JPH0722959B2 - ライニング用製管機 - Google Patents

ライニング用製管機

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JPH0722959B2
JPH0722959B2 JP13123893A JP13123893A JPH0722959B2 JP H0722959 B2 JPH0722959 B2 JP H0722959B2 JP 13123893 A JP13123893 A JP 13123893A JP 13123893 A JP13123893 A JP 13123893A JP H0722959 B2 JPH0722959 B2 JP H0722959B2
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pipe
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roller
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信一 村上
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Tokyo Metropolitan Sewerage Service Corp
Sekisui Chemical Co Ltd
Tokyo Metropolitan Government
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Tokyo Metropolitan Sewerage Service Corp
Sekisui Chemical Co Ltd
Tokyo Metropolitan Government
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】A.発明の目的 (1) 産業上の利用分野 この発明は、帯状部材を螺旋状に捲回して管を作成する
製管機に関し、特には、既設管内にライニング管を装入
するのに用いて好適なライニング用製管機に関する。
【0002】(2) 従来の技術 一般に、帯状部材を螺旋状に捲回して管を製造するいわ
ゆる螺旋巻き式製管機は、製造される管が製造される過
程で押出し力を受けて連続的に製造されるものであるの
で、一定場所にのみ製管機を配すればよく、場所を取ら
ず経済的である。しかし、該螺旋巻き式製管機は工場に
おけるものが一般的であり、機体フレームは剛直に作ら
れている上、管径の変化に対しては格別の配慮がなされ
ておらず、管径毎に別の製管機を用意して使用されてい
るものであった。従って、このような製管機にあって
は、一機種によって多様な管径の管を製造することがで
きないばかりでなく、これを地下埋設管のライニング用
として現場に配した場合、該地下埋設管の多種類の管径
にも、また、該地下埋設管に対する中心軸設定にも、対
応することができないという種々の不具合が存在する。
また、帯状部材は弾性を有することから、管状に折り込
む際に外径方向へ逸脱し易く、正確な真円度が得られ難
く、これを四周から拘束する製管機にあっては、拘束手
段が円周位置に多数個配されその設置が煩雑化し、か
つ、大径化する程その傾向が大きくなり、製作費用の高
騰化を招くものとなっている。
【0003】(3) 発明が解決しようとする問題点 そこで、本発明は上記実情に鑑み、上記従来技術の欠点
を解消し、管径を自在に変更でき、かつ、正確な真円度
の得られる新規な製管機を提供することを目的(技術的
課題)とするものである。
【0004】B.本発明の構成 (1) 問題を解決するための手段 本発明の製管機は上記目的を達成するため、次の構成
(技術的手段)を採る。すなわち、内面は平滑にして、
外面にはその長手方向に複数の突条2が谷部3を介して
所定の間隔をもって縦設され、かつ、連続的に供給され
る帯状部材1を順次円周方向に折り込み、該帯状部材1
の側端部を互いに接合して螺旋巻きによるライニング管
Pを作成する製管機Hであって、この製管機は、組立て
及び分解が自在にして寸法調節可能な機体フレーム10
を有し、この機体フレーム10には、帯状部材1が最初
に閉合する位置に配される帯状部材接手部接合機構部4
0、及び該帯状部材接手部接合機構部40よりも後位置
に配される案内機構部70,80並びに管回転機構部5
0が前記帯状部材接手部接合機構部40とともに角度調
整自在にそれぞれ円周位置に配され、また、前記帯状部
材接手部接合機構部40よりも前位置に帯状部材送り機
構部20が配され、少なくとも前記帯状部材送り機構部
20、帯状部材接手部接合機構部40及び管回転機構部
50は前記帯状部材を内外面からその形状に沿って挟着
する内面ローラ22,42,52及び凹凸付き外面ロー
ラ21,41,51を有し、前記案内機構部70,80
は少なくとも内面ローラ72,82を有することを特徴
とする。
【0005】本発明は次の態様を採ることができる。 接合機構及び側部案内機構を上下動位置調整可能とす
ること。該態様によれば、製造される管の管径に対応す
ることができるばかりでなく、該管の中心軸の上下位置
の調整が自由となり、上下方向の偏心調整ができる。 下部可動梁を廃するとともに、下部案内機構を下部梁
に装着すること。この場合、接合機構及び側部案内機構
は上下動位置調整可能とされる。
【0006】(2) 作用 本製管機により帯状部材1を次のようにして製管してゆ
く。すなわち、連続的に供給される帯状部材1を送り機
構部20、接合機構部40、案内機構部70,80、回
転機構部50の各製管機構部の外面ローラと内面ローラ
との間を通過させて螺旋状に捲回して管Pを製造してゆ
く。このとき、管径に応じて各製管機構部を支持する柱
部材11及び上部・下部上下可動梁13,14を移動調
整するとともに各製管機構部の角度調整がなされる。
【0007】(3) 実施例 以下、本発明の製管機の実施例を図面に基づいて説明す
る。図1ないし図6はその一実施例であるライニング用
製管機Hを示す。
【0008】帯状部材1 先ず、図7を参照して、本発明に使用される帯状部材に
ついて説明する。帯状部材1は外面の長手方向に適宜数
の台形状の突条2が連続的に縦設され、突条2の間は谷
部3に形成される。突条2及び谷部3は幅方向に等しい
ピッチをなす。突条2の内部には適宜中空部が形成さ
れ、帯状部材の剛性化並びに軽量化を図りうる。内面4
は実質的に平滑に形成される。帯状部材1の両側には互
いに内外に重合して係合する接手部5,6が形成され
る。すなわち、外側接手部5の突条は突条2と同形に形
成されるとともにその内面には丸形凹溝5aが縦設さ
れ、また、張出し部5bは谷部3の幅よりも若干長くさ
れている。内側接手部6はその張出し部6aの長さを谷
部3よりも長めの長さにされ、該張出し部6aの端部に
前記外側接手部5の丸形凹溝5aに係合する丸形凸条6
bが縦設されるとともに、その付け根部の突条2には切
込み凹溝6cが縦設されている。接合時において、内側
接手部6に外側接手部5が接合ローラ41(後記)によ
り押圧され、丸形凹溝5aに丸形凸条6bが、また、切
込み凹溝6cに張出し部5bの端部がそれぞれ嵌り込
み、接合される。そして、更にその重合部に溶着ローラ
43(後記)が圧接されて高周波熱により溶着接合され
るものである。溶着接合に替え接着剤により接合する態
様を採ることができる。接合部における溶着もしくは接
着により止水性の優れた接合部を得ることができる。該
帯状部材1は合成樹脂の素材をもって作成され、特に成
形性の観点から押出し形成により連続的に成形できる塩
化ビニール(PVC)樹脂が好適である。しかし金属に
よる成形を妨げるものではない。
【0009】製管機H 製管機Hの詳細な構造は図1ないし図6に示される。製
管機Hは機体フレーム10、帯状部材送り機構部20、
帯状部材接手部接合機構部40、管回転機構部50、下
部案内機構部70及び側部案内機構部80の主要部から
なる。留意すべきことは、機体フレーム10は可変であ
り、管径に対応できること、送り機構部20及び回転機
構部50は動力を有することである。なお、これらの主
要部のうち、機体フレーム10を除く各機構部20,4
0,50,70,80は製管機構部を構成し、一括して
「製管機構部」と呼ぶ。以下、これらの主要部の細部構
成を説明する。
【0010】機体フレーム10 機体フレーム(機枠)10(図1〜図5参照)は四隅に
立設された柱部材11、該柱部材11を囲んで固定され
る上部梁12、上部上下可動梁(以下単に「上部可動
梁」という)13、下部上下可動梁(以下単に「下部可
動梁」という)14及び下部梁15からなる。該機体フ
レーム10は上下並びに幅方向に長さを調整でき、管径
に対して自在に対応することができる。もっと詳しく
は、柱部材11は箱型鋼よりなり、管Pの進行方向にみ
て、前部柱11Aと後部柱11Bとから構成される。上
部梁12は前部及び後部梁12Aが下方に開口する溝型
鋼よりなり、それらを結合する側部梁12Bは箱型鋼よ
りなる。上部可動梁13は前部及び後部梁13Aが前方
及び後方に開口する溝型鋼よりなり、それらの中央部に
おいて2本の箱型鋼よりなる連結梁13Bによって連結
されている。下部可動梁14は上記の上部可動梁13と
ほぼ同様の構成を採る。すなわち、前部及び後部梁14
Aは前方及び後方に開口する溝型鋼よりなり、それらの
中央部において2本の箱型鋼よりなる連結梁14Bによ
って連結されている。下部梁15は上記の上部梁12と
ほぼ同様の構成を採る。すなわち、前部及び後部梁15
は上方に開口する溝型鋼より、それらを結合する側部梁
15Bは箱型鋼よりなる。
【0011】機体フレーム10は後記する各部機構部
(送り機構部及びその他の製管機構部)を支持するとと
もに、それらの各部機構部を管Pの管径に応じて保持す
る機能を有する。柱部材11は梁部材12,13,1
4,15に沿って幅方向に可変である。すなわち、前後
の梁部材12,13,14,15には長手方向に調節用
のボルト孔12a,13a,14a,15aが多数穿設
され、それらのボルト孔に沿って柱部材11を幅方向に
移動させ、ボルト16により固定する。該ボルト孔に替
え、非連続に穿設された溝によってもよいことは勿論で
ある。上部可動梁13及び下部可動梁14は柱部材11
に沿って上下方向に可変である。すなわち、柱部材11
にはその上下方向に調節用の複数のボルト孔11aが穿
設され、それらのボルト孔に沿って上部及び下部可動梁
13,14を上下方向に移動し、ボルト17により固定
する。ボルト孔11aを溝に替えうることは梁部材1
2,13,14,15におけるボルト孔12a,13
a,14a,15aと同様である。可動梁13,14に
おいて、連結梁13B,14Bはボルト18によって前
後部梁13A,14Aに沿って移動調整可能に固定され
ている。下部梁15は基礎台I上に載置される。
【0012】帯状部材送り機構部20 帯状部材送り機構部20(図1〜図4参照)は、帯状部
材1の外面の突条2、谷部3に圧接される複数の外面送
りローラ21と帯状部材1の内面に圧接される複数の内
面送りローラ22からなる。外面送りローラ21、内面
送りローラ22にはそれぞれゴム質からなる外面覆帯ベ
ルト23、内面覆帯ベルト24が装着され、均一な送り
力を得るものである。本実施例では外面送りローラ21
及び内面送りローラ22は複数個配されているが、単数
個であってもよい。また、外面及び内面覆帯ベルト2
3,24は省略しても差しつかえない。25は該送り機
構部20の駆動用油圧モーターであって、油圧ホースに
より油圧モータ用ユニットに連結される。各ローラ2
1,22及び油圧モータ25は前部柱11Aと後部柱1
1Bとに架け渡された取付け板26に角度を調整可能に
配された架台27に装備される。架台27は取付け板2
6と相対する背板27a、ローラの軸部を支持するリブ
27b、及びモータ25を載置固定する棚板27cより
なる。架台27の背板27aは取付け板26に対し角度
調整機構(アジャスタ)28によって角度調整可能に連
結固定されている。角度調整機構28は図6に示すよう
に、架台27の背板27aに突出固定されたねじ棒28
a、取付け板26に所要の角度をもって穿設され、該ね
じ棒28aを挿通させる溝28b、及びねじ棒28aに
螺合し背板27aを取付け板26に引き寄せるナット2
8cからなる。28dはワッシャーである。角度調整機
構は後記する接合機構部40、回転機構部50、案内機
構部70,80においても具備するものであり、その実
質的機構は該送り機構部部20における角度調整機構2
8と同等である。
【0013】該帯状部材送り機構部20における動力駆
動は次のようにしてなされる。油圧モータ25の駆動軸
に取り付けられた小歯車30は架台27のリブ27bに
回転軸を有する大歯車31をチェーンにより回転させ、
該大歯車31と同軸の内面送りローラ22を回転させ
る。内面送りローラ22はそれぞれ両側に歯車32を有
し、互いにチェーンにより連結されている。また、外面
送りローラ21もそれぞれ歯車33を有し、互いにチェ
ーンで連結されるとともに、内面送りローラ22の適宜
の歯車32と連結され、回転させられるものである。帯
状部材送り機構部20の動力駆動は上記に限らず、外面
送りローラ21のみを動力駆動し、内面ローラ22は単
に帯状部材1に圧接させその摩擦により追従して回転さ
れるものであってもよい。更に、外面及び内面送りロー
ラ21,22が単一の場合、油圧モータ25の駆動軸を
外面送りローラ21の軸に直結させるとともに、内面送
りローラ22は油圧モータ用ユニットに連結された油圧
シリンダにより所定の圧力で押圧させる態様を採る。
【0014】接合機構部40 帯状部材接手部接合機構部40(図1、図4参照)は、
外面接合ローラ41、内面接合ローラ42及び溶着ロー
ラ43よりなる。溶着ローラ43の内方には案内ローラ
44が配される。外面接合ローラ41及び内面接合ロー
ラ42はともに帯状部材1の幅よりも接手分に相当する
分だけ長く、かつ、管Pの中心を通る水平線上に配され
る。これにより、帯状部材1はその端部の接手部(外側
接手部5と内側接手部6)が互いに係合し合うことにな
る。溶着ローラ43は電源端子(図示せず)に接続さ
れ、該電源端子は電源用発電機に接続されている。各ロ
ーラ41,42,43,44及び電源端子等は前部柱1
1Aと後部柱11Bとに架け渡された取付け板45に角
度を調整可能に配された架台46に装備される。架台4
6は背板46a、リブ46bからなり、背板46dと取
付け板45とは角度調整機構47(その構成は帯状部材
送り機構部20の角度調整機構28に準じる。)によっ
て連結されている。内面接合ローラ42及び案内ローラ
44は管中心軸方向に位置調整可能に枢着され、溶着ロ
ーラ43は偏心位置調整可能に枢着されている。
【0015】管回転機構部50 管回転機構部50(図1、図2、図3参照)は、出来上
った管Pの後端部の上部に配され、管Pに回転推進力を
付与する。該回転機構部50は複数の外面回転ローラ5
1と複数の内面回転ローラ52とからなる。すなわち、
外面回転ローラ51は凹凸形状をなし、帯状部材1の外
面の突部、谷部3に沿って圧接され、内面回転ローラ5
2には帯状部材1の内面に圧接される。外面回転ローラ
51、内面回転ローラ52にはそれぞれゴム質からなる
外面回転覆帯ベルト53、内面覆帯ベルト54が装着さ
れ、均一な管Pへの回転力を得るものである。本実施例
では外面回転ローラ51及び内面回転ローラ52は複数
個配されているが、単数個であってもよい。また、外面
及び内面覆帯ベルト53,54は省略されうる。55は
該回転機構50の駆動用油圧モータであって、油圧ホー
スにより油圧モータ用ユニットに連結される。
【0016】該回転機構部50は作成される管Pの軸線
に対して傾斜して配され、かつ、その外面回転ローラ5
1の凹凸部と帯状部材1の突条2及び谷部3との嵌合に
より、管Pに回転力を付与するとともに、管Pの管軸方
向への推力が生じる。なお、この回転機構部50に限ら
ず、他の製管機構部40,70,80の外面ローラも管
Pの軸線に対して傾斜して配されることから、同じく推
力に寄与するものである。各ローラ51,52及び油圧
モータ55は上部可動梁13の連結梁13B上に架け渡
された取付け板56に角度を調整可能に配された架台5
7に装備される。架台57の背板57aの下面にローラ
用取付けリブ57bが一体的に固定され、該取付けリブ
57bは取付け板56に開けられた調整穴56aを貫通
して下方に垂設される。内面回転ローラ52はリブ57
bに対し管径方向に位置調整可能に枢着される。また、
背板57aの上面にはモータ取付け台57cが一体的に
立設される。57dは該モータ取付け台のリブである。
架台57の背板57aと取付け板56とは角度調整機構
58によって連結されている。
【0017】該管回転機構部50における動力駆動は次
のようにしてなされる。油圧モータ55の駆動軸に取り
付けられた小歯車60は架台下部のリブに回転軸を有す
る大歯車61にチェーンにより回転させ、該大歯車61
と同軸の外面回転ローラ51を回転させる。外面回転ロ
ーラ51はそれぞれ歯車62を有し、互いにチェーンに
より連結される。また、内面回転ローラ52もそれぞれ
歯車63を有し、互いにチェーンで連結されるととも
に、外面回転ローラ51の歯車62と連結され、回転駆
動力を得るものである。管回転機構部20の動力駆動は
上記に限らず、外面回転ローラ51のみを動力駆動し、
内面ローラ52は単に帯状部材1に圧接させその摩擦に
より追従して回転されるものであってもよい。更に、外
面及び内面回転ローラ51,52が単一の場合、油圧モ
ータ55の駆動軸を外面回転ローラ51の軸に直結させ
るとともに、内面回転ローラ52は油圧モータ用ユニッ
トに連結された油圧シリンダにより所定の圧力で押圧さ
せる態様を採る。
【0018】下部案内機構部70及び側部案内機構部8
下部案内機構部70は、外面案内ローラ71と内面案内
ローラ72とからなる。それらは製造される管Pの最下
端に位置して取り付けられる。各ローラ71,72は下
部可動梁14の連結梁14B上に架け渡された取付け板
73に角度を調整可能に配された架台74に装備され
る。架台74は背板74a,リブ74bからなり、背板
74aと取付け板73とは角度調整機構75によって連
結されている。内面ローラ72は管軸中心方向に進退可
能にその軸部をリブ74bにより支持される。該下部案
内機構部70は、帯状部材が上方に引き上げられようと
する力に抵抗し、管Pの真円度を保償する。
【0019】側部案内機構部80は、外面案内ローラ8
1と内面案内ローラ82とからなり、それらは製造され
る管Pの中心軸を通る水平線上に配される。各ローラ8
1,82は、前部柱11Aと後部柱11Bとに架け渡さ
れた取付け板83に角度調整機構84を介して固定され
る架台85に装備される。架台85は取付け板83と相
対する背板85a、ローラの軸部を支持するリブ85b
よりなる。内面ローラ82は管軸中心方向に進退可能に
その軸部をリブ85bにより支持される。
【0020】動力駆動 帯状部材送り機構部20、回転機構部50においてはそ
れらのローラが動力駆動されることは前述のとおりであ
り、接合機構部40及び案内機構部70,80において
はそれらのローラは格別動力を要しないものであるが、
それらのローラ、特に外面ローラ41,71,81を動
力駆動させることを妨げるものではない。この場合、こ
れらの外面ローラ41,71,81の駆動力は送り機構
部20、回転機構部50と同様に油圧ユニットに連動さ
れる油圧モータにより回転駆動されるものであり、ま
た、それらの内面ローラ42,72,82も油圧シリン
ダにより圧接されるものである。なお、下部案内機構7
0の動力駆動は特になす必要はない。これらのローラの
動力駆動において、送り機構部20のローラ21並びに
他の製管機構部の動力駆動ローラ41,51,71,8
1の回転を同期させるようにする。また、各製管要素の
動力駆動ローラ41,51,71の回転面と帯状部材1
との間に生ずる摩擦が増加し、送り機構部20による帯
状部材1の送りが相対的に速くなって帯状部材1にたる
みが生じるようになると送り機構部20の送り速度を減
じ帯状部材1のたるみを防止するようにする。
【0021】管の作成 以下、本実施例の製管機Hによる管の作成方法並びに本
製管機を構成する各部構造の機能について述べる。ま
ず、作成しようとする管Pの管径に合わせて製管機Hの
各部の調整をする。すなわち、機体フレーム10の柱部
材11及び下部案内ローラ機構部70の幅方向の調整、
上部及び下部可動梁13、14の上下方向の調整を行
う。これらの調整は管径に対する調整のみならず、管の
中心軸に対する偏心調整にも対応し得るものである。な
お、上下方向の偏心調整を行う際、接合機構部40及び
側部案内機構部80も上下に移動して調整される。ま
た、帯状部材送り機構部20、帯状部材接合機構部4
0、管回転機構部50及び案内機構部70,80の各ロ
ーラの振り角度の調整をそれぞれの角度調整機構により
行う。これらの角度調整は管径が大きくなれば穏やか
な、管径が小さくなれば急な角度に調整される。
【0022】次いで、管Pの先端部分を作成する。すな
わち、帯状部材1を繰り出し、製管機Hの帯状部材送り
機構部20、接合機構部40、下部案内機構部70、側
部案内機構部80、回転機構部50へと順次手作業によ
り帯状部材1を螺旋状に捲回し、その先端を接合機構4
0に到達させる。このとき、径方法に進退可能な内面ロ
ーラ42,44,72,82,52は予め管軸中心方向
に後退させておき、帯状部材1を通過させた後は外面ロ
ーラ側に前進させ、該帯状部材1を外面ローラとともに
挟圧する。
【0023】この状態で送り機構部20の動力装置25
及び回転機構部50の動力装置55を駆動すると、帯状
部材1の先端は接合機構部40の外面接合ローラ41、
内面接合ローラ42の間に強制的に送り込まれてゆき、
外面接合ローラ41の働きにより隣り合う帯状部材の端
部接手部が噛み合い重合する。重合した接手部は接合ロ
ーラ41に続く溶着ローラ43により溶着接合され、強
固に接合される。以下、帯状部材1を連続的に供給し、
製管機構部により管Pを順次造り出してゆく。ライニン
グ管Pの成形とともに各製管要素のローラと帯状部材1
との摩擦が増大し、送り機構部20の送り速度が相対的
に増し、帯状部材1にたるみが生じるようになると送り
機構部20の送り速度を減じる。これにより帯状部材1
に引張り力が導入され、たるみが生ぜず、一定径のライ
ニング管Pが成形されてゆく。
【0024】地下埋設管内のライニング施工 図8は本発明の製管機Hを使用して地下埋設管Q内に管
すなわちライニング管Pを挿入するライニング施工工事
の概要を示す。図において、Jは立孔、Kは該立孔Jの
孔口に配される巻取りドラムである。地上部には更に、
電源用発電機L、電気熱溶着用トランスM及び油圧モー
タ用ユニットNを登載した車輛Oを待機しておき、電気
熱溶着用トランスM及び油圧モータ用ユニットNより配
設される電線及び油圧ホースを製管機Hの所要部位に接
続される。このようなライニング施工工事において発生
する技術的問題点として、狭い立孔J内に製管機を搬
入でき、かつ、操作を容易にできるかどうか、埋設管
Qは立孔Jの中心位置に常に配されているものではな
く、立孔の底部に設置した製管機の偏心調整を容易に行
うことができるかどうか、等がある。叙上の説明から明
らかなように、本実施例の製管機Hは上記の問題点を容
易に克服できるものである。すなわち、本実施例のライ
ニング用製管機Hによれば、各製管機構部を支持する柱
部材11及び上部・下部可動梁13,14を移動調整す
るとともに各製管機構部の角度調整をすることにより、
容易に管径の変更に応じることができる。そして、連続
的に供給される帯状部材1を接合機構部40、案内機構
部70,80、回転機構部50の各製管機構部を通過さ
せて螺旋状に捲回して管を自動的に製造してゆくことが
できる。このとき、帯状部材送り機構部20の送り速度
を減速することにより、帯状部材1に引張り力(引戻し
力)が導入され、その他の製管機構部における帯状部材
1のたるみを調整し、均一な径のライニング管Pを得る
ことができる。
【0025】〔実施の諸態様〕本発明は上記実施例に限
定されるものではなく、本発明の基本的技術思想の範囲
内で種々設計変更が可能である。すなわち、以下の態様
は本発明の技術的範囲内に包含されるものである。 製管機構部は必ずしも本実施例の位置に限定されるも
のではなく、要は製造される管の真円を保証する位置に
配され得ればよい。例えば、接合機構部40は管Pの中
心軸を通る水平位置ばかりでなく、供給される帯状部材
1の閉合位置によって適宜位置に決められる。また、送
り機構部20は機体フレーム10の上部(すなわち、上
部梁12上)に取り付けることもできる。 下部可動梁14を廃し、下部梁15上に下部案内ロー
ラ機構70を装着すること。この場合、管径の調整は上
部可動梁13の移動が2倍にされ、かつ、接合機構部4
0及び側部案内機構部80も移動可能にされる。 下部案内機構部70の外面案内ローラ71を廃し、内
面案内ローラ72により案内させること。 接合機構部40において溶着ローラ43を廃するこ
と。また、溶着ローラ43に替え接合ローラ41,42
により帯状部材1相互が重合する前位置に溶着手段(例
えば、接着剤注入ノズル)を配すること。 角度調整機構28,47,58,75,84は本実施
例のものに限られない。要は管径に応じて各製管要素を
所定の角度に調整され得るものであればよい。 機体フレーム10の構成部材を適宜の素材並びに形状
のものとすること、駆動力を油圧モータに替えて電気モ
ータとすること、駆動伝達をチェーンに替えて適宜手段
(例えばベルト伝達)によること、等は当然の設計的事
項であるので詳述しない。
【0026】C.発明の効果 本発明の本製管機によれば、管径に対応して各製管要素
を上下方向並びに幅方向(水平方向)に移動調整させる
とともに角度を調整させることができ、どのような管径
のものでも製管することができ、従って、下水道管内へ
のライニング施工用として好適である。また、帯状部材
の内外面を内外面ローラによって挟着して送り駆動する
ので、帯状部材は確実に管状に折り込まれ、真円度の高
いライニング管が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の製管機の一実施例の正面図。
【図2】図1の左側面図(一部断面図)。
【図3】図1の平面図。
【図4】図1の右側面図(一部断面図)。
【図5】機体フレームの梁部の分解立体図。
【図6】角度調整機構の断面図。
【図7】本発明に使用される帯状部材の一実態様の断面
図。
【図8】本発明を地下埋設管路に実施した実施要領図。
【符号の説明】
1…帯状部材、10…機体フレーム、11…柱部材、1
2…上部梁、13…上部上下可動梁、14…下部上下可
動梁、15…下部梁、20…送り機構部、21…外面送
りローラ、22…内面送りローラ、40…接合機構部、
41…外面接合ローラ、42…内面ローラ、50…管回
転機構部、51…外面回転ローラ、52…内面ローラ、
70,80…案内機構部、71,81…外面案内ロー
ラ、72,82…内面ローラ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内面は平滑にして、外面にはその長手方向
    に複数の突条(2) が谷部(3) を介して所定の間隔をもっ
    て縦設され、かつ、連続的に供給される帯状部材(1) を
    順次円周方向に折り込み、該帯状部材(1) の側端部を互
    いに接合して螺旋巻きによるライニング管(P) を作成す
    る製管機(H) であって、 この製管機は、組立て及び分解が自在にして寸法調節可
    能な機体フレーム(10)を有し、 この機体フレーム(10)には、帯状部材(1) が最初に閉合
    する位置に配される帯状部材接手部接合機構部(40)、及
    び該帯状部材接手部接合機構部(40)よりも後位置に配さ
    れる案内機構部(70,80) 並びに管回転機構部(50)が前記
    帯状部材接手部接合機構部(40)とともに角度調整自在に
    それぞれ円周位置に配され、また、前記帯状部材接手部
    接合機構部(40)よりも前位置に帯状部材送り機構部(20)
    が配され、 少なくとも前記帯状部材送り機構部(20)、帯状部材接手
    部接合機構部(40)及び管回転機構部(50)は前記帯状部材
    を内外面からその形状に沿って挟着する内面ローラ(22,
    42,52)及び凹凸付き外面ローラ(21,41,51)を有し、 前記案内機構部(70,80) は少なくとも内面ローラ(72,8
    2) を有する、ことを特徴とする製管機。
  2. 【請求項2】請求項1において、少なくとも接合機構部
    (40)及び管回転機構部(50)の外面ローラ(41,51) を推力
    を付与する方向にライニング管(P) の軸線に対して傾斜
    させてなることを特徴とする製管機。
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