JPH07231932A - 被消毒物の消毒方法およびその装置 - Google Patents
被消毒物の消毒方法およびその装置Info
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- JPH07231932A JPH07231932A JP6024312A JP2431294A JPH07231932A JP H07231932 A JPH07231932 A JP H07231932A JP 6024312 A JP6024312 A JP 6024312A JP 2431294 A JP2431294 A JP 2431294A JP H07231932 A JPH07231932 A JP H07231932A
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- gas
- airtight container
- disinfected
- formaldehyde gas
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 この発明はマットレスなどの被消毒物を安
全、確実に消毒することができる被消毒物の消毒方法を
提供することを目的とする。 【構成】 マットレス3を消毒する方法において、柔軟
性の材料で作られた気密容器1内に殺菌用のホルムアル
デヒドガスを供給して上記被消毒物を消毒する第1の工
程と、上記ホルムアルデヒドガスを上記気密容器から吸
引しアルカリ性中和物質で中和してから排出する第2の
工程と、上記気密容器内にアルカリ性中和ガスを供給し
て上記気密容器内に残留するホルムアルデヒドガスを中
和する第3の工程と、上記気密容器内から上記アルカリ
性中和ガスを排出する第4の工程とを具備したことを特
徴とする。
全、確実に消毒することができる被消毒物の消毒方法を
提供することを目的とする。 【構成】 マットレス3を消毒する方法において、柔軟
性の材料で作られた気密容器1内に殺菌用のホルムアル
デヒドガスを供給して上記被消毒物を消毒する第1の工
程と、上記ホルムアルデヒドガスを上記気密容器から吸
引しアルカリ性中和物質で中和してから排出する第2の
工程と、上記気密容器内にアルカリ性中和ガスを供給し
て上記気密容器内に残留するホルムアルデヒドガスを中
和する第3の工程と、上記気密容器内から上記アルカリ
性中和ガスを排出する第4の工程とを具備したことを特
徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はたとえばマットレスな
どの被消毒物を消毒するための消毒方法およびその装置
に関する。
どの被消毒物を消毒するための消毒方法およびその装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、病院内における細菌やウイルスの
感染、すなわち院内感染が問題となっており、院内感染
を防止するためにはその感染源を絶ち、感染経路をなく
すことが重要である。
感染、すなわち院内感染が問題となっており、院内感染
を防止するためにはその感染源を絶ち、感染経路をなく
すことが重要である。
【0003】病院内における感染源や感染経路としては
種々のことが考えられ、その1つに患者が利用していた
被消毒物としての寝具、たとえばマットレスが感染源と
なり、このマットレスに接触することで感染するという
ことがある。
種々のことが考えられ、その1つに患者が利用していた
被消毒物としての寝具、たとえばマットレスが感染源と
なり、このマットレスに接触することで感染するという
ことがある。
【0004】上記マットレスは、周知のようにスプリン
グユニットに弾性材を積層し、この積層体を布地を袋状
に縫製した外装体によって被覆して形成されている。そ
のため、患者が保有していた細菌やウイルスが上記マッ
トレスの弾性材や外装体に付着しやすい。したがって、
上記マットレスを利用する患者が替わるときや細菌やウ
イルスを保有していた患者が利用していたマットレスを
廃棄する場合には、そのマットレスを消毒する必要があ
る。
グユニットに弾性材を積層し、この積層体を布地を袋状
に縫製した外装体によって被覆して形成されている。そ
のため、患者が保有していた細菌やウイルスが上記マッ
トレスの弾性材や外装体に付着しやすい。したがって、
上記マットレスを利用する患者が替わるときや細菌やウ
イルスを保有していた患者が利用していたマットレスを
廃棄する場合には、そのマットレスを消毒する必要があ
る。
【0005】従来、上記マットレスの消毒は、表面をア
ルコ−ル液で消毒するか、室内を密閉してホルマリンガ
スで室内全部を消毒する手段が採用されていた。しかし
ながら、アルコ−ル液で消毒する手段によると、上記マ
ットレスの表面は比較的良好に消毒できるものの、内
部、とくに弾性材に入り込んだ細菌やウイルスを確実に
消毒することは非常に難しく、室内を密閉してホルマリ
ガスで消毒する手段によると、室内を密閉する作業が必
要となったり、有害な消毒剤を作業者が吸引したり、周
囲に飛散させるため安全上の問題が生じるということが
ある。
ルコ−ル液で消毒するか、室内を密閉してホルマリンガ
スで室内全部を消毒する手段が採用されていた。しかし
ながら、アルコ−ル液で消毒する手段によると、上記マ
ットレスの表面は比較的良好に消毒できるものの、内
部、とくに弾性材に入り込んだ細菌やウイルスを確実に
消毒することは非常に難しく、室内を密閉してホルマリ
ガスで消毒する手段によると、室内を密閉する作業が必
要となったり、有害な消毒剤を作業者が吸引したり、周
囲に飛散させるため安全上の問題が生じるということが
ある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来は被
消毒物の消毒を、アルコ−ル液で消毒するか、室内を密
閉してホルンマリンガスで室内全部を消毒するなどして
行っていたので、上記被消毒物の内部まで確実に消毒す
るということが難しいということがあるばかりか、有害
な消毒剤を作業者が吸引したり、周囲に飛散させてしま
うなどのことがあった。
消毒物の消毒を、アルコ−ル液で消毒するか、室内を密
閉してホルンマリンガスで室内全部を消毒するなどして
行っていたので、上記被消毒物の内部まで確実に消毒す
るということが難しいということがあるばかりか、有害
な消毒剤を作業者が吸引したり、周囲に飛散させてしま
うなどのことがあった。
【0007】この発明は、消毒剤を作業者が吸引した
り、周囲に飛散させるなどのことなく、被消毒物を内部
まで確実に殺菌消毒できるようにした被消毒物の消毒方
法およびその装置を提供することにある。
り、周囲に飛散させるなどのことなく、被消毒物を内部
まで確実に殺菌消毒できるようにした被消毒物の消毒方
法およびその装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載されたこ
の発明は、被消毒物を消毒する方法において、柔軟性の
材料で作られた気密容器内に殺菌用のホルムアルデヒド
ガスを供給して上記被消毒物を消毒する第1の工程と、
上記ホルムアルデヒドガスを上記気密容器から吸引しア
ルカリ性中和物質で中和してから排出する第2の工程
と、上記気密容器内にアルカリ性中和ガスを供給して上
記気密容器内に残留するホルムアルデヒドガスを中和す
る第3の工程と、上記気密容器内から上記アルカリ性中
和ガスを排出する第4の工程とを具備したことを特徴と
する。
の発明は、被消毒物を消毒する方法において、柔軟性の
材料で作られた気密容器内に殺菌用のホルムアルデヒド
ガスを供給して上記被消毒物を消毒する第1の工程と、
上記ホルムアルデヒドガスを上記気密容器から吸引しア
ルカリ性中和物質で中和してから排出する第2の工程
と、上記気密容器内にアルカリ性中和ガスを供給して上
記気密容器内に残留するホルムアルデヒドガスを中和す
る第3の工程と、上記気密容器内から上記アルカリ性中
和ガスを排出する第4の工程とを具備したことを特徴と
する。
【0009】請求項2に記載されたこの発明は、被消毒
物を消毒する方法において、柔軟性の材料で作られた気
密容器内の気体を吸引し消毒してから排気する第1の工
程と、上記気密容器内に殺菌用のホルムアルデヒドガス
を供給して上記被消毒物を消毒する第2の工程と、上記
ホルムアルデヒドガスを上記気密容器から吸引しアルカ
リ性中和物質で中和してから排出する第3の工程と、上
記気密容器内にアルカリ性中和ガスを供給して上記気密
容器内に残留するホルムアルデヒドガスを中和する第4
の工程と、上記気密容器内から上記アルカリ性中和ガス
を排出する第5の工程とを具備したことを特徴とする。
物を消毒する方法において、柔軟性の材料で作られた気
密容器内の気体を吸引し消毒してから排気する第1の工
程と、上記気密容器内に殺菌用のホルムアルデヒドガス
を供給して上記被消毒物を消毒する第2の工程と、上記
ホルムアルデヒドガスを上記気密容器から吸引しアルカ
リ性中和物質で中和してから排出する第3の工程と、上
記気密容器内にアルカリ性中和ガスを供給して上記気密
容器内に残留するホルムアルデヒドガスを中和する第4
の工程と、上記気密容器内から上記アルカリ性中和ガス
を排出する第5の工程とを具備したことを特徴とする。
【0010】請求項3に記載されたこの発明は、被消毒
物を消毒する消毒装置において、柔軟性の材料で作られ
た気密容器と、この気密容器に接続される供給管路およ
び排出管路と、上記供給管路に設けられ上記気密容器内
に殺菌用のホルムアルデヒドガスおよびこのホルムアル
デヒドガスを中和するアルカリ性中和ガスを選択的に供
給するガス供給手段と、上記排出管路に設けられ上記気
密容器から排出されるホルムアルデヒドガスを中和する
中和手段とを具備したことを特徴とする。
物を消毒する消毒装置において、柔軟性の材料で作られ
た気密容器と、この気密容器に接続される供給管路およ
び排出管路と、上記供給管路に設けられ上記気密容器内
に殺菌用のホルムアルデヒドガスおよびこのホルムアル
デヒドガスを中和するアルカリ性中和ガスを選択的に供
給するガス供給手段と、上記排出管路に設けられ上記気
密容器から排出されるホルムアルデヒドガスを中和する
中和手段とを具備したことを特徴とする。
【0011】
【作用】請求項1に記載された方法によれば、被消毒物
を収容した気密容器内に殺菌用のホルムアルデヒドガス
が供給されることで、このホルムアルデヒドガスが上記
被消毒物の内部に入り込んでその内部を消毒し、また消
毒後に気密容器内のホルムアルデヒドガスがアルカリ性
中和剤によって中和されて排出されるとともに、上記気
密容器内に残留するホルムアルデヒドガスがアルカリ性
中和ガスによって中和されて排出されることで、安全性
が確保される。
を収容した気密容器内に殺菌用のホルムアルデヒドガス
が供給されることで、このホルムアルデヒドガスが上記
被消毒物の内部に入り込んでその内部を消毒し、また消
毒後に気密容器内のホルムアルデヒドガスがアルカリ性
中和剤によって中和されて排出されるとともに、上記気
密容器内に残留するホルムアルデヒドガスがアルカリ性
中和ガスによって中和されて排出されることで、安全性
が確保される。
【0012】請求項2に記載された方法によれば、被消
毒物を収容した気密容器内の気体を吸引し消毒してから
排出し、ついで上記気密容器内に殺菌用のホルムアルデ
ヒドガスを供給することで、気密容器内におけるホルム
アルデヒドガスの濃度を高めることができるばかりか、
被消毒物の内部に入り込み易くなり、さらに消毒後に気
密容器内に残留するホルムアルデヒドガスがアルカリ性
中和ガスによって中和されて排出されるとともに、上記
気密容器内に残留するホルムアルデヒドガスがアルカリ
性中和ガスによって中和されて排出されることで、安全
性が確保される。
毒物を収容した気密容器内の気体を吸引し消毒してから
排出し、ついで上記気密容器内に殺菌用のホルムアルデ
ヒドガスを供給することで、気密容器内におけるホルム
アルデヒドガスの濃度を高めることができるばかりか、
被消毒物の内部に入り込み易くなり、さらに消毒後に気
密容器内に残留するホルムアルデヒドガスがアルカリ性
中和ガスによって中和されて排出されるとともに、上記
気密容器内に残留するホルムアルデヒドガスがアルカリ
性中和ガスによって中和されて排出されることで、安全
性が確保される。
【0013】請求項3に記載された装置によれば、被消
毒物を収容した気密容器内に供給管路を通じてホルムア
ルデヒドガスを供給することで、上記被消毒物を消毒す
ることができ、排出管路に設けられた中和手段によって
上記ホルムアルデヒドガスを中和して排出することで安
全性を確保でき、さらには上記供給管を通じでアルカリ
性中和ガスを気密容器内へ供給し、そこに残留するホル
ムアルデヒドガスを中和することで、安全性を確保でき
る。
毒物を収容した気密容器内に供給管路を通じてホルムア
ルデヒドガスを供給することで、上記被消毒物を消毒す
ることができ、排出管路に設けられた中和手段によって
上記ホルムアルデヒドガスを中和して排出することで安
全性を確保でき、さらには上記供給管を通じでアルカリ
性中和ガスを気密容器内へ供給し、そこに残留するホル
ムアルデヒドガスを中和することで、安全性を確保でき
る。
【0014】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面を参照して
説明する。図1はこの発明の消毒装置を示し、この装置
は気密容器1を備えている。この気密容器1は柔軟で、
耐薬品性に優れた、たとえばビニ−ルなどの合成樹脂シ
−ト1aを袋状に形成し、その外面に保温性を高めるた
めのアルミ蒸着膜1bを設けて形成されている。
説明する。図1はこの発明の消毒装置を示し、この装置
は気密容器1を備えている。この気密容器1は柔軟で、
耐薬品性に優れた、たとえばビニ−ルなどの合成樹脂シ
−ト1aを袋状に形成し、その外面に保温性を高めるた
めのアルミ蒸着膜1bを設けて形成されている。
【0015】上記気密容器1はファスナ2によって開閉
自在となっていて、その内部には被消毒物としてのマッ
トレス3が収容される。なお、上記ファスナ2は気密容
器1を気密に閉塞できる構造のものが用いられている。
自在となっていて、その内部には被消毒物としてのマッ
トレス3が収容される。なお、上記ファスナ2は気密容
器1を気密に閉塞できる構造のものが用いられている。
【0016】上記マットレス3は、周知のようにスプリ
ングユニット4を有し、このスプリングユニット4の上
下面にはウレタンフォ−ム、サイザルなどの弾性材5が
積層されている。スプリングユニット4と弾性材5との
積層体は布地を袋状に縫製した外装体6によって被覆さ
れている。
ングユニット4を有し、このスプリングユニット4の上
下面にはウレタンフォ−ム、サイザルなどの弾性材5が
積層されている。スプリングユニット4と弾性材5との
積層体は布地を袋状に縫製した外装体6によって被覆さ
れている。
【0017】上記気密容器1には第1の接続弁11と第
2の接続弁12とが設けられている。第1の接続弁11
には供給管13の一端が着脱自在に接続され、第2の接
続弁12には排出管路14の一端が接続される。各接続
弁11、12は供給管路13および排出管路14がそれ
ぞれ接続されることで開放され、取り外すことで閉塞さ
れる構造となっている。つまり、各接続弁11、12
は、これらに接続された供給管路13および排気管14
を取り外したときに、上記気密容器1内の気密状態を維
持できるようになっている。
2の接続弁12とが設けられている。第1の接続弁11
には供給管13の一端が着脱自在に接続され、第2の接
続弁12には排出管路14の一端が接続される。各接続
弁11、12は供給管路13および排出管路14がそれ
ぞれ接続されることで開放され、取り外すことで閉塞さ
れる構造となっている。つまり、各接続弁11、12
は、これらに接続された供給管路13および排気管14
を取り外したときに、上記気密容器1内の気密状態を維
持できるようになっている。
【0018】上記供給管路13の中途部には第1の気化
槽15と第2の気化槽16とがそれぞれ第1の制御弁1
7および第2の制御弁18を介して接続されている。上
記第1の気化槽15にはパラホルムアルデヒド19およ
びこのパラホルムアルデヒド19を加熱気化させ、消毒
ガスとなるホルムアルデヒドガスを発生させる第1のヒ
−タ21とが収容されている。
槽15と第2の気化槽16とがそれぞれ第1の制御弁1
7および第2の制御弁18を介して接続されている。上
記第1の気化槽15にはパラホルムアルデヒド19およ
びこのパラホルムアルデヒド19を加熱気化させ、消毒
ガスとなるホルムアルデヒドガスを発生させる第1のヒ
−タ21とが収容されている。
【0019】上記第2の気化槽16にはアンモニウム塩
22およびこのアンモニウム塩22を加熱気化させてア
ンモニアガスを発生させる第2のヒ−タ23とが収容さ
れている。このアンモニアガスはアルカリ性であり、上
記ホルムアルデヒドガスは酸性であるから、これらは混
合することで中和反応する。それによって、上記ホルム
アルデヒドガスの毒性が低減されることになる。
22およびこのアンモニウム塩22を加熱気化させてア
ンモニアガスを発生させる第2のヒ−タ23とが収容さ
れている。このアンモニアガスはアルカリ性であり、上
記ホルムアルデヒドガスは酸性であるから、これらは混
合することで中和反応する。それによって、上記ホルム
アルデヒドガスの毒性が低減されることになる。
【0020】上記供給管路13の他端部は、第3の制御
弁20を介して集塵殺菌槽24に連通接続されている。
この上記集塵殺菌槽24の内部には送風機25およびこ
の送風機25の吸引側25aと吐出側25bとを隔別す
る仕切部材26とが設けられている。上記供給管路13
の他端は上記吐出側25bに連通するよう接続されてい
る。さらに、上記集塵殺菌槽24内にはグルタルアルデ
ヒドなどの殺菌液と水とを混合した殺菌集塵液27が収
容されている。
弁20を介して集塵殺菌槽24に連通接続されている。
この上記集塵殺菌槽24の内部には送風機25およびこ
の送風機25の吸引側25aと吐出側25bとを隔別す
る仕切部材26とが設けられている。上記供給管路13
の他端は上記吐出側25bに連通するよう接続されてい
る。さらに、上記集塵殺菌槽24内にはグルタルアルデ
ヒドなどの殺菌液と水とを混合した殺菌集塵液27が収
容されている。
【0021】上記集塵殺菌槽24の上記吐出側25bに
連通する部分には排気管28が接続されている。この排
気管28には第4の制御弁29が設けられている。この
第4の制御弁29が開放すれば、上記供給管路13と集
塵殺菌槽24とを大気に連通させることができるように
なっている。
連通する部分には排気管28が接続されている。この排
気管28には第4の制御弁29が設けられている。この
第4の制御弁29が開放すれば、上記供給管路13と集
塵殺菌槽24とを大気に連通させることができるように
なっている。
【0022】上記排出管路14の一端部は第1の排気分
岐管14aと第2の排気分岐管14bとに分岐されてい
る。第1の排気分岐管14aの一端部には第5の制御弁
31が設けられ、他端部は中和槽32内に導入されてい
る。この中和槽32内にはホルムアルデヒドガスを中和
する、アルカリ性中和物質としてアンモニア液33が収
容されていて、上記第1の排気分岐管14aの他端は上
記アンモニア液33内に没入する状態となっている。そ
れによって、上記第2の排気分岐管14aから吐出され
る気体は上記アンモニア液33内を通過する。
岐管14aと第2の排気分岐管14bとに分岐されてい
る。第1の排気分岐管14aの一端部には第5の制御弁
31が設けられ、他端部は中和槽32内に導入されてい
る。この中和槽32内にはホルムアルデヒドガスを中和
する、アルカリ性中和物質としてアンモニア液33が収
容されていて、上記第1の排気分岐管14aの他端は上
記アンモニア液33内に没入する状態となっている。そ
れによって、上記第2の排気分岐管14aから吐出され
る気体は上記アンモニア液33内を通過する。
【0023】上記中和槽32の上部には連通管34の一
端が接続されている。この連通管34の他端は、上記集
塵殺菌槽24の内部の吸引側25aに連通するよう接続
されている。したがって、第1の排気分岐管14aから
中和槽32内のアンモニア液33を通過した気体は上記
連通管34を通って集塵殺菌槽24内に流入するように
なっている。
端が接続されている。この連通管34の他端は、上記集
塵殺菌槽24の内部の吸引側25aに連通するよう接続
されている。したがって、第1の排気分岐管14aから
中和槽32内のアンモニア液33を通過した気体は上記
連通管34を通って集塵殺菌槽24内に流入するように
なっている。
【0024】上記第2の排気分岐管14bには、その一
端部に第6の制御弁35が設けられ、他端部は上記集塵
殺菌槽24内に気密に挿入されていて、その末端はこの
槽24内に収容された殺菌集塵液27内に没入してい
る。したがって、上記第2の排気分岐管14bを流れる
気体は、上記殺菌集塵液27内を通過することで、殺菌
および除塵されて上記送風機25の吐出側25bへ流れ
るようになっている。殺菌集塵液27としては、たとえ
ば市水とグルタルアルデヒド液との混合液が用いられ
る。
端部に第6の制御弁35が設けられ、他端部は上記集塵
殺菌槽24内に気密に挿入されていて、その末端はこの
槽24内に収容された殺菌集塵液27内に没入してい
る。したがって、上記第2の排気分岐管14bを流れる
気体は、上記殺菌集塵液27内を通過することで、殺菌
および除塵されて上記送風機25の吐出側25bへ流れ
るようになっている。殺菌集塵液27としては、たとえ
ば市水とグルタルアルデヒド液との混合液が用いられ
る。
【0025】上記第1乃至第6の制御弁としては電磁式
の開閉弁が用いられている。これら制御弁は制御装置3
6からの駆動信号によって開閉制御されるようになって
いる。上記制御装置36には上記各制御弁を開閉制御す
るためのプログラムが設定されていて、消毒装置を運転
することで上記プログラムにもとづいて上記各制御弁が
後述する各工程に応じて開閉制御されるようになってい
る。
の開閉弁が用いられている。これら制御弁は制御装置3
6からの駆動信号によって開閉制御されるようになって
いる。上記制御装置36には上記各制御弁を開閉制御す
るためのプログラムが設定されていて、消毒装置を運転
することで上記プログラムにもとづいて上記各制御弁が
後述する各工程に応じて開閉制御されるようになってい
る。
【0026】つぎに、汚染されたマットレス3を消毒す
る手順を図2と図3を参照して説明する。なお、図2と
図3において、6つの制御弁のうち、閉じた状態にある
制御弁は黒く塗り潰して示し、気体の長れは矢印で示
す。
る手順を図2と図3を参照して説明する。なお、図2と
図3において、6つの制御弁のうち、閉じた状態にある
制御弁は黒く塗り潰して示し、気体の長れは矢印で示
す。
【0027】まず、汚染されたマットレス3を気密容器
1内に収容し、その第1、第2の接続弁11、12に供
給管路13と排出管路14とをそれぞれ接続したなら
ば、消毒装置の運転を開始する。それによって、消毒装
置はプログラムにもとづて以下のように運転される。
1内に収容し、その第1、第2の接続弁11、12に供
給管路13と排出管路14とをそれぞれ接続したなら
ば、消毒装置の運転を開始する。それによって、消毒装
置はプログラムにもとづて以下のように運転される。
【0028】最初に気密容器1内が減圧され、マットレ
ス3の内部に含まれる空気を排出する減圧工程が行われ
る。この減圧工程では、図2(a)に示すように送風機
25が作動するとともに、第4の制御弁29と第6の制
御弁35とが開放される。それによって、同図に矢印で
示すように気密容器1内の空気は、上記送風機25の吸
引力によって排出管路14の第2の排気分岐管路14b
を通じて集塵殺菌槽24内へ吸引され、殺菌集塵液27
を通って排気管28を通って大気へ排出される。
ス3の内部に含まれる空気を排出する減圧工程が行われ
る。この減圧工程では、図2(a)に示すように送風機
25が作動するとともに、第4の制御弁29と第6の制
御弁35とが開放される。それによって、同図に矢印で
示すように気密容器1内の空気は、上記送風機25の吸
引力によって排出管路14の第2の排気分岐管路14b
を通じて集塵殺菌槽24内へ吸引され、殺菌集塵液27
を通って排気管28を通って大気へ排出される。
【0029】大気に排出される気密容器1内の空気が殺
菌集塵液27を通ることで、その空気に含まれる細菌や
ウイルスは死滅し、塵埃は沈殿して除かれる。そのた
め、大気中に排出される空気には細菌やウイルスが含ま
れることがないから、安全性が確保される。
菌集塵液27を通ることで、その空気に含まれる細菌や
ウイルスは死滅し、塵埃は沈殿して除かれる。そのた
め、大気中に排出される空気には細菌やウイルスが含ま
れることがないから、安全性が確保される。
【0030】一方、柔軟な材料で作られた気密容器1内
の排気を行えば、その内部が減圧されるから、気密容器
1およびこの内部に設けられたマットレス3が圧縮され
る。マットレス3が圧縮されれば、その弾性材5や外装
体6も圧縮され、これらに含まれる空気も排出されるこ
とになる。
の排気を行えば、その内部が減圧されるから、気密容器
1およびこの内部に設けられたマットレス3が圧縮され
る。マットレス3が圧縮されれば、その弾性材5や外装
体6も圧縮され、これらに含まれる空気も排出されるこ
とになる。
【0031】減圧工程が所定時間行われると、ついで図
2(b)に示す消毒工程が行われる。この消毒工程で
は、第1の気化槽15に設けられた第1のヒ−タ21が
通電加熱されるとともに、第1の制御弁17だけが開放
される。
2(b)に示す消毒工程が行われる。この消毒工程で
は、第1の気化槽15に設けられた第1のヒ−タ21が
通電加熱されるとともに、第1の制御弁17だけが開放
される。
【0032】第1のヒ−タ21が通電加熱されることで
第1の気化槽15内に設けられたパラホルムアルデヒド
19が気化し、ホルムアルデヒドガスが発生する。この
ホルムアルデヒドガスは第1の制御弁17を通って密閉
容器1内へ吸引される。ホルムアルデヒドガスを吸引す
る吸引力は、減圧された密閉容器1が供給管路13を介
して上記第1の気化槽15に連通した状態で膨脹するこ
とで発生する。
第1の気化槽15内に設けられたパラホルムアルデヒド
19が気化し、ホルムアルデヒドガスが発生する。この
ホルムアルデヒドガスは第1の制御弁17を通って密閉
容器1内へ吸引される。ホルムアルデヒドガスを吸引す
る吸引力は、減圧された密閉容器1が供給管路13を介
して上記第1の気化槽15に連通した状態で膨脹するこ
とで発生する。
【0033】密閉容器1内へ吸引されたホルムアルデヒ
ドガスは、マットレス3の表面だけでなく、マットレス
3が圧縮された状態から膨脹することで、その内部、と
くに弾性材5の内部にも十分に入り込む。
ドガスは、マットレス3の表面だけでなく、マットレス
3が圧縮された状態から膨脹することで、その内部、と
くに弾性材5の内部にも十分に入り込む。
【0034】上記第1のヒ−タ21の通電加熱により、
ホルムアルデヒドガスが所定量発生させられると、上記
ヒ−タ21への通電が遮断され、また第1の制御弁17
が閉じられ、マットレス3はその状態で所定時間放置さ
れる。それによって、ホルムアルデヒドガスはマットレ
ス3の表面に接触するだけでなく、内部にも入り込んで
スプリングユニット4や弾性材5を消毒する。とくに、
細菌やウイルスの温床となり易い、弾性材5の内部にも
入り込むことで、マットレス3は全体が確実に消毒され
ることになる。
ホルムアルデヒドガスが所定量発生させられると、上記
ヒ−タ21への通電が遮断され、また第1の制御弁17
が閉じられ、マットレス3はその状態で所定時間放置さ
れる。それによって、ホルムアルデヒドガスはマットレ
ス3の表面に接触するだけでなく、内部にも入り込んで
スプリングユニット4や弾性材5を消毒する。とくに、
細菌やウイルスの温床となり易い、弾性材5の内部にも
入り込むことで、マットレス3は全体が確実に消毒され
ることになる。
【0035】上記消毒工程においては、減圧された密閉
容器1が復元すると吸引力が発生するから、その吸引力
でホルムアルデヒドガスを密閉容器1内へ導入したが、
第3の制御弁20と第4の制御弁29とを開くことで、
負圧となった供給管路13に外気を導入し、その外気と
ともに第1の気化槽15で発生したホルムアルデヒドガ
スを密閉容器1内へ供給するようにしてもよい。
容器1が復元すると吸引力が発生するから、その吸引力
でホルムアルデヒドガスを密閉容器1内へ導入したが、
第3の制御弁20と第4の制御弁29とを開くことで、
負圧となった供給管路13に外気を導入し、その外気と
ともに第1の気化槽15で発生したホルムアルデヒドガ
スを密閉容器1内へ供給するようにしてもよい。
【0036】消毒工程が終了すると、図2(c)に示す
ように密閉容器1内に導入されたホルムアルデヒドガス
を排出する第1の排出工程が行われる。この第1の排出
工程では第1の排気分岐管14aに設けられた第5の制
御弁31と、排気管28に設けられた第4の制御弁29
とが開放され、他の制御弁は閉じられるとともに、送風
機25が運転される。
ように密閉容器1内に導入されたホルムアルデヒドガス
を排出する第1の排出工程が行われる。この第1の排出
工程では第1の排気分岐管14aに設けられた第5の制
御弁31と、排気管28に設けられた第4の制御弁29
とが開放され、他の制御弁は閉じられるとともに、送風
機25が運転される。
【0037】送風機25が運転されると、密閉容器1内
のホルムアルデヒドガスは第1の排気分岐管14aを通
って中和槽32に吸引され、アンモニア液33と接触す
る。それによって、ホルムアルデヒドガスは中和される
から、その毒性がなくなる。
のホルムアルデヒドガスは第1の排気分岐管14aを通
って中和槽32に吸引され、アンモニア液33と接触す
る。それによって、ホルムアルデヒドガスは中和される
から、その毒性がなくなる。
【0038】中和されたホルムアルデヒドガスは連通管
34を経て集塵殺菌槽24に吸引され、排気管28から
大気中に放散される。その際、ホルムアルデヒドガスは
中和されているから、安全上、問題となることはない。
34を経て集塵殺菌槽24に吸引され、排気管28から
大気中に放散される。その際、ホルムアルデヒドガスは
中和されているから、安全上、問題となることはない。
【0039】一方、この第1の排出工程では、密閉容器
1内のホルムアルデヒドガスが排出されるだけであるか
ら、その内部が減圧される。それによって、減圧工程と
同様、密閉容器1およびその内部に収容されたマットレ
ス3が圧縮される。
1内のホルムアルデヒドガスが排出されるだけであるか
ら、その内部が減圧される。それによって、減圧工程と
同様、密閉容器1およびその内部に収容されたマットレ
ス3が圧縮される。
【0040】第1の排出工程で密閉容器1内からホルム
アルデヒドガスを排出しても、その内部にホルムアルデ
ヒドガスが残留することが避けられない。ホルムアルデ
ヒドガスは毒性が高いから、密閉容器1内に残留したホ
ルムアルデヒドガスを中和しなければ、安全上、問題と
なる。そこで、上記第1の排出工程の後は、図3(a)
に示すように密閉容器1内に残留したホルムアルデヒド
ガスを中和する中和工程が行われる。
アルデヒドガスを排出しても、その内部にホルムアルデ
ヒドガスが残留することが避けられない。ホルムアルデ
ヒドガスは毒性が高いから、密閉容器1内に残留したホ
ルムアルデヒドガスを中和しなければ、安全上、問題と
なる。そこで、上記第1の排出工程の後は、図3(a)
に示すように密閉容器1内に残留したホルムアルデヒド
ガスを中和する中和工程が行われる。
【0041】この中和工程では、6つの制御弁のうち、
第2の気化槽16と供給管路13との間に設けられた第
2の制御弁18だけが開放されるとともに、上記第2の
気化槽16に設けられた第2のヒ−タ23が通電され、
その内部に収容されたアンモニウム塩22が加熱気化さ
れてアンモニアガスが発生する。
第2の気化槽16と供給管路13との間に設けられた第
2の制御弁18だけが開放されるとともに、上記第2の
気化槽16に設けられた第2のヒ−タ23が通電され、
その内部に収容されたアンモニウム塩22が加熱気化さ
れてアンモニアガスが発生する。
【0042】第2の気化槽16で発生したアンモニア
は、減圧された気密容器1が膨脹することで吸引力が発
生するから、その吸引力により、供給管路13を通って
気密容器1内へ吸引される。所定量のアンモニアガスが
気密容器1内へ吸引されたならば、第2のヒ−タ23へ
の通電を遮断するとともに、第2の制御弁18を閉じ、
その状態で所定時間放置する。
は、減圧された気密容器1が膨脹することで吸引力が発
生するから、その吸引力により、供給管路13を通って
気密容器1内へ吸引される。所定量のアンモニアガスが
気密容器1内へ吸引されたならば、第2のヒ−タ23へ
の通電を遮断するとともに、第2の制御弁18を閉じ、
その状態で所定時間放置する。
【0043】それによって、アンモニアガスは気密容器
1内およびそこに収容されたマットレス3の内部全体に
ゆきわたるから、残留したホルムアルデヒドガスが中和
されてその毒性がなくなる。
1内およびそこに収容されたマットレス3の内部全体に
ゆきわたるから、残留したホルムアルデヒドガスが中和
されてその毒性がなくなる。
【0044】上記中和工程において、第3の制御弁20
と第4の制御弁29とを開くことで、負圧となった供給
管路13を通じて気密容器1内へ大気を導入し、その外
気とともにアンモニアガスを気密容器1内へ導入するよ
うにしてもよく、要は残留したホルムアルデヒドガスを
中和するのに足りる量のアンモニアガスを供給すること
ができればよい。
と第4の制御弁29とを開くことで、負圧となった供給
管路13を通じて気密容器1内へ大気を導入し、その外
気とともにアンモニアガスを気密容器1内へ導入するよ
うにしてもよく、要は残留したホルムアルデヒドガスを
中和するのに足りる量のアンモニアガスを供給すること
ができればよい。
【0045】ついで、図3(b)に示すように中和され
たホルムアルデヒドガスとアンモニアガスとの混合ガス
を排出する第2の排出工程が行われる。この第2の排出
工程では、送風機25が作動するとともに、第2の排気
分岐管14bに設けられた第6の制御弁35と排気管2
8に設けられた第4の制御弁29とが開放される。それ
によって、中和された上記混合ガスは集塵殺菌槽24内
に吸引され、殺菌集塵液27を潜って大気中に排出され
る。
たホルムアルデヒドガスとアンモニアガスとの混合ガス
を排出する第2の排出工程が行われる。この第2の排出
工程では、送風機25が作動するとともに、第2の排気
分岐管14bに設けられた第6の制御弁35と排気管2
8に設けられた第4の制御弁29とが開放される。それ
によって、中和された上記混合ガスは集塵殺菌槽24内
に吸引され、殺菌集塵液27を潜って大気中に排出され
る。
【0046】上記混合ガスが殺菌集塵液27を潜ること
で、アンモニア臭が除去されるとともにそこに含まれる
塵埃が液中に沈殿するから、ホルムアルデヒドガスの毒
性がなくなるばかりか、混合ガスは塵埃が含まれず、し
かも臭気がない清浄な状態で大気中に排出される。
で、アンモニア臭が除去されるとともにそこに含まれる
塵埃が液中に沈殿するから、ホルムアルデヒドガスの毒
性がなくなるばかりか、混合ガスは塵埃が含まれず、し
かも臭気がない清浄な状態で大気中に排出される。
【0047】この第2の排出工程では、減圧工程と同
様、気密容器1の内部が減圧されるから、その気密容器
1およびマットレス3が圧縮されることになる。第2の
排出工程についで図3(c)に示す清浄工程が行われ
る。この清浄工程は、上記第2の排出工程でマットレス
3の内部に残留したアンモニアガスを排出するために行
われる。つまり、送風機25が作動するとともに、第3
の制御弁20、第6の制御弁35および第4の制御弁2
9が開放される。
様、気密容器1の内部が減圧されるから、その気密容器
1およびマットレス3が圧縮されることになる。第2の
排出工程についで図3(c)に示す清浄工程が行われ
る。この清浄工程は、上記第2の排出工程でマットレス
3の内部に残留したアンモニアガスを排出するために行
われる。つまり、送風機25が作動するとともに、第3
の制御弁20、第6の制御弁35および第4の制御弁2
9が開放される。
【0048】それによって、まず、密閉容器1内が供給
管路13と排気管28を介して大気に連通するから、減
圧状態の気密容器1が復元し、その復元力によって大気
が吸引される。吸引された大気は、上記送風機25の作
動によって発生する吸引力で第2の排気分岐管14bか
ら集塵殺菌槽24に吸引されて集塵殺菌液27を潜り、
供給管路13を通って気密容器1内へ吸引されて循環す
る。
管路13と排気管28を介して大気に連通するから、減
圧状態の気密容器1が復元し、その復元力によって大気
が吸引される。吸引された大気は、上記送風機25の作
動によって発生する吸引力で第2の排気分岐管14bか
ら集塵殺菌槽24に吸引されて集塵殺菌液27を潜り、
供給管路13を通って気密容器1内へ吸引されて循環す
る。
【0049】このように、大気が循環することで、気密
容器1内に残留するアンモニアガスが大気とともに流
れ、その途中で殺菌集塵液27に潜ることで脱臭され
る。そのため、上記気密容器1を循環する空気は次第に
浄化される。このとき、マットレス3は圧縮された状態
から膨脹する。そのため、循環空気はマットレス3の内
部、とくに弾性材5の内部も流通することになるから、
マットレス3の内部に残留するアンモニアガスおよびそ
の臭いを確実に除去することができる。
容器1内に残留するアンモニアガスが大気とともに流
れ、その途中で殺菌集塵液27に潜ることで脱臭され
る。そのため、上記気密容器1を循環する空気は次第に
浄化される。このとき、マットレス3は圧縮された状態
から膨脹する。そのため、循環空気はマットレス3の内
部、とくに弾性材5の内部も流通することになるから、
マットレス3の内部に残留するアンモニアガスおよびそ
の臭いを確実に除去することができる。
【0050】上記清浄工程において、外気を気密容器1
内に吸引し、その内部を大気圧に上昇させたならば、上
記第4の制御弁29を閉じるようにしてもよい。この発
明のおける被消毒物はマットレスに限られるものでな
く、掛け布団や毛布などの他の寝具あるいは被服などで
あってもよい。
内に吸引し、その内部を大気圧に上昇させたならば、上
記第4の制御弁29を閉じるようにしてもよい。この発
明のおける被消毒物はマットレスに限られるものでな
く、掛け布団や毛布などの他の寝具あるいは被服などで
あってもよい。
【0051】また、供給管路にそれぞれヒ−タを有する
第1の気化槽と第2の気化槽とをそれぞれ第1の制御弁
と第2の制御弁とを介して接続し、各気化槽においてパ
ラホルムアルデヒドとアンモニウム塩とを気化させて消
毒用のホルムアルデヒドガスおよびアンモニアガスを発
生させるようにしたが、気化槽に代わり、ホルムアルデ
ヒドガスおよびアンモニアガスがそれぞれ圧縮充填され
たボンベを第1の制御弁と第2の制御弁とを介して接続
し、各制御弁を開閉制御してホルムアルデヒドガスおよ
びアンモニアガスを選択的に密閉容器に供給するように
してもよい。
第1の気化槽と第2の気化槽とをそれぞれ第1の制御弁
と第2の制御弁とを介して接続し、各気化槽においてパ
ラホルムアルデヒドとアンモニウム塩とを気化させて消
毒用のホルムアルデヒドガスおよびアンモニアガスを発
生させるようにしたが、気化槽に代わり、ホルムアルデ
ヒドガスおよびアンモニアガスがそれぞれ圧縮充填され
たボンベを第1の制御弁と第2の制御弁とを介して接続
し、各制御弁を開閉制御してホルムアルデヒドガスおよ
びアンモニアガスを選択的に密閉容器に供給するように
してもよい。
【0052】また、密閉容器に第1の接続弁と第2の接
続弁とを設け、各弁にそれぞれ供給管路と排出管路とを
接続したが、上記第1の接続弁と第2の接続弁とを一体
化し、そこに供給管路と排出管路とを接続できるように
してもよい。つまり、密閉容器に1つの接続弁を設ける
だけで、供給管路と排出管路とを接続できるようにして
もよい。
続弁とを設け、各弁にそれぞれ供給管路と排出管路とを
接続したが、上記第1の接続弁と第2の接続弁とを一体
化し、そこに供給管路と排出管路とを接続できるように
してもよい。つまり、密閉容器に1つの接続弁を設ける
だけで、供給管路と排出管路とを接続できるようにして
もよい。
【0053】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1に記載され
たこの発明は、被消毒物を密閉容器内に収容してホルム
アルデヒドガスで消毒するため、そのホルムアルデヒド
ガスを外部に飛散させることなく被消毒物を安全かつ確
実に消毒することができ、また消毒後には上記ホルムア
ルデヒドガスがアルカル性中和ガスによって中和される
から、毒性の高いホルムアルデヒドガスが残留すること
がないため、このことおによっても安全性を確保でき
る。
たこの発明は、被消毒物を密閉容器内に収容してホルム
アルデヒドガスで消毒するため、そのホルムアルデヒド
ガスを外部に飛散させることなく被消毒物を安全かつ確
実に消毒することができ、また消毒後には上記ホルムア
ルデヒドガスがアルカル性中和ガスによって中和される
から、毒性の高いホルムアルデヒドガスが残留すること
がないため、このことおによっても安全性を確保でき
る。
【0054】しかも、請求項2に記載された発明によれ
ば、密閉容器にホルムアルデヒドガスを供給するに先立
って、密閉容器内を排気し、その排気ガスを消毒してか
ら排気するようにした。
ば、密閉容器にホルムアルデヒドガスを供給するに先立
って、密閉容器内を排気し、その排気ガスを消毒してか
ら排気するようにした。
【0055】そのため、ホルムアルデヒドガスを供給す
るとき、上記被消毒物は圧縮された状態から膨脹するこ
とで、そのガスが被消毒物の内部に吸引されるから、被
消毒物をその内部まで確実に消毒することができる。
るとき、上記被消毒物は圧縮された状態から膨脹するこ
とで、そのガスが被消毒物の内部に吸引されるから、被
消毒物をその内部まで確実に消毒することができる。
【0056】請求項3に記載された発明は、被消毒物が
収容される気密容器内に、殺菌用のホルムアルデヒドガ
スおよびこのホルムアルデヒドガスを中和するアルカリ
性中和ガスを選択的に供給することができ、また上記気
密容器から排出されるホルムアルデヒドガスを中和でき
る消毒装置である。
収容される気密容器内に、殺菌用のホルムアルデヒドガ
スおよびこのホルムアルデヒドガスを中和するアルカリ
性中和ガスを選択的に供給することができ、また上記気
密容器から排出されるホルムアルデヒドガスを中和でき
る消毒装置である。
【0057】そのため、気密容器内の被消毒物をホルム
アルデヒドガスによって消毒できるばかりか、消毒後に
は気密容器内に残留する毒性の高いホルムアルデヒドガ
スをおよび気密容器から排出されるホルムアルデヒドガ
スを中和できるから、上記被消毒物の消毒を、確実に、
しかも安全性を損なうことなく行うことができる。
アルデヒドガスによって消毒できるばかりか、消毒後に
は気密容器内に残留する毒性の高いホルムアルデヒドガ
スをおよび気密容器から排出されるホルムアルデヒドガ
スを中和できるから、上記被消毒物の消毒を、確実に、
しかも安全性を損なうことなく行うことができる。
【図1】この発明の一実施例を示す全体構成図。
【図2】同じく(a)〜(c)は減圧工程、消毒工程お
よび第1の排気工程を順次示した工程図。
よび第1の排気工程を順次示した工程図。
【図3】同じく(a)〜(c)は中和工程、第2の排気
工程および清浄工程を順次示した工程図。
工程および清浄工程を順次示した工程図。
1…気密容器、3…マットレス(被消毒物)、13…供
給管路、14…排出管路、15…第1の気化槽(ホルム
アルデヒドガスの供給手段)、16…第2の気化槽(ア
ンモニアガスの供給手段)、32…中和槽(中和手
段)。
給管路、14…排出管路、15…第1の気化槽(ホルム
アルデヒドガスの供給手段)、16…第2の気化槽(ア
ンモニアガスの供給手段)、32…中和槽(中和手
段)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 591203576 三協レイジャック株式会社 東京都港区芝大門1丁目4番14号 (72)発明者 阿部 武夫 東京都昭島市中神町1148番地 フランスベ ッド株式会社東京工場内 (72)発明者 小野 修治 東京都田無市南町6−7−13 フランスベ ッドメディカルサービス株式会社田無工場 内 (72)発明者 竹内 直之 兵庫県神戸市中央区磯辺通1丁目1番18号 日本ターナー株式会社内 (72)発明者 鎌田 親貞 東京都港区芝大門1丁目4番14号 三協レ イジャック株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 被消毒物を消毒する方法において、 柔軟性の材料で作られた気密容器内に殺菌用のホルムア
ルデヒドガスを供給して上記被消毒物を消毒する第1の
工程と、上記ホルムアルデヒドガスを上記気密容器から
吸引しアルカリ性中和物質で中和してから排出する第2
の工程と、上記気密容器内にアルカリ性中和ガスを供給
して上記気密容器内に残留するホルムアルデヒドガスを
中和する第3の工程と、上記気密容器内から上記アルカ
リ性中和ガスを排出する第4の工程とを具備したことを
特徴とする被消毒物の消毒方法。 - 【請求項2】 被消毒物を消毒する方法において、 柔軟性の材料で作られた気密容器内の気体を吸引し消毒
してから排気する第1の工程と、上記気密容器内に殺菌
用のホルムアルデヒドガスを供給して上記被消毒物を消
毒する第2の工程と、上記ホルムアルデヒドガスを上記
気密容器から吸引しアルカリ性中和物質で中和してから
排出する第3の工程と、上記気密容器内にアルカリ性中
和ガスを供給して上記気密容器内に残留するホルムアル
デヒドガスを中和する第4の工程と、上記気密容器内か
ら上記アルカリ性中和ガスを排出する第5の工程とを具
備したことを特徴とする被消毒物の消毒方法。 - 【請求項3】 被消毒物を消毒する消毒装置において、 柔軟性の材料で作られた気密容器と、この気密容器に接
続される供給管路および排出管路と、上記供給管路に設
けられ上記気密容器内に殺菌用のホルムアルデヒドガス
およびこのホルムアルデヒドガスを中和するアルカリ性
中和ガスを選択的に供給するガス供給手段と、上記排出
管路に設けられ上記気密容器から排出されるホルムアル
デヒドガスを中和する中和手段とを具備したことを特徴
とする被消毒物の消毒装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6024312A JPH07231932A (ja) | 1994-02-22 | 1994-02-22 | 被消毒物の消毒方法およびその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6024312A JPH07231932A (ja) | 1994-02-22 | 1994-02-22 | 被消毒物の消毒方法およびその装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07231932A true JPH07231932A (ja) | 1995-09-05 |
Family
ID=12134668
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6024312A Pending JPH07231932A (ja) | 1994-02-22 | 1994-02-22 | 被消毒物の消毒方法およびその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07231932A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005035745A1 (ja) * | 2003-10-14 | 2005-04-21 | Bio Media Co., Ltd. | ウイルス不活性化方法およびウイルス不活性化装置 |
-
1994
- 1994-02-22 JP JP6024312A patent/JPH07231932A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005035745A1 (ja) * | 2003-10-14 | 2005-04-21 | Bio Media Co., Ltd. | ウイルス不活性化方法およびウイルス不活性化装置 |
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