JPH07241177A - 海苔入り乾麺の製造方法 - Google Patents

海苔入り乾麺の製造方法

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JPH07241177A
JPH07241177A JP6034801A JP3480194A JPH07241177A JP H07241177 A JPH07241177 A JP H07241177A JP 6034801 A JP6034801 A JP 6034801A JP 3480194 A JP3480194 A JP 3480194A JP H07241177 A JPH07241177 A JP H07241177A
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JP
Japan
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dried
noodles
seaweed
noodle
noodle dough
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Pending
Application number
JP6034801A
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English (en)
Inventor
Masahiko Yoshida
政彦 吉田
Isamu Haruyama
勇 春山
Mitsuo Kamata
光夫 鎌田
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Okumoto Flour Milling Co Ltd
Original Assignee
Okumoto Flour Milling Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】表面が滑らかであり、茹でると全体に透明感が
あって、うどん本来の適度なこしと良好な粘弾性が得ら
れる。 【構成】オーストラリアン・スタンダード・ホワイト小
麦が100%の中力小麦粉94重量部と、500ミクロ
ン以下で平均が300ミクロンの乾燥海苔の粉末6重量
部とを混合し、これに水29重量部を加えて、真空ミキ
サーにより140mmHgの低圧力下で脱気しつつ、1
0分間にわたって捏和して麺生地とする。この麺生地
を、プレス圧を90〜110kg/cm2 としたダイス
によって径1.5mmの麺線に押し出し成形し、温度5
5℃、湿度80%の雰囲気中で15時間にわたって乾燥
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、海苔入り乾麺(干しう
どん)の製造方法に関し、特に、表面が滑らかで色つや
がよく、茹でると透明感のある良好な外観になり、食し
た場合には、うどん独自の適度なこしがあって良好な粘
弾性を有する海苔入り乾麺の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、多くの人々が健康に対して留意す
るようになっており、自然食や健康食に対して多大な関
心が寄せられている。自然食の中でも、海藻類は、各種
栄養素をふんだんに有しており、大いに注目されてい
る。このために、自然食志向の人々は、海藻類を摂取す
ることに心掛けており、海藻類が混入されたうどん、ス
パゲッティ等の各種の麺も各種開発されている。
【0003】例えば、特開昭54−119045号公報
には、製麺機を使用した常法によって、昆布の粉末を製
麺原料に混合した原料を製麺して、昆布入りのうどんを
製造する方法が開示されている。この方法によって得ら
れたうどんは、小麦粉と昆布粉末との物性の相違によ
り、歯ごたえが低下しており、うどん本来の良好な食感
が得られないという問題がある。
【0004】また、特公昭50−26624号公報に
は、昆布粉末の添加による麺の粘弾性および結合力の低
下を抑制するために、昆布粉末、魚肉のすりみ、重曹、
明ばんを小麦粉に混合して、常法により、加水および混
捏して製麺する方法が開示されている。
【0005】しかし、この方法によって製造されたうど
んは、ゆでのびの防止効果が得られるものの、独特の歯
ごたえを有しており、うどん本来の食感とは全く異なっ
た食感になっている。また、重曹、明ばんという添加物
が使用されているために、自然食志向、健康食志向の人
々にとっては好ましいものではない。
【0006】さらに、特開昭63−148949号公報
には、膨潤海藻類にクエン酸ナトリウム等の海藻分解剤
を添加したペースト状海藻を、小麦粉に加えて、常法に
よって海藻入り麺を製造する方法が開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開昭
63−148949号公報に開示された方法では、海藻
をペースト状にするために、クエン酸ナトリウム等の海
藻分解剤を添加しなければならず、自然食志向や健康食
志向の人々にとっては好ましいものではない。
【0008】また、この公報には、ペースト状の海藻を
小麦粉に加えた麺生地を麺帯とし、得られた麺帯をこれ
を切り出すという常法によってうどんを製造する方法が
開示されているが、このような方法によって得られたう
どんは、柔らかいものとなり、良好な食感が得られな
い。
【0009】さらに、この公報には、デュラム小麦等に
ペースト状わかめと水とを加えて捏和して麺生地を製造
し、得られた麺生地を変圧押し出し成形することによっ
て、わかめ入りマカロニ製品を製造する方法も開示され
ている。
【0010】しかし、このようにして得られたマカロニ
製品は、強力粉、あるいは強力粉と同様にグルテンの強
いデュラム小麦等を原料としているために、海藻との一
体感が損なわれ、固い食感しか得られず、うどんとは異
なった食感しか得られない。従って、このようなペース
ト状海藻と小麦粉との原料によって得られた麺生地から
は、良好な粘弾性および適度なこしがあって独特の歯ご
たえを有するうどんは得られない。
【0011】本発明は、このような問題を解決するもの
であり、その目的は、表面が滑らかで良好な外観を有す
る乾麺の製造方法を提供することにある。本発明の他の
目的は、茹でた状態でも、表面が滑らかで透明感があ
り、しかも全体に均一な色つやを有しており、うどん独
特の食感を有した高級感のある乾麺の製造方法を提供す
ることにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の乾麺の製造方法
は、500ミクロン以下に微粉砕した乾燥海苔の粉末2
〜10重量%に対して中力小麦粉90〜98重量%を有
する100重量部の原料に、適量の水を加えて捏和する
ことにより麺生地を製造する工程と、得られた麺生地
を、80〜150kg/cm2 の圧力によってダイスよ
り押し出し成形して麺線を製造する工程と、得られた麺
線を、40〜90℃の温度で乾燥させる工程と、を包含
することを特徴とするものであり、そのことにより上記
目的が達成される。
【0013】好ましくは、前記原料は、200mmHg
以下という低いの圧力下で捏和される。
【0014】本発明の乾麺の製造方法に使用される乾燥
海苔の粉末は、通常のシート状、短冊状あるいはその他
の形状の味付け海苔等の乾燥海苔を、粉砕することによ
って粉末にしたものであればよい。乾燥海苔の粉末は、
500ミクロン以下、好ましくは350ミクロン以下に
微粉砕したものが使用される。500ミクロン以下に微
粉砕された乾燥海苔の粉末は、中力小麦粉と捏和される
ことによって、中力小麦粉内に確実に混入され、製造さ
れた乾麺の表面は滑らかになり、全体に均一な色つやに
なる。しかも、製造された乾麺を茹でても、表面の滑ら
かさは損なわれず、表面につやが生じて透明感が生じ
る。
【0015】本発明の製造方法に使用される中力小麦粉
は、うどんを製造する際に通常に使用される中力粉であ
ればよいが、特に、オーストラリアン・スタンダード・
ホワイト小麦(ASW)100%の中力小麦粉が好まし
い。
【0016】乾燥海苔の粉末と中力小麦粉との混合は、
粉末の中力小麦粉と乾燥海苔の粉末とを予め混合してお
いてもよく、また、乾燥海苔の粉末を練り水に分散させ
た状態で中力小麦粉と混合して捏和するようにしてもよ
い。いずれの場合にも、乾燥海苔の粉末は、中力小麦粉
内に良好に混和される。
【0017】中力小麦粉と海藻海苔との原料に対して、
適量の各種澱粉、タンパク質、多糖類、麺質改良剤等を
添加することは、本発明の効果の発現に支障のない限り
可能である。
【0018】乾燥海苔の粉末と中力小麦粉と水とを混合
して捏和する際に、200mmHg以下という低い圧力
下で捏和すると、捏和中の生地から空気が脱気され、表
面が一層滑らかになった海苔入り乾麺が得られる。従っ
て、茹でた場合にも、表面は一層滑らかになって透明感
が増し、一層の高級感が得られる。
【0019】製造された麺生地は、ダイスから、80〜
150kg/cm2 という比較的高い圧力下で押し出し
成形することによって、麺線とされる。ダイスからの押
し出し成形圧力が80kg/cm2 よりも低い場合に
は、得られた麺線を茹でても、うどん本来の適度なこし
が得られず、しかも、透明感が少なくて十分な高級感が
得られない。また、通常は、ダイスからの麺線の押し出
し成形圧力は150kg/cm2 程度が限度であり、そ
れ以上の高い圧力では押し出し成形することができな
い。
【0020】麺生地を押し出し成形して得られた麺線
は、40〜90℃、好ましくは50〜70℃で乾燥され
る。これにより、茹でた際に、うどん本来の適度のこし
および粘弾性が得られる。
【0021】
【作用】本発明の乾麺の製造方法では、中力小麦粉と5
00ミクロン以下に微粉砕した乾燥海苔の粉末とを有す
る原料に水を加えて捏和することにより得られる麺生地
は、中力小麦粉内に乾燥海苔の粉末が均一に分散した状
態になり、このような麺生地を、80〜150kg/c
2 という比較的高い圧力で押し出し成形することによ
って、表面が滑らかな麺線が得られる。そして、このよ
うな表面が滑らかな麺線を、40〜90℃の温度で乾燥
させることにより、表面が滑らかで、海苔の色が全体に
均一になった良好な色つやの乾麺が得られる。
【0022】このような乾麺を茹でても、全体にわたっ
て均一に鮮やかな色つやであって、全体に透明感を有し
ており、しかも、表面が滑らかであるために、食した際
の口当たりが良好であり、うどん本来の良好な粘弾性と
適度なこしを有している。
【0023】このように、本発明方法により得られる海
苔入り乾麺(干しうどん)は、中力小麦粉に乾燥海苔を
加えた原料を使用したものであり、洋風の海藻入りマカ
ロニ製品、スパゲッティとは外観、食感、食味が明確に
異なっている。しかも、中力小麦粉に乾燥海苔を加えた
天然原料を使用しているために、自然食志向および健康
食志向に適合しており、茹でた際には、全体に透明感が
あるために高級感を有している。このような乾麺は、単
にフレーク状の乾燥海苔を使用しても得られるものでは
なく、また、常法のうどんの製法によっても得られるも
のでもない。
【0024】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて詳細に説明
する。 (実施例1)中力小麦粉(オーストラリアン・スタンダ
ード・ホワイト小麦が100%)94重量部と、乾燥海
苔の粉末(500ミクロン以下、平均300ミクロン)
6重量部とを混合し、これに水29重量部を加えて、真
空ミキサーにより140mmHgという低い圧力下で脱
気しつつ、10分間にわたって捏和して麺生地を得た。
捏和時の圧力は、最大76cmHgの目盛りを有する圧
力計を使用し、大気圧時の目盛りを0cmHgに合わせ
た状態で減圧して、62cmHgの目盛りに達するまで
減圧することにより、140mmHgという低い圧力を
得た。
【0025】その後、フッ素樹脂コートされたダイスに
麺生地を投入して、プレス圧を90〜110kg/cm
2 として麺生地を押し出し成形し、径1.5mmの麺線
を得た。得られた麺線を、温度55℃、湿度80%の雰
囲気中で15時間にわたって乾燥させて、海苔入り乾麺
を製造した。
【0026】製造された海苔入り乾麺は、表面が滑らか
であり、海苔の色は全体にわたって均一になっていた。
このような乾麺を茹でたところ、色つやが全体にわたっ
て均一に鮮やかになっており、全体に透明感があった。
この茹で麺を食したところ、表面が滑らかであって口当
たりが良く、うどん本来の良好な粘弾性を有していると
ともに適度のこしがあった。結果を表1に示す。 (比較例1)比較のために、ダイスからの押し出し成形
圧力を50kg/cm2 としたこと以外は実施例1と同
様にして、海苔入り乾麺を製造した。
【0027】製造された海苔入り乾麺は、表面の滑らか
さが実施例1の乾麺よりもやや劣っており、しかも、海
苔の色も実施例1に比して若干薄くなっており、やや均
一性に乏しかった。このような乾麺を茹でたところ、実
施例1の乾麺を茹でたものに比して、色つやおよび透明
感がやや劣っていた。この茹で麺を食したところ、表面
が若干荒れており、こしが弱かった。結果を表1に併記
する。 (比較例2)シート状の乾燥海苔を粗く砕いて、500
ミクロンよりも大きな数mm角以上のフレーク状として
使用したこと以外は実施例1と同様にして、海苔入り乾
麺を製造した。
【0028】製造された乾麺は、表面がやや荒れてお
り、色むらが多く、実施例1の乾麺の色よりも全体に薄
い色になっていた。このような乾麺を茹でたところ、実
施例1の乾麺を茹でたものに比して、色むらが多く全体
の色も薄くなっていた。この茹で麺を食したところ、表
面が若干荒れており、口当たりはやや悪くなっていたも
のの、粘弾性はあった。結果を表1に併記する。 (比較例3)中力小麦粉に替えて、デュラム・セモリナ
粉を94重量部使用するとともに、シート状の乾燥海苔
を粗く砕いて、500ミクロンよりも大きな数mm角以
上のフレーク状としたものを、6重量部使用した。それ
以外は実施例1と同様にして、海苔入り乾麺を製造し
た。
【0029】製造された乾麺は、表面がやや荒れてお
り、色むらが多く、全体に黄色っぽくなっていた。この
ような乾麺を茹でたところ、実施例1の乾麺を茹でたも
のに比して、色むらが多く全体の色も薄く黄色っぽくな
っていた。この茹で麺を食したところ、表面が荒れてい
て、口当たりはやや悪くなっており、硬い食感であっ
た。結果を表1に併記する。 (比較例4)オーストラリアン・スタンダード・ホワイ
ト100%の中力小麦粉を94重量部、乾燥海苔の粉末
(但し、500ミクロン以下、平均300ミクロン)6
重量部に、食塩を2重量部、水を33重量部を加えて、
ミキサーによって10分間にわたって混捏し、常法によ
って厚さ1.3mmの麺帯を得た。得られた麺帯を角#
20の切歯によって幅1.5mmの麺線とした。得られ
た麺線を、温度55℃、湿度80%の雰囲気中で15時
間にわたって乾燥することにより乾麺を製造した。
【0030】製造された乾麺は、表面がざらつき、色む
らが多く、全体に白っぽく薄い色になっていた。このよ
うな乾麺を茹でたところ、実施例1の乾麺を茹でたもの
に比して、透明感がやや劣っていた。この茹で麺を食し
たところ、表面が荒れていて、こしが弱かった。結果を
表1に併記する。
【0031】
【表1】
【0032】
【発明の効果】本発明の乾麺の製造方法は、このよう
に、乾燥海苔の粉末と中力小麦粉との原料に水を加えて
捏和して得られた麺生地を、高圧力下で押し出し成形し
て麺線として乾燥させるものであり、表面が滑らかで、
全体にわたって均一な色つやの乾麺が得られる。この乾
麺は、茹でた際にも、表面は滑らかな状態になってお
り、全体にわたって透明感があり、高級感がある。ま
た、茹で麺は、表面が滑らかであることによって口当た
りがよく、しかも、うどん本来の適度なこしと良好な粘
弾性を有しており、良好な食感が得られる。さらには、
特別な人工添加物が加えられることがないために、自然
食志向および健康食志向に適合したものになっている。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 500ミクロン以下に微粉砕した乾燥海
    苔の粉末2〜10重量%に対して中力小麦粉90〜98
    重量%を有する100重量部の原料に、適量の水を加え
    て捏和することにより麺生地を製造する工程と、 得られた麺生地を、80〜150kg/cm2 の圧力に
    よってダイスより押し出し成形して麺線を製造する工程
    と、 得られた麺線を、40〜90℃の温度で乾燥させる工程
    と、 を包含することを特徴とする海苔入り乾麺の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記原料は、200mmHg以下の圧力
    下で捏和される請求項1に記載の海苔入り乾麺の製造方
    法。
JP6034801A 1994-03-04 1994-03-04 海苔入り乾麺の製造方法 Pending JPH07241177A (ja)

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JP6034801A JPH07241177A (ja) 1994-03-04 1994-03-04 海苔入り乾麺の製造方法

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JP6034801A JPH07241177A (ja) 1994-03-04 1994-03-04 海苔入り乾麺の製造方法

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JP (1) JPH07241177A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100404871B1 (ko) * 2000-11-20 2003-11-07 윤병탁 즉석 호화건면의 제조 방법
JP2014103963A (ja) * 2012-11-22 2014-06-09 Nihon Career Ind Co Ltd 製麺機

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100404871B1 (ko) * 2000-11-20 2003-11-07 윤병탁 즉석 호화건면의 제조 방법
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