JPH07237574A - 自動二輪車の操向装置 - Google Patents
自動二輪車の操向装置Info
- Publication number
- JPH07237574A JPH07237574A JP3148094A JP3148094A JPH07237574A JP H07237574 A JPH07237574 A JP H07237574A JP 3148094 A JP3148094 A JP 3148094A JP 3148094 A JP3148094 A JP 3148094A JP H07237574 A JPH07237574 A JP H07237574A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wheel
- wheel hub
- motorcycle
- axle shaft
- rear axle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Steering Devices For Bicycles And Motorcycles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 バンク時に後輪をリヤアクスル上で強制的に
スライドさせることで路面接地点を車体中心線に近づけ
て向心力を高めて旋回性能をよくしである。これによっ
て従来のようにバンクの度合いを高めずとも、タイヤ幅
の狭い自動二輪車と同じ旋回速度で自動二輪車を走行せ
しめることができる自動二輪車の後輪操向装置を提供す
ること。 【構成】 自動二輪車の操向装置1は、左右の支持腕1
6l、16rに固定された車軸18に対して回転自在に
外嵌されたホイールハブ19と、ホイールハブ19に車
軸18の軸心方向に摺動自在になるように外嵌されかつ
ホイールハブ19と共に回転するホイール22と、ホイ
ール22の前記摺動を制御する摺動制御部24とからな
る。
スライドさせることで路面接地点を車体中心線に近づけ
て向心力を高めて旋回性能をよくしである。これによっ
て従来のようにバンクの度合いを高めずとも、タイヤ幅
の狭い自動二輪車と同じ旋回速度で自動二輪車を走行せ
しめることができる自動二輪車の後輪操向装置を提供す
ること。 【構成】 自動二輪車の操向装置1は、左右の支持腕1
6l、16rに固定された車軸18に対して回転自在に
外嵌されたホイールハブ19と、ホイールハブ19に車
軸18の軸心方向に摺動自在になるように外嵌されかつ
ホイールハブ19と共に回転するホイール22と、ホイ
ール22の前記摺動を制御する摺動制御部24とからな
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動二輪車の操向装置
に関する。
に関する。
【0002】
【従来の技術】自動二輪車を傾けることをバンクとい
う。タイヤ幅が広い自動二輪車の場合には、バンクさせ
てもタイヤと路面との接地点(以下「路面接地点」とい
う。)がバンクした側に移動するため車体重心と路面接
地点とを結ぶ線と、路面とのはさみ角(以下「実バン
ク」という。)が、車体中心線と、路面とのはさみ角
(以下「バンク角」という。)よりも大きくなる。この
ためコーナリング時に必要な向心力が十分に得られな
い。したがって、コーナリングするときにタイヤ幅の狭
い自動二輪車と同じ旋回速度で走行するには、さらにバ
ンクしなければならず、この場合には転倒の虞れがあ
る。
う。タイヤ幅が広い自動二輪車の場合には、バンクさせ
てもタイヤと路面との接地点(以下「路面接地点」とい
う。)がバンクした側に移動するため車体重心と路面接
地点とを結ぶ線と、路面とのはさみ角(以下「実バン
ク」という。)が、車体中心線と、路面とのはさみ角
(以下「バンク角」という。)よりも大きくなる。この
ためコーナリング時に必要な向心力が十分に得られな
い。したがって、コーナリングするときにタイヤ幅の狭
い自動二輪車と同じ旋回速度で走行するには、さらにバ
ンクしなければならず、この場合には転倒の虞れがあ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明自動二輪車の操
向装置は、上記問題を解決しようとするものであってそ
の課題は、車輪をコーナリング時に車軸上で強制的にス
ライドさせて路面接地点を車体中心線に近づくように
し、これによって向心力を高めバンクの度合いを高めず
とも自動二輪車の旋回性能をよくすることにある。
向装置は、上記問題を解決しようとするものであってそ
の課題は、車輪をコーナリング時に車軸上で強制的にス
ライドさせて路面接地点を車体中心線に近づくように
し、これによって向心力を高めバンクの度合いを高めず
とも自動二輪車の旋回性能をよくすることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明自動二輪車の操向
装置は、以上の課題を解決するものであって、次のよう
なものである。すなわち、本発明自動二輪車の操向装置
は、左右の支持腕に固定された車軸に対して回転自在に
外嵌されたホイールハブと、このホイールハブに前記車
軸の軸心方向に摺動自在になるように外嵌されかつ当該
ホイールハブと共に回転するホイールと、このホイール
の前記摺動を制御する摺動制御部とからなる。
装置は、以上の課題を解決するものであって、次のよう
なものである。すなわち、本発明自動二輪車の操向装置
は、左右の支持腕に固定された車軸に対して回転自在に
外嵌されたホイールハブと、このホイールハブに前記車
軸の軸心方向に摺動自在になるように外嵌されかつ当該
ホイールハブと共に回転するホイールと、このホイール
の前記摺動を制御する摺動制御部とからなる。
【0005】
【作用】したがって、本発明自動二輪車の操向装置によ
れば、ホイールハブと共に回転するホイールは、摺動制
御部によってホイールハブに対して車軸の軸心方向に摺
動可能であるので、コーナリング時に摺動制御部を自動
的に作動せしめるようにして、バンクした側と反対側の
軸心方向に向けてホイールを移動するようにしておけ
ば、路面接地点を車体中心線に近づけられるようにな
る。
れば、ホイールハブと共に回転するホイールは、摺動制
御部によってホイールハブに対して車軸の軸心方向に摺
動可能であるので、コーナリング時に摺動制御部を自動
的に作動せしめるようにして、バンクした側と反対側の
軸心方向に向けてホイールを移動するようにしておけ
ば、路面接地点を車体中心線に近づけられるようにな
る。
【0006】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明に係る自動二
輪車の操向装置1を図示した実施例に従って詳細に説明
する。図1は本発明に係る自動二輪車の操向装置を採用
した自動二輪車の全体側面図、図2は図1のII−II線断
面図、図3は図2の矢印III方向から見た一部省略拡大
図、図4はリヤホイールハブの右側面図、図5および図
6は本装置を作動させた場合と作動させなかった場合と
の比較図であって、図5はオートバイがコーナリングに
入ったときになすバンク角を示す図、図6は向心力の大
きさを示す図である。
輪車の操向装置1を図示した実施例に従って詳細に説明
する。図1は本発明に係る自動二輪車の操向装置を採用
した自動二輪車の全体側面図、図2は図1のII−II線断
面図、図3は図2の矢印III方向から見た一部省略拡大
図、図4はリヤホイールハブの右側面図、図5および図
6は本装置を作動させた場合と作動させなかった場合と
の比較図であって、図5はオートバイがコーナリングに
入ったときになすバンク角を示す図、図6は向心力の大
きさを示す図である。
【0007】自動二輪車2は、図1からわかるように、
前後に延びる車体フレーム4を骨格とする。そして、車
体フレーム4の前部には、ハンドル6およびハンドル操
作によって左右に回動するフロントフォーク8が取り付
けられ、フロントフォーク8には、前輪9が、クッショ
ンユニット10を介して回転自在に取り付けられてい
る。
前後に延びる車体フレーム4を骨格とする。そして、車
体フレーム4の前部には、ハンドル6およびハンドル操
作によって左右に回動するフロントフォーク8が取り付
けられ、フロントフォーク8には、前輪9が、クッショ
ンユニット10を介して回転自在に取り付けられてい
る。
【0008】車体フレーム4の中央部には、主としてエ
ンジン11を車体に取り付けるための主フレーム4aが
形成されている。また、自動二輪車2の後部には、後輪
12がクッションユニット14を介して左右の支持腕と
しての左リアスイングアーム16lと右リアスイングア
ーム16rとに回転自在に取り付けられている。
ンジン11を車体に取り付けるための主フレーム4aが
形成されている。また、自動二輪車2の後部には、後輪
12がクッションユニット14を介して左右の支持腕と
しての左リアスイングアーム16lと右リアスイングア
ーム16rとに回転自在に取り付けられている。
【0009】左右のリアスイングアーム16l・16r
の後端部には、図2からわかるように後輪用車軸として
のリヤアクスルシャフト18が橋渡し状に配置されてい
る。リヤアクスルシャフト18は、これをリアスイング
アーム16l・16rの取付け孔16l1および16r1
に挿入してからリヤアクスルシャフト18の端部に切っ
た雄ネジ部181にリヤアクスルナット19を螺合する
ことで、リアスイングアーム16l・16rから外れな
いようになっている。
の後端部には、図2からわかるように後輪用車軸として
のリヤアクスルシャフト18が橋渡し状に配置されてい
る。リヤアクスルシャフト18は、これをリアスイング
アーム16l・16rの取付け孔16l1および16r1
に挿入してからリヤアクスルシャフト18の端部に切っ
た雄ネジ部181にリヤアクスルナット19を螺合する
ことで、リアスイングアーム16l・16rから外れな
いようになっている。
【0010】リヤアクスルシャフト18は、そのほぼ中
央部に外嵌されリヤアクスルシャフト18と軸心を同一
にするホイールハブ19と、このホイールハブ19にリ
ヤアクスルシャフト18の軸心方向に摺動自在になるよ
うに外嵌されかつホイールハブ19と共に回転する、外
周縁にタイヤ12aが嵌められたホイール22とが備え
られている。
央部に外嵌されリヤアクスルシャフト18と軸心を同一
にするホイールハブ19と、このホイールハブ19にリ
ヤアクスルシャフト18の軸心方向に摺動自在になるよ
うに外嵌されかつホイールハブ19と共に回転する、外
周縁にタイヤ12aが嵌められたホイール22とが備え
られている。
【0011】また、リヤアクスルシャフト18の車両左
端部には、ホイール22の前記摺動を制御する摺動制御
部24が備えられている。これらホイールハブ19と、
ホイール22と、摺動制御部24とから自動二輪車の操
向装置1が基本構成される。
端部には、ホイール22の前記摺動を制御する摺動制御
部24が備えられている。これらホイールハブ19と、
ホイール22と、摺動制御部24とから自動二輪車の操
向装置1が基本構成される。
【0012】ホイールハブ19は、リヤアクスルシャフ
ト18が貫通する中空でリヤアクスルシャフト18と軸
心を同じくする円筒コア26(以下、単に「コア26」
という。)と、コア26周りに配置されたガイド28・
28・28・28と、エンジン11からの動力をチェー
ン30を介してホイールハブ19に伝達するためにコア
26の左端に複数のスプロケットボルト31を介して固
着されたドリブンスプロケット32とからなる。
ト18が貫通する中空でリヤアクスルシャフト18と軸
心を同じくする円筒コア26(以下、単に「コア26」
という。)と、コア26周りに配置されたガイド28・
28・28・28と、エンジン11からの動力をチェー
ン30を介してホイールハブ19に伝達するためにコア
26の左端に複数のスプロケットボルト31を介して固
着されたドリブンスプロケット32とからなる。
【0013】そして、コア26の中空部26aの両端部
には、それぞれベアリング33・33を配置するための
段部34・34が形成されており、これら段部34・3
4にベアリング33・33の外輪が固く嵌め込まれてい
る。また、ベアリング33・33の内輪には、リヤアク
スルシャフト18が固く挿通されている。このようにホ
イールハブ19は、ベアリング33・33によってリヤ
アクスルシャフト18の所定箇所において軸心方向には
固定状態で、かつリヤアクスルシャフト18に対して回
転自在の状態におかれる。
には、それぞれベアリング33・33を配置するための
段部34・34が形成されており、これら段部34・3
4にベアリング33・33の外輪が固く嵌め込まれてい
る。また、ベアリング33・33の内輪には、リヤアク
スルシャフト18が固く挿通されている。このようにホ
イールハブ19は、ベアリング33・33によってリヤ
アクスルシャフト18の所定箇所において軸心方向には
固定状態で、かつリヤアクスルシャフト18に対して回
転自在の状態におかれる。
【0014】なお、ベアリング33・33の間でかつリ
ヤアクスルシャフト18に外嵌されているものは、リヤ
ホイールハブスペーサ35である。このリヤホイールハ
ブスペーサ35以外にも、リヤアクスルシャフト18に
は、ベアリング33・33とリアスイングアーム16l
・16rとの間に、それぞれリヤホイールハブスペーサ
36および38が外嵌されており、これらリヤホイール
ハブスペーサ35、36および38によって、リヤアク
スルシャフト18上における各構成部品の配置間隔が確
保される。
ヤアクスルシャフト18に外嵌されているものは、リヤ
ホイールハブスペーサ35である。このリヤホイールハ
ブスペーサ35以外にも、リヤアクスルシャフト18に
は、ベアリング33・33とリアスイングアーム16l
・16rとの間に、それぞれリヤホイールハブスペーサ
36および38が外嵌されており、これらリヤホイール
ハブスペーサ35、36および38によって、リヤアク
スルシャフト18上における各構成部品の配置間隔が確
保される。
【0015】ガイド28は、図2において車両左側から
車両右側に向けてリヤアクスルシャフト18と平行にな
るように延ばされた一端固定他端自由の棒状体である。
また、ガイド28は、コア26の左端側周面部から放射
状に出た円盤状のフランジ39の外周縁と図4で示すよ
うに平面で見て内接するように、かつフランジ39の周
方向において等間隔に4本配置されている。ガイド28
・28・28・28とコア26とをホイール22に設け
た後述の各嵌合孔に嵌入することで、ホイール22とホ
イールハブ19とが連結される。
車両右側に向けてリヤアクスルシャフト18と平行にな
るように延ばされた一端固定他端自由の棒状体である。
また、ガイド28は、コア26の左端側周面部から放射
状に出た円盤状のフランジ39の外周縁と図4で示すよ
うに平面で見て内接するように、かつフランジ39の周
方向において等間隔に4本配置されている。ガイド28
・28・28・28とコア26とをホイール22に設け
た後述の各嵌合孔に嵌入することで、ホイール22とホ
イールハブ19とが連結される。
【0016】ホイール22には、ホイールハブ19のガ
イド28・28・28・28およびコア26に対応する
箇所に、それぞれ直動式ベアリング40が内嵌されたガ
イド用孔41・41・41・41および、右端部に摺動
制御部24の一構成部材であるベアリング42の外輪を
取り付けるための取付段部42aが形成されたコア用孔
43が形成されている。そして、取付段部42aの外周
には、摺動制御部24の一構成部材である後述するホイ
ールベアリング締付けナット64が螺合する雄ネジ42
a1が切ってある。
イド28・28・28・28およびコア26に対応する
箇所に、それぞれ直動式ベアリング40が内嵌されたガ
イド用孔41・41・41・41および、右端部に摺動
制御部24の一構成部材であるベアリング42の外輪を
取り付けるための取付段部42aが形成されたコア用孔
43が形成されている。そして、取付段部42aの外周
には、摺動制御部24の一構成部材である後述するホイ
ールベアリング締付けナット64が螺合する雄ネジ42
a1が切ってある。
【0017】ガイド用孔41とコア用孔43はともに両
端が開口されており、それら開口のうちの各左側開口か
らは、それぞれガイド28およびコア26が挿入されて
いる。また、ホイール22のコア用孔43の右側開口か
らは、摺動制御部24がコア用孔43の内部に臨まされ
ている。
端が開口されており、それら開口のうちの各左側開口か
らは、それぞれガイド28およびコア26が挿入されて
いる。また、ホイール22のコア用孔43の右側開口か
らは、摺動制御部24がコア用孔43の内部に臨まされ
ている。
【0018】そして、ガイド28がガイド用孔41に挿
入されると、ガイド用孔41内に設けた直動式ベアリン
グ40にガイド28がスライド可能に嵌められる。これ
に対しコア26は、コア用孔43に遊嵌されている。
入されると、ガイド用孔41内に設けた直動式ベアリン
グ40にガイド28がスライド可能に嵌められる。これ
に対しコア26は、コア用孔43に遊嵌されている。
【0019】ホイール22の右端面には、リヤディスク
ブレーキ43のリヤディスク44が複数のリヤディスク
ボルト46・46…によって螺着されている。なお、符
号48が示すものは、リヤディスク44の回転を制動す
るリヤキャリパーである。リヤキャリパー48は、後述
するキャリパーブラケット53によって所定箇所に取り
付けられている。
ブレーキ43のリヤディスク44が複数のリヤディスク
ボルト46・46…によって螺着されている。なお、符
号48が示すものは、リヤディスク44の回転を制動す
るリヤキャリパーである。リヤキャリパー48は、後述
するキャリパーブラケット53によって所定箇所に取り
付けられている。
【0020】摺動制御部24は、リヤアクスルシャフト
18の左端部に設けられており、アクチュエータ50
と、このアクチュエータ50の作動によってリヤアクス
ルシャフト18の軸心方向に沿って移動し、この移動に
よってホイール22をリヤアクスルシャフト18の軸心
方向にスライド移動する移動部52とからなる。
18の左端部に設けられており、アクチュエータ50
と、このアクチュエータ50の作動によってリヤアクス
ルシャフト18の軸心方向に沿って移動し、この移動に
よってホイール22をリヤアクスルシャフト18の軸心
方向にスライド移動する移動部52とからなる。
【0021】アクチュエータ50は、その回転軸50a
がホイール22側を向くようにリアスイングアーム16
rの後端部に設けたチェーンアジャスタ54上に締付け
ボルト56によって載置されている。なお、回転軸50
aには雄ネジ50a1が切ってある。この雄ネジ50a1
は、リヤキャリパー48をリヤアクスルシャフト18に
支持するためのキャリパーブラケット53に設けたナッ
ト部53aと螺合されている。そして、アクチュエータ
50は、例えば、前輪9の操舵および速度に合わせて、
あるいは車体中心線が鉛直線に対して傾斜すると自動的
に時計回り方向または反時計回り方向へ回転するように
なっている。
がホイール22側を向くようにリアスイングアーム16
rの後端部に設けたチェーンアジャスタ54上に締付け
ボルト56によって載置されている。なお、回転軸50
aには雄ネジ50a1が切ってある。この雄ネジ50a1
は、リヤキャリパー48をリヤアクスルシャフト18に
支持するためのキャリパーブラケット53に設けたナッ
ト部53aと螺合されている。そして、アクチュエータ
50は、例えば、前輪9の操舵および速度に合わせて、
あるいは車体中心線が鉛直線に対して傾斜すると自動的
に時計回り方向または反時計回り方向へ回転するように
なっている。
【0022】移動部52は、リヤホイールハブスペーサ
38を介してリヤアクスルシャフト18に摺動自在に外
嵌されている。移動部52は、キャリパーブラケット5
3と、前記ベアリング42と、キャリパーブラケット5
3が複数のキャリパーブラケットボルト58・58・…
によって螺着されベアリング42の内輪がキャリパーブ
ラケットホルダーナット60によって挟着されさらには
リヤホイールハブスペーサ38が外嵌されているリヤア
クスルシャフト18が挿入されて移動部52をリヤアク
スルシャフト18に対して摺動自在にする基部62と、
基部62をホイール22の前記コア用孔43の取付段部
42aにベアリング42の外輪を介して取り付けるため
のホイールベアリング締付けナット64とからなる。
38を介してリヤアクスルシャフト18に摺動自在に外
嵌されている。移動部52は、キャリパーブラケット5
3と、前記ベアリング42と、キャリパーブラケット5
3が複数のキャリパーブラケットボルト58・58・…
によって螺着されベアリング42の内輪がキャリパーブ
ラケットホルダーナット60によって挟着されさらには
リヤホイールハブスペーサ38が外嵌されているリヤア
クスルシャフト18が挿入されて移動部52をリヤアク
スルシャフト18に対して摺動自在にする基部62と、
基部62をホイール22の前記コア用孔43の取付段部
42aにベアリング42の外輪を介して取り付けるため
のホイールベアリング締付けナット64とからなる。
【0023】したがって、ホイール22の取付段部42
aにベアリング42の外輪を嵌め込んでからホイールベ
アリング締付けナット64を雄ネジ42a1と螺合させ
移動部52をホイール22に取り付けると、ホイール2
2と移動部52の基部62とは、ベアリング42を介し
て相互に他方に対して回転自在になる。一方、移動部5
2の基部62は、リヤアクスルシャフト18に対して摺
動自在であるので、キャリパーブラケット53に設けた
ナット部53aと螺合されているアクチュエータ50の
回転軸50aが回転すると、移動部52はホイール22
が回転しても回転せすることなくかつリヤアクスルシャ
フト18に対して直進移動のみ可能となる。
aにベアリング42の外輪を嵌め込んでからホイールベ
アリング締付けナット64を雄ネジ42a1と螺合させ
移動部52をホイール22に取り付けると、ホイール2
2と移動部52の基部62とは、ベアリング42を介し
て相互に他方に対して回転自在になる。一方、移動部5
2の基部62は、リヤアクスルシャフト18に対して摺
動自在であるので、キャリパーブラケット53に設けた
ナット部53aと螺合されているアクチュエータ50の
回転軸50aが回転すると、移動部52はホイール22
が回転しても回転せすることなくかつリヤアクスルシャ
フト18に対して直進移動のみ可能となる。
【0024】したがって、移動部52が直進すると、移
動部52とホイールベアリング締付けナット64を介し
て連結されているホイール22も直進し、ホイール22
は、ガイド用孔41・41・41・41内の各直動式ベ
アリング40に嵌められた各ガイド28(リヤアクスル
シャフト18)に沿ってスライドするようになる。
動部52とホイールベアリング締付けナット64を介し
て連結されているホイール22も直進し、ホイール22
は、ガイド用孔41・41・41・41内の各直動式ベ
アリング40に嵌められた各ガイド28(リヤアクスル
シャフト18)に沿ってスライドするようになる。
【0025】しかして、このような自動二輪車の操向装
置1にあっては、次のような作用効果を奏する。自動二
輪車2がコーナに入ってバンクすると、そのバンクした
側と反対側に向けてホイールハブ19をスライド移動す
べくアクチュエータ50がそれに対応する方向に回転す
る。
置1にあっては、次のような作用効果を奏する。自動二
輪車2がコーナに入ってバンクすると、そのバンクした
側と反対側に向けてホイールハブ19をスライド移動す
べくアクチュエータ50がそれに対応する方向に回転す
る。
【0026】すなわち、左側にバンクするときは、アク
チュエータ50が時計回りに自動的に回転し、キャリパ
ーブラケット53のナット部53a−移動部52−ホイ
ールベアリング締付けナット64を介してホイール22
をリヤアクスルシャフト18に沿って車両右側にスライ
ドさせる。逆に右側にバンクするときは、アクチュエー
タ50が反時計回りに自動的に回転し、キャリパーブラ
ケット53のナット部53a−移動部52−ホイールベ
アリング締付けナット64を介してホイール22をリヤ
アクスルシャフト18に沿って車両左側にスライドさせ
る。
チュエータ50が時計回りに自動的に回転し、キャリパ
ーブラケット53のナット部53a−移動部52−ホイ
ールベアリング締付けナット64を介してホイール22
をリヤアクスルシャフト18に沿って車両右側にスライ
ドさせる。逆に右側にバンクするときは、アクチュエー
タ50が反時計回りに自動的に回転し、キャリパーブラ
ケット53のナット部53a−移動部52−ホイールベ
アリング締付けナット64を介してホイール22をリヤ
アクスルシャフト18に沿って車両左側にスライドさせ
る。
【0027】このように、ホイール22は、摺動制御部
24によってホイールハブ19に対してリヤアクスルシ
ャフト18の軸心方向に摺動するので、図5で示すよう
に、本装置を作動させなかった左側の場合における路面
接地点Aよりも路面接地点Bを車体中心線Sにかなり近
づけられるようになる。なお、点Oは車体重心を意味す
る。
24によってホイールハブ19に対してリヤアクスルシ
ャフト18の軸心方向に摺動するので、図5で示すよう
に、本装置を作動させなかった左側の場合における路面
接地点Aよりも路面接地点Bを車体中心線Sにかなり近
づけられるようになる。なお、点Oは車体重心を意味す
る。
【0028】また、図6は向心力が従来技術よりも大き
くなったことを示す図である。図6中矢印Wは車重の大
きさを意味し、線分OA、OBはそれぞれ、図5におけ
る車体重心Oと各路面接地点A、Bとを結ぶ線であり、
矢印F1およびF2はそれぞれ従来技術における場合の向
心力および後輪をスライドさせたときの向心力を示して
いる。図6より明らかなように向心力F2の方がF1より
も大きいことがわかる。したがって、自動二輪車の旋回
性能がよいことがわかる。
くなったことを示す図である。図6中矢印Wは車重の大
きさを意味し、線分OA、OBはそれぞれ、図5におけ
る車体重心Oと各路面接地点A、Bとを結ぶ線であり、
矢印F1およびF2はそれぞれ従来技術における場合の向
心力および後輪をスライドさせたときの向心力を示して
いる。図6より明らかなように向心力F2の方がF1より
も大きいことがわかる。したがって、自動二輪車の旋回
性能がよいことがわかる。
【0029】このように自動二輪車の操向装置1によれ
ば、ホイールハブ19と共に回転するホイール22は、
摺動制御部24によってホイールハブ19に対してリヤ
アクスルシャフト18の軸心方向に摺動可能であるの
で、コーナリング時に摺動制御部24を自動的に作動せ
しめて、バンクした側と反対側の軸心方向に向けてホイ
ール22を移動するようにしておけば、路面接地点を車
体中心線Sに近づけられるようになる。したがって、向
心力を高めることができバンクの度合いを高めずとも自
動二輪車の旋回性能をよくすることができる。
ば、ホイールハブ19と共に回転するホイール22は、
摺動制御部24によってホイールハブ19に対してリヤ
アクスルシャフト18の軸心方向に摺動可能であるの
で、コーナリング時に摺動制御部24を自動的に作動せ
しめて、バンクした側と反対側の軸心方向に向けてホイ
ール22を移動するようにしておけば、路面接地点を車
体中心線Sに近づけられるようになる。したがって、向
心力を高めることができバンクの度合いを高めずとも自
動二輪車の旋回性能をよくすることができる。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、向心力を高めることが
できバンクの度合いを高めずとも自動二輪車の旋回性能
をよくすることができる。
できバンクの度合いを高めずとも自動二輪車の旋回性能
をよくすることができる。
【図1】発明に係る自動二輪車の操向装置を採用した自
動二輪車の全体側面図である。
動二輪車の全体側面図である。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】図2の矢印III方向から見た一部省略拡大図で
ある。
ある。
【図4】リヤホイールハブの図2における右側面図であ
る。
る。
【図5】本装置を作動させた場合と作動させなかった場
合との比較図であってオートバイがコーナリングに入っ
たときになすバンク角を示している。
合との比較図であってオートバイがコーナリングに入っ
たときになすバンク角を示している。
【図6】本装置を作動させた場合と作動させなかった場
合との比較図であって向心力の大きさを示している。
合との比較図であって向心力の大きさを示している。
1 自動二輪車の操向装置 16l 支持腕 16r 支持腕 18 車軸 19 ホイールハブ 22 ホイール 24 摺動制御部
Claims (1)
- 【請求項1】 左右の支持腕に固定された車軸に対して
回転自在に外嵌されたホイールハブと、このホイールハ
ブに前記車軸の軸心方向に摺動自在になるように外嵌さ
れかつ当該ホイールハブと共に回転するホイールと、こ
のホイールの前記摺動を制御する摺動制御部とからなる
自動二輪車の操向装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3148094A JPH07237574A (ja) | 1994-03-01 | 1994-03-01 | 自動二輪車の操向装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3148094A JPH07237574A (ja) | 1994-03-01 | 1994-03-01 | 自動二輪車の操向装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07237574A true JPH07237574A (ja) | 1995-09-12 |
Family
ID=12332439
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3148094A Pending JPH07237574A (ja) | 1994-03-01 | 1994-03-01 | 自動二輪車の操向装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07237574A (ja) |
-
1994
- 1994-03-01 JP JP3148094A patent/JPH07237574A/ja active Pending
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