JPH07227630A - 感光ドラム用栓体の製法 - Google Patents

感光ドラム用栓体の製法

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JPH07227630A
JPH07227630A JP2067194A JP2067194A JPH07227630A JP H07227630 A JPH07227630 A JP H07227630A JP 2067194 A JP2067194 A JP 2067194A JP 2067194 A JP2067194 A JP 2067194A JP H07227630 A JPH07227630 A JP H07227630A
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photosensitive drum
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plug body
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Shiyousuke Kawasaki
庄介 川▲崎▼
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KAWASAKI SEIKOUKI KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 切削工程が不要で非常に経済的な感光ドラム
用栓体の製法を提供する。 【構成】 金型内に圧縮し塑性変形させることにより、
底部と、この底部周縁部から立設する円筒部とからな
り、上記円筒部の上部外径が上にいくほど徐々に縮径さ
れてテーパ部が形成された形状の栓体2に成形するよう
にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、感光ドラムを製造す
る際に用いられる栓体の製法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子写真複写機用の感光ドラムは、通
常、支持体としてアルミニウム製のドラムを用い、その
表面を鏡面状に仕上げたのち、周面に、セレン,有機光
半導体硫化カドミウム等の感光性薬剤を蒸着または塗工
して感光層を形成することによって製造されている。こ
の製法において、一連の工程を経由させる際に、ドラム
表面を傷つけないため、およびドラム内周面に感光層を
入り込ませないために、図5に示すように、ドラム1の
両端開口を栓体2で固く塞ぎ、この栓体2部分を利用し
てドラム1の搬送および処理装置への装填・取り出しが
行われている。
【0003】上記栓体2としては、従来からプラスチッ
ク成形品が多用されてきたが、使用後にはその外側に感
光性薬剤が付着し、これを洗浄除去できないため、再利
用がきかず、そのまま廃棄処理せざるを得ないものであ
った。
【0004】これに対し、近年、環境問題,ゴミ処理問
題への意識の高まりから、各種の分野において、再利用
できないプラスチック材料の使用を制限し、金属材料,
無機材料等で置き換えることが進められている。この流
れを受けて、上記栓体2についても、プラスチックでは
なく、アルミニウム材からつくることが提案され、アル
ミニウム丸棒から切削加工によって、図6に示すような
形状に削り出したものが賞用され、使用後には回収され
て再利用されている。すなわち、この栓体2は、アルミ
ニウム丸棒を所定長さに切断したのち、外周面を所定径
に切削し、その上部側を、上にいくほどわずかに細くな
るよう削ってテーパ部5を形成してつくられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記製
法では、切削代が多く、加工に手間を要するため、加工
コストが高くなり、いくら材料が再利用できてもコスト
的に好ましくないという問題があった。また、上記栓体
2は、加工コストをそれ以上かけないため、および材料
ロスを出さないため、内側に肉盗みを設けないでむく軸
のまま使用しており、1個当たりの重量が重く、取扱い
が不便であるという問題もあった。
【0006】この発明は、このような事情に鑑みなされ
たもので、切削工程が不要で非常に経済的な感光ドラム
用栓体の製法の提供をその目的とする。
【0007】上記の目的を達成するため、この発明の感
光ドラム用栓体の製法は、感光ドラム製造時に用いられ
る有底略円筒状の栓体をつくる方法であって、所定長の
金属製棒状体を、金型内で圧縮し塑性変形させることに
より、底部と、この底部周縁部から立設する円筒部とか
らなり、上記円筒部の上部外径が上にいくほど徐々に縮
径されてテーパ部が形成された形状に成形するようにし
たという構成をとる。
【0008】
【作用】すなわち、この発明の感光ドラム用栓体の製法
は、従来、栓体の形状全てを切削加工によって削り出し
ていたのに対し、金型を用い、棒状体を圧縮し塑性変形
させることにより目的とする形状に成形するようにした
ものである。したがって、この製法によれば、金型に沿
う塑性変形を行うだけで、目的とする形状に成形するこ
とができるため、工程が簡略化され、コストも大幅に低
下させることができる。しかも、上記塑性変形で得られ
た面は、切削加工によって得られた面に比べて緻密な面
となり、面粗度が良好なので、感光ドラムの両端開口へ
の挿入をスムーズに行うことができ、開口を塞いだのち
は、従来品に比べて密閉度が高い、という利点を有す
る。また、塑性変形によって円筒部を形成したため、材
料ロスを生じることなく栓体の軽量化を実現することが
できた。
【0009】つぎに、この発明を実施例にもとづいて詳
細に説明する。
【0010】
【実施例】まず、目的とする感光ドラム用栓体2の形状
は、図1に示すような形状とする。すなわち、厚肉の底
部10と、この底部10の周縁部から立設する円筒部1
1とを有し、上記円筒部11の上部外径が上にいくほど
徐々に縮径されてテーパ部11aが形成されている。
【0011】そして、上記栓体2をつくるために、ま
ず、図2に示すように、アルミニウム線材12をコイル
状に巻いたものを準備した。なお、図において13は巻
き芯である。このコイル状アルミニウム線材12を解舒
しながら公知の連続多段圧造機に供給した。上記連続多
段圧造機は、供給された線材12を、まず所定長に切断
し、ついで切断された線材12を、つぎつぎと異なる金
型ツールに装着し段階的に複数の圧縮成形を行って塑性
変形を与えることを連続的に繰り返すことにより、連続
的に成形品を得ることができるようになっているもので
ある。
【0012】上記連続多段圧造機により、線材12を、
まず図3(a)に示すように、所定長に切断する。この
切断品12aを、第1の圧縮工程にかけることにより、
同図(b)に示すように、片端面を、面取りがなされた
きれいな形状に塑性変形させた。つぎに、上記切断品1
2aの反対側を、第2の圧縮工程にかけることにより、
同図(c)に示すように、反対側についても、面取りが
なされたきれいな形状に塑性変形させた。
【0013】つぎに、上記切断品12aを、第3の圧縮
工程にかけることにより、図4(a)に示すように、切
断品12aの一端面中央に、浅い穴14を形成した。そ
して、第4の圧縮工程にかけることにより、同図(b)
に示すように、上記穴14を深くして、目的とする円筒
部11(図1参照)の略半分の長さを形成した。さら
に、第5の圧縮工程にかけることにより、同図(c)に
示すように、穴14をより深くして円筒部11に相当す
る部分を完全に形成すると同時に、上記円筒部11に相
当する部分の周壁の上部側にテーパをつけて、図1に示
す形状に塑性変形させた。この一連の工程にを繰り返す
ことにより、上記連続多段圧造機から連続して成形品を
得ることができた。
【0014】このようにして得られた成形品は、外周面
および内周面の全てが塑性変形によって形成された面と
なるので、切削加工によって得られた面に比べて緻密
で、面粗度が良好なので、感光ドラム製造用の栓体2と
して、図5に示すようにして使用すると、感光ドラム1
の両端開口への挿入をスムーズに行うことができ、開口
を、高い密閉度で塞ぐことができる。また、この成形品
は、切削加工によらず、連続的な圧縮変形で、多数個を
簡単に得ることができるため、製造単価を大幅に下げる
ことができる。さらに、上記実施例の成形品は、円筒部
11が形成されており、従来の、むく軸の栓体2(図6
参照)に比べ、1個当たりの重量が軽く、取扱いやす
い。
【0015】なお、上記実施例では、材料としてアルミ
ニウム線材12を用いたが、線材12の太さは、目的と
する栓体2の寸法に応じて適宜に選択することができ
る。そして、材質もアルミニウムに限らず、鉄,合金
等、適宜のものを選択することができる。ただし、軽量
で加工が容易なことから上記アルミニウムが最適であ
る。
【0016】また、上記実施例では、アルミニウム線材
12をコイル状に巻いたものを用い、これを連続多段圧
造機にかけて連続的に栓体2を得るようにしているが、
必ずしも連続多段圧造機を利用する必要はなく、アルミ
ニウム線材12、あるいはアルミニウム棒材を予め所定
寸法に切断しておき、これを順次、金型形状の異なる圧
造機にかけて、目的とする栓体2を得るようにしてもよ
い。この方法によれば、上記連続多段圧造機を用いる場
合に比べると、工程が多くなりコスト的にも多少高くな
るが、全体を削り出す従来法に比べると、工程的にもコ
スト的にも有利である。
【0017】さらに、上記実施例では、線材12を切断
した切断品12aの変形を、図3(b),(c)および
図4(a)〜(c)の5工程により行っているが、必ず
しも5工程に限る必要はない。例えば片端部の面取り形
状は、最終的な変形時に同時に賦形するようにしてもよ
い。また、図4(a)の形状に変形させたあと、即座に
同図(c)の形状に変形させるようにしてもよい。
【0018】
【発明の効果】以上のように、この発明の感光ドラム用
栓体の製法は、従来、栓体の形状全てを切削加工によっ
て削り出していたのに対し、金型を用い、棒状体を圧縮
し塑性変形させることにより目的とする形状に成形する
ようにしたものである。したがってこの製法によれば、
金型に沿う塑性変形を行うだけで、目的とする形状に成
形することができるため、工程が簡略化され、コストも
大幅に低下させることができる。しかも、上記塑性変形
で得られた面は、切削加工によって得られた面に比べて
緻密な面となり、面粗度が良好なので、感光ドラムの両
端開口への挿入をスムーズに行うことができ、開口を塞
いだのちは、従来品に比べて密閉度が高い、という利点
を有する。また、塑性変形によって円筒部を形成したた
め、材料ロスを生じることなく栓体の軽量化を実現する
ことができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例において目的とする栓体の
形状を示す縦断面図である。
【図2】上記実施例に用いる線材の説明図である。
【図3】(a),(b)および(c)はいずれも上記実
施例の工程説明図である。
【図4】(a),(b)および(c)はいずれも上記実
施例の工程説明図である。
【図5】一般的な感光ドラム用栓体の使用態様の説明図
である。
【図6】切削加工によって得られる栓体の形状を示す縦
断面図である。
【符号の説明】
2 栓体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光ドラム製造時に用いられる有底略円
    筒状の栓体をつくる方法であって、所定長の金属製棒状
    体を、金型内で圧縮し塑性変形させることにより、底部
    と、この底部周縁部から立設する円筒部とからなり、上
    記円筒部の上部外径が上にいくほど徐々に縮径されてテ
    ーパ部が形成された形状に成形するようにしたことを特
    徴とする感光ドラム用栓体の製法。
JP02067194A 1994-02-17 1994-02-17 感光ドラム用栓体の製法 Expired - Lifetime JP3439516B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7618759B2 (en) 2006-03-30 2009-11-17 Kyocera Corporation Electrophotographic photosensitive member, and image forming apparatus using same

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7618759B2 (en) 2006-03-30 2009-11-17 Kyocera Corporation Electrophotographic photosensitive member, and image forming apparatus using same

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