JPH0722964B2 - 成形用塩化ビニルシートの製造方法 - Google Patents
成形用塩化ビニルシートの製造方法Info
- Publication number
- JPH0722964B2 JPH0722964B2 JP3314879A JP31487991A JPH0722964B2 JP H0722964 B2 JPH0722964 B2 JP H0722964B2 JP 3314879 A JP3314879 A JP 3314879A JP 31487991 A JP31487991 A JP 31487991A JP H0722964 B2 JPH0722964 B2 JP H0722964B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- molding
- chloride sheet
- roll
- vinyl chloride
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
- Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)
- Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は成形用塩化ビニルシー
トの製造方法に関し、さらに詳しくは真空成形等により
シートを再加熱する際に生じるしわの発生を防止せしめ
た塩化ビニルシートの製造方法に関する。
トの製造方法に関し、さらに詳しくは真空成形等により
シートを再加熱する際に生じるしわの発生を防止せしめ
た塩化ビニルシートの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来における成形用塩化ビニルシート
は、カレンダー成形により圧延したポリ塩化ビニルシー
トの表面にプリント及び絞り模様を施してなり、これに
発泡ポリブロピレンフォーム等の発泡シートとラミネー
トして使用する場合が多い。
は、カレンダー成形により圧延したポリ塩化ビニルシー
トの表面にプリント及び絞り模様を施してなり、これに
発泡ポリブロピレンフォーム等の発泡シートとラミネー
トして使用する場合が多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記したようにカレン
ダー成形により圧延してなる成形用塩化ビニルシート
は、圧延、プリント、絞り加工、ラミネートの各加工行
程において加熱して長さ方向に引っ張られる行程が繰り
返される為に必然的に長さ方向に延伸され、反対に幅方
向には殆ど延伸されないまま成形される。そして、上記
したように製造された成形用塩化ビニルシートは、真空
成形により自動車の内装材等として成形する際に再加熱
するとシートの長さ方向に熱収縮が生じると同時に、幅
方向に若干の熱膨張が生じる。よって、上記した成形用
塩化ビニルシートにあっては、真空成形の際にシートの
四方を固定して加熱したときにシートの長さ方向と幅方
向との間に熱収縮と熱膨張の差が生じて加熱したシート
が波打った状態になり、このしわが真空引きの際に生じ
るしわの発生原因となっていた。
ダー成形により圧延してなる成形用塩化ビニルシート
は、圧延、プリント、絞り加工、ラミネートの各加工行
程において加熱して長さ方向に引っ張られる行程が繰り
返される為に必然的に長さ方向に延伸され、反対に幅方
向には殆ど延伸されないまま成形される。そして、上記
したように製造された成形用塩化ビニルシートは、真空
成形により自動車の内装材等として成形する際に再加熱
するとシートの長さ方向に熱収縮が生じると同時に、幅
方向に若干の熱膨張が生じる。よって、上記した成形用
塩化ビニルシートにあっては、真空成形の際にシートの
四方を固定して加熱したときにシートの長さ方向と幅方
向との間に熱収縮と熱膨張の差が生じて加熱したシート
が波打った状態になり、このしわが真空引きの際に生じ
るしわの発生原因となっていた。
【0004】本発明は成形用ビニルシートの製造過程に
おいて、シートの長さ方向と幅方向との間に生じる熱収
縮と熱膨張との差を減少させる行程を加えることによ
り、再加熱して成形する際におけるしわの発生を防止す
ることを課題とする。
おいて、シートの長さ方向と幅方向との間に生じる熱収
縮と熱膨張との差を減少させる行程を加えることによ
り、再加熱して成形する際におけるしわの発生を防止す
ることを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決する為
に本発明の成形用塩化ビニルシートの製造方法は、カレ
ンダー成形によって圧延したポリ塩化ビニルシートを加
熱して絞ロールにより模様を転写させ、その直後該シー
トが熱帯びた状態においてエキスパンダーロールにより
シートを幅方向に延伸させるものである。
に本発明の成形用塩化ビニルシートの製造方法は、カレ
ンダー成形によって圧延したポリ塩化ビニルシートを加
熱して絞ロールにより模様を転写させ、その直後該シー
トが熱帯びた状態においてエキスパンダーロールにより
シートを幅方向に延伸させるものである。
【0006】
【作用】以上の手段によれば、カレンダー成形によって
圧延したポリ塩化ビニルシートは、加熱された状態にお
いて長さ方向に引かれながら絞ロールにより模様の転写
が行われ、その直後、まだシートが熱帯びる状態におい
てエキスパンダーロールにより幅方向に延伸され、その
後自然冷却する。即ち、上記した行程にて製造された成
形用塩化ビニルシートは、カレンダー成形の際中に加わ
えられる張力により長さ方向に延伸されると共に、エク
スパンダーロールによる引き延ばしにより幅方向に延伸
された状態で成形され、上記エキスパンダーロールによ
る延伸により成形後においてシートを再加熱した際に生
じるシート幅方向の熱膨張が減少する。
圧延したポリ塩化ビニルシートは、加熱された状態にお
いて長さ方向に引かれながら絞ロールにより模様の転写
が行われ、その直後、まだシートが熱帯びる状態におい
てエキスパンダーロールにより幅方向に延伸され、その
後自然冷却する。即ち、上記した行程にて製造された成
形用塩化ビニルシートは、カレンダー成形の際中に加わ
えられる張力により長さ方向に延伸されると共に、エク
スパンダーロールによる引き延ばしにより幅方向に延伸
された状態で成形され、上記エキスパンダーロールによ
る延伸により成形後においてシートを再加熱した際に生
じるシート幅方向の熱膨張が減少する。
【0007】
【発明の効果】本発明は以上説明したように、ポリ塩化
ビニルシートを加熱して絞ロールにより模様を転写した
直後、該シートが冷却される前にエキスパンダーロール
により幅方向に延伸させるものであるから、シートを再
加熱した際に生じるシート幅方向の膨張量を低減させ、
これにより再加熱時におけるしわの発生原因となってい
たシート長さ方向と幅方向との間に生じる熱収縮と熱膨
張との差を従来よりも減少させることができる。従っ
て、本願の製造行程により製造した塩化ビニルシートに
よれば、例えば真空成形の行程中に再加熱した際に生じ
ていたしわの発生が効果的に防止され、その成形性は大
幅に改善される。
ビニルシートを加熱して絞ロールにより模様を転写した
直後、該シートが冷却される前にエキスパンダーロール
により幅方向に延伸させるものであるから、シートを再
加熱した際に生じるシート幅方向の膨張量を低減させ、
これにより再加熱時におけるしわの発生原因となってい
たシート長さ方向と幅方向との間に生じる熱収縮と熱膨
張との差を従来よりも減少させることができる。従っ
て、本願の製造行程により製造した塩化ビニルシートに
よれば、例えば真空成形の行程中に再加熱した際に生じ
ていたしわの発生が効果的に防止され、その成形性は大
幅に改善される。
【0008】
【実施例】以下、本発明の製造方法を図面に基づいて説
明する。図中1は、カレンダー成形によって圧延したポ
リ塩化ビニルシート1aを巻き取ったロールであり、上
記ポリ塩化ビニルシート1aの表面には既にプリントが
施してある。上記したロール1から引き出されたシート
1aは、130゜C程度に加熱したドラム2に通して予
備加熱した後、ヒーター3の設置区間を通過させて表面
温度が180゜C〜200゜Cになるように加熱する。
加熱したシート1aは絞ロール4と同ロール4に弾圧さ
れるゴムロール5との間を通して表面に絞り模様を転写
し、その直後、まだシート1aの表面温度が100゜C
〜130゜C程度の熱帯びた状態においてエキスパンダ
ーロール6にかける。エキスパンダーロール6は、図2
によって示すようにロールの周面を8枚〜12枚程度の
スライド管6aによって構成し、これらスライド管6a
の両半部をロールの回転に伴って各々両端方向へ水平移
動させることにより、該ロール6の外周に接触しながら
通過するシートに対して幅方向への引っ張り負荷を与え
るものである。従って、熱帯びた状態のポリ塩化ビニル
シート1aが上記したエキスパンダロール6にかけられ
ると該シート1aは幅方向に引っ張られて延伸される。
この際、エキスパンダロール6は駆動させておくことが
望ましい。エキスパンダーロール6を通過したシート1
aは、ベルトコンベア7上に載せてできるだけ張力が加
わらない状態を保って移動させながら70゜C〜80゜
Cまでに自然冷却させた後、冷却ドラム8により常温ま
で強制冷却して巻き取りロール9にて巻き取る。
明する。図中1は、カレンダー成形によって圧延したポ
リ塩化ビニルシート1aを巻き取ったロールであり、上
記ポリ塩化ビニルシート1aの表面には既にプリントが
施してある。上記したロール1から引き出されたシート
1aは、130゜C程度に加熱したドラム2に通して予
備加熱した後、ヒーター3の設置区間を通過させて表面
温度が180゜C〜200゜Cになるように加熱する。
加熱したシート1aは絞ロール4と同ロール4に弾圧さ
れるゴムロール5との間を通して表面に絞り模様を転写
し、その直後、まだシート1aの表面温度が100゜C
〜130゜C程度の熱帯びた状態においてエキスパンダ
ーロール6にかける。エキスパンダーロール6は、図2
によって示すようにロールの周面を8枚〜12枚程度の
スライド管6aによって構成し、これらスライド管6a
の両半部をロールの回転に伴って各々両端方向へ水平移
動させることにより、該ロール6の外周に接触しながら
通過するシートに対して幅方向への引っ張り負荷を与え
るものである。従って、熱帯びた状態のポリ塩化ビニル
シート1aが上記したエキスパンダロール6にかけられ
ると該シート1aは幅方向に引っ張られて延伸される。
この際、エキスパンダロール6は駆動させておくことが
望ましい。エキスパンダーロール6を通過したシート1
aは、ベルトコンベア7上に載せてできるだけ張力が加
わらない状態を保って移動させながら70゜C〜80゜
Cまでに自然冷却させた後、冷却ドラム8により常温ま
で強制冷却して巻き取りロール9にて巻き取る。
【0009】上記した行程にて製造された成形用塩化ビ
ニルシート1aは、カレンダー成形や絞加工の際中に加
わえられる張力により長さ方向に延伸されると共に、エ
キスパンダーロール6による引き延ばしにより幅方向に
延伸された状態で成形される。従って、上記した成形用
塩化ビニルシート1aを成形する為に再加熱した際にお
いて、シート1aは長さ方向に熱収縮すると共に、幅方
向に熱膨張が生じるが、シート幅方向に生じる熱膨張は
エキスパンダーロール6により幅方向に延伸させた分減
少する。これにより再加熱時におけるしわの発生原因と
なっていたシート長さ方向と幅方向との間に生じる熱収
縮と熱膨張との差を従来よりも減少させることができ
る。例えば、従来の製造方法にて製造したポリ塩化ビニ
ルシートを実際に100゜C〜160゜Cで再加熱した
場合には、シート長さ方向に0.5〜15%の熱収縮
し、シート幅方向に0〜5%の範囲で熱膨張を生じてい
た。これに対し、本願の製造方法にて製造した成形用ポ
リ塩化ビニルシートにおいて、100゜C〜160゜C
で再加熱した場合、シート長さ方向に0.5〜15%の
熱収縮し、シート幅方向に−1〜3%の範囲で熱膨張す
る結果となり、再加熱時におけるしわの発生原因となっ
ていたシート長さ方向と幅方向との間に生じる熱収縮と
熱膨張との差を従来よりも減少させることができた。ま
た、上記した成形用ポリ塩化ビニルシート1aの裏面に
発泡ポリプロピレンをラミネートする場合においては、
上記した製造行程の後に発泡ポリプロピレンを貼り合わ
せる行程が追加されるが、好ましくは、この貼り合わせ
行程直後におけるシートが熱帯びた状態において、上記
したエキスパンダーロールによりシート幅方向に延伸す
ることにより、発泡ポリプロピレンをラミネートした場
合においても良好なしわ防止効果と成形性の向上を図る
ことができる。
ニルシート1aは、カレンダー成形や絞加工の際中に加
わえられる張力により長さ方向に延伸されると共に、エ
キスパンダーロール6による引き延ばしにより幅方向に
延伸された状態で成形される。従って、上記した成形用
塩化ビニルシート1aを成形する為に再加熱した際にお
いて、シート1aは長さ方向に熱収縮すると共に、幅方
向に熱膨張が生じるが、シート幅方向に生じる熱膨張は
エキスパンダーロール6により幅方向に延伸させた分減
少する。これにより再加熱時におけるしわの発生原因と
なっていたシート長さ方向と幅方向との間に生じる熱収
縮と熱膨張との差を従来よりも減少させることができ
る。例えば、従来の製造方法にて製造したポリ塩化ビニ
ルシートを実際に100゜C〜160゜Cで再加熱した
場合には、シート長さ方向に0.5〜15%の熱収縮
し、シート幅方向に0〜5%の範囲で熱膨張を生じてい
た。これに対し、本願の製造方法にて製造した成形用ポ
リ塩化ビニルシートにおいて、100゜C〜160゜C
で再加熱した場合、シート長さ方向に0.5〜15%の
熱収縮し、シート幅方向に−1〜3%の範囲で熱膨張す
る結果となり、再加熱時におけるしわの発生原因となっ
ていたシート長さ方向と幅方向との間に生じる熱収縮と
熱膨張との差を従来よりも減少させることができた。ま
た、上記した成形用ポリ塩化ビニルシート1aの裏面に
発泡ポリプロピレンをラミネートする場合においては、
上記した製造行程の後に発泡ポリプロピレンを貼り合わ
せる行程が追加されるが、好ましくは、この貼り合わせ
行程直後におけるシートが熱帯びた状態において、上記
したエキスパンダーロールによりシート幅方向に延伸す
ることにより、発泡ポリプロピレンをラミネートした場
合においても良好なしわ防止効果と成形性の向上を図る
ことができる。
【図1】 本願の製造行程を示す簡略図。
【図2】 エキスパンダーロールを示す正面図。
1a・・・ポリ塩化ビニルシート 4・・・絞ロール 6・・・エキスパンダーロール
Claims (1)
- 【請求項1】 カレンダー成形によって圧延したポリ
塩化ビニルシートを加熱して絞ロールにより模様を転写
させ、その直後該シートが熱帯びた状態においてエキス
パンダーロールによりシートを幅方向に延伸させること
を特徴とする成形用塩化ビニルシートの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3314879A JPH0722964B2 (ja) | 1991-11-28 | 1991-11-28 | 成形用塩化ビニルシートの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3314879A JPH0722964B2 (ja) | 1991-11-28 | 1991-11-28 | 成形用塩化ビニルシートの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05147103A JPH05147103A (ja) | 1993-06-15 |
| JPH0722964B2 true JPH0722964B2 (ja) | 1995-03-15 |
Family
ID=18058724
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3314879A Expired - Fee Related JPH0722964B2 (ja) | 1991-11-28 | 1991-11-28 | 成形用塩化ビニルシートの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0722964B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN112406085A (zh) * | 2021-01-22 | 2021-02-26 | 潍坊群庆机械设备科技有限责任公司 | 一种汽车内饰pvc皮料压花工艺 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5638233B2 (ja) * | 2009-12-16 | 2014-12-10 | 株式会社ブリヂストン | ゴムシートの成形装置及び成形方法 |
| JP2014205304A (ja) * | 2013-04-12 | 2014-10-30 | 昭和電工株式会社 | 光硬化性樹脂フィルムの製造装置及び製造方法 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE2362393A1 (de) * | 1972-12-21 | 1974-06-27 | Horsens Teknisk Gummi As | Expanderrolle |
| JPS56111627A (en) * | 1980-02-09 | 1981-09-03 | C I Kasei Co Ltd | Production of thermo-shrinkable matt film |
| JPH0722963B2 (ja) * | 1986-08-13 | 1995-03-15 | 日産自動車株式会社 | 樹脂シ−トの製造方法 |
-
1991
- 1991-11-28 JP JP3314879A patent/JPH0722964B2/ja not_active Expired - Fee Related
Non-Patent Citations (1)
| Title |
|---|
| 特公昭44−20877 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN112406085A (zh) * | 2021-01-22 | 2021-02-26 | 潍坊群庆机械设备科技有限责任公司 | 一种汽车内饰pvc皮料压花工艺 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05147103A (ja) | 1993-06-15 |
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Legal Events
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