JPH0722664B2 - ガスフィルタ及びその製造方法 - Google Patents

ガスフィルタ及びその製造方法

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JPH0722664B2
JPH0722664B2 JP1290379A JP29037989A JPH0722664B2 JP H0722664 B2 JPH0722664 B2 JP H0722664B2 JP 1290379 A JP1290379 A JP 1290379A JP 29037989 A JP29037989 A JP 29037989A JP H0722664 B2 JPH0722664 B2 JP H0722664B2
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gas filter
bent
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gas
metal wire
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克博 丸山
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NGK Insulators Ltd
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NGK Insulators Ltd
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  • Filtering Materials (AREA)
  • Wire Processing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は自動車のエアバッグ、航空機の緊急脱出用座席
の射出装置、バルブの緊急開閉装置、船舶用浮力発生装
置等のガス発生器と組み合わせて使用されるガスフィル
タ及びその製造方法に関するものである。
(従来の技術) この種のガス発生器としては、火薬を燃焼させて発生し
た高温ガスを用いる方法が広く採用されているが、バッ
グ等の破損を避けるためのガス冷却及びガス中の有害成
分の除去のためにガスフィルタを用いる必要がある。こ
のためのフィルタとしてはステンレススチール製の金網
を複数枚積層したものや、金属発泡体、金属製の邪魔板
等が使用されている。
しかし上記のような従来のガスフィルタはいずれも弾性
が不十分であるためにケーシング内に収納したときに隙
間が生じて高温ガスがショートパスし易いこと、また仮
にケーシングとの間に隙間がなくてもガスフィルタ自体
が不均質であって高温ガスのショートパスが生じ易いこ
と、ケーシング内への装填に多くの手数を要すること等
の多くの問題を残していた。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は上記したような従来の問題点を解決して、ケー
シング内への充填が容易であり、ケーシングとの間に隙
間を生じにくく、太い金属線材の加工も容易で溶損しに
くく、またそれ自体も均質であって高温ガスがショート
パスするおそれのないガスフィルタ及びその製造方法を
提供するために完成されたものである。
(課題を解決するための手段) 上記の課題は、互いに異なる方向にそれぞれの方向毎に
モジュールの異なる歯車歯形状に屈曲加工された金属線
材のループ群が、屈曲加工された締結線材によりその周
囲を締結された状態で環状に圧縮成形された状態にある
ことを特徴とするガスフィルタにより解決することがで
きる。
また上記の課題は、金属線材を第1歯車により1方向に
屈曲加工させたうえモジュールの異なる第2歯車により
これと異なる方向に屈曲して歯車歯形状に加工し、これ
をドラムに巻き取ってループ群を形成し、その周囲に屈
曲加工された締結線材を巻き付けて所定形状に締結した
うえ、環状の金型内に収納して圧縮成形することを特徴
とするガスフィルタの製造方法によって解決することが
できる。
以下にこれらの発明を実施例とともに更に詳細に説明す
る。
(実施例) 実施例においては、例えば線径が0.25〜0.45mmのステン
レススチールのような耐熱性の金属線材が素材として用
いられる。金属線材の線径が細すぎると高温ガスとの接
触により溶融してしまうおそれがあり、太すぎると加工
が困難となるとともにガス流路が大きくなってガス冷却
及びフィルタとしての機能が低下することとなる。従っ
て、本発明のフィルタに用いられる金属線材は線径が0.
1〜1.5mmの耐熱鋼線が好ましい。
このような金属線材(1)は、第1図に示すように先ず
互いに噛み合う一対の第1歯車(2)、(2)の間を通
過して1方向に一定ピッチで一平面上に波状に(平面波
形)屈曲される。この第1歯車(2)はそのモジュール
を4.0〜1.0とした平歯車が適当である。次に金属線材
(1)はガイド(3)を通って互いに噛み合う一対の第
2歯車(4)、(4)の間を通過する。第2歯車(4)
に入るときには金属線材(1)は第1歯車(2)による
屈曲面が第2歯車(4)の歯面と平行となるように自然
に捩られるが、第2歯車(4)、(4)を通過するとこ
の屈曲面に対して異なる方向に歯車歯形状に屈曲した凹
凸(立体波形)が形成される。第2歯車(4)はそのモ
ジュールを2.0〜0.5とした平歯車であり、このように第
1歯車(2)と第2歯車(4)のモジュールを変えてお
くことによって、それぞれの方向毎にモジュールの異な
る歯車歯形状に屈曲加工された金属線材(1)を得るこ
とができる。なお、第2歯車(4)のモジュールM2に対
する第1歯車(2)のモジュールM1の比は、M1/M2=1.5
〜2.5にすることが好ましい。本実施例では、屈曲加工
のピッチは5〜10mm、波の高さ3〜6mmとされている。
なお屈曲加工工程における金属線材(1)の断線を避け
るため、第1歯車(2)と第2歯車(4)の直径と同一
として金属線材(1)の張力が一定に保たれるようにし
ておく。上述の条件により屈曲加工された金属線材
(1)がガスフィルタの素材として最適である。
このように互いに異なる方向に歯車歯形状に屈曲加工さ
れた金属線材(1)は次に連続的にドラムに巻取られ、
第2図に示されるような多重のループ群(5)とされ
る。この状態でも互いに異なる方向にモジュールの異な
る歯車歯形状に屈曲加工された金属線材(1)は既に相
互に絡まり合っているが、本発明においてはこのループ
群(5)の環状部の周囲に更に金属製の締結線材(6)
を巻き付けて所定形状に締結し、保形性を高める。この
ための締結線材(6)としても金属線材(1)と同様に
異なる方向に立体波状に屈曲加工されたものを使用す
る。
このようにして締結されたループ群(5)は、次に第3
図のような環状の上型(7)、芯型(8)、外型
(9)、突上型(10)とからなる第1の金型(11)内に
収納して圧縮成形される。このとき、ループ群(5)は
締結線材(6)により締結されて保形性を高められてい
るため金型(11)内への収納は容易であるが、図示のよ
うにループ群(5)の上面にウレタン樹脂等からなる環
状の弾性リング(12)を当てて上型(7)による圧縮成
形を行えば、ループ群(5)の金属線材(6)が型相互
の隙間からはみ出して金型(11)を損傷したり、成形不
良品を発生させたりすることを防止できる。なお、圧縮
成形後の嵩比重は1.0〜3.0が好ましい。
目的とするガスフィルタの形状によっては1回の圧縮成
形でそのまま完成品とできる場合もあるが、第4図に示
した実施例の場合には更に上型(7)、芯型(8)、外
型(20)、突上型(21)からなる第2の金型(13)によ
り2回目の圧縮成形がなされる。この場合にもウレタン
樹脂等からなる環状の弾性リング(14)を使用すること
もでき、かくして目的とする先端部の尖った環状のガス
フィルタFが得られることとなる。
第5図は本発明のガスフィルタFを自動車のエアバッグ
用のガス発生器に組込んだ使用例を示すものである。図
中、(15)はケーシングであり、外側と内側のガスフィ
ルタF、Fはその内部の隔壁(16)の両側に装填されて
いる。点火室(17)の内部には点火剤(18)が設けられ
ており、これに点火すれば火薬室(19)内の例えばアジ
化ナトリウム(Na2N)のような火薬が爆発的に燃焼して
多量の高温ガス(窒素ガス)が発生し、この高温ガスは
下部に充填された内側と外側のガスフィルタF、Fを順
次通過する間にガス中の有害成分は除去と高温ガスの冷
却とが行われる。そして適度に冷却されたガスはエアバ
ッグ等のガス利用側へ供給される。
(発明の効果) 本発明の方法により製造された第1の発明のガスフィル
タは、互いに異なる方向にモジュールの異なる歯車歯形
状に屈曲加工された金属線材のループ群を圧縮成形した
ものであるから、金属線材が相互に密に絡まり合い、均
質でその内部にガスのショートパス経路が形成され難い
構造のものである。しかもこのガスフィルタは適度な弾
性を持つのでケーシング内への装填が容易であり、ケー
シング等との間に隙間を生ずることがない。更にこのガ
スフィルタはループ群の周囲を屈曲加工された締結線材
により締結された状態で環状に圧縮成形されているの
で、圧縮成形前の保形性がよく、表面にバリ等のない寸
法精度の高い状態に成形することができる。従って本発
明のガスフィルタFは使用時に高温ガスのショートパス
を完全に防止することが可能となる。また太い線材の加
工も容易で焼損しにくく、長時間の使用にも耐えるもの
となる。更に金属線材を互いに異なる方向にモジュール
の異なる歯車歯形状に屈曲加工したのちループ群を形成
したうえ、圧縮成形することによって容易に製造できる
ので、従来法に比べ工数も小さく、生産性が極めて高い
ものである。
また第2の発明のガスフィルタの製造方法によれば、上
記のような優れた特性を持つガスフィルタを容易かつ能
率良く製造することができる。特に金属線材の加工にモ
ジュールの異なる2種類の歯車の組合せを用いたので、
金属線材にガスフィルタとして使用するに最適の屈曲加
工を高速度で施すことができる。またこのように屈曲加
工された金属線材をドラムに巻取ってループ群を形成し
たうえ、その周囲に屈曲加工された締結線材を巻き付け
て所定形状に締結して圧縮成形する方法を採用したの
で、金型内への挿入が容易であるのみならず、圧縮成形
品の精度や表面状態を著しく向上させることができる。
なお、ループ群を予備成形したうえで締結し、更に圧縮
成形する方法も考えられるが、この予備成形による格別
の効果は認められず、コスト面から予備成形を省略した
本発明の製造方法の方が好ましい。
以上に説明したように、本発明は従来の問題点を解決し
たガスフィルタ及びその製造方法であるので、例えば自
動車のエアバッグ用のガス発生器に用いられるガスフィ
ルタやバネ材として利用できる等々、産業の発展に寄与
するところは極めて大きいものである。
【図面の簡単な説明】
図面はいずれも本発明の実施例を示すもので、第1図は
金属線材の屈曲加工工程を示す斜視図、第2図はループ
群を締結線材により締結した状態を示す斜視図、第3
図、第4図は圧縮成形工程を示す断面図、第5図は本発
明のガスフィルタの使用状態を示す断面図である。 (1):金属線材、(2):第1歯車、(4):第2歯
車、(5):ループ群、(6):締結線材、(11)、
(13):金型。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B64D 25/00 8816−3D

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに異なる方向にそれぞれの方向毎にモ
    ジュールの異なる歯車歯形状に屈曲加工された金属線材
    (1)のループ群(5)が、屈曲加工された締結線材
    (6)によりその周囲を締結された状態で環状に圧縮成
    形された状態にあることを特徴とするガスフィルタ。
  2. 【請求項2】金属線材(1)を第1歯車(2)により1
    方向に屈曲加工させたうえモジュールの異なる第2歯車
    (4)によりこれと異なる方向に屈曲して歯車歯形状に
    加工し、これをドラムに巻き取ってループ群(5)を形
    成し、その周囲に屈曲加工された締結線材(6)を巻き
    付けて所定形状に締結したうえ、環状の金型(11)、
    (13)内に収納して圧縮成形することを特徴とするガス
    フィルタの製造方法。
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