JPH07228159A - エンジンマウントの制御装置とそれを用いたエンジン支持装置およびエンジンマウントの制御方法 - Google Patents
エンジンマウントの制御装置とそれを用いたエンジン支持装置およびエンジンマウントの制御方法Info
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- JPH07228159A JPH07228159A JP1918394A JP1918394A JPH07228159A JP H07228159 A JPH07228159 A JP H07228159A JP 1918394 A JP1918394 A JP 1918394A JP 1918394 A JP1918394 A JP 1918394A JP H07228159 A JPH07228159 A JP H07228159A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 適応制御のための入力信号を車体振動と高い
相関をもって簡便に得ることができると共に、制御系に
おけるハウリングが防止されて、優れた防振性能が安定
して発揮されるアクティブタイプのエンジンマウントの
制御装置を提供すること。 【構成】 加振手段を備えたエンジンマウントを適応制
御するための入力信号を、エンジンのシリンダヘッドま
たはシリンダヘッドカバーの振動検出信号に基づいて得
ることとし、車体における防振を目的とする部位の振動
が小さくなるように、エンジンマウントを適応制御して
車体に及ぼされる加振力を調整するようにした。
相関をもって簡便に得ることができると共に、制御系に
おけるハウリングが防止されて、優れた防振性能が安定
して発揮されるアクティブタイプのエンジンマウントの
制御装置を提供すること。 【構成】 加振手段を備えたエンジンマウントを適応制
御するための入力信号を、エンジンのシリンダヘッドま
たはシリンダヘッドカバーの振動検出信号に基づいて得
ることとし、車体における防振を目的とする部位の振動
が小さくなるように、エンジンマウントを適応制御して
車体に及ぼされる加振力を調整するようにした。
Description
【0001】
【技術分野】本発明は、車体に加振力を及ぼすことによ
り車体における振動を能動的に抑えるアクティブタイプ
のエンジンマウントの制御装置と、かかる制御装置を用
いたエンジン支持装置、およびそのようなアクティブタ
イプのエンジンマウントの制御方法に関するものであ
る。
り車体における振動を能動的に抑えるアクティブタイプ
のエンジンマウントの制御装置と、かかる制御装置を用
いたエンジン支持装置、およびそのようなアクティブタ
イプのエンジンマウントの制御方法に関するものであ
る。
【0002】
【背景技術】近年、防振性能に関する高度な要求を達成
するための一つの手段として、特開昭59−1828号
公報や特開昭59−23139号公報,特開平2−42
228号公報等に開示されているように、磁力や電磁
力,電歪力,磁歪力等を利用した加振手段を備えたアク
ティブタイプのマウント装置が提案されており、自動車
等の車両用エンジンマウントへの採用が検討されてい
る。このようなアクティブタイプのマウント装置をエン
ジンマウントとして採用すれば、車体側に加振力を及ぼ
すことにより、エンジン回転振動等に起因する車体の振
動を能動的に相殺することが可能となるのである。
するための一つの手段として、特開昭59−1828号
公報や特開昭59−23139号公報,特開平2−42
228号公報等に開示されているように、磁力や電磁
力,電歪力,磁歪力等を利用した加振手段を備えたアク
ティブタイプのマウント装置が提案されており、自動車
等の車両用エンジンマウントへの採用が検討されてい
る。このようなアクティブタイプのマウント装置をエン
ジンマウントとして採用すれば、車体側に加振力を及ぼ
すことにより、エンジン回転振動等に起因する車体の振
動を能動的に相殺することが可能となるのである。
【0003】ところで、エンジンマウントにおいては、
エンジン回転数や車両走行状態等によって防振すべき振
動の周波数やレベル,更には振動及び信号の伝達系の伝
達係数等が変化するために、特開昭64−83742号
公報や特開平3−219139号公報等に記載されてい
るように、一般に、防振を目的とする部位の振動検出信
号を誤差信号とし、かかる部位の振動レベルが小さくな
るように加振手段を適応制御する必要がある。
エンジン回転数や車両走行状態等によって防振すべき振
動の周波数やレベル,更には振動及び信号の伝達系の伝
達係数等が変化するために、特開昭64−83742号
公報や特開平3−219139号公報等に記載されてい
るように、一般に、防振を目的とする部位の振動検出信
号を誤差信号とし、かかる部位の振動レベルが小さくな
るように加振手段を適応制御する必要がある。
【0004】そこにおいて、適応制御のための適応型フ
ィルタとしては、一般に、入力される振動信号のゲイン
や位相を加工して出力する働きは有するものの、周波数
成分を加工する働きは有しないデジタルフィルタが用い
られる。そのために、前述の如きアクティブタイプのマ
ウント装置をエンジンマウントに採用する場合には、加
振手段を適応制御するために、防振すべき部位における
振動と高い相関を有している信号を入力信号として適応
型フィルタに入力する必要があり、かかる入力信号とし
ては、従来から、一般に、クランク軸回転角度検出のた
めのパルス信号を加工したものが採用されている。
ィルタとしては、一般に、入力される振動信号のゲイン
や位相を加工して出力する働きは有するものの、周波数
成分を加工する働きは有しないデジタルフィルタが用い
られる。そのために、前述の如きアクティブタイプのマ
ウント装置をエンジンマウントに採用する場合には、加
振手段を適応制御するために、防振すべき部位における
振動と高い相関を有している信号を入力信号として適応
型フィルタに入力する必要があり、かかる入力信号とし
ては、従来から、一般に、クランク軸回転角度検出のた
めのパルス信号を加工したものが採用されている。
【0005】ところが、このように入力信号をクランク
軸回転角度検出のためのパルス信号に基づいて得るため
には、パルス信号を変換して振動信号を創出する必要が
あるために、装置等が複雑になるという不具合があった
のであり、また、防振を対象とする周波数成分を複数と
する場合、例えばエンジン回転2次振動に加えて4次,
6次,8次の振動等も防振対象とする場合には、入力信
号を創出することが一層煩雑となるという問題があった
のである。
軸回転角度検出のためのパルス信号に基づいて得るため
には、パルス信号を変換して振動信号を創出する必要が
あるために、装置等が複雑になるという不具合があった
のであり、また、防振を対象とする周波数成分を複数と
する場合、例えばエンジン回転2次振動に加えて4次,
6次,8次の振動等も防振対象とする場合には、入力信
号を創出することが一層煩雑となるという問題があった
のである。
【0006】なお、エンジンを含むパワーユニットの振
動は、車体の振動とより高い相関を有していることか
ら、パワーユニットの振動を加速度センサ等によって直
接検出して入力信号を得ることも考えられるが、パワー
ユニットの振動に基づいて得られた入力信号を採用する
と、エンジンマウントの加振手段が発生する加振力成分
が入力信号を増幅してハウリングを生じ易いために、安
定した制御が望めないという問題があった。そのため
に、従来では、アクティブタイプのエンジンマウントの
実用化に際して、適応制御のための入力信号をパワーユ
ニットの振動から得ることは、殆ど検討されていなかっ
た。
動は、車体の振動とより高い相関を有していることか
ら、パワーユニットの振動を加速度センサ等によって直
接検出して入力信号を得ることも考えられるが、パワー
ユニットの振動に基づいて得られた入力信号を採用する
と、エンジンマウントの加振手段が発生する加振力成分
が入力信号を増幅してハウリングを生じ易いために、安
定した制御が望めないという問題があった。そのため
に、従来では、アクティブタイプのエンジンマウントの
実用化に際して、適応制御のための入力信号をパワーユ
ニットの振動から得ることは、殆ど検討されていなかっ
た。
【0007】
【解決課題】ここにおいて、本発明は、上述の如き事情
を背景として為されたものであって、その解決課題とす
るところは、有効な入力信号を簡便に得ることができる
と共に、防振性能の向上と安定化が有利に図られ得るエ
ンジンマウントの制御装置とそれを用いたエンジン支持
装置およびエンジンマウントの制御方法を提供すること
にある。
を背景として為されたものであって、その解決課題とす
るところは、有効な入力信号を簡便に得ることができる
と共に、防振性能の向上と安定化が有利に図られ得るエ
ンジンマウントの制御装置とそれを用いたエンジン支持
装置およびエンジンマウントの制御方法を提供すること
にある。
【0008】
【解決手段】そして、このような課題を解決するため
に、本発明に係るエンジンマウントの制御装置の特徴と
するところは、エンジンを含むパワーユニットと車体の
間に介装されて、それらパワーユニットと車体の間に加
振力を及ぼすことにより該車体の振動を抑える、加振手
段を備えたエンジンマウントの制御装置であって、
(a)前記エンジンのシリンダヘッドまたはシリンダヘ
ッドカバーに装着されて、該シリンダヘッドまたはシリ
ンダヘッドカバーの振動を検出する第一のセンサと、
(b)前記車体における防振を目的とする部位の振動を
検出する第二のセンサと、(c)前記第一のセンサの検
出信号に基づいて得られる入力信号と、前記第二のセン
サの検出信号に基づいて得られる誤差信号によって、前
記エンジンマウントの加振手段を適応制御する適応型フ
ィルタとを、含んで構成したことにある。
に、本発明に係るエンジンマウントの制御装置の特徴と
するところは、エンジンを含むパワーユニットと車体の
間に介装されて、それらパワーユニットと車体の間に加
振力を及ぼすことにより該車体の振動を抑える、加振手
段を備えたエンジンマウントの制御装置であって、
(a)前記エンジンのシリンダヘッドまたはシリンダヘ
ッドカバーに装着されて、該シリンダヘッドまたはシリ
ンダヘッドカバーの振動を検出する第一のセンサと、
(b)前記車体における防振を目的とする部位の振動を
検出する第二のセンサと、(c)前記第一のセンサの検
出信号に基づいて得られる入力信号と、前記第二のセン
サの検出信号に基づいて得られる誤差信号によって、前
記エンジンマウントの加振手段を適応制御する適応型フ
ィルタとを、含んで構成したことにある。
【0009】また、かくの如きエンジンマウントの制御
装置において、適応型フィルタは、LMSアルゴリズム
によって有利に制御され得る。
装置において、適応型フィルタは、LMSアルゴリズム
によって有利に制御され得る。
【0010】さらに、本発明に係るエンジン支持装置の
特徴とするところは、(d)エンジンを含むパワーユニ
ットと車体の間に介装されて、それらパワーユニットと
車体の間に加振力を及ぼすことにより該車体の振動を抑
える、加振手段を備えたエンジンマウントと、(e)前
記エンジンのシリンダヘッドまたはシリンダヘッドカバ
ーに装着されて、該シリンダヘッドまたはシリンダヘッ
ドカバーの振動を検出する第一のセンサと、(f)前記
車体における防振を目的とする部位の振動を検出する第
二のセンサと、(g)前記第一のセンサの検出信号に基
づいて得られる入力信号と、前記第二のセンサの検出信
号に基づいて得られる誤差信号によって、前記エンジン
マウントの加振手段を適応制御する適応型フィルタと
を、含んで構成したことにある。
特徴とするところは、(d)エンジンを含むパワーユニ
ットと車体の間に介装されて、それらパワーユニットと
車体の間に加振力を及ぼすことにより該車体の振動を抑
える、加振手段を備えたエンジンマウントと、(e)前
記エンジンのシリンダヘッドまたはシリンダヘッドカバ
ーに装着されて、該シリンダヘッドまたはシリンダヘッ
ドカバーの振動を検出する第一のセンサと、(f)前記
車体における防振を目的とする部位の振動を検出する第
二のセンサと、(g)前記第一のセンサの検出信号に基
づいて得られる入力信号と、前記第二のセンサの検出信
号に基づいて得られる誤差信号によって、前記エンジン
マウントの加振手段を適応制御する適応型フィルタと
を、含んで構成したことにある。
【0011】また、かくの如きエンジン支持装置におい
て、エンジンマウントとしては、例えば、第一の取付部
材と第二の取付部材をゴム弾性体にて連結せしめて、該
ゴム弾性体にて壁部の一部が構成されて内部に所定の非
圧縮性流体が封入された流体室を形成すると共に、かか
る流体室の壁部の他の一部を振動板にて構成し、更に該
振動板を加振する駆動装置を設けて該振動板を加振する
ことにより、前記流体室の内圧を介して前記第一の取付
部材と前記第二の取付部材の間に加振力を及ぼすように
したマウントが、好適に採用され得る。
て、エンジンマウントとしては、例えば、第一の取付部
材と第二の取付部材をゴム弾性体にて連結せしめて、該
ゴム弾性体にて壁部の一部が構成されて内部に所定の非
圧縮性流体が封入された流体室を形成すると共に、かか
る流体室の壁部の他の一部を振動板にて構成し、更に該
振動板を加振する駆動装置を設けて該振動板を加振する
ことにより、前記流体室の内圧を介して前記第一の取付
部材と前記第二の取付部材の間に加振力を及ぼすように
したマウントが、好適に採用され得る。
【0012】さらに、本発明に係るエンジンマウントの
制御方法の特徴とするところは、エンジンを含むパワー
ユニットと車体の間に介装されたエンジンマウントによ
って該車体に振動を及ぼすことにより、かかる車体にお
ける防振を目的とする部位の振動を能動的に相殺するに
際して、エンジンのシリンダヘッドまたはシリンダヘッ
ドカバーの振動検出信号に基づいて得られた入力信号に
よって、車体における防振を目的とする部位の振動が小
さくなるように、エンジンマウントを適応制御すること
にある。
制御方法の特徴とするところは、エンジンを含むパワー
ユニットと車体の間に介装されたエンジンマウントによ
って該車体に振動を及ぼすことにより、かかる車体にお
ける防振を目的とする部位の振動を能動的に相殺するに
際して、エンジンのシリンダヘッドまたはシリンダヘッ
ドカバーの振動検出信号に基づいて得られた入力信号に
よって、車体における防振を目的とする部位の振動が小
さくなるように、エンジンマウントを適応制御すること
にある。
【0013】
【発明の具体的構成および実施例】先ず、図1には、ア
クティブタイプのエンジンマウントにおける制御系の基
本システムの一例が、ブロック図によって概略的に示さ
れている。かかるエンジンマウントの制御系は、適応ア
ルゴリズム10によってフィルタ係数:Wが書き換えら
れる適応型フィルタ12を備えている。そして、この適
応型フィルタ12に、防振を目的とする部位の振動に相
関を有する入力信号:Xが入力されると、エンジンマウ
ントの加振手段を制御する出力信号:Yが出力されるよ
うになっている。そして、かかる適応型フィルタ12の
フィルタ係数:Wを、防振を目的とする部位における振
動が小さくなるように高速で変更することによって、エ
ンジンマウントの適応制御が行われるようになっている
のである。
クティブタイプのエンジンマウントにおける制御系の基
本システムの一例が、ブロック図によって概略的に示さ
れている。かかるエンジンマウントの制御系は、適応ア
ルゴリズム10によってフィルタ係数:Wが書き換えら
れる適応型フィルタ12を備えている。そして、この適
応型フィルタ12に、防振を目的とする部位の振動に相
関を有する入力信号:Xが入力されると、エンジンマウ
ントの加振手段を制御する出力信号:Yが出力されるよ
うになっている。そして、かかる適応型フィルタ12の
フィルタ係数:Wを、防振を目的とする部位における振
動が小さくなるように高速で変更することによって、エ
ンジンマウントの適応制御が行われるようになっている
のである。
【0014】すなわち、図1において伝達関数:Gで表
される要素14は、適応型フィルタ12の出力信号がエ
ンジンマウントの加振手段に入力されて、かかる加振手
段による加振力が車体の防振を目的とする部位に及ぼさ
れる迄の出力系と、車体の防振を目的とする部位の振動
検出信号を目標信号:dと比較し、その結果得られた誤
差信号:eに基づいて適応アルゴリズム10により適応
型フィルタ12のフィルタ係数:Wを変更する迄のフィ
ードバック系との、両方を含む信号及び振動の伝達系を
表すものであって、具体的には、伝達関数:Gは、それ
ら出力系とフィードバック系を構成するD/A変換器や
フィルタ,アンプ,エンジンマウントの加振手段,エン
ジンマウントおよび車体,振動センサ,アンプ,A/D
変換器等の各種要素の信号又は振動の伝達特性に基づく
ものである。なお、適応アルゴリズム10には、要素1
4における伝達関数:Gの推定値:GE を伝達関数とす
る遅延要素16を通じて、入力信号:Xが入力されるよ
うになっており、入力信号:Xと誤差信号:eが時間合
わせされている。
される要素14は、適応型フィルタ12の出力信号がエ
ンジンマウントの加振手段に入力されて、かかる加振手
段による加振力が車体の防振を目的とする部位に及ぼさ
れる迄の出力系と、車体の防振を目的とする部位の振動
検出信号を目標信号:dと比較し、その結果得られた誤
差信号:eに基づいて適応アルゴリズム10により適応
型フィルタ12のフィルタ係数:Wを変更する迄のフィ
ードバック系との、両方を含む信号及び振動の伝達系を
表すものであって、具体的には、伝達関数:Gは、それ
ら出力系とフィードバック系を構成するD/A変換器や
フィルタ,アンプ,エンジンマウントの加振手段,エン
ジンマウントおよび車体,振動センサ,アンプ,A/D
変換器等の各種要素の信号又は振動の伝達特性に基づく
ものである。なお、適応アルゴリズム10には、要素1
4における伝達関数:Gの推定値:GE を伝達関数とす
る遅延要素16を通じて、入力信号:Xが入力されるよ
うになっており、入力信号:Xと誤差信号:eが時間合
わせされている。
【0015】より具体的には、図1に示された制御系シ
ステムを実現するための構成例として、本発明に従うエ
ンジン支持装置を自動車に適用した場合の具体例が、図
2に概略的に示されている。なお、図2では、理解を容
易とするために、図1に対応する部材について、それぞ
れ、図1と同一の符号を付しておく。
ステムを実現するための構成例として、本発明に従うエ
ンジン支持装置を自動車に適用した場合の具体例が、図
2に概略的に示されている。なお、図2では、理解を容
易とするために、図1に対応する部材について、それぞ
れ、図1と同一の符号を付しておく。
【0016】すなわち、図2に示されたエンジン支持装
置は、自動車18のエンジンを含むパワーユニット20
に直接取り付けられた第一のセンサ22を有しており、
この第一のセンサ22によってパワーユニットの振動が
検出されるようになっている。そして、かかる第一のセ
ンサ22の検出信号が、AMP24,LPF26および
A/D変換器28を通じて、入力信号:Xとして、適応
型フィルタ12に入力されるようになっている。
置は、自動車18のエンジンを含むパワーユニット20
に直接取り付けられた第一のセンサ22を有しており、
この第一のセンサ22によってパワーユニットの振動が
検出されるようになっている。そして、かかる第一のセ
ンサ22の検出信号が、AMP24,LPF26および
A/D変換器28を通じて、入力信号:Xとして、適応
型フィルタ12に入力されるようになっている。
【0017】なお、第一のセンサ22としては、パワー
ユニット20の振動に応じた信号を出力するものであれ
ば良く、例えば加速度センサ等が用いられる。また、適
応型フィルタ12としては、一般にデジタルフィルタが
用いられる。
ユニット20の振動に応じた信号を出力するものであれ
ば良く、例えば加速度センサ等が用いられる。また、適
応型フィルタ12としては、一般にデジタルフィルタが
用いられる。
【0018】そして、かかる適応型フィルタ12にて入
力信号:Xを変換することによって得られた出力信号:
Yが、D/A変換器30,LPF32およびAMP34
を通じて、加振手段を備えたエンジンマウント36a
に、制御信号として入力されるようになっている。その
結果、エンジンマウント36aの加振手段により、自動
車の車体38に加振力が及ぼされるのである。
力信号:Xを変換することによって得られた出力信号:
Yが、D/A変換器30,LPF32およびAMP34
を通じて、加振手段を備えたエンジンマウント36a
に、制御信号として入力されるようになっている。その
結果、エンジンマウント36aの加振手段により、自動
車の車体38に加振力が及ぼされるのである。
【0019】なお、図示されているように、パワーユニ
ット20は、複数(一般に、3〜4個)のエンジンマウ
ント36によって、車体38に防振支持されており、そ
のうちの複数個に加振手段を備えたアクティブタイプの
エンジンマウントを採用することもできるが、一般に
は、それらの一つとしてアクティブタイプのエンジンマ
ウントが採用され、それによって充分に有効な防振性能
を得ることが可能である。
ット20は、複数(一般に、3〜4個)のエンジンマウ
ント36によって、車体38に防振支持されており、そ
のうちの複数個に加振手段を備えたアクティブタイプの
エンジンマウントを採用することもできるが、一般に
は、それらの一つとしてアクティブタイプのエンジンマ
ウントが採用され、それによって充分に有効な防振性能
を得ることが可能である。
【0020】また、アクティブタイプのエンジンマウン
ト36aとしては、磁力や電磁力,電歪力,磁歪力等を
利用した加振手段を備えた従来から公知の各種構造のも
のが何れも採用可能であるが、特に、電気信号によって
発生加振力を調整することのできるものが、制御性の点
等から望ましい。更にまた、パワーユニット支持のため
に大きな剛性が要求されるような場合等においては、そ
のような加振手段による加振力に加えて、ゴム弾性体や
ばね手段等による弾性支持力を発揮し得るものが好適に
採用される。更にまた、かかるエンジンマウント36a
として、内部に流体室が形成されて流体流動作用に基づ
く減衰効果や低動ばね効果が発揮される流体封入式のマ
ウントを採用することも可能である。
ト36aとしては、磁力や電磁力,電歪力,磁歪力等を
利用した加振手段を備えた従来から公知の各種構造のも
のが何れも採用可能であるが、特に、電気信号によって
発生加振力を調整することのできるものが、制御性の点
等から望ましい。更にまた、パワーユニット支持のため
に大きな剛性が要求されるような場合等においては、そ
のような加振手段による加振力に加えて、ゴム弾性体や
ばね手段等による弾性支持力を発揮し得るものが好適に
採用される。更にまた、かかるエンジンマウント36a
として、内部に流体室が形成されて流体流動作用に基づ
く減衰効果や低動ばね効果が発揮される流体封入式のマ
ウントを採用することも可能である。
【0021】また一方、車体38における防振を目的と
する部位には、第二のセンサ40が取り付けられてお
り、この第二のセンサ40によってかかる部位の振動レ
ベルが検出されるようになっている。なお、車体38と
は、防振を目的とする部位となり得る部材の全てを含む
ものであって、ボデーの他、フレーム、ステアリングシ
ステムやその他の装置を含む。
する部位には、第二のセンサ40が取り付けられてお
り、この第二のセンサ40によってかかる部位の振動レ
ベルが検出されるようになっている。なお、車体38と
は、防振を目的とする部位となり得る部材の全てを含む
ものであって、ボデーの他、フレーム、ステアリングシ
ステムやその他の装置を含む。
【0022】また、この第二のセンサ40の検出信号
が、AMP42,LPF44およびA/D変換器46を
通じて、誤差信号:eとして、適応アルゴリズム10に
入力されるようになっている。また、適応アルゴリズム
10には、第一のセンサ22の検出信号に基づいて得ら
れた入力信号:Xが、遅延回路14を通じて入力される
ようになっている。
が、AMP42,LPF44およびA/D変換器46を
通じて、誤差信号:eとして、適応アルゴリズム10に
入力されるようになっている。また、適応アルゴリズム
10には、第一のセンサ22の検出信号に基づいて得ら
れた入力信号:Xが、遅延回路14を通じて入力される
ようになっている。
【0023】そして、かかる適応アルゴリズム10によ
り、第二のセンサ40の検出信号に基づいて得られる誤
差信号:eが零に近づくように、適応型フィルタ12の
フィルタ係数が変更されるようになっている。それによ
って、防振を目的とする部位の振動レベルが小さくなる
ように、エンジンマウント36により車体38に及ぼさ
れる加振力が調節されるのである。
り、第二のセンサ40の検出信号に基づいて得られる誤
差信号:eが零に近づくように、適応型フィルタ12の
フィルタ係数が変更されるようになっている。それによ
って、防振を目的とする部位の振動レベルが小さくなる
ように、エンジンマウント36により車体38に及ぼさ
れる加振力が調節されるのである。
【0024】なお、適応アルゴリズム10としては、最
急降下法やニュートン法,逐次回帰法等も採用可能であ
るが、特にLMS法(最小自乗法)やそれに基づくN−
LMS法,重み付き最小自乗法等が、計算量が少なく、
条件の変化に対応し易い等の理由から好適に採用され
る。また、第二のセンサ40が取り付けられる防振を目
的とする部位は、必ずしも一箇所である必要はなく、複
数箇所に第二のセンサ40を取り付けて、それらの箇所
の振動レベルを総合的に評価することも可能である。な
お、自動車では、一般に、運転席のシートレールの取付
部位や運転席前方のフロア、ステアリング等が、防振を
目的とする部位として選択される。
急降下法やニュートン法,逐次回帰法等も採用可能であ
るが、特にLMS法(最小自乗法)やそれに基づくN−
LMS法,重み付き最小自乗法等が、計算量が少なく、
条件の変化に対応し易い等の理由から好適に採用され
る。また、第二のセンサ40が取り付けられる防振を目
的とする部位は、必ずしも一箇所である必要はなく、複
数箇所に第二のセンサ40を取り付けて、それらの箇所
の振動レベルを総合的に評価することも可能である。な
お、自動車では、一般に、運転席のシートレールの取付
部位や運転席前方のフロア、ステアリング等が、防振を
目的とする部位として選択される。
【0025】ところで、かくの如きエンジン支持装置に
おいて、前記基準信号:Xを得るための第一のセンサ2
2は、パワーユニット20を構成するエンジンのシリン
ダヘッドまたはシリンダヘッドカバーに取り付けられ、
かかるシリンダヘッドまたはシリンダヘッドカバーにお
ける振動を検出するようになっている。
おいて、前記基準信号:Xを得るための第一のセンサ2
2は、パワーユニット20を構成するエンジンのシリン
ダヘッドまたはシリンダヘッドカバーに取り付けられ、
かかるシリンダヘッドまたはシリンダヘッドカバーにお
ける振動を検出するようになっている。
【0026】なお、シリンダヘッドとは、シリンダブロ
ックの上面に装着されてシリンダブロックと協働して燃
焼室を形成する部材であって、エンジン形式によって異
なるが、一般にバルブやスパークプラグ等が組み込まれ
る部材をいう。また、シリンダヘッドカバーとは、シリ
ンダヘッドの上面に装着されてバルブやカムシャフト等
の配設空間を覆う部材をいう。
ックの上面に装着されてシリンダブロックと協働して燃
焼室を形成する部材であって、エンジン形式によって異
なるが、一般にバルブやスパークプラグ等が組み込まれ
る部材をいう。また、シリンダヘッドカバーとは、シリ
ンダヘッドの上面に装着されてバルブやカムシャフト等
の配設空間を覆う部材をいう。
【0027】そして、本発明者らによる実験および検討
の結果、このようにシリンダヘッドまたはシリンダヘッ
ドカバーに第一のセンサ22を取り付けることによっ
て、誤差信号:eに極めて高い相関を有する入力信号:
Xを得ることができ、しかも、かかる入力信号:Xに基
づいて得られた出力信号:Yによって制御されるエンジ
ンマウント36aによって及ぼされる加振力が入力信
号:Xを増幅することに起因するハウリングも有効に防
止され得ることが、明らかとなったのである。
の結果、このようにシリンダヘッドまたはシリンダヘッ
ドカバーに第一のセンサ22を取り付けることによっ
て、誤差信号:eに極めて高い相関を有する入力信号:
Xを得ることができ、しかも、かかる入力信号:Xに基
づいて得られた出力信号:Yによって制御されるエンジ
ンマウント36aによって及ぼされる加振力が入力信
号:Xを増幅することに起因するハウリングも有効に防
止され得ることが、明らかとなったのである。
【0028】すなわち、従来では、第一のセンサ22を
パワーユニット20に取り付けることは、ハウリングに
よる制御不安定を生ずるために敬遠されていたのである
が、シリンダヘッドまたはシリンダヘッドカバーにあっ
ては、エンジンマウント36aによって及ぼされる加振
力の影響を受けにくく、ハウリングの発生による制御の
不安定化も殆ど問題とならないことが新たに見い出され
たのであり、しかも、シリンダヘッドまたはシリンダヘ
ッドカバーに取り付けた第一のセンサ22によって検出
されるパワーユニット20の振動信号は、防振対象であ
る車体38の振動に対応した複数次数の振動成分を含
み、極めて高い相関を有していることも、確認されたの
である。
パワーユニット20に取り付けることは、ハウリングに
よる制御不安定を生ずるために敬遠されていたのである
が、シリンダヘッドまたはシリンダヘッドカバーにあっ
ては、エンジンマウント36aによって及ぼされる加振
力の影響を受けにくく、ハウリングの発生による制御の
不安定化も殆ど問題とならないことが新たに見い出され
たのであり、しかも、シリンダヘッドまたはシリンダヘ
ッドカバーに取り付けた第一のセンサ22によって検出
されるパワーユニット20の振動信号は、防振対象であ
る車体38の振動に対応した複数次数の振動成分を含
み、極めて高い相関を有していることも、確認されたの
である。
【0029】それ故、第一のセンサ22の検出信号に基
づいて入力信号:Xを得ることによって、複雑な周波数
成分の創出回路等を必要とすることなく防振を目的とす
る部位の振動に対応した入力信号を容易に且つ大きな時
間遅れを伴うことなく得ることができると共に、防振を
対象とする周波数成分がエンジン回転2次振動に加えて
4次,6次,8次等の複数ある場合にも、それに対応し
た入力信号を容易に得ることができるのであり、そし
て、かかる入力信号:Xを適応型フィルタ12および適
応アルゴリズム10に入力して得られた出力信号:Yに
よってエンジンマウント36aの加振手段を適応制御す
ることによって、車体38の防振を目的とする部位にお
ける振動を相殺する加振力が、車体38に有利に及ぼさ
れて優れた防振効果が安定して発揮され得ることとなる
のである。
づいて入力信号:Xを得ることによって、複雑な周波数
成分の創出回路等を必要とすることなく防振を目的とす
る部位の振動に対応した入力信号を容易に且つ大きな時
間遅れを伴うことなく得ることができると共に、防振を
対象とする周波数成分がエンジン回転2次振動に加えて
4次,6次,8次等の複数ある場合にも、それに対応し
た入力信号を容易に得ることができるのであり、そし
て、かかる入力信号:Xを適応型フィルタ12および適
応アルゴリズム10に入力して得られた出力信号:Yに
よってエンジンマウント36aの加振手段を適応制御す
ることによって、車体38の防振を目的とする部位にお
ける振動を相殺する加振力が、車体38に有利に及ぼさ
れて優れた防振効果が安定して発揮され得ることとなる
のである。
【0030】なお、パワーユニット20のシリンダヘッ
ドまたはシリンダヘッドカバーに取り付けた第一のセン
サ22の検出信号に基づいて入力信号:Xを得ることに
より、ハウリングが有効に防止されることの技術的理由
は、必ずしも明らかではないが、シリンダヘッドおよび
シリンダヘッドカバーが、加振手段を備えたエンジンマ
ウント36aから物理的に離れた位置にあることに加え
て、パワーユニット20が加振力を生じない他のエンジ
ンマウント36によっても弾性支持されていることか
ら、それらのエンジンマウント36によってパワーユニ
ット20全体としての振動が緩和されることとなり、特
にシリンダヘッドおよびシリンダヘッドカバーにおい
て、加振手段を備えたエンジンマウント36aによって
及ぼされる振動が他のエンジンマウント36によって緩
和されること等によるものと考えられる。
ドまたはシリンダヘッドカバーに取り付けた第一のセン
サ22の検出信号に基づいて入力信号:Xを得ることに
より、ハウリングが有効に防止されることの技術的理由
は、必ずしも明らかではないが、シリンダヘッドおよび
シリンダヘッドカバーが、加振手段を備えたエンジンマ
ウント36aから物理的に離れた位置にあることに加え
て、パワーユニット20が加振力を生じない他のエンジ
ンマウント36によっても弾性支持されていることか
ら、それらのエンジンマウント36によってパワーユニ
ット20全体としての振動が緩和されることとなり、特
にシリンダヘッドおよびシリンダヘッドカバーにおい
て、加振手段を備えたエンジンマウント36aによって
及ぼされる振動が他のエンジンマウント36によって緩
和されること等によるものと考えられる。
【0031】しかも、パワーユニット20のシリンダヘ
ッドまたはシリンダヘッドカバーは、一般に、パワーユ
ニット20の上部に位置せしめられると共に、自動車の
ボンネット等によって覆われており、エンジンの潤滑油
や路面からの泥水等を被りにくい構造とされていること
から、第一のセンサ22を良好な環境下に置くことがで
きるのであり、それによって、制御状態の一層の安定化
や装置の耐久性の向上等が図られ得るといった利点もあ
る。
ッドまたはシリンダヘッドカバーは、一般に、パワーユ
ニット20の上部に位置せしめられると共に、自動車の
ボンネット等によって覆われており、エンジンの潤滑油
や路面からの泥水等を被りにくい構造とされていること
から、第一のセンサ22を良好な環境下に置くことがで
きるのであり、それによって、制御状態の一層の安定化
や装置の耐久性の向上等が図られ得るといった利点もあ
る。
【0032】因みに、4気筒直列横置き2000ccガ
ソリンエンジンが、車両前後左右の4個のエンジンマウ
ントによって車体に防振支持されたFF構造の実車を用
い、図2に示された構成のエンジン支持装置を装着し、
アイドリング状態下における運転席フロア振動の防振効
果を実測した。なお、実験では、適応アルゴリズムとし
て、LMS法を採用した。
ソリンエンジンが、車両前後左右の4個のエンジンマウ
ントによって車体に防振支持されたFF構造の実車を用
い、図2に示された構成のエンジン支持装置を装着し、
アイドリング状態下における運転席フロア振動の防振効
果を実測した。なお、実験では、適応アルゴリズムとし
て、LMS法を採用した。
【0033】また、かかる実験に際しては、4個のエン
ジンマウントのうち、車両の左右両側および前方に位置
する3個のエンジンマウントとしては、加振手段を有し
ない構造のものを用い、車両の後方に位置するエンジン
マウントとして、加振手段を備えたものを用いた。本実
験で使用した加振手段を有するエンジンマウントが、図
3に示されている。
ジンマウントのうち、車両の左右両側および前方に位置
する3個のエンジンマウントとしては、加振手段を有し
ない構造のものを用い、車両の後方に位置するエンジン
マウントとして、加振手段を備えたものを用いた。本実
験で使用した加振手段を有するエンジンマウントが、図
3に示されている。
【0034】かかるエンジンマウントは、第一の取付金
具48と第二の取付金具50がゴム弾性体52によって
弾性的に連結されると共に、それら第一の取付金具48
と第二の取付金具50の間に加振力を及ぼす加振手段が
設けられてなる構造とされている。そして、このエンジ
ンマウントは、第一の取付金具48および第二の取付金
具50が、それぞれパワーユニット側および車体側に取
り付けられることにより、それらの間に介装されるよう
になっている。
具48と第二の取付金具50がゴム弾性体52によって
弾性的に連結されると共に、それら第一の取付金具48
と第二の取付金具50の間に加振力を及ぼす加振手段が
設けられてなる構造とされている。そして、このエンジ
ンマウントは、第一の取付金具48および第二の取付金
具50が、それぞれパワーユニット側および車体側に取
り付けられることにより、それらの間に介装されるよう
になっている。
【0035】より詳細には、第一の取付金具48は、そ
れぞれ開口部に外フランジ部が設けられたカップ形状を
呈する上金具54と下金具56が、互いに開口部におい
て重ね合わされてボルト連結されてなる構造とされてい
る。更に、上金具54の底部中央には、取付ボルト58
が外方に突出して固設されており、この取付ボルト58
によって、第一の取付金具48がエンジン側に取り付け
られるようになっている。
れぞれ開口部に外フランジ部が設けられたカップ形状を
呈する上金具54と下金具56が、互いに開口部におい
て重ね合わされてボルト連結されてなる構造とされてい
る。更に、上金具54の底部中央には、取付ボルト58
が外方に突出して固設されており、この取付ボルト58
によって、第一の取付金具48がエンジン側に取り付け
られるようになっている。
【0036】また、上金具54と下金具56の間には薄
肉ゴムからなる可撓性膜60が介装されており、この可
撓性膜60の外周縁部が両金具54,56間で挟持され
ることにより、第一の取付金具48の内部が、可撓性膜
60を挟んだ両側に流体密に二分されている。そして、
この可撓性膜60を挟んで、下金具56側には、水やア
ルキレングリコール,ポリアルキレングリコール,シリ
コーン油等の所定の非圧縮性流体が封入された平衡室6
2が形成されている一方、上金具54側には、通孔64
によって外部空間に連通されて可撓性膜60の変形を許
容する空気室66が形成されており、かかる可撓性膜6
0の変形に基づいて平衡室62の容積変化が許容される
ようになっている。
肉ゴムからなる可撓性膜60が介装されており、この可
撓性膜60の外周縁部が両金具54,56間で挟持され
ることにより、第一の取付金具48の内部が、可撓性膜
60を挟んだ両側に流体密に二分されている。そして、
この可撓性膜60を挟んで、下金具56側には、水やア
ルキレングリコール,ポリアルキレングリコール,シリ
コーン油等の所定の非圧縮性流体が封入された平衡室6
2が形成されている一方、上金具54側には、通孔64
によって外部空間に連通されて可撓性膜60の変形を許
容する空気室66が形成されており、かかる可撓性膜6
0の変形に基づいて平衡室62の容積変化が許容される
ようになっている。
【0037】更にまた、下金具56の底壁部内面には、
外周部分に凹溝を有する円板状のオリフィス金具68が
重ね合わされてボルト固定されており、このオリフィス
金具68と下金具56の間に、周方向に所定長さで伸び
るオリフィス通路70が形成されている。
外周部分に凹溝を有する円板状のオリフィス金具68が
重ね合わされてボルト固定されており、このオリフィス
金具68と下金具56の間に、周方向に所定長さで伸び
るオリフィス通路70が形成されている。
【0038】一方、第二の取付金具50は、略円環形状
を有しており、その内孔には円板形状の振動板76が配
設されている。この振動板76の外周縁部には、環状の
支持ゴム78を介して、径方向外方に所定距離を隔てて
配された円環板状の固定金具74が弾性的に取り付けら
れている。そして、この固定金具74が、第二の取付金
具50に流体密に重ね合わされてボルト固定されること
により、振動板76が支持ゴム78を介して第二の取付
金具50によって変位可能に弾性支持されていると共
に、第二の取付金具50の内孔が流体密に閉塞されてい
る。
を有しており、その内孔には円板形状の振動板76が配
設されている。この振動板76の外周縁部には、環状の
支持ゴム78を介して、径方向外方に所定距離を隔てて
配された円環板状の固定金具74が弾性的に取り付けら
れている。そして、この固定金具74が、第二の取付金
具50に流体密に重ね合わされてボルト固定されること
により、振動板76が支持ゴム78を介して第二の取付
金具50によって変位可能に弾性支持されていると共
に、第二の取付金具50の内孔が流体密に閉塞されてい
る。
【0039】そして、かかる第二の取付金具50は、第
一の取付金具48に対して軸方向に所定距離を隔てて対
向配置されており、それらの間に介装されたゴム弾性体
52によって弾性的に連結されている。このゴム弾性体
52は、全体としてテーパ付き円筒形状を呈しており、
その小径側開口端部に第一の取付金具48の下金具56
が、大径側開口端部に第二の取付金具50が、それぞれ
加硫接着されてなる一体加硫成形品とされている。
一の取付金具48に対して軸方向に所定距離を隔てて対
向配置されており、それらの間に介装されたゴム弾性体
52によって弾性的に連結されている。このゴム弾性体
52は、全体としてテーパ付き円筒形状を呈しており、
その小径側開口端部に第一の取付金具48の下金具56
が、大径側開口端部に第二の取付金具50が、それぞれ
加硫接着されてなる一体加硫成形品とされている。
【0040】また、第一の取付金具48と第二の取付金
具50がゴム弾性体52によって連結されることによ
り、両取付金具48,50間に、壁部の一部がゴム弾性
体52によって構成されて内部に所定の非圧縮性流体が
封入された、振動入力時に内圧変動が生ぜしめられる受
圧室80が形成されている。そして、この受圧室80
が、オリフィス通路70を通じて、第一の取付金具48
内に形成された平衡室62に連通されており、振動入力
時に、それら受圧室80と平衡室62の間で、オリフィ
ス通路40を通じての流体流動が生ぜしめられるように
なっている。
具50がゴム弾性体52によって連結されることによ
り、両取付金具48,50間に、壁部の一部がゴム弾性
体52によって構成されて内部に所定の非圧縮性流体が
封入された、振動入力時に内圧変動が生ぜしめられる受
圧室80が形成されている。そして、この受圧室80
が、オリフィス通路70を通じて、第一の取付金具48
内に形成された平衡室62に連通されており、振動入力
時に、それら受圧室80と平衡室62の間で、オリフィ
ス通路40を通じての流体流動が生ぜしめられるように
なっている。
【0041】さらに、第二の取付金具50にて弾性支持
された振動板76の背後には、外方に所定距離を隔て
て、鉄等の強磁性材からなるヨーク部材82が配設され
ており、第二の取付金具50に固定的に取り付けられて
いる。このヨーク部材82は、全体として略有底円筒形
状を呈しており、軸方向両側面(図中、上下方向両側
面)に磁極部を有する厚肉円板形状の永久磁石84が内
部に収容配置されて、かかる永久磁石84の一方の磁極
部が底壁部に当接せしめられた第一のヨーク部材86
と、全体として略円板形状を呈しており、永久磁石84
の他方の磁極部に重ね合わされて径方向外方に突出する
第二のヨーク部材88と、略円環形状を呈しており、第
一のヨーク部材86の開口周縁部に重ね合わされて径方
向内方に突出する第三のヨーク部材89によって構成さ
れている。そして、永久磁石84とヨーク部材82によ
って、全体として閉状の磁路が形成されていると共に、
第二のヨーク部材88と第三のヨーク部材89の径方向
対向面間に位置して、周方向に連続して延びる環状の磁
気ギャップ90が形成されている。なお、磁束の漏れを
抑えるために、磁路を形成しないボルトや第二の取付金
具50等は、非磁性材にて形成することが望ましい。
された振動板76の背後には、外方に所定距離を隔て
て、鉄等の強磁性材からなるヨーク部材82が配設され
ており、第二の取付金具50に固定的に取り付けられて
いる。このヨーク部材82は、全体として略有底円筒形
状を呈しており、軸方向両側面(図中、上下方向両側
面)に磁極部を有する厚肉円板形状の永久磁石84が内
部に収容配置されて、かかる永久磁石84の一方の磁極
部が底壁部に当接せしめられた第一のヨーク部材86
と、全体として略円板形状を呈しており、永久磁石84
の他方の磁極部に重ね合わされて径方向外方に突出する
第二のヨーク部材88と、略円環形状を呈しており、第
一のヨーク部材86の開口周縁部に重ね合わされて径方
向内方に突出する第三のヨーク部材89によって構成さ
れている。そして、永久磁石84とヨーク部材82によ
って、全体として閉状の磁路が形成されていると共に、
第二のヨーク部材88と第三のヨーク部材89の径方向
対向面間に位置して、周方向に連続して延びる環状の磁
気ギャップ90が形成されている。なお、磁束の漏れを
抑えるために、磁路を形成しないボルトや第二の取付金
具50等は、非磁性材にて形成することが望ましい。
【0042】そして、このヨーク部材82は、第一のヨ
ーク部材86が、その開口側において第二の取付金具5
0に重ね合わされてボルト固定されており、それによっ
て、磁気ギャップ90が、振動板76側に向かって開口
位置せしめられている。
ーク部材86が、その開口側において第二の取付金具5
0に重ね合わされてボルト固定されており、それによっ
て、磁気ギャップ90が、振動板76側に向かって開口
位置せしめられている。
【0043】また、かかるヨーク部材82に形成された
磁気ギャップ90には、コイル92が巻回されたボビン
94が軸方向に移動可能に配設されており、このボビン
94が振動板76にボルト固定されている。それによっ
て、コイル92に交番電流を通電することにより、発生
する電磁力が振動板76に及ぼされて、かかる振動板7
6が加振され、以て、受圧室80の内圧を介して第一の
取付金具48と第二の取付金具50の間に加振力が及ぼ
されるようになっていると共に、コイル92に通電され
る交番電流乃至は電圧の大きさや周波数,位相を調整す
ることによって、振動板76、延いては第一の取付金具
48と第二の取付金具50の間に及ぼされる加振力の大
きさや周波数,位相が変更可能とされているのである。
磁気ギャップ90には、コイル92が巻回されたボビン
94が軸方向に移動可能に配設されており、このボビン
94が振動板76にボルト固定されている。それによっ
て、コイル92に交番電流を通電することにより、発生
する電磁力が振動板76に及ぼされて、かかる振動板7
6が加振され、以て、受圧室80の内圧を介して第一の
取付金具48と第二の取付金具50の間に加振力が及ぼ
されるようになっていると共に、コイル92に通電され
る交番電流乃至は電圧の大きさや周波数,位相を調整す
ることによって、振動板76、延いては第一の取付金具
48と第二の取付金具50の間に及ぼされる加振力の大
きさや周波数,位相が変更可能とされているのである。
【0044】なお、コイル92への通電は、第一のヨー
ク部材86に設けられた通孔96に挿通されたリード線
98を通じて行われるようになっている。また、上述の
説明から明らかなように、本実施例では、ヨーク部材8
2や永久磁石84,コイル92等を含んで構成された電
磁力発生機構によって、振動板76を加振する駆動装置
が構成されていると共に、かかる駆動装置に加えて該駆
動装置により生ぜしめられた電磁力の第一及び第二の取
付金具48,50間への伝達経路を構成する受圧室80
等を含んで、パワーユニットと車体の間に加振力をおよ
ぼす加振手段が構成されている。
ク部材86に設けられた通孔96に挿通されたリード線
98を通じて行われるようになっている。また、上述の
説明から明らかなように、本実施例では、ヨーク部材8
2や永久磁石84,コイル92等を含んで構成された電
磁力発生機構によって、振動板76を加振する駆動装置
が構成されていると共に、かかる駆動装置に加えて該駆
動装置により生ぜしめられた電磁力の第一及び第二の取
付金具48,50間への伝達経路を構成する受圧室80
等を含んで、パワーユニットと車体の間に加振力をおよ
ぼす加振手段が構成されている。
【0045】そして、本実験に際しては、このような構
造とされたエンジンマウントのコイル92に対する印加
電圧を、図2に示された構成のコントローラを用いて調
整することによって、エンジンマウントの適応制御を行
なった。なお、特に、本実験で用いたエンジンマウント
においては、加振力による能動的な防振効果に加えて、
ゴム弾性体52における振動絶縁および減衰効果や、オ
リフィス通路70を通じて流動せしめられる流体の共振
作用に基づく振動絶縁および減衰効果等の受動的な防振
効果も発揮されることとなる。そして、オリフィス通路
70を通じて流動せしめられる流体の共振作用に基づく
防振効果は、振動板を加振して受圧室80の内圧を制御
せしめて流体流動量を調節すること等によって一層有利
に発揮されることから、能動的な防振効果に加えて、受
動的な防振効果も、充分に利用することができるのであ
る。
造とされたエンジンマウントのコイル92に対する印加
電圧を、図2に示された構成のコントローラを用いて調
整することによって、エンジンマウントの適応制御を行
なった。なお、特に、本実験で用いたエンジンマウント
においては、加振力による能動的な防振効果に加えて、
ゴム弾性体52における振動絶縁および減衰効果や、オ
リフィス通路70を通じて流動せしめられる流体の共振
作用に基づく振動絶縁および減衰効果等の受動的な防振
効果も発揮されることとなる。そして、オリフィス通路
70を通じて流動せしめられる流体の共振作用に基づく
防振効果は、振動板を加振して受圧室80の内圧を制御
せしめて流体流動量を調節すること等によって一層有利
に発揮されることから、能動的な防振効果に加えて、受
動的な防振効果も、充分に利用することができるのであ
る。
【0046】上述の如き構造のエンジンマウントを用い
て行ったアイドリング振動の防振効果の実験結果が、図
4に示されている。なお、かかる実験は、変速装置をD
レンジに入れて、ライトを点灯させた状態下で行った。
て行ったアイドリング振動の防振効果の実験結果が、図
4に示されている。なお、かかる実験は、変速装置をD
レンジに入れて、ライトを点灯させた状態下で行った。
【0047】この図4に示された実験結果からも、本発
明に従う構造のエンジン支持装置においては、優れた防
振効果を発揮し得る良好なる制御状態が得られること、
および制御信号のハウリング等が防止されて安定した制
御状態が支持されること、更にエンジン2次,3次,4
次等の複数次数の振動成分が、何れも効果的に防振され
得ることなどが、明らかに認められる。
明に従う構造のエンジン支持装置においては、優れた防
振効果を発揮し得る良好なる制御状態が得られること、
および制御信号のハウリング等が防止されて安定した制
御状態が支持されること、更にエンジン2次,3次,4
次等の複数次数の振動成分が、何れも効果的に防振され
得ることなどが、明らかに認められる。
【0048】以上、本発明の具体的構成およひ実施例に
ついて詳述してきたが、本発明は、上述の具体的説明お
よび実施例によって限定的に解釈されるものではない。
ついて詳述してきたが、本発明は、上述の具体的説明お
よび実施例によって限定的に解釈されるものではない。
【0049】例えば、本発明は、シリンダヘッドまたは
シリンダヘッドカバーを有する各種構造の内燃機関のマ
ウント機構に適用可能であり、具体的なエンジン形式や
パワーユニットの支持形式等によって適用範囲が限定さ
れるものではない。
シリンダヘッドカバーを有する各種構造の内燃機関のマ
ウント機構に適用可能であり、具体的なエンジン形式や
パワーユニットの支持形式等によって適用範囲が限定さ
れるものではない。
【0050】また、大きな支持剛性が要求されないよう
な場合等においては、ばね成分と減衰成分を有しない、
加振手段のみを備えたエンジンマウントを採用すること
も可能である。
な場合等においては、ばね成分と減衰成分を有しない、
加振手段のみを備えたエンジンマウントを採用すること
も可能である。
【0051】その他、一々列挙はしないが、本発明は当
業者の知識に基づいて種々なる変更,修正,改良等を加
えた態様において実施され得るものであり、また、その
ような実施態様が、本発明の趣旨を逸脱しない限り、何
れも、本発明の範囲内に含まれるものであることは、言
うまでもないところである。
業者の知識に基づいて種々なる変更,修正,改良等を加
えた態様において実施され得るものであり、また、その
ような実施態様が、本発明の趣旨を逸脱しない限り、何
れも、本発明の範囲内に含まれるものであることは、言
うまでもないところである。
【0052】
【発明の効果】本発明においては、エンジンのシリンダ
ヘッドまたはシリンダヘッドカバーの振動検出信号に基
づいてエンジンマウントを適応制御するための入力信号
を得るようにしたことにより、防振対象である車体の振
動に極めて高い相関を有する入力信号を、特別な周波数
の加工等を行うことなく容易に得ることができると共
に、エンジンマウントの加振力の影響によるハウリング
の発生も効果的に防止されるのである。
ヘッドまたはシリンダヘッドカバーの振動検出信号に基
づいてエンジンマウントを適応制御するための入力信号
を得るようにしたことにより、防振対象である車体の振
動に極めて高い相関を有する入力信号を、特別な周波数
の加工等を行うことなく容易に得ることができると共
に、エンジンマウントの加振力の影響によるハウリング
の発生も効果的に防止されるのである。
【0053】それ故、本発明に従えば、エンジンマウン
トから車体に及ぼされて車体振動を相殺的に低減する加
振力を、防振を目的とする車体振動に高度に対応した振
動波形をもって及ぼすことができるのであり、それによ
って、優れた防振効果が安定して発揮され得ることとな
るのである。
トから車体に及ぼされて車体振動を相殺的に低減する加
振力を、防振を目的とする車体振動に高度に対応した振
動波形をもって及ぼすことができるのであり、それによ
って、優れた防振効果が安定して発揮され得ることとな
るのである。
【図1】本発明が適用されるアクティブタイプのエンジ
ンマウントの制御系の基本システムの一例を概略的に示
すブロック図である。
ンマウントの制御系の基本システムの一例を概略的に示
すブロック図である。
【図2】図1に示された制御系システムを実現するため
のエンジン支持装置の構成例を概略的に示す説明図であ
る。
のエンジン支持装置の構成例を概略的に示す説明図であ
る。
【図3】本発明の実験に使用したエンジンマウントを示
す縦断面図である。
す縦断面図である。
【図4】本発明に従うエンジン支持装置の防振効果を実
測した実験結果を示すグラフである。
測した実験結果を示すグラフである。
10 適応アルゴリズム 12 適応型フィルタ 18 自動車 20 パワーユニット 22 第一のセンサ 36 エンジンマウント 38 車体 40 第二のセンサ
Claims (5)
- 【請求項1】 エンジンを含むパワーユニットと車体の
間に介装されて、それらパワーユニットと車体の間に加
振力を及ぼすことにより該車体の振動を抑える、加振手
段を備えたエンジンマウントの制御装置であって、 前記エンジンのシリンダヘッドまたはシリンダヘッドカ
バーに装着されて、該シリンダヘッドまたはシリンダヘ
ッドカバーの振動を検出する第一のセンサと、 前記車体における防振を目的とする部位の振動を検出す
る第二のセンサと、 前記第一のセンサの検出信号に基づいて得られる入力信
号と、前記第二のセンサの検出信号に基づいて得られる
誤差信号によって、前記エンジンマウントの加振手段を
適応制御する適応型フィルタとを、含んで構成されてい
ることを特徴とするエンジンマウントの制御装置。 - 【請求項2】 前記適応型フィルタが、LMSアルゴリ
ズムによって制御されている請求項1に記載のエンジン
マウントの制御装置。 - 【請求項3】 エンジンを含むパワーユニットと車体の
間に介装されて、それらパワーユニットと車体の間に加
振力を及ぼすことにより該車体の振動を抑える、加振手
段を備えたエンジンマウントと、 前記エンジンのシリンダヘッドまたはシリンダヘッドカ
バーに装着されて、該シリンダヘッドまたはシリンダヘ
ッドカバーの振動を検出する第一のセンサと、 前記車体における防振を目的とする部位の振動を検出す
る第二のセンサと、 前記第一のセンサの検出信号に基づいて得られる入力信
号と、前記第二のセンサの検出信号に基づいて得られる
誤差信号によって、前記エンジンマウントの加振手段を
適応制御する適応型フィルタとを、含んで構成されてい
ることを特徴とするエンジン支持装置。 - 【請求項4】 第一の取付部材と第二の取付部材をゴム
弾性体にて連結せしめて、該ゴム弾性体にて壁部の一部
が構成されて内部に所定の非圧縮性流体が封入された流
体室を形成すると共に、かかる流体室の壁部の他の一部
を振動板にて構成し、更に該振動板を加振する駆動装置
を設けて該振動板を加振することにより、前記流体室の
内圧を介して前記第一の取付部材と前記第二の取付部材
の間に加振力を及ぼすようにしたマウントを、前記エン
ジンマウントとして用いる請求項3に記載のエンジン支
持装置。 - 【請求項5】 エンジンを含むパワーユニットと車体の
間に介装されたエンジンマウントによって該車体に振動
を及ぼすことにより、かかる車体における防振を目的と
する部位の振動を能動的に相殺するに際して、 前記エンジンのシリンダヘッドまたはシリンダヘッドカ
バーの振動検出信号に基づいて得られた入力信号によっ
て、前記車体における防振を目的とする部位の振動が小
さくなるように、前記エンジンマウントを適応制御する
ことを特徴とするエンジンマウントの制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1918394A JPH07228159A (ja) | 1994-02-16 | 1994-02-16 | エンジンマウントの制御装置とそれを用いたエンジン支持装置およびエンジンマウントの制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1918394A JPH07228159A (ja) | 1994-02-16 | 1994-02-16 | エンジンマウントの制御装置とそれを用いたエンジン支持装置およびエンジンマウントの制御方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07228159A true JPH07228159A (ja) | 1995-08-29 |
Family
ID=11992231
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1918394A Pending JPH07228159A (ja) | 1994-02-16 | 1994-02-16 | エンジンマウントの制御装置とそれを用いたエンジン支持装置およびエンジンマウントの制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07228159A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009126236A (ja) * | 2007-11-20 | 2009-06-11 | Bridgestone Corp | エンジン制振システム |
| JP2009126237A (ja) * | 2007-11-20 | 2009-06-11 | Bridgestone Corp | エンジン制振システム |
| JP2010253991A (ja) * | 2009-04-21 | 2010-11-11 | Bridgestone Corp | エンジン制振システム |
| JP2010253968A (ja) * | 2009-04-21 | 2010-11-11 | Bridgestone Corp | エンジン制振システム |
-
1994
- 1994-02-16 JP JP1918394A patent/JPH07228159A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009126236A (ja) * | 2007-11-20 | 2009-06-11 | Bridgestone Corp | エンジン制振システム |
| JP2009126237A (ja) * | 2007-11-20 | 2009-06-11 | Bridgestone Corp | エンジン制振システム |
| JP2010253991A (ja) * | 2009-04-21 | 2010-11-11 | Bridgestone Corp | エンジン制振システム |
| JP2010253968A (ja) * | 2009-04-21 | 2010-11-11 | Bridgestone Corp | エンジン制振システム |
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