノズル3、壁面吹出口5を併用した従来の吹出口では、吹出 ノズル3により吹抜の下部に達する暖気7の到達距離が確保されるとともに、壁 面吹出口5からの吹抜下部への暖気9も相まって、底冷え状態の発生が防止され ていたのである。
【0004】
しかしながら、吹抜空間の天井1に設けられる吹出ノズル3には、暖気の到達 距離を確保するために所定の速度で送気を行ってしまうと、冷房時ドラフトを発 生する恐れがあった。また吹抜空間の上部がトップライトあるいはガラス屋根の 場合は、吹出ノズルの取付自体にも問題があった。 さらに壁面に設けられる壁面吹出口5では、吹き出しが壁面から斜め下方方向 のみでしか行えないため、吹抜下部への吹き出しを十分に行えず(直下方向に吹 き出せない)、暖房効率を高めることができなかった。そして、直下への吹き出 しを可能とするため、壁面吹出口5を一階天井側に設ければ、今度は冷気吹き出 しが直下方向でしか吹き出せなくなり、冷気が直撃するドラフトを生じさせるこ とになった。 本考案は上記状況に鑑みてなされたもので、吹出ノズルを用いることなく、吹 抜下部への吹き出しを十分に行うことができるともに、冷気によるドラフトの発 生がないコーナー吹出口を提供し、もって、吹出ノズル使用による弊害を防止し 、吹抜における効率的な空気調和を図ることを目的とする。
【0005】
上記目的を達成するための本考案に係るコーナー吹出口の構成は、複数階が上 下に連通される吹抜へ調和空気を吹き出すコーナー吹出口であって、送風ダクト と接続されるチャンバーボックスを、吹抜における下階の天井面と、この下階と 上階の間の壁面に挟まれた隅部に設け、天井吹出口と接続される下面吹出口を天 井面に対向するチャンバーボックスの下面に開口するとともに、壁面吹出口と接 続される側面吹出口を壁面に対向するチャンバーボックスの側面に開口し、板状 のダンパーの一辺をチャンバーボックス内の下面吹出口と壁面吹出口との間に揺 動自在に支持してこのダンパーの揺動により下面吹出口と側面吹出口を選択的に 閉塞可能にしたことを特徴とするものである。
【0006】
暖房時、ダンパーが壁面側に揺動されて壁面吹出口が塞がれ、下面吹出口が開 口状態となって送風ダクトからの送気がチャンバーボックス内を通過して天井吹 出口から吹き出される。天井吹出口は天井面に開口するため、吹き出し方向をほ ぼ直下方向とすることができ、暖気が効率的に吹抜下部へ到達する。 一方、冷房時には、ダンパーが天井面側に揺動されて下面吹出口が塞がれ、壁 面吹出口が開口状態となり、送風ダクトからの送気がチャンバーボックス内を通 過して壁面吹出口から吹き出される。これにより冷気が直下方向に吹き出される ことによるドラフトがなくなるとともに、冷気自体の下降による自然な対流が生 じる。 また、ダンパーが所定の揺動角度に配置されると、天井吹出口、壁面吹出口か ら適宜な割合で調和空気が同時に吹き出され、吹抜への送気を減少させることな く、それぞれの吹出口からの風速を低く抑えることが可能となる。
【0007】
以下、本考案に係るコーナー吹出口の好適な実施例を図面を参照して詳細に説 明する。 図1は本考案コーナー吹出口の断面詳細図、図2は本考案コーナー吹出口の外 観図である。 吹抜空間における下階の天井面11と、該下階と上階の間の壁面13に挟まれ た隅部(コーナー)15には長方体のチャンバーボックス17が取り付けられ、 チャンバーボックス17は長手方向が隅部に沿った状態で配置されている。チャ ンバーボックス17には送風ダクト19の端末が接続され、送風ダクト19は通 常風速用のダクト構造(高速ダクト用でないもの)となっている。天井面11に 対向するチャンバーボックス17の面には下面吹出口21が開口され、下面吹出 口21は天井面11に開口する天井吹出口23(図2参照)に接続されている。 また、壁面13に対向するチャンバーボックス17の面には側面吹出口25が開 口され、側面吹出口25は壁面13に開口する壁面吹出口27(図2参照)に接 続されている。これら、天井吹出口23及び壁面吹出口27は、コーナー15を 覆うL型の化粧板29に形成することで、作業性を良好にし、見栄えを良いもの にすることができる。
【0008】 チャンバーボックス17の内部には矩形板状のダンパー31が設けられ、ダン パー31はコーナー15と対向するチャンバーボックス17の隅部に一辺が回動 軸33を介して揺動自在に支持されている。また、ダンパー31の一辺に対する 側の他辺には支持軸35が固定され、支持軸35はチャンバーボックス17の側 板に形成された弧状のレール37に摺動自在に支持されている。従って、ダンパ ー31は、回動軸33を中心に天井面11側に揺動されると下面吹出口21を塞 ぎ、壁面13側に揺動されると壁面吹出口27を塞ぐようになっている。つまり 、ダンパー31は、吹き出しを天井吹出口23或いは壁面吹出口27から選択的 又は同時に切り替え可能としているのである。
【0009】 ダンパー31の回動は、回動軸33を図示しないダンパー切替えモータにより 回動することで行うことができる。この場合、空調運転モードに対応させて周知 技術によりダンパー切替えモータを制御すれば、冷房、暖房運転に追従させてダ ンパー31を自動的に切り替えることができる。更に、ダンパー切替えモータに よりダンパー31を揺動させる場合において、リミットスイッチ等によりダンパ ー31の揺動角度を検出し、この検出値に基づき揺動角度を任意に設定制御でき るようにすれば、下面吹出口21或いは側面吹出口25からの吹き出し風量の割 合を自在に調節することも可能となる。 チャンバーボックス17、下面吹出口21、側面吹出口25、ダンパー31を 主な構成部材として本実施例に係るコーナー吹出口39が構成されている。
【0010】 このように構成されたコーナー吹出口39の作用を説明する。図3は吹き出し 状況を説明する吹抜の側面図である。 暖房時、吹抜下部への吹き出しを行う際には、ダンパー31が回動軸33を中 心に壁面13側に揺動され、壁面吹出口27が塞がれる。これにより、下面吹出 口21が開口状態となり、送風ダクト19からの送気がチャンバーボックス17 内を通過して天井吹出口23から吹き出される。天井吹出口23は天井面11に 開口するため、吹き出し方向をほぼ直下方向とすることができ、暖気41が効率 的に吹抜下部へ到達することになる。また、吹抜に面する全てのコーナー15に コーナー吹出口39を設ければ、吹抜下方向に緩やかな気流を生じさせることが でき、暖められた調和空気が上昇することにより生じる底冷え状態が効果的に防 止されることになる。
【0011】 一方、冷房時には、ダンパー31が天井面11側に揺動され、下面吹出口21 が塞がれる。これにより、壁面吹出口27が開口状態となり、送風ダクト19か らの送気がチャンバーボックス17内を通過して壁面吹出口27から吹き出され る。このため、冷気が直下方向に吹き出されることによるドラフトがなくなると ともに、冷気43自体の下降による自然な対流が生じることになる。 また、中間期では、ダンパー31を適宜な揺動角度に配置することで、天井吹 出口23、壁面吹出口27から適宜な割合で調和空気が同時に吹き出され、吹出 口が増加することにより、それぞれの吹出口の風速を低く抑えることができ、吹 抜への送気を減少させることなく緩やかなものとすることができる。
【0012】 なお、上述の実施例では、チャンバーボックス17にダンパー31を設け、下 面吹出口21及び側面吹出口25からの吹き出しを切り換える構造としたが、吹 き出しを切り換えるには、下面吹出口21及び側面吹出口25にスライド式のダ ンパー等をそれぞれ設け、これらをそれぞれ開閉制御するものとしてもよい。こ のような構成では、上述同様、下面吹出口21及び側面吹出口25からの吹き出 しを選択的又は同時に可能とすることができるとともに、同時に閉鎖させること も可能となる。 また、本考案に係るコーナー吹出口39は、吹抜において使用されるものとし て説明したが、下がり壁が設けられることにより、コーナー15に相当する部分 が形成されたワンフロアーの室内においても用いることができ、その際において も、上述同様の効果を奏する。
【0013】
以上詳細に説明したように、本考案に係るコーナー吹出口によれば、下面吹出 口及び側面吹出口が形成されたチャンバーボックス内にダンパーを揺動自在に設 けたので、暖房時にはダンパーを壁面側に揺動して送風ダクトからの送気を天井 吹出口から吹き出し、暖気を効率的に吹抜下部へ到達させることができる。また 、冷房時には、ダンパーを天井面側に揺動して送風ダクトからの送気を壁面吹出 口から吹き出し、冷気のドラフトをなくすことができる。この結果、吹出ノズル を用いることなく、吹抜における空気調和を効率的に行うことができる。
【図1】本考案コーナー吹出口の断面詳細図である。
【図2】本考案コーナー吹出口の外観図である。
【図3】吹き出し状況を説明する吹抜の側面図である。
【図4】吹出ノズルが取り付けられた吹抜の側面図であ
る。
る。
11 天井面 13 壁面 15 隅部 17 チャンバーボックス 19 送風ダクト 21 下面吹出口 23 天井吹出口 25 側面吹出口 27 壁面吹出口 31 ダンパー 33 回動軸 39 コーナー吹出口
Claims (1)
- 【請求項1】 複数階が上下に連通される吹抜へ調和空
気を吹き出すコーナー吹出口であって、 送風ダクトと接続されるチャンバーボックスを、前記吹
抜における下階の天井面と、該下階と上階の間の壁面に
挟まれた隅部に設け、 天井吹出口と接続される下面吹出口を前記天井面に対向
するチャンバーボックスの下面に開口するとともに、壁
面吹出口と接続される側面吹出口を前記壁面に対向する
チャンバーボックスの側面に開口し、 板状のダンパーの一辺をチャンバーボックス内の前記下
面吹出口と壁面吹出口との間に揺動自在に支持して該ダ
ンパーの揺動により前記下面吹出口と前記側面吹出口を
選択的に閉塞可能にしたことを特徴とするコーナー吹出
口。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5393593U JP2500254Y2 (ja) | 1993-09-08 | 1993-09-08 | コ―ナ―吹出口 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5393593U JP2500254Y2 (ja) | 1993-09-08 | 1993-09-08 | コ―ナ―吹出口 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0722345U true JPH0722345U (ja) | 1995-04-21 |
| JP2500254Y2 JP2500254Y2 (ja) | 1996-06-05 |
Family
ID=12956604
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5393593U Expired - Lifetime JP2500254Y2 (ja) | 1993-09-08 | 1993-09-08 | コ―ナ―吹出口 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2500254Y2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007192530A (ja) * | 2005-12-20 | 2007-08-02 | Fuji Electric Systems Co Ltd | 大空間用送風ユニット |
| JP2014126347A (ja) * | 2012-12-27 | 2014-07-07 | Takasago Thermal Eng Co Ltd | 給気チャンバ |
| KR20200001061A (ko) * | 2018-06-26 | 2020-01-06 | 에스케이매직 주식회사 | 공기 청정기 |
-
1993
- 1993-09-08 JP JP5393593U patent/JP2500254Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007192530A (ja) * | 2005-12-20 | 2007-08-02 | Fuji Electric Systems Co Ltd | 大空間用送風ユニット |
| JP2014126347A (ja) * | 2012-12-27 | 2014-07-07 | Takasago Thermal Eng Co Ltd | 給気チャンバ |
| KR20200001061A (ko) * | 2018-06-26 | 2020-01-06 | 에스케이매직 주식회사 | 공기 청정기 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2500254Y2 (ja) | 1996-06-05 |
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