JPH07235164A - ディスク・カートリッジおよびその製造方法 - Google Patents
ディスク・カートリッジおよびその製造方法Info
- Publication number
- JPH07235164A JPH07235164A JP6046554A JP4655494A JPH07235164A JP H07235164 A JPH07235164 A JP H07235164A JP 6046554 A JP6046554 A JP 6046554A JP 4655494 A JP4655494 A JP 4655494A JP H07235164 A JPH07235164 A JP H07235164A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shell
- shutter
- disk cartridge
- recess
- concave portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B23/00—Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
- G11B23/02—Containers; Storing means both adapted to cooperate with the recording or reproducing means
- G11B23/03—Containers for flat record carriers
- G11B23/0326—Assembling of containers
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/0046—Details relating to the filling pattern or flow paths or flow characteristics of moulding material in the mould cavity
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B23/00—Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
- G11B23/02—Containers; Storing means both adapted to cooperate with the recording or reproducing means
- G11B23/03—Containers for flat record carriers
- G11B23/0301—Details
- G11B23/0313—Container cases
- G11B23/0316—Constructional details, e.g. shape
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/26—Moulds
- B29C45/2628—Moulds with mould parts forming holes in or through the moulded article, e.g. for bearing cages
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 シャッタが摺動する凹部の左右非対称から生
じる射出成形時の樹脂流動のアンバランスを解消したデ
ィスク・カートリッジおよびその製造方法を提供する。 【構成】 ディスク・カートリッジのシェル(1A,1
B)の中心線Cの左側半分または右側半分のうちシャッ
タ用凹部(5a,5b)の面積の大きい方に凸部(21
a,21b)を,面積の小さい方に凹部(20a,20b)を
形成し,肉厚の左右のバランスをとる。
じる射出成形時の樹脂流動のアンバランスを解消したデ
ィスク・カートリッジおよびその製造方法を提供する。 【構成】 ディスク・カートリッジのシェル(1A,1
B)の中心線Cの左側半分または右側半分のうちシャッ
タ用凹部(5a,5b)の面積の大きい方に凸部(21
a,21b)を,面積の小さい方に凹部(20a,20b)を
形成し,肉厚の左右のバランスをとる。
Description
【0001】
【技術分野】この発明は,ディスク・カートリッジおよ
びその製造方法に関する。
びその製造方法に関する。
【0002】
【従来技術とその問題点】ディスク・カートリッジは,
円板状記録媒体(磁気ディスク,光ディスク,光磁気デ
ィスク等)を回転自在に収納してこれらを保護するもの
である。ディスク・カートリッジは四角形の上下のシェ
ルから構成され,これらの内部に記録媒体が回転自在に
配設される。これらの上下のシェルには記録媒体信号を
書込むまたは読出すためのヘッドが挿入される(または
書込/読出光が通る)書込/読出窓が形成されている。
この窓は金属製または樹脂製の摺動自在なシャッタによ
って開閉される。上,下シェルの外面はこのシャッタが
摺動する範囲において窪みが形成されている。シェルを
書込/読出窓と回転記録媒体の回転中心を通る中心線で
左,右に分けた場合,シャッタ摺動範囲はこの中心線に
対して一方に偏って位置しているため,シェルの肉厚は
左右対称ではない。
円板状記録媒体(磁気ディスク,光ディスク,光磁気デ
ィスク等)を回転自在に収納してこれらを保護するもの
である。ディスク・カートリッジは四角形の上下のシェ
ルから構成され,これらの内部に記録媒体が回転自在に
配設される。これらの上下のシェルには記録媒体信号を
書込むまたは読出すためのヘッドが挿入される(または
書込/読出光が通る)書込/読出窓が形成されている。
この窓は金属製または樹脂製の摺動自在なシャッタによ
って開閉される。上,下シェルの外面はこのシャッタが
摺動する範囲において窪みが形成されている。シェルを
書込/読出窓と回転記録媒体の回転中心を通る中心線で
左,右に分けた場合,シャッタ摺動範囲はこの中心線に
対して一方に偏って位置しているため,シェルの肉厚は
左右対称ではない。
【0003】図14は,3.5 インチ・サイズのフレキシブ
ル・ディスク・カートリッジ(flexible disk cartridg
e ;以下「FDC」と略す)の分解斜視図である。
ル・ディスク・カートリッジ(flexible disk cartridg
e ;以下「FDC」と略す)の分解斜視図である。
【0004】図15(A) は,図14に示すFDCの上シェル
を内側から見た平面図,図15(B) は,図15(A) のXV−XV
線にそう断面端面図である。図16(A) は,図14に示すF
DCの下シェルを内側から見た平面図,図16(B) は,図
16(A) のXVI −XVI 線にそう断面端面図である。
を内側から見た平面図,図15(B) は,図15(A) のXV−XV
線にそう断面端面図である。図16(A) は,図14に示すF
DCの下シェルを内側から見た平面図,図16(B) は,図
16(A) のXVI −XVI 線にそう断面端面図である。
【0005】これらの図面において,作図の便宜上,お
よび分りやすくするために肉厚が実際よりも厚めに強調
して描かれている。このことは,後に説明するこの発明
の実施例を示す図面においても同じである。
よび分りやすくするために肉厚が実際よりも厚めに強調
して描かれている。このことは,後に説明するこの発明
の実施例を示す図面においても同じである。
【0006】FDCは,合成樹脂製の四角形の上,下シ
ェル1a,1b,および金属製または樹脂製のシャッタ
3から構成される。上,下シェル1a,1bはその周囲
に低い壁を有している。上シェル1aと下シェル1bは
超音波溶接,その他の方法により四隅で相互に接着され
る。これらのシェル1a,1bの内部には記録媒体とし
ての磁気ディスク2が回転自在に配置される。
ェル1a,1b,および金属製または樹脂製のシャッタ
3から構成される。上,下シェル1a,1bはその周囲
に低い壁を有している。上シェル1aと下シェル1bは
超音波溶接,その他の方法により四隅で相互に接着され
る。これらのシェル1a,1bの内部には記録媒体とし
ての磁気ディスク2が回転自在に配置される。
【0007】磁気ディスク2は,金属製の回転支持体11
と,これに取付けられかつ磁性体を塗布したドーナッツ
型のシート13とから構成される。上シェル1aの内面の
中央部には円形の保持壁10が,下シェル1bの中央部に
は円形孔12がそれぞれ形成されている。磁気ディスク2
は,その支持体11がそれらの保持壁10および円形孔12に
回転自在にゆるく嵌め込まれることによって,FDC内
に位置決めされる。支持体11には,磁気ディスク2をフ
レキシブル・ディスク駆動装置(FDD)のスピンドル
にチャッキングするための孔14が形成されている。上,
下シェル1a,1bの内面には磁気ディスク2の外周縁
をガイドするための隔壁18a,18bがそれぞれ形成され
ている。
と,これに取付けられかつ磁性体を塗布したドーナッツ
型のシート13とから構成される。上シェル1aの内面の
中央部には円形の保持壁10が,下シェル1bの中央部に
は円形孔12がそれぞれ形成されている。磁気ディスク2
は,その支持体11がそれらの保持壁10および円形孔12に
回転自在にゆるく嵌め込まれることによって,FDC内
に位置決めされる。支持体11には,磁気ディスク2をフ
レキシブル・ディスク駆動装置(FDD)のスピンドル
にチャッキングするための孔14が形成されている。上,
下シェル1a,1bの内面には磁気ディスク2の外周縁
をガイドするための隔壁18a,18bがそれぞれ形成され
ている。
【0008】上シェル1aおよび下シェル1bの内面に
は,不織布等でできたライナ(図示略)が張付けられて
おり,回転する磁気ディスク2上の埃等を除去し,磁気
ディスク2がシェル内面に直接触れて傷つくことを防い
でいる。また,上,下シェル1a,1bの内側にはクリ
ーナ(図示略)を支持するためのリブ8a,8bがそれ
ぞれ形成されている。
は,不織布等でできたライナ(図示略)が張付けられて
おり,回転する磁気ディスク2上の埃等を除去し,磁気
ディスク2がシェル内面に直接触れて傷つくことを防い
でいる。また,上,下シェル1a,1bの内側にはクリ
ーナ(図示略)を支持するためのリブ8a,8bがそれ
ぞれ形成されている。
【0009】下シェル1bにおいて,その一隅にライト
・プロテクト・タブ(図示略)を摺動自在に取付けるた
めの穴9が形成されている。他の隅にはFDCの種類を
表わす穴16が形成されている。穴9および穴16は共に仕
切り壁17によって囲まれており,これらの穴からFDC
内に埃等が入り込むのが防がれる。
・プロテクト・タブ(図示略)を摺動自在に取付けるた
めの穴9が形成されている。他の隅にはFDCの種類を
表わす穴16が形成されている。穴9および穴16は共に仕
切り壁17によって囲まれており,これらの穴からFDC
内に埃等が入り込むのが防がれる。
【0010】上,下シェル1a,1bの一側部には,磁
気ディスク2へのデータの書込みまたは読出しのために
磁気ヘッド(図示略)が進入するための書込/読出窓4
a,4bが形成されている。この窓4a,4bを開閉す
るためにシャッタ3が設けられる。このシャッタ3が摺
動する範囲にわたって上,下シェル1a,1bの外面に
は窪み(凹部)5a,5bがそれぞれ形成されている。
これらの凹部5a,5bの深さはシャッタ3を構成する
部材の厚さにほぼ等しい。上,下シェル1a,1bの外
面にはさらにラベル等を貼るための凹部7a,7b,F
DCの挿入方向を示す矢印18等が形成されている。
気ディスク2へのデータの書込みまたは読出しのために
磁気ヘッド(図示略)が進入するための書込/読出窓4
a,4bが形成されている。この窓4a,4bを開閉す
るためにシャッタ3が設けられる。このシャッタ3が摺
動する範囲にわたって上,下シェル1a,1bの外面に
は窪み(凹部)5a,5bがそれぞれ形成されている。
これらの凹部5a,5bの深さはシャッタ3を構成する
部材の厚さにほぼ等しい。上,下シェル1a,1bの外
面にはさらにラベル等を貼るための凹部7a,7b,F
DCの挿入方向を示す矢印18等が形成されている。
【0011】シャッタ3は上,下シェル1a,1bの凹
部にそう2枚の遮蔽部分とこれらを連結する部分とから
構成され,上シェル1aおよび下シェル1bを上下から
挟むようにして凹部5a,5bに摺動自在に取付けられ
る。シャッタ3の遮蔽部には,書込/読出窓4a,4b
よりやや大きい長方形の窓15a,15bが形成されてい
る。通常シャッタ3はスプリング(図示略)によって凹
部5a,5bの一端側に付勢されており,その遮蔽部に
よって窓4a,4bは閉じられた状態にある。FDCが
FDD内に挿入されると,FDD内のシャッタ開放機構
によってシャッタ3は凹部5a,5bの他端側に動かさ
れ,窓15a,15bが窓4a,4bと一致し,窓4a,4
bが開かれる。
部にそう2枚の遮蔽部分とこれらを連結する部分とから
構成され,上シェル1aおよび下シェル1bを上下から
挟むようにして凹部5a,5bに摺動自在に取付けられ
る。シャッタ3の遮蔽部には,書込/読出窓4a,4b
よりやや大きい長方形の窓15a,15bが形成されてい
る。通常シャッタ3はスプリング(図示略)によって凹
部5a,5bの一端側に付勢されており,その遮蔽部に
よって窓4a,4bは閉じられた状態にある。FDCが
FDD内に挿入されると,FDD内のシャッタ開放機構
によってシャッタ3は凹部5a,5bの他端側に動かさ
れ,窓15a,15bが窓4a,4bと一致し,窓4a,4
bが開かれる。
【0012】一般に上,下シェル1a,1bは射出成形
法によって成形される。凹部5a,5bには,射出成形
加工時のゲート跡6が残っている。溶融樹脂を注入する
ためのゲートは,一般に目立たないところ,たとえば凹
部5a,5bに2点,またはラベルを張付けるための凹
部7a,7bに2点設けられる。これらの双方に4点設
けられることもある。
法によって成形される。凹部5a,5bには,射出成形
加工時のゲート跡6が残っている。溶融樹脂を注入する
ためのゲートは,一般に目立たないところ,たとえば凹
部5a,5bに2点,またはラベルを張付けるための凹
部7a,7bに2点設けられる。これらの双方に4点設
けられることもある。
【0013】上,下シェル1a,1bにおいて,窓4
a,4bは左右の中心位置に形成されている。保持壁10
または円形孔12の中心と窓4a,4bの中心とを通る
上,下シェル1a,1bの中心線Cを仮想する。図15に
示す上シェル1aにおいて,凹部5aは中心線Cを中心
として左側に偏って位置しており,右側のほうが左側よ
りも厚肉部分が多くなっている。図16に示す下シェル1
bにおいて,凹部5bは中心線Cを中心として右側に偏
って位置しており,左側の方が右側よりも厚肉部分が多
くなっている。このようにシャッタ3の摺動範囲を定め
る凹部5a,5bの存在のために,上,下シェル1a,
1bは中心線Cに関して左右対称ではない。
a,4bは左右の中心位置に形成されている。保持壁10
または円形孔12の中心と窓4a,4bの中心とを通る
上,下シェル1a,1bの中心線Cを仮想する。図15に
示す上シェル1aにおいて,凹部5aは中心線Cを中心
として左側に偏って位置しており,右側のほうが左側よ
りも厚肉部分が多くなっている。図16に示す下シェル1
bにおいて,凹部5bは中心線Cを中心として右側に偏
って位置しており,左側の方が右側よりも厚肉部分が多
くなっている。このようにシャッタ3の摺動範囲を定め
る凹部5a,5bの存在のために,上,下シェル1a,
1bは中心線Cに関して左右対称ではない。
【0014】これらのシェルを射出成形するための成形
金型において,シェルの肉厚の左右非対称性に起因し
て,射出成形時にキャビティに流入される樹脂の流動が
アンバランスになってしまうという問題がある。この樹
脂流動のアンバランスにより,成形時に溶融樹脂が合流
して融合するときに形成されるウエルド・ラインがシェ
ルの中心線近傍ではなく,左または右に大きく偏ってし
まう。
金型において,シェルの肉厚の左右非対称性に起因し
て,射出成形時にキャビティに流入される樹脂の流動が
アンバランスになってしまうという問題がある。この樹
脂流動のアンバランスにより,成形時に溶融樹脂が合流
して融合するときに形成されるウエルド・ラインがシェ
ルの中心線近傍ではなく,左または右に大きく偏ってし
まう。
【0015】図17および図18はそれぞれ,従来の上シェ
ルおよび下シェルについて,2つのゲート6に溶融樹脂
を注入したときのキャビティ内の樹脂流動をシミュレー
ションした結果を示す。樹脂は流動抵抗の小さな肉厚の
厚い側より多く流入する。ウエルド・ラインWLは,上
シェル1aでは左側に,下シェル1bでは右側に大きく
片方に偏っていることが分る。
ルおよび下シェルについて,2つのゲート6に溶融樹脂
を注入したときのキャビティ内の樹脂流動をシミュレー
ションした結果を示す。樹脂は流動抵抗の小さな肉厚の
厚い側より多く流入する。ウエルド・ラインWLは,上
シェル1aでは左側に,下シェル1bでは右側に大きく
片方に偏っていることが分る。
【0016】このように,片方のゲートから流入する樹
脂の流動長が他方のゲートから流入する樹脂の流動長に
比べ長くなるという現象が生じ,末端において樹脂未充
填の不良が生じる危険性が高まる。また,左右の樹脂の
充填密度の違いも発生し,成形されたシェルが反ってし
まうという不良が発生する可能性もある。
脂の流動長が他方のゲートから流入する樹脂の流動長に
比べ長くなるという現象が生じ,末端において樹脂未充
填の不良が生じる危険性が高まる。また,左右の樹脂の
充填密度の違いも発生し,成形されたシェルが反ってし
まうという不良が発生する可能性もある。
【0017】このような問題を解決するためには,シェ
ルの肉厚を左右対称にすればよい。しかし,シャッタ摺
動部の寸法はJISX6221またはX6223で定められてい
るので変更することはできない。
ルの肉厚を左右対称にすればよい。しかし,シャッタ摺
動部の寸法はJISX6221またはX6223で定められてい
るので変更することはできない。
【0018】シェルの肉厚に差を付けて樹脂の流れに対
し抵抗部を設けて樹脂流動を制御するという提案がある
(特開平1−21778)。これは,充填終了部近傍に
おいて樹脂の流れが製品の外壁部近傍から回り込んでし
まい,この囲まれた部分の肉厚が不安定になったり,穴
が開いたりしてしまう不良を解決するため,樹脂流動に
対する抵抗部を樹脂充填の終了部近傍に設けるものであ
る。しかし,これはシェル全体への樹脂充填を制御する
ものではなく,シャッタの摺動範囲を規定する凹部の存
在に起因する樹脂充填の左右のアンバランスを解決する
ものではない。
し抵抗部を設けて樹脂流動を制御するという提案がある
(特開平1−21778)。これは,充填終了部近傍に
おいて樹脂の流れが製品の外壁部近傍から回り込んでし
まい,この囲まれた部分の肉厚が不安定になったり,穴
が開いたりしてしまう不良を解決するため,樹脂流動に
対する抵抗部を樹脂充填の終了部近傍に設けるものであ
る。しかし,これはシェル全体への樹脂充填を制御する
ものではなく,シャッタの摺動範囲を規定する凹部の存
在に起因する樹脂充填の左右のアンバランスを解決する
ものではない。
【0019】
【発明の開示】この発明は,シャッタ摺動部の肉厚の左
右非対称から生じる樹脂流動のアンバランスを解消し,
射出成形時の樹脂流動に偏りのないまたは少ない形状を
もつディスク・カートリッジおよびその製造方法を提供
することを目的とする。
右非対称から生じる樹脂流動のアンバランスを解消し,
射出成形時の樹脂流動に偏りのないまたは少ない形状を
もつディスク・カートリッジおよびその製造方法を提供
することを目的とする。
【0020】この発明は,回転記録媒体を回転自在に収
容する上,下シェルから構成され,これらのシェルに形
成された書込/読出窓を開閉する摺動自在なシャッタを
配置するために上記シェルの外面にシャッタ用凹部が形
成され,このシャッタ用凹部の中心が上記シェルの左右
の中心線からずれて位置しているディスク・カートリッ
ジにおいて,上記上,下シェルの少なくともいずれか一
方において,上記中心線の左側半分または右側半分のう
ち上記シャッタ用凹部の面積が大きい方に肉厚を対称化
するための凸部,または上記シャッタ用凹部の面積が小
さい方に肉厚を対称化するための凹部の少なくともいず
れか一方が形成されていることを特徴とする。
容する上,下シェルから構成され,これらのシェルに形
成された書込/読出窓を開閉する摺動自在なシャッタを
配置するために上記シェルの外面にシャッタ用凹部が形
成され,このシャッタ用凹部の中心が上記シェルの左右
の中心線からずれて位置しているディスク・カートリッ
ジにおいて,上記上,下シェルの少なくともいずれか一
方において,上記中心線の左側半分または右側半分のう
ち上記シャッタ用凹部の面積が大きい方に肉厚を対称化
するための凸部,または上記シャッタ用凹部の面積が小
さい方に肉厚を対称化するための凹部の少なくともいず
れか一方が形成されていることを特徴とする。
【0021】上記凸部または凹部は一般には上記シェル
の内面に形成される。
の内面に形成される。
【0022】この発明の一実施態様では上記凸部または
凹部は上記シャッタ用凹部に相当する領域の一部,また
はその近傍に相当する領域に設けられる。
凹部は上記シャッタ用凹部に相当する領域の一部,また
はその近傍に相当する領域に設けられる。
【0023】この発明の他の実施態様では,上記シェル
内面の上記シャッタ用凹部に相当する領域の全体に上記
凸部が形成される。
内面の上記シャッタ用凹部に相当する領域の全体に上記
凸部が形成される。
【0024】この発明のさらに他の実施態様では,上記
シェル内面の上記シャッタ用凹部に相当する領域以外の
領域の少なくとも一部または全部に上記凹部が形成され
る。
シェル内面の上記シャッタ用凹部に相当する領域以外の
領域の少なくとも一部または全部に上記凹部が形成され
る。
【0025】上,下のシェルの一方には回転記録媒体を
回転させるためのモータのスピンドルが進入する中心孔
があけられている。この中心孔の存在により充填される
樹脂のアンバランスが生じやすい。そこで,回転記録媒
体を回転させるための中心孔が形成されたシェルに上記
凸部または凹部を形成することが好ましい。
回転させるためのモータのスピンドルが進入する中心孔
があけられている。この中心孔の存在により充填される
樹脂のアンバランスが生じやすい。そこで,回転記録媒
体を回転させるための中心孔が形成されたシェルに上記
凸部または凹部を形成することが好ましい。
【0026】この発明によるディスク・カートリッジの
製造方法は,上述したシェルの形状に相当する形状をも
つキャビティが形成され,かつ上記シャッタ用凹部の位
置に左右対称にゲートが設けられた成形金型を用いて,
射出成形によりディスク・カートリッジのシェルを成形
するものである。
製造方法は,上述したシェルの形状に相当する形状をも
つキャビティが形成され,かつ上記シャッタ用凹部の位
置に左右対称にゲートが設けられた成形金型を用いて,
射出成形によりディスク・カートリッジのシェルを成形
するものである。
【0027】この発明によると,ディスク・カートリッ
ジを構成するシェルに形成されたシャッタ用凹部に起因
する肉厚の偏りを,シェルに凸部または凹部を形成する
ことにより補償し,肉厚の左右非対称性を解消してい
る。したがって,シェルを射出成形するときに左右のゲ
ートから注入される樹脂が左右バランスよく,キャビテ
ィの末端まで充填され,製品の品質を高めることができ
る。すなわち,樹脂未充填による穴開き等の不良や,左
右の樹脂の充填密度の違いによるシェルの反り等の不良
が回避される。
ジを構成するシェルに形成されたシャッタ用凹部に起因
する肉厚の偏りを,シェルに凸部または凹部を形成する
ことにより補償し,肉厚の左右非対称性を解消してい
る。したがって,シェルを射出成形するときに左右のゲ
ートから注入される樹脂が左右バランスよく,キャビテ
ィの末端まで充填され,製品の品質を高めることができ
る。すなわち,樹脂未充填による穴開き等の不良や,左
右の樹脂の充填密度の違いによるシェルの反り等の不良
が回避される。
【0028】この発明は,フレキシブル・ディスク・カ
ートリッジに限定されるものではない。光ディスク・カ
ートリッジや光−磁気ディスク・カートリッジ等の他の
ディスク・カートリッジにも適用可能である。
ートリッジに限定されるものではない。光ディスク・カ
ートリッジや光−磁気ディスク・カートリッジ等の他の
ディスク・カートリッジにも適用可能である。
【0029】
【実施例】実施例の説明のための図1〜図13において,
図14〜図18に示すものと同一物には同一符号を付し,重
複説明を避ける。上述した従来例と異なる点に焦点をあ
てて説明する。
図14〜図18に示すものと同一物には同一符号を付し,重
複説明を避ける。上述した従来例と異なる点に焦点をあ
てて説明する。
【0030】第1実施例 図1(A) は,第1実施例の上シェルを内側から見た平面
図,図1(B) は,図1(A) のI−I線にそう断面端面図
である。図2(A) は,第1実施例の下シェルを内側から
見た平面図,図2(B) は,図2(A) のII−II線にそう断
面端面図である。
図,図1(B) は,図1(A) のI−I線にそう断面端面図
である。図2(A) は,第1実施例の下シェルを内側から
見た平面図,図2(B) は,図2(A) のII−II線にそう断
面端面図である。
【0031】上,下シェル1Aおよび1Bにおいて,シ
ャッタ3の摺動範囲を規定する凹部5a,5bの形状,
大きさ,位置は従来と同じである。
ャッタ3の摺動範囲を規定する凹部5a,5bの形状,
大きさ,位置は従来と同じである。
【0032】図1(A) ,(B) の上シェル1Aの内面にお
いて,凹部5aの左側部分に相当する位置に凸部21a
(肉盛り部,肉厚部)が,凹部5aの右側部分の外側に
相当する位置に凹部20a(肉薄部)がそれぞれ形成され
ている。これらの凸部21a,凹部20aは図1(A) ではハ
ッチングで示されている。これらの凸部21aの面積およ
び高さは,凹部20aの面積および深さと同じである。凹
部5aおよびその近傍において,中心線Cの左側と右側
とにおいて,シェル1A部分の体積がほぼ同程度になる
ように凸部21aと凹部20aの大きさが定められる。これ
により,上シェル1Aにおける肉厚の左右対称性が確保
される。
いて,凹部5aの左側部分に相当する位置に凸部21a
(肉盛り部,肉厚部)が,凹部5aの右側部分の外側に
相当する位置に凹部20a(肉薄部)がそれぞれ形成され
ている。これらの凸部21a,凹部20aは図1(A) ではハ
ッチングで示されている。これらの凸部21aの面積およ
び高さは,凹部20aの面積および深さと同じである。凹
部5aおよびその近傍において,中心線Cの左側と右側
とにおいて,シェル1A部分の体積がほぼ同程度になる
ように凸部21aと凹部20aの大きさが定められる。これ
により,上シェル1Aにおける肉厚の左右対称性が確保
される。
【0033】図2(A) ,(B) においても同じように,下
シェル1Bの内面において,凹部5bの左側部分の外側
に相当する位置に凹部20bが,凹部5bの右側部分に相
当する位置に凸部21bがそれぞれ形成されている(図2
(A) にハッチングで示す)。これにより,下シェル1B
における肉厚の左右対称性が確保される。
シェル1Bの内面において,凹部5bの左側部分の外側
に相当する位置に凹部20bが,凹部5bの右側部分に相
当する位置に凸部21bがそれぞれ形成されている(図2
(A) にハッチングで示す)。これにより,下シェル1B
における肉厚の左右対称性が確保される。
【0034】図3は第1実施例の上シェルについて,図
4は第1実施例による下シェルについて,2つのゲート
6に溶融樹脂を注入したときのキャビティ内の樹脂流動
をシミュレーションした結果をそれぞれ示すものであ
る。
4は第1実施例による下シェルについて,2つのゲート
6に溶融樹脂を注入したときのキャビティ内の樹脂流動
をシミュレーションした結果をそれぞれ示すものであ
る。
【0035】第1実施例による上,下シェルは肉厚の対
称性が確保されているので,2つのゲートから溶融樹脂
がバランスよくほぼ左右対称に流れ込んでおり,ウエル
ド・ラインWLはほぼ中央線上に形成されている。下シ
ェルは中央に孔12があるためか,従来の下シェルにおい
ては樹脂流動の偏りがかなり大きいので(図18を参
照),樹脂流動のバランスがかなりよく改善されてい
る。
称性が確保されているので,2つのゲートから溶融樹脂
がバランスよくほぼ左右対称に流れ込んでおり,ウエル
ド・ラインWLはほぼ中央線上に形成されている。下シ
ェルは中央に孔12があるためか,従来の下シェルにおい
ては樹脂流動の偏りがかなり大きいので(図18を参
照),樹脂流動のバランスがかなりよく改善されてい
る。
【0036】シェル内面に凸部や凹部が形成されてお
り,シェルの外面に変化はない。JISX6221またはJ
ISX6223で定められているシャッタ摺動用凹部5a,
5bの寸法は全く変更されていない。また,磁気ディス
ク2は上,下シェル1A,1Bの内面に直接に接触して
回転するわけではないので,内面の形状の変更が磁気デ
ィスクに悪影響を与えることもない。
り,シェルの外面に変化はない。JISX6221またはJ
ISX6223で定められているシャッタ摺動用凹部5a,
5bの寸法は全く変更されていない。また,磁気ディス
ク2は上,下シェル1A,1Bの内面に直接に接触して
回転するわけではないので,内面の形状の変更が磁気デ
ィスクに悪影響を与えることもない。
【0037】第2実施例 図5(A) は,第2実施例の上シェルを内側から見た平面
図,図5(B) は,図5(A) のV−V線にそう断面端面図
である。図6(A) は,第2実施例の下シェルを内側から
見た平面図,図6(B) は,図6(A) のVI−VI線にそう断
面端面図である。
図,図5(B) は,図5(A) のV−V線にそう断面端面図
である。図6(A) は,第2実施例の下シェルを内側から
見た平面図,図6(B) は,図6(A) のVI−VI線にそう断
面端面図である。
【0038】上シェル1Aの内面において,凹部5aの
右側部分の外側に相当する位置に凹部22aが(図5(A)
にハッチングで示す),下シェル1Bの内面において,
凹部5bの左側部分の外側に相当する位置に凹部22bが
それぞれ形成されることにより,中心線Cの左右におけ
る肉厚の対称性が確保されている。これにより射出成形
時の樹脂流動の偏りがなくなり,ウエルド・ラインがシ
ェルの中心線C付近に形成されることになる。
右側部分の外側に相当する位置に凹部22aが(図5(A)
にハッチングで示す),下シェル1Bの内面において,
凹部5bの左側部分の外側に相当する位置に凹部22bが
それぞれ形成されることにより,中心線Cの左右におけ
る肉厚の対称性が確保されている。これにより射出成形
時の樹脂流動の偏りがなくなり,ウエルド・ラインがシ
ェルの中心線C付近に形成されることになる。
【0039】第3実施例 図7(A) は,第3実施例の上シェルを内側から見た平面
図,図7(B) は,図7(A) のVII −VII 線にそう断面端
面図である。図8(A) は,第3実施例の下シェルを内側
から見た平面図,図8(B) は,図8(A) のVIII−VIII線
にそう断面端面図である。
図,図7(B) は,図7(A) のVII −VII 線にそう断面端
面図である。図8(A) は,第3実施例の下シェルを内側
から見た平面図,図8(B) は,図8(A) のVIII−VIII線
にそう断面端面図である。
【0040】上シェル1Aの内面において,凹部5aの
左側部分に相当する位置に凸部23aが,下シェル1Bの
内面において凹部5bの右側部分に相当する位置に凸部
23bがそれぞれ形成され,肉厚の対称性が実現されてい
る。このような構成によっても樹脂流動の左右のバラン
スをとることができる。
左側部分に相当する位置に凸部23aが,下シェル1Bの
内面において凹部5bの右側部分に相当する位置に凸部
23bがそれぞれ形成され,肉厚の対称性が実現されてい
る。このような構成によっても樹脂流動の左右のバラン
スをとることができる。
【0041】第4実施例 図9(A) は,第4実施例の上シェルを内側から見た平面
図,図9(B) は,図9(A) のIX−IX線にそう断面端面図
である。図10(A) は,第4実施例の下シェルを内側から
見た平面図,図10(B) は,図10(A) のX−X線にそう断
面端面図である。
図,図9(B) は,図9(A) のIX−IX線にそう断面端面図
である。図10(A) は,第4実施例の下シェルを内側から
見た平面図,図10(B) は,図10(A) のX−X線にそう断
面端面図である。
【0042】上,下シェル1A,1Bの内面において,
凹部5a,5bに相当する領域の全体にわたって凸部24
a,24bがそれぞれ形成されている。この部分の肉厚
は,シェル1A,1Bの凹部5a,5b以外の部分の肉
厚とほぼ等しい。これによって,上,下シェル1A,1
Bの全体にわたってほぼ等しい肉厚となるので,肉厚は
中心線Cの左右で対称となる。
凹部5a,5bに相当する領域の全体にわたって凸部24
a,24bがそれぞれ形成されている。この部分の肉厚
は,シェル1A,1Bの凹部5a,5b以外の部分の肉
厚とほぼ等しい。これによって,上,下シェル1A,1
Bの全体にわたってほぼ等しい肉厚となるので,肉厚は
中心線Cの左右で対称となる。
【0043】第5実施例 第5実施例もまた,シェルの全体の肉厚を均一にしよう
と意図するものである。
と意図するものである。
【0044】図11(A) は,第5実施例の上シェルを内側
から見た平面図,図11(B) は,図11(A) のXI−XI線にそ
う断面端面図である。図12(A) は,第5実施例の下シェ
ルを内側から見た平面図,図12(B) は,図12(A) のXII
−XII 線にそう断面端面図である。
から見た平面図,図11(B) は,図11(A) のXI−XI線にそ
う断面端面図である。図12(A) は,第5実施例の下シェ
ルを内側から見た平面図,図12(B) は,図12(A) のXII
−XII 線にそう断面端面図である。
【0045】上,下シェル1A,1Bの内面おいて,シ
ャッタ3の摺動範囲を規定する凹部5a,5bに相当す
る領域以外の領域において,凹部25a,25bが形成され
ている。シェル1A,1Bの肉厚は,すべての部分にお
いてほぼ均一である。
ャッタ3の摺動範囲を規定する凹部5a,5bに相当す
る領域以外の領域において,凹部25a,25bが形成され
ている。シェル1A,1Bの肉厚は,すべての部分にお
いてほぼ均一である。
【0046】第6実施例 図13(A) は,第6実施例の下シェルを内側から見た平面
図,図13(B) は,図13(A) のXIII−XIII線にそう断面端
面図,図13(C) は,図13(A) のXIV −XIV 線にそう断面
端面図である。
図,図13(B) は,図13(A) のXIII−XIII線にそう断面端
面図,図13(C) は,図13(A) のXIV −XIV 線にそう断面
端面図である。
【0047】第6実施例は,この発明のより実現に適し
た実施例である。上述したシミュレーションの結果によ
ると,上シェルの樹脂流動の偏りは下シェルの樹脂流動
の偏りに比してかなり小さいので,下シェルについての
み肉厚分布の対称性が追求されている。
た実施例である。上述したシミュレーションの結果によ
ると,上シェルの樹脂流動の偏りは下シェルの樹脂流動
の偏りに比してかなり小さいので,下シェルについての
み肉厚分布の対称性が追求されている。
【0048】第6実施例では,下シェル1Bにおいてシ
ャッタ摺動領域を規定する凹部5bの内面,中央孔12の
近傍,およびラベル張付け用凹部7bの内面を除く下シ
ェル内面の全体にわたって凹部26が形成されている。
ャッタ摺動領域を規定する凹部5bの内面,中央孔12の
近傍,およびラベル張付け用凹部7bの内面を除く下シ
ェル内面の全体にわたって凹部26が形成されている。
【0049】シャッタ摺動用凹部5bおよびラベル張付
け用凹部7bは凹状で肉薄になっているため,さらに肉
を削り取ると強度が低下する可能性があるので,これら
の領域には凹部は形成されていない。また,上記領域を
除く全体から肉を削り取ることによって,下シェルの軽
量化が図られている。
け用凹部7bは凹状で肉薄になっているため,さらに肉
を削り取ると強度が低下する可能性があるので,これら
の領域には凹部は形成されていない。また,上記領域を
除く全体から肉を削り取ることによって,下シェルの軽
量化が図られている。
【0050】上,下シェルを超音波溶着する際磁気ディ
スクが振動して窓4bの縁にぶつかり傷付くことを防止
するために,窓4bの周縁が内側に向けて斜めに形成さ
れている。また,左右に2本ずつ平行に並んだリブ27
(凸条)が,窓4bの両側に形成されている。このリブ
27は上シェルの同じ位置にも形成され,回転する磁気デ
ィスク2を上下から挟むように配置されている。これら
のリブは窓4bから埃等が入り込むのを防ぐとともに,
磁気ディスクに付着した埃等を取り除くためのものであ
る。
スクが振動して窓4bの縁にぶつかり傷付くことを防止
するために,窓4bの周縁が内側に向けて斜めに形成さ
れている。また,左右に2本ずつ平行に並んだリブ27
(凸条)が,窓4bの両側に形成されている。このリブ
27は上シェルの同じ位置にも形成され,回転する磁気デ
ィスク2を上下から挟むように配置されている。これら
のリブは窓4bから埃等が入り込むのを防ぐとともに,
磁気ディスクに付着した埃等を取り除くためのものであ
る。
【0051】上述した実施例の中から,任意の上シェル
と下シェルとを選択して,適宜組合わせることによりF
DCを構成することが可能である。また,上シェルにお
ける樹脂流動の偏りが比較的小さいので,下シェルにつ
いてのみ凹部や凸部を形成して形成して肉厚分布の左右
対称化を図るようにしてもよい。
と下シェルとを選択して,適宜組合わせることによりF
DCを構成することが可能である。また,上シェルにお
ける樹脂流動の偏りが比較的小さいので,下シェルにつ
いてのみ凹部や凸部を形成して形成して肉厚分布の左右
対称化を図るようにしてもよい。
【0052】上述した実施例では,溶融樹脂注入のため
のゲートがシャッタ摺動用凹部に2点設けられた場合に
ついて説明されている。ゲートがラベル張付け用凹部に
2点設けられているシェルや,これらの双方に4点設け
られているシェル場合についてもこの発明は適用でき
る。
のゲートがシャッタ摺動用凹部に2点設けられた場合に
ついて説明されている。ゲートがラベル張付け用凹部に
2点設けられているシェルや,これらの双方に4点設け
られているシェル場合についてもこの発明は適用でき
る。
【0053】上述した上,下シェルは射出成形により製
造される。この射出成形において用いられる成形金型の
キャビティの形状は図1,2,図5〜図13に示すシェル
と相似(ほぼ同一)に形成される。ゲートは凹部5a,
5bまたは凹部7a,7bに相当する位置に設けられ
る。このような成形金型を用いて射出成形することによ
り,上記実施例のシェルが得られる。
造される。この射出成形において用いられる成形金型の
キャビティの形状は図1,2,図5〜図13に示すシェル
と相似(ほぼ同一)に形成される。ゲートは凹部5a,
5bまたは凹部7a,7bに相当する位置に設けられ
る。このような成形金型を用いて射出成形することによ
り,上記実施例のシェルが得られる。
【図1】第1実施例による上シェルを示すもので,(A)
は上シェルを内側から見た平面図,(B) は(A) のI−I
線にそう断面端面図である。
は上シェルを内側から見た平面図,(B) は(A) のI−I
線にそう断面端面図である。
【図2】第1実施例による下シェルを示すもので,(A)
は下シェルを内側から見た平面図,(B) は(A) のII−II
線にそう断面端面図である。
は下シェルを内側から見た平面図,(B) は(A) のII−II
線にそう断面端面図である。
【図3】図1に示す上シェルを形成する金型のキャビテ
ィのゲートに溶融樹脂を注入したときの樹脂流動のシミ
ュレーション結果を示す。
ィのゲートに溶融樹脂を注入したときの樹脂流動のシミ
ュレーション結果を示す。
【図4】図2に示す下シェルを形成する金型のキャビテ
ィのゲートに溶融樹脂を注入したときの樹脂流動のシミ
ュレーション結果を示す。
ィのゲートに溶融樹脂を注入したときの樹脂流動のシミ
ュレーション結果を示す。
【図5】第2実施例による上シェルを示すもので,(A)
は上シェルを内側から見た平面図,(B) は(A) のV−V
線にそう断面端面図である。
は上シェルを内側から見た平面図,(B) は(A) のV−V
線にそう断面端面図である。
【図6】第2実施例による下シェルを示すもので,(A)
は下シェルを内側から見た平面図,(B) は(A) のVI−VI
線にそう断面端面図である。
は下シェルを内側から見た平面図,(B) は(A) のVI−VI
線にそう断面端面図である。
【図7】第3実施例による上シェルを示すもので,(A)
は上シェルを内側から見た平面図,(B) は(A) のVII −
VII 線にそう断面端面図である。
は上シェルを内側から見た平面図,(B) は(A) のVII −
VII 線にそう断面端面図である。
【図8】第3実施例による下シェルを示すもので,(A)
は下シェルを内側から見た平面図,(B) は(A) のVIII−
VIII線にそう断面端面図である。
は下シェルを内側から見た平面図,(B) は(A) のVIII−
VIII線にそう断面端面図である。
【図9】第4実施例による上シェルを示すもので,(A)
は上シェルを内側から見た平面図,(B) は(A) のIX−IX
線にそう断面端面図である。
は上シェルを内側から見た平面図,(B) は(A) のIX−IX
線にそう断面端面図である。
【図10】第4実施例による下シェルを示すもので,
(A) は下シェルを内側から見た平面図,(B) は(A) のX
−X線にそう断面端面図である。
(A) は下シェルを内側から見た平面図,(B) は(A) のX
−X線にそう断面端面図である。
【図11】第5実施例による上シェルを示すもので,
(A) は上シェルを内側から見た平面図,(B) は(A) のXI
−XI線にそう断面端面図である。
(A) は上シェルを内側から見た平面図,(B) は(A) のXI
−XI線にそう断面端面図である。
【図12】第5実施例による下シェルを示すもので,
(A) は下シェルを内側から見た平面図,(B) は(A) のXI
I −XII 線にそう断面端面図である。
(A) は下シェルを内側から見た平面図,(B) は(A) のXI
I −XII 線にそう断面端面図である。
【図13】第6実施例による下シェルを示すもので,
(A) は下シェルを内側から見た平面図,(B) は(A) のXI
II−XIII線にそう断面端面図,(C) は(A) のXIV −XIV
線にそう断面端面図である。
(A) は下シェルを内側から見た平面図,(B) は(A) のXI
II−XIII線にそう断面端面図,(C) は(A) のXIV −XIV
線にそう断面端面図である。
【図14】従来のディスク・カートリッジの分解斜視図
である。
である。
【図15】従来のディスク・カートリッジの上シェルを
示すもので,(A) は上シェルを内側から見た平面図,
(B) は(A) のXV−XV線にそう断面端面図である。
示すもので,(A) は上シェルを内側から見た平面図,
(B) は(A) のXV−XV線にそう断面端面図である。
【図16】従来のディスク・カートリッジの下シェルを
示すもので,(A) は下シェルを内側から見た平面図,
(B) は(A) のXVI −XVI 線にそう断面端面図である。
示すもので,(A) は下シェルを内側から見た平面図,
(B) は(A) のXVI −XVI 線にそう断面端面図である。
【図17】図15に示す従来の上シェルを成形する金型の
キャビティのゲートに溶融樹脂を注入したときの樹脂流
動のシミュレーション結果を示す。
キャビティのゲートに溶融樹脂を注入したときの樹脂流
動のシミュレーション結果を示す。
【図18】図16に示す従来の下シェルを成形する金型の
キャビティのゲートに溶融樹脂を注入したときの樹脂流
動のシミュレーション結果を示す。
キャビティのゲートに溶融樹脂を注入したときの樹脂流
動のシミュレーション結果を示す。
1a,1b シェル 2 磁気ディスク 3 シャッタ 4a,4b ヘッド・ウィンドウ 5a,5b シャッタ摺動部 6 ゲート(跡) 20a,20b 肉削り部 21a,21b 肉盛り部 C 中心線
Claims (6)
- 【請求項1】 回転記録媒体を回転自在に収容する上,
下シェルから構成され,これらのシェルに形成された書
込/読出窓を開閉する摺動自在なシャッタを配置するた
めに上記シェルの外面にシャッタ用凹部が形成され,こ
のシャッタ用凹部の中心が上記シェルの左右の中心線か
らずれて位置しているディスク・カートリッジにおい
て,上記上,下シェルの少なくともいずれか一方におい
て,上記中心線の左側半分または右側半分のうち上記シ
ャッタ用凹部の面積が大きい方に肉厚を対称化するため
の凸部,または上記シャッタ用凹部の面積が小さい方に
肉厚を対称化するための凹部の少なくともいずれか一方
が形成されている,ディスク・カートリッジ。 - 【請求項2】 上記凸部または凹部が上記シェルの内面
に形成されている請求項1に記載のディスク・カートリ
ッジ。 - 【請求項3】 上記シェル内面の上記シャッタ用凹部に
相当する領域の全体に上記凸部が形成されている請求項
1に記載のディスク・カートリッジ。 - 【請求項4】 上記シェル内面の上記シャッタ用凹部に
相当する領域以外の領域の少なくとも一部に上記凹部が
形成されている,請求項1に記載のディスク・カートリ
ッジ。 - 【請求項5】 上記回転記録媒体を回転させるための中
心孔が形成されたシェルに上記凸部または凹部が形成さ
れている,請求項1から4のいずれか一項に記載のディ
スク・カートリッジ。 - 【請求項6】 請求項1から5のいずれか一項に記載の
ディスク・カートリッジを構成するシェルの形状に相当
する形状をもつキャビティが形成され,かつ上記シャッ
タ用凹部の位置に左右対称にゲートが設けられた成形金
型を用いて,射出成形によりディスク・カートリッジの
シェルを成形する製造方法。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6046554A JP2614590B2 (ja) | 1994-02-22 | 1994-02-22 | ディスク・カートリッジおよびその製造方法 |
| US08/392,154 US5631791A (en) | 1994-02-22 | 1995-02-22 | Disk cartridge and method of producing the same |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6046554A JP2614590B2 (ja) | 1994-02-22 | 1994-02-22 | ディスク・カートリッジおよびその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07235164A true JPH07235164A (ja) | 1995-09-05 |
| JP2614590B2 JP2614590B2 (ja) | 1997-05-28 |
Family
ID=12750548
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6046554A Expired - Lifetime JP2614590B2 (ja) | 1994-02-22 | 1994-02-22 | ディスク・カートリッジおよびその製造方法 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5631791A (ja) |
| JP (1) | JP2614590B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0969468A3 (en) * | 1994-09-20 | 2000-12-27 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Disk cartridge and tray for loading the same |
| US7103898B2 (en) * | 2001-06-29 | 2006-09-05 | Sony Corporation | Method for producing inner shell for a disc cartridge |
| US7284254B2 (en) * | 2001-09-21 | 2007-10-16 | Sony Corporation | Disk cartridge and disk recording medium device having shutter members |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5901134A (en) * | 1996-02-20 | 1999-05-04 | Sony Corporation | Disk cartridge |
| US5748420A (en) * | 1996-11-19 | 1998-05-05 | Swan Instruments, Inc. | Ultra-high capacity removable media cartridge configured to prevent insertion in a conventional floppy disk drive |
| JPH10162468A (ja) * | 1996-12-03 | 1998-06-19 | Sony Corp | ディスクカートリッジ |
| JPH10320955A (ja) * | 1997-05-20 | 1998-12-04 | Sony Corp | ディスクカートリッジ |
| JP4124384B2 (ja) * | 1998-05-15 | 2008-07-23 | 富士フイルム株式会社 | 磁気テープカートリッジ |
| JP2001297555A (ja) * | 2000-04-14 | 2001-10-26 | Sony Corp | ディスクカートリッジとシャッターおよびその製造方法と製造装置。 |
| DE602004022341D1 (de) * | 2003-06-23 | 2009-09-10 | Sony Corp | Aufzeichnungsmediumgehäuse |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2659385B2 (ja) * | 1988-02-25 | 1997-09-30 | 日立マクセル株式会社 | デイスクカートリツジ |
| US5161081A (en) * | 1988-08-13 | 1992-11-03 | Sony Corporation | Disk cartridge made by injecting molten synthetic resin into a mold so that flash lines, weld lines and burn marks do not occur |
| JPH0283876A (ja) * | 1988-09-20 | 1990-03-23 | Hitachi Maxell Ltd | デイスクカートリツジ |
| JP3279595B2 (ja) * | 1991-08-30 | 2002-04-30 | ソニー株式会社 | ディスクカートリッジのリフター及びディスクカートリッジ |
| EP0568061A3 (en) * | 1992-05-01 | 1994-08-17 | Minnesota Mining & Mfg | Cassette base with triangular strengthening braces |
-
1994
- 1994-02-22 JP JP6046554A patent/JP2614590B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1995
- 1995-02-22 US US08/392,154 patent/US5631791A/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0969468A3 (en) * | 1994-09-20 | 2000-12-27 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Disk cartridge and tray for loading the same |
| US7103898B2 (en) * | 2001-06-29 | 2006-09-05 | Sony Corporation | Method for producing inner shell for a disc cartridge |
| US7284254B2 (en) * | 2001-09-21 | 2007-10-16 | Sony Corporation | Disk cartridge and disk recording medium device having shutter members |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2614590B2 (ja) | 1997-05-28 |
| US5631791A (en) | 1997-05-20 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5199593A (en) | Plastic case having improved ultrasonic welds between halves thereof and method for producing same | |
| EP0785554B1 (en) | Mold for manufacturing disk cartridge | |
| US4918559A (en) | Shutter assembly for a disk cartridge | |
| JP2614590B2 (ja) | ディスク・カートリッジおよびその製造方法 | |
| US5045959A (en) | Disc cartridge with opening for exposing disc extending to thin portion of peripheral wall provided with reinforcement | |
| EP0448320B1 (en) | Shutter for cartridge and apparatus for molding same | |
| JPH0782727B2 (ja) | 磁気ディスクカセット | |
| EP0772197B1 (en) | Tape cassette and metal mold device for molding tape cassette halves | |
| EP0747901B1 (en) | Disk cartridge | |
| US6266319B1 (en) | Disc cartridge integrally formed of transparent and non-transparent resin, and molding die therefor | |
| JP4093087B2 (ja) | 記録媒体カートリッジ | |
| JP3430184B2 (ja) | ディスクカートリッジならびにその製造方法 | |
| JP2709054B2 (ja) | デイスクカートリツジ | |
| JP3908254B2 (ja) | ディスクカートリッジ | |
| JP2893643B2 (ja) | ディスクカートリッジ | |
| JPH0240624Y2 (ja) | ||
| US5667616A (en) | Disc cartridge molding method and apparatus | |
| JPH03273582A (ja) | ディスク収納ケース | |
| JP2564592Y2 (ja) | 磁気テープカセット | |
| JP2754905B2 (ja) | 光磁気ディスクカセット用シャッタ | |
| JP2547727Y2 (ja) | 磁気テープカセット用収納ケース | |
| JP2005085362A (ja) | ディスクカートリッジ | |
| JPH0526275B2 (ja) | ||
| JP2002093100A (ja) | ディスクカートリッジ | |
| JPH07192427A (ja) | 面状記憶媒体収納用シェル |