JPH07223496A - 車輛用内装部材 - Google Patents

車輛用内装部材

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JPH07223496A
JPH07223496A JP3642194A JP3642194A JPH07223496A JP H07223496 A JPH07223496 A JP H07223496A JP 3642194 A JP3642194 A JP 3642194A JP 3642194 A JP3642194 A JP 3642194A JP H07223496 A JPH07223496 A JP H07223496A
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spray gun
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JP3642194A
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Norihisa Nemoto
紀久 根本
Harumi Ushiki
春美 牛木
Akira Takeori
明 竹折
Hiroshi Shibuya
広 渋谷
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Meiwa Industry Co Ltd
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Meiwa Industry Co Ltd
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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 基材の表面に布地が貼着されたものと同等の
外観並びに触感を有する車輛用内装部材を提供する。 【構成】 多量低圧スプレーガンにより吹き付けられた
2種以上の長さの短繊維パイル3とベースコート2とか
らなる植毛層4が、所定形状に成形された基材1上に形
成され、さらにその植毛層4上に印刷が施されている。
短繊維パイル3は2色以上の異なる色に着色されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、基材の表面に布地が
貼着されたものと同等の外観並びに触感を有する車輛用
内装部材に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車や鉄道車輛などの車輛の内装部材
の表面には、その外観の見栄えを良くし、触感を柔らか
なものとするため、布地そのものを貼着するか、静電誘
導法によりパイルを植毛したり、或いは布地模様に印刷
された表皮層をクッション層を介し積層している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、布地そのも
のを基材上に貼着する方法は、例えば中央部が極度にく
びれたセンターピラーカバーなどに適用すると、材料取
りが悪くなりコストが上昇するほか、その布地を基材の
成形と同時に貼着しなければ、布地を曲面に追従させる
ことが困難となり、その見ばえが低下するおそれがあ
る。
【0004】静電誘導によりパイルを基材に飛翔させて
植毛する方法は、細長い紐状の部材には適するが、幅が
広い部材に均一な密度で植毛することは困難で、かつ装
置が大規模なものとなる。
【0005】表面の触感を柔らかなものとするため、ク
ッション層を介して、布地模様に印刷された表皮層を基
材上に貼着する方法は、クッション層のためにコスト高
となるほか、貼着作業が厄介なものとなり、かつ両者が
積層された廃材の処理が困難となる。
【0006】この発明の目的は、上述した従来の欠点を
除去した車輛用内装部材を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の車輛用内装部
材は、所定形状に成形された基材上に、ベースコートが
塗布されて、そのベースコートに2種以上の長さの短繊
維パイルが、多量低圧スプレーガンにより吹き付けられ
固定されることにより、植毛層が形成されていることを
特徴とするか、或いはさらにその植毛層上に印刷が施さ
れていることを特徴とするものである。また、いずれの
場合も、短繊維パイルが2色以上の異なる色に着色され
ていると有利である。
【0008】
【作用】この発明の車輛用内装部材は、基材に塗布さ
れ、未だ硬化していないベースコートに、多量低圧スプ
レーガンによりパイルを吹き付け、このパイルをベース
コートに固定させることにより植毛層を形成するもので
あるから、その表面触感は布地状に柔らかなものとな
る。したがってクッション層を必要とせず、かつスプレ
ーガンを用いる吹き付けによる植毛であるから、静電誘
導植毛法におけるような大規模な装置を必要としない。
【0009】多量低圧スプレーガンにより吹き付けられ
たパイルが基材上のベースコートに横たわった状態で植
毛層が形成される。したがって、静電誘導植毛法による
パイルのように、接着剤層にほぼ直角に突き刺さった状
態ではないので、植毛層に印刷を施すことが可能とな
る。このように植毛層に印刷するにより、車輛用内装部
材の表面に立体感を与え、さらに一層布地に近い外観を
持たせることができるのである。
【0010】また、短繊維パイルとして、2種以上の長
さのパイルを混合して使用することにより、そのパイル
の吹き付け時において、パイル同士が絡み合って、いわ
ゆる毛玉が形成されるのを減少することができる。さら
に短繊維パイルとして、2色以上の異なる色に着色され
たものを使用すると、たとえ毛玉が形成されても目立た
なくなる。
【0011】
【実施例】この発明の実施例を図面を参照しながらその
詳細を説明する。図1は車輛用内装部材の一例としての
センターピラーカバーの中央部の断面を示す図面であ
り、図2は図1の部分拡大断面図である。センターピラ
ーカバーは、自動車のセンターピラーの車内側面に装着
される内装部材である。
【0012】このセンターピラーカバーの基材1はポリ
プロピレン樹脂シートから真空成形により所定の形状に
成形されている。まずその植毛する表面側を、イソプロ
ピルアルコールで脱脂し、それ自体公知のプライマー処
理を施したうえ、硬化剤を含むウレタン樹脂塗料による
ベースコート2が塗布される。
【0013】なおこのウレタン樹脂塗料として、あらか
じめ所定の色、例えば後述するパイルの色に近似する色
に調色されたものを使用するのが好適である。またウレ
タン樹脂塗料のほかに、熱硬化性の各種樹脂塗料も使用
可能であるが、接着性のほか、柔軟性と耐摩耗性の優れ
た塗料を選ぶ必要がある。
【0014】このベースコートの塗布にも、図示してい
ない多量低圧(HVLP,HighVolume Lo
w Pressure)スプレーガンを使用するのが好
ましい。従来のエアスプレーガンの場合、空気圧が3〜
5kg/cm2で塗料を霧化させるが、この多量低圧スプレ
ーガンの場合は、0.1〜0.7kg/cm2と非常に低い
圧力で塗料を霧化させる。したがって、塗料の跳ね返り
や、飛散が少なくなり、塗料を高塗着率で塗布すること
ができる。このような多量低圧スプレーガンには、例え
ばタービン付きのシステムが主として使用され、タービ
ンの高速回転により温風が発生するので、塗料の垂れや
流れが防止でき、仕上がり肌が良好となる。なおこのベ
ースコートの塗布に関しては、通常のスプレーガンも勿
論使用することができる。
【0015】ベースコート2の厚さは、例えば40〜5
0μ程度であり、その塗布後直ちに前記の多量低圧スプ
レーガンにより、未硬化状態にあるベースコート2上に
短繊維パイル3を吹き付け、5〜10分のセッティング
ののち、80℃で約30分間加熱する。このようにして
パイル3がベースコート2に固定され、植毛層4が形成
される。
【0016】パイル3としては、2種以上の長さの短繊
維パイルが使用され、これがベースコート2に吹き付け
られて固定される。例えば、かかるパイル3として、
1.5デニールで長さが0.4mmと0.6mmの66ナイ
ロン製の短繊維を混合したものが使用される。このよう
に、長さの異なる短繊維パイル3を混合して使用する
と、これをベースコート2に吹き付けたとき、ベースコ
ート上2に毛玉が形成されるのを減少させることができ
る。これは、各種の実験によっても確認されている。
【0017】また短繊維パイル3が2色以上の異なる色
に着色されていると有利である。例えば長さ0.4mmの
パイルを黒色に、0.6mmのパイルを灰色に着色してお
くのである。このように構成すると、たとえパイル3に
毛玉が形成されても目立たなくなる。1色のパイルから
毛玉が作られると、これが大変目立ってしまうが、毛玉
が複数の色のパイルからなると、これが目立たなくなる
のである。
【0018】パイルの材料は各種ナイロンのほかに、ポ
リエステルをはじめ、塩化ビニル、ビニロン、ポリプロ
ピレンなど、静電誘導法の植毛に利用されるパイルより
広範囲な材料から選択することができる。
【0019】多量低圧スプレーガンにより吹き付けられ
た短繊維パイル3は、図2に示したように、ベースコー
ト2上に横たわった状態で、その一端、両端もしくは全
体がベースコート2に接着して固定されて植毛層4を形
成しており、図3に示した静電誘導法によるパイル31
のように、接着剤層21にほぼ直角に突き刺さった状態
の植毛層41ではない。したがって、この植毛層4の上
に例えばグラビヤ印刷を施すことが可能となる。
【0020】グラビヤ印刷のパターンとして、杉綾(ヘ
リンボーン)、市松、格子縞、タータンチェック、横
縞、縦縞、波形、千鳥格子、ジクザク、水玉などの服地
の模様を採用すると、印刷インキが一色印刷であって
も、パイル3により印刷の鋭いパターンが適度にぼかさ
れて糸のほつれをあらわすとともに、艶がなくなるの
で、表面に柔らかさと、立体感をかもしだし、さらに布
地に近い外観を持たせることができる。
【0021】なお転写ロールをゴム製とするなどして、
それ自体公知の方法で曲面の植毛層に印刷することも可
能である。
【0022】この発明の車輛用内装部材としては、自動
車のドアトリム、ピラーカバー、トランクサイド、トラ
ンクリヤ、シートバックパネル、シートリヤパネル、リ
ヤーパセル、ヘッドライニング、コンソールボックス、
インスツルメントパネルなどが挙げられ、また鉄道車輛
などの内装部材も挙げることができる。
【0023】またそれら内装部材の基材材料としては、
前記したポリプロピレンのほかに、各種のオレフィン系
の樹脂を使用できるが、プライマー処理が必要である。
またABS樹脂、塩化ビニル樹脂などの極性基を有する
各種樹脂も利用可能であり、成型品を表面をイソプロピ
ルアルコールなどで脱脂しておけば、プライマー処理を
省略することができる。これらの基材材料から、真空成
形のほか、射出成形、押出成形、ブロー成形、圧縮成形
などの方法により所定形状の成形品が得られる。
【0024】
【発明の効果】請求項1に記載した車輛用内装部材は、
基材に植毛層が形成されているから、その表面触感は布
地状に柔らかなものとなる。したがってクッション層を
必要とせず、かつスプレーガンを用いる吹き付けによる
植毛であるから、その製造時に静電植毛法におけるよう
な大規模な装置を必要とせず、製品コストを低減するこ
とができる。
【0025】多量低圧スプレーガンにより吹き付けられ
たパイルは、基材上のベースコートに横たわった状態で
植毛層を形成している。したがって、静電誘導法により
植毛されたパイルのように、接着剤層にほぼ直角に突き
刺さった状態ではないから、請求項2に記載したよう
に、植毛層の上に印刷することができる。この印刷によ
り、車輛用内装部材の表面に立体感を与え、さらに一層
布地に近い外観を持たせることができる。
【0026】また、請求項1及び2のいずれに記載の車
輛用内装部材においても、短繊維パイルとして長さが異
なる2種以上のパイルを混合して使用することにより、
吹き付け時においてパイル同士が絡み合って、いわゆる
毛玉が形成されるのを防ぐことができる。
【0027】さらに請求項3に記載したように、短繊維
パイルとして、2色以上の異なる色に着色されたものを
使用すると、たとえ毛玉が形成されても目立たなくな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】車輛用内装部材の一例を示す断面図である。
【図2】図1の部分拡大断面図である。
【図3】従来の静電誘導法により植毛されたパイルの状
態を示す部分拡大断面図である。
【符号の説明】 1 基材 2 ベースコート 3 パイル 4 植毛層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渋谷 広 神奈川県厚木市恩名33番地 盟和産業株式 会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定形状に成形された基材上に、ベース
    コートが塗布されて、そのベースコートに2種以上の長
    さの短繊維パイルが、多量低圧スプレーガンにより吹き
    付けられ固定されることにより、植毛層が形成されてい
    ることを特徴とする車輛用内装部材。
  2. 【請求項2】 所定形状に成形された基材上に、ベース
    コートが塗布されて、そのベースコートに2種以上の長
    さの短繊維パイルが、多量低圧スプレーガンにより吹き
    付けられ固定されることにより、植毛層が形成されてい
    るとともに、その植毛層上に印刷が施されていることを
    特徴とする車輛用内装部材。
  3. 【請求項3】 短繊維パイルが2色以上の異なる色に着
    色されている請求項1又は2に記載の車輛用内装部材。
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Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57182571A (en) * 1981-05-07 1982-11-10 Kasai Kogyo Co Ltd Manufacture of trimming material of automobile
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