JPH0724087B2 - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JPH0724087B2
JPH0724087B2 JP13115289A JP13115289A JPH0724087B2 JP H0724087 B2 JPH0724087 B2 JP H0724087B2 JP 13115289 A JP13115289 A JP 13115289A JP 13115289 A JP13115289 A JP 13115289A JP H0724087 B2 JPH0724087 B2 JP H0724087B2
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Inventor
秀一 小高
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赤井電機株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、磁気記録媒体への信号の記録とその記録し
た信号の再生とに同じ磁気ヘツドを兼用する磁気記録再
生装置に関する。
〔発明の概要〕
この発明は、記録・再生兼用の磁気ヘツドを備えた磁気
記録再生装置において、磁気ヘツドに直列にアナログス
イツチを接続し、装置の動作モードに応じてそのアナロ
グスイツチの制御電流を記録時には再生時より増加させ
るようにすることにより、記録時における信号の飽和と
再生時における雑音の混入を防止し、画質の劣化を防ぐ
ものである。
〔従来の技術〕
記録・再生兼用の磁気ヘツドを備えた磁気記録再生装置
として、例えば第3図に示すように、標準テープスピー
ドモード(「SPモード」という)と長時間テープスピー
ドモード(「LPモード」という)に対応させるために、
磁気ヘツドとしてトラツク幅の異なる2種類の磁気ヘツ
ド、すなわちSP用磁気ヘツド1とLP用磁気ヘツド2とを
回転シリンダ上に取り付け、その回転シリンダを回転さ
せ、磁気ヘツドと磁気記録媒体である磁気テープとを接
触させて映像信号の記録・再生を行なうビデオテープレ
コーダ(所謂VTR)がある。
このようなVTRにおいては、SPモードの時にはそれに対
応したトラツク幅の広いSP用磁気ヘツド1を用い、LPモ
ードの時にはそれに対応したトラツク幅の狭いLP用磁気
ヘツド2を用いるようにしている。
そのため、各磁気ヘツド1,2にそれぞれ直列にアナログ
スイツチとしてトランジスタ3,4を接続し、SPモードかL
Pモードかによつてそのベース電流を制御してトランジ
スタ3又は4のいずれか一方をONにし、他方をOFFにす
ることによつて、SP用磁気ヘツド1又はLP用磁気ヘツド
2を選択するようにしていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
このような従来のVTRにおいては、SPモードあるいはLP
モードに対応してトランジスタ3又は4等のアナログス
イツチがONになつた状態での導通度は、記録時でも再生
時でも同じである。
しかしながら、記録時と再生時では磁気ヘツドに流れる
電流が異なるので、このアナログスイツチの導通度が低
いと、記録時に信号電流が制限されて画質を劣化し、導
通度が高いと再生時に不必要に多量の制御電流を流すこ
とになり、雑音の発生による画質の劣化を招くという問
題があつた。
この発明は上記の点に鑑みて成されたものであり、この
ような磁気記録再生装置において、記録時及び再生時の
いずれのモードでも画質の劣化を生じないようにするこ
とを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は上記の目的を達成するため、磁気記録媒体へ
の信号の記録とその記録した信号の再生とに同じ磁気ヘ
ツドを兼用する磁気記録再生装置において、磁気ヘツド
に直接あるいはロータリトランスを介して直列にアナロ
グスイツチを接続すると共に、装置が記録時か再生時か
を示す動作モード信号を入力して、上記アナログスイツ
チの制御電流として記録時には再生時より大きな電流を
発生する電流発生手段を設けたものである。
また、そのアナログスイツチとしてトランジスタを使用
し、そのエミツタ・コレクタ間を磁気ヘツドに直接ある
いはロータリトランスを介して直列に接続すると共に、
そのトランジスタのベース電流として記録時には再生時
より大きな電流を発生する電流発生手段を設けたものも
提供する。
〔作 用〕
上記のように構成することにより、装置が記録時か再生
時かを示す動作モード信号に応じて、記録時には再生時
よりもアナログスイツチの制御電流(トランジスタのベ
ース電流)が増大するので、このアナログスイツチ(ト
ランジスタのエミツタ・コレクタ間)のON状態での導通
度が記録時には再生時より高くなる。
従つて、記録時には大きな信号電流を流すことができる
と共に、再生時には小さな制御電流によりノイズが低減
される。
〔実 施 例〕
以下、この発明の実施例を図面を参照して具体的に説明
する。
第1図はこの発明を実施した磁気記録再生装置であるVT
Rの要部を示す回路図であり、第3図と対応する部分に
は同じ符号を付してある。
1は図示しない回転シリンダに設けられた記録・再生兼
用のSP用磁気ヘツドであり、ロータリトランス5を介し
て図示しない記録回路/再生回路と記録信号又は再生信
号の授受を行う。
3はアナログスイツチとして用いられるトランジスタ
で、SP用磁気ヘツド1に直列にコレクタ・エミツタ間が
接続され、そのベースは電流発生回路7に接続されてい
る。
一方、2は記録・再生兼用のLP用磁気ヘツドであり、SP
用磁気ヘツド1と同じ回転シリンダに設けられており、
ロータリトランス6を介して前述の記録回路/再生回路
に切換接続されて、記録信号又は再生信号の授受を行
う。
4はアナログスイツチとして用いられるトラジスタで、
LP用磁気ヘツド2に直列にコレクタ・エミツタ間が接続
され、そのベースは電流発生回路8に接続されている。
電流発生回路7,8は電流発生手段であり、いずれもこのV
TRがSPモードの記録時か再生時か、あるいはLPモードの
記録時か再生時かを示す動作モード信号を入力して、ア
ナログスイツチの制御電流としてトランジスタ3又は4
のベース電流を選択的に発生する回路である。そのた
め、それぞれ電圧0Vとレベルの異なる高電圧E1,E2(E1
<E2)を選択する電圧セレクト回路7s又は8sと、その選
択した電圧を電流に変換する抵抗R1又はR2とからなる。
次に、この実施例の作用を説明する。
動作モード信号がSPモードの記録又は再生を示す場合
は、電流発生回路8は電圧セレクト回路8sが0Vを選択
し、トランジスタ4にベース電流を出力しない。したが
つて、トランジスタ4はOFF状態に保持されるので、LP
用磁気ヘツド2は動作しない。
一方、電流発生回路7は、動作モード信号がSPモードの
再生時を示すなら電圧セレクト回路7sが所定の電圧E1
選択し、それを抵抗R1によつて電流に変換してトランジ
スタ3のベース電流として流すので、トランジスタ3は
そのベース電流に応じた導通度でON状態となり、SP用磁
気ヘツドによつて図示しない磁気テープから再生される
信号電流をロータリトランス5へ流し、それを再生回路
へ送ることができる。
この時、トランジスタ5のベース電流が多過ぎて再生信
号に雑音が混入することがないように、このベース電流
を設定する電圧E1のレベルを決めておく。
また、動作モード信号がSPモードの記録時を示すなら、
その電圧セレクト回路7sが電圧E1より高い電圧E2を選択
し、それを抵抗R1によつて電流に変換してトランジスタ
3のベース電流として流すので、トランジスタ3はその
ベース電流に応じた導通度でON状態となり、記録回路か
らロータリトランス5を介して送られる記録信号を、SP
用磁気ヘツド1によつて図示しない磁気テープに記録す
ることができる。
この時、トランジスタ5の導通度が低過ぎて記録信号が
飽和してしまうことがないように、このベース電流を設
定する電圧E2のレベルを決めておく。
これに対して、動作モード信号がLPモードの記録又は再
生を示す場合は、電流発生回路7は電圧セレクト回路7s
が0Vを選択してトランジスタ3にベース電流を出力しな
い。したがって、トランジスタ3はOFF状態に保持され
るので、SP用磁気ヘツドは1動作しない。
一方、電流発生回路8は、動作モード信号がLPモードの
再生時を示すなら、電圧セレクト回路8sが所定の電圧E1
を選択し、それの抵抗R2によつて電流に変換してトラン
ジスタ4のベース電流として流すので、トランジスタ4
はそのベース電流に応じた導通度でON状態となり、LP用
磁気ヘツドによつて図示しない磁気テープから再生され
る信号電流をロータリトランス6へ流し、それを再生回
路へ送ることができる。
この時、トランジスタ5のベース電流は、再生信号に雑
音が混入することがないように制限される。
また、動作モード信号がSPモードの記録時を示すなら、
その電圧セレクト回路8sが電圧E1より高い電圧E2を選択
し、それを抵抗R2によつて電流に変換してトランジスタ
4のベース電流として流すので、トランジスタ4はその
ベース電流に応じた導通度でON状態となり、記録回路か
らロータリトランス5を介して送られる記録信号を、LP
用磁気ヘツド2によつて図示しない磁気テープに記録す
ることができる。
この時、トランジスタ5の導通度は、記録信号が飽和し
てしまうようなことがないように充分高く維持される。
ここで、トランジスタ3又は4のベース電流を小さくす
ると、ノイズが低減される理由について説明する。
トランジスタをアナログスイツチとしてコレクタ・エミ
ツタ間を導通させるためには、コレクタ電流/直流増幅
度以上のベース電流と、コレクタかエミツタの何れか低
い方の電圧以上のベース電圧とを加える必要があり、少
なくともベース電流としては、上記の条件を満足する必
要がある。
しかし、ベース電流は無制限に流すことはできない。何
故ならば、実際の回路には一定電圧や一定電流は存在せ
ず、必ずノイズ成分が含まれており、ベース電流も例外
ではない。従つて、ベース電流のノイズ成分は、浮遊抵
抗や浮遊容量を介してコレクタ,エミツタに伝達され
る。
また、トランジスタの導通状態では、コレクタ・エミツ
タ間飽和電圧というベース電流に応じた電圧が残り、こ
れもベース電流がコレクタ,エミツタに伝達される要因
となる。
従つて、ベース電流を無制限に多く流せば、それだけコ
レクタ,エミツタに現われるノイズも大きくなるので、
最適なベース電流の大きさというものが取り扱う信号電
流の大きさに応じて存在することになる。
次に、この発明の他の実施例を第2図に示す。この回路
はSP用磁気ヘッド側の回路のみ示し、LP用磁気ヘツド側
の回路は図示を省略している。
この実施例では、SP用磁気ヘツド1を回転シリンダとそ
の固定部とを電気的に接続するロータリトランス5の回
転シリンダ部側のコイルL1に並列に接続し、アナログス
イツチとしてのトランジスタ3のエミツタ・コレクタ間
を、そのロータリトランス5の固定部側のコイルL2に直
列に接続している。
このように構成しても、動作モード信号によつて電流発
生回路7によつて発生するトランジスタ3のベース電流
を制御すれば、前述の実施例と同様な作用効果を得るこ
とができる。
LP用磁気ヘツド側の制御についても全く同様であるの
で、説明を省略する。
なお、上記各実施例においては、電圧−電流変換手段と
して抵抗器を用いたが、これに代えてトランジスタによ
る定電流回路等を用いてもよい。
また、上記各実施例はこの発明をVTRに適用した場合の
例であるが、この発明は、オーデイオのテープレコーダ
やハードデイスク装置等の各種磁気記録再生装置にも同
様に適用することができる。
〔発明の効果〕
以上説明してきたように、この発明によれば、記録・再
生兼用の磁気ヘツドを備えた磁気記録再生装置におい
て、記録時にはアナログスイツチの制御電流を大きくし
て磁気ヘツドに多量の記録信号電流を流すことができる
ので、記録電流の制限による画質の劣化は防止できる。
また、再生時には、アナログスイツチの制御電流を減少
させて、小さな再生信号電流への制御電流のノイズ成分
の混入を防止して、画質の向上を図ることができると共
に、消費電力を少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例である磁気記録再生装置の
要部を示す回路図、 第2図はこの発明の他の実施例である磁気記録再生装置
の要部を示す回路図、 第3図は従来のSP用とLP用の磁気ヘツドを備えた磁気記
録再生装置のヘツド切換部を示す回路図である。 1……SP用磁気ヘツド、2……LP用磁気ヘツド 3,4……トランジスタ(アナログスイツチ) 5,6……ロータリトランス 7,8……電流発生回路 7s,8s……電圧セレクト回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気記録媒体への信号の記録とその記録し
    た信号の再生とに同じ磁気ヘツドを兼用する磁気記録再
    生装置において、 上記磁気ヘツドに直接あるいはロータリトランスを介し
    て直列にアナログスイツチを接続すると共に、装置が記
    録時か再生時かを示す動作モード信号を入力して、前記
    アナログスイツチの制御電流として記録時には再生時よ
    り大きな電流を発生する電流発生手段を設けたことを特
    徴とする磁気記録再生装置。
  2. 【請求項2】磁気記録媒体への信号の記録とその記録し
    た信号の再生とに同じ磁気ヘツドを兼用する磁気記録再
    生装置において、 上記磁気ヘツドに直接あるいはロータリトランスを介し
    て直列にアナログスイツチとしてトランジスタのエミツ
    タ・コレクタ間を接続すると共に、装置が記録時か再生
    時かを示す動作モード信号を入力して、前記トランジス
    タのベース電流として記録時には再生時より大きな電流
    を発生する電流発生手段を設けたことを特徴とする磁気
    記録再生手段。
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