JPH0723622U - 摺動案内具 - Google Patents

摺動案内具

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JPH0723622U
JPH0723622U JP5878093U JP5878093U JPH0723622U JP H0723622 U JPH0723622 U JP H0723622U JP 5878093 U JP5878093 U JP 5878093U JP 5878093 U JP5878093 U JP 5878093U JP H0723622 U JPH0723622 U JP H0723622U
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栄 藤生
優 吹野
亮 鶴尾
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OI SEISAKUSHO CO., LTD.
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 一側に案内突条に対して装着される一対の弾
性片を備え、他側を被摺動体に組み付けられる摺動案内
具において、被摺動体の移動に起因して該弾性片に加わ
る力を軽減し、弾性片の破損、変形を防止する。案内突
条に対して、一対の弾性片を装着し易くする。 【構成】 摺動案内具10には、案内突条R’の側に向
け、かつ、案内突条R’に当接する一対の弾性片11
e、11eが、延設されている。弾性片11e先端に
は、前記案内突条R’の一方の側面に接する受面11
f’が形成されている。摺動案内具10の案内突条R’
に向き合う側には、案内突条R’の他方の側面に接する
当接面12d’が形成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、取付対象物に設けられた案内突条に、適宜の被摺動体を取付ける ための摺動案内具に関し、より詳細には、例えば自動車のサンルーフを適宜遮蔽 させるために、該サンルーフを構成する窓穴縁に備えられたレール等により形成 される案内突条に、サンシェード等の被摺動体を摺動自在に取付けるための摺動 案内具に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、自動車のサンシェード等の被摺動体100を適宜開閉・移動させるた めに、該被摺動体100を収める窓穴等の該被摺動体100の開閉方向に沿った 縁に、案内突条201を備えたレール200等を設け、該被摺動体100を該レ ール200に摺動自在に支持させる技術が各種の分野で用いられている。
【0003】 そしてこの場合に、該被摺動体100を前記窓穴等の内でガタ付きなく支持さ せるために、該被摺動体100の前記レール200に向き合った側縁に組み付け られる図8に示されるような摺動案内具300が用いられている。
【0004】 すなわちこの摺動案内具300は、前記被摺動体100の側縁部を挟み込む一 対の挟持板部301a、301aを備える断面略コ字状の本体部301と、該両 挟持板部301a、301aを連結する側板301bの両側から外向き傾斜状に 延設されている一対の腕状の弾性片302、302を備えている。そしてこの弾 性片302の先端部には、前記案内突条201を受け入れる凹部303が形成さ れている。したがって、図9において二点鎖線で示されるように、前記被摺動体 100の側縁部に前記挟持板部301aの側を組み付けると共に、前記弾性片3 02を該被摺動体100との組み付け側に向けてやや撓み込ませながら、該一対 の弾性片302、302の該凹部303に前記案内突条201を受け入れさせる ことにより、前記被摺動体100を前記レール200から常時離れ出す方向に向 けて前記撓み込まされている弾性片302の反発力により押圧させながら、ガタ 付きなく支持させることができる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかるに、前記摺動案内具300を介して前記レール200に支持される前記 被摺動体100の開閉移動に伴って、該被摺動体100が該レール200側に押 し付けられた場合、前記弾性片302は前記レール200側に向けて更に撓み込 まされることになるが、該摺動案内具300ではこの押し付け力の全てが該弾性 片302に加えられることとなり、このため、該弾性片302の基部側に応力が 集中する等して、該弾性片302の破損、変形を招きやすかった。 また、前記レール200の下方に向けて、前記被摺動体100が動かされた場 合、前記弾性片302は先端側で前記案内突条201に位置決めされた状態で、 その基部側を前記レール200の下方に向けて捩られることになり、これも前記 同様該弾性片302の破損、変形を招く要因となっていた。
【0006】 また、前記摺動案内具300を介した被摺動体100の前記レール200への 装着は、図10に示されるように、被摺動体100の一方の縁を該縁に向きあっ た前記レール200等に装着した後、他方の縁に設けられた摺動案内具300の 前記弾性片302先端の凹部303に、該他方の縁に向きあったレール200に 設けられた案内突条201を収め入れて行われるが、この装着作業は、該案内突 条201が前記レール200の基部との間に一定の間隔を開けて設けられている ことも手伝って、手探りの状態で行わざるをえず、この装着作業の容易化が要請 されていた。
【0007】 そこでこの考案は、第一に、案内突条に対して装着される一対の弾性片を一側 に備えると共に、他側を被摺動体に組み付けられる摺動案内具において、該被摺 動体の移動に起因して該弾性片に加わる力を軽減し、該弾性片の破損、変形を防 止することを目的とする。 また、第二に、案内突条に対して、前記一対の弾性片を装着し易くすることを 目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この考案では、前記課題を解決すべく、案内突条R’に対して被摺動体Bを摺 動可能に支持させる摺動案内具10を、前記被摺動体Bの前記案内突条R’に向 き合う側縁に組み付けられるものとすると共に、この摺動案内具10には、案内 突条R’の側に向け、かつ、該案内突条R’に当接する一対の弾性片11e、1 1eが、この摺動案内具10の両側から外向き傾斜状に延設されているものとし 、さらに、該弾性片11e先端には、前記案内突条R’の一方の側面に接する受 面11f’が形成されていると共に、前記摺動案内具10における前記案内突条 R’の側には、該案内突条R’の他方の側面に接する当接面12d’が備えられ ている構造のものとした。
【0009】
【作用】
この考案では、案内突条R’に対して被摺動体Bを摺動可能に支持させる摺動 案内具10を、前記被摺動体Bの前記案内突条R’に向き合う側縁に組み付けら れるものとすると共に、この摺動案内具10には、案内突条R’の側に向け、か つ、該案内突条R’に当接する一対の弾性片11e、11eが、この摺動案内具 10の両側から外向き傾斜状に延設されているものとし、さらに、該弾性片11 e先端には、前記案内突条R’の一方の側面R’−2に接する受面11f’が形 成されていると共に、前記摺動案内具10における前記案内突条R’の側には、 該案内突条R’の他方の側面R’−1に接する当接面12d’が備えられている 構造のものとしたので、被摺動体Bの移動に伴って案内突条R’の側に向けて前 記摺動案内具10が押圧された場合には、該摺動案内具10の前記案内突条R’ の側が該案内突条R’の基部側の面等に接して該押圧力を受け、また、前記案内 突条R’の他方の側面R’−1側から一方の側面R’−2側に向けて押圧された 場合には、前記当接面12d’を該案内突条R’の他方の側面R’−1に接しさ せて該押圧力を受けることができ、前記一対の弾性片11e、11eに加わる押 圧力を軽減させることができる。
【0010】 また、前記一対の弾性片11e、11eを前記被摺動体Bとの組み付け側に引 っ張り撓ませた状態で、前記案内突条R’の上方より前記当接面12d’が該案 内突条B’の前記他方の側面R’−2に接する位置まで該摺動案内具10を移動 させ、この位置で前記一対の弾性片11e、11eの引っ張りを解除することに より、該弾性片11eを該案内突条R’の側に向けて弾性復帰させて、該弾性片 11e先端の前記受面11f’と、前記当接面12d’との間で前記案内突条R ’を挟み込み、該案内突条R’に装着させることができる。
【0011】
【実施例】
以下では、この考案に係る摺動案内具の典型的な実施例を、図1ないし図8に 基づいて説明する。
【0012】 ここで、図1は、この考案に係る摺動案内具10を、被摺動体すなわち本実施 例においては自動車のサンシェードBの組み付けに利用した例を、該自動車のル ーフP外側から見た平面図である。 また、図2は、前記摺動案内具10の斜視図であり、図3は、該摺動案内具1 0を分解して示した斜視図であり、図4は、摺動案内具10を図2において表さ れた側と反対の側から見た平面図であり、図5及び図6は、該摺動案内具10の 使用状態を示す平面図(上段の図)および該平面図におけるA−A線、B−B線 における断面図(下段の図)である。さらに図7は、前記摺動案内具10を利用 してのサンシェードBの取付け方法を、図1におけるC−C線相当位置で断面で 示した側面図である。
【0013】 図1に示されるように、この実施例に係る摺動案内具10は、例えば、自動車 のサンルーフ部Sを構成する窓穴Wの相対する窓穴縁W’、W’に沿って設けら れる一対のレールR、R間で、該窓穴Wを遮蔽可能に支持されるサンシェードB を、該一対のレールR、Rに対して摺動自在に組みつけるために用いられる。
【0014】 図3に示されるように、この実施例に係る前記摺動案内具10は、本体11と 、受部材12とから構成されている。
【0015】 本体11は、長手側と幅側を備えた板状の基板11aを主体に構成されている 。 この基板11aの長手側の一方の縁部のほぼ中程の位置からは、ほぼ方形の窓 穴11b’を該基板11aの縁との間に形成させる倒U字状の屈曲片11bが、 前記基板11aの面にほぼ直交する向きに前記基板11aより一体に突設されて いる。
【0016】 該基板11aの前記屈曲片11bを挟んだ略対称位置には、該基板11aの肉 厚方向に向けて、略円形状の一対の取付穴11c、11cが開設されている。な お、該取付穴11cに隣接する前記基板11aの縁は、該取付穴11cの弧に沿 ったアール状に形成されている。
【0017】 該基板11aの前記屈曲片11bが設けられていない側の長手側の縁部は、前 記屈曲片11bの突き出し方向と反対の側に向け、かつ、該基板11aの面にほ ぼ直交する向きに屈曲されて、側板部11dが形成されている。この側板部11 dのほぼ中程に位置する先端縁には、前記基板11aの側に向けられた切欠き部 11d’が形成されている。 なお、前記基板11aが前記側板部11dと接し合う箇所は、前記屈曲片11 bの突き出し側に向けられた湾曲部11a’とされている。
【0018】 そして、該側板部11dの両側からは、前記基板11aに対して外向き傾斜状 に一対の腕状の弾性片11e、11eが延設されている。 該弾性片11eは、その基部側11e’では前記基板11aの側板部11dの 面に対して比較的大きく外向き傾斜状に屈曲されているが、該基部側11e’よ り先の端部側11e”ではその傾斜が比較的小さくなるように構成されている。 また、該弾性片11eの端部側11e”は、前記側板部11dの幅方向で前記 切欠き部11d’が設けられていない側に向けて緩やかに屈曲されている。 そして、この弾性片11eの先端部下側縁には、前記基板11aに向き合わな い該弾性片11eの面に対してほぼ直交する向きに、受板部11fが形成されて いる。
【0019】 次いで、受部材12は、長手側と幅側とを備えた板状の基板12aを主体に構 成されている。 図3に示されるように、該基板12aの長手側の一方の縁側は、前記本体11 の基板11a面を前記屈曲片11bが設けられている側から覆うように、該基板 11a面に添装される添装板部12bとされている。この添装板部12bは、添 装される前記本体11の基板11aとほぼ同寸、同形状とされており、また、該 基板11aへの添装時に該基板11aに開設されている前記取付穴11cに連通 する一対の取付穴12c、12cをその肉厚方向に向けて開設している。
【0020】 一方、前記基板12aの長手側の他方の縁側は、該基板12の一方の面側にお いて、前記縁に沿った隆起部12dとされており、この隆起部12dと前記添装 板部12bとの間に該基板12aの長手方向に亙る凹部12eが形成されている 。
【0021】 前記隆起部12dの前記凹部12e側の縁には、該凹部12eの長手方向ほぼ 中程の位置より、前記添装板部12b側に向けて断面略鈎状の係止板片12fが 突設されており、この係止板片12fの先端は、前記凹部12eの底側に向けら れている。
【0022】 なお、図2に示されるように、前記基板12の前記凹部12eが形成されてい ない側の面では、該基板12の肉厚方向において前記隆起部12dに対応する箇 所が凹状部12hとされており、該凹状部12hの両端および中程の位置には、 補強用のリブ12h’・・・12h’が設けられている。
【0023】 このように構成される本体11と受部材12とを、図2および図4に示される ように、前記受部材12の添装板部12bの前記係止板片12fが突設されてい る側の面を、前記本体11の基板11aの前記屈曲片11bが設けられている側 の面に添装させるように、組み付けることにより、前記摺動案内具10は構成さ れる。
【0024】 すなわち、受部材12の前記係止板片12fを、前記本体11の側板11dに 設けられた切り欠き部11d’に係止させると共に、該受部材12の前記凹部1 2eに前記本体11の湾曲部11a’を収め、かつまた、前記添装板部12bを 前記基板11aの面に添装させることにより、前記本体11に対して、前記受部 材12は組み付けられている。 なお、該受部材12の前記凹部12eに接しない側の縁のほぼ中程の位置には 、係止突部12gが設けられており、前記本体11の屈曲片11bの前記窓穴1 1b”側の縁に、該窓穴11b’内よりこの係止突部12gを係当させることに より、前記本体11に対する該受部材12の組み付け状態の維持が図られている 。
【0025】 ここで、前記本体11の側板11dの切り欠き部11d’に係止される前記係 止板片12fは、前記隆起部12dの前記凹部12e側の縁に設けられているの で、このように前記本体11に組み付けられた前記受部材12は、該本体11の 一対の前記弾性片11e、11eの間にあって、該弾性片11eの傾斜状の延設 方向に向けて該本体11より突き出し状に位置されている。
【0026】 次いで、このように構成される摺動案内具10の使用状態について、説明する 。
【0027】 図2に示されるように、この摺動案内具10は、サンシェードBの側縁部に、 前記屈曲片11bが設けられている側を組み付けることにより、該サンシェード Bに固定される。 すなわち、該サンシェードBに開設された一対の取付穴B’、B’に対して、 前記本体11に設けられている一対の取付穴11c、11cおよび前記受部材1 2に設けられている取付穴12c、12cがそれぞれ連通されるように、該本体 11の前記屈曲片11bが設けられていない側の面を該サンシェードBの縁部面 に添装させた後、図5ないし図7に示されるように、該穴B’、11cおよび1 2c内にリベットJ等の適宜の連結部材を挿通、カシメ付け等することにより、 前記摺動案内具10は該サンシェードBに固定される。 なお、この実施例では、前記受部材12の前記係止爪片12fが設けられてい ない側の前記取付穴12cの穴周縁に、円形の凹部12c’を形成しており、リ ベットJ等の連結部材の頭部の該受部材12の面からの突き出し寸法の減少を図 っている。
【0028】 次いで、この摺動案内具10の機能について説明する。
【0029】 図5に示されるように、サンシェードBに組み付けられた摺動案内具10は、 前記レールRに設けられた案内突条R’の他方の側面R’−1に前記隆起部12 dの当接面12d’を接しさせると共に、該レールRの一方の側面R’−2に前 記一対の弾性片11e、11eの先端部に設けられている前記受板部11f、1 1fの受面11f’、11f’に接しさせることにより、該レールRの前記案内 突条R’を挟み込んで、前記サンシェードBを該レールRに摺動自在に支持させ る。
【0030】 ここで、図4に示されるように、該摺動案内具10の前記隆起部12d側の縁 は、前記一対の弾性片11e、11eの双方の先端面に対してほぼ同面(図4に おいて線分x−xで示す。)とされているので、前記のレールRの案内突条R’ の挟み込みは、該一対の弾性片11e、11eが該レールRと向き合わない側に 向けて撓み込まされるように、該摺動案内具10を前記レールRの側に向けて押 し付けることにより行われる。 したがって、前記レールRの案内突条R’を前記のように挟み込んでいる摺動 案内具10は、前記一対の弾性片11e、11eの撓み込みにより、組み付けら れるサンシェードBを常時前記レールRから離れ出す方向に向けて付勢させる。 これにより、該摺動案内具10によって支持される前記サンシェードBは前記レ ールRから離れ出す方向に向けて常時押圧された状態で支持されるので、図1に 示されるように、一対のレールR、R間で該サンシェードBをガタ付きなく支持 させることができる。
【0031】 また、図6に示されるように、サンシェードBの開閉動作に伴って、該サンシ ェードBに組み付けられている前記摺動案内具10に対して、前記レールR側に 向けられた力(図6におけるF−1で示す方向に向けられた力)が加えられた場 合には、前記一対の弾性片11e、11e間にあって該レールR側に突き出され ている前記隆起部12d側の受部材12の縁面12d”が、該レールRの前記案 内突条R’の基部側の面rに当接されると共に、前記係止板片12fの非屈曲側 の面12f’が、該案内突条R’の先端面r’に当接されるので、該摺動案内具 10に加えられる前記力を前記一対の弾性片11e、11eのみで受けさせるこ とがなく、こうした力に起因した前記弾性片11e、11eの破損、変形が防止 される。
【0032】 また、図5に示されるように、サンシェードBの開閉動作に伴って、該サンシ ェードBに組み付けられている摺動案内具10に対して、前記レールRの基部側 に向けられた力(図5におけるF−2で示す方向に向けられた力)が加えられた 場合には、前記案内突条R’の他方の側面R’−1に当接面12d’を接しさせ ている前記隆起部12dによりこの力を受けさせることができ、前記弾性片11 eに該レールRの上下方向に向けられた力が加えられることはない。
【0033】 次いで、図7に基づいて、この実施例に係る摺動案内具10を組み付けたサン シェードBの前記一対のレールR、Rに対する組み付け手順を説明する。
【0034】 この実施例では、図7に示されるように、サンシェードBの開閉方向に沿った 両側縁に前記摺動案内具10を組み付けている。 そして、先ず、該サンシェードBの一方の側に組み付けられた前記摺動案内具 10の前記一対の弾性片11e、11eが、一方のレールRの基部側に向けられ た前記案内突条R’の面R’−2に前記受板部11fの受面11f’を添装させ るように、該サンシェードBの一方の側を該摺動案内具10を介して前記レール Rに支承させる(図7における右側)。 しかる後に、該サンシェードBの他方の側に組み付けられた前記摺動案内具1 0の前記一対の弾性片11e、11eを該摺動案内具10のサンシェードBに対 する組み付け側に向けて適宜の手段により引っ張りながら、該摺動案内具10の 前記隆起部12dの当接面12d’が他方のレールRの突き出し側の前記案内突 条R’の他方の側面R’−1に当接する位置まで、該サンシェードBを倒し込み 方向に移動させる。 そしてこの当接を確認した後、前記一対の弾性片11e、11eの引っ張りを 解除することにより、該他方のレールRの案内突条R’の突き出し位置を特に確 認することなく、該案内突条R’を、前記隆起部12dの当接面12d’と、前 記弾性片11eの受板部11fの受面11f’との間に挟み込むことができ、該 レールRに対する該第一の摺動案内具10の装着作業の容易化が図られる。 なお、図中11gで示される前記弾性片11f先端の突起は、該弾性片11f の前記引っ張り操作を容易にする等の目的で設けられている。
【0035】 なお、この実施例では、前記本体11の基板11aの前記一対の弾性片11e 、11eが設けられている側の縁から、該本体11に添装、組み付けられる前記 受部材12の前記隆起部12dが突き出されている構成としているが、これに代 えて、前記本体11の幅方向両側のほぼ中程の位置より、前記一対の弾性片11 e、11eに相当する一対の弾性片を設け、この一対の弾性片間の該本体11の 部位に前記隆起部12dに相当する機能を持たせる構成としてもよい。
【0036】
【考案の効果】
この考案に係る摺動案内具10によれば、被摺動体Bの移動に伴って案内突条 R’の側に向けて前記摺動案内具10が押圧された場合には、該摺動案内具10 の前記案内突条R’の側を該案内突条R’の基部側の面等に接しさせて該押圧力 を受けさせ、また、前記案内突条R’の他方の側面R’−1側から一方の側面R ’−2側に向けて押圧された場合には、前記当接面12d’を該案内突条R’の 他方の側面R’−1に接しさせて該押圧力を受けさせることができ、弾性片11 eに加わる押圧力を軽減させることができるので、案内突条R’に対して装着さ れる一対の弾性片11e、11eを一側に備えると共に、他側を被摺動体Bに組 み付けられる摺動案内具10において、該被摺動体Bの移動に起因した前記弾性 片11eに加わる力を軽減し、該弾性片11eの破損、変形を防止することがで きる。
【0037】 また、前記一対の弾性片11e、11eを前記被摺動体Bとの組み付け側に引 っ張り撓ませた状態で、前記案内突条R’の上方より前記当接面12d’が該案 内突条R’の前記他方の側面R’−1に接する位置まで該摺動案内具10を移動 させ、この位置で前記一対の弾性片11e、11eの引っ張りを解除することに より、該弾性片11eを該案内突条R’の側に向けて弾性復帰させて、該弾性片 11e先端の前記受面11f’と、前記当接面12d’との間で前記案内突条R ’を挟み込み、該案内突条R’に装着されることができるので、前記案内突条R ’に対する装着作業を容易なものとできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】摺動案内具10を自動車のサンシェードBの組
み付けに利用した例を、該自動車のルーフP外側から見
た平面図である。
【図2】摺動案内具10の斜視図である。
【図3】摺動案内具10の分解斜視図である。
【図4】摺動案内具10の平面図である。
【図5】摺動案内具10の使用状態を示す平面図および
該平面図におけるA−A線断面図である。
【図6】摺動案内具10の使用状態を示す平面図および
該平面図におけるB−B線断面図である。
【図7】摺動案内具10を利用してのサンシェードBの
取付け方法を示した側断面図である。
【図8】従来の摺動案内具300の斜視図である。
【図9】従来の摺動案内具300の使用状態を示す平面
図および該平面図におけるC−C線断面図である。
【図10】従来の摺動案内具300を利用してのサンシ
ェード100の取付け方法を示した側断面図である。
【符号の説明】
10 摺動案内具 11 本体 12 受部材 R レール R’ 案内突条 B 被摺動体(サンシェード) S サンルーフ部 W 窓穴 W’ 窓穴縁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 吹野 優 東京都新宿区西新宿一丁目7番2号富士重 工業株式会社内 (72)考案者 鶴尾 亮 神奈川県横浜市磯子区丸山一丁目14番7号 株式会社大井製作所内 (72)考案者 四宮 健 神奈川県横浜市戸塚区舞岡町184番地1株 式会社ニフコ内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 案内突条に対して被摺動体を摺動可能に
    支持させる摺動案内具であって、 この摺動案内具は、前記被摺動体の前記案内突条に向き
    合う側縁に組み付けられると共に、この摺動案内具に
    は、案内突条の側に向け、かつ、該案内突条に当接する
    一対の弾性片が、この摺動案内具の両側から外向き傾斜
    状に延設されており、 該弾性片先端には、前記案内突条の一方の側面に接する
    受面が形成されていると共に、 前記摺動案内具における前記案内突条の側には、該案内
    突条の他方の側面に接する当接面が備えられていること
    を特徴とする摺動案内具。
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JP2002187430A (ja) * 2000-10-04 2002-07-02 Inalfa Ind Bv 乗物用オープンルーフ構造

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