JPH07233069A - 1,2,3−チアジアゾール誘導体を有効成分とする5−リポキシゲナーゼ阻害剤 - Google Patents
1,2,3−チアジアゾール誘導体を有効成分とする5−リポキシゲナーゼ阻害剤Info
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- JPH07233069A JPH07233069A JP6043396A JP4339694A JPH07233069A JP H07233069 A JPH07233069 A JP H07233069A JP 6043396 A JP6043396 A JP 6043396A JP 4339694 A JP4339694 A JP 4339694A JP H07233069 A JPH07233069 A JP H07233069A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 新規な5−リポキシゲナーゼ阻害剤を提供す
る。 【構成】 一般式(1) 【化1】 (式中、Aはメチレン基またはエテニル基、R1は置換
もしくは未置換のヒドロキシナフチル基または3,5−
ジ低級アルキル−4−ヒドロキシフェニル基、R2は水
素原子、低級アルキル基、フェニル基、またはフェニル
チオ基を示す)で表わされる1,2,3−チアジアゾー
ル誘導体を有効成分とする5−リポキシゲナーゼ阻害
剤。 【効果】 本発明の阻害剤は強いリポキシゲナーゼ阻害
作用を有し、気道の疾患、たとえば、アレルギー性喘
息、気管支炎、炎症、リウマチおよび血栓症および血栓
塞栓症、虚血、狭心症、動脈硬化等の治療および予防、
また、皮膚病、たとえば、乾せん、炎症性皮膚病、並び
に胃腸管中の細胞の保護等に使用しうる。
る。 【構成】 一般式(1) 【化1】 (式中、Aはメチレン基またはエテニル基、R1は置換
もしくは未置換のヒドロキシナフチル基または3,5−
ジ低級アルキル−4−ヒドロキシフェニル基、R2は水
素原子、低級アルキル基、フェニル基、またはフェニル
チオ基を示す)で表わされる1,2,3−チアジアゾー
ル誘導体を有効成分とする5−リポキシゲナーゼ阻害
剤。 【効果】 本発明の阻害剤は強いリポキシゲナーゼ阻害
作用を有し、気道の疾患、たとえば、アレルギー性喘
息、気管支炎、炎症、リウマチおよび血栓症および血栓
塞栓症、虚血、狭心症、動脈硬化等の治療および予防、
また、皮膚病、たとえば、乾せん、炎症性皮膚病、並び
に胃腸管中の細胞の保護等に使用しうる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規な1,2,3−チア
ジアゾール誘導体を有効成分とする5−リポキシゲナー
ゼ阻害剤に関する。
ジアゾール誘導体を有効成分とする5−リポキシゲナー
ゼ阻害剤に関する。
【0002】
【従来技術】5−リポキシゲナーゼはアラキドン酸代謝
に関連する酵素であり、この酵素の阻害剤は、気道の疾
患、たとえば、アレルギー性喘息、気管支炎、あるい
は、炎症、リウマチおよび血栓症および血栓塞栓症、虚
血、狭心症、動脈硬化等の治療および予防、また、皮膚
病、たとえば、乾せん、炎症性皮膚病、並びに胃腸管中
の細胞の保護等に有効であることが知られている。特開
平2−270865号に、1,2,4−あるいは1,
3,4−チアジアゾール誘導体が5−リポキシゲナーゼ
阻害作用を有する旨の記載がある。しかしながら、その
明細書中では5−リポキシゲナーゼ阻害作用は直接確認
されておらず、また好ましい化合物は、チアジアジル環
上にチオキソ基、オキソ基、アミノ基、グアニジル基を
有する化合物とされている。
に関連する酵素であり、この酵素の阻害剤は、気道の疾
患、たとえば、アレルギー性喘息、気管支炎、あるい
は、炎症、リウマチおよび血栓症および血栓塞栓症、虚
血、狭心症、動脈硬化等の治療および予防、また、皮膚
病、たとえば、乾せん、炎症性皮膚病、並びに胃腸管中
の細胞の保護等に有効であることが知られている。特開
平2−270865号に、1,2,4−あるいは1,
3,4−チアジアゾール誘導体が5−リポキシゲナーゼ
阻害作用を有する旨の記載がある。しかしながら、その
明細書中では5−リポキシゲナーゼ阻害作用は直接確認
されておらず、また好ましい化合物は、チアジアジル環
上にチオキソ基、オキソ基、アミノ基、グアニジル基を
有する化合物とされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、優れ
た5−リポキシゲナーゼ阻害効果を示す、新規な5−リ
ポキシゲナーゼ阻害剤を提供することにある。
た5−リポキシゲナーゼ阻害効果を示す、新規な5−リ
ポキシゲナーゼ阻害剤を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者等は鋭意検討し
た結果、新規な1,2,3−チアジアゾール誘導体が5
−リポキシゲナーゼ阻害作用を有することを見い出し、
本発明を完成した。
た結果、新規な1,2,3−チアジアゾール誘導体が5
−リポキシゲナーゼ阻害作用を有することを見い出し、
本発明を完成した。
【0005】すなわち、本発明は一般式(1)
【0006】
【化2】
【0007】(式中、Aはメチレン基またはエテニル
基、R1は置換もしくは未置換のヒドロキシナフチル基
または3,5−ジ低級アルキル−4−ヒドロキシフェニ
ル基、R2は水素原子、低級アルキル基、フェニル基、
またはフェニルチオ基を示す。)で表わされる1,2,
3−チアジアゾール誘導体を有効成分とする5−リポキ
シゲナーゼ阻害剤に関する。
基、R1は置換もしくは未置換のヒドロキシナフチル基
または3,5−ジ低級アルキル−4−ヒドロキシフェニ
ル基、R2は水素原子、低級アルキル基、フェニル基、
またはフェニルチオ基を示す。)で表わされる1,2,
3−チアジアゾール誘導体を有効成分とする5−リポキ
シゲナーゼ阻害剤に関する。
【0008】本発明において、低級アルキル基とは炭素
原子1〜6個の直鎖状のもしくは分岐状のアルキル基で
あり、メチル基、エチル基、プロピル基、i−プロピル
基、ブチル基、i−ブチル基、s−ブチル基、t−ブチ
ル基、ペンチル基、ヘキシル基などを挙げることができ
る。また、エテニル基は(E)または(Z)のいずれか
の配置を示す。
原子1〜6個の直鎖状のもしくは分岐状のアルキル基で
あり、メチル基、エチル基、プロピル基、i−プロピル
基、ブチル基、i−ブチル基、s−ブチル基、t−ブチ
ル基、ペンチル基、ヘキシル基などを挙げることができ
る。また、エテニル基は(E)または(Z)のいずれか
の配置を示す。
【0009】ヒドロキシナフチル基としては、1−ヒド
ロキシ−2−ナフチル基、1−ヒドロキシ−3−ナフチ
ル基、1−ヒドロキシ−4−ナフチル基、1−ヒドロキ
シ−5−ナフチル基、1−ヒドロキシ−6−ナフチル
基、1−ヒドロキシ−7−ナフチル基、1−ヒドロキシ
−8−ナフチル基、2−ヒドロキシ−3−ナフチル基、
2−ヒドロキシ−4−ナフチル基、2−ヒドロキシ−5
−ナフチル基、2−ヒドロキシ−6−ナフチル基、2−
ヒドロキシ−7−ナフチル基、2−ヒドロキシ−8−ナ
フチル基などを挙げることができる。
ロキシ−2−ナフチル基、1−ヒドロキシ−3−ナフチ
ル基、1−ヒドロキシ−4−ナフチル基、1−ヒドロキ
シ−5−ナフチル基、1−ヒドロキシ−6−ナフチル
基、1−ヒドロキシ−7−ナフチル基、1−ヒドロキシ
−8−ナフチル基、2−ヒドロキシ−3−ナフチル基、
2−ヒドロキシ−4−ナフチル基、2−ヒドロキシ−5
−ナフチル基、2−ヒドロキシ−6−ナフチル基、2−
ヒドロキシ−7−ナフチル基、2−ヒドロキシ−8−ナ
フチル基などを挙げることができる。
【0010】本発明において、ヒドロキシナフチル基ま
たは3,5−ジ低級アルキル−4−ヒドロキシフェニル
基は置換基を有していてもよく、置換基としては、フッ
素原子、塩素原子、臭素原子等のハロゲン原子;メチル
基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル
基、イソブチル基、s−ブチル基、t−ブチル基、ペン
チル基、ヘキシル基等のC1〜C6のアルキル基;メトキ
シ基、エトキシ基、プロポキシ基、イソプロポキシ基、
ブトキシ基、イソブトキシ基、イソペンチルオキシ基、
ヘキシルオキシ基等のC1〜C6のアルコキシ基;メチル
チオ基、エチルチオ基、プロピルチオ基、イソプロピル
チオ基、ブチルチオ基、イソブチルチオ基、s−ブチル
チオ基、t−ブチルチオ基、ペンチルチオ基、ヘキシル
チオ基等のC1〜C6のアルキルチオ基;ニトロ基等を挙
げることができる。
たは3,5−ジ低級アルキル−4−ヒドロキシフェニル
基は置換基を有していてもよく、置換基としては、フッ
素原子、塩素原子、臭素原子等のハロゲン原子;メチル
基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル
基、イソブチル基、s−ブチル基、t−ブチル基、ペン
チル基、ヘキシル基等のC1〜C6のアルキル基;メトキ
シ基、エトキシ基、プロポキシ基、イソプロポキシ基、
ブトキシ基、イソブトキシ基、イソペンチルオキシ基、
ヘキシルオキシ基等のC1〜C6のアルコキシ基;メチル
チオ基、エチルチオ基、プロピルチオ基、イソプロピル
チオ基、ブチルチオ基、イソブチルチオ基、s−ブチル
チオ基、t−ブチルチオ基、ペンチルチオ基、ヘキシル
チオ基等のC1〜C6のアルキルチオ基;ニトロ基等を挙
げることができる。
【0011】本発明の一般式(1)のAがメチレン基で
ある化合物は、例えば以下に示す方法によって製造する
ことができる。すなわち、一般式(2)
ある化合物は、例えば以下に示す方法によって製造する
ことができる。すなわち、一般式(2)
【0012】
【化3】
【0013】(式中、Xはクロル、ブロムまたはヨード
を示し、R2は水素原子、低級アルキル基、フェニル基
またはフェニルチオ基を示す。)で表わされる化合物
を、酸触媒の存在下、1−ナフトールあるいは2,6−
(ジ低級アルキル)フェノールと反応させることにより
製造することができる。
を示し、R2は水素原子、低級アルキル基、フェニル基
またはフェニルチオ基を示す。)で表わされる化合物
を、酸触媒の存在下、1−ナフトールあるいは2,6−
(ジ低級アルキル)フェノールと反応させることにより
製造することができる。
【0014】この製造法において用いる酸触媒として
は、塩化アルミニウム、三フッ化ホウ素、フッ化水素
酸、りん酸等が挙げられる。反応においては反応溶媒を
用いるのが好ましく、反応に関与しないあらゆる溶媒が
使用できる。反応温度は室温〜200℃が好ましい。
は、塩化アルミニウム、三フッ化ホウ素、フッ化水素
酸、りん酸等が挙げられる。反応においては反応溶媒を
用いるのが好ましく、反応に関与しないあらゆる溶媒が
使用できる。反応温度は室温〜200℃が好ましい。
【0015】また、本発明の一般式(1)のAがエテニ
ル基である化合物は、例えば一般式(2)の化合物をト
リフェニルホスフィンに反応させて得られる、一般式
(3)
ル基である化合物は、例えば一般式(2)の化合物をト
リフェニルホスフィンに反応させて得られる、一般式
(3)
【0016】
【化4】
【0017】(式中、Xはクロル、ブロム、ヨードを示
し、R2は水素原子、低級アルキル基、フェニル基また
はフェニルチオ基を示す。)の化合物を塩基で処理した
後、一般式(4)
し、R2は水素原子、低級アルキル基、フェニル基また
はフェニルチオ基を示す。)の化合物を塩基で処理した
後、一般式(4)
【0018】
【化5】
【0019】(式中、Rは低級アルキル基を示す。)で
表わされる化合物あるいはメトキシメチルオキシ置換ナ
フタレンカルバルデヒドと反応させ、次いで酸で処理す
ることによって製造することができる。
表わされる化合物あるいはメトキシメチルオキシ置換ナ
フタレンカルバルデヒドと反応させ、次いで酸で処理す
ることによって製造することができる。
【0020】この製造法において用いる塩基としては、
水素化ナトリウム、カリウムt−ブトキシド、ナトリウ
ムメトキシド、n-ブチルリチウム等が挙げられる。酸と
してはp−トルエンスルホン酸、塩酸、硫酸、りん酸等
が挙げられる。反応においては反応溶媒を用いるのが好
ましく、反応に関与しないあらゆる溶媒が使用できる。
反応温度は約−30〜200℃が好ましい。
水素化ナトリウム、カリウムt−ブトキシド、ナトリウ
ムメトキシド、n-ブチルリチウム等が挙げられる。酸と
してはp−トルエンスルホン酸、塩酸、硫酸、りん酸等
が挙げられる。反応においては反応溶媒を用いるのが好
ましく、反応に関与しないあらゆる溶媒が使用できる。
反応温度は約−30〜200℃が好ましい。
【0021】本発明に係る化合物は、経口または非経口
的に投与することができる。その投与剤形としては、例
えば散剤、顆粒剤、カプセル剤、錠剤、丸剤、シロップ
剤、懸濁剤、注射剤などを例示することができ、これら
は、患者の症状、年齢、及び治療の目的に応じて適宜選
択することができる。これらの製剤は、投与剤形に応じ
て常用の賦形剤(例えばデンプン、乳糖、結晶セルロー
ス、メタケイ酸アルミン酸マグネシウム、無水ケイ酸、
マンニトールなど)、結合剤(例えばヒドロキシプロピ
ルセルロース、ポリビニルピロリドンなど)、滑沢剤
(例えばステアリン酸マグネシム、タルクなど)、崩壊
剤(例えばカルボキシメチルセルロ−ス、カルボキシメ
チルセルロースカルシウムなど)、コ−テング剤(例え
ばヒドロキシエチルセルロ−スなど)、矯味剤、溶解剤
ないし溶解補助剤(例えば注射用蒸留水、生理食塩水、
プロピレングリコ−ルなど)、懸濁化剤(例えばポリソ
ルベ−ト80などの界面活性剤)、pH調整剤(例えば
有機酸またはその金属塩など)、水性ないし油性の溶解
剤ないし溶解補助剤(例えばアルコ−ル、脂肪酸エステ
ル類など)、粘着剤(例えばカルボキシビニルポリマ
−、多糖類など)、乳化剤(例えば界面活性剤など)、
安定剤などを用い、通常の製造法(例えば第12改正日
本薬局方に規定する方法)を用いて製造することができ
る。さらに、公知の技術により持続性製剤とすることも
可能である。本発明に係る化合物の投与量は、成人を治
療する場合で1〜1000mgであり、これを1日2〜
3回に分けて投与することが好ましい。この投与量は、
患者の年齢、体重、及び症状によって適宜増減すること
ができる。
的に投与することができる。その投与剤形としては、例
えば散剤、顆粒剤、カプセル剤、錠剤、丸剤、シロップ
剤、懸濁剤、注射剤などを例示することができ、これら
は、患者の症状、年齢、及び治療の目的に応じて適宜選
択することができる。これらの製剤は、投与剤形に応じ
て常用の賦形剤(例えばデンプン、乳糖、結晶セルロー
ス、メタケイ酸アルミン酸マグネシウム、無水ケイ酸、
マンニトールなど)、結合剤(例えばヒドロキシプロピ
ルセルロース、ポリビニルピロリドンなど)、滑沢剤
(例えばステアリン酸マグネシム、タルクなど)、崩壊
剤(例えばカルボキシメチルセルロ−ス、カルボキシメ
チルセルロースカルシウムなど)、コ−テング剤(例え
ばヒドロキシエチルセルロ−スなど)、矯味剤、溶解剤
ないし溶解補助剤(例えば注射用蒸留水、生理食塩水、
プロピレングリコ−ルなど)、懸濁化剤(例えばポリソ
ルベ−ト80などの界面活性剤)、pH調整剤(例えば
有機酸またはその金属塩など)、水性ないし油性の溶解
剤ないし溶解補助剤(例えばアルコ−ル、脂肪酸エステ
ル類など)、粘着剤(例えばカルボキシビニルポリマ
−、多糖類など)、乳化剤(例えば界面活性剤など)、
安定剤などを用い、通常の製造法(例えば第12改正日
本薬局方に規定する方法)を用いて製造することができ
る。さらに、公知の技術により持続性製剤とすることも
可能である。本発明に係る化合物の投与量は、成人を治
療する場合で1〜1000mgであり、これを1日2〜
3回に分けて投与することが好ましい。この投与量は、
患者の年齢、体重、及び症状によって適宜増減すること
ができる。
【0022】
【実施例】以下、参考例、実施例及び試験例により本発
明をさらに詳細に説明するが、本発明はこれらに限定さ
れるものではない。
明をさらに詳細に説明するが、本発明はこれらに限定さ
れるものではない。
【0023】参考例1. 2−[(1,2,3−チアジ
アゾール−4−イル)メチル]−1−ナフトール
アゾール−4−イル)メチル]−1−ナフトール
【0024】
【化6】
【0025】塩化アルミニウム(1.31g,9.8m
mol)の1,1,2,2−テトラクロロエタン(24
ml)懸濁液に、4−ブロモメチル−1,2,3−チア
ジアゾール(1.76g,9.8mmol)を加え、1
40℃に昇温した。この溶液に1−ナフトール(5.6
6g,39.3mmol)を加え、5時間加熱攪拌し
た。反応液に5N塩酸を加え、次いで、炭酸ナトリウム
溶液で中和し、析出物をろ過した。ろ液を分液した後、
水層はジクロロメタンで抽出し、有機層を硫酸マグネシ
ウムで乾燥した。溶媒を留去した後、残留物をカラムク
ロマトグラフィーで精製し、2−[(1,2,3−チア
ジアゾール−4−イル)メチル]−1−ナフトール
(0.52g)を得た。
mol)の1,1,2,2−テトラクロロエタン(24
ml)懸濁液に、4−ブロモメチル−1,2,3−チア
ジアゾール(1.76g,9.8mmol)を加え、1
40℃に昇温した。この溶液に1−ナフトール(5.6
6g,39.3mmol)を加え、5時間加熱攪拌し
た。反応液に5N塩酸を加え、次いで、炭酸ナトリウム
溶液で中和し、析出物をろ過した。ろ液を分液した後、
水層はジクロロメタンで抽出し、有機層を硫酸マグネシ
ウムで乾燥した。溶媒を留去した後、残留物をカラムク
ロマトグラフィーで精製し、2−[(1,2,3−チア
ジアゾール−4−イル)メチル]−1−ナフトール
(0.52g)を得た。
【0026】1H-NMR (CDCl3):δ 4.45 (s, 2H), 7.10-
8.00 (m, 5H), 8.10 (s, 1H), 8.20-8.50 (m, 1H), 8.5
9 (brs, 1H).13 C-NMR (CDCl3):δ 30.3 (t), 118.5 (s), 120.5 (d),
122.0 (d), 125.4 (d),126.0 (d), 127.4 (d), 128.0
(d), 132.6 (d), 134.0 (s), 150.2 (s), 162.4(s). MS (m/e): 242 (M+).
8.00 (m, 5H), 8.10 (s, 1H), 8.20-8.50 (m, 1H), 8.5
9 (brs, 1H).13 C-NMR (CDCl3):δ 30.3 (t), 118.5 (s), 120.5 (d),
122.0 (d), 125.4 (d),126.0 (d), 127.4 (d), 128.0
(d), 132.6 (d), 134.0 (s), 150.2 (s), 162.4(s). MS (m/e): 242 (M+).
【0027】参考例2. 2−[(5−メチル−1,
2,3−チアジアゾール−4−イル)メチル]−1−ナ
フトール
2,3−チアジアゾール−4−イル)メチル]−1−ナ
フトール
【0028】
【化7】
【0029】塩化アルミニウム(2.38g,17.9
mmol)の1,1,2,2−テトラクロロエタン(2
4ml)懸濁液に、4−ブロモメチル−5−メチル−
1,2,3−チアジアゾール(1.32g,8.9mm
ol)を加え、140℃に昇温した。この溶液に1−ナ
フトール(5.15g,35.8mmol)を加え、
4.5時間加熱攪拌した。反応液に5N塩酸を加え、次
いで、炭酸ナトリウム溶液で中和し、析出物をろ過し
た。ろ液を分液した後、水層はジクロロメタンで抽出
し、有機層を硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を留去
した後、残留物をカラムクロマトグラフィーで精製し、
2−[(5−メチル−1,2,3−チアジアゾール−4
−イル)メチル]−1−ナフトール(0.30g)を得
た。
mmol)の1,1,2,2−テトラクロロエタン(2
4ml)懸濁液に、4−ブロモメチル−5−メチル−
1,2,3−チアジアゾール(1.32g,8.9mm
ol)を加え、140℃に昇温した。この溶液に1−ナ
フトール(5.15g,35.8mmol)を加え、
4.5時間加熱攪拌した。反応液に5N塩酸を加え、次
いで、炭酸ナトリウム溶液で中和し、析出物をろ過し
た。ろ液を分液した後、水層はジクロロメタンで抽出
し、有機層を硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を留去
した後、残留物をカラムクロマトグラフィーで精製し、
2−[(5−メチル−1,2,3−チアジアゾール−4
−イル)メチル]−1−ナフトール(0.30g)を得
た。
【0030】1H-NMR (CDCl3):δ 2.42 (s, 3H), 4.26
(s, 2H), 7.00-7.50 (m, 4H), 7.60-7.80 (m, 1H), 8.2
0-8.50 (m, 1H), 8.91 (s, 1H). 13C NMR (CDCl3):δ 9.1 (q), 28.8 (t), 117.9 (s), 1
20.0 (d), 122.1 (d), 125.1 (d), 125.9 (d), 126.1
(s), 127.1 (d), 127.8 (d), 133.9 (s), 146.7 (s), 1
50.7 (s), 159.6 (s). MS (m/e): 256 (M+).
(s, 2H), 7.00-7.50 (m, 4H), 7.60-7.80 (m, 1H), 8.2
0-8.50 (m, 1H), 8.91 (s, 1H). 13C NMR (CDCl3):δ 9.1 (q), 28.8 (t), 117.9 (s), 1
20.0 (d), 122.1 (d), 125.1 (d), 125.9 (d), 126.1
(s), 127.1 (d), 127.8 (d), 133.9 (s), 146.7 (s), 1
50.7 (s), 159.6 (s). MS (m/e): 256 (M+).
【0031】参考例3. 2−[(5−フェニル−1,
2,3−チアジアゾール−4−イル)メチル]−1−ナ
フトール
2,3−チアジアゾール−4−イル)メチル]−1−ナ
フトール
【0032】
【化8】
【0033】塩化アルミニウム(0.86g,6.46
mmol)の1,1,2,2−テトラクロロエタン(1
0ml)懸濁液に、4−ブロモメチル−5−フェニル−
1,2,3−チアジアゾール(0.825g,3.2m
mol)を加え、140℃に昇温した。この溶液に1−
ナフトール(1.86g,12.9mmol)を加え、
4時間加熱攪拌した。反応液に5N塩酸を加え、次い
で、炭酸ナトリウム溶液で中和し、析出物をろ過した。
ろ液を分液した後、水層はジクロロメタンで抽出し、有
機層を合わせ硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を留去
した後、残留物をカラムクロマトグラフィーで精製し、
2−[(5−フェニル−1,2,3−チアジアゾール−
4−イル)メチル]−1−ナフトール(0.25g)お
よび、4−[(5−フェニル−1,2,3−チアジアゾ
ール−4−イル)メチル]−1−ナフトール(0.13
g)を得た。
mmol)の1,1,2,2−テトラクロロエタン(1
0ml)懸濁液に、4−ブロモメチル−5−フェニル−
1,2,3−チアジアゾール(0.825g,3.2m
mol)を加え、140℃に昇温した。この溶液に1−
ナフトール(1.86g,12.9mmol)を加え、
4時間加熱攪拌した。反応液に5N塩酸を加え、次い
で、炭酸ナトリウム溶液で中和し、析出物をろ過した。
ろ液を分液した後、水層はジクロロメタンで抽出し、有
機層を合わせ硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を留去
した後、残留物をカラムクロマトグラフィーで精製し、
2−[(5−フェニル−1,2,3−チアジアゾール−
4−イル)メチル]−1−ナフトール(0.25g)お
よび、4−[(5−フェニル−1,2,3−チアジアゾ
ール−4−イル)メチル]−1−ナフトール(0.13
g)を得た。
【0034】2−[(5−フェニル−1,2,3−チア
ジアゾール−4−イル)メチル]−1−ナフトール1 H-NMR (CDCl3):δ 4.29 (s, 2H), 6.90-7.81 (m, 10
H), 8.20-8.50 (m, 1H), 9.25 (brs, 1H). MS (m/e): 318 (M+)
ジアゾール−4−イル)メチル]−1−ナフトール1 H-NMR (CDCl3):δ 4.29 (s, 2H), 6.90-7.81 (m, 10
H), 8.20-8.50 (m, 1H), 9.25 (brs, 1H). MS (m/e): 318 (M+)
【0035】4−[(5−フェニル−1,2,3−チア
ジアゾール−4−イル)メチル]−1−ナフトール1 H-NMR (CDCl3):δ 4.69 (s, 2H), 6.60-8.00 (m, 10
H), 8.10-8.40 (m, 1H).MS (m/e): 318 (M+)
ジアゾール−4−イル)メチル]−1−ナフトール1 H-NMR (CDCl3):δ 4.69 (s, 2H), 6.60-8.00 (m, 10
H), 8.10-8.40 (m, 1H).MS (m/e): 318 (M+)
【0036】参考例4. 2−[(5−フェニルチオ−
1,2,3−チアジアゾール−4−イル)メチル]−1
−ナフトール
1,2,3−チアジアゾール−4−イル)メチル]−1
−ナフトール
【0037】
【化9】
【0038】α−テトラロン(200mg,1.40m
mol)、4−ホルミル−5−フェニルチオ−1,2,
3−チアジアゾール(310mg,1.40mmol)
のt−ブチルアルコール(40ml)の溶液にカリウム
−t−ブトキシド(310mg,2.80mmol)を
加え、アルゴン雰囲気下、16時間加熱攪拌した。反応
液に酢酸エチルを加え、水洗した後、有機層を硫酸マグ
ネシウムで乾燥し、濃縮した。残留物をカラムクロマト
グラフィーで精製し、2−[(5−フェニルチオ−1,
2,3−チアジアゾール−4−イル)メチル]−1−ナ
フトール(7mg)を得た。
mol)、4−ホルミル−5−フェニルチオ−1,2,
3−チアジアゾール(310mg,1.40mmol)
のt−ブチルアルコール(40ml)の溶液にカリウム
−t−ブトキシド(310mg,2.80mmol)を
加え、アルゴン雰囲気下、16時間加熱攪拌した。反応
液に酢酸エチルを加え、水洗した後、有機層を硫酸マグ
ネシウムで乾燥し、濃縮した。残留物をカラムクロマト
グラフィーで精製し、2−[(5−フェニルチオ−1,
2,3−チアジアゾール−4−イル)メチル]−1−ナ
フトール(7mg)を得た。
【0039】1H-NMR (CDCl3): δ 4.41 (s, 2H), 6.90-
8.50 (m, 11H), 8.61 (s, 1H). MS (m/e): 350 (M+).
8.50 (m, 11H), 8.61 (s, 1H). MS (m/e): 350 (M+).
【0040】参考例5−1. トリフェニル[(1,
2,3−チアジアゾール−4−イル)メチル]ホスホニ
ウムブロマイド
2,3−チアジアゾール−4−イル)メチル]ホスホニ
ウムブロマイド
【0041】
【化10】
【0042】4−ブロモメチル−1,2,3−チアジア
ゾール(1.10g,6.10mmol)をアセトン
(30ml)に溶かし、トリフェニルホスフィン(1.
61g,6.10mmol)を加え、3日間攪拌した。
析出物をろ過し、アセトンで洗浄し、1,2,3−チア
ジアゾール−4−イルメチルトリフェニルホスホニウム
ブロマイド2.27gを得た。1 H-NMR (DMSO-d6):δ 5.89 (d, J=15Hz, 2H), 7.50-8.1
0 (m, 15H), 8.99 (s, 1H).
ゾール(1.10g,6.10mmol)をアセトン
(30ml)に溶かし、トリフェニルホスフィン(1.
61g,6.10mmol)を加え、3日間攪拌した。
析出物をろ過し、アセトンで洗浄し、1,2,3−チア
ジアゾール−4−イルメチルトリフェニルホスホニウム
ブロマイド2.27gを得た。1 H-NMR (DMSO-d6):δ 5.89 (d, J=15Hz, 2H), 7.50-8.1
0 (m, 15H), 8.99 (s, 1H).
【0043】参考例5−2. (E)−2,6−ジメチ
ル−4−[2−(1,2,3−チアジアゾイル−4−イ
ル)エテニル]フェノキシメチルメチルエーテル
ル−4−[2−(1,2,3−チアジアゾイル−4−イ
ル)エテニル]フェノキシメチルメチルエーテル
【0044】
【化11】
【0045】ナトリウムメトキシド(0.146g,
2.7mmol)のメタノール(8ml)溶液に、トリ
フェニル[(1,2,3−チアジアゾール−4−イル)
メチル]ホスホニウムブロマイド(1.18g,2.6
7mmol)のメタノール(8ml)溶液を加え室温で
15分間攪拌し、3,5−ジメチル−4−メトキシメト
キシベンズアルデヒド(0.52g,2.70mmo
l)のメタノール溶液を加え、室温で36時間攪拌し
た。反応液を濃縮し、残留物をカラムクロマトクラフィ
ーで精製し、(E)−2,6−ジメチル−4−[2−
(1,2,3−チアジアゾイル−4−イル)エテニル]
フェノキシメチルメチルエーテル(0.09g)を得
た。1 H-NMR (CDCl3):δ 2.28 (s, 6H), 3.58 (s, 3H), 4.96
(s, 2H), 7.26 (s, 2H), 7.32 (d, J=16Hz, 1H), 7.64
(d, J=16Hz, 1H), 8.28 (s, 1H).
2.7mmol)のメタノール(8ml)溶液に、トリ
フェニル[(1,2,3−チアジアゾール−4−イル)
メチル]ホスホニウムブロマイド(1.18g,2.6
7mmol)のメタノール(8ml)溶液を加え室温で
15分間攪拌し、3,5−ジメチル−4−メトキシメト
キシベンズアルデヒド(0.52g,2.70mmo
l)のメタノール溶液を加え、室温で36時間攪拌し
た。反応液を濃縮し、残留物をカラムクロマトクラフィ
ーで精製し、(E)−2,6−ジメチル−4−[2−
(1,2,3−チアジアゾイル−4−イル)エテニル]
フェノキシメチルメチルエーテル(0.09g)を得
た。1 H-NMR (CDCl3):δ 2.28 (s, 6H), 3.58 (s, 3H), 4.96
(s, 2H), 7.26 (s, 2H), 7.32 (d, J=16Hz, 1H), 7.64
(d, J=16Hz, 1H), 8.28 (s, 1H).
【0046】参考例5−3. (E)−2,6−ジメチ
ル−4−[2−(1,2,3−チアジアゾイル−4−イ
ル)エテニル]フェノール
ル−4−[2−(1,2,3−チアジアゾイル−4−イ
ル)エテニル]フェノール
【0047】
【化12】
【0048】(E)−2,6−ジメチル−4−[2−
(1,2,3−チアジアゾイル−4−イル)エテニル]
フェノキシメチルメチルエーテル((91mg,0.3
3mmol)をメタノール(1.8ml)に溶かし、p
−トルエンスルホン酸(9mg,0.05mmol)を
加え、室温で24時間攪拌した。反応液にトリエチルア
ミン(0.1ml)を加え、濃縮した。残留物をジエチ
ルエーテルで抽出後、水洗し、硫酸マグネシウムで乾燥
した。溶媒を留去し、残留物をカラムクロマトグラフィ
ーで精製し、(E)−2,6−ジメチル−4−[2−
(1,2,3−チアジアゾイル−4−イル)エテニル]
フェノール(68mg)を得た。
(1,2,3−チアジアゾイル−4−イル)エテニル]
フェノキシメチルメチルエーテル((91mg,0.3
3mmol)をメタノール(1.8ml)に溶かし、p
−トルエンスルホン酸(9mg,0.05mmol)を
加え、室温で24時間攪拌した。反応液にトリエチルア
ミン(0.1ml)を加え、濃縮した。残留物をジエチ
ルエーテルで抽出後、水洗し、硫酸マグネシウムで乾燥
した。溶媒を留去し、残留物をカラムクロマトグラフィ
ーで精製し、(E)−2,6−ジメチル−4−[2−
(1,2,3−チアジアゾイル−4−イル)エテニル]
フェノール(68mg)を得た。
【0049】1H-NMR (DMSO-d6):δ 2.10 (s, 6H), 7.26
(s, 2H), 7.34 (d, J=17Hz, 1H), 7.60 (d, J=17Hz, 1
H), 8.53 (s, 1H), 9.08 (s, 1H). MS (m/e): 232 (M+).
(s, 2H), 7.34 (d, J=17Hz, 1H), 7.60 (d, J=17Hz, 1
H), 8.53 (s, 1H), 9.08 (s, 1H). MS (m/e): 232 (M+).
【0050】参考例6−1. (Z)−2,6−ジ(t
−ブチル)−4−[2−(1,2,3−チアジアゾイル
−4−イル)エテニル]フェノキシメチルメチルエーテ
ル
−ブチル)−4−[2−(1,2,3−チアジアゾイル
−4−イル)エテニル]フェノキシメチルメチルエーテ
ル
【0051】
【化13】
【0052】ナトリウムメトキシド(0.126g,
2.34mmol)のメタノール(7ml)溶液に、ト
リフェニル[(1,2,3−チアジアゾール−4−イ
ル)メチル]ホスホニウムブロマイド((1.03g,
2.34mmol)のメタノール(7ml)溶液を加え
室温で15分間攪拌し、2,6−ジ(t−ブチル)−4
−メトキシメトキシベンズアルデヒド(0.79g,
2.81mmol)のメタノール溶液を加え、室温で1
6時間攪拌した。反応後、濃縮し、残留物をカラムクロ
マトクラフィーで精製し、(Z)−2,6−ジ(t−ブ
チル)−4−[2−(1,2,3−チアジアゾイル−4
−イル)エテニル]フェノキシメチルメチルエーテル
(0.17g)を得た。1 H-NMR (CDCl3):δ 1.38 (s, 18Hz), 3.66 (s, 3H), 4.
94 (s, 2H), 6.90 (d, J=11Hz, 1H), 7.07 (d, J=11Hz,
1H), 7.29 (s, 2H), 8.22 (s, 1H).
2.34mmol)のメタノール(7ml)溶液に、ト
リフェニル[(1,2,3−チアジアゾール−4−イ
ル)メチル]ホスホニウムブロマイド((1.03g,
2.34mmol)のメタノール(7ml)溶液を加え
室温で15分間攪拌し、2,6−ジ(t−ブチル)−4
−メトキシメトキシベンズアルデヒド(0.79g,
2.81mmol)のメタノール溶液を加え、室温で1
6時間攪拌した。反応後、濃縮し、残留物をカラムクロ
マトクラフィーで精製し、(Z)−2,6−ジ(t−ブ
チル)−4−[2−(1,2,3−チアジアゾイル−4
−イル)エテニル]フェノキシメチルメチルエーテル
(0.17g)を得た。1 H-NMR (CDCl3):δ 1.38 (s, 18Hz), 3.66 (s, 3H), 4.
94 (s, 2H), 6.90 (d, J=11Hz, 1H), 7.07 (d, J=11Hz,
1H), 7.29 (s, 2H), 8.22 (s, 1H).
【0053】参考例6−2. (Z)−2,6−ジ(t
−ブチル)−4−[2−(1,2,3−チアジアゾイル
−4−イル)エテニル]フェノール
−ブチル)−4−[2−(1,2,3−チアジアゾイル
−4−イル)エテニル]フェノール
【0054】
【化14】
【0055】(Z)−2,6−ジ(t−ブチル)−4−
[2−(1,2,3−チアジアゾイル−4−イル)エテ
ニル]フェノキシメチルメチルエーテル(0.09g,
0.25mmol)をメタノール(1.5ml)とジク
ロロメタン(0.6ml)の混合溶媒に溶かし、p−ト
ルエンスルホン酸(7mg)を加え、室温で16時間攪
拌した。反応液にトリエチルアミン(0.14ml)を
加え、濃縮した。残留物をジエチルエーテルで抽出後、
水洗し、硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を留去し、
残留物をカラムクロマトグラフィーで精製し、(Z)−
2,6−ジ(t−ブチル)−4−[2−(1,2,3−
チアジアゾイル−4−イル)エテニル]フェノール
(0.05g)を得た。1 H-NMR (CDCl3):δ 1.37 (s, 18H), 5.31 (s, 1H), 6.8
8 (d, J=12Hz, 1H), 6.95 (d, J=12Hz, 1H), 7.14 (s,
2H), 8.21 (s, 1H).
[2−(1,2,3−チアジアゾイル−4−イル)エテ
ニル]フェノキシメチルメチルエーテル(0.09g,
0.25mmol)をメタノール(1.5ml)とジク
ロロメタン(0.6ml)の混合溶媒に溶かし、p−ト
ルエンスルホン酸(7mg)を加え、室温で16時間攪
拌した。反応液にトリエチルアミン(0.14ml)を
加え、濃縮した。残留物をジエチルエーテルで抽出後、
水洗し、硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を留去し、
残留物をカラムクロマトグラフィーで精製し、(Z)−
2,6−ジ(t−ブチル)−4−[2−(1,2,3−
チアジアゾイル−4−イル)エテニル]フェノール
(0.05g)を得た。1 H-NMR (CDCl3):δ 1.37 (s, 18H), 5.31 (s, 1H), 6.8
8 (d, J=12Hz, 1H), 6.95 (d, J=12Hz, 1H), 7.14 (s,
2H), 8.21 (s, 1H).
【0056】参考例7−1. トリフェニル[(5−フ
ェニル−1,2,3−チアジアゾール−4−イル)メチ
ル]ホスホニウムブロマイド
ェニル−1,2,3−チアジアゾール−4−イル)メチ
ル]ホスホニウムブロマイド
【0057】
【化15】
【0058】4−ブロモメチル−5−フェニル−1,
2,3−チアジアゾール(1.67g)およびトリフェ
ニルホスフィン(1.13g)を用い、参考例5−1と
同様に反応させ、トリフェニル[(5−フェニル−1,
2,3−チアジアゾール−4−イル)メチル]ホスホニ
ウムブロマイド(1.89g)を得た。1 H-NMR (DMSO-d6):δ 5.81 (d, J=15Hz, 2H), 7.10-8.1
0 (m, 15H).
2,3−チアジアゾール(1.67g)およびトリフェ
ニルホスフィン(1.13g)を用い、参考例5−1と
同様に反応させ、トリフェニル[(5−フェニル−1,
2,3−チアジアゾール−4−イル)メチル]ホスホニ
ウムブロマイド(1.89g)を得た。1 H-NMR (DMSO-d6):δ 5.81 (d, J=15Hz, 2H), 7.10-8.1
0 (m, 15H).
【0059】参考例7−2. (E)−2,6−ジメチ
ル−4−[2−(5ーフェニル−1,2,3−チアジア
ゾイル−4−イル)エテニル]フェノール
ル−4−[2−(5ーフェニル−1,2,3−チアジア
ゾイル−4−イル)エテニル]フェノール
【0060】
【化16】
【0061】トリフェニル[(5−フェニル−1,2,
3−チアジアゾール−4−イル)メチル]ホスホニウム
ブロマイド(1.87g),ナトリウムメトキシド
((0.19g),3,4−ジメチルー4ーメトキシメ
トキシベンズアルデヒド(0.47g)を用い、参考例
5−2と同様に反応させて得た生成物を参考例5−3と
同様に反応させ、(E)−2,6−ジメチル−4−[2
−(5−フェニル−1,2,3−チアジアゾイル−4−
イル)エテニル]フェノール(0.14g)を得た。1 H-NMR (CDCl3):δ 2.26 (s, 6H), 4.77 (s, 1H), 6.95
(d, J=16Hz, 1H), 7.16(s, 2H), 7.51 (m, 5H), 7.87
(d, J=16Hz, 1H).
3−チアジアゾール−4−イル)メチル]ホスホニウム
ブロマイド(1.87g),ナトリウムメトキシド
((0.19g),3,4−ジメチルー4ーメトキシメ
トキシベンズアルデヒド(0.47g)を用い、参考例
5−2と同様に反応させて得た生成物を参考例5−3と
同様に反応させ、(E)−2,6−ジメチル−4−[2
−(5−フェニル−1,2,3−チアジアゾイル−4−
イル)エテニル]フェノール(0.14g)を得た。1 H-NMR (CDCl3):δ 2.26 (s, 6H), 4.77 (s, 1H), 6.95
(d, J=16Hz, 1H), 7.16(s, 2H), 7.51 (m, 5H), 7.87
(d, J=16Hz, 1H).
【0062】実施例1 2−[(1,2,3−チアジアゾール−4−イル)メチ
ル]−1−ナフトール16g、乳糖544g,トウモロ
コシデンプン300g、カルボキシメチルセルロースカ
ルシウム100gおよびポリビニルピロリドン30gを
よく混合し、常法によりエタノールで造粒、乾燥後整粒
した。これにステアリン酸マグネシウム10gを加えて
混合後、常法により1錠100mgの錠剤とした。
ル]−1−ナフトール16g、乳糖544g,トウモロ
コシデンプン300g、カルボキシメチルセルロースカ
ルシウム100gおよびポリビニルピロリドン30gを
よく混合し、常法によりエタノールで造粒、乾燥後整粒
した。これにステアリン酸マグネシウム10gを加えて
混合後、常法により1錠100mgの錠剤とした。
【0063】実施例2 2−[(1,2,3−チアジアゾール−4−イル)メチ
ル]−1−ナフトール10g、マンニトール600gお
よびトウモロコシデンプン370gをよく混合し、これ
に10%のヒドロキシプロピルセルロース水溶液200
gを加え、造粒、乾燥後32号ふるいにかけて、1%含
有の散剤とした。
ル]−1−ナフトール10g、マンニトール600gお
よびトウモロコシデンプン370gをよく混合し、これ
に10%のヒドロキシプロピルセルロース水溶液200
gを加え、造粒、乾燥後32号ふるいにかけて、1%含
有の散剤とした。
【0064】実施例3 2−[(1,2,3−チアジアゾール−4−イル)メチ
ル]−1−ナフトール0.5mg、クエン酸ナトリウム
25mgおよび塩化ナトリウム11mgを注射用蒸留水
2mlに溶解した後、濾過し、濾液を2mlアンプルに
分注、封入した後、滅菌して注射剤とした。
ル]−1−ナフトール0.5mg、クエン酸ナトリウム
25mgおよび塩化ナトリウム11mgを注射用蒸留水
2mlに溶解した後、濾過し、濾液を2mlアンプルに
分注、封入した後、滅菌して注射剤とした。
【0065】 試験例1. 5−リポキシゲナーゼ活性の測定 ラット好塩基白血病細胞(RBL−1)から生成した粗
酵素を、テスト化合物と5分間インキュベイションし、
リノレイン酸を加え、反応を開始した。室温でさらに8
分間インキュベイションした後、水酸化ナトリウムを加
え反応を停止し、5−ヒドロキシイコサテトラエン酸
(5−HETE)(Proc.Natl.Acad.S
ci.,USA 1985,81,689.; J.B
iol.Chem.1985,260,11554.)
を吸光度(234nm)によって定量し、本発明化合物
の各濃度による5−HETEの量からIC50値を算出
した。表1に本発明化合物の5−リポキシゲナーゼ阻害
活性の試験結果を示す。
酵素を、テスト化合物と5分間インキュベイションし、
リノレイン酸を加え、反応を開始した。室温でさらに8
分間インキュベイションした後、水酸化ナトリウムを加
え反応を停止し、5−ヒドロキシイコサテトラエン酸
(5−HETE)(Proc.Natl.Acad.S
ci.,USA 1985,81,689.; J.B
iol.Chem.1985,260,11554.)
を吸光度(234nm)によって定量し、本発明化合物
の各濃度による5−HETEの量からIC50値を算出
した。表1に本発明化合物の5−リポキシゲナーゼ阻害
活性の試験結果を示す。
【0066】
【表1】表1. 5−リポキシゲナーゼ阻害活性 ────────────────────── 試験化合物の 参考例番号 IC50(μM) ────────────────────── 参考例−1 0.34 参考例−2 1.03 参考例−3(2位置換体) 0.53 参考例−3(4位置換体) 1.64 参考例−4 1.94 参考例−5−3 4.76 参考例−6−2 3.05 参考例−7−2 1.82 ──────────────────────
【0067】
【発明の効果】本発明の阻害剤は強いリポキシゲナーゼ
阻害作用を有する。したがって、気道の疾患、たとえ
ば、アレルギー性喘息、気管支炎、炎症、リウマチおよ
び血栓症および血栓塞栓症、虚血、狭心症、動脈硬化等
の治療および予防、また、皮膚病、たとえば、乾せん、
炎症性皮膚病、並びに胃腸管中の細胞の保護等に有用と
期待される。
阻害作用を有する。したがって、気道の疾患、たとえ
ば、アレルギー性喘息、気管支炎、炎症、リウマチおよ
び血栓症および血栓塞栓症、虚血、狭心症、動脈硬化等
の治療および予防、また、皮膚病、たとえば、乾せん、
炎症性皮膚病、並びに胃腸管中の細胞の保護等に有用と
期待される。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61K 31/41 ACF ADA // C07D 285/06 (72)発明者 樋口 昭平 東京都豊島区高田3丁目24番1号 大正製 薬株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 一般式(1) 【化1】 (式中、Aはメチレン基またはエテニル基、R1は置換
もしくは未置換のヒドロキシナフチル基または3,5−
ジ低級アルキル−4−ヒドロキシフェニル基、R2は水
素原子、低級アルキル基、フェニル基、またはフェニル
チオ基を示す。)で表わされる1,2,3−チアジアゾ
ール誘導体を有効成分とする5−リポキシゲナーゼ阻害
剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6043396A JPH07233069A (ja) | 1994-02-18 | 1994-02-18 | 1,2,3−チアジアゾール誘導体を有効成分とする5−リポキシゲナーゼ阻害剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6043396A JPH07233069A (ja) | 1994-02-18 | 1994-02-18 | 1,2,3−チアジアゾール誘導体を有効成分とする5−リポキシゲナーゼ阻害剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07233069A true JPH07233069A (ja) | 1995-09-05 |
Family
ID=12662630
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6043396A Pending JPH07233069A (ja) | 1994-02-18 | 1994-02-18 | 1,2,3−チアジアゾール誘導体を有効成分とする5−リポキシゲナーゼ阻害剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07233069A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000044359A3 (de) * | 1999-01-29 | 2000-09-28 | Hassan Jomaa | Verwendung von thiadiazolderivaten zur prophylaktischen und therapeutischen behandlung von infektionen |
-
1994
- 1994-02-18 JP JP6043396A patent/JPH07233069A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000044359A3 (de) * | 1999-01-29 | 2000-09-28 | Hassan Jomaa | Verwendung von thiadiazolderivaten zur prophylaktischen und therapeutischen behandlung von infektionen |
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