JPH07232649A - 車両用ステアリング装置 - Google Patents
車両用ステアリング装置Info
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- JPH07232649A JPH07232649A JP6027156A JP2715694A JPH07232649A JP H07232649 A JPH07232649 A JP H07232649A JP 6027156 A JP6027156 A JP 6027156A JP 2715694 A JP2715694 A JP 2715694A JP H07232649 A JPH07232649 A JP H07232649A
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- JP
- Japan
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- shaft
- bracket
- steering
- column
- vehicle
- Prior art date
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- Granted
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D1/00—Couplings for rigidly connecting two coaxial shafts or other movable machine elements
- F16D1/12—Couplings for rigidly connecting two coaxial shafts or other movable machine elements allowing adjustment of the parts about the axis
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D1/00—Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle
- B62D1/02—Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle vehicle-mounted
- B62D1/16—Steering columns
- B62D1/18—Steering columns yieldable or adjustable, e.g. tiltable
- B62D1/184—Mechanisms for locking columns at selected positions
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D1/00—Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle
- B62D1/02—Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle vehicle-mounted
- B62D1/16—Steering columns
- B62D1/18—Steering columns yieldable or adjustable, e.g. tiltable
- B62D1/19—Steering columns yieldable or adjustable, e.g. tiltable incorporating energy-absorbing arrangements, e.g. by being yieldable or collapsible
- B62D1/195—Yieldable supports for the steering column
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Steering Controls (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 運転乗員がステアリングホイールに衝突して
ステアリングコラムに生じる二次衝突時の水平方向の分
力を効果的に吸収することができる車両用ステアリング
装置を提供する。 【構成】 ステアリングコラム5を連結したアッパーブ
ラケット4を車体1に水平移動可能に支持し、ロアーシ
ャフト20の下端部に自在継手50を介してシャフト2
1の上端部を連結し、シャフト21を軸中心で回転自在
に支承する軸受ブラケット6を車体10に回動可能に軸
支し、シャフト21の下端部に自在継手51を介して可
撓性の収縮体8aを有する中間シャフト8を連結して構
成し、二次衝突時にコラムジャケット22が一体的に水
平方向に移動したとき、軸受ブラケット6が軸7aを中
心として回動するとともに、ロアーシャフト20がスプ
ラインチューブ19内を移動して、コラムジャケット2
2の水平方向移動を許容するようにした。
ステアリングコラムに生じる二次衝突時の水平方向の分
力を効果的に吸収することができる車両用ステアリング
装置を提供する。 【構成】 ステアリングコラム5を連結したアッパーブ
ラケット4を車体1に水平移動可能に支持し、ロアーシ
ャフト20の下端部に自在継手50を介してシャフト2
1の上端部を連結し、シャフト21を軸中心で回転自在
に支承する軸受ブラケット6を車体10に回動可能に軸
支し、シャフト21の下端部に自在継手51を介して可
撓性の収縮体8aを有する中間シャフト8を連結して構
成し、二次衝突時にコラムジャケット22が一体的に水
平方向に移動したとき、軸受ブラケット6が軸7aを中
心として回動するとともに、ロアーシャフト20がスプ
ラインチューブ19内を移動して、コラムジャケット2
2の水平方向移動を許容するようにした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は車両用ステアリング装
置に係り、とりわけ、車両衝突時における乗員の衝撃を
効果的に吸収するために、ステアリングコラムを水平方
向へ移動可能に構成するとともに、ステアリングコラム
の変位ストロークを吸収できるようにしたものである。
置に係り、とりわけ、車両衝突時における乗員の衝撃を
効果的に吸収するために、ステアリングコラムを水平方
向へ移動可能に構成するとともに、ステアリングコラム
の変位ストロークを吸収できるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】自動車の正面衝突事故による運転乗員の
二次衝突事故を防止するために、ステアリングホイール
に乗員が衝突すると、ステアリングシャフトが収縮して
衝撃エネルギーを吸収する構造や、正面衝突に際してス
テアリングホイールに内蔵されたエアバッグが膨満し、
乗員がそれに衝突して衝撃エネルギーを吸収するなどの
方式が採用されている。
二次衝突事故を防止するために、ステアリングホイール
に乗員が衝突すると、ステアリングシャフトが収縮して
衝撃エネルギーを吸収する構造や、正面衝突に際してス
テアリングホイールに内蔵されたエアバッグが膨満し、
乗員がそれに衝突して衝撃エネルギーを吸収するなどの
方式が採用されている。
【0003】ところで、車両衝突時において、座席に着
座している運転乗員は車体前方側へ略水平移動するのが
通例である。しかして、ステアリングコラムは、通例、
車体の前部と車室を区分するフロントパネルに対して斜
め上方へ傾斜した状態で配設されている。
座している運転乗員は車体前方側へ略水平移動するのが
通例である。しかして、ステアリングコラムは、通例、
車体の前部と車室を区分するフロントパネルに対して斜
め上方へ傾斜した状態で配設されている。
【0004】したがって、ステアリングコラムは運転乗
員の胸部に対して斜めに交叉する角度を有するから、運
転乗員が車体前方側へ水平移動すると、その荷重はステ
アリングコラムの軸方向への分力と、水平方向への分力
を生じさせる。
員の胸部に対して斜めに交叉する角度を有するから、運
転乗員が車体前方側へ水平移動すると、その荷重はステ
アリングコラムの軸方向への分力と、水平方向への分力
を生じさせる。
【0005】この分力の作用により、ステアリングシャ
フトの収縮時に、その収縮部にこじり現象が生じて所期
のエネルギー吸収効果に影響があるのではないかとの見
解も提唱されている。
フトの収縮時に、その収縮部にこじり現象が生じて所期
のエネルギー吸収効果に影響があるのではないかとの見
解も提唱されている。
【0006】そこで、二次衝突時におけるステアリング
コラムの水平方向の分力を吸収又は緩和する構造が提供
されている。例えば、ステアリングコラムとフロントパ
ネル又はダッシュボードとの間に、蛇腹状又は可撓性の
エネルギー吸収体を介在させた発明が提供されている
(実開昭60−81069号及び実開昭62−1550
67号公報等参照)。
コラムの水平方向の分力を吸収又は緩和する構造が提供
されている。例えば、ステアリングコラムとフロントパ
ネル又はダッシュボードとの間に、蛇腹状又は可撓性の
エネルギー吸収体を介在させた発明が提供されている
(実開昭60−81069号及び実開昭62−1550
67号公報等参照)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ステア
リングコラムとフロントパネル又はダッシュボードとの
間に、蛇腹状又は可撓性のエネルギー吸収体を介在させ
るとしても、その間隔が狭小であって、二次衝突時の分
力を吸収するに十分なストロークが取れないため、有効
なエネルギー吸収構造は設定できない。
リングコラムとフロントパネル又はダッシュボードとの
間に、蛇腹状又は可撓性のエネルギー吸収体を介在させ
るとしても、その間隔が狭小であって、二次衝突時の分
力を吸収するに十分なストロークが取れないため、有効
なエネルギー吸収構造は設定できない。
【0008】そこでこの発明は、運転乗員がステアリン
グホイールに衝突してステアリングコラムに生じる二次
衝突時の水平方向の分力を効果的に吸収することができ
る車両用ステアリング装置を提供する。
グホイールに衝突してステアリングコラムに生じる二次
衝突時の水平方向の分力を効果的に吸収することができ
る車両用ステアリング装置を提供する。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、この発明にかかる車両用ステアリング装置は、ステ
アリングコラムを連結したアッパーブラケットを車体に
エネルギー吸収部材を介在して水平移動可能に吊支する
一方、アッパーシャフトと軸方向収縮可能に連結したロ
アーシャフトの下端部付近において、車体に軸受ブラケ
ットを回動可能に軸支し、該軸受ブラケットにロアーシ
ャフトの下端部付近が自在継手を介し屈折可能かつ回転
可能に支承するとともに、該軸受ブラケットの回動中心
付近において、前記ロアーシャフトの下端部に自在継手
を介し中間シャフトの上端部を回動可能に連結したこと
を特徴とする。
め、この発明にかかる車両用ステアリング装置は、ステ
アリングコラムを連結したアッパーブラケットを車体に
エネルギー吸収部材を介在して水平移動可能に吊支する
一方、アッパーシャフトと軸方向収縮可能に連結したロ
アーシャフトの下端部付近において、車体に軸受ブラケ
ットを回動可能に軸支し、該軸受ブラケットにロアーシ
ャフトの下端部付近が自在継手を介し屈折可能かつ回転
可能に支承するとともに、該軸受ブラケットの回動中心
付近において、前記ロアーシャフトの下端部に自在継手
を介し中間シャフトの上端部を回動可能に連結したこと
を特徴とする。
【0010】
【作用】ステアリングホイールに乗員が衝突する二次衝
突に際し、その衝撃荷重はステアリングホイールに軸着
したアッパーシャフトからコラムジャケットに入力さ
れ、これにより、コラムジャケット及びこれを支持する
アッパーブラケットが、エネルギー吸収部材にて衝撃を
吸収されながら車体前方側へ水平移動する。
突に際し、その衝撃荷重はステアリングホイールに軸着
したアッパーシャフトからコラムジャケットに入力さ
れ、これにより、コラムジャケット及びこれを支持する
アッパーブラケットが、エネルギー吸収部材にて衝撃を
吸収されながら車体前方側へ水平移動する。
【0011】一方、コラムジャケットの水平移動により
ロアーシャフトが水平移動して軸受ブラケットとの間で
自在継手を介し屈折し、かつ、軸受ブラケットが回動し
てロアーシャフトの水平方向への移動量を無理なく吸収
する。
ロアーシャフトが水平移動して軸受ブラケットとの間で
自在継手を介し屈折し、かつ、軸受ブラケットが回動し
てロアーシャフトの水平方向への移動量を無理なく吸収
する。
【0012】
【実施例】以下この発明の実施例を図面に基づき説明す
る。図1に示すように、ダッシュボード等の車体1にマ
ウンテイングブラケット2を水平位で固定し、このマウ
ンテイングブラケットに破断と塑性変形可能なエネルギ
ー吸収部材3を介在してアッパーブラケット4を水平方
向へ移動可能に係合させ、このアッパーブラケット4に
ステアリングコラム5がチルト及びテレスコ可能に支持
されている。
る。図1に示すように、ダッシュボード等の車体1にマ
ウンテイングブラケット2を水平位で固定し、このマウ
ンテイングブラケットに破断と塑性変形可能なエネルギ
ー吸収部材3を介在してアッパーブラケット4を水平方
向へ移動可能に係合させ、このアッパーブラケット4に
ステアリングコラム5がチルト及びテレスコ可能に支持
されている。
【0013】マウンテイングブラケット2は、図2に示
すように、所定長さの方形の断面コ字形体からなり、左
右の所定幅の側壁部2a,2aにはそれぞれ前後一対の
スライド長孔2bが形成されている。スライド長孔2b
は後端部(車室側)が細く形成されてその端部にC形の
プレート11が溶接等にて固定されている。マウンテイ
ングブラケット2の上面部にはエネルギー吸収部材3の
一部を固定するための一対の透孔2c,2cが穿設され
ている。2d,2eはマウンテイングブラケット2を車
体に固定するための透孔である。
すように、所定長さの方形の断面コ字形体からなり、左
右の所定幅の側壁部2a,2aにはそれぞれ前後一対の
スライド長孔2bが形成されている。スライド長孔2b
は後端部(車室側)が細く形成されてその端部にC形の
プレート11が溶接等にて固定されている。マウンテイ
ングブラケット2の上面部にはエネルギー吸収部材3の
一部を固定するための一対の透孔2c,2cが穿設され
ている。2d,2eはマウンテイングブラケット2を車
体に固定するための透孔である。
【0014】エネルギー吸収部材3は、図2に示すよう
に、一枚の金属板を長手方向で一対の離間した切り目3
a,3aを平行に形成してその端部を下方へ弧状に曲げ
て該所に透孔3bを穿設し、かつ後部の角部に透孔3c
を穿設してなる。エネルギー吸収部材3は、透孔3cと
前記透孔2cを合致させてリベット12でマウンテイン
グブラケット2に連結され、また、透孔3bとアッパー
ブラケット4の透孔4dを合致させて図示しない同様の
リベットでエネルギー吸収部材3はアッパーブラケット
4と連結される。
に、一枚の金属板を長手方向で一対の離間した切り目3
a,3aを平行に形成してその端部を下方へ弧状に曲げ
て該所に透孔3bを穿設し、かつ後部の角部に透孔3c
を穿設してなる。エネルギー吸収部材3は、透孔3cと
前記透孔2cを合致させてリベット12でマウンテイン
グブラケット2に連結され、また、透孔3bとアッパー
ブラケット4の透孔4dを合致させて図示しない同様の
リベットでエネルギー吸収部材3はアッパーブラケット
4と連結される。
【0015】アッパーブラケット4は、図2に示すよう
に、前部が低く後部が高い側壁部4a,4aを左右に有
する断面コ字形体からなり、側壁部4aには前後一対の
ナット13が固着して突設されている。ナット13は前
記マウンテイングブラケット2のスライド長孔2bと対
応し、プレート11を挟むように装着したスライドプレ
ート14に当て、ねじ15でマウンテイングブラケット
2に車体前部方向へ摺動可能に支持される。
に、前部が低く後部が高い側壁部4a,4aを左右に有
する断面コ字形体からなり、側壁部4aには前後一対の
ナット13が固着して突設されている。ナット13は前
記マウンテイングブラケット2のスライド長孔2bと対
応し、プレート11を挟むように装着したスライドプレ
ート14に当て、ねじ15でマウンテイングブラケット
2に車体前部方向へ摺動可能に支持される。
【0016】また、アッパーブラケット4の側壁部4a
の後部側にはチルト用長孔4bが形成され、前部側には
透孔4cが穿設され、さらに、マウンテイングブラケッ
ト2の上面と平行となる上面部には透孔4dが穿設され
ている。側壁部4aには跳ね上げスプリング39の端部
を挿入する係合孔4eが穿設されている。
の後部側にはチルト用長孔4bが形成され、前部側には
透孔4cが穿設され、さらに、マウンテイングブラケッ
ト2の上面と平行となる上面部には透孔4dが穿設され
ている。側壁部4aには跳ね上げスプリング39の端部
を挿入する係合孔4eが穿設されている。
【0017】チルト用長孔4bの近傍で側壁部4aの前
部側にロックプレート16が固定されている。ロックプ
レート16はチルト用長孔4b側に歯部16aを形成し
てあり、図3に示すように、エンボス加工により両端部
近傍に形成した突起部16bが側壁部4aに穿設した透
孔4f,4fに挿入されて係止するようになっている。
部側にロックプレート16が固定されている。ロックプ
レート16はチルト用長孔4b側に歯部16aを形成し
てあり、図3に示すように、エンボス加工により両端部
近傍に形成した突起部16bが側壁部4aに穿設した透
孔4f,4fに挿入されて係止するようになっている。
【0018】ステアリングコラム5は、図1に示すよう
に、ステアリングホイール17に軸着したアッパーシャ
フト18、アッパーシャフト18に溶接にて同軸連結し
たスプラインチューブ19、スプラインチューブ19に
上端部を軸方向移動可能に挿入され、下端部付近が自在
継手50を介し屈折可能かつ回転可能なシャフト21を
有するロアーシャフト20、及びアッパーシャフト1
8、スプラインチューブ19とロアーシャフト20を同
軸で挿入したコラムジャケット22とからなる。
に、ステアリングホイール17に軸着したアッパーシャ
フト18、アッパーシャフト18に溶接にて同軸連結し
たスプラインチューブ19、スプラインチューブ19に
上端部を軸方向移動可能に挿入され、下端部付近が自在
継手50を介し屈折可能かつ回転可能なシャフト21を
有するロアーシャフト20、及びアッパーシャフト1
8、スプラインチューブ19とロアーシャフト20を同
軸で挿入したコラムジャケット22とからなる。
【0019】コラムジャケット22の上下端部にはそれ
ぞれ軸受22a,22bが装着されている。また、スプ
ラインチューブ19とロアーシャフト20の嵌合部に
は、図示しないが、樹脂からなるモールド又は剪断ピン
等の介在物を挿入し、所定値以上の軸方向荷重が加わる
とその介在物が破壊されて収縮する性質を有する仮結合
がなされている。
ぞれ軸受22a,22bが装着されている。また、スプ
ラインチューブ19とロアーシャフト20の嵌合部に
は、図示しないが、樹脂からなるモールド又は剪断ピン
等の介在物を挿入し、所定値以上の軸方向荷重が加わる
とその介在物が破壊されて収縮する性質を有する仮結合
がなされている。
【0020】シャフト21はヨーク形をした軸受ブラケ
ット6に軸中心で回転自在に支承され、軸受ブラケット
6は隔壁10などの車体に固定したブラケット7に軸7
aを介して回動可能に支持されている。隔壁10には軸
受ブラケット6が回動して進入できる開口部10aが開
設されている。軸受ブラケット6にはシャフト21を回
転自在に支承する軸受6aが装着されている。
ット6に軸中心で回転自在に支承され、軸受ブラケット
6は隔壁10などの車体に固定したブラケット7に軸7
aを介して回動可能に支持されている。隔壁10には軸
受ブラケット6が回動して進入できる開口部10aが開
設されている。軸受ブラケット6にはシャフト21を回
転自在に支承する軸受6aが装着されている。
【0021】そして、この軸受ブラケット6内で軸7a
の付近において、シャフト21の下端部に自在継手51
が屈折かつ回転可能に連結され、この自在継手51には
金属製の蛇腹管からなるベロ−ズ8aを有する中間シャ
フト8が連結され、中間シャフト8は自在継手53を介
してステアリングギヤボックス9に接続されている。中
間シャフト8は自在継手51との間に弾性軸継手52を
有する。弾性軸継手52は周知の構造である(特公平4
−75405号公報参照)。
の付近において、シャフト21の下端部に自在継手51
が屈折かつ回転可能に連結され、この自在継手51には
金属製の蛇腹管からなるベロ−ズ8aを有する中間シャ
フト8が連結され、中間シャフト8は自在継手53を介
してステアリングギヤボックス9に接続されている。中
間シャフト8は自在継手51との間に弾性軸継手52を
有する。弾性軸継手52は周知の構造である(特公平4
−75405号公報参照)。
【0022】つぎに、図2に示すように、コラムジャケ
ット22の外周部上面に断面逆コ字型をしたヒンジブラ
ケット23を固定し、このヒンジブラケット23を前記
アッパーブラケット4の側壁部4a間に介在させる。ヒ
ンジブラケット23はコラムジャケット22と平行なテ
レスコ用長孔23aを左右一対の側壁部23bに形成し
たもので、このテレスコ用長孔23aにはヒンジボルト
24が挿通される。
ット22の外周部上面に断面逆コ字型をしたヒンジブラ
ケット23を固定し、このヒンジブラケット23を前記
アッパーブラケット4の側壁部4a間に介在させる。ヒ
ンジブラケット23はコラムジャケット22と平行なテ
レスコ用長孔23aを左右一対の側壁部23bに形成し
たもので、このテレスコ用長孔23aにはヒンジボルト
24が挿通される。
【0023】ヒンジボルト24は、図2に示すように、
アッパーブラケット4の側壁部4aに穿設した透孔4c
をその長手方向へ移動可能に貫通し、他方の透孔4cを
有する側壁部4aの外側においてワッシャー等を介在し
てナット24aにて締結される。なお、ヒンジボルト2
4には一対のストッパー25とリング26を挿通し、ス
トッパー25に形成した方形の突部25aがテレスコ用
長孔23a,23aにそれぞれ嵌合する。したがって、
ステアリングコラム5の前部はアッパーブラケット4に
対して前後方向へ移動可能に支持される。
アッパーブラケット4の側壁部4aに穿設した透孔4c
をその長手方向へ移動可能に貫通し、他方の透孔4cを
有する側壁部4aの外側においてワッシャー等を介在し
てナット24aにて締結される。なお、ヒンジボルト2
4には一対のストッパー25とリング26を挿通し、ス
トッパー25に形成した方形の突部25aがテレスコ用
長孔23a,23aにそれぞれ嵌合する。したがって、
ステアリングコラム5の前部はアッパーブラケット4に
対して前後方向へ移動可能に支持される。
【0024】一方、ステアリングコラム5の後部をアッ
パーブラケット4に対して前後方向へ移動可能とし、か
つ、垂直方向へ移動可能に支持するため、コラムジャケ
ット22の外周部下面にディスタンスブラケット27の
上面部が溶接等にて固着され、このディスタンスブラケ
ット27は前記アッパーブラケット4の側壁部4a間に
挟持される。
パーブラケット4に対して前後方向へ移動可能とし、か
つ、垂直方向へ移動可能に支持するため、コラムジャケ
ット22の外周部下面にディスタンスブラケット27の
上面部が溶接等にて固着され、このディスタンスブラケ
ット27は前記アッパーブラケット4の側壁部4a間に
挟持される。
【0025】ディスタンスブラケット27は、図2に示
すように、所定長さの断面コ字形体からなり、左右の側
壁部27a,27aにはそれぞれコラムジャケット22
の軸線と平行のテレスコ用長孔27b,27bが形成さ
れている。
すように、所定長さの断面コ字形体からなり、左右の側
壁部27a,27aにはそれぞれコラムジャケット22
の軸線と平行のテレスコ用長孔27b,27bが形成さ
れている。
【0026】そして、左右の側壁部27a,27a間に
はロックプレートとしての補強プレート28が溶接等に
てコラムジャケット22の軸線と平行に連結される。補
強プレート28の上面には、側壁部27aと平行で、且
つ、一方の側壁部27aに近接して歯部28aが形成さ
れている。この歯部28aは一枚の板金にエンボス加工
により形成したものであってもよい。このディスタンス
ブラケット27は締付ボルト29を介してアッパーブラ
ケット4に支持される。
はロックプレートとしての補強プレート28が溶接等に
てコラムジャケット22の軸線と平行に連結される。補
強プレート28の上面には、側壁部27aと平行で、且
つ、一方の側壁部27aに近接して歯部28aが形成さ
れている。この歯部28aは一枚の板金にエンボス加工
により形成したものであってもよい。このディスタンス
ブラケット27は締付ボルト29を介してアッパーブラ
ケット4に支持される。
【0027】締付ボルト29は、図2に示すように、一
端にねじ部29aを形成し、他端付近に回り止め環29
bを一体形成した所定長さのボルトからなり、回り止め
環29bの外周面にはセレーション29cが刻設され、
このセレーション29cと係合するセレーション30d
を内周面に刻設した透孔30bを有する締付部材として
の回り止め部材30が回り止め環29bに嵌合する。
端にねじ部29aを形成し、他端付近に回り止め環29
bを一体形成した所定長さのボルトからなり、回り止め
環29bの外周面にはセレーション29cが刻設され、
このセレーション29cと係合するセレーション30d
を内周面に刻設した透孔30bを有する締付部材として
の回り止め部材30が回り止め環29bに嵌合する。
【0028】回り止め部材30は、前記アッパーブラケ
ット4のチルト用長孔4bに垂直動可能に係合する樹脂
部材であって、図4から図6に示すように、チルト用長
孔4bに摺接する方形の突起部30aと締付ボルト29
を貫通する透孔30bを有し、透孔30bの内周面には
セレーション30dが形成され、突起部30aにはチル
ト用長孔4bに弾接する一対のばね部30cを有する。
ット4のチルト用長孔4bに垂直動可能に係合する樹脂
部材であって、図4から図6に示すように、チルト用長
孔4bに摺接する方形の突起部30aと締付ボルト29
を貫通する透孔30bを有し、透孔30bの内周面には
セレーション30dが形成され、突起部30aにはチル
ト用長孔4bに弾接する一対のばね部30cを有する。
【0029】締付ボルト29は、ねじ部29aのある一
端を、前記アッパーブラケット4の一方の側壁部4aに
設けられたチルト用長孔4bから挿入して、前記ディス
タンスブラケット27のテレスコ用長孔27b,27b
を貫通し、アッパーブラケット4の他方の側壁部4aに
設けられたチルト用長孔4bを貫通させる。
端を、前記アッパーブラケット4の一方の側壁部4aに
設けられたチルト用長孔4bから挿入して、前記ディス
タンスブラケット27のテレスコ用長孔27b,27b
を貫通し、アッパーブラケット4の他方の側壁部4aに
設けられたチルト用長孔4bを貫通させる。
【0030】締付ボルト29の他端の回り止め環29に
は、回り止め部材30をセレーション嵌合し、回り止め
部材30の突起部30aをチルト用長孔4bに嵌合し、
図6に示すように、締付ボルト29にプッシュナット3
5を押し込んで回り止め部材30に圧接させる。
は、回り止め部材30をセレーション嵌合し、回り止め
部材30の突起部30aをチルト用長孔4bに嵌合し、
図6に示すように、締付ボルト29にプッシュナット3
5を押し込んで回り止め部材30に圧接させる。
【0031】締付ボルト29の他端近傍には、図2及び
図7から図8に示すように、ディスタンスブラケット2
7内において、位置決め部材31とロックプレート32
が嵌挿される。位置決め部材31は前記補強プレート2
8の歯部28aの幅狭部28bに介在する肉厚の樹脂板
であって、締付ボルト29を貫通させる透孔31aと、
左右一対の突起部31bと、長孔31cで形成されるば
ね部31dとからなる。
図7から図8に示すように、ディスタンスブラケット2
7内において、位置決め部材31とロックプレート32
が嵌挿される。位置決め部材31は前記補強プレート2
8の歯部28aの幅狭部28bに介在する肉厚の樹脂板
であって、締付ボルト29を貫通させる透孔31aと、
左右一対の突起部31bと、長孔31cで形成されるば
ね部31dとからなる。
【0032】ロックプレート32は、締付ボルト29を
貫通させる透孔32aと、位置決め部材31の突起部3
1bを嵌合する透孔32bと、前記補強プレート28の
歯部28aに対面して噛合可能な歯部32cとを有す
る。ばね部31dは補強プレート28の幅狭部28bを
摺動し、かつ、通常時においては、ロックプレート32
の歯部32cを補強プレート28の歯部28aと噛合し
ないように離間させ、ロックプレート32の位置決めを
する。
貫通させる透孔32aと、位置決め部材31の突起部3
1bを嵌合する透孔32bと、前記補強プレート28の
歯部28aに対面して噛合可能な歯部32cとを有す
る。ばね部31dは補強プレート28の幅狭部28bを
摺動し、かつ、通常時においては、ロックプレート32
の歯部32cを補強プレート28の歯部28aと噛合し
ないように離間させ、ロックプレート32の位置決めを
する。
【0033】さらに、締付ボルト29の一端には、図2
及び図4に示すように、アッパーブラケット4の他方の
側壁部4a側で位置決め部材33とロックプレート34
が嵌挿される。位置決め部材33は樹脂部材であって、
締付ボルト29を貫通させる透孔33aと、その透孔3
3aの一部を切欠いて曲げ形成した一対のばね部33b
と、板面端部にエンボス加工にて突設した一対の突起部
33cとからなる。
及び図4に示すように、アッパーブラケット4の他方の
側壁部4a側で位置決め部材33とロックプレート34
が嵌挿される。位置決め部材33は樹脂部材であって、
締付ボルト29を貫通させる透孔33aと、その透孔3
3aの一部を切欠いて曲げ形成した一対のばね部33b
と、板面端部にエンボス加工にて突設した一対の突起部
33cとからなる。
【0034】ロックプレート34は金属板であって、締
付ボルト29を貫通させる透孔34aと、前記位置決め
部材33の突起部33cを嵌合する透孔34bと、前記
ロックプレート16の歯部16aに対面して噛合可能な
歯部34cとを有する。
付ボルト29を貫通させる透孔34aと、前記位置決め
部材33の突起部33cを嵌合する透孔34bと、前記
ロックプレート16の歯部16aに対面して噛合可能な
歯部34cとを有する。
【0035】そして、前記位置決め部材33を、図5
(B)に示すように、チルト用長孔4bにばね部33b
がチルト用長孔4bの内壁に接触するように嵌合し、こ
の位置決め部材33にロックプレート34を突起部33
cと透孔34bを介し一体的に連結してチルト用長孔4
b周囲の側壁部4aに摺接して上下動可能に配置する。
ばね部33bは、通常時においては、ロックプレート3
4の歯部34cがロックプレート16の歯部16aと噛
合しないように離間させ、ロックプレート34の位置決
めをする。
(B)に示すように、チルト用長孔4bにばね部33b
がチルト用長孔4bの内壁に接触するように嵌合し、こ
の位置決め部材33にロックプレート34を突起部33
cと透孔34bを介し一体的に連結してチルト用長孔4
b周囲の側壁部4aに摺接して上下動可能に配置する。
ばね部33bは、通常時においては、ロックプレート3
4の歯部34cがロックプレート16の歯部16aと噛
合しないように離間させ、ロックプレート34の位置決
めをする。
【0036】さらに、締付ボルト29のねじ部29aに
はワッシャー36を嵌挿し、かつ、ナット37を螺合
し、ナット37に操作レバー38の多角形孔38aを嵌
合して溶接して固定する。締付ボルト29にはディスタ
ンスブラケット27内で跳ね上げスプリング39の一端
部39aが当接され、跳ね上げスプリング39の他端部
39b,39bはアッパーブラケット4の側壁部4aに
穿設した係合孔4e,4eに挿入される。したがって、
締付ボルト29は跳ね上げスプリング39の力で常にチ
ルト用長孔4bの上方に移動するように付勢されてい
る。
はワッシャー36を嵌挿し、かつ、ナット37を螺合
し、ナット37に操作レバー38の多角形孔38aを嵌
合して溶接して固定する。締付ボルト29にはディスタ
ンスブラケット27内で跳ね上げスプリング39の一端
部39aが当接され、跳ね上げスプリング39の他端部
39b,39bはアッパーブラケット4の側壁部4aに
穿設した係合孔4e,4eに挿入される。したがって、
締付ボルト29は跳ね上げスプリング39の力で常にチ
ルト用長孔4bの上方に移動するように付勢されてい
る。
【0037】なお、前記位置決め部材31,33はばね
部31d,33bにて位置決めをするようにしたが、図
9に示すようなものとしてもよい。すなわち、位置決め
部材33の側面に離間した一対の脚33dを突設すると
ともに、位置決め部材33に基部33eが剪断して脚3
3dが入り込む空間部33fを形成する。基部33eは
矢示方向の過大荷重がかかると剪断し、したがって、脚
33dが空間部33fに埋没するように形成されてい
る。なお、この位置決め部材31には締付ボルト29を
嵌挿するための透孔33gが穿設されている。
部31d,33bにて位置決めをするようにしたが、図
9に示すようなものとしてもよい。すなわち、位置決め
部材33の側面に離間した一対の脚33dを突設すると
ともに、位置決め部材33に基部33eが剪断して脚3
3dが入り込む空間部33fを形成する。基部33eは
矢示方向の過大荷重がかかると剪断し、したがって、脚
33dが空間部33fに埋没するように形成されてい
る。なお、この位置決め部材31には締付ボルト29を
嵌挿するための透孔33gが穿設されている。
【0038】次に上記実施例の作用を説明すると、チル
ト調節に際し、操作レバー38を下方へ回動させてナッ
ト37を回転させてアッパーブラケット4から遠ざける
と、アッパーブラケット4の側壁部4a,4aがディス
タンスブラケット27の側壁部27aを締め付ける力が
解除されるから、乗員はステアリングホイール17を上
方又は下方へ移動させることにより自己に最適の角度を
設定し、再び操作レバー38を逆方向へ回動操作してナ
ット37を逆回転させると、ナット37がワッシャー3
6、ロックプレート34を介してアッパーブラケット4
の側壁部4aがディスタンスブラケット27の側壁部2
7aを締め付けることにより摩擦力を発生させて設定し
た角度を固定する。
ト調節に際し、操作レバー38を下方へ回動させてナッ
ト37を回転させてアッパーブラケット4から遠ざける
と、アッパーブラケット4の側壁部4a,4aがディス
タンスブラケット27の側壁部27aを締め付ける力が
解除されるから、乗員はステアリングホイール17を上
方又は下方へ移動させることにより自己に最適の角度を
設定し、再び操作レバー38を逆方向へ回動操作してナ
ット37を逆回転させると、ナット37がワッシャー3
6、ロックプレート34を介してアッパーブラケット4
の側壁部4aがディスタンスブラケット27の側壁部2
7aを締め付けることにより摩擦力を発生させて設定し
た角度を固定する。
【0039】ついで、テレスコ調節に際し、前記同様に
操作レバー38を下方へ回動させて側壁部4aの締付け
を解除し、ステアリングホイール17を前後へ移動する
と、ロアーシャフト20を挿通しているスプラインチュ
ーブ19とそれに連結されたアッパーシャフト18がス
テアリングホイール17と一体となってコラムジャケッ
ト22と共に前後に進退できる。
操作レバー38を下方へ回動させて側壁部4aの締付け
を解除し、ステアリングホイール17を前後へ移動する
と、ロアーシャフト20を挿通しているスプラインチュ
ーブ19とそれに連結されたアッパーシャフト18がス
テアリングホイール17と一体となってコラムジャケッ
ト22と共に前後に進退できる。
【0040】このとき、ヒンジブラケット23はテレス
コ用長孔23aを貫通するヒンジボルト24に沿って移
動するとともに、ディスタンスブラケット27はテレス
コ用長孔27bに係合する締付ボルト29に沿って移動
する。そこで、所望の位置で操作レバー38を逆方向へ
回動してアッパーブラケット4の側壁部4aをディスタ
ンスブラケット27の側壁部27aに締付けることによ
り摩擦力を発生させて設定したステアリングホイール1
7の位置を固定する。
コ用長孔23aを貫通するヒンジボルト24に沿って移
動するとともに、ディスタンスブラケット27はテレス
コ用長孔27bに係合する締付ボルト29に沿って移動
する。そこで、所望の位置で操作レバー38を逆方向へ
回動してアッパーブラケット4の側壁部4aをディスタ
ンスブラケット27の側壁部27aに締付けることによ
り摩擦力を発生させて設定したステアリングホイール1
7の位置を固定する。
【0041】上記チルト及びテレスコ調節時において、
位置決め部材31のばね部31dはロックプレート32
の歯部32cを補強プレート28の歯部28aと噛合し
ないように離間させ、また、位置決め部材33のばね部
33bはロックプレート34の歯部34cをロックプレ
ート16の歯部16aと噛合しないように離間させてい
るから、コラムジャケット22の軸方向移動及び垂直方
向移動の支障は生じない。
位置決め部材31のばね部31dはロックプレート32
の歯部32cを補強プレート28の歯部28aと噛合し
ないように離間させ、また、位置決め部材33のばね部
33bはロックプレート34の歯部34cをロックプレ
ート16の歯部16aと噛合しないように離間させてい
るから、コラムジャケット22の軸方向移動及び垂直方
向移動の支障は生じない。
【0042】そして、車両衝突事故により、乗員がステ
アリングホイール17に衝突した二次衝突時には、乗員
は座席から前方向へ移動してステアリングホイール17
に激突する。ステアリングホイール17は乗員に対して
傾斜しているので、この衝撃荷重はアッパーシャフト1
8と軸受22aを介してコラムジャケット22に軸方向
の下方へ押す力と、ヒンジボルト24を中心とする上向
き方向への回転を生じさせる。したがって、ディスタン
スブラケット27は締付ボルト29に向けて押し付けら
れる。
アリングホイール17に衝突した二次衝突時には、乗員
は座席から前方向へ移動してステアリングホイール17
に激突する。ステアリングホイール17は乗員に対して
傾斜しているので、この衝撃荷重はアッパーシャフト1
8と軸受22aを介してコラムジャケット22に軸方向
の下方へ押す力と、ヒンジボルト24を中心とする上向
き方向への回転を生じさせる。したがって、ディスタン
スブラケット27は締付ボルト29に向けて押し付けら
れる。
【0043】そこで、締付ボルト29の締め付け力によ
る摩擦力がこの衝撃荷重に負け、締付ボルト29がチル
ト用長孔4b内を一側から他側へ移動し、また、ディス
タンスブラケット27のテレスコ用長孔27bを移動す
る。そのため、チルト用長孔4b内の位置決め部材33
のばね部33bが撓み、ロックプレート34の歯部34
cがロックプレート16の歯部16aと噛合してチルト
ロックがなされるとともに、位置決め部材31のばね部
31dが撓み、ロックプレート32の歯部32cが補強
プレート28の歯部28aに噛合してテレスコロックが
なされる。かくして、コラムジャケット22とアッパー
ブラケット4は固定関係を保つことになる。
る摩擦力がこの衝撃荷重に負け、締付ボルト29がチル
ト用長孔4b内を一側から他側へ移動し、また、ディス
タンスブラケット27のテレスコ用長孔27bを移動す
る。そのため、チルト用長孔4b内の位置決め部材33
のばね部33bが撓み、ロックプレート34の歯部34
cがロックプレート16の歯部16aと噛合してチルト
ロックがなされるとともに、位置決め部材31のばね部
31dが撓み、ロックプレート32の歯部32cが補強
プレート28の歯部28aに噛合してテレスコロックが
なされる。かくして、コラムジャケット22とアッパー
ブラケット4は固定関係を保つことになる。
【0044】そしてさらに加わる衝撃荷重により、アッ
パーブラケット4は車体前部側へ水平移動することとな
り、したがって、アッパーブラケット4がマウンテイン
グブラケット2に対して平行移動し、アッパーブラケッ
ト4の側壁部4aに突設したナット13に螺合したねじ
がスライドプレート14とともにプレート11から離
れ、スライド長孔2bを移動する。この移動に際し、ア
ッパーブラケット4はエネルギー吸収部材3を切り目3
aに沿って引き裂くから、その切断及び塑性変形により
衝撃エネルギーを吸収する。
パーブラケット4は車体前部側へ水平移動することとな
り、したがって、アッパーブラケット4がマウンテイン
グブラケット2に対して平行移動し、アッパーブラケッ
ト4の側壁部4aに突設したナット13に螺合したねじ
がスライドプレート14とともにプレート11から離
れ、スライド長孔2bを移動する。この移動に際し、ア
ッパーブラケット4はエネルギー吸収部材3を切り目3
aに沿って引き裂くから、その切断及び塑性変形により
衝撃エネルギーを吸収する。
【0045】また、図10に仮想線で示すように、アッ
パーブラケット4の前方移動により、ロアーシャフト2
0が車体前方へ向けて水平移動し、これにより軸受ブラ
ケット6が軸7を中心として回動してステアリングコラ
ム5の変位ストロークを吸収するのである。なお、ロア
ーシャフト20はスプラインチューブ19との仮結合を
剪断しアッパーシャフト18に向けて摺動し収縮する。
パーブラケット4の前方移動により、ロアーシャフト2
0が車体前方へ向けて水平移動し、これにより軸受ブラ
ケット6が軸7を中心として回動してステアリングコラ
ム5の変位ストロークを吸収するのである。なお、ロア
ーシャフト20はスプラインチューブ19との仮結合を
剪断しアッパーシャフト18に向けて摺動し収縮する。
【0046】なお、車体前部構造物が後退することによ
り、図10に仮想線で示すように、ステアリングギヤボ
ックス9が後退すると、中間シャフト8のベローズ8a
が曲がることによりその変位ストロークを吸収する。
り、図10に仮想線で示すように、ステアリングギヤボ
ックス9が後退すると、中間シャフト8のベローズ8a
が曲がることによりその変位ストロークを吸収する。
【0047】つまり、一次衝突時に中間シャフト8が収
縮又は曲げ変形してその移動量を吸収するから、中間シ
ャフト8がロアーシャフト20及びアッパーシャフト1
8を突き上げるような事態を生じることはなく、したが
って、ロアーシャフト20及びアッパーシャフト18及
びコラムジャケット22の水平移動の支障を生じること
もない。
縮又は曲げ変形してその移動量を吸収するから、中間シ
ャフト8がロアーシャフト20及びアッパーシャフト1
8を突き上げるような事態を生じることはなく、したが
って、ロアーシャフト20及びアッパーシャフト18及
びコラムジャケット22の水平移動の支障を生じること
もない。
【0048】前記実施例において、テレスコロックをす
るための位置決め部材31、ロックプレート32及びこ
れと対面するロックプレート28、並びに、チルトロッ
クをするための位置決め部材33、ロックプレート16
及びこれと対面するロックプレート34は、それぞれデ
ィスタンスブラケット27及びアッパーブラケット4の
片側にのみ配設したが、それぞれの両側に配設してもよ
い。
るための位置決め部材31、ロックプレート32及びこ
れと対面するロックプレート28、並びに、チルトロッ
クをするための位置決め部材33、ロックプレート16
及びこれと対面するロックプレート34は、それぞれデ
ィスタンスブラケット27及びアッパーブラケット4の
片側にのみ配設したが、それぞれの両側に配設してもよ
い。
【0049】
【発明の効果】以上説明したこの発明によれば、二次衝
突時にコラムジャケットがアッパーブラケットを介して
水平移動し、これによりロアーシャフトが屈折して軸受
ブラケットを回動させ、ロアーシャフトの移動量を無理
なく吸収できるため、衝撃荷重の水平方向への分力によ
る衝撃吸収作用の低下を除去できる。
突時にコラムジャケットがアッパーブラケットを介して
水平移動し、これによりロアーシャフトが屈折して軸受
ブラケットを回動させ、ロアーシャフトの移動量を無理
なく吸収できるため、衝撃荷重の水平方向への分力によ
る衝撃吸収作用の低下を除去できる。
【図1】この発明の一実施例の一部断面側面図。
【図2】この発明の要部分解斜視図。
【図3】チルト構造部の一部分解斜視図(A)及び断面
正面図(B)。
正面図(B)。
【図4】チルト及びテレスコ締付構造部の分解斜視図。
【図5】チルト及びテレスコ締付構造部の一側の側面図
(A)及び他側の側面図(B)。
(A)及び他側の側面図(B)。
【図6】チルト及びテレスコ構造部の断面正面図。
【図7】図6の一部の分解斜視図。
【図8】図7の一部の側面図。
【図9】位置決め部材の他の例を示す斜視図(A)及び
側面図(B)。
側面図(B)。
【図10】要部の具体的構成例の一部断面側面図。
1,10…車体 2…マウンテイングブラケット 4…アッパーブラケット 5…ステアリングコラム 6…軸受ブラケット 7…ブラケット 8…中間シャフト 8a…収縮体 18…アッパーシャフト 19…スプラインチューブ 20…ロアーシャフト 21…シャフト 22…コラムジャケット 50,51…自在継手
Claims (3)
- 【請求項1】 ステアリングコラムを連結したアッパー
ブラケットを車体にエネルギー吸収部材を介在して水平
移動可能に吊支する一方、アッパーシャフトと軸方向収
縮可能に連結したロアーシャフトの下端部付近におい
て、車体に軸受ブラケットを回動可能に軸支し、該軸受
ブラケットにロアーシャフトの下端部付近が自在継手を
介し屈折可能かつ回転可能に支承するとともに、該軸受
ブラケットの回動中心付近において、前記ロアーシャフ
トの下端部に自在継手を介し中間シャフトの上端部を回
動可能に連結したことを特徴とする車両用ステアリング
装置。 - 【請求項2】 アッパーブラケットは車体に固定したマ
ウンテイングブラケットに摺動可能に吊支され、かつ、
それら両者の間に破断と塑性変形可能なエネルギー吸収
部材が介在して設けられていることを特徴とする請求項
1に記載の車両用ステアリング装置。 - 【請求項3】 ステアリングコラムはコラムジャケット
内にアッパーシャフトとロアーシャフトが軸中心で回転
自在に支承して収納され、かつ、コラムジャケット内で
アッパーシャフトの下端部にロアーシャフトの上端部が
スプライン嵌合してなることを特徴とする請求項1に記
載の車両用ステアリング装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06027156A JP3094053B2 (ja) | 1994-02-25 | 1994-02-25 | 車両用ステアリング装置 |
| US08/394,302 US5503431A (en) | 1994-02-25 | 1995-02-24 | Adjustable energy absorbing steering column with adjustment disabled during collision |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06027156A JP3094053B2 (ja) | 1994-02-25 | 1994-02-25 | 車両用ステアリング装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07232649A true JPH07232649A (ja) | 1995-09-05 |
| JP3094053B2 JP3094053B2 (ja) | 2000-10-03 |
Family
ID=12213200
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP06027156A Expired - Fee Related JP3094053B2 (ja) | 1994-02-25 | 1994-02-25 | 車両用ステアリング装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5503431A (ja) |
| JP (1) | JP3094053B2 (ja) |
Cited By (11)
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| KR100418667B1 (ko) * | 2001-04-18 | 2004-02-11 | 기아자동차주식회사 | 자동차용 조향장치의 인터미드 샤프트 |
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| WO2006120968A1 (ja) * | 2005-05-06 | 2006-11-16 | Nsk Ltd. | ステアリングコラム装置 |
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| JP2009126440A (ja) * | 2007-11-27 | 2009-06-11 | Nsk Ltd | 車両用ステアリング装置 |
| JP2011162106A (ja) * | 2010-02-12 | 2011-08-25 | Nsk Ltd | ステアリング装置 |
| JP2012176753A (ja) * | 2012-05-17 | 2012-09-13 | Nsk Ltd | 伸縮式ステアリングコラム装置 |
| JP2014227100A (ja) * | 2013-05-24 | 2014-12-08 | 株式会社ジェイテクト | ステアリング装置 |
| JP2014227099A (ja) * | 2013-05-24 | 2014-12-08 | 株式会社ジェイテクト | ステアリング装置 |
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|---|---|---|---|---|
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| JPH0976923A (ja) * | 1995-09-13 | 1997-03-25 | Aisin Seiki Co Ltd | 車両用ステアリング装置 |
| JPH09150747A (ja) * | 1995-11-28 | 1997-06-10 | Katayama Kogyo Kk | コラプシブルステアリングシャフト |
| US6095012A (en) * | 1996-04-18 | 2000-08-01 | Etablissement Supervis | Steering column for a motor vehicle |
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