JPH0722739B2 - 既設管の管内面補修方法 - Google Patents
既設管の管内面補修方法Info
- Publication number
- JPH0722739B2 JPH0722739B2 JP10867288A JP10867288A JPH0722739B2 JP H0722739 B2 JPH0722739 B2 JP H0722739B2 JP 10867288 A JP10867288 A JP 10867288A JP 10867288 A JP10867288 A JP 10867288A JP H0722739 B2 JPH0722739 B2 JP H0722739B2
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- Japan
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- resin
- pipe
- supply pipe
- conduit
- pig
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Description
本発明は、道路下等の地下に敷設されている導管路より
需要先へ通じる複数の供給管が分岐されている形態の既
設管(ガス管,水道管等)を対象とし、その既設管を埋
設状態のまま管内面から補修する方法に関する。
需要先へ通じる複数の供給管が分岐されている形態の既
設管(ガス管,水道管等)を対象とし、その既設管を埋
設状態のまま管内面から補修する方法に関する。
通常、道路下等の地下に敷設されている既設管の導管路
は、鋳鉄管を水道型の管継手により接続した形態の配管
が敷設されている。この種の導管路は、道路上を通行す
る車両の荷重や、地震などの影響で、その管継手部に間
隙が生じたり構成材料の経年劣化で強度低下を起し、漏
洩の原因となるところから、その補修または予防保全の
目的で、例えば、特開昭60-139371号公報などに記載の
ように既設管の管継手部を、埋設状態のままで管内面か
ら補修することが行なわれている。 また導管路より分岐された供給管については、比較的に
管径が細く管の肉厚も薄いことから経年により管に腐蝕
孔が生じ易く、その漏洩予防,保全のため所要の時期
に、管内面に樹脂のライニングを施す補修が行なわれて
いる。
は、鋳鉄管を水道型の管継手により接続した形態の配管
が敷設されている。この種の導管路は、道路上を通行す
る車両の荷重や、地震などの影響で、その管継手部に間
隙が生じたり構成材料の経年劣化で強度低下を起し、漏
洩の原因となるところから、その補修または予防保全の
目的で、例えば、特開昭60-139371号公報などに記載の
ように既設管の管継手部を、埋設状態のままで管内面か
ら補修することが行なわれている。 また導管路より分岐された供給管については、比較的に
管径が細く管の肉厚も薄いことから経年により管に腐蝕
孔が生じ易く、その漏洩予防,保全のため所要の時期
に、管内面に樹脂のライニングを施す補修が行なわれて
いる。
上述の補修にあたり、導管路の補修は、管路内に導入さ
れた樹脂をピグにより管内に進行させて管路に介在する
管継手部の間隙に樹脂を充填するような補修が行われる
が、ここで問題となるのは、管継手部の間隙内に樹脂を
確実に充填できるようにするため、ピグの進行方向前側
から、例えば加圧空気などで圧力を加えることで、これ
によって樹脂が導管路内を通過する時、供給管の分岐部
において相当量の樹脂が供給管内に侵入し、これを閉塞
するおそれがあることである。 この対策として、供給管内に侵入した樹脂が硬化する前
に、供給管の末端側から加圧空気を供給して侵入樹脂を
導管路内へ排出することが提唱されている。 しかし、この場合、侵入樹脂を導管路内へ排出したまま
では、その排出した樹脂が硬化して通路内径を狭めるよ
うに流体抵抗となるおそれがあるので、導管路の補修の
後に、排出樹脂をその硬化前に既設管内壁に対し管内に
均らして平滑化させる必要がある。 本発明は、このような作業手順の複雑化を招くことなく
上記侵入樹脂の処理を適切に図ることができる既設管の
管内面補修方法を提供することを目的とするものであ
る。
れた樹脂をピグにより管内に進行させて管路に介在する
管継手部の間隙に樹脂を充填するような補修が行われる
が、ここで問題となるのは、管継手部の間隙内に樹脂を
確実に充填できるようにするため、ピグの進行方向前側
から、例えば加圧空気などで圧力を加えることで、これ
によって樹脂が導管路内を通過する時、供給管の分岐部
において相当量の樹脂が供給管内に侵入し、これを閉塞
するおそれがあることである。 この対策として、供給管内に侵入した樹脂が硬化する前
に、供給管の末端側から加圧空気を供給して侵入樹脂を
導管路内へ排出することが提唱されている。 しかし、この場合、侵入樹脂を導管路内へ排出したまま
では、その排出した樹脂が硬化して通路内径を狭めるよ
うに流体抵抗となるおそれがあるので、導管路の補修の
後に、排出樹脂をその硬化前に既設管内壁に対し管内に
均らして平滑化させる必要がある。 本発明は、このような作業手順の複雑化を招くことなく
上記侵入樹脂の処理を適切に図ることができる既設管の
管内面補修方法を提供することを目的とするものであ
る。
このため、本発明では、道路下等の地下に敷設されてい
る導管路より需要先へ通じる複数の供給管が分岐されて
いる形態の既設管の内面をライニング補修する方法にお
いて、 最初に導管路より分岐された供給管を補修対象としてそ
の末端開口より導管路に至る管内に樹脂を導入して管内
面に樹脂ライニングを施す第1工程と、 その後に導管路を補修対象として管内に導入された樹脂
をピグにより進行させて管路に介在する管継手部の間隙
に樹脂を充填させる補修または管内面に樹脂のライニン
グ補修を施す第2工程とを施し、 上記第2工程時またはその直後に各供給管の末端開口よ
り導管路に至る管内に吸引力を与えておき、第2工程時
に供給管の分岐口より供給管の管内に侵入した樹脂を、
上記吸引力により供給管の末端側へ吸引させて第1工程
時に形成した樹脂膜上に、侵入樹脂による塗膜を重ねて
形成しつつ樹脂を供給管の末端側に吹き抜けさせるよう
に施工することを特徴とするものである。
る導管路より需要先へ通じる複数の供給管が分岐されて
いる形態の既設管の内面をライニング補修する方法にお
いて、 最初に導管路より分岐された供給管を補修対象としてそ
の末端開口より導管路に至る管内に樹脂を導入して管内
面に樹脂ライニングを施す第1工程と、 その後に導管路を補修対象として管内に導入された樹脂
をピグにより進行させて管路に介在する管継手部の間隙
に樹脂を充填させる補修または管内面に樹脂のライニン
グ補修を施す第2工程とを施し、 上記第2工程時またはその直後に各供給管の末端開口よ
り導管路に至る管内に吸引力を与えておき、第2工程時
に供給管の分岐口より供給管の管内に侵入した樹脂を、
上記吸引力により供給管の末端側へ吸引させて第1工程
時に形成した樹脂膜上に、侵入樹脂による塗膜を重ねて
形成しつつ樹脂を供給管の末端側に吹き抜けさせるよう
に施工することを特徴とするものである。
このように補修方法によると、導管路を対象として補修
を行う際、ピグにより移動される樹脂が供給管の分岐部
を通過する行程で分岐部内に侵入しても、各供給管の末
端開口より導管路に至る管内には吸引力が付与され、そ
の吸引力により侵入樹脂が、供給管の末端側へ吸引され
て第1工程時に形成した樹脂膜上に重ねて塗布されつつ
処理される。 このため導管路の補修に際して、併せて供給管内への侵
入樹脂も、供給管内のライニング材として有効に活用さ
れ作業性が向上できるなどの利益がある。また導管路内
の内面補修後に、別に供給管内から導管路内へ樹脂を排
出したり、これをピグで均らすなどの余分の作業も不要
となり、作業性が大きく向上できる。
を行う際、ピグにより移動される樹脂が供給管の分岐部
を通過する行程で分岐部内に侵入しても、各供給管の末
端開口より導管路に至る管内には吸引力が付与され、そ
の吸引力により侵入樹脂が、供給管の末端側へ吸引され
て第1工程時に形成した樹脂膜上に重ねて塗布されつつ
処理される。 このため導管路の補修に際して、併せて供給管内への侵
入樹脂も、供給管内のライニング材として有効に活用さ
れ作業性が向上できるなどの利益がある。また導管路内
の内面補修後に、別に供給管内から導管路内へ樹脂を排
出したり、これをピグで均らすなどの余分の作業も不要
となり、作業性が大きく向上できる。
以下、図面を参照して本発明の一実施例を説明する。 図において、符号1は、道路下に配管されている補修対
象の導管路(本管)であり、所定寸法の鋳鉄管を水道型
の管継手部2により接続したものであり、途中には需要
先に通じる供給管3が分岐接続されている。 上記導管路1の管継手部2を補修し、また管内壁を樹脂
ライニングするにあたり、本発明においては、導管路1
を先ず補修に適する長さ(例えば100m)の単位の補修区
間Lに区切って、両端を開放する。このために、竪穴A
およびBを掘削し、各竪穴AおよびB内に導管路の継目
部分1aおよび1bを露出させ、この継目部分を分離するの
である。そして上記両端の開口部26,27を利用して、導
管路1の内部を掃気する。この際、上記導管路1より分
岐された供給管3は、その末端のメータ取付け個所など
において連結を解除し、ここに作業口を開放させる(第
1図参照)。そしてコンプレッサ40,樹脂供給装置41な
どを用いて、その開放された供給管3に対して、開放端
から液状樹脂を導入し、送風によって樹脂を送りつつ、
樹脂ライニングを内部表面に対して行ない、ピンホー
ル,腐蝕孔などによる漏洩を防止し、また材料劣化に対
する補強などの補修を行なうのである(第2図参照)。 なお、供給管3に対する樹脂ライニングが終了した時点
で導管路1内に排出された余剰樹脂は、上記導管路1に
通されたスワッパーピグ(図示せず)で一方の開口部よ
り外部に排出される。 しかる後、上記開口部26,27に後述するところのピグ挿
入用ランチャ5,ピグ導出用ランチャ6を接続する(第3
図参照)。なおランチャ5はクランプ25を介して開口部
26に接続されるが、ランチャ6は既存のフランジ部を活
用してフランジ接続で接続されている。そしてピグ挿入
用ランチャ5からは、牽引索4が導管路1内に通され、
これはピグ導出用ランチャ6から引き出され、ウインチ
9に巻取られる。上記牽引索4には前後一対のピグ7お
よび8が取付けてあって、上記ピグ挿入用ランチャ5か
ら導管路1内に引き入れられるが、この場合、前側ピグ
7には外周にフィン7aが設けてあり、その前側にある樹
脂Cは、そのフィン7aで形成された間隙を介して後側ピ
グ8の前に配給される。この場合、管継手部2において
は隙間2aに対してピグ7が通過する時、樹脂Cの充填が
行なわれる。 上記後側ピグ8は、同じく外周にフィン8aが設けてあ
り、これによって形成されたピグ8の外周部の間隙を介
して管内壁面に対して一次ライニングaを施す。 また、ピグ7の前側に樹脂Cを導入するために上記挿入
用ランチャ5には樹脂充填用口部5aが設けてあり、上記
樹脂充填用口部5aには、タンク10よりホース11を介し、
コック12を経由して樹脂Cが供給される。この供給に際
しては、樹脂Cをタンク10より導出するために、発電機
28で駆動される小型コンプレッサ13から圧力空気が上記
タンク10に供給される。 なお、樹脂Cの充填圧でピグ7および8がランチャ5の
入口端部より抜け出さないように、ランチャ5内にピグ
7および8が入った後で、ランチャ5の入口端部にクロ
スピン14を装着するとよい。 また補修されるべき管継手部2は、第4図に示すよう
に、例えば一方の管端に設けられた大口径部2aに、他方
の管端2bを衝き合わせて、その嵌合部に通常「麻肌」と
いうシール材15を詰め込んで、鉛材16で開口部を封栓し
た構造になっている。 また上記ピグ挿入用ランチャ5には前記樹脂充填用口部
5aよりも若干高いレベルにおいて、排気用口部5bが設け
てあり、ここにはコック17が設けてある。更に上記ピグ
導出用ランチャ6には、残留樹脂を排出する排出用口部
6aが設けてあり、そこにはコック18が設けてある。また
上記排出用口部6aより上方において、上記ピグ導出用ラ
ンチャ6には、コンプレッサ19,圧力操作ユニット20に
連通する空気圧力供給口管21が設けられている。またラ
ンチャ6には、そこを通る牽引索4をウインチ9のドラ
ム9aに導くためのガイドリール22を備えた蓋23が、クラ
ンプ24を介して着脱可能に取付けられている。 しかして導管路1内に導入されたピグ7の前側の樹脂C
は、牽引索4に加えた力でピグ7,8が前進する過程で、
空気圧力供給口管21から与えられる加圧空気の圧力を受
けた状態で、導管路1の内壁に沿ってピグ8に押されて
前進する。そして管継手部2に到達すると、樹脂Cは、
与えられた加圧空気の圧力および移動過程で管壁との間
に生じた粘性抵抗に基いて、その樹脂Cの団塊後端で所
要の充填圧を持っているからピグ7の外周を介して管継
手部2の間隙2aに流入される。一方、管継手部2の間隙
2aからは、そこに滞留する空気が樹脂Cの導入にともな
って後方に追い出される。このようにして、管継手部2
での空気と樹脂の置換を行なう。 また、後側ピグ8の前にはピグ7の外周を通った樹脂C
が供給され、管内壁に対して、後側ピグ8の外周におい
て一次ライニングを行なう。このようにしてピグ7,8が
導管路1内を通る過程で、供給管3の分岐個所を通過す
る時、樹脂Cの一部C′が供給管3内に入り込む。 そこで本発明では、後側ピグ8が上記分岐個所を通過し
た後、第5図に示すようにバキュームポンプ29を、圧力
調整弁30,コック31を介して上記供給管2の外端に接続
し、樹脂C′が硬化しないうちに、供給管2内に所要の
吸引圧を生起させる。この吸引圧によって供給管2内に
侵入した樹脂C′は、第6図に示すように供給管2の内
面に既に形成した樹脂ライニング層aの上に重ねてライ
ニング層a′を形成しながら、供給管2内に引き込まれ
る。しかしてライニング層a′を形成して行く過程で漸
減していくと、吸引圧によって上記樹脂C′は、最終的
に第7図にみられるように吹き抜けてしまうので、全て
供給管2内でライニング層として有効に消費されてしま
う。 全ての管継手部2の補修および導管路1内の一次ライニ
ングが終了したならばクランプ24を外して、蓋23をと
り、先づ前側ピグ7を取出し、ピグ7と牽引索4との結
合を解除してピグ7をフリーにして、更にウインチ9で
牽引索4を引き、ピグ8を導出する。一方コック18を開
いて置くことで、容器32へは残留樹脂が排出される。 以上のピグ7,8の場合と同じ要領で、第8図のように、
次に二次ライニングa″のためのピグ7′および仕上げ
ピグ8′を牽引索4′を介して導管路1内に通す。この
時、各供給管2では吸引が持続されている。 このようにして導管路1内で二次ライニングa″(前述
の一次ライニングと同じ方式で行なう)が行なわれた
後、仕上げピグ挿通がなされて作業が終了する。最終処
置は一次ライニングの場合と同じである。
象の導管路(本管)であり、所定寸法の鋳鉄管を水道型
の管継手部2により接続したものであり、途中には需要
先に通じる供給管3が分岐接続されている。 上記導管路1の管継手部2を補修し、また管内壁を樹脂
ライニングするにあたり、本発明においては、導管路1
を先ず補修に適する長さ(例えば100m)の単位の補修区
間Lに区切って、両端を開放する。このために、竪穴A
およびBを掘削し、各竪穴AおよびB内に導管路の継目
部分1aおよび1bを露出させ、この継目部分を分離するの
である。そして上記両端の開口部26,27を利用して、導
管路1の内部を掃気する。この際、上記導管路1より分
岐された供給管3は、その末端のメータ取付け個所など
において連結を解除し、ここに作業口を開放させる(第
1図参照)。そしてコンプレッサ40,樹脂供給装置41な
どを用いて、その開放された供給管3に対して、開放端
から液状樹脂を導入し、送風によって樹脂を送りつつ、
樹脂ライニングを内部表面に対して行ない、ピンホー
ル,腐蝕孔などによる漏洩を防止し、また材料劣化に対
する補強などの補修を行なうのである(第2図参照)。 なお、供給管3に対する樹脂ライニングが終了した時点
で導管路1内に排出された余剰樹脂は、上記導管路1に
通されたスワッパーピグ(図示せず)で一方の開口部よ
り外部に排出される。 しかる後、上記開口部26,27に後述するところのピグ挿
入用ランチャ5,ピグ導出用ランチャ6を接続する(第3
図参照)。なおランチャ5はクランプ25を介して開口部
26に接続されるが、ランチャ6は既存のフランジ部を活
用してフランジ接続で接続されている。そしてピグ挿入
用ランチャ5からは、牽引索4が導管路1内に通され、
これはピグ導出用ランチャ6から引き出され、ウインチ
9に巻取られる。上記牽引索4には前後一対のピグ7お
よび8が取付けてあって、上記ピグ挿入用ランチャ5か
ら導管路1内に引き入れられるが、この場合、前側ピグ
7には外周にフィン7aが設けてあり、その前側にある樹
脂Cは、そのフィン7aで形成された間隙を介して後側ピ
グ8の前に配給される。この場合、管継手部2において
は隙間2aに対してピグ7が通過する時、樹脂Cの充填が
行なわれる。 上記後側ピグ8は、同じく外周にフィン8aが設けてあ
り、これによって形成されたピグ8の外周部の間隙を介
して管内壁面に対して一次ライニングaを施す。 また、ピグ7の前側に樹脂Cを導入するために上記挿入
用ランチャ5には樹脂充填用口部5aが設けてあり、上記
樹脂充填用口部5aには、タンク10よりホース11を介し、
コック12を経由して樹脂Cが供給される。この供給に際
しては、樹脂Cをタンク10より導出するために、発電機
28で駆動される小型コンプレッサ13から圧力空気が上記
タンク10に供給される。 なお、樹脂Cの充填圧でピグ7および8がランチャ5の
入口端部より抜け出さないように、ランチャ5内にピグ
7および8が入った後で、ランチャ5の入口端部にクロ
スピン14を装着するとよい。 また補修されるべき管継手部2は、第4図に示すよう
に、例えば一方の管端に設けられた大口径部2aに、他方
の管端2bを衝き合わせて、その嵌合部に通常「麻肌」と
いうシール材15を詰め込んで、鉛材16で開口部を封栓し
た構造になっている。 また上記ピグ挿入用ランチャ5には前記樹脂充填用口部
5aよりも若干高いレベルにおいて、排気用口部5bが設け
てあり、ここにはコック17が設けてある。更に上記ピグ
導出用ランチャ6には、残留樹脂を排出する排出用口部
6aが設けてあり、そこにはコック18が設けてある。また
上記排出用口部6aより上方において、上記ピグ導出用ラ
ンチャ6には、コンプレッサ19,圧力操作ユニット20に
連通する空気圧力供給口管21が設けられている。またラ
ンチャ6には、そこを通る牽引索4をウインチ9のドラ
ム9aに導くためのガイドリール22を備えた蓋23が、クラ
ンプ24を介して着脱可能に取付けられている。 しかして導管路1内に導入されたピグ7の前側の樹脂C
は、牽引索4に加えた力でピグ7,8が前進する過程で、
空気圧力供給口管21から与えられる加圧空気の圧力を受
けた状態で、導管路1の内壁に沿ってピグ8に押されて
前進する。そして管継手部2に到達すると、樹脂Cは、
与えられた加圧空気の圧力および移動過程で管壁との間
に生じた粘性抵抗に基いて、その樹脂Cの団塊後端で所
要の充填圧を持っているからピグ7の外周を介して管継
手部2の間隙2aに流入される。一方、管継手部2の間隙
2aからは、そこに滞留する空気が樹脂Cの導入にともな
って後方に追い出される。このようにして、管継手部2
での空気と樹脂の置換を行なう。 また、後側ピグ8の前にはピグ7の外周を通った樹脂C
が供給され、管内壁に対して、後側ピグ8の外周におい
て一次ライニングを行なう。このようにしてピグ7,8が
導管路1内を通る過程で、供給管3の分岐個所を通過す
る時、樹脂Cの一部C′が供給管3内に入り込む。 そこで本発明では、後側ピグ8が上記分岐個所を通過し
た後、第5図に示すようにバキュームポンプ29を、圧力
調整弁30,コック31を介して上記供給管2の外端に接続
し、樹脂C′が硬化しないうちに、供給管2内に所要の
吸引圧を生起させる。この吸引圧によって供給管2内に
侵入した樹脂C′は、第6図に示すように供給管2の内
面に既に形成した樹脂ライニング層aの上に重ねてライ
ニング層a′を形成しながら、供給管2内に引き込まれ
る。しかしてライニング層a′を形成して行く過程で漸
減していくと、吸引圧によって上記樹脂C′は、最終的
に第7図にみられるように吹き抜けてしまうので、全て
供給管2内でライニング層として有効に消費されてしま
う。 全ての管継手部2の補修および導管路1内の一次ライニ
ングが終了したならばクランプ24を外して、蓋23をと
り、先づ前側ピグ7を取出し、ピグ7と牽引索4との結
合を解除してピグ7をフリーにして、更にウインチ9で
牽引索4を引き、ピグ8を導出する。一方コック18を開
いて置くことで、容器32へは残留樹脂が排出される。 以上のピグ7,8の場合と同じ要領で、第8図のように、
次に二次ライニングa″のためのピグ7′および仕上げ
ピグ8′を牽引索4′を介して導管路1内に通す。この
時、各供給管2では吸引が持続されている。 このようにして導管路1内で二次ライニングa″(前述
の一次ライニングと同じ方式で行なう)が行なわれた
後、仕上げピグ挿通がなされて作業が終了する。最終処
置は一次ライニングの場合と同じである。
本発明は、以上詳述したようになり、予め供給管内を第
1工程により樹脂ライニングして置き、その後、第2工
程で導管路の管継手部の補修および導管路内面の樹脂ラ
イニングを行う。この場合、供給管の分岐個所で、樹脂
が供給管内へ侵入しても、これを吸引によって供給管内
へ導き、上記ライニング層の上へ重ねてライニングする
形態で消費させ、侵入樹脂を吹き抜けさせるから、従来
の方式に比べ、導管路内で、後処理のための均らしピグ
を通すなどの必要がなく、作業効率を高めることがで
き、また供給管への侵入樹脂は、ライニング層に重ねら
れることで有効に活用されることになる。
1工程により樹脂ライニングして置き、その後、第2工
程で導管路の管継手部の補修および導管路内面の樹脂ラ
イニングを行う。この場合、供給管の分岐個所で、樹脂
が供給管内へ侵入しても、これを吸引によって供給管内
へ導き、上記ライニング層の上へ重ねてライニングする
形態で消費させ、侵入樹脂を吹き抜けさせるから、従来
の方式に比べ、導管路内で、後処理のための均らしピグ
を通すなどの必要がなく、作業効率を高めることがで
き、また供給管への侵入樹脂は、ライニング層に重ねら
れることで有効に活用されることになる。
第1図は本発明の一実施例を示す施工前の状態を示す全
体的概略図、第2図は供給管内面の樹脂ライニングを実
施する態様を示す概略図、第3図は管継手部および一次
ライニング時のピグ挿通状態を示す説明図、第4図は管
継手部の拡大断面図、第5図は供給管における侵入した
樹脂の処理のための施工状態を示す概略図、第6図およ
び第7図は同要部の拡大断面図、第8図は二次ライニン
グ時のピグ挿通状態を示す説明図である。 1……導管路、2……管継手部、3……供給管、7……
ピグ、8……ピグ、29……バキュームポンプ、30……圧
力調整弁、31……コック、C……樹脂。
体的概略図、第2図は供給管内面の樹脂ライニングを実
施する態様を示す概略図、第3図は管継手部および一次
ライニング時のピグ挿通状態を示す説明図、第4図は管
継手部の拡大断面図、第5図は供給管における侵入した
樹脂の処理のための施工状態を示す概略図、第6図およ
び第7図は同要部の拡大断面図、第8図は二次ライニン
グ時のピグ挿通状態を示す説明図である。 1……導管路、2……管継手部、3……供給管、7……
ピグ、8……ピグ、29……バキュームポンプ、30……圧
力調整弁、31……コック、C……樹脂。
フロントページの続き (72)発明者 竹内 一恭 神奈川県大和市代官3丁目18番地の4 株 式会社ハッコー開発技術研究所内
Claims (1)
- 【請求項1】道路下等の地下に敷設されている導管路よ
り需要先へ通じる複数の供給管が分岐されている形態の
既設管の内面をライニング補修する方法において、 最初に導管路より分岐された供給管を補修対象としてそ
の末端開口より導管路に至る管内に樹脂を導入して管内
面に樹脂ライニングを施す第1工程と、 その後に導管路を補修対象として管内に導入された樹脂
をピグにより進行させて管路に介在する管継手部の間隙
に樹脂を充填させる補修または管内面に樹脂のライニン
グ補修を施す第2工程とを施し、 上記第2工程時またはその直後に各供給管の末端開口よ
り導管路に至る管内に吸引力を与えておき、第2工程時
に供給管の分岐口より供給管内に侵入した樹脂を、上記
吸引力により供給管の末端側へ吸引させて第1工程時に
形成した樹脂膜上に、侵入樹脂による塗膜を重ねて形成
しつつ樹脂を供給管の末端側に吹き抜けさせるように施
工することを特徴とする既設管の管内面補修方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10867288A JPH0722739B2 (ja) | 1988-04-28 | 1988-04-28 | 既設管の管内面補修方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10867288A JPH0722739B2 (ja) | 1988-04-28 | 1988-04-28 | 既設管の管内面補修方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0235971A JPH0235971A (ja) | 1990-02-06 |
| JPH0722739B2 true JPH0722739B2 (ja) | 1995-03-15 |
Family
ID=14490751
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10867288A Expired - Lifetime JPH0722739B2 (ja) | 1988-04-28 | 1988-04-28 | 既設管の管内面補修方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0722739B2 (ja) |
-
1988
- 1988-04-28 JP JP10867288A patent/JPH0722739B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0235971A (ja) | 1990-02-06 |
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