JPH07224745A - 手持ち作業機器の手動始動式内燃エンジンの減圧弁 - Google Patents

手持ち作業機器の手動始動式内燃エンジンの減圧弁

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JPH07224745A
JPH07224745A JP3904195A JP3904195A JPH07224745A JP H07224745 A JPH07224745 A JP H07224745A JP 3904195 A JP3904195 A JP 3904195A JP 3904195 A JP3904195 A JP 3904195A JP H07224745 A JPH07224745 A JP H07224745A
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JP
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valve
pressure reducing
reducing valve
combustion chamber
chamber
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JP3904195A
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Hans Nickel
ニッケル ハンス
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Andreas Stihl AG and Co KG
Original Assignee
Andreas Stihl AG and Co KG
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Publication date
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    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01LCYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
    • F01L13/00Modifications of valve-gear to facilitate reversing, braking, starting, changing compression ratio, or other specific operations
    • F01L13/08Modifications of valve-gear to facilitate reversing, braking, starting, changing compression ratio, or other specific operations for decompression, e.g. during starting; for changing compression ratio

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
  • Valve Device For Special Equipments (AREA)
  • Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】手持ち作業機器の手動始動式内燃エンジンの減
圧弁において、従来公知の減圧弁は、始動操作中、減圧
のため、空気/燃料・混合気の一部を外界に放出し、エ
ンジン点火後、燃焼室内の高い圧縮によって、減圧弁が
閉鎖される。吸引サイクル中も弁を閉鎖位置に保持する
ため、ホースを介して弁背面に吸引チャンネルの負圧を
加える。この種の減圧弁には、始動操作中に燃焼室から
排出された空気/燃料混合気によって環境が汚染される
という欠点があり、これを解消する。 【構成】減圧弁の背面に設けた排出チャンネルは、エン
ジンに含まれる負圧源に至る接続導管に開口する。燃料
/空気・混合気は、閉循環路をもどり、外界に逃げるこ
とはない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃エンジンの始動
(特に手動始動)のための燃焼室の減圧弁に関し、特に
手持ち作業機器の内燃エンジンに用いる。殊に、本発明
は、請求項1の前置部に記載の内燃エンジンのための、
自動作動式弁部材(弁体)を有する減圧弁に関する。即
ち、詳しくは、手持ち作業機器の手動始動式内燃エンジ
ンの減圧弁であって、減圧弁が、内燃エンジンのシリン
ダの燃焼室に接続された排出チャンネルに配設された弁
部材を有し、弁部材が、燃焼室の方向へ作用し弁部材の
開放位置を決定する開放力を受け、燃焼室内に増大する
燃焼圧が、力を加えて弁部材を閉鎖位置に送り、閉鎖位
置では、接続導管を介してエンジン運転時に作動する負
圧源から供給され開放力とは逆方向へ弁部材に作用する
負圧力が加えられる形式のものに関する。
【0002】
【従来の技術】燃焼室の減圧による始動操作を燃焼室に
設けた膜弁によって容易化する上述の種類の減圧弁は、
ドイツ特許公告1949541から公知である。膜弁に
は、ヘッドを成す弁デイスクを有する弁部材が設けてあ
る。弁部材は、エンジンの休止中および始動操作中、圧
縮バネによって開放位置に保持される。燃焼室内に突出
する弁デイスクは、エンジン点火後、燃焼室内の強い圧
縮によって弁座に押圧され、従って、燃焼室は、外方に
対して閉鎖される。吸引サイクル中にも弁を閉鎖位置に
保持するため、膜弁の背面は、ホースを介して吸引チャ
ンネルに接続されており、かくして、膜弁の真空チャン
バは負圧を受ける。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この減圧弁には、弁を
閉鎖した状態の始動操作中、燃焼室内にある空気/燃料
・混合気が、ピストン運動によって弁を介して外方へ導
かれ、従って、かなりの環境汚染が生ずるという問題が
ある。
【0004】本発明の課題は、僅かな経費で、弁の閉鎖
位置が振動に対してもより確実に保証され、開放位置に
おいて、環境への燃焼室ガスの放出が避けられるよう、
上述の種類の減圧弁を改良することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題は、上述の種類
の減圧弁において、本発明にもとづき、請求項1の特徴
部に記載の構成によって解決される。即ち、本発明によ
れば、燃焼室の減圧弁の排出チャンネルをエンジン運転
時に作動する負圧源への接続導管に開口させることを基
本的特徴とする。
【0006】
【作用】排出チャンネルは負圧源への接続導管に開口す
るので、減圧弁から放出された燃料/空気・混合気は、
確実に、エンジンの負圧源(ないし吸気系)に引出され
る。この閉循環路によって、環境が汚染されることはな
い。エンジンの負圧源に連なる唯一つの接続導管を介し
て燃焼室の圧縮圧を放圧することによって、減圧弁を少
数の構造部材から技術的に簡単に且つ故障のないよう構
成できる。始動操作中、空気/燃料・混合気は、開放さ
れた弁部材を介して燃焼室に流入し、かくして、燃焼室
の減圧によってエンジンを始動するため作業者が加える
力を可能の限り小さくできる。
【0007】
【好適な実施態様】本発明の上記基本的特徴に基づき、
以下の通りのさらに好適な実施態様への展開が可能とな
る。
【0008】本発明の有利な、一実施態様において、接
続導管は、弁部材背面に作用する弁部材の閉鎖力のため
の負圧源をなすクランクハウジング内部スペース内に接
続されている(請求項2)。接続導管が、特に、クラン
クハウジング内部スペースと燃焼室とを接続するオーバ
フローチャンネルに開口する場合、始動操作中に燃焼室
から排出される混合気は、直接、クランクハウジング内
部スペースに供給され、次ぎの吸引サイクルにおいて再
び燃焼室に流入する(請求項3)。
【0009】別の方策として、接続導管は、吸引チャン
ネル、特に、クランクハウジングの導入チャンネルに開
口させることができる(請求項4)。
【0010】減圧弁の弁部材は、燃焼室に向く排出チャ
ンネル端部に配設され燃焼室の方向へ開く玉弁(弁球)
として構成するのが好ましい。弁球の重力は、開放位置
の方向へ弁部材に作用するので、エンジン停止時、弁部
材は自然に開放される(請求項5)。
【0011】弁球は、喪失されないよう、シリンダ壁の
受容スペース内に保持するのが有利である。この場合、
弁球は、受容スペースの側部境壁とともに、環状間隙を
形成する(請求項6)。間隙の大きさが、弁球を開放位
置から閉鎖位置へ移行するのに必要な切換圧を決定す
る。有利な実施例の場合、弁球を把持する受容チャンバ
は、排出チャンネルの部分として構成されている(請求
項7)。
【0012】接続導管の弁チャンバ内に、弁部材の下流
に、弁の過圧時に閉じて圧力源から排出チャンネルを分
離する圧力応動弁(ないし逆止弁)を設けるのが目的に
適う(請求項10)。例えばクランクハウジング内部ス
ペース内に生ずる負圧は、開放された(逆止)弁から接
続導管および排出チャンネルを介して弁球背面に導か
れ、かくして、弁球は、弁座に確実に保持される。一
方、過圧は、逆止弁の閉鎖によって弁球に作用すること
はない。
【0013】減圧弁のこれ以外の特徴及び利点は、さら
に他の請求項、以下の説明および本発明の実施例を示す
図面から明らかであろう。
【0014】
【実施例】図1に断面図として示した内燃エンジンは、
好ましくは、手持ち作業機器(例えば、チェインソー、
切断用グラインダ、肉切り機、etc.)に使用される
如き単気筒2サイクルエンジンである。内燃エンジン
は、本質的に、クランクシャフト18を受容するクラン
クハウジング7からなる。クランクシャフト18は、連
接棒16を介してシリンダ20に案内されたピストン2
4に連結されるクランク頸軸19を有する。シリンダ2
0の脚部には、ピストン24の上死点位置において開放
される導入チャンネル(吸引口)12が設けてある。ピ
ストンの上死点位置では、2サイクルエンジンの運転の
ために調製された燃料/空気・混合気が導入チャンネル
12を介してクランクハウジング7の内部スペース17
に流入する。ピストンの下降時、流入した上記燃料/空
気・混合気は、圧縮され、ピストン24がオーバフロー
チャンネル8を解放すると直ちに、クランクハウジング
内部スペース17からオーバフローチャンネル8を介し
てシリンダ20の燃焼室6内に矢印方向21へオーバフ
ローする。燃焼室6に流入した燃料/空気・混合気は、
ピストン24の次の上昇ストロークにおいて、燃焼室6
内でさらに圧縮され、−上死点の範囲において−点火プ
ラグ9によって点火され、かくして、燃焼が開始され
る。ピストンの上昇に従って、導入チャンネル12が再
び開放され、従って、その際クランクハウジング内部ス
ペース17内に生ずる負圧にもとづき、新しい燃料/空
気・混合気がクランクハウジング7の内部スペース17
に流入する。
【0015】手動始動式内燃エンジンの場合、クランク
シャフトを手動で回転する。この場合、内燃エンジンの
点火のために、ピストン24の必要な圧縮仕事は、クラ
ンクシャフト18を介して手動で行われる。内燃エンジ
ン1の始動のための所要力を減少するため、減圧弁2
が、シリンダ20のヘッドに−好ましくは、点火プラグ
9の近傍に−設けてある。減圧弁2は、燃焼室6内の圧
縮圧を消失させる排出チャンネル11を開閉する。
【0016】図2の拡大図から明らかな如く、減圧弁2
は、図示の実施例の場合は弁球3である弁部材13を有
する。この弁球3は、排出チャンネル11の燃焼室6に
向く端部に設けてある。この場合、排出チャンネルの端
部11aは、円錐台形に拡張されており、かくして、弁
球3の弁座22が形成される。弁座22には、弁球3の
受容チャンバ23が続いており、この場合、弁球は、円
筒形受容チャンバ23内に受容されて環状間隙を形成す
る。受容チャンバ23は、燃焼室6に向く側において、
閉鎖板26によって閉鎖され、かくして、弁球3は、喪
失されないよう受容チャンバ23内に保持される。受容
チャンバ23の内端を閉鎖するための閉鎖板26には、
弁球3の径よりも小さい径の円形流入口10が設けてあ
る。弁球3の図示の開放位置13aにおいては、燃焼室
6から受容チャンバ23まで開放された連通状態が生ず
るよう、流入口10を別の横断面形状(例えば、多角
形、etc.)に構成するのが合都合である。
【0017】受容チャンバ23は、図4に示した如く、
外側からシリンダ20の壁に加工し、受容チャンバ23
を燃焼室6に接続する流入口10を底面に設けた袋穴4
0から構成できる。流入口10の径は、同じく、弁球3
の径よりも小さい。流入口10、受容チャンバ23およ
び排出チャンネル11によって、燃焼室内圧を放圧する
ための連続の連通状態が形成される。
【0018】図1に示した如く、減圧弁(ないし逃がし
弁)を負圧源に接続する接続導管4は、排出チャンネル
11に挿入されている。接続導管4は、排出チャンネル
11に挿入した円筒形接続部材29にはめ込んだパイプ
として構成できる。
【0019】図2の別の実施例にもとづき、減圧弁2の
ハウジングは、排出チャンネル11を備えた接続スタッ
ド27を有することができる。接続スタッド27は、も
みの木状の外形を有するので、弾性ホースとしても構成
できる接続導管4をはめ込んだ後、接続導管は脱落しな
いよう接続スタッド27に保持される。
【0020】図1に示した如く、接続導管4は、排出チ
ャンネル11をクランクハウジング内部スペース17に
接続する。この場合、接続導管11は、オーバフローチ
ャンネル8に開口する。この場合、接続導管4のクラン
クハウジング側端部4bは、接続チャンネル28を介し
てオーバフローチャンネル8と連通する他の弁室35に
開口する。この弁室35には、クランクハウジング内部
スペース17内の圧力に依存して開閉する圧力応動弁
(ないし逆止弁)5を設けるのが好ましい。クランクハ
ウジング内部スペース17および弁室35内に負圧が生
ずると、弁5が開かれ、従って、負圧は、接続導管4を
介して排出チャンネル11にも作用する。クランクハウ
ジング内部スペース17内に過圧が生じた場合は、弁5
が閉じられ、従って、排出チャンネル11は、クランク
ハウジング内部スペース17から本質的に圧密に分離さ
れる。
【0021】図示の実施例の場合、圧力応動(逆止)弁
5は、例えば円錐形に構成できる弾性弁ノズル36から
形成できる。弁ノズル36は、弁室35の壁から全面で
離して、好ましくは、弁室の中心に設置する。弁ノズル
36は、特に、アヒルのくちばし状に構成され、従っ
て、弁ノズル36の壁38,39に外圧が加わると閉じ
られるスリット状弁開口37が生ずる。弁ノズル36
は、弾性材料(例えば、合成樹脂、特に、ゴム、ゴム混
合物)からなる。
【0022】内燃エンジンの始動時、作業機器は、シリ
ンダが本質的に直立する姿勢を取るようにされる。即
ち、作業機器は、始動時、例えば固定台上に置く。この
際、開放力として弁球3を図2に示した開放位置13a
に保持する重力が、弁球3に矢印30の方向へ作用す
る。弁球3を開放位置へ負荷するバネ(図示してない)
の力によって開放力を支援または誘起するのも可能であ
る。この場合、作業機器の始動を姿勢に関係なく実施で
きる。
【0023】燃焼室6は、減圧弁2、排出チャンネル1
1および逆止弁5を介してクランクハウジング内部スペ
ース17に接続される。クランクシャフトを手動で回転
した場合、ピストン24の上昇ストロークに伴い、燃焼
室6内に形成される圧縮圧の一部は、減圧弁2を介して
クランクハウジング内部スペース17に導かれる。従っ
て、例えば、ロープ式スタータにおいて、クランクシャ
フトの回転に必要な力が低下される。
【0024】燃焼室6内の燃料/空気・混合気が点火
し、内燃エンジンが回転を開始すると、燃焼室6内の圧
力が燃焼圧によって急上昇され、従って、減圧弁2を介
する流れが増強される。流れは、受容チャンバ23の環
状間隙35によって規定され、一方、この環状間隙は、
弁球3および円筒形受容チャンバ23の内径によって規
定される。弁球3が、受容チャンバ23内に正確に中心
に位置した場合、間隙25は、理想的に環状である。し
かしながら、偏心位置の場合も、流れを導く間隙25が
得られる。この絞り間隙25にもとづき、矢印方向30
とは逆方向へ向く閉鎖力が増強された流れによって弁球
3に作用する。燃焼室6内の圧力が特定の圧力レベル以
上になると、上記閉鎖力によって、弁部材13、即ち、
弁球3が弁座22に密封当接される。かくて排出チャン
ネル11が閉じられ、もはや、圧力の逃げは生じない。
【0025】減圧弁2の開放時に流出するガスは、接続
導管4および開放状態の逆止弁5を介してクランクハウ
ジング内部スペース17に導入される。弁部材13が閉
鎖位置13bを取ると、クランクハウジング内部スペー
ス17への接続路が圧密に閉じられる。
【0026】ピストンの下降ストローク時には、内部ス
ペース17内のクランクハウジング圧力が上昇し、クラ
ンクハウジングの過圧が、弁室35内にも現れ、逆止弁
5の弁ノズル36の外壁38,39に作用する。弾性逆
止弁5が変形され、従って、弁開口37が閉じられ、排
出チャンネル11が、弁室35から圧密状態で分離され
る。即ち、クランクハウジング内部スペース17内に生
ずる過圧は、排出チャンネル11内には作用しない。他
方、ピストン24の上昇ストローク時には、クランクハ
ウジング内部スペース17内に形成される負圧(これが
エンジン負圧源をなす)によって、弁ノズル36は原形
にもどり、弁開口が開放される。従って、クランクハウ
ジング内の負圧は、接続チャンネル28、弁室35およ
び弁開口37を介して接続導管4内に作用し、かくし
て、排出チャンネル11内に作用する。排出チャンネル
11内に作用するこの負圧は、弁座22内にある球形部
分シエル3´にも生ずる。かくして弁球3に加えられる
負圧力は、弁球3を閉鎖位置13bに保持するのに十分
である。この保持力は、各燃焼操作において、球形周面
の別の部分面に作用する燃焼圧によって支援され、従っ
て、内燃エンジンの回転時には、減圧弁は確実に閉じら
れる。そして振動時にも、弁座22からの弁部材13の
落下を確実に排除できる。
【0027】逆止弁5の上記構成によって、更に、減圧
弁2の閉鎖後、クランクハウジング7内に過圧が生じて
も、排出チャンネル11内に構成された負圧は保持され
る。この理由は、減圧弁2を閉じた場合、排出チャンネ
ル11内への流動が生ずることはなく、クランクハウジ
ング内部スペース17内に過圧が形成された場合、逆止
弁5は閉じ、従って、排出チャンネル11内に生じた負
圧は、クランクハウジング内部スペース17内の過圧段
階を越えてずっと保持されるからである。
【0028】排出チャンネル11、弁部材13を受容す
るハウジング、接続導管4および逆止弁5は、好ましく
は弾性材料(例えば、合成樹脂またはゴム)から作製し
た単一構造部材として構成するのが好ましい。かくし
て、使用部材の数が減少され、減圧弁の組込が簡単とな
る。
【0029】接続導管4は、内燃エンジンの吸引チャン
ネルの負圧セクションの一部を成す導入チャンネル部1
2にも接続させることができる。この場合、図1の実施
例の場合と同様、逆止弁5を設けるのが好ましい。
【0030】
【発明の効果】本発明の基本的特徴(請求項1)によ
り、エンジン始動時に燃焼室から減圧弁を経て排出され
る減圧のための混合気は、エンジンの負圧源(ないし吸
気系)に確実に吸引され、外部に漏出しない。この極め
て簡単な閉循環路によって、環境汚染を防止しつつ手動
始動トルクが軽減できる。即ち、楽に始動できるとい
う、格別の効果を奏する。
【0031】請求項1の基本的特徴は、さらに請求項2
以下に示す具体的な好適な態様への展開の基礎を与える
という点でも、大きな効果を在す。請求項2以下の付加
的効果・利点は、[好適な実施態様]及び[実施例]な
どに記載した通りであり、重複記載を略すが、特に、負
圧源としては、クランクハウジング内部スペースを用い
る(請求項2)と、接続導管(4)の構成が一層簡単に
できる。さらに、圧力応動(逆止)弁を設けることによ
り、より確実な作動が得られる(請求項10)。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る減圧弁を有する内燃エンジンの断
面図である。
【図2】排出チャンネルに設けた弁部材の拡大図であ
る。
【図3】圧力応動(逆止)弁の図面である。
【図4】袋穴に減圧弁を設けたシリンダ壁の断面図であ
る。
【符号の説明】
1 内燃エンジン 2 減圧弁 4 接続導管 6 燃焼室 11 排出チャンネル 13 弁部材(3 弁球) 13a 開放位置 13b 閉鎖位置 20 シリンダ 24 ピストン

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】手持ち作業機器の手動始動式内燃エンジン
    の減圧弁であって、減圧弁(2)が、内燃エンジン
    (1)のシリンダ(20)の燃焼室(6)に接続された
    排出チャンネル(11)に配設された弁部材(13)を
    有し、弁部材(13)が、燃焼室(6)の方向へ作用し
    弁部材(13)の開放位置(13a)を決定する開放力
    を受け、燃焼室内に増大する燃焼圧が、力を加えて弁部
    材(13)を閉鎖位置(13b)に送り、閉鎖位置(1
    3b)では、接続導管(4)を介してエンジン運転時に
    作動する負圧源から供給され開放力とは逆方向へ弁部材
    (13)に作用する負圧力が加えられる形式のものにお
    いて、排出チャンネル(11)が、エンジン運転時に作
    動する負圧源への接続導管(4)に開口していることを
    特徴とする減圧弁。
  2. 【請求項2】負圧源が、クランクハウジング(7)の内
    部スペース(17)であることを特徴とする請求項1の
    減圧弁。
  3. 【請求項3】接続導管(4)が、クランクハウジング
    (7)のオーバフローチャンネル(8)に開口している
    ことを特徴とする請求項2の減圧弁。
  4. 【請求項4】接続導管(4)が、クランクハウジング
    (7)の吸引チャンネル(12)に開口していることを
    特徴とする請求項2の減圧弁。
  5. 【請求項5】弁部材(13)が、排出チャンネル(1
    1)の燃焼室(6)に向く端部に配設された弁球(3)
    であり、弁球(3)の重力が、弁球(3)を開放位置
    (13a)へ付勢するよう構成されることを特徴とする
    請求項1〜4の1つに記載の減圧弁。
  6. 【請求項6】弁球(13)が、受容チャンバ(23)に
    喪失されないよう保持されており、弁球(3)が、受容
    チャンバ(23)の側部境壁とともに、環状間隙(2
    5)を形成することを特徴とする請求項5の減圧弁。
  7. 【請求項7】受容チャンバ(23)が、排出チャンネル
    (11)に構成されていることを特徴とする請求項6の
    減圧弁。
  8. 【請求項8】受容チャンバ(23)が、燃焼室(6)に
    対して、弁球(3)の径よりも小さい径を有する流入口
    (10)を設けた閉鎖板(26)によって閉鎖されてい
    ることを特徴とする請求項6または7の減圧弁。
  9. 【請求項9】受容チャンバ(23)が、外面からシリン
    ダ(20)の壁に加工された袋穴(40)から構成さ
    れ、上記袋穴には、弁球(3)の径よりも小さい径を有
    する流入口(10)が燃焼室(6)へ向けて設けてある
    ことを特徴とする請求項6または7の減圧弁。
  10. 【請求項10】接続導管(4)の弁室(35)には、こ
    の弁室内に過圧が生じた場合に閉じられる圧力応動弁
    (5)が設けてあることを特徴とする請求項2〜9の1
    つに記載の減圧弁。
  11. 【請求項11】前記弁室(35)が、接続チャンネル
    (28)を介してクランクハウジング(7)の内部スペ
    ース(17)に接続されていることを特徴とする請求項
    10の減圧弁。
  12. 【請求項12】排出チャンネル(11)、前記接続導管
    (4)および前記逆止弁(5)が、一体の構造部材をな
    すことを特徴とする請求項10または11の減圧弁。
JP3904195A 1994-02-05 1995-02-03 手持ち作業機器の手動始動式内燃エンジンの減圧弁 Withdrawn JPH07224745A (ja)

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