JPH09314018A - 既設管路の部分修理工法及び同工法に用いるライニング装置 - Google Patents
既設管路の部分修理工法及び同工法に用いるライニング装置Info
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- JPH09314018A JPH09314018A JP13356596A JP13356596A JPH09314018A JP H09314018 A JPH09314018 A JP H09314018A JP 13356596 A JP13356596 A JP 13356596A JP 13356596 A JP13356596 A JP 13356596A JP H09314018 A JPH09314018 A JP H09314018A
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- lining
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 既設管路の更生修理の際にライニング用樹脂
の無駄な消費量を少くして修理コストの低減を図る。 【解決手段】 管路内を通行可能な外径に形成している
樹脂タンク4と、この樹脂タンクの後部に連結されたピ
グ5とでライニング装置Cが構成され、ライニング装置
Cには、樹脂タンク4の前部に接続される牽引手段6
と、タンク後部に開口される樹脂吐出ノズル41と、タ
ンク内に所要の流体圧を加圧状態,非加圧状態に供給停
止できる流体圧供給手段(コンプレッサ9)とを備え
る。既設管路のライニング施工に際しては、管路の一端
開口1Aよりライニング装置Cを管内に導入して他方の
開口1Bに向けて移動させる行程時に、予め測定した管
路の欠損位置をライニング装置Cが通行する際、コンプ
レッサ9からの流体圧を供給状態にしてタンク4内の収
容樹脂Eをノズル41より管内に流出させ、流出した樹
脂をタンク後部に追従移動するピグ5で管内面に塗布す
るように部分的にライニング施工する。
の無駄な消費量を少くして修理コストの低減を図る。 【解決手段】 管路内を通行可能な外径に形成している
樹脂タンク4と、この樹脂タンクの後部に連結されたピ
グ5とでライニング装置Cが構成され、ライニング装置
Cには、樹脂タンク4の前部に接続される牽引手段6
と、タンク後部に開口される樹脂吐出ノズル41と、タ
ンク内に所要の流体圧を加圧状態,非加圧状態に供給停
止できる流体圧供給手段(コンプレッサ9)とを備え
る。既設管路のライニング施工に際しては、管路の一端
開口1Aよりライニング装置Cを管内に導入して他方の
開口1Bに向けて移動させる行程時に、予め測定した管
路の欠損位置をライニング装置Cが通行する際、コンプ
レッサ9からの流体圧を供給状態にしてタンク4内の収
容樹脂Eをノズル41より管内に流出させ、流出した樹
脂をタンク後部に追従移動するピグ5で管内面に塗布す
るように部分的にライニング施工する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、既設管路に生じている
欠損個所の部分を管内からエポキシ樹脂を用いて部分的
にライニング修理する既設管路の部分修理工法と、この
工法を実施する際に使用するライニング装置に関する。
欠損個所の部分を管内からエポキシ樹脂を用いて部分的
にライニング修理する既設管路の部分修理工法と、この
工法を実施する際に使用するライニング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ガス,水道等の供給用パイプラインは、
道路の下に低圧導管となる本管,支管が敷設され、これ
らの導管路より供給管が多数分岐されて周辺の需要先に
ガス等を供給する配管系になっている。上述の支管や供
給管は、通称「白ガス管」と呼ばれている鋼管を敷設し
ているものが多く、この種の鋼管を埋設した管路は敷設
埋設期間が長期にわたると腐食の進行による老朽化によ
って管体に漏洩孔等の欠損部が生じることがある。従
来、このような老朽化した管路内を再生させる目的で管
内面にエポキシ樹脂を用いてライニング膜を形成する更
生修理工法が提案されている。
道路の下に低圧導管となる本管,支管が敷設され、これ
らの導管路より供給管が多数分岐されて周辺の需要先に
ガス等を供給する配管系になっている。上述の支管や供
給管は、通称「白ガス管」と呼ばれている鋼管を敷設し
ているものが多く、この種の鋼管を埋設した管路は敷設
埋設期間が長期にわたると腐食の進行による老朽化によ
って管体に漏洩孔等の欠損部が生じることがある。従
来、このような老朽化した管路内を再生させる目的で管
内面にエポキシ樹脂を用いてライニング膜を形成する更
生修理工法が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、上述の樹脂ライ
ニング工法は、管路内の全域を対象として管内に導入し
たエポキシ樹脂を、気流搬送方式,ピク搬送方式,差圧
搬送方式等によって管内面全域に所要膜厚のライニング
膜を形成する工法が一般的である。
ニング工法は、管路内の全域を対象として管内に導入し
たエポキシ樹脂を、気流搬送方式,ピク搬送方式,差圧
搬送方式等によって管内面全域に所要膜厚のライニング
膜を形成する工法が一般的である。
【0004】ところで更生修理が必要とされる管路にお
いて、腐食の進行により発生する漏洩孔等の欠損個所
は、管路の全域を占めることは稀であり、部分的に発生
している場合が多い。このような管路を対象として更生
修理を行う場合に、従来より提案されている樹脂ライニ
ング工法を適用すると、修理が必要な欠損個所を含めて
管路内全域にわたりライニング施工が行われることか
ら、樹脂の消費量が多く、修理コストが高価となる問題
点があった。
いて、腐食の進行により発生する漏洩孔等の欠損個所
は、管路の全域を占めることは稀であり、部分的に発生
している場合が多い。このような管路を対象として更生
修理を行う場合に、従来より提案されている樹脂ライニ
ング工法を適用すると、修理が必要な欠損個所を含めて
管路内全域にわたりライニング施工が行われることか
ら、樹脂の消費量が多く、修理コストが高価となる問題
点があった。
【0005】本発明は、修理コストを低減する意図で修
理が必要な欠損個所のみを部分的にライニング修理する
既設管路の部分修理工法と、この工法の実施に使用する
ライニング装置を提供することを目的とするものであ
る。
理が必要な欠損個所のみを部分的にライニング修理する
既設管路の部分修理工法と、この工法の実施に使用する
ライニング装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、管路内を通行可能な外径に
形成している樹脂タンクと、この樹脂タンクの後部に連
結されたピグとでライニング装置が構成され、上記ライ
ニング装置には、樹脂タンクの前部に接続される牽引手
段と、タンク後部に開口される樹脂吐出ノズルと、タン
ク内に所要の流体圧を加圧状態,非加圧状態に供給,停
止できる流体圧供給手段とを備えると共に、上記ピグ
は、管路内径に対し所要のライニング膜を形成するに必
要な外径寸法に形成してあり、既設管路のライニング施
工に際しては、管路の一端開口部より上記ライニング装
置を導入して他方の開口部に向けて移動させる行程時
に、予め測定した管路の欠損位置をライニング装置が通
行する際、上記流体圧供給手段を操作してタンク内の樹
脂液をノズルより管内に流出させ、流出した樹脂液をタ
ンク後部に追従するピグで管内面に塗布するように部分
施工することを特徴とするものである。
め、請求項1記載の発明は、管路内を通行可能な外径に
形成している樹脂タンクと、この樹脂タンクの後部に連
結されたピグとでライニング装置が構成され、上記ライ
ニング装置には、樹脂タンクの前部に接続される牽引手
段と、タンク後部に開口される樹脂吐出ノズルと、タン
ク内に所要の流体圧を加圧状態,非加圧状態に供給,停
止できる流体圧供給手段とを備えると共に、上記ピグ
は、管路内径に対し所要のライニング膜を形成するに必
要な外径寸法に形成してあり、既設管路のライニング施
工に際しては、管路の一端開口部より上記ライニング装
置を導入して他方の開口部に向けて移動させる行程時
に、予め測定した管路の欠損位置をライニング装置が通
行する際、上記流体圧供給手段を操作してタンク内の樹
脂液をノズルより管内に流出させ、流出した樹脂液をタ
ンク後部に追従するピグで管内面に塗布するように部分
施工することを特徴とするものである。
【0007】また請求項2に記載の発明は、上記ライニ
ング装置を牽引移動する既設管路に対して、ライニング
装置の進行方向前側の管路内と、後側の管路内とに圧力
差を生起させる手段を備えていることを特徴とする。
ング装置を牽引移動する既設管路に対して、ライニング
装置の進行方向前側の管路内と、後側の管路内とに圧力
差を生起させる手段を備えていることを特徴とする。
【0008】さらに請求項3に記載の発明は、既設管路
の部分修理工法に用いるライニング装置に関して、この
ライニング装置は、管路内を通行可能な外径に形成して
いる樹脂タンクと、この樹脂タンクの後部に連結された
ピグとを有し、上記樹脂タンクには前部に牽引手段と、
後部に樹脂吐出ノズルと、タンク内に所要の流体圧を加
圧状態,非加圧状態に供給,停止できる流体圧供給手段
とを備えると共に、上記ピグは管路内径に対し所要のラ
イニング膜を形成するに必要な外径寸法に形成している
ことを特徴とする。
の部分修理工法に用いるライニング装置に関して、この
ライニング装置は、管路内を通行可能な外径に形成して
いる樹脂タンクと、この樹脂タンクの後部に連結された
ピグとを有し、上記樹脂タンクには前部に牽引手段と、
後部に樹脂吐出ノズルと、タンク内に所要の流体圧を加
圧状態,非加圧状態に供給,停止できる流体圧供給手段
とを備えると共に、上記ピグは管路内径に対し所要のラ
イニング膜を形成するに必要な外径寸法に形成している
ことを特徴とする。
【0009】さらに請求項4に記載の発明は、既設管路
の部分修理工法に用いるライニング装置に関して、樹脂
タンクと、その後部を追従するピグは、可撓性を有する
弾性部材で連結されていて管路の曲管部をライニング装
置が通行する際に、樹脂タンクとピグが相互に屈折可能
に連結されていることを特徴とする。
の部分修理工法に用いるライニング装置に関して、樹脂
タンクと、その後部を追従するピグは、可撓性を有する
弾性部材で連結されていて管路の曲管部をライニング装
置が通行する際に、樹脂タンクとピグが相互に屈折可能
に連結されていることを特徴とする。
【0010】
【作用】請求項1に記載された発明によると、既設管路
に対して、欠損個所が発生していない管路部分ではタン
ク内より収容樹脂を排出させることなくライニング装置
が管路内を素通りし、欠損個所の発生位置に対してはタ
ンク内より収容樹脂を排出させてピグにより管内面に部
分的に塗布するようにライニング施工をコントロールす
ることができる。この結果、修理の必要がない部分には
無用にライニング施工を行わず、修理の必要のある欠損
個所に対してのみライニング施工を実行できるから、所
要の更生修理目的を達成しつつも、使用する樹脂の消費
量を少くして修理コストの低減を図ることができる。
に対して、欠損個所が発生していない管路部分ではタン
ク内より収容樹脂を排出させることなくライニング装置
が管路内を素通りし、欠損個所の発生位置に対してはタ
ンク内より収容樹脂を排出させてピグにより管内面に部
分的に塗布するようにライニング施工をコントロールす
ることができる。この結果、修理の必要がない部分には
無用にライニング施工を行わず、修理の必要のある欠損
個所に対してのみライニング施工を実行できるから、所
要の更生修理目的を達成しつつも、使用する樹脂の消費
量を少くして修理コストの低減を図ることができる。
【0011】また請求項2に記載された発明では、欠損
個所が発生していない管路内をライニング装置が移動す
る際に、その前後の管内に生起した圧力差によりライニ
ング装置の移動が助長されて牽引抵抗を軽減できる。ま
た欠損個所においてライニング施工を行う際には、ライ
ニング装置前後の圧力差によりタンク内より排出された
樹脂が、管内で舞い上るように流動する現象が発生して
ピグによる塗膜形成が適正に行えるようになる。
個所が発生していない管路内をライニング装置が移動す
る際に、その前後の管内に生起した圧力差によりライニ
ング装置の移動が助長されて牽引抵抗を軽減できる。ま
た欠損個所においてライニング施工を行う際には、ライ
ニング装置前後の圧力差によりタンク内より排出された
樹脂が、管内で舞い上るように流動する現象が発生して
ピグによる塗膜形成が適正に行えるようになる。
【0012】さらに請求項3に記載された発明のライニ
ング装置によると、管路内の移動時にタンク内に収容さ
れた樹脂の排出,停止を所望にコントロールすることが
できるから、既設管路に対する部分的なライニング施工
が達成できる。
ング装置によると、管路内の移動時にタンク内に収容さ
れた樹脂の排出,停止を所望にコントロールすることが
できるから、既設管路に対する部分的なライニング施工
が達成できる。
【0013】また請求項4に記載された発明によると、
ライニング装置を管内移動する際に管路に介在するエル
ボ等の曲管部においてもライニング装置の通行を円滑化
することができる。
ライニング装置を管内移動する際に管路に介在するエル
ボ等の曲管部においてもライニング装置の通行を円滑化
することができる。
【0014】
【実施例】以下、図示の実施例により本発明の詳細を説
明する。図1は、本発明工法の施工態様を示す概要図で
あり、ここに修理の対象となる既設管路は、ガスの供給
用パイプラインとして道路Lの下に埋設されている低圧
導管としての支管1と、この支管1から分岐されて周辺
の需要先Dに引込まれた多数の供給管2を対象とし、こ
れらの管路は、通称「白ガス管」と呼ばれている鋼管が
埋設され、埋設期間が長く経過すると更生修理が必要と
されている対象管路で、本実施例では、支管1の管内を
更生修理する例を説明している。
明する。図1は、本発明工法の施工態様を示す概要図で
あり、ここに修理の対象となる既設管路は、ガスの供給
用パイプラインとして道路Lの下に埋設されている低圧
導管としての支管1と、この支管1から分岐されて周辺
の需要先Dに引込まれた多数の供給管2を対象とし、こ
れらの管路は、通称「白ガス管」と呼ばれている鋼管が
埋設され、埋設期間が長く経過すると更生修理が必要と
されている対象管路で、本実施例では、支管1の管内を
更生修理する例を説明している。
【0015】更生修理の施工に際しては、施工延長を決
定し、地上に発進側と到達側の2つの立坑A,Bを掘削
してこの位置で支管1を切り離し、開口1A,1Bを設
けておく。また支管1の修理に先立ち、予め修理すべき
欠損個所が管路のどの位置に発生しているかを、周知の
音波探傷法あるいは内圧変動による漏洩検査により事前
に調査しておく。
定し、地上に発進側と到達側の2つの立坑A,Bを掘削
してこの位置で支管1を切り離し、開口1A,1Bを設
けておく。また支管1の修理に先立ち、予め修理すべき
欠損個所が管路のどの位置に発生しているかを、周知の
音波探傷法あるいは内圧変動による漏洩検査により事前
に調査しておく。
【0016】欠損個所が発生していてる支管1に対し、
本実施例の場合、発進側の開口1Aから、図2に示す樹
脂タンク4とピグ5とで構成されたライニング装置Cが
管内に導入され、到達側の開口1Bに向けて管内移動さ
れる。図2はライニング装置Cの構成を示す断面図であ
り、同装置Cを構成する樹脂タンク4は、タンク本体4
Aと、その本体4Aの周囲に設けたガイド部材4Bとを
備えている。タンク本体4Aは、内部にライニング用の
エポキシ樹脂Eを収容可能な空間を有するシリンダで構
成され、タンク本体4Aの後部には、収容樹脂Eを支管
1の管内に排出させる吐出ノズル41が周方向に沿って
複数形成されている。ガイド部材4Bは、タンク本体4
Aの外周に一体化された波状の弾性部材で形成され、ガ
イド部材4Bが支管1の内壁面に接触することでタンク
本体4Aの中心位置を、支管1内の中心位置に一致させ
ながら樹脂タンク4を支管1内で摺動移動できるように
している。このように樹脂タンク4がガイド部材4Bに
よって支管1内の中心位置に一致して移動するようにし
ていると、タンク本体4Aに有するノズル41の開口位
置と支管1の内壁面との間の間隔が所要の間隔に規定さ
れるようになっている。
本実施例の場合、発進側の開口1Aから、図2に示す樹
脂タンク4とピグ5とで構成されたライニング装置Cが
管内に導入され、到達側の開口1Bに向けて管内移動さ
れる。図2はライニング装置Cの構成を示す断面図であ
り、同装置Cを構成する樹脂タンク4は、タンク本体4
Aと、その本体4Aの周囲に設けたガイド部材4Bとを
備えている。タンク本体4Aは、内部にライニング用の
エポキシ樹脂Eを収容可能な空間を有するシリンダで構
成され、タンク本体4Aの後部には、収容樹脂Eを支管
1の管内に排出させる吐出ノズル41が周方向に沿って
複数形成されている。ガイド部材4Bは、タンク本体4
Aの外周に一体化された波状の弾性部材で形成され、ガ
イド部材4Bが支管1の内壁面に接触することでタンク
本体4Aの中心位置を、支管1内の中心位置に一致させ
ながら樹脂タンク4を支管1内で摺動移動できるように
している。このように樹脂タンク4がガイド部材4Bに
よって支管1内の中心位置に一致して移動するようにし
ていると、タンク本体4Aに有するノズル41の開口位
置と支管1の内壁面との間の間隔が所要の間隔に規定さ
れるようになっている。
【0017】上記タンク本体4Aには、ライニング装置
Cを発進側の開口1Aから挿入して到達側の開口1Bに
移動させて行くための牽引手段6が装備されている。本
実施例では、牽引手段6としてタンク本体4Aの前部に
連結された内部が中空の可撓性ホースワイヤーが用いら
れ、ホースワイヤー6の内部が後述の流体圧供給通路6
aに兼用されている例が示されている。このホースワイ
ヤーからなる牽引手段6は、図1に示すように延長方向
の先端が到達側立坑Bの地上に設置されているウインチ
8に連結され、このウインチ8の巻取り動作によってタ
ンク本体4Aが到達側の開口1Bに向けて移動されるよ
うになっている。
Cを発進側の開口1Aから挿入して到達側の開口1Bに
移動させて行くための牽引手段6が装備されている。本
実施例では、牽引手段6としてタンク本体4Aの前部に
連結された内部が中空の可撓性ホースワイヤーが用いら
れ、ホースワイヤー6の内部が後述の流体圧供給通路6
aに兼用されている例が示されている。このホースワイ
ヤーからなる牽引手段6は、図1に示すように延長方向
の先端が到達側立坑Bの地上に設置されているウインチ
8に連結され、このウインチ8の巻取り動作によってタ
ンク本体4Aが到達側の開口1Bに向けて移動されるよ
うになっている。
【0018】ウインチ8に巻取られたホースワイヤー
(牽引手段6)の延長方向先端はウインチ8とともに地
上に設置されている調整弁付きのコンプレッサ9(流体
圧供給手段)に連通されており、コンプレッサ9からの
流体圧が、ホースワイヤー6内の通路6aを介して樹脂
タンク4内に付加できるようになっている。
(牽引手段6)の延長方向先端はウインチ8とともに地
上に設置されている調整弁付きのコンプレッサ9(流体
圧供給手段)に連通されており、コンプレッサ9からの
流体圧が、ホースワイヤー6内の通路6aを介して樹脂
タンク4内に付加できるようになっている。
【0019】タンク本体4Aの空間内には、コンプレッ
サ9からの圧力をライニング用樹脂Eに伝達するための
ピストン10が内装されている。このピストン10はタ
ンク本体4Aのシリンダ内に摺動自在に支持され、前記
コンプレッサ9からの流体圧を供給状態にするとピスト
ン10によりライニング用樹脂Eが押圧作用を受けてノ
ズル41より支管1内に排出され、また流体圧の供給を
停止すると非加圧状態になって樹脂Eの流出が停止し、
不用意に樹脂Eが流出しないように非加圧状態を維持す
るようにしている。
サ9からの圧力をライニング用樹脂Eに伝達するための
ピストン10が内装されている。このピストン10はタ
ンク本体4Aのシリンダ内に摺動自在に支持され、前記
コンプレッサ9からの流体圧を供給状態にするとピスト
ン10によりライニング用樹脂Eが押圧作用を受けてノ
ズル41より支管1内に排出され、また流体圧の供給を
停止すると非加圧状態になって樹脂Eの流出が停止し、
不用意に樹脂Eが流出しないように非加圧状態を維持す
るようにしている。
【0020】前記ピグ5は、ノズル41から排出された
ライニング用樹脂Eを管内面に塗付することができる位
置に設けられている。本実施例では、樹脂タンク4と、
その後部に連結状態に接続されるピグ5は、樹脂タンク
4の後部中心に一端を取付けたコイルバネからなる連結
部材11を介して屈折可能な状態に連結されている。ま
たピグ5は、ノズル41から吐出されたライニング用樹
脂Eを所要の厚さで支管1の管内面に塗付することがで
きる外径寸法を有している。
ライニング用樹脂Eを管内面に塗付することができる位
置に設けられている。本実施例では、樹脂タンク4と、
その後部に連結状態に接続されるピグ5は、樹脂タンク
4の後部中心に一端を取付けたコイルバネからなる連結
部材11を介して屈折可能な状態に連結されている。ま
たピグ5は、ノズル41から吐出されたライニング用樹
脂Eを所要の厚さで支管1の管内面に塗付することがで
きる外径寸法を有している。
【0021】次に上記の構成を備えたライニング装置C
を用いて行う本実施例の修理工法は以下の手順により施
工される。修理工法の施工に際しては、支管1の発進側
の開口1Aよりライニング装置Cを管内に導入し、ウイ
ンチ8を動作してライニング装置Cを到達側の開口1B
に向けて管内を移動させる。
を用いて行う本実施例の修理工法は以下の手順により施
工される。修理工法の施工に際しては、支管1の発進側
の開口1Aよりライニング装置Cを管内に導入し、ウイ
ンチ8を動作してライニング装置Cを到達側の開口1B
に向けて管内を移動させる。
【0022】この移動行程時に、予め事前に測定した管
路の欠損個所をライニング装置Cが通行する際、牽引移
動を一時停止または徐行状態にし、コンプレッサ9から
の流体圧を樹脂タンク4内に供給状態にさせる。これに
よりピストン10に加圧作用が付加し、ピストン10の
移動に伴ってタンク本体4A内に収容されたライニング
用樹脂Eが、ノズル41より流出して管路内に排出され
る。所要量の樹脂Eが排出された後、コンプレッサ9の
動作を止めて流体圧の供給を停止状態にし、ライニング
装置Cの牽引移動を再開させると、管内に排出された樹
脂Eは、樹脂タンク4の後部を追従するピグ5によって
欠損個所の管内面に塗布されて欠損個所の管内が部分的
にライニング施工される。
路の欠損個所をライニング装置Cが通行する際、牽引移
動を一時停止または徐行状態にし、コンプレッサ9から
の流体圧を樹脂タンク4内に供給状態にさせる。これに
よりピストン10に加圧作用が付加し、ピストン10の
移動に伴ってタンク本体4A内に収容されたライニング
用樹脂Eが、ノズル41より流出して管路内に排出され
る。所要量の樹脂Eが排出された後、コンプレッサ9の
動作を止めて流体圧の供給を停止状態にし、ライニング
装置Cの牽引移動を再開させると、管内に排出された樹
脂Eは、樹脂タンク4の後部を追従するピグ5によって
欠損個所の管内面に塗布されて欠損個所の管内が部分的
にライニング施工される。
【0023】欠損個所が発生していない管路部分では、
コンプレッサ9からの流体圧を停止状態に維持したま
ま、ライニング装置Cを管内で素通りさせるように牽引
移動させる。施工区間の支管1経路に複数の欠損個所が
存在する場合は、その欠損個所をライニング装置Cが通
過するごとに上述の手順を繰り返し、支管1に対する所
望の更生修理目的を達成する。
コンプレッサ9からの流体圧を停止状態に維持したま
ま、ライニング装置Cを管内で素通りさせるように牽引
移動させる。施工区間の支管1経路に複数の欠損個所が
存在する場合は、その欠損個所をライニング装置Cが通
過するごとに上述の手順を繰り返し、支管1に対する所
望の更生修理目的を達成する。
【0024】なお、上記実施例に示した樹脂タンク4の
構成は、図3に示す構成とすることも可能である。なお
図3において、図2に示したものと同じ構成部品につい
ては同符号を付してその説明を省略している。図3にお
いて、樹脂タンク40は、図2に示した実施例と同様に
シリンダ構造をなすものであるが、前記実施例と違って
ライニング用樹脂Eの吐出ノズル41Aが、タンク本体
40Aの後部の中心位置に単一で設けられ、その先端の
開口部が支管1の管内底部に向けて開口された形状にな
っている。
構成は、図3に示す構成とすることも可能である。なお
図3において、図2に示したものと同じ構成部品につい
ては同符号を付してその説明を省略している。図3にお
いて、樹脂タンク40は、図2に示した実施例と同様に
シリンダ構造をなすものであるが、前記実施例と違って
ライニング用樹脂Eの吐出ノズル41Aが、タンク本体
40Aの後部の中心位置に単一で設けられ、その先端の
開口部が支管1の管内底部に向けて開口された形状にな
っている。
【0025】図3に示した構成によれば、ライニング用
樹脂Eの吐出ノズル41Aの構造を簡略化できる。また
図3に示した実施例の場合は、ライニング装置Cを牽引
移動する修理対象の支管1に対し、ライニング装置Cの
進行方向前側の管路内には、例えば送風機9aからの空
気圧を付加して正圧に、また後側の管路内は負圧になる
ように圧力差を生起させる手段を備える。このような圧
力差を生起させていると、ライニング装置Cの前後に発
生する圧力差で、単一の吐出ノズル41Aから支管1の
管内底部に向けて排出される樹脂Eは、ピグ5の前方空
間で矢印のように管内に舞い上る現象が発生してピグ5
による塗膜形成が適正に行えるようになる。
樹脂Eの吐出ノズル41Aの構造を簡略化できる。また
図3に示した実施例の場合は、ライニング装置Cを牽引
移動する修理対象の支管1に対し、ライニング装置Cの
進行方向前側の管路内には、例えば送風機9aからの空
気圧を付加して正圧に、また後側の管路内は負圧になる
ように圧力差を生起させる手段を備える。このような圧
力差を生起させていると、ライニング装置Cの前後に発
生する圧力差で、単一の吐出ノズル41Aから支管1の
管内底部に向けて排出される樹脂Eは、ピグ5の前方空
間で矢印のように管内に舞い上る現象が発生してピグ5
による塗膜形成が適正に行えるようになる。
【0026】
【発明の効果】以上に説明したように、請求項1に記載
の本発明によれば、既設管路に対して欠損個所が発生し
ていない管路部分ではタンク内より収容樹脂を排出させ
ることなくライニング装置が管路内を素通りし、欠損個
所の発生位置に対してはタンク内より収容樹脂を排出さ
せてピグにより管内面に部分的に塗布するようにライニ
ング施工をコントロールすることができる結果、修理の
必要がない部分に無用にライニング施工を行わず、修理
の必要のある欠損個所に対してのみライニング施工を実
行できるから、所要の管路更生修理目的を達成しつつ
も、使用する樹脂の消費量を少くして修理コストの低減
を図ることができる。
の本発明によれば、既設管路に対して欠損個所が発生し
ていない管路部分ではタンク内より収容樹脂を排出させ
ることなくライニング装置が管路内を素通りし、欠損個
所の発生位置に対してはタンク内より収容樹脂を排出さ
せてピグにより管内面に部分的に塗布するようにライニ
ング施工をコントロールすることができる結果、修理の
必要がない部分に無用にライニング施工を行わず、修理
の必要のある欠損個所に対してのみライニング施工を実
行できるから、所要の管路更生修理目的を達成しつつ
も、使用する樹脂の消費量を少くして修理コストの低減
を図ることができる。
【0027】また請求項2に記載された本発明による
と、欠損個所が発生していない管路内をライニング装置
が移動する際に、その前後の管内に生起した圧力差によ
りライニング装置の移動が助長されて牽引抵抗を軽減で
き、また欠損個所においてライニング施工を行う際に
は、ライニング装置前後の圧力差によりタンク内より排
出された樹脂が、ピグ前方の管内で舞い上るように流動
する現象が発生してピグによる塗膜形成が適正に行える
ようになる。
と、欠損個所が発生していない管路内をライニング装置
が移動する際に、その前後の管内に生起した圧力差によ
りライニング装置の移動が助長されて牽引抵抗を軽減で
き、また欠損個所においてライニング施工を行う際に
は、ライニング装置前後の圧力差によりタンク内より排
出された樹脂が、ピグ前方の管内で舞い上るように流動
する現象が発生してピグによる塗膜形成が適正に行える
ようになる。
【0028】さらに請求項3に記載された本発明のライ
ニング装置によると、管路内の移動時に、タンク内に収
容された樹脂の排出,停止を所望にコントロールするこ
とができるから既設管路に対する部分的なライニング施
工が可能となり、この場合に請求項4に記載された発明
によると、ライニング装置を管内移動する際に管路に介
在するエルボ等の曲管部においてもライニング装置の通
行を円滑化することができる等の効果が得られる。
ニング装置によると、管路内の移動時に、タンク内に収
容された樹脂の排出,停止を所望にコントロールするこ
とができるから既設管路に対する部分的なライニング施
工が可能となり、この場合に請求項4に記載された発明
によると、ライニング装置を管内移動する際に管路に介
在するエルボ等の曲管部においてもライニング装置の通
行を円滑化することができる等の効果が得られる。
【図1】 本発明に係る既設管路の部分修理工法の概要
を説明するための模式図である。
を説明するための模式図である。
【図2】 図1に示した部分修理工法に用いるライニン
グ装置の構成を示す断面図である。
グ装置の構成を示す断面図である。
【図3】 図1に示した部分修理工法に用いられるライ
ニング装置の他の構成を示す断面図である。
ニング装置の他の構成を示す断面図である。
1 既設管路の一つである支管 4、40 樹脂タンク 4A、40A タンク本体 41、41A ノズル 5 ピグ 6 牽引手段となるホースワイヤー 8 牽引手段の駆動装置であるウインチ 9 流体圧供給手段となるコンプレッサ 10 ピストン
Claims (4)
- 【請求項1】 管路内を通行可能な外径に形成している
樹脂タンクと、この樹脂タンクの後部に連結されたピグ
とでライニング装置が構成され、上記ライニング装置に
は、樹脂タンクの前部に接続される牽引手段と、タンク
後部に開口される樹脂吐出ノズルと、タンク内に所要の
流体圧を加圧状態,非加圧状態に供給停止できる流体圧
供給手段とを備えると共に、上記ピグは、管路内径に対
し所要のライニング膜を形成するに必要な外径寸法に形
成してあり、 既設管路のライニング施工に際しては、管路の一端開口
部より上記ライニング装置を導入して他方の開口部に向
けて移動させる行程時に、予め測定した管路の欠損個所
をライニング装置が通行する際、上記流体圧供給手段を
加圧状態に操作してタンク内の収容樹脂をノズルより管
内に流出させ、流出した樹脂液をタンク後部に追従移動
するピグで管内面に塗布するように部分施工することを
特徴とする既設管路の部分修理工法。 - 【請求項2】 請求項1に記載した既設管路の部分修理
工法であって、上記ライニング装置を牽引移動する既設
管路内にはライニング装置の進行方向前側の管路内と、
後側の管路内とに圧力差を生起させる手段を備えている
ことを特徴とする既設管路の部分修理工法。 - 【請求項3】 請求項1に記載した既設管路の部分修理
工法に用いるライニング装置であって、このライニング
装置は、管路内を通行可能な外径に形成している樹脂タ
ンクと、該樹脂タンクの後部に連結されたピグとを有
し、上記樹脂タンクには前部に牽引手段と、後部に樹脂
吐出ノズルと、タンク内に所要の流体圧を加圧状態,非
加圧状態に供給,停止できる流体圧供給手段とを備える
と共に、上記ピグは、管路内径に対し所要のライニング
膜を形成するに必要な外径寸法に形成していることを特
徴とするライニング装置。 - 【請求項4】 請求項3に記載した既設管路の部分修理
工法に用いるライニング装置であって、上記樹脂タンク
と、その後部に連結されるピグは、可撓性を有する弾性
部材で連結されていて管路の曲管部をライニング装置が
通行する際に、樹脂タンクとピグが相互に屈折可能に連
結されていることを特徴とするライニング装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13356596A JPH09314018A (ja) | 1996-05-28 | 1996-05-28 | 既設管路の部分修理工法及び同工法に用いるライニング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13356596A JPH09314018A (ja) | 1996-05-28 | 1996-05-28 | 既設管路の部分修理工法及び同工法に用いるライニング装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09314018A true JPH09314018A (ja) | 1997-12-09 |
Family
ID=15107783
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13356596A Pending JPH09314018A (ja) | 1996-05-28 | 1996-05-28 | 既設管路の部分修理工法及び同工法に用いるライニング装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09314018A (ja) |
-
1996
- 1996-05-28 JP JP13356596A patent/JPH09314018A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050513 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050520 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050927 |