JPH07237492A - 荷押え装置 - Google Patents

荷押え装置

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JPH07237492A
JPH07237492A JP3119094A JP3119094A JPH07237492A JP H07237492 A JPH07237492 A JP H07237492A JP 3119094 A JP3119094 A JP 3119094A JP 3119094 A JP3119094 A JP 3119094A JP H07237492 A JPH07237492 A JP H07237492A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 荷物に損傷をあたえることなくロープによる
荷締めをより一層確実にする。 【構成】 荷2の角部2cを構成する2面2a,2bの
一方の面に当接する一の当接部21と、他方の面に当接
する他の当接部22とで、曲り部23aを有して略L字
状に形成された押え部材23を一対備え、上記押え部材
23に、他の当接部22の端縁から一の当接部21にか
けて切り欠いて、凹部とこの凹部に隣接する凸部とを設
け、一対の押え部材23同士をその凸部を他方の凹部に
互いに遊嵌させて噛合し、かつ、上記曲り部23aで回
動自在に接続するとともに、各押え部材23の反荷側
に、ロープ4が掛けられるローラ26を備え、ロープ4
を締めたとき、押え部材23を荷2に確実に当接させ、
かつ、ロープを締めるときの摩擦抵抗をなくし、荷押え
を確実なものにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は荷押え装置に係り、特に
荷に当接するとともに、ロープが掛けられて荷を押える
荷押え装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、図8に示すように、トラック1
の荷台3に荷2を積載する時には、荷崩れを防ぐため、
ロープ4等で荷押えを行う。この際、ロープ4による荷
2の損傷を防いだり、ロープ4による荷押えを効果的に
おこなうため、ロープ4と接触する荷2の角部には、荷
押え装置をあてがい、ロープ4と荷物とが直接接触しな
いようにしている。この荷押え装置としては、従来、例
えば、ゴム板、木材、アングル状の鋼材等が適宜用いら
れている。
【0003】また、従来、荷押え装置として、次のよう
なものが提案されている。この荷押え装置10は、図9
に示すように、2枚の板材11をヒンジ13で結合して
なるものである。そして、各板材11には夫々立ち壁部
14を立設し、この立ち壁部14に円柱状のロープ掛け
部材15を設け、一方の板材11にロープ巻きかけ用の
ピン17を立設している。
【0004】この荷押え装置を使用するときは、荷2の
角部に板材11を当接させ、ロープ4をピン17に掛け
回し、ロープ掛け部材15にロープを掛けて締める。こ
れにより、荷物に損傷をあたえることなく、有効に荷締
めを行い荷崩れを防止するようにしている(例えば、特
開昭57−168451号公報掲載)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の荷押え装置にあっては、2枚の板部材がヒンジで結
合されて構成されているため、取り付けた状態において
ぐらつき易く押えが不十分で、荷締めが不確実になるお
それがある。また、ロープは単にロープ掛け部材に接触
するだけであるから、ロープのすべりが不良となること
があり、このような場合には、ロープによる押さえ付け
が不十分となり、荷締めが不確実になるおそれがある。
そこで本発明は、荷物に損傷をあたえることなくロープ
による荷締めをより一層確実にすることができる荷押え
装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るため本発明の第1の手段は、荷に当接するとともに、
ロープが掛けられて荷を押える荷押え装置において、荷
の角部を構成する2面の一方の面に当接する一の当接部
と、他方の面に当接する他の当接部とで、曲り部を有し
て略L字状に形成された押え部材を一対備え、上記押え
部材に、他の当接部の端縁から一の当接部にかけて切り
欠いて、凹部とこの凹部に隣接する凸部とを設け、一対
の押え部材同士をその凸部を他方の凹部に互いに遊嵌さ
せて噛合し、かつ、上記曲り部で回動自在に接続すると
ともに、各押え部材の反荷側に、ロープが掛けられるロ
ーラを備えたものである。
【0007】また、本発明の第2の手段は、荷に当接す
るとともに、ロープが掛けられて荷を押える荷押え装置
において、ロープによって荷に押しつけられて荷に当接
する少なくとも一対の押え部材と、上記押え部材を各々
独立して回動自在に支持する支持部材と、上記支持部材
の反荷側に設けられロープが掛けられるローラとを備え
たものである。
【0008】そして、本発明の第3の手段は、上記第1
及び第2の手段のローラの軸に沿う幅方向の中央部を小
径としていることである。
【0009】
【作用】本発明の第1の手段によれば、一対の押え部材
が凹部と凸部とを互いに遊嵌した状態で曲り部において
回動可能に接続されており、荷押え装置は全体としてL
字形となっている。そして荷が角部を形成する2面を有
するようなとき、荷押え装置を荷に、各押え部材の当接
部が荷の2面に接触するように取り付け、ロープをロー
ラに掛けて締めつける。これにより、各押え部材におい
て、一の当接部及び他の当接部がL字形に接続されてい
るので、各当接部は回動部分を中心にして荷の2面を押
え付けるように確実に接触し、荷を確実に保持する。そ
して、このときロープはローラの回動により、摩擦抵抗
を受けること無く締めつけることができるから、より荷
を確実に保持することができる。
【0010】また、本発明の第2の手段によれば、特に
円柱状等の荷をその曲面において荷押えをする際に、荷
押え装置の支持部材に回動自在に支持された一対の押え
部材が、荷の面の傾きに追従しつつ2か所で接触するか
ら、荷押え装置を荷に対してぐらつき無く、確実に当接
させることができる。そして、ロープをローラに掛けて
締めつけることにより、各押え部材を荷に押え付けるよ
うに確実に接触させて、荷を確実に保持する。このと
き、ロープはローラの回動により、摩擦抵抗を受けるこ
と無く締めつけることができるから、より荷を確実に保
持することができる。
【0011】さらに、本発明の第3の手段によれば、荷
押え装置に掛けられるロープは、ローラに掛けられ締め
つけられるに従って、小径としているローラ中央部に向
けて寄せられ、そのため、ロープがローラから外れるお
それがない。
【0012】
【実施例】以下本発明の実施例に係る荷押え装置を説明
する。図1乃至図5は本発明の第1の実施例に係る荷押
え装置を示すものである。本実施例において、荷押え装
置20は、上記第1及び第3の手段に対応し、図1及び
図2に示すように、略直交する2面2a,2bを有し角
部2cを形成する荷2を押えるのに好適なものである。
【0013】本実施例において荷押え装置20は荷2の
角部2cを構成する2面2a,2bにそれぞれ当接する
一の当接部21と、他の当接部22とで、曲り部23a
を有して略L字状に形成された押え部材23を一対備え
ている。これらの押え部材23の一の当接部21は他の
当接部22より長い寸法とし、互いに略直角に曲り部2
3aにおいて接続されている。また、上記押え部材23
は、他の当接部22の端縁から一の当接部21にかけて
切り欠いた凹部24と、この凹部24に隣接する凸部2
5とを、凹部24に他方の押え部材の凸部25を遊嵌可
能に形成して櫛歯状としている。
【0014】そして、2つの押え部材23をそれぞれの
凸部25を他方の凹部24に互いに遊嵌した状態で、全
体がL字状となるよう、上記曲り部23aで回動自在に
接続するとともに、それぞれの押え部材23の反荷側に
は、ロープ4が掛けられるローラ26を備えている。
【0015】本実施例では、上記各押え部材23は、両
曲り部23aに開設した軸孔23bに軸棒27を連通
し、軸棒27の両端をナット28で固定することにより
回動自在に支持されている。そしてローラ26は押え部
材23の一の当接部21の両端に立設したステー29に
回動自在に取り付けられている。そして、ステー29の
上部には、軸孔29aが開設され、ローラ26の軸30
がこの軸孔29aに挿入され、ナット31が螺入され、
ローラ26がステー29に回動自在に取り付けられてい
る。更に、ステー29は、その下端部に取り付けフラン
ジ29bを有し、上記一の当接部21に開設した螺子孔
(図示していない)にボルト32で固定される。更に、
本実施例ではローラ26は、その軸に沿う幅方向の中央
部26aを小径とするものとし、中央部26aから両端
部26bにかけて拡径する鼓型としている。
【0016】従って本実施例に係る荷押え装置にあって
は、一対の押え部材23が凹部24と凸部25とを互い
に遊嵌した状態で曲り部23aにおいて回動可能に接続
されており、荷押え装置20は全体としてL字形となっ
ている。
【0017】そして荷2が角部2aを形成する2面2
a,2bを有するようなとき、図1及び図3に示すよう
に、荷押え装置20を荷2に、各押え部材23の当接部
21,22が荷2の2面2a,2bに接触するように取
り付け、ロープ4をローラ26に掛けて締めつけると、
各押え部材23において、一の当接部21及び他の当接
部22がL字形に接続されているので、各当接部21,
22は回動部分を中心にして荷2の2面を押え付けるよ
うに確実に接触し、荷を確実に保持する。
【0018】即ち、一の当接部21がそれぞれ荷の面2
a,2bに押しつけられる方向(図1、図2中矢印Cで
示した)に力が加えられて、一の当接面21は回動部分
を中心にして荷2の2面2a,2bを押え付けるように
確実に接触し、荷2を確実に保持する。しかも、他の当
接部22によっても荷2が押えられ、そのため、押えが
確実になるのである。更に、各押え部材23は、くし歯
状に噛合しているので、それだけ、力が均等に作用し、
そのため、安定が図られ、この点でも荷を確実に保持す
ることができる。
【0019】このとき、ロープ4はローラ26の回動に
より、摩擦抵抗を受けること無く締めつけることができ
るから、より荷2を確実に保持することができる。さら
に、この際、荷押え装置20に掛けられるロープ4は、
ローラ26に掛けられ締めつけられるに従って、小径と
しているローラ中央部26aに良好に案内され、ロープ
4がローラ26から外れるおそれがなく確実に荷押えを
おこなうことができる。
【0020】図6、図7は本発明に係る荷押え装置の第
2の実施例を示すものである。本実施例は、上記第2及
び第3の手段に対応し、例えば円柱形状の荷、即ち曲面
状の表面を有する荷2を押えるのに好適なものである。
本実施例において、荷押え装置40はロープ4によって
荷に押しつけられて、荷2に当接する一対の押え部材4
1、41を2組、即ち4枚を支持部材42に回動自在に
支持している。
【0021】この押え部材41は、基板部41aと、ゴ
ム、合成樹脂等で形成され、弾性を有し滑り抵抗が大き
い部材で形成された荷2への当接部41bとから構成さ
れる。支持部材42は2枚の側部材42aを連結部材4
5で接続して構成され、それぞれの側部材42aは略3
角形状で、それぞれの側部材42は上記押え部材41を
基板部41aの両側から回動自在に支持する腕部42b
を2対ずつ形成している。
【0022】また、本実施例では上記支持部材42の反
荷側であって、上記側部材42aの間にはロープ4が掛
けられるローラ43が回動自在に設けられている。この
ローラ43は、両側部材42a間にナット44で固定さ
れた軸(図示していない)に回動自在に設けられ、上記
第1の実施例と同様に、その軸に沿う幅方向の中央部4
3aを小径とするものとし、中央部43aから両端部4
3bにかけて拡径する鼓型としている。
【0023】従って本実施例に係る荷押え装置40によ
れば、荷押え装置40の支持部材42に回動自在に支持
された二対の押え部材41が、荷2の面の傾きに追従し
つつ2か所で接触するから、荷押え装置40を荷2にぐ
らつき無く、確実に当接させることができる。
【0024】そして、ロープ4をローラ43に掛けて締
めつけることにより、荷押え装置40は荷2に押さえつ
けられ、各押え部材41が荷2に押え付けられて確実に
接触させられ、荷2を確実に保持する。そして、このと
きロープ4はローラ43の回動により、摩擦抵抗を受け
ること無く締めつけることができるから、荷2に対して
偏りの無い方向(図6中矢印Dで示した)に押しつけを
行うことができ、さらに荷2を確実に保持することがで
きる。この際、荷押え装置40に掛けられるロープ4
は、ローラ43に掛けられ締めつけられるに従って、小
径としているローラ中央部43aに良好に案内され、ロ
ープ4がローラ43から外れるおそれがなく確実に荷押
えをおこなうことができる。
【0025】尚、上記実施例においては、一対の押え部
材41を2組設けたが、必ずしもこれに限定されるもの
ではなく、適宜の組数設けて良い。また、押え部材41
の形状や材質は、適宜変更して良い。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の第1の手
段によれば、一対の押え部材が曲り部において回動可能
に接続され、各押え部材が夫々L字形となっているの
で、各押え部材の当接部が荷の2面に接触するように取
り付け、ロープをローラに掛けて締めつけると、各当接
部は回動部分を中心にして荷の2面に力を作用させて押
え付けることになり、従来に比較して、荷を確実に保持
することができる。しかも、ロープはローラの回動によ
り、摩擦抵抗を受けること無く締めつけることができる
から、より一層荷を確実に保持することができるという
効果を奏する。
【0027】また、本発明の第2の手段によれば、支持
部材に少なくとも一対の押え部材を各々独立して回動自
在に支持したので、荷押えをする際に、押え部材を荷に
追従させることができ、荷押え装置を荷にぐらつき無
く、確実に当接させることができ、ロープをローラに掛
けて締めつけることにより、各押え部材を荷に確実に接
触させて、荷を確実に保持できる。また、このときロー
プはローラの回動により、摩擦抵抗を受けること無く締
めつけることができるから、荷をより確実に保持するこ
とができるという効果を奏する。
【0028】さらに、本発明の第3の手段によれば、ロ
ーラの中央部を小径としたから、荷押え装置に掛けられ
るロープは、ローラに掛けられ締めつけられるに従っ
て、ローラ中央部に良好に案内され、ロープがローラか
ら外れるおそれがなく確実に荷押えを行うことができる
という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る荷押え装置を示す
正面図である。
【図2】図1に示した荷押え装置を示す分解斜視図であ
る。
【図3】図1に示した荷押え装置の取り付け状態を示す
斜視図である。
【図4】図1に示した荷押え装置の図1中の矢線Aから
の平面図である。
【図5】図1に示した荷押え装置の図1中の矢線Bから
の側面図である。
【図6】本発明の第2の実施例に係る荷押え装置を示す
正面図である。
【図7】図6に示した荷押え装置を示す斜視図である。
【図8】本発明に係る荷押え装置が適用されるトラック
の荷積みの状態を示す斜視図である。
【図9】従来の荷押え装置を示す断面図である。
【符号の説明】
2 荷 4 ロープ 2a,2b 2面 2c 角部 20 荷押え装置 21 一の当接部 22 他の当接部 23 押え部材 23a 曲り部 24 凹部 25 凸部 26 ローラ 26a 中央部 40 荷押え装置 41 押え部材 42 支持部材 43 ローラ 43a 中央部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 荷に当接するとともに、ロープが掛けら
    れて荷を押える荷押え装置において、荷の角部を構成す
    る2面の一方の面に当接する一の当接部と、他方の面に
    当接する他の当接部とで、曲り部を有して略L字状に形
    成された押え部材を一対備え、上記押え部材に、他の当
    接部の端縁から一の当接部にかけて切り欠いて、凹部と
    この凹部に隣接する凸部とを設け、一対の押え部材同士
    をその凸部を他方の凹部に互いに遊嵌させて噛合し、か
    つ、上記曲り部で回動自在に接続するとともに、各押え
    部材の反荷側に、ロープが掛けられるローラを備えたこ
    と特徴とする荷押え装置。
  2. 【請求項2】 荷に当接するとともに、ロープが掛けら
    れて荷を押える荷押え装置において、ロープによって荷
    に押しつけられて荷に当接する少なくとも一対の押え部
    材と、上記押え部材を各々独立して回動自在に支持する
    支持部材と、上記支持部材の反荷側に設けられロープが
    掛けられるローラとを備えたことを特徴とする荷押え装
    置。
  3. 【請求項3】上記ローラは、その軸に沿う幅方向の中央
    部を小径としていることを特徴とする請求項1または2
    記載の荷押え装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998017497A1 (fr) * 1995-07-21 1998-04-30 Mitsunari Ohno Dispositif de fixation de corde
JP2006347564A (ja) * 2005-06-14 2006-12-28 Sumitomo Light Metal Ind Ltd 金属製パレット、上枠部材、コーナーアングル及び梱包構造

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998017497A1 (fr) * 1995-07-21 1998-04-30 Mitsunari Ohno Dispositif de fixation de corde
JP2006347564A (ja) * 2005-06-14 2006-12-28 Sumitomo Light Metal Ind Ltd 金属製パレット、上枠部材、コーナーアングル及び梱包構造

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