JPH0722509Y2 - 流体入りマウント - Google Patents
流体入りマウントInfo
- Publication number
- JPH0722509Y2 JPH0722509Y2 JP1987027854U JP2785487U JPH0722509Y2 JP H0722509 Y2 JPH0722509 Y2 JP H0722509Y2 JP 1987027854 U JP1987027854 U JP 1987027854U JP 2785487 U JP2785487 U JP 2785487U JP H0722509 Y2 JPH0722509 Y2 JP H0722509Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fluid
- mounting member
- chambers
- annular
- passage
- Prior art date
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- Combined Devices Of Dampers And Springs (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は車輪支持部材から車両の前後方向に延びるサン
スペンション部材等の振動源の車体取付部に用いるに好
適する流体入りマウントに関する。
スペンション部材等の振動源の車体取付部に用いるに好
適する流体入りマウントに関する。
(従来の技術) 車輪支持部材から車両の前後方向に延びるラジアスロッ
ド等のサスペンション部材を車体に取り付ける場合、従
来は2つの流体室、固定形状のオリフィス及びその開閉
弁を有する流体封入式のゴムブッシュを用いるのが一般
的であった。
ド等のサスペンション部材を車体に取り付ける場合、従
来は2つの流体室、固定形状のオリフィス及びその開閉
弁を有する流体封入式のゴムブッシュを用いるのが一般
的であった。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、斯かるゴムブッシュはオリフィス形状が固定
のため、種々の状況に適した特性を得ることができなか
った。
のため、種々の状況に適した特性を得ることができなか
った。
そこで本考案の目的は、軸線方向のみならず揺動負荷を
も受けるマウントにおいて、種々の状況に適応した特性
が得られるようにした流体入りマウントを提供するにあ
る。
も受けるマウントにおいて、種々の状況に適応した特性
が得られるようにした流体入りマウントを提供するにあ
る。
(問題点を解決するための手段) 以上の問題を解決して目的を達成すべく本考案は、振動
源に連結される取付部材と、該取付部材の外周側に配置
されて車体に連結される略筒状のベース部材と、内周を
前記取付部材に、外周を前記ベース部材に固着されて内
部に環状流体室を形成する互いに横断面積が略等しい一
対の端部弾性壁と、内外周を前記取付部材およびベース
部材に固着して前記環状流体室を前後の2室に画成し、
前記端部弾性壁より横断面積が大きい中央弾性壁と、前
記2室を相連通するようにベース部材に形成された通路
と、該通路の流路面積を可変制御する制御弁とから流体
入りマウントを構成した。
源に連結される取付部材と、該取付部材の外周側に配置
されて車体に連結される略筒状のベース部材と、内周を
前記取付部材に、外周を前記ベース部材に固着されて内
部に環状流体室を形成する互いに横断面積が略等しい一
対の端部弾性壁と、内外周を前記取付部材およびベース
部材に固着して前記環状流体室を前後の2室に画成し、
前記端部弾性壁より横断面積が大きい中央弾性壁と、前
記2室を相連通するようにベース部材に形成された通路
と、該通路の流路面積を可変制御する制御弁とから流体
入りマウントを構成した。
(作用) 斯かる流体入りマウント(10)によれば、取付部材(1
1)とベース部材(21)との間に弾性体(32)、(3
2)、(52)を固着したので取付部材(11)の軸線が傾
斜する負荷を受けた場合にも各部材の構成関係が変化せ
ず、振動源に連結する取付部材(11)の外周側には端部
弾性壁(32),(32)により囲まれた環状流体室(41)
が設けられ、中央弾性壁(52)によりこの環状流体室
(41)は前後の2室に画成され、この2室を相連通する
通路(81)…の流路面積が制御弁(91)…により可変制
御されるので、種々の状況に適応した特性をだすことが
可能になり、かつ、ベース部材(21)の取付けられる制
御弁(91)は、容易に組付けることができる。
1)とベース部材(21)との間に弾性体(32)、(3
2)、(52)を固着したので取付部材(11)の軸線が傾
斜する負荷を受けた場合にも各部材の構成関係が変化せ
ず、振動源に連結する取付部材(11)の外周側には端部
弾性壁(32),(32)により囲まれた環状流体室(41)
が設けられ、中央弾性壁(52)によりこの環状流体室
(41)は前後の2室に画成され、この2室を相連通する
通路(81)…の流路面積が制御弁(91)…により可変制
御されるので、種々の状況に適応した特性をだすことが
可能になり、かつ、ベース部材(21)の取付けられる制
御弁(91)は、容易に組付けることができる。
そして端部弾性壁(32),(32)には応力が集中しない
ため、耐久性に優れており、またこの弾性体形状(断面
積等)により特性を自由に選択することができる。
ため、耐久性に優れており、またこの弾性体形状(断面
積等)により特性を自由に選択することができる。
しかも環状流体室(41)を前後の2室に画成する中央弾
性壁(52)は、端部弾性壁(32),(32)よりも横断面
積が大きくて、流体の移動能力が異なっており、取付部
材(11)が軸方向に沿って前後いずれの方向に移動する
時も、常にいずれか一方の室から制御弁(71)…を有す
る通路(61)…内へ流体が押し込まれるので、他方の室
内が負圧となってキャビテーションを発生させることが
なく、通路(61)…内の制御弁(71)…による適度なダ
ンピングが安定して得られる。
性壁(52)は、端部弾性壁(32),(32)よりも横断面
積が大きくて、流体の移動能力が異なっており、取付部
材(11)が軸方向に沿って前後いずれの方向に移動する
時も、常にいずれか一方の室から制御弁(71)…を有す
る通路(61)…内へ流体が押し込まれるので、他方の室
内が負圧となってキャビテーションを発生させることが
なく、通路(61)…内の制御弁(71)…による適度なダ
ンピングが安定して得られる。
(実施例) 以下に添付図面を基に実施例を説明する。
本実施例の説明のための参考例に係る流体入りマウント
の中央縦断面図を示す第1図において、(1)は車輪支
持部材から車両の前後方向に延びるラジアスロッド、ト
ルクロッド等のサスペンション部材であり、このサスペ
ンション部材(1)の車体取付部に本考案の流体入りマ
ウント(10)を用いている。
の中央縦断面図を示す第1図において、(1)は車輪支
持部材から車両の前後方向に延びるラジアスロッド、ト
ルクロッド等のサスペンション部材であり、このサスペ
ンション部材(1)の車体取付部に本考案の流体入りマ
ウント(10)を用いている。
流体入りマウント(10)は、サスペンション部材(1)
に連結される取付部材(11)、車体に連結されるベース
部材(21)、車両を結合する環状弾性体(31)、その内
部の環状流体室(41)、これを前後の2室に画成する隔
壁部(51)及びその2室を相連通するオリフィス(61)
から成る。
に連結される取付部材(11)、車体に連結されるベース
部材(21)、車両を結合する環状弾性体(31)、その内
部の環状流体室(41)、これを前後の2室に画成する隔
壁部(51)及びその2室を相連通するオリフィス(61)
から成る。
取付部材(11)は、厚肉円板型で外周を2つのテーパ面
とした中間体(12)の両端面に截頭円錐型の端部体(1
3),(13)を大径端面で合わせて中心に挿通孔(14)
を貫通し、この挿通孔(14)内にサスペンション部材
(1)、例えばラジアスロッドの前端部を挿入し、サス
ペンション部材(1)前端内にボルト(5)を螺着して
成り、ボルト鍔部(6)とサスペンション部材鍔部
(2)間に取付部材(11)が締め込まれる。
とした中間体(12)の両端面に截頭円錐型の端部体(1
3),(13)を大径端面で合わせて中心に挿通孔(14)
を貫通し、この挿通孔(14)内にサスペンション部材
(1)、例えばラジアスロッドの前端部を挿入し、サス
ペンション部材(1)前端内にボルト(5)を螺着して
成り、ボルト鍔部(6)とサスペンション部材鍔部
(2)間に取付部材(11)が締め込まれる。
ベース部材(21)は、内周に円筒部(23)を備える環板
部(24)と内周に中空部(25)を備える環板部(26)を
接合固着して円筒体(22)を形成し、その円筒部(23)
端と中空部(25)端の内周に環状テーパ胴部(27),
(27)をそれぞれカシメ付け接合固着して成り、環板部
(24),(26)は車体への取付片(28)をなして取付孔
(29)…が形成される。
部(24)と内周に中空部(25)を備える環板部(26)を
接合固着して円筒体(22)を形成し、その円筒部(23)
端と中空部(25)端の内周に環状テーパ胴部(27),
(27)をそれぞれカシメ付け接合固着して成り、環板部
(24),(26)は車体への取付片(28)をなして取付孔
(29)…が形成される。
環状弾性体(31)は、剪断型でアンブレラ型の厚肉ゴム
製で、取付部材(11)の端部体(13),(13)外周に内
周を焼き付けてベース部材(21)の環状テーパ胴部(2
7),(27)内周に外周を焼き付けた前後の端部弾性壁
(32),(32)で構成され、特に端部弾性壁(32),
(32)はサスペンション部材(1)の軸線に対し傾斜し
ており、斯かる環状弾性体(31)内にオイル等の流体を
封入する環状流体室(41)が形成される。即ち端部弾性
壁(32),(32)の内周壁(33),(33)を環状流体室
(41)側に投入させて当該流体入りマウント(10)の中
心線に対し端部弾性壁(32),(32)を傾斜させてい
る。
製で、取付部材(11)の端部体(13),(13)外周に内
周を焼き付けてベース部材(21)の環状テーパ胴部(2
7),(27)内周に外周を焼き付けた前後の端部弾性壁
(32),(32)で構成され、特に端部弾性壁(32),
(32)はサスペンション部材(1)の軸線に対し傾斜し
ており、斯かる環状弾性体(31)内にオイル等の流体を
封入する環状流体室(41)が形成される。即ち端部弾性
壁(32),(32)の内周壁(33),(33)を環状流体室
(41)側に投入させて当該流体入りマウント(10)の中
心線に対し端部弾性壁(32),(32)を傾斜させてい
る。
隔壁部(51)は、取付部材(11)の中間体(12)と、そ
の外周に内周を焼き付けてベース部材(21)の円筒部
(23)内周に外周を焼き付けた剪断型で厚肉ゴム製の大
径なる中央弾性壁(52)とで構成され、この隔壁部(5
1)により環状流体室(41)が前後の2室に画成されて
いる。この隔壁部(51)を構成する中間体(12)の外周
部に中心線と略平行して2室を相連通する通路(61)が
形成され、更に通路(61)には制御弁(71)が設けられ
ている。
の外周に内周を焼き付けてベース部材(21)の円筒部
(23)内周に外周を焼き付けた剪断型で厚肉ゴム製の大
径なる中央弾性壁(52)とで構成され、この隔壁部(5
1)により環状流体室(41)が前後の2室に画成されて
いる。この隔壁部(51)を構成する中間体(12)の外周
部に中心線と略平行して2室を相連通する通路(61)が
形成され、更に通路(61)には制御弁(71)が設けられ
ている。
通路(61)は、直径方向に対向して2本設けられ、一方
の通路の右側と他方の通路の左側が大径なるバルブ収納
部(62)に形成され、各収納部(62)に円形のスライド
バルブ(72)とコイルスプリング(75)とから成る制御
弁(71)が収納される。
の通路の右側と他方の通路の左側が大径なるバルブ収納
部(62)に形成され、各収納部(62)に円形のスライド
バルブ(72)とコイルスプリング(75)とから成る制御
弁(71)が収納される。
第2図のようにスライドバルブ(72)は中心にオリフィ
ス(73)が外周にスプライン状の切欠部(74)…が形成
され、このスライドバルブ(72)を収納部(62)のバル
ブシート壁(63)に当て、その背面と収納部(62)内に
嵌着したスプリングシート(76)間にコイルスプリング
(75)を縮装して成る。このコイルスプリング(75)の
弾発力を一方の室内の流体圧が衝撃荷重の作用で急激に
上昇する所定値に設定し、その時にスライドバルブ(7
2)がバルブシート壁(63)から後退するよう構成す
る。
ス(73)が外周にスプライン状の切欠部(74)…が形成
され、このスライドバルブ(72)を収納部(62)のバル
ブシート壁(63)に当て、その背面と収納部(62)内に
嵌着したスプリングシート(76)間にコイルスプリング
(75)を縮装して成る。このコイルスプリング(75)の
弾発力を一方の室内の流体圧が衝撃荷重の作用で急激に
上昇する所定値に設定し、その時にスライドバルブ(7
2)がバルブシート壁(63)から後退するよう構成す
る。
以上の流体入りマウント(10)によれば、先ず中央弾性
壁(52)は端部弾性壁(32),(32)よりも横断面積が
大きくて流体の移動能力が異なっており、サスペンショ
ン部材(1)の前後方向移動に伴う環状流体室(41)の
前後の2室間の流体移動量が低下するので、例えばサス
ペンション部材(1)に急激な引張方向の荷重が作用し
ても通路(61)を通過する流体にキャビテーションが発
生するのを抑制でき、良好な減衰特性が得られる。
壁(52)は端部弾性壁(32),(32)よりも横断面積が
大きくて流体の移動能力が異なっており、サスペンショ
ン部材(1)の前後方向移動に伴う環状流体室(41)の
前後の2室間の流体移動量が低下するので、例えばサス
ペンション部材(1)に急激な引張方向の荷重が作用し
ても通路(61)を通過する流体にキャビテーションが発
生するのを抑制でき、良好な減衰特性が得られる。
そして特にこの環状流体室(41)を囲む環状弾性体(3
1)の前後の端部弾性壁(32),(32)をアンブレラ型
としてマウント中心線に対し傾斜させているため、従来
のゴムブッシュに比べサスペンション部材(1)の曲げ
方向及び捩り方向に対するバネ定数が低くなり、即ち柔
かい弾性特性を具備することができる。
1)の前後の端部弾性壁(32),(32)をアンブレラ型
としてマウント中心線に対し傾斜させているため、従来
のゴムブッシュに比べサスペンション部材(1)の曲げ
方向及び捩り方向に対するバネ定数が低くなり、即ち柔
かい弾性特性を具備することができる。
従って第3図に模式的に示すようにサスペンション部材
(1)の曲げ方向と捩り方向の動きを、前後の端部弾性
壁(32),(32)の柔かく、且つ円滑なる弾性変形でも
って許容することができる。
(1)の曲げ方向と捩り方向の動きを、前後の端部弾性
壁(32),(32)の柔かく、且つ円滑なる弾性変形でも
って許容することができる。
尚、端部弾性体は少なくとも内周部のみを中心線に大し
て傾斜させるだけでも、曲げ並びに捩り方向のバネ成分
が柔かくなる。
て傾斜させるだけでも、曲げ並びに捩り方向のバネ成分
が柔かくなる。
更に2室の連通する2本の通路(61)に円形のスライド
バルブ(72)とコイルスプリング(75)から成る制御弁
(71)をそれぞれ付設したため、通常の振動時はスライ
ドバルブ(72)中心のオリフィス(73)のみによる減衰
力が得られ、また衝撃荷重の作用時は一方のスライドバ
ルブ(72)が後退してその外周のスプライン状の切欠部
(74)…にも流体が流れるので、流体の移動量が増大
し、十分なダンピングを得ることができる。即ち種々の
状況に適応した特性をだすことが可能になる。
バルブ(72)とコイルスプリング(75)から成る制御弁
(71)をそれぞれ付設したため、通常の振動時はスライ
ドバルブ(72)中心のオリフィス(73)のみによる減衰
力が得られ、また衝撃荷重の作用時は一方のスライドバ
ルブ(72)が後退してその外周のスプライン状の切欠部
(74)…にも流体が流れるので、流体の移動量が増大
し、十分なダンピングを得ることができる。即ち種々の
状況に適応した特性をだすことが可能になる。
しかも環状弾性体(31)には応力が集中しないため、耐
久性に優れたものとなり、またこの弾性体形状(断面積
等)により特性を自由に選択することもできる。
久性に優れたものとなり、またこの弾性体形状(断面積
等)により特性を自由に選択することもできる。
次に本実施例を説明する。
前記参考例ではスライドバルブの移動で流路面積を2段
階に可変制御したが、更にまた微小振動に大しては流路
面積を小にして十分なダンピングにより変位感を抑える
こと、パルス的荷重に対しては流路面積を大としてでき
るだけバネ定数を低くし、力の伝達を抑えること、最大
変位に達する直前には流路面積を小としてバネ定数を高
くし、変位を抑えること等が要求される。
階に可変制御したが、更にまた微小振動に大しては流路
面積を小にして十分なダンピングにより変位感を抑える
こと、パルス的荷重に対しては流路面積を大としてでき
るだけバネ定数を低くし、力の伝達を抑えること、最大
変位に達する直前には流路面積を小としてバネ定数を高
くし、変位を抑えること等が要求される。
そこで第4図に示すように本実施例においては、取付部
材(11)の中間体(12)に通路を設けず、ベース部材
(21)に2室を連通する通路(81)を形成した通路部材
(80)を固着し、この通路(81)内に仕切バルブ(92)
を進退自在に臨ませ、この仕切バルブ(92)の進退動を
制御するソレノイド(95)を通路部材(80)にビス(9
9)で結合して制御弁(91)を構成する。
材(11)の中間体(12)に通路を設けず、ベース部材
(21)に2室を連通する通路(81)を形成した通路部材
(80)を固着し、この通路(81)内に仕切バルブ(92)
を進退自在に臨ませ、この仕切バルブ(92)の進退動を
制御するソレノイド(95)を通路部材(80)にビス(9
9)で結合して制御弁(91)を構成する。
そして当該流体入りマウント(10)の変位速度及び変位
量等を任意の手段により検知し、その情報を基にソレノ
イド(95)の作動制御を行う。
量等を任意の手段により検知し、その情報を基にソレノ
イド(95)の作動制御を行う。
このように通路(81)の流路面積の変更を、マウント変
位速度及び変位量等の情報に基づいて作動制御されるソ
レノイド(95)と仕切バルブ(92)から成る制御弁(9
1)により複雑に制御するよう構成すれば、衝撃荷重に
大しては勿論、前記した各種要求をも満足することがで
き、従って種々の状況に応じた理想的なダンピングを得
ることができるようになる。
位速度及び変位量等の情報に基づいて作動制御されるソ
レノイド(95)と仕切バルブ(92)から成る制御弁(9
1)により複雑に制御するよう構成すれば、衝撃荷重に
大しては勿論、前記した各種要求をも満足することがで
き、従って種々の状況に応じた理想的なダンピングを得
ることができるようになる。
(考案の効果) 以上のように本考案の流体入りマウントによれば、取付
部材とベース部材との間に弾性体を固着したので取付部
材の軸線が傾斜する負荷を受けた場合にも緩衝支持機能
が維持され、振動源に連結する取付部材の外周側には端
部弾性壁により囲まれた環状流体室が設けられ、中央弾
性壁によりこの環状流体室は前後の2室に画成され、こ
の2室を相連通する通路の流路面積が制御弁により可変
制御されるため、種々の状況に適応した特性をだすこと
が可能になるとともに、制御弁の組付けも容易であり、
しかも端部弾性壁には応力が集中しないので耐久性が優
れ、またこの弾性体形状(断面積等)により特性を自由
に選択することもできる。
部材とベース部材との間に弾性体を固着したので取付部
材の軸線が傾斜する負荷を受けた場合にも緩衝支持機能
が維持され、振動源に連結する取付部材の外周側には端
部弾性壁により囲まれた環状流体室が設けられ、中央弾
性壁によりこの環状流体室は前後の2室に画成され、こ
の2室を相連通する通路の流路面積が制御弁により可変
制御されるため、種々の状況に適応した特性をだすこと
が可能になるとともに、制御弁の組付けも容易であり、
しかも端部弾性壁には応力が集中しないので耐久性が優
れ、またこの弾性体形状(断面積等)により特性を自由
に選択することもできる。
そして環状流体室を前後の2室に画成する中央弾性壁
は、端部弾性壁よりも横断面積が大きくて、流体の移動
能力が異なっており、取付部材が軸方向に沿って前後い
ずれの方向に移動する時も、常にいずれか一方の室から
制御弁を有する通路内へ流体が押し込まれるため、他方
の室内が負圧となってキャビテーションを発生させるこ
ともなく、通路内の制御弁による適度なダンピングを安
定して得ることができる。
は、端部弾性壁よりも横断面積が大きくて、流体の移動
能力が異なっており、取付部材が軸方向に沿って前後い
ずれの方向に移動する時も、常にいずれか一方の室から
制御弁を有する通路内へ流体が押し込まれるため、他方
の室内が負圧となってキャビテーションを発生させるこ
ともなく、通路内の制御弁による適度なダンピングを安
定して得ることができる。
第1図は本実施例の説明のための参考例に係る流体入り
マウントの中央縦断面図、第2図は参考例のスライドバ
ルブの斜視図、第3図は弾性壁の作用を示す模式図、第
4図は本考案に係る流体入りマウントの中央縦断面図で
ある。 尚、図面中、(1)はサスペンション部材、(10)は流
体入りマウント、(11)は取付部材、(21)はベース部
材、(31)は環状弾性体、(32)は端部弾性壁、(41)
は環状流体室、(51)は隔壁部、(52)は中央弾性壁、
(61),(81)は通路、(71),(91)は制御弁であ
る。
マウントの中央縦断面図、第2図は参考例のスライドバ
ルブの斜視図、第3図は弾性壁の作用を示す模式図、第
4図は本考案に係る流体入りマウントの中央縦断面図で
ある。 尚、図面中、(1)はサスペンション部材、(10)は流
体入りマウント、(11)は取付部材、(21)はベース部
材、(31)は環状弾性体、(32)は端部弾性壁、(41)
は環状流体室、(51)は隔壁部、(52)は中央弾性壁、
(61),(81)は通路、(71),(91)は制御弁であ
る。
Claims (1)
- 【請求項1】振動源に連結される取付部材と、 該取付部材の外周側に配置されて車体に連結される略筒
状のベース部材と、 内周を前記取付部材に、外周を前記ベース部材に固着さ
れて内部に環状流体室を形成する互いに横断面積が略等
しい一対の端部弾性壁と、 内外周を前記取付部材およびベース部材に固着して前記
環状流体室を前後の2室に画成し、前記端部弾性壁より
横断面積が大きい中央弾性壁と、 前記2室を相連通するようにベース部材に形成された通
路と、 該通路の流路面積を可変制御する制御弁と、 から成る流体入りマウント。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987027854U JPH0722509Y2 (ja) | 1987-02-26 | 1987-02-26 | 流体入りマウント |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987027854U JPH0722509Y2 (ja) | 1987-02-26 | 1987-02-26 | 流体入りマウント |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62202555U JPS62202555U (ja) | 1987-12-24 |
| JPH0722509Y2 true JPH0722509Y2 (ja) | 1995-05-24 |
Family
ID=30830277
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987027854U Expired - Lifetime JPH0722509Y2 (ja) | 1987-02-26 | 1987-02-26 | 流体入りマウント |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0722509Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5085367B2 (ja) * | 2008-02-15 | 2012-11-28 | 東海ゴム工業株式会社 | 流体封入式防振装置 |
| JPWO2022113890A1 (ja) * | 2020-11-25 | 2022-06-02 |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE2727244C2 (de) * | 1976-06-30 | 1990-06-21 | Automobiles Peugeot, 75116 Paris | Gummifeder mit Flüssigkeitsfüllung |
| JPS57146933A (en) * | 1981-03-04 | 1982-09-10 | Aisin Seiki Co Ltd | Vibration absorbing device |
| DE3119361C2 (de) * | 1981-05-15 | 1986-09-25 | Boge Gmbh, 5208 Eitorf | Gelenk zwischen einer Schubstrebe einer Radaufhängung eines Kraftfahrzeuges und einem fahrzeugseitigen Anschlußbeschlag |
| JPS5829517U (ja) * | 1981-08-22 | 1983-02-25 | 三菱自動車工業株式会社 | エンジンの支持装置 |
| JPS5937349U (ja) * | 1982-09-02 | 1984-03-09 | 石垣機工株式会社 | 含炭汚泥を用いた固形燃料 |
-
1987
- 1987-02-26 JP JP1987027854U patent/JPH0722509Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62202555U (ja) | 1987-12-24 |
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