JPH0723832U - ドラムブレーキ - Google Patents
ドラムブレーキInfo
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- JPH0723832U JPH0723832U JP5373693U JP5373693U JPH0723832U JP H0723832 U JPH0723832 U JP H0723832U JP 5373693 U JP5373693 U JP 5373693U JP 5373693 U JP5373693 U JP 5373693U JP H0723832 U JPH0723832 U JP H0723832U
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- Braking Arrangements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ドラムブレーキにおいて、コストを低減しつ
つシューホールドダウン装置のシューウエブ上からの脱
落を防止するドラムブレーキを提供する。 【構成】 バッキングプレート10およびシューウエブ
12を貫通するシューホールドダウンピン54の頭部5
2とそのシューウエブ12との間に予圧状態で設けられ
るスプリング60によってブレーキシュー14,16を
互いに拡開可能な状態でバッキングプレート10へ向か
って押圧するシューホールドダウン装置18を備えた形
式のドラムブレーキにおいて、バッキングプレート10
の貫通穴62の周縁部にシューホールドダウンピン54
の所定以上の傾斜を防止する円筒状突起70をバーリン
グ加工により形成する。
つシューホールドダウン装置のシューウエブ上からの脱
落を防止するドラムブレーキを提供する。 【構成】 バッキングプレート10およびシューウエブ
12を貫通するシューホールドダウンピン54の頭部5
2とそのシューウエブ12との間に予圧状態で設けられ
るスプリング60によってブレーキシュー14,16を
互いに拡開可能な状態でバッキングプレート10へ向か
って押圧するシューホールドダウン装置18を備えた形
式のドラムブレーキにおいて、バッキングプレート10
の貫通穴62の周縁部にシューホールドダウンピン54
の所定以上の傾斜を防止する円筒状突起70をバーリン
グ加工により形成する。
Description
【0001】
本考案はドラムブレーキに用いられるシューホールドダウン装置のシューウエ ブ上からの脱落を防止する技術に関するものである。
【0002】
シューウエブの内周縁に開口する長手状切欠が形成されたブレーキシューと、 バッキングプレートおよびその長手状切欠を貫通するシューホールドダウンピン と、そのシューホールドダウンピンの頭部と前記シューウエブとの間に予圧状態 で設けられるシューホールドダウンスプリングとを有し、そのスプリングの付勢 力に従って前記ブレーキシューを前記バッキングプレートへ向かって押圧するシ ューホールドダウン装置とを備えたドラムブレーキが知られている。かかるドラ ムブレーキにおいては、シューホールドダウン装置によって拡開可能な状態で支 持されたブレーキシューの外周側に所定間隙を有して配設された回転ドラムの内 周側に両ブレーキシューが押し付けられることにより制動が行われる。
【0003】
ところで、上記のようにブレーキシューの外周側に回転ドラムが配設される前 においては、ブレーキシューの揺動は回転ドラムにより規制されておらず、ブレ ーキシューは比較的大きく揺動可能な状態となっている。そのため、たとえば、 その揺動によりシューウエブ上に設けられたシューホールドダウン装置のシュー ホールドダウンピンがブレーキシューの内周側へ一定限度以上傾くことによりシ ューホールドダウンスプリングがシューウエブから外れるおそれがあった。
【0004】 このため、たとえば、本出願人が先に出願して公開された実開昭63─745 35号公報に記載されているように、圧縮コイルスプリングから成るシューホー ルドダウンスプリングが一対のカップにより挟まれた状態でシューホールドダウ ンピンの頭部とシューウエブとの間に予圧状態で設けられている場合において、 シューウエブと当接する側のカップの外周縁から外周側へ延びた先端に係合爪を 設けるとともにシューウエブの切欠よりも外周側に位置する部分に係合穴を設け てその係合爪をシューウエブの係合穴内に挿し入れることにより、それら係合爪 と係合穴との係合に基づいてシューホールドダウン装置のシューウエブからの外 れを防止することが提案されている。
【0005】 しかしながら、この場合にはシューウエブと当接する側のカップの外周縁に係 合爪が設けられるため、一対のカップとして共通のものを使用できないとともに その係合爪を有するカップの材料歩留りを充分に得難く、また、切欠内を挿通す るシューホールドダウンピンと係合穴との距離はドラムブレーキの種類によって 異なるため、そのドラムブレーキの種類に応じてカップの外周縁から突起までの 距離が異なる複数種類のカップが必要となり、ドラムブレーキがコスト高となる という欠点があった。
【0006】
本考案は以上の事情を背景として為されたものであって、その要旨とするとこ ろは、シューウエブの内周縁に開口する長手状切欠が形成されたブレーキシュー と、バッキングプレートおよびその長手状切欠を貫通するシューホールドダウン ピンと、そのシューホールドダウンピンの頭部と前記シューウエブとの間に予圧 状態で設けられるシューホールドダウンスプリングとを有し、そのスプリングの 付勢力に従って前記ブレーキシューを前記バッキングプレートへ向かって押圧す るシューホールドダウン装置とを備えたドラムブレーキにおいて、前記バッキン グプレートの前記シューホールドダウンピンを貫通させる穴の周縁部に、そのシ ューホールドダウンピンの所定以上の傾斜を阻止する円筒状突起をバーリング加 工により形成したことにある。
【0007】
このようにすれば、たとえばブレーキシューの外周側に回転ドラムが配設され る前のようにブレーキシューが揺動により比較的大きく移動しても、バッキング プレートのシューホールドダウンピンを貫通させる穴の周縁部にバーリング加工 によって形成された円筒状突起によりシューホールドダウンピンの所定以上の傾 斜が防止されるため、シューホールドダウン装置のシューウエブ上からの脱落を 阻止することができる。
【0008】 また、シューウエブと当接する側のカップの外周側に係合爪を設けてシューホ ールドダウン装置のシューウエブからの外れを防止する従来の場合に比べて、一 対のカップとして共通のものを使用できるとともにそのカップの形状は単純とな るのでカップの材料歩留りを充分に得難いといった問題が生ずることがなくなる 。また、カップは多種類のドラムブレーキに共通したものが用いられるため、ド ラムブレーキの種類に応じてカップの外周縁から突起までの距離が異なる複数種 類のカップを必要とする従来に比較してドラムブレーキのコストを低減し得る。
【0009】
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
【0010】 図1は本考案が適用されたデュオサーボ型ドラムブレーキの一例を示す図であ って、バッキングプレート10上には、シューウエブ12をそれぞれ有して全体 として円弧状を成す一対のブレーキシュー14,16がシューホールドダウン装 置18,20により互いに拡開可能に支持されており、これらブレーキシュー1 4,16は共通のものが用いられている。ブレーキシュー14,16の相対向す る一端部は、バッキングプレート10上に固定されたアンカピン22の側面とそ れぞれ当接させられるようになっているとともに、ブレーキシュー14,16の 他端部は、シュー間隙調節用のアジャストホイール24を有する連結部材26の 両端部と図示しないスプリングの付勢力に従ってそれぞれ係合させられている。 なお、図1において、28はパーキングブレーキレバー、30はストラット、3 2はパーキングケーブル、34はケーブルガイド、36はシュー浮き上がり防止 板、38,40はブレーキシュー14,16とアンカピン22との間に張設され たシューリターンスプリングである。
【0011】 上記ブレーキシュー14,16の外周側には所定間隙を有して回転ドラム(図 示せず)が配設され、パーキングブレーキレバー28の左回りの回動によりブレ ーキシュー14,16が互いに拡開されて回転ドラムの内周面に押し付けられる ことにより制動が行われる。なお、上記連結部材26はブレーキシュー14,1 6の他端部同士を単に連結しているだけであるため、ブレーキシュー14,16 の外周側に回転ドラムが配設される前の状態においては、ブレーキシュー14, 16をアンカピン22側を支点として図1において左右方向へ比較的大きく揺動 させることが可能である。
【0012】 次にシューホールドダウン装置18について説明する。図2に示すように、シ ューホールドダウン装置18は、長手方向中間部が軸心から離隔する方向へ曲成 された軸部50とその軸部50の一端に設けられた頭部52とを有するシューホ ールドダウンピン54と、全体として円板状を成す一対のカップ56,58と、 それらカップ56,58との軸心と直角な方向の相対移動が殆ど阻止された状態 でカップ56,58間に挟まれたシューホールドダウンスプリングとしての圧縮 コイルスプリング60とから成る。シューホールドダウンピン54は、頭部52 と反対側の端部においてバッキングプレート10に形成された貫通穴62および シューウエブ12の長手方向中間部に内周縁に向かって開口する切欠64に挿通 されつつ、カップ56,58および圧縮コイルスプリング60がシューウエブ1 2と頭部52との間に介挿されることにより所定の予荷重が付与された状態で揺 動可能に取り付けられている。このようにして、シューホールドダウン装置18 は、ブレーキシュー14をバッキングプレート10の一面に押圧した状態で、且 つその一面に沿って移動可能に支持するのである。
【0013】 前記バッキングプレート10の貫通穴62にはバーリング加工によりその周縁 部に円筒状突起70が形成されており、その円筒状突起70は、図4に示すよう に、たとえばブレーキシュー14の揺動によりシューホールドダウンピン54が 右側(内周側)へ傾斜した場合において、シューホールドダウンピン54の軸部 50と円筒状突起70の先端部との当接によって、シューホールドダウン装置1 8がシューウエブ12上から外れる程度までシューホールドダウンピン54がブ レーキシュー14の内周側へ傾くのを防止し得るようにその高さおよび内径が予 め決められている。
【0014】 一方、ブレーキシュー16側に設けられたシューホールドダウン装置20は、 図3に示すようにシューホールドダウンピン66が直線状の軸部68を有して構 成されていることを除いて、シューホールドダウン装置18の場合と同様にして ブレーキシュー16のシューウエブ12上に取り付けられている。そして、貫通 穴72にも、前記貫通穴62と同様に、バーリング加工によりその周縁部に円筒 状突起74が形成されている。円筒状突起74は、たとえばブレーキシュー16 の揺動によりシューホールドダウンピン66が左側(内周側)へ移動した場合に おいて、シューホールドダウンピン66の軸部68と円筒状突起74の先端部と の当接によって、シューホールドダウン装置20がシューウエブ12上から外れ る程度までシューホールドダウンピン66がブレーキシュー16の内周側へ傾く のを防止し得るようにその高さおよび内径が予め決められている。
【0015】 上述のように、本実施例によれば、たとえばブレーキシュー14の外周側に回 転ドラムが配設される前のようにブレーキシュー14が揺動により比較的大きく 移動しても、バッキングプレート10のシューホールドダウンピン54を貫通さ せる貫通穴62の周縁部にバーリング加工によって形成された円筒状突起70に よりシューホールドダウンピン54の所定以上の傾斜が防止されるため、シュー ホールドダウン装置18のシューウエブ12上からの脱落を防止することができ る。
【0016】 また、シューウエブと当接する側のカップの外周側に係合爪を設けてシューホ ールドダウン装置のシューウエブからの外れを防止する従来の場合に比べて、一 対のカップとして共通のものを使用できるとともにそのカップの形状は単純とな るのでカップの材料歩留りを充分に得難いといった問題が生ずることがなくなる 。また、カップは多種類のドラムブレーキに共通したものが用いられるため、ド ラムブレーキの種類に応じてカップの外周縁から突起までの距離が異なる複数種 類のカップを必要とする従来に比較してドラムブレーキのコストを低減し得る。
【0017】 以上、本考案の一実施例を図面に基づいて説明したが、本考案はその他の態様 においても適用される。
【0018】 前記実施例のシューホールドダウン装置はデュオサーボ型のドラムブレーキに 用いられた場合について説明されていたが、リーディングトレーディング型のド ラムブレーキなどにも用いられることができる。
【0019】 また、前記実施例のシューホールドダウン装置18ではカップ56,58およ び圧縮コイルスプリング60が用いられていたが、それらカップ56,58およ び圧縮コイルスプリング60に替えて、シューウエブおよびシューホールドダウ ンピンの頭部と直接係合する板ばねを用いてもよい。
【0020】 その他、本考案はその趣旨を逸脱しない範囲において種々変更が加えられ得る ものである。
【図1】本考案が適用されたドラムブレーキの一例を示
す図である。
す図である。
【図2】図1におけるII−II視断面の要部拡大図で
ある。
ある。
【図3】図1におけるIII−III視断面の要部拡大
図であって、図2に対応する図である。
図であって、図2に対応する図である。
【図4】図2においてシューホールドダウンピンのブレ
ーキシュー内周側への一定限度以上の傾きが円筒状突起
により阻止されている状態を示す図である。
ーキシュー内周側への一定限度以上の傾きが円筒状突起
により阻止されている状態を示す図である。
10:バッキングプレート 12:シューウエブ 14,16:ブレーキシュー 18,20:シューホールドダウン装置 52:頭部 54,66:シューホールドダウンピン 60:スプリング 62,72:貫通穴 64:切欠 70,74:円筒状突起
Claims (1)
- 【請求項1】 シューウエブの内周縁に開口する長手状
切欠が形成されたブレーキシューと、バッキングプレー
トおよび該長手状切欠を貫通するシューホールドダウン
ピンと、該シューホールドダウンピンの頭部と前記シュ
ーウエブとの間に予圧状態で設けられるシューホールド
ダウンスプリングとを有し、該スプリングの付勢力に従
って前記ブレーキシューを前記バッキングプレートへ向
かって押圧するシューホールドダウン装置とを備えたド
ラムブレーキにおいて、 前記バッキングプレートの前記シューホールドダウンピ
ンを貫通させる穴の周縁部に、該シューホールドダウン
ピンの所定以上の傾斜を阻止する円筒状突起をバーリン
グ加工により形成したことを特徴とするドラムブレー
キ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5373693U JPH0723832U (ja) | 1993-10-04 | 1993-10-04 | ドラムブレーキ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5373693U JPH0723832U (ja) | 1993-10-04 | 1993-10-04 | ドラムブレーキ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0723832U true JPH0723832U (ja) | 1995-05-02 |
Family
ID=12951120
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5373693U Pending JPH0723832U (ja) | 1993-10-04 | 1993-10-04 | ドラムブレーキ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0723832U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018071855A (ja) * | 2016-10-27 | 2018-05-10 | 株式会社ノーリツ | 燃焼装置および温水装置 |
-
1993
- 1993-10-04 JP JP5373693U patent/JPH0723832U/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018071855A (ja) * | 2016-10-27 | 2018-05-10 | 株式会社ノーリツ | 燃焼装置および温水装置 |
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