JPH07232576A - 産業車両のインチング装置 - Google Patents
産業車両のインチング装置Info
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- JPH07232576A JPH07232576A JP6028152A JP2815294A JPH07232576A JP H07232576 A JPH07232576 A JP H07232576A JP 6028152 A JP6028152 A JP 6028152A JP 2815294 A JP2815294 A JP 2815294A JP H07232576 A JPH07232576 A JP H07232576A
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
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Landscapes
- Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 インチング走行機能を損なうことなく、その
構造の簡素化を図り得る産業車両のインチング装置を提
供する。 【構成】 自動変速機付き産業車両において、車両制動
用のブレーキペダル19と、該ブレーキペダル19の踏
み込み量に対応して抵抗値が連続的に変化する可変抵抗
器20と、走行方向を切換えるシフトレバーにより操作
される走行方向切換スイッチ22とを設ける。また、油
圧クラッチと油圧ポンプとの間に圧油の方向及び流量制
御用の比例電磁式セレクトバルブを設ける。そして、走
行方向切換スイッチ22からの信号に基づいて比例電磁
式セレクトバルブに圧油の方向制御を行わせ、可変抵抗
器20からの信号に基づいて比例電磁式セレクトバルブ
に開度制御を行わせるように構成した。
構造の簡素化を図り得る産業車両のインチング装置を提
供する。 【構成】 自動変速機付き産業車両において、車両制動
用のブレーキペダル19と、該ブレーキペダル19の踏
み込み量に対応して抵抗値が連続的に変化する可変抵抗
器20と、走行方向を切換えるシフトレバーにより操作
される走行方向切換スイッチ22とを設ける。また、油
圧クラッチと油圧ポンプとの間に圧油の方向及び流量制
御用の比例電磁式セレクトバルブを設ける。そして、走
行方向切換スイッチ22からの信号に基づいて比例電磁
式セレクトバルブに圧油の方向制御を行わせ、可変抵抗
器20からの信号に基づいて比例電磁式セレクトバルブ
に開度制御を行わせるように構成した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フォークリフトのよう
な産業車両、特に自動変速機を備えた産業車両のインチ
ング装置に係り、詳しくはエンジンによって駆動される
荷役用の油圧ポンプを動力源として荷物の上げ下ろしを
する際、エンジンを最高回転状態或いはそれに近い状態
で稼働しながら、車両を微速で前進又は後進させる、い
わゆるインチング走行を行う上で有効なインチング装置
に関する。
な産業車両、特に自動変速機を備えた産業車両のインチ
ング装置に係り、詳しくはエンジンによって駆動される
荷役用の油圧ポンプを動力源として荷物の上げ下ろしを
する際、エンジンを最高回転状態或いはそれに近い状態
で稼働しながら、車両を微速で前進又は後進させる、い
わゆるインチング走行を行う上で有効なインチング装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のフォークリフトにおけるインチン
グ装置は、インチングペダル(又はブレーキペダルの場
合もある)の踏み込み動作により、インチングバルブを
制御してインチング走行を行うのが一般的である。この
ことを図6に基づいて説明すると、図示省略のエンジン
により駆動される油圧ポンプ31からの圧油は、レギュ
レータバルブ33により調圧されてトルクコンバータ3
4及びインチングバルブ35に送られるようになってい
る。そして、インチングペダル38を踏まない状態で
は、インチングバルブ35が全開状態にあり、圧油を図
示省略のシフトレバーの操作に連動して電磁制御される
前後進切換用の電磁式セレクトバルブ36に送り込む。
このとき、圧油はセレクトバルブ36が中立位置にあれ
ばタンク32にドレンされるが、前後進いずれかに操作
されていれば前進用油圧クラッチ37F又は後進用油圧
クラッチ37Rに流入され、当該クラッチを作動させて
エンジン側、つまりトルクコンバータ34側の駆動力を
走行系に伝達する。
グ装置は、インチングペダル(又はブレーキペダルの場
合もある)の踏み込み動作により、インチングバルブを
制御してインチング走行を行うのが一般的である。この
ことを図6に基づいて説明すると、図示省略のエンジン
により駆動される油圧ポンプ31からの圧油は、レギュ
レータバルブ33により調圧されてトルクコンバータ3
4及びインチングバルブ35に送られるようになってい
る。そして、インチングペダル38を踏まない状態で
は、インチングバルブ35が全開状態にあり、圧油を図
示省略のシフトレバーの操作に連動して電磁制御される
前後進切換用の電磁式セレクトバルブ36に送り込む。
このとき、圧油はセレクトバルブ36が中立位置にあれ
ばタンク32にドレンされるが、前後進いずれかに操作
されていれば前進用油圧クラッチ37F又は後進用油圧
クラッチ37Rに流入され、当該クラッチを作動させて
エンジン側、つまりトルクコンバータ34側の駆動力を
走行系に伝達する。
【0003】一方、インチングペダル38が踏まれる
と、そのリンク部38aを介して操作されるインチング
バルブ35は、ペダル踏み込み量が大きくなるほどその
流路の開度を絞り、セレクトバルブ36を経て油圧クラ
ッチ37F,37Rに送られる圧油の流量を制限する。
すなわち、ペダル踏み込み量に対応して油圧クラッチ3
7F,37Rの圧力が低下する。そのため、トルクコン
バータ34側から走行系に伝達される駆動力が低下さ
れ、車両がインチング走行されることになる。なお、こ
の場合、余剰分の圧油はインチングバルブ35内で分流
されてタンク32に戻される。また、インチングペダル
38はブレーキ系と連動、すなわちリンク部38aを介
してマスタシリンダ39と連結され、その踏み込みに対
応してブレーキシリンダ40が作動されて車両が制動さ
れるようになっている。
と、そのリンク部38aを介して操作されるインチング
バルブ35は、ペダル踏み込み量が大きくなるほどその
流路の開度を絞り、セレクトバルブ36を経て油圧クラ
ッチ37F,37Rに送られる圧油の流量を制限する。
すなわち、ペダル踏み込み量に対応して油圧クラッチ3
7F,37Rの圧力が低下する。そのため、トルクコン
バータ34側から走行系に伝達される駆動力が低下さ
れ、車両がインチング走行されることになる。なお、こ
の場合、余剰分の圧油はインチングバルブ35内で分流
されてタンク32に戻される。また、インチングペダル
38はブレーキ系と連動、すなわちリンク部38aを介
してマスタシリンダ39と連結され、その踏み込みに対
応してブレーキシリンダ40が作動されて車両が制動さ
れるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した従
来のインチング装置は、インチングペダル38にて操作
されるインチングバルブ35により圧油の流量制御を行
う一方、シフトレバーにて操作されるセレクトバルブ3
6により圧油の方向を制御して前進用又は後進用の油圧
クラッチ37F,37Rに選択的に送り込む方式である
ため、2種類のバルブと2通りの操作系を必要とするも
のであり、その構造が複雑化するという問題があった。
来のインチング装置は、インチングペダル38にて操作
されるインチングバルブ35により圧油の流量制御を行
う一方、シフトレバーにて操作されるセレクトバルブ3
6により圧油の方向を制御して前進用又は後進用の油圧
クラッチ37F,37Rに選択的に送り込む方式である
ため、2種類のバルブと2通りの操作系を必要とするも
のであり、その構造が複雑化するという問題があった。
【0005】なお、上記課題を有しない技術として、例
えば特開平3−132435号公報があり、これは、建
設車両において、ブレーキペダルの踏み込み操作により
電磁弁をオン、オフ制御することにより油圧クラッチを
断続させるようにしたものである。しかしながら、これ
はエンジン側から走行系に伝達される走行駆動力を変化
させることができないものであって、本発明が対象とす
るインチング走行を行い得るものではなかった。
えば特開平3−132435号公報があり、これは、建
設車両において、ブレーキペダルの踏み込み操作により
電磁弁をオン、オフ制御することにより油圧クラッチを
断続させるようにしたものである。しかしながら、これ
はエンジン側から走行系に伝達される走行駆動力を変化
させることができないものであって、本発明が対象とす
るインチング走行を行い得るものではなかった。
【0006】本発明は、上述の問題点に鑑みてなされた
ものであり、その目的とするところは、インチング走行
機能を損うことなくその構造を簡素化し得る産業車両の
インチング装置を提供することにある。
ものであり、その目的とするところは、インチング走行
機能を損うことなくその構造を簡素化し得る産業車両の
インチング装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は次のように構成したものである。すなわ
ち、請求項1の発明に係る産業車両のインチング装置
は、車両制動用のブレーキペダルの踏み込み量を検出す
るペダル踏み込み量検出手段と、車両の走行方向を検出
する走行方向検出手段と、油圧源と前進用及び後進用の
油圧クラッチとをつなぐ油圧回路に設けられるとともに
前記走行方向検出手段からの電気信号と前記ペダル踏み
込み量検出手段からの電気信号に基づいて圧油の方向及
び流量を制御する比例電磁式セレクトバルブとを備えた
ことを特徴としている。
に、本発明は次のように構成したものである。すなわ
ち、請求項1の発明に係る産業車両のインチング装置
は、車両制動用のブレーキペダルの踏み込み量を検出す
るペダル踏み込み量検出手段と、車両の走行方向を検出
する走行方向検出手段と、油圧源と前進用及び後進用の
油圧クラッチとをつなぐ油圧回路に設けられるとともに
前記走行方向検出手段からの電気信号と前記ペダル踏み
込み量検出手段からの電気信号に基づいて圧油の方向及
び流量を制御する比例電磁式セレクトバルブとを備えた
ことを特徴としている。
【0008】請求項2の発明に係る産業車両のインチン
グ装置は、車両制動用のブレーキペダルの踏み込み動作
に連動して抵抗値が変えられる可変抵抗器と、走行操作
手段により操作される走行方向切換スイッチと、油圧源
と前進用及び後進用の油圧クラッチとをつなぐ油圧回路
に設けられるとともに前記油圧クラッチに対する圧油の
方向及び流量を制御する比例電磁式セレクトバルブとを
備えたことを特徴としている。
グ装置は、車両制動用のブレーキペダルの踏み込み動作
に連動して抵抗値が変えられる可変抵抗器と、走行操作
手段により操作される走行方向切換スイッチと、油圧源
と前進用及び後進用の油圧クラッチとをつなぐ油圧回路
に設けられるとともに前記油圧クラッチに対する圧油の
方向及び流量を制御する比例電磁式セレクトバルブとを
備えたことを特徴としている。
【0009】
【作用】上述の如く構成された請求項1の発明において
は、比例電磁式セレクトバルブが、車両走行方向検出手
段からの電気信号に基づいて前進用油圧クラッチ又は後
進用油圧クラッチに対する圧油の方向制御を、またペダ
ル踏み込み量検出手段からの電気信号に基づいて圧油の
流量制御を行うことにより、前後進いずれの側にも車両
をインチング走行することができる。
は、比例電磁式セレクトバルブが、車両走行方向検出手
段からの電気信号に基づいて前進用油圧クラッチ又は後
進用油圧クラッチに対する圧油の方向制御を、またペダ
ル踏み込み量検出手段からの電気信号に基づいて圧油の
流量制御を行うことにより、前後進いずれの側にも車両
をインチング走行することができる。
【0010】また、請求項2の発明においては、比例電
磁式セレクトバルブが、走行方向切換スイッチからの電
気信号に基づいて前進用油圧クラッチ又は後進用油圧ク
ラッチに対する圧油の方向制御を、また可変抵抗器の抵
抗値に対応して圧油の流量制御を行うことにより、前後
進いずれの側にも車両をインチング走行することができ
る。
磁式セレクトバルブが、走行方向切換スイッチからの電
気信号に基づいて前進用油圧クラッチ又は後進用油圧ク
ラッチに対する圧油の方向制御を、また可変抵抗器の抵
抗値に対応して圧油の流量制御を行うことにより、前後
進いずれの側にも車両をインチング走行することができ
る。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて具体
的に説明する。図2は本実施例のインチング装置に関す
る油圧回路図である。図示省略のエンジンにより駆動さ
れる油圧ポンプ1からの圧油は、レギュレータバルブ3
により調圧されてトルクコンバータ4及び比例電磁式セ
レクトバルブ5に送られるようになっている。比例電磁
式セレクトバルブ5は前進用と後進用の油圧クラッチ1
8F,18Rに対する圧油の方向制御と流量制御を行う
スプール式の主制御弁6と、電気入力に応じたパイロッ
ト圧を発生し、このパイロット圧で主制御弁6のスプー
ル切換えを行う前進用の比例電磁弁10Fと後進用の比
例電磁弁10Rとから構成されている。
的に説明する。図2は本実施例のインチング装置に関す
る油圧回路図である。図示省略のエンジンにより駆動さ
れる油圧ポンプ1からの圧油は、レギュレータバルブ3
により調圧されてトルクコンバータ4及び比例電磁式セ
レクトバルブ5に送られるようになっている。比例電磁
式セレクトバルブ5は前進用と後進用の油圧クラッチ1
8F,18Rに対する圧油の方向制御と流量制御を行う
スプール式の主制御弁6と、電気入力に応じたパイロッ
ト圧を発生し、このパイロット圧で主制御弁6のスプー
ル切換えを行う前進用の比例電磁弁10Fと後進用の比
例電磁弁10Rとから構成されている。
【0012】主制御弁6は油圧ポンプ1に通じるポンプ
ポート、タンク2に通じるタンクポート及び各油圧クラ
ッチ18F,18Rに通じるクラッチポートを備えてお
り、中立状態では両クラッチポートがそれぞれタンクポ
ートに連通され、またポンプポートもタンクポートに連
通されている。従って、そのときは前進用及び後進用の
油圧クラッチ18F,18Rの圧力が共に低下してお
り、エンジン側、つまりトルクコンバータ4側からの走
行系への動力伝達が遮断される。また、主制御弁6のス
プールが前進側又は後進側にフルストロークで移動され
たときは、ポンプポートがいずれか一方のクラッチポー
トに全開度で連通され、ハーフストロークではポンプポ
ートがクラッチポートとタンクポートとのそれぞれと連
通し、そのときの開度はスプールストロークに対応す
る。
ポート、タンク2に通じるタンクポート及び各油圧クラ
ッチ18F,18Rに通じるクラッチポートを備えてお
り、中立状態では両クラッチポートがそれぞれタンクポ
ートに連通され、またポンプポートもタンクポートに連
通されている。従って、そのときは前進用及び後進用の
油圧クラッチ18F,18Rの圧力が共に低下してお
り、エンジン側、つまりトルクコンバータ4側からの走
行系への動力伝達が遮断される。また、主制御弁6のス
プールが前進側又は後進側にフルストロークで移動され
たときは、ポンプポートがいずれか一方のクラッチポー
トに全開度で連通され、ハーフストロークではポンプポ
ートがクラッチポートとタンクポートとのそれぞれと連
通し、そのときの開度はスプールストロークに対応す
る。
【0013】一方、前進用及び後進用の比例電磁弁10
F,10Rは、油圧ポンプ1から送られる圧油を電気入
力に応じた圧力に調圧してこれを主制御弁6のスプール
にパイロット圧として作用させるようになっている。す
なわち、図3は比例電磁式セレクトバルブ5の片側端部
の構成の概略を示したものであり、反対側については同
様に構成されている。油圧ポンプ1から送られた圧油
は、絞り15(又は減圧弁)を備えた通路16を経て主
制御弁6の油圧室7に流入してスプール8の一端面を押
圧するようになっている。そして、油圧室7内の圧力
は、比例電磁弁10F,10Rの可動鉄心11がポペッ
ト13をバルブシートに押し付ける押圧力に対応し、そ
の押圧力は可動鉄心11を取り巻くソレノイド12に流
れる電流の大きさに対応したものとなる。
F,10Rは、油圧ポンプ1から送られる圧油を電気入
力に応じた圧力に調圧してこれを主制御弁6のスプール
にパイロット圧として作用させるようになっている。す
なわち、図3は比例電磁式セレクトバルブ5の片側端部
の構成の概略を示したものであり、反対側については同
様に構成されている。油圧ポンプ1から送られた圧油
は、絞り15(又は減圧弁)を備えた通路16を経て主
制御弁6の油圧室7に流入してスプール8の一端面を押
圧するようになっている。そして、油圧室7内の圧力
は、比例電磁弁10F,10Rの可動鉄心11がポペッ
ト13をバルブシートに押し付ける押圧力に対応し、そ
の押圧力は可動鉄心11を取り巻くソレノイド12に流
れる電流の大きさに対応したものとなる。
【0014】具体的には、ソレノイド12に流れる電流
が大きいときは、可動鉄心11がポペット13を強く押
し、油圧室7のパイロット圧も大きいが、電流が小さい
ときは、可動鉄心11によるポペット13の押圧力が弱
いため、パイロット圧も小さくなる。つまり、主制御弁
6のスプール8の軸端面に作用するパイロット圧は、比
例電磁弁10F,10Rのソレノイド12に流れる電流
値に比例して制御される。従って、ソレノイド12の非
通電時には、油圧ポンプ1から絞り15を経て送られた
圧油はリターンスプリング14に抗してポペット13を
押し、ドレン通路17をへてタンク2に戻され、この状
態では、主制御弁6のスプール8は中立保持用のスプリ
ング9により中立位置に保持される。
が大きいときは、可動鉄心11がポペット13を強く押
し、油圧室7のパイロット圧も大きいが、電流が小さい
ときは、可動鉄心11によるポペット13の押圧力が弱
いため、パイロット圧も小さくなる。つまり、主制御弁
6のスプール8の軸端面に作用するパイロット圧は、比
例電磁弁10F,10Rのソレノイド12に流れる電流
値に比例して制御される。従って、ソレノイド12の非
通電時には、油圧ポンプ1から絞り15を経て送られた
圧油はリターンスプリング14に抗してポペット13を
押し、ドレン通路17をへてタンク2に戻され、この状
態では、主制御弁6のスプール8は中立保持用のスプリ
ング9により中立位置に保持される。
【0015】次に、上述の如く構成される比例電磁式セ
レクトバルブ5の操作系、つまりインチング操作系を図
1の電気回路図に基づいて説明する。運転席で操作可能
な車両制動用のブレーキペダル19は、図示省略のマス
タシリンダのピストンとリンク部を介して連結されてお
り、その踏み込み操作によりマスタシリンダを介してブ
レーキシリンダを作動させるようになっている。一方、
上記ブレーキペダル19又はそのリンク部19aには、
ブレーキペダル19の踏み込み量を検出するペダル踏み
込み量検出手段としての可変抵抗器20が設置されてい
る。この可変抵抗器20は、その可動部が例えばブレー
キペダル19のリンク部19aと連結され、ブレーキペ
ダル19が踏み込まれると、その接点20aが移動して
ペダル踏み込み量に対応する出力電圧を取り出すように
なっている。
レクトバルブ5の操作系、つまりインチング操作系を図
1の電気回路図に基づいて説明する。運転席で操作可能
な車両制動用のブレーキペダル19は、図示省略のマス
タシリンダのピストンとリンク部を介して連結されてお
り、その踏み込み操作によりマスタシリンダを介してブ
レーキシリンダを作動させるようになっている。一方、
上記ブレーキペダル19又はそのリンク部19aには、
ブレーキペダル19の踏み込み量を検出するペダル踏み
込み量検出手段としての可変抵抗器20が設置されてい
る。この可変抵抗器20は、その可動部が例えばブレー
キペダル19のリンク部19aと連結され、ブレーキペ
ダル19が踏み込まれると、その接点20aが移動して
ペダル踏み込み量に対応する出力電圧を取り出すように
なっている。
【0016】そして、可変抵抗器20の入力側がバッテ
リ21(電源)に接続され、出力側が車両の走行方向を
検出する走行方向検出手段としての走行方向切換スイッ
チ22に接続されている。走行方向切換スイッチ22は
前進用接点22fと後進用接点22rを備えた双接点タ
イプであり、自動変速装置の変速操作を行うための走行
操作手段としてのシフトレバー23が中立位置にある通
常時にはオフ状態に保持される。
リ21(電源)に接続され、出力側が車両の走行方向を
検出する走行方向検出手段としての走行方向切換スイッ
チ22に接続されている。走行方向切換スイッチ22は
前進用接点22fと後進用接点22rを備えた双接点タ
イプであり、自動変速装置の変速操作を行うための走行
操作手段としてのシフトレバー23が中立位置にある通
常時にはオフ状態に保持される。
【0017】しかして、走行方向切換スイッチ22の各
端子22f,22rは、それぞれリレー24F,24R
に接続されており、またそれらリレー24F,24Rの
各接点24Fa,24Raは、それぞれ対応の前記前進
用及び後進用の比例電磁弁10F,10Rのソレノイド
12に接続されている。なお、リレー24F,24Rの
接点24Fa,24Raは常開接点であり、コイル24
Fc,24Rcが励磁されたときにオンとなる。
端子22f,22rは、それぞれリレー24F,24R
に接続されており、またそれらリレー24F,24Rの
各接点24Fa,24Raは、それぞれ対応の前記前進
用及び後進用の比例電磁弁10F,10Rのソレノイド
12に接続されている。なお、リレー24F,24Rの
接点24Fa,24Raは常開接点であり、コイル24
Fc,24Rcが励磁されたときにオンとなる。
【0018】本実施例に係る産業車両用のインチング装
置は、上述のように構成したものであり、シフトレバー
23が中立位置にあり、ブレーキペダル19が踏み込ま
れていないときは、比例電磁弁10F,10Rのソレノ
イド12は非通電状態にあり、主制御弁6のスプール8
が中立保持用のスプリング9により中立位置に保持され
ている。従って、この状態では、ポンプポート及びクラ
ッチポートがそれぞれタンクポートに連通しており、油
圧ポンプ1からの圧油がタンク2に戻され、また両油圧
クラッチ18F,18Rがタンク2に連通されてその圧
力が低下している。そのため、エンジン側から走行系へ
の動力伝達が遮断されている。
置は、上述のように構成したものであり、シフトレバー
23が中立位置にあり、ブレーキペダル19が踏み込ま
れていないときは、比例電磁弁10F,10Rのソレノ
イド12は非通電状態にあり、主制御弁6のスプール8
が中立保持用のスプリング9により中立位置に保持され
ている。従って、この状態では、ポンプポート及びクラ
ッチポートがそれぞれタンクポートに連通しており、油
圧ポンプ1からの圧油がタンク2に戻され、また両油圧
クラッチ18F,18Rがタンク2に連通されてその圧
力が低下している。そのため、エンジン側から走行系へ
の動力伝達が遮断されている。
【0019】この状態において、シフトレバー23を、
例えば前進側に操作すると、走行方向切換スイッチ22
の前進用接点22fがオンとなり、前進用リレー24F
のコイル24Fcに通電され、その接点17Faがオン
になる。従って、比例電磁式セレクトバルブ5における
前進用比例電磁弁10Fのソレノイド12に通電され
る。この通電により生ずる電磁力により可動鉄心11が
ポペット13をシートバルブに押圧させるため、油圧ポ
ンプ1から油圧室7内に流入する圧油、つまりパイロッ
ト圧が上昇する。すなわち、油圧室7内のパイロット圧
は、電気入力に応じて調圧される。そして、このパイロ
ット圧が主制御弁6のスプール8に作用させる。
例えば前進側に操作すると、走行方向切換スイッチ22
の前進用接点22fがオンとなり、前進用リレー24F
のコイル24Fcに通電され、その接点17Faがオン
になる。従って、比例電磁式セレクトバルブ5における
前進用比例電磁弁10Fのソレノイド12に通電され
る。この通電により生ずる電磁力により可動鉄心11が
ポペット13をシートバルブに押圧させるため、油圧ポ
ンプ1から油圧室7内に流入する圧油、つまりパイロッ
ト圧が上昇する。すなわち、油圧室7内のパイロット圧
は、電気入力に応じて調圧される。そして、このパイロ
ット圧が主制御弁6のスプール8に作用させる。
【0020】従って、スプール8は反対側の油圧室に配
設されている中立保持用のスプリングのバネ力に抗して
前進側に移動され、ポンプポートを前進側のクラッチポ
ートに連通する。そのため、油圧ポンプ1の圧油が前進
用の油圧クラッチ18Fに送られ、その圧力が上昇され
る。すなわち、油圧クラッチ18Fが接続され、エンジ
ンの動力が走行系に伝達されることになる。
設されている中立保持用のスプリングのバネ力に抗して
前進側に移動され、ポンプポートを前進側のクラッチポ
ートに連通する。そのため、油圧ポンプ1の圧油が前進
用の油圧クラッチ18Fに送られ、その圧力が上昇され
る。すなわち、油圧クラッチ18Fが接続され、エンジ
ンの動力が走行系に伝達されることになる。
【0021】このとき、ブレーキペダル19が踏み込ま
れていなければ、可変抵抗器20の抵抗値は零又は予め
設定された可変範囲内で最低である。そのため、比例電
磁弁10Fのソレノイド12に流れる電流値が大きく、
可動鉄心11によるポペット13の押圧力が大きなもの
となり、主制御弁6のスプール8に作用するパイロット
圧も設定範囲内の最大に制御される。従って、該スプー
ル8がその流路を全開とする位置にストロークされ、油
圧クラッチ10Fに発生する圧力は大きく、エンジン側
から走行系に伝達される駆動力も大きいものとなる。な
お、このことについては、シフトレバー23が後進側に
操作された場合も同様である。
れていなければ、可変抵抗器20の抵抗値は零又は予め
設定された可変範囲内で最低である。そのため、比例電
磁弁10Fのソレノイド12に流れる電流値が大きく、
可動鉄心11によるポペット13の押圧力が大きなもの
となり、主制御弁6のスプール8に作用するパイロット
圧も設定範囲内の最大に制御される。従って、該スプー
ル8がその流路を全開とする位置にストロークされ、油
圧クラッチ10Fに発生する圧力は大きく、エンジン側
から走行系に伝達される駆動力も大きいものとなる。な
お、このことについては、シフトレバー23が後進側に
操作された場合も同様である。
【0022】しかして、インチング走行を行うべくシフ
トレバー23を前進側又は後進側に操作した状態でブレ
ーキペダル19を踏み込むと、可変抵抗器20の接点2
0aが移動し、その抵抗値がその踏み込み量に比例して
増加する。従って、前進用比例電磁弁10F又は後進用
比例電磁弁10Rのソレノイド12を流れる電流値が減
少し、可動鉄心11によるポペット13の押圧力が低下
し、圧油の一部がポペット13を経てタンク2にドレン
されるため、主制御弁6のスプール8に作用する油圧室
7内のパイロット圧も電流値に対応して低下する。
トレバー23を前進側又は後進側に操作した状態でブレ
ーキペダル19を踏み込むと、可変抵抗器20の接点2
0aが移動し、その抵抗値がその踏み込み量に比例して
増加する。従って、前進用比例電磁弁10F又は後進用
比例電磁弁10Rのソレノイド12を流れる電流値が減
少し、可動鉄心11によるポペット13の押圧力が低下
し、圧油の一部がポペット13を経てタンク2にドレン
されるため、主制御弁6のスプール8に作用する油圧室
7内のパイロット圧も電流値に対応して低下する。
【0023】そのため、主制御弁6のスプール8がその
一端面に作用するパイロット圧と他端面に作用する中立
復帰用のスプリング9とが釣り合う位置まで戻される。
このことにより、主制御弁6のクラッチポートの開度が
絞られるとともに、ポンプポートがタンクポートに連通
することにより、油圧クラッチ18F又は18Rの圧力
がペダル踏み込み量に見合う値まで低下し、油圧クラッ
チ18F又は18Rを経て走行系に伝達される駆動力が
低下する。
一端面に作用するパイロット圧と他端面に作用する中立
復帰用のスプリング9とが釣り合う位置まで戻される。
このことにより、主制御弁6のクラッチポートの開度が
絞られるとともに、ポンプポートがタンクポートに連通
することにより、油圧クラッチ18F又は18Rの圧力
がペダル踏み込み量に見合う値まで低下し、油圧クラッ
チ18F又は18Rを経て走行系に伝達される駆動力が
低下する。
【0024】また、ブレーキペダル9の踏み込み時に
は、マスタシリンダを介してブレーキシリンダが作動さ
れ、車両に制動力が作用する。この制動力はペダル踏み
込み量に比例して増大する。すなわち、ブレーキペダル
9の踏み込み時には、図4に示すように、ペダル踏み込
み量が大きくなるに連れてエンジン側から走行系に伝達
される駆動力は減少するが、制動力はペ逆にダル踏み込
み量に対応して増加することになる。従って、車両の走
行速度はブレーキペダル19の踏み込み具合で操作さ
れ、いわゆるインチング走行が行われることになる。
は、マスタシリンダを介してブレーキシリンダが作動さ
れ、車両に制動力が作用する。この制動力はペダル踏み
込み量に比例して増大する。すなわち、ブレーキペダル
9の踏み込み時には、図4に示すように、ペダル踏み込
み量が大きくなるに連れてエンジン側から走行系に伝達
される駆動力は減少するが、制動力はペ逆にダル踏み込
み量に対応して増加することになる。従って、車両の走
行速度はブレーキペダル19の踏み込み具合で操作さ
れ、いわゆるインチング走行が行われることになる。
【0025】なお、ブレーキペダル19を大きく踏み込
んだ場合は、可変抵抗器20の抵抗値が最大となり、前
進用比例電磁弁10F又は後進用比例電磁弁10Rのソ
レノイド12に流れる電流値が最小となるため、可動鉄
心11によるポペット13の押圧力も著しく低下し、低
圧で圧油がタンク2へ流出する。そのため、油圧室7内
のパイロット圧が低下し、スプール8がスプリング9に
より中立位置へ復帰される。従って、前進用油圧クラッ
チ18F又は後進用油圧クラッチ18Rがタンク2に連
通されてその圧力が低下する。そのため、エンジン側か
ら走行系に対する駆動力の伝達が遮断され、一方、制動
力は最大となり、車両が停止されることになる。
んだ場合は、可変抵抗器20の抵抗値が最大となり、前
進用比例電磁弁10F又は後進用比例電磁弁10Rのソ
レノイド12に流れる電流値が最小となるため、可動鉄
心11によるポペット13の押圧力も著しく低下し、低
圧で圧油がタンク2へ流出する。そのため、油圧室7内
のパイロット圧が低下し、スプール8がスプリング9に
より中立位置へ復帰される。従って、前進用油圧クラッ
チ18F又は後進用油圧クラッチ18Rがタンク2に連
通されてその圧力が低下する。そのため、エンジン側か
ら走行系に対する駆動力の伝達が遮断され、一方、制動
力は最大となり、車両が停止されることになる。
【0026】上記の如く、本実施例によれば、従来のイ
ンチング装置に用いられているインチングバルブを廃止
した構造でありながら、車両の前進及び後進のいずれの
走行方向についてもインチング走行を行うことができ
る。そして、インチングバルブが省略できたことで、そ
の操作系も不要となる。すなわち、インチング装置に関
する構造の簡素化が図られ、コストの低減も可能とな
る。
ンチング装置に用いられているインチングバルブを廃止
した構造でありながら、車両の前進及び後進のいずれの
走行方向についてもインチング走行を行うことができ
る。そして、インチングバルブが省略できたことで、そ
の操作系も不要となる。すなわち、インチング装置に関
する構造の簡素化が図られ、コストの低減も可能とな
る。
【0027】また、本実施例では走行方向切換スイッチ
22と比例電磁弁10F,10Rのソレノイド12との
間にリレー24F,24Rを設けてあり、一定値以下の
電流ではリレー24F,24Rの接点24Fa,24R
aがオフとなるため、ブレーキペダル19を大きく踏み
込んだときには、比例電磁弁10F,10Rのソレノイ
ド12に対する通電を完全に遮断して主制御弁6のスプ
ール8を中立位置に正確に戻すことができるため、走行
系への駆動力の伝達を完全に遮断してブレーキを確実に
働かせることができる。
22と比例電磁弁10F,10Rのソレノイド12との
間にリレー24F,24Rを設けてあり、一定値以下の
電流ではリレー24F,24Rの接点24Fa,24R
aがオフとなるため、ブレーキペダル19を大きく踏み
込んだときには、比例電磁弁10F,10Rのソレノイ
ド12に対する通電を完全に遮断して主制御弁6のスプ
ール8を中立位置に正確に戻すことができるため、走行
系への駆動力の伝達を完全に遮断してブレーキを確実に
働かせることができる。
【0028】さらに、本実施例ではブレーキペダル19
のペダル踏み込み量検出手段として可変抵抗器20を採
用してあるため、その抵抗の比率を自由に変更すること
が可能である。従って、図4にはエンジン側から走行系
に伝達される駆動力が直線的に変化する場合を実線で示
しているが、これを例えば破線で示す如く二次曲線で変
化するように調整することも可能であり、このことによ
り駆動力と制動力とのバランス調整に幅をもたせること
ができる。
のペダル踏み込み量検出手段として可変抵抗器20を採
用してあるため、その抵抗の比率を自由に変更すること
が可能である。従って、図4にはエンジン側から走行系
に伝達される駆動力が直線的に変化する場合を実線で示
しているが、これを例えば破線で示す如く二次曲線で変
化するように調整することも可能であり、このことによ
り駆動力と制動力とのバランス調整に幅をもたせること
ができる。
【0029】具体的には、例えば、図4において駆動力
と制動力の値が交差している点の左側近傍が、実際にイ
ンチング走行を行う際に利用する領域である。この領域
でブレーキペダルのペダル踏み込み量を大きくした時に
駆動力の値と制動力の値が急激に接近すると、車両の走
行速度が急変することになり、インチング走行の操作が
難しくなる。これに対し、破線で示すように駆動力の値
と制動力の値を交差する点に対し緩やかに接近させる
と、インチング走行の操作を容易に行うことができる。
と制動力の値が交差している点の左側近傍が、実際にイ
ンチング走行を行う際に利用する領域である。この領域
でブレーキペダルのペダル踏み込み量を大きくした時に
駆動力の値と制動力の値が急激に接近すると、車両の走
行速度が急変することになり、インチング走行の操作が
難しくなる。これに対し、破線で示すように駆動力の値
と制動力の値を交差する点に対し緩やかに接近させる
と、インチング走行の操作を容易に行うことができる。
【0030】次に、本発明の他の実施例を図5に基づい
て説明する。この実施例は、ブレーキペダルの踏み込み
量を検出するペダル踏み込み量検出手段としてのエンコ
ーダ25と、シフトレバーにより操作される走行方向検
出手段としての双接点タイプの走行方向切換スイッチ2
2がCPU(マイクロコンピュータ)26の入力側に接
続され、また、CPU26の出力側には比例電磁弁10
F,10Rのソレノイド12がソレノイド駆動回路27
を介して接続された構成としたものであり、その他につ
いては前述の実施例と同様に構成されている。
て説明する。この実施例は、ブレーキペダルの踏み込み
量を検出するペダル踏み込み量検出手段としてのエンコ
ーダ25と、シフトレバーにより操作される走行方向検
出手段としての双接点タイプの走行方向切換スイッチ2
2がCPU(マイクロコンピュータ)26の入力側に接
続され、また、CPU26の出力側には比例電磁弁10
F,10Rのソレノイド12がソレノイド駆動回路27
を介して接続された構成としたものであり、その他につ
いては前述の実施例と同様に構成されている。
【0031】従って、この実施例によるときは、シフト
レバーを前進側又は後進側に操作した状態でブレーキペ
ダルを踏み込むと、CPU26に対して走行方向切換ス
イッチ22からの前進又は後進のオン信号のほか、エン
コーダ25からペダル踏み込み量に対応する電気信号が
入力される。CPU26はエンコーダ25から入力され
る信号の値に基づいた駆動信号をソレノイド駆動回路2
7に出力し、ソレノイド駆動回路27はその駆動信号に
従って前進用比例電磁弁10F又は後進用比例電磁弁1
0Rのソレノイド12に対する電流制御を行う。
レバーを前進側又は後進側に操作した状態でブレーキペ
ダルを踏み込むと、CPU26に対して走行方向切換ス
イッチ22からの前進又は後進のオン信号のほか、エン
コーダ25からペダル踏み込み量に対応する電気信号が
入力される。CPU26はエンコーダ25から入力され
る信号の値に基づいた駆動信号をソレノイド駆動回路2
7に出力し、ソレノイド駆動回路27はその駆動信号に
従って前進用比例電磁弁10F又は後進用比例電磁弁1
0Rのソレノイド12に対する電流制御を行う。
【0032】かくして、前述の実施例で説明した場合と
同様に、主制御弁6のスプール8に作用するパイロット
圧がソレノイド12の電流値に対応して制御され、それ
に基づいて前進用又は後進用の油圧クラッチ18F,1
8Rの圧力が制御される。従って、エンジン側から走行
系へ伝達される駆動力がペダル踏み込み量に対応して加
減され、インチング走行を行うことができる。
同様に、主制御弁6のスプール8に作用するパイロット
圧がソレノイド12の電流値に対応して制御され、それ
に基づいて前進用又は後進用の油圧クラッチ18F,1
8Rの圧力が制御される。従って、エンジン側から走行
系へ伝達される駆動力がペダル踏み込み量に対応して加
減され、インチング走行を行うことができる。
【0033】なお、CPU26に対する入力信号が走行
方向切換スイッチ22からの信号のみであれば、ソレノ
イド12に対して大きい電流が通電されるので、主制御
弁6のスプール8に作用するパイロット圧が最大とな
る。従って、このときは、前進用又は後進用の油圧クラ
ッチ18F,18Rの圧力が最大となり、通常走行が可
能となる。
方向切換スイッチ22からの信号のみであれば、ソレノ
イド12に対して大きい電流が通電されるので、主制御
弁6のスプール8に作用するパイロット圧が最大とな
る。従って、このときは、前進用又は後進用の油圧クラ
ッチ18F,18Rの圧力が最大となり、通常走行が可
能となる。
【0034】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1及び請求
項2の発明によれば、従来のインチング装置において必
要であったインチングバルブを廃止した構造でありなが
ら、前進及び後進のいずれの方向にもインチング走行を
行うことができる。そして、インチングバルブの廃止に
伴いその操作系も不要となるため、インチング装置に関
する構造の簡素化が図られるとともに、コストの低減が
可能となる。また、請求項2の発明では、比例電磁式セ
レクトバルブを制御するためのペダル踏み込み検出手段
として可変抵抗器を採用し、また走行方向検出手段とし
てスイッチを採用した構成であるため、例えばマイクロ
コンピュータにて制御する方式に比べてコストを低減で
き、その実用化が図る上で有利となる。
項2の発明によれば、従来のインチング装置において必
要であったインチングバルブを廃止した構造でありなが
ら、前進及び後進のいずれの方向にもインチング走行を
行うことができる。そして、インチングバルブの廃止に
伴いその操作系も不要となるため、インチング装置に関
する構造の簡素化が図られるとともに、コストの低減が
可能となる。また、請求項2の発明では、比例電磁式セ
レクトバルブを制御するためのペダル踏み込み検出手段
として可変抵抗器を採用し、また走行方向検出手段とし
てスイッチを採用した構成であるため、例えばマイクロ
コンピュータにて制御する方式に比べてコストを低減で
き、その実用化が図る上で有利となる。
【図1】本発明の実施例に係るインチング装置に関する
電気回路図である。
電気回路図である。
【図2】インチング装置に関する油圧回路図である。
【図3】比例電磁式セレクトバルブの片側端部の構成の
概略を示す断面図である。
概略を示す断面図である。
【図4】ブレーキペダル踏み込み量に関する走行駆動力
と制動力との関係を示す図面である。
と制動力との関係を示す図面である。
【図5】本発明の他の実施例を示すブロック図である。
【図6】従来のインチング装置に関する油圧回路図であ
る。
る。
1…油圧ポンプ 5…比例電磁式セレクトバルブ 6…主制御弁 10F,10R…比例電磁弁 18F,18R…油圧クラッチ 19…ブレーキペダル 20…可変抵抗器 22…走行方向切換スイッチ 23…シフトレバー
Claims (2)
- 【請求項1】 車両制動用のブレーキペダルの踏み込み
量を検出するペダル踏み込み量検出手段と、車両の走行
方向を検出する走行方向検出手段と、油圧源と前進用及
び後進用の油圧クラッチとをつなぐ油圧回路に設けられ
るとともに前記走行方向検出手段からの電気信号と前記
ペダル踏み込み量検出手段からの電気信号に基づいて圧
油の方向及び流量を制御する比例電磁式セレクトバルブ
とを備えた産業車両のインチング装置。 - 【請求項2】 車両制動用のブレーキペダルの踏み込み
動作に連動して抵抗値が変えられる可変抵抗器と、走行
操作手段により操作される走行方向切換スイッチと、油
圧源と前進用及び後進用の油圧クラッチとをつなぐ油圧
回路に設けられるとともに前記油圧クラッチに対する圧
油の方向及び流量を制御する比例電磁式セレクトバルブ
とを備えた産業車両のインチング装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6028152A JPH07232576A (ja) | 1994-02-25 | 1994-02-25 | 産業車両のインチング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6028152A JPH07232576A (ja) | 1994-02-25 | 1994-02-25 | 産業車両のインチング装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07232576A true JPH07232576A (ja) | 1995-09-05 |
Family
ID=12240796
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6028152A Pending JPH07232576A (ja) | 1994-02-25 | 1994-02-25 | 産業車両のインチング装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07232576A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10291432A (ja) * | 1997-04-22 | 1998-11-04 | Toyota Autom Loom Works Ltd | トルクコンバータ車の制動装置 |
-
1994
- 1994-02-25 JP JP6028152A patent/JPH07232576A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10291432A (ja) * | 1997-04-22 | 1998-11-04 | Toyota Autom Loom Works Ltd | トルクコンバータ車の制動装置 |
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