JPH0722975B2 - 歯付きベルトの製造方法 - Google Patents
歯付きベルトの製造方法Info
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- JPH0722975B2 JPH0722975B2 JP7881787A JP7881787A JPH0722975B2 JP H0722975 B2 JPH0722975 B2 JP H0722975B2 JP 7881787 A JP7881787 A JP 7881787A JP 7881787 A JP7881787 A JP 7881787A JP H0722975 B2 JPH0722975 B2 JP H0722975B2
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- belt
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- toothed
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、歯部表面に補強布層を有する歯付きベルトの
製造方法の改良に関し、特に非伸縮性の補強布を用いる
場合に好適な製造方法に関する。
製造方法の改良に関し、特に非伸縮性の補強布を用いる
場合に好適な製造方法に関する。
(従来の技術) 従来より、歯部強度の向上が要求される歯付きベルトに
おいては、歯部表面に補強布層を形成することが一般に
よく行われている。
おいては、歯部表面に補強布層を形成することが一般に
よく行われている。
このような補強布層を有する歯付きベルトの製造方法と
しては、下記するが如き方法が知られている。
しては、下記するが如き方法が知られている。
第1の方法として、まず、円筒形の歯付き金型に補
強布、複数本の心線およびベルト本体を構成するゴムシ
ートを巻き付けることにより、多層構造のスリーブ部材
を成形する。次いで、このスリーブ部材を加硫すると同
時に型付けし、しかる後、この型付けされたスリーブ部
材を所定幅寸法に裁断する。
強布、複数本の心線およびベルト本体を構成するゴムシ
ートを巻き付けることにより、多層構造のスリーブ部材
を成形する。次いで、このスリーブ部材を加硫すると同
時に型付けし、しかる後、この型付けされたスリーブ部
材を所定幅寸法に裁断する。
第2の方法として、例えば特開昭58−33442号公報
および特開昭58−33443号公報に開示されているよう
に、まず、補強布を一対の型付け盤に挟持せしめた状態
で加熱加圧することにより、複数条の凸条部つまり歯部
を有する歯付き補強布を形成する。次いで、この歯付き
補強布を円筒形の歯付き金型に巻き付けた後、さらに、
複数本の心線とゴムシートとを巻き付けることにより多
層構造のスリーブ部材を成形する。その後、このスリー
ブ部材を加硫したのち所定幅寸法に裁断する。
および特開昭58−33443号公報に開示されているよう
に、まず、補強布を一対の型付け盤に挟持せしめた状態
で加熱加圧することにより、複数条の凸条部つまり歯部
を有する歯付き補強布を形成する。次いで、この歯付き
補強布を円筒形の歯付き金型に巻き付けた後、さらに、
複数本の心線とゴムシートとを巻き付けることにより多
層構造のスリーブ部材を成形する。その後、このスリー
ブ部材を加硫したのち所定幅寸法に裁断する。
第3の方法として、例えば特公昭60−21047号公報
に開示されているように、まず、円筒形の歯付き金型の
表面に粘着材を塗布し、次いで、補強布を巻き付けなが
ら棒状の型付け治具を用いて上記補強布を一歯ずつ順に
上記歯付き金型の歯溝に押し込む。その後は上記の場合
と同様に複数本の心線とゴムシートとを上記歯付き金型
に巻き付けることにより多層構造のスリーブ部材を成形
し、しかる後、このスリーブ部材を加硫したのち所定幅
寸法に裁断する。
に開示されているように、まず、円筒形の歯付き金型の
表面に粘着材を塗布し、次いで、補強布を巻き付けなが
ら棒状の型付け治具を用いて上記補強布を一歯ずつ順に
上記歯付き金型の歯溝に押し込む。その後は上記の場合
と同様に複数本の心線とゴムシートとを上記歯付き金型
に巻き付けることにより多層構造のスリーブ部材を成形
し、しかる後、このスリーブ部材を加硫したのち所定幅
寸法に裁断する。
第4の方法として、例えば特公昭49−5912号公報に
開示されているように、まず、粘着材を含浸させた補強
布を円筒形の歯付き金型の表面に巻き付けながら複数本
の押え棒で金型にその歯部形状に対応させた状態で固定
し、半加硫後に上記各押え棒を取り除くことにより型付
けする。その後は上記の各場合と同様に複数本の心線と
ゴムシートとを上記歯付き金型に巻き付けることにより
多層構造のスリーブ部材を成形し、しかる後、このスリ
ーブ部材を加硫したのち所定幅寸法に裁断する。
開示されているように、まず、粘着材を含浸させた補強
布を円筒形の歯付き金型の表面に巻き付けながら複数本
の押え棒で金型にその歯部形状に対応させた状態で固定
し、半加硫後に上記各押え棒を取り除くことにより型付
けする。その後は上記の各場合と同様に複数本の心線と
ゴムシートとを上記歯付き金型に巻き付けることにより
多層構造のスリーブ部材を成形し、しかる後、このスリ
ーブ部材を加硫したのち所定幅寸法に裁断する。
(発明が解決しようとする問題点) ところで、上述の如き歯部表面に補強布層を有する歯付
きベルトにおいて、補強布として非伸縮性のものを採用
する場合にあっては、上記従来の第1および第2のやり
方では、型付けに際し補強布全体に同時に張力が作用す
る。つまり、歯付き金型もしくは型付け盤の相隣る歯部
間の布部は、該相隣る歯部によって挟まれることによ
り、上記歯付き金型等の歯溝に対する押込み動作が規制
され、このため、補強布を歯付き金型等の歯部形状に対
応して添わせることができない。
きベルトにおいて、補強布として非伸縮性のものを採用
する場合にあっては、上記従来の第1および第2のやり
方では、型付けに際し補強布全体に同時に張力が作用す
る。つまり、歯付き金型もしくは型付け盤の相隣る歯部
間の布部は、該相隣る歯部によって挟まれることによ
り、上記歯付き金型等の歯溝に対する押込み動作が規制
され、このため、補強布を歯付き金型等の歯部形状に対
応して添わせることができない。
一方、上記従来の第3および第4のやり方では、非伸縮
性の補強布を歯付き金型の歯部形状に対応して添わせ得
るものの、いずれの場合も治具や押し棒を金型の歯溝に
一歯ずつ嵌合させる方式であるため、型付け作業に手間
取って歯付きベルトの製作時間が長くなるという問題が
ある。
性の補強布を歯付き金型の歯部形状に対応して添わせ得
るものの、いずれの場合も治具や押し棒を金型の歯溝に
一歯ずつ嵌合させる方式であるため、型付け作業に手間
取って歯付きベルトの製作時間が長くなるという問題が
ある。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その目
的とするところは、歯付きベルトの歯部表面の補強布層
を構成する長尺状の補強布に対し適切な型付け手段を講
ずることにより、補強布が非伸縮性のものであっても、
該補強布に所定の歯形を確実にかつ迅速に型付けし得、
これにより補強布に対する型付け作業の短縮化を図って
歯付きベルトの全体としての製作時間を短縮せんとする
ことにある。
的とするところは、歯付きベルトの歯部表面の補強布層
を構成する長尺状の補強布に対し適切な型付け手段を講
ずることにより、補強布が非伸縮性のものであっても、
該補強布に所定の歯形を確実にかつ迅速に型付けし得、
これにより補強布に対する型付け作業の短縮化を図って
歯付きベルトの全体としての製作時間を短縮せんとする
ことにある。
(問題点を解決するための手段) 上記の目的を達成するため、本発明の解決手段は、歯部
表面に補強布層を有する歯付きベルトの製造方法とし
て、まず、上記補強布層を構成する長尺状の補強布にそ
の幅方向中央部から幅方向両外側方に向かって順に型付
けすることにより、布長手方向に延びる複数条の凸条部
を形成する。次いで、この複数条の凸条部が形成された
補強布を、得ようとする歯付きベルトの複数の歯部に対
応した歯溝を有する回転体に巻き付けたのちベルト本体
構成部材を圧着して積層する。しかる後、この積層体を
裁断・加硫する方法にする。
表面に補強布層を有する歯付きベルトの製造方法とし
て、まず、上記補強布層を構成する長尺状の補強布にそ
の幅方向中央部から幅方向両外側方に向かって順に型付
けすることにより、布長手方向に延びる複数条の凸条部
を形成する。次いで、この複数条の凸条部が形成された
補強布を、得ようとする歯付きベルトの複数の歯部に対
応した歯溝を有する回転体に巻き付けたのちベルト本体
構成部材を圧着して積層する。しかる後、この積層体を
裁断・加硫する方法にする。
(作用) 上記の構成により、本発明では、歯付きベルトの歯部表
面の補強布層を構成する長尺状の補強布は、その幅方向
中央部から幅方向両外側方に向かって順に型付けられる
ことから、上記補強布が非伸縮性のものであっても、補
強布に対し布長手方向に延びる複数条の凸条部が確実に
かつ迅速に型付けされ、これにより補強布に対する型付
け作業の短縮化が図られて歯付きベルトの全体としての
製作時間が短縮されることとなる。
面の補強布層を構成する長尺状の補強布は、その幅方向
中央部から幅方向両外側方に向かって順に型付けられる
ことから、上記補強布が非伸縮性のものであっても、補
強布に対し布長手方向に延びる複数条の凸条部が確実に
かつ迅速に型付けされ、これにより補強布に対する型付
け作業の短縮化が図られて歯付きベルトの全体としての
製作時間が短縮されることとなる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第6図(a)は本発明方法により得られた歯付きベルト
としての片面コグアーチ付きV形ベルトAを示し、該片
面コグアーチ付きV形ベルトAは、底部に複数の歯部1,
1,…を有するベルト本体構成部材2と、該ベルト本体構
成部材2の上下両面に貼着された非伸縮性の帆布製補強
布層3,4とで一体的に積層形成され、かつ上記ベルト本
体構成部材2は、上部ゴム層5と底部ゴム層6との間に
複数本の心線7,7,…を介装せしめて構成されている。
としての片面コグアーチ付きV形ベルトAを示し、該片
面コグアーチ付きV形ベルトAは、底部に複数の歯部1,
1,…を有するベルト本体構成部材2と、該ベルト本体構
成部材2の上下両面に貼着された非伸縮性の帆布製補強
布層3,4とで一体的に積層形成され、かつ上記ベルト本
体構成部材2は、上部ゴム層5と底部ゴム層6との間に
複数本の心線7,7,…を介装せしめて構成されている。
このような5層構造の片面コグアーチ付きV形ベルトA
の製造要領を第1図ないし第5図に基づいて説明する
に、まず、上記ベルト本体構成部材2の歯部1,1,…側の
補強布層4を構成する長尺状の補強布8を用意し、該補
強布8を歯形型付け装置9のプレート状の金型10上面に
搬入する。
の製造要領を第1図ないし第5図に基づいて説明する
に、まず、上記ベルト本体構成部材2の歯部1,1,…側の
補強布層4を構成する長尺状の補強布8を用意し、該補
強布8を歯形型付け装置9のプレート状の金型10上面に
搬入する。
該金型10上面には、上記ベルト本体構成部材2の各歯部
1に対応し、かつ布搬入方向に延びる複数条の凸条部10
a,10a,…が並列に形成されている一方、その上方には複
数個(図では5個)の型付け治具11〜15が布搬入方向に
所定間隔をあけて配置されている。以下、説明の都合
上、布搬入方向上流側のものから第1〜第5型付け治具
11〜15と称呼する。
1に対応し、かつ布搬入方向に延びる複数条の凸条部10
a,10a,…が並列に形成されている一方、その上方には複
数個(図では5個)の型付け治具11〜15が布搬入方向に
所定間隔をあけて配置されている。以下、説明の都合
上、布搬入方向上流側のものから第1〜第5型付け治具
11〜15と称呼する。
該第1〜第5型付け治具11〜15は、各々型付けローラ16
が軸17に回転一体に取り付けられてなり、該型付けロー
ラ16の個数は、第1型付け治具11では軸17の中央部に1
個、第1型付け治具12では、上記第1型付け治具11のも
のの両側に1個ずつ加えた3個というように、布搬入方
向下流側にいくに従ってその上流側のものの両側に1個
ずつ加えた数だけ設けられている。そして、上記第1〜
第5型付け治具11〜15の各型付けローラ16は、その一部
を上記金型10の各凹条部10bに嵌合せしめて、第2図に
示す如く、平面から見て三角形状に配置されている。な
お、上記金型10内には、図示しないが蒸気や温水等の熱
媒体が循環せしめられていて、上記補強布8の型付け性
の容易化を図っている。
が軸17に回転一体に取り付けられてなり、該型付けロー
ラ16の個数は、第1型付け治具11では軸17の中央部に1
個、第1型付け治具12では、上記第1型付け治具11のも
のの両側に1個ずつ加えた3個というように、布搬入方
向下流側にいくに従ってその上流側のものの両側に1個
ずつ加えた数だけ設けられている。そして、上記第1〜
第5型付け治具11〜15の各型付けローラ16は、その一部
を上記金型10の各凹条部10bに嵌合せしめて、第2図に
示す如く、平面から見て三角形状に配置されている。な
お、上記金型10内には、図示しないが蒸気や温水等の熱
媒体が循環せしめられていて、上記補強布8の型付け性
の容易化を図っている。
そして、このように構成された歯形型付け装置9の金型
10上面に搬入された上記補強布8は、まず、軸17回りに
回転する上記第1型付け治具11の1個の型付けローラ16
と金型10との間に布幅寸法を縮めながら挟み込まれ、該
型付けローラ16により幅方向中央部に布長手方向に延び
る1条の歯部8aが型付けられる。
10上面に搬入された上記補強布8は、まず、軸17回りに
回転する上記第1型付け治具11の1個の型付けローラ16
と金型10との間に布幅寸法を縮めながら挟み込まれ、該
型付けローラ16により幅方向中央部に布長手方向に延び
る1条の歯部8aが型付けられる。
次いで、軸17回りに回転する第2型付け治具12の3個の
型付けローラ16,16,16と金型10との間にさらに布幅寸法
を縮めながら挟み込まれ、上記第1型付け治具11により
型付けられた凸条部8aの両側に同じく布長手方向に延び
る2条の凸条部8a,8aが型付けられ、これにより合計3
条の凸条部8a,8a,8aが型付けられる。
型付けローラ16,16,16と金型10との間にさらに布幅寸法
を縮めながら挟み込まれ、上記第1型付け治具11により
型付けられた凸条部8aの両側に同じく布長手方向に延び
る2条の凸条部8a,8aが型付けられ、これにより合計3
条の凸条部8a,8a,8aが型付けられる。
このように上記補強布8を第5型付け治具15まで案内す
ることにより、幅方向中央部から幅方向両外側方に向か
って順に型付けし、第4図に示す如く、布長手方向に延
びる複数条の凸条部8a,8a,…を有する波板状に形成す
る。
ることにより、幅方向中央部から幅方向両外側方に向か
って順に型付けし、第4図に示す如く、布長手方向に延
びる複数条の凸条部8a,8a,…を有する波板状に形成す
る。
次いで、上述の如く複数条の凸条部8a,8a,…が形成され
た歯付き補強布8を、上記金型10の下流端側に配置され
た回転体としての円筒ドラム18に巻き付ける。該円筒ド
ラム18には、得ようとする片面コグアーチ付きV形ベル
トAの複数の歯部a,a,…に対応した歯溝18a,18a,…が形
成されていて、この各歯溝18aに上記補強布8の各凸条
部8aがガイドされて嵌合せしめられる。
た歯付き補強布8を、上記金型10の下流端側に配置され
た回転体としての円筒ドラム18に巻き付ける。該円筒ド
ラム18には、得ようとする片面コグアーチ付きV形ベル
トAの複数の歯部a,a,…に対応した歯溝18a,18a,…が形
成されていて、この各歯溝18aに上記補強布8の各凸条
部8aがガイドされて嵌合せしめられる。
一方、上記金型10の上方には、上記ベルト本体構成部材
2の上部ゴム層5を構成する未加硫のゴムシート19がロ
ール状に巻回されて配置されている(巻回状態は図示せ
ず)。該ゴムシート19の片面には、図示しない型付け装
置によって上記補強布8の各凹条部8bに嵌合する複数条
の凸条部19a,19a,…が予め型付けされている。そして、
このゴムシート19を上記補強布8の円筒ドラム18への巻
付けと同時にその上から重ねるようにして巻き付け、上
記円筒ドラム18内を循環する蒸気や温水等の熱媒体によ
る加熱作用によって軟化せしめるとともに、プレスロー
ル20によって上記補強布8とゴムシート19とを圧着し、
これにより第5図に示す如く両者が一体化した積層シー
ト21を得る。
2の上部ゴム層5を構成する未加硫のゴムシート19がロ
ール状に巻回されて配置されている(巻回状態は図示せ
ず)。該ゴムシート19の片面には、図示しない型付け装
置によって上記補強布8の各凹条部8bに嵌合する複数条
の凸条部19a,19a,…が予め型付けされている。そして、
このゴムシート19を上記補強布8の円筒ドラム18への巻
付けと同時にその上から重ねるようにして巻き付け、上
記円筒ドラム18内を循環する蒸気や温水等の熱媒体によ
る加熱作用によって軟化せしめるとともに、プレスロー
ル20によって上記補強布8とゴムシート19とを圧着し、
これにより第5図に示す如く両者が一体化した積層シー
ト21を得る。
その後、上記円筒ドラム18に周方向に所定間隔をあけて
形成された幅方向に延びる複数のスリット22,22,…に、
カッター23の接近動作によってその回転刃23aを押し込
むことにより、上記積層シート21を所定幅寸法に裁断す
る。
形成された幅方向に延びる複数のスリット22,22,…に、
カッター23の接近動作によってその回転刃23aを押し込
むことにより、上記積層シート21を所定幅寸法に裁断す
る。
しかる後、この所定幅寸法に裁断された積層体21を、得
ようとする片面コグアーチ付きV形ベルトAの各歯部a
形状に対応した歯溝を有する図示しない円筒金型に巻き
付け、その上に複数本の心線7,7,…を並列に配置し、さ
らにその上に上記ベルト本体構成部材2の上部ゴム層5
を構成するゴムシートおよび上部被覆層を構成する補強
布を巻き付けた後、加硫工程に搬入して加硫することに
より、第6図(a)に示すような5層構造の片面コグア
ーチ付きV形ベルトAを得る。
ようとする片面コグアーチ付きV形ベルトAの各歯部a
形状に対応した歯溝を有する図示しない円筒金型に巻き
付け、その上に複数本の心線7,7,…を並列に配置し、さ
らにその上に上記ベルト本体構成部材2の上部ゴム層5
を構成するゴムシートおよび上部被覆層を構成する補強
布を巻き付けた後、加硫工程に搬入して加硫することに
より、第6図(a)に示すような5層構造の片面コグア
ーチ付きV形ベルトAを得る。
このように本実施例では、片面コグアーチ付きV形ベル
トAを製作する際に、そのベルト本体構成部材2の各歯
部1表面の補強布層4を構成する長尺状の非伸縮性補強
布8を、第1〜第5型付け治具15を通過させる過程での
幅方向中央部から幅方向両外側方に向かって順に型付け
することから、布長手方向に延びる複数条の凸条部8a,8
a,…を補強布8に確実にかつ迅速に形成し得、これによ
り補強布8に対する型付け作業の短縮化が図られて片面
コグアーチ付きV形ベルトAの全体としての製作時間を
短縮することができる。
トAを製作する際に、そのベルト本体構成部材2の各歯
部1表面の補強布層4を構成する長尺状の非伸縮性補強
布8を、第1〜第5型付け治具15を通過させる過程での
幅方向中央部から幅方向両外側方に向かって順に型付け
することから、布長手方向に延びる複数条の凸条部8a,8
a,…を補強布8に確実にかつ迅速に形成し得、これによ
り補強布8に対する型付け作業の短縮化が図られて片面
コグアーチ付きV形ベルトAの全体としての製作時間を
短縮することができる。
なお、上記実施例では、歯付きベルトが片面コグアーチ
付きV形ベルトAである場合を示したが、これに限ら
ず、例えば第6図(b)に示すように、両面コグアーチ
付きV形ベルトBを製作する場合にも適用することがで
き、この場合にあっては上部ゴム層5に対する補強布層
3の形成要領は上記底部ゴム層6に対する補強布層4の
場合と同様の要領にて行うことにより形成することがで
きる。そして、この両補強布層3,4付き上部および底部
ゴム層5,6間に複数本の心線7,7,…を介装せしめた状態
で加圧加硫することにより両面コグアーチ付きV形ベル
トBを得る。また、第6図(c)に示す如きリブベルト
Cも金型10、第1〜第5型付け治具11〜15および円筒ド
ラム18の各歯溝18a等の形状を設計変更することによっ
て製作することができるものである。
付きV形ベルトAである場合を示したが、これに限ら
ず、例えば第6図(b)に示すように、両面コグアーチ
付きV形ベルトBを製作する場合にも適用することがで
き、この場合にあっては上部ゴム層5に対する補強布層
3の形成要領は上記底部ゴム層6に対する補強布層4の
場合と同様の要領にて行うことにより形成することがで
きる。そして、この両補強布層3,4付き上部および底部
ゴム層5,6間に複数本の心線7,7,…を介装せしめた状態
で加圧加硫することにより両面コグアーチ付きV形ベル
トBを得る。また、第6図(c)に示す如きリブベルト
Cも金型10、第1〜第5型付け治具11〜15および円筒ド
ラム18の各歯溝18a等の形状を設計変更することによっ
て製作することができるものである。
また、上記実施例では、補強布層4の型付けに際し、該
補強布層4と金型10との摩擦抵抗が大きい場合には、金
型面より圧縮空気を吹き付けることにより、補強布8を
上記金型10から浮かしたり、あるいは上記金型10を溝付
きロールに変更することにより接触面積を少なくする等
の手段を採用することも可能である。
補強布層4と金型10との摩擦抵抗が大きい場合には、金
型面より圧縮空気を吹き付けることにより、補強布8を
上記金型10から浮かしたり、あるいは上記金型10を溝付
きロールに変更することにより接触面積を少なくする等
の手段を採用することも可能である。
さらに、上記実施例では、補強布8が非伸縮性である場
合を示したが、伸縮性である場合にも適用可能なことは
勿論である。
合を示したが、伸縮性である場合にも適用可能なことは
勿論である。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、歯付きベルトの
歯部表面の補強布層を構成する長尺状の補強布を、その
幅方向中央部から幅方向両外側方に向かって順に型付け
するので、上記補強布が非伸縮性のものであっても、補
強布に対し布長手方向に延びる複数条の凸条部を確実に
かつ迅速に型付し得、これにより補強布に対する型付け
作業の短縮化を図って歯付きベルトの全体としての製作
時間を短縮することができる。
歯部表面の補強布層を構成する長尺状の補強布を、その
幅方向中央部から幅方向両外側方に向かって順に型付け
するので、上記補強布が非伸縮性のものであっても、補
強布に対し布長手方向に延びる複数条の凸条部を確実に
かつ迅速に型付し得、これにより補強布に対する型付け
作業の短縮化を図って歯付きベルトの全体としての製作
時間を短縮することができる。
第1図は本発明の一実施例に係る片面コグアーチ付きV
形ベルト製造方法に用いる歯形型付け装置を示す側面
図、第2図は歯形型付け装置の金型部分を示す平面図、
第3図は第2図のIII−III線における断面図、第4図は
型付けられた補強布の斜視図、第5図は積層シートの縦
断面図、第6図(a)〜(c)はそれぞれ本発明方法に
より得られた歯付きベルトの斜視図である。 1……歯部、2……ベルト本体構成部材、3,4……補強
布層、8……補強布、8a……凸条部、9……歯形型付け
装置、10……金型、11〜15……第1〜第5型付け治具、
18……円筒ドラム、18a……歯溝、23……カッター。
形ベルト製造方法に用いる歯形型付け装置を示す側面
図、第2図は歯形型付け装置の金型部分を示す平面図、
第3図は第2図のIII−III線における断面図、第4図は
型付けられた補強布の斜視図、第5図は積層シートの縦
断面図、第6図(a)〜(c)はそれぞれ本発明方法に
より得られた歯付きベルトの斜視図である。 1……歯部、2……ベルト本体構成部材、3,4……補強
布層、8……補強布、8a……凸条部、9……歯形型付け
装置、10……金型、11〜15……第1〜第5型付け治具、
18……円筒ドラム、18a……歯溝、23……カッター。
Claims (1)
- 【請求項1】歯部表面に補強布層を有する歯付きベルト
の製造方法であって、上記補強布層を構成する長尺状の
補強布にその幅方向中央部から幅方向両外側方に向かっ
て順に型付けすることにより、布長手方向に延びる複数
条の凸条部を形成し、次いで、この複数条の凸条部が形
成された補強布を、得ようとする歯付きベルトの複数の
歯部に対応した歯溝を有する回転体に巻き付けたのちベ
ルト本体構成部材を圧着して積層し、しかる後、この積
層体を裁断・加硫することを特徴とする歯付きベルトの
製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7881787A JPH0722975B2 (ja) | 1987-03-31 | 1987-03-31 | 歯付きベルトの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7881787A JPH0722975B2 (ja) | 1987-03-31 | 1987-03-31 | 歯付きベルトの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63242630A JPS63242630A (ja) | 1988-10-07 |
| JPH0722975B2 true JPH0722975B2 (ja) | 1995-03-15 |
Family
ID=13672393
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7881787A Expired - Lifetime JPH0722975B2 (ja) | 1987-03-31 | 1987-03-31 | 歯付きベルトの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0722975B2 (ja) |
-
1987
- 1987-03-31 JP JP7881787A patent/JPH0722975B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63242630A (ja) | 1988-10-07 |
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