JPH0724181A - 洗濯機の布量センサ - Google Patents

洗濯機の布量センサ

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JPH0724181A
JPH0724181A JP5165316A JP16531693A JPH0724181A JP H0724181 A JPH0724181 A JP H0724181A JP 5165316 A JP5165316 A JP 5165316A JP 16531693 A JP16531693 A JP 16531693A JP H0724181 A JPH0724181 A JP H0724181A
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Yoshitoyo Kenjo
好豊 見城
Takeshi Nakamura
健 中村
Fumio Ota
文夫 太田
Hisashi Imahashi
久之 今橋
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 洗濯槽内に投入された洗濯物の量を検知する
洗濯機の布量センサにおいて、布量の検知精度を向上す
る。 【構成】 洗濯槽底面に回転自在に配設したパルセータ
ーを駆動するモータ1を所定時間駆動し、オフ後の惰性
回転時のモータ1の逆起電力をクリップ回路13により
波形成形し、このクリップ回路13の出力でスイッチン
グ回路14を動作させる。布量を判定するマイクロコン
ピュータ10は、スイッチング回路14の出力パルスを
計数し、そのパルス数に基づいて布量を判定するように
構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、洗濯槽内に投入された
洗濯物の量を検知する洗濯機の布量センサに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、洗濯機、特に、全自動洗濯機はボ
タン一つ押せばすべての操作が済む方向に自動化が進ん
でいる。自動化のためには洗濯物の量を検知する布量セ
ンサが重要であり、その検知精度の向上が求められてい
る。
【0003】従来、この種の洗濯機の布量センサは、図
6に示すように構成していた。以下、その構成について
説明する。
【0004】図に示すように、モータ1は、主巻線1a
と補助巻線1bとを有しており、進相用のコンデンサ2
を接続し、双方向性サイリスタ3、4を介して商用電源
5に接続し、双方向性サイリスタ3、4のいずれかを導
通させることにより回転方向を変えるようにしている。
コンデンサ2の端子間電圧をダイオード6により負側を
カットし、抵抗7で電流を制限してホトカプラ8に印加
する。ホトカプラ8にコレクタ抵抗9を接続し、その出
力をマイクロコンピュータ(以下、マイコンという)1
0に入力している。直流電源11は、マイコン10など
を駆動する。ダイオード12は、ホトカプラ8に逆電圧
が加わらないように保護するものである。
【0005】上記構成において図7(a)〜(c)を参照しな
がら動作を説明すると、まず、図7(a)に示すようなモ
ータ制御信号が双方向性サイリスタ3のゲート3aに加
えられると、双方向性サイリスタ3が所定時間T1オン
し、商用電源(100V)5がモータ1の主巻線1a
と、コンデンサ2、補助巻線1bの直列回路とに印加さ
れ、モータ1が回転する。この回転はVベルトおよび減
速機構を介して洗濯槽底面に回転自在に配設したパルセ
ーター(いずれも図示せず)に伝達される。この双方向
性サイリスタ3がオンしている所定時間T1において、
コンデンサ2の端子間には、図7(b)に示すような電圧
(約170V)があらわれる。つぎに、所定時間T1が
経過し、双方向性サイリスタ3がオフして期間T2に入
ると、モータ1は惰性回転に入る。この惰性回転は連結
されているパルセーターの影響を受け、洗濯物の量が多
ければ早く止まり、少なければ長く回転する。したがっ
て、この惰性回転の量をけいそくすれば、布量を知るこ
とができる。
【0006】この惰性回転に入るとモータ1は極小さな
発電機として働く。すなわち、モータ1の回転子に使わ
れている珪素鋼板は、所定時間T1で励磁されるので、
期間T2に入っても残留磁束があり、惰性回転により残
留磁束が主巻線1aと補助巻線1bとを切るので両巻線
に電圧を誘起し、コンデンサ2の端子間に電圧(逆起電
力)を発生する。この電圧は回転速度に比例するので、
図7(b)の期間T2に示すように、モータ1の回転数が下
がるにしたがって低下し、停止するとゼロになる。した
がって、この電圧波形の山の数を最後まで読み取れば、
惰性回転の量すなわち布量を知ることができる。この電
圧波形の山の数、すなわちパルス数をマイコン10で読
み取るためには、コンデンサ2の端子電圧とマイコン1
0とを接続しなければならないが、コンデンサ2のアー
ス電位とマイコン10のアース電位が異なるため、両回
路を直接接続することはできず、変換回路すなわちホト
カプラ8を介して接続している。
【0007】具体的に回路を説明すると、図7(b)に示
したコンデンサ2の端子電圧は、ダイオード6、抵抗7
を介してホトカプラ8の入力側端子に入力される。この
ようにして、コンデンサ2の端子間電圧によりホトカプ
ラ8の入力側に電流が流れる。ホトカプラ8では、入力
側に流れた電流によって発生した光により出力側にも電
流が流れる。この電流により直流電源11とホトカプラ
8の出力側の間に接続された抵抗9に電圧降下が発生
し、図7(c)に示すようなパルス信号を発生する。この
パルス信号をマイコン10に入力してパルス数を計数し
布量を判定する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の洗濯
機の布量センサでは、コンデンサ2の端子間電圧をモー
タ1の惰性回転が停止する最後まで読み取ることができ
ず、布量の検知精度が悪いという問題を有していた。す
なわち、コンデンサ2の端子間電圧によりホトカプラ8
に電流を流す回路と直列に、ダイオード6およびホトカ
プラ8の入力回路があり、それぞれに半導体のPN接合
によって生ずる電位障壁がある。この電位障壁は、ダイ
オード6およびホトカプラ8の入力回路を合わせると約
3Vある。したがって、図7(b)で説明すると、コンデ
ンサ2の端子電圧がE1(3V)のレベルまで低下する
と、前述の電位障壁のためホトカプラ8には電流が流れ
なくなり、その出力は図7(c)に示すようになる。すな
わち、惰性回転期間がT2あるのに期間T3しかパルスを
読み取ることができない。これが検知精度を悪くしてい
る原因である。
【0009】本発明は上記課題を解決するもので、洗濯
槽内の洗濯物の量の検知精度を向上することを目的とし
ている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、洗濯槽底面に回転自在に配設したパルセー
ターを駆動するモータと、前記モータを所定時間駆動し
オフ後の惰性回転時の前記モータの逆起電力により布量
を判定する制御手段と、前記モータの逆起電力を波形成
形するクリップ手段と、前記クリッブ手段の出力で動作
するスイッチング手段とを備え、前記制御手段は、前記
スイッチング手段の出力パルスを計数しそのパルス数に
基づいて布量を判定するようにしたことを第1の課題解
決手段としている。
【0011】また、上記第1の課題解決手段のスイッチ
ング手段は、クリップ手段の直列抵抗と電源に接続され
た抵抗とをトランジスタのベースを接続し、前記クリッ
プ手段の出力を前記トランジスタのベース、エミッタ間
に接続したことを第2の課題解決手段としている。
【0012】
【作用】本発明は上記した第1の課題解決手段により、
スイッチング手段の入力側が持っている電位障壁までパ
ルス読み取りレベルを下げることができ、布量の検知精
度を向上でき、また、モータの逆起電力をクリップ手段
により波形成形することによってスイッチング手段が過
電圧により破壊するのを防止できる。
【0013】また第2の課題解決手段により、スイッチ
ング手段の入力側の電位障壁を打ち消すためのバイアス
電圧をかけることができ、パルス読み取りレベルを一層
下げることができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1および図2を
参照しながら説明する。なお、従来例と同じ構成のもの
は同一符号を付して説明を省略する。
【0015】図に示すように、クリップ回路(クリップ
手段)13は、モータ1の逆起電力、すなわちコンデン
サ2の端子間電圧を波形成形するもので、このクリッブ
回路13の出力端子にスイッチング回路(スイッチング
手段)14を接続し、このスイッチング回路14の出力
端子にホトカプラ8を接続している。マイコン(制御手
段)10は、スイッチング回路14の出力パルスを計数
しそのパルス数に基づいて布量を判定するようにしてい
る。
【0016】クリップ回路13は、電流制限用抵抗15
と、スイッチング回路14を構成するランジスタ16の
ベースに過大電流を流さないための保護用ダイオード1
7、18と、トランジスタ16のベースの逆電圧防止用
ダイオード19とで構成している。スイッチング回路1
4は、トランジスタ16と、トランジスタ16のベース
電流制限用抵抗20と、トランジスタ16のコレクタ抵
抗21とで構成している。コンデンサ2の端子間に、整
流用ダイオード22、抵抗23、電圧安定化用ツェナー
ダイオード24および平滑用電解コンデンサ25を接続
し、スイッチング回路14の直流電源を構成している。
【0017】つぎに、図2において、水受け槽26は、
底部にパルセーター27を回転自在に配設した洗濯槽
(洗濯兼脱水槽)28を内包し、吊り棒29により洗濯
機外枠30に吊り下げている。循環水路カバー31は、
洗濯槽28の内面に複数個取着し、洗濯槽28との間に
独立した複数の循環水路32を形成している。複数の循
環水路32の上部を洗濯槽28の内部に向けてそれぞれ
シャワーノズル33、リントフィルター34を設けてい
る。モータ1は、Vベルト35および減速機構36を介
してパルセーター27を駆動する。37は排水弁、38
は給水弁、39は蓋、40は制御装置、41は脱水時の
振動を低減させるための流体バランサーである。なお、
制御装置40は、上記の布量センサを内蔵している。
【0018】上記構成において動作を説明すると、洗濯
物42を洗濯槽28の中に投入し、スタートスイッチ
(図示せず)をオンすると、布量センシング行程に入
り、モータ1は制御装置40によって右回転・休止・左
回転・休止と断続反転駆動される。このモータ1の回転
はVベルト35、減速機構36を介してパルセーター2
7に伝えられる。パルセーター27の上には洗濯物42
が載っており、洗濯物42の量によってモータ1の負荷
量や惰性回転量が変わるので、この惰性回転量に基づい
て制御装置40内のマイコン10により布量を判定し水
位決定をする。この水位に基づいて制御装置40によ
り、給水弁38を制御して所定水位まで給水し、洗濯工
程に入る。
【0019】つぎに、布量センシング行程の動作を図3
(a)〜(e)を参照しながら説明すると、洗濯物42を洗濯
槽28に投入し、スタートスイッチ(図示せず)をオン
して、布量センシング行程に入ると、制御装置40から
図3(a)に示すようなモータ制御信号が双方向性サイリ
スタ3のゲート3aに印加され、所定時間T1(0.3秒)
だけ双方向性サイリスタ3が導通してモータ1が回転
し、双方向性サイリスタ3が非導通の期間T2(約1
秒)に入ると、モータ1は布量に応じた時間だけ惰性回
転する。このとき、コンデンサ2の端子間には、従来例
と同様に、図3(b)に示すような電圧があらわれる。こ
の電圧は所定時間T1では、商用電源5がモータ1に印
加されているため、約170Vの電圧があり、これをダ
イオード22で整流し、抵抗23とツェナーダイオード
24とで電圧を安定化し、電解コンデンサ25で平滑し
て直流電源(5V)をつくっており、この電圧は、図3
(e)に示すように所定時間T1で完全に5Vまで充電し、
期間T2の間電圧がほとんど低下しないように回路定数
を決めている。
【0020】一方、コンデンサ2の端子間電圧は、クリ
ップ回路13によりクリップされてスイッチング回路1
4のトランジスタ16のベース、エミッタ間に印加され
るため、トランジスタ16のコレクタに図3(c)に示す
ような電流が流れ、トランジスタ16に直列に接続され
たホトカプラ8の入力回路を駆動する。これによってホ
トカプラ8の出力電流が抵抗9に流れ、図3(d)に示す
ようなパルス信号を発生する。このパルス信号をマイコ
ン10に入力してパルス数を読み取る。したがって、図
3(b)の電圧波形のどこまで読み取れるかは、トランジ
スタ16をどこまで駆動できかで決まる。トランジスタ
16の駆動は、コンデンサ2、抵抗15、抵抗20、ト
ランジスタ16およびコンデンサ2の閉回路に、コンデ
ンサ2の端子間電圧を印加しておこなうので、この中で
電流を流さなくする要因は、トランジスタ16のベー
ス、エミッタ接合の電位障壁(約0.6V)だけであ
る。したがって、約0.6Vまで読み取ることができ
る。すなわち、図3(b)のレベルE2(時間T4)まで読
み取り可能で、従来例と比較すれば約2倍の時間読み取
り可能となり、検知精度を大幅に向上させることができ
る。
【0021】つぎに、本発明の他の実施例を図4を参照
しながら説明する。なお、上記実施例と同じ構成のもの
は同一符号を付して説明を省略する。
【0022】図に示すように、スイッチング回路43
は、クリップ回路13の直列抵抗15と直流電源に接続
された抵抗44とをトランジスタ16のベースを接続
し、クリップ回路13の出力をトランジスタ16のベー
ス、エミッタ間に接続している。ここで、抵抗15、2
0および抵抗44の抵抗値をそれぞれR1、R2、R3
とし、電解コンデンサ25の端子間の直流電圧をV1と
したとき、 (R1+R2)/(R1+R2+R3)×V1=0.5 [V] の関係になるように抵抗値を設定している。ただし、モ
ータ1の直流抵抗をRmとすると、 Rm<<R1 としている。
【0023】上記構成において図5(a)〜(c)を参照しな
がら動作を説明すると、抵抗15、20および抵抗44
の抵抗値をそれぞれ上述のように設定することにより、
トランジスタ16のエミッタ、ベース間に0.5Vの直流
バイアス電圧がかけられ、図5(b)に示すようなコンデ
ンサ2の端子間電圧は、この直流バイアス電圧に重畳さ
れるので、トランジスタ16のエミッタ、ベース接合の
電位障壁0.6Vは、実質0.1Vとなる。したがって、図5
(b)に示すように、電圧レベルE3(0.1V)まで読み取
ることができ、モータ1の惰性回転のほとんど全部をパ
ルスとして読み取ることができ、検知精度を飛躍的に向
上できる。
【0024】なお、図5(a)は、布量センシング時のモ
ータ1の制御信号を示しており、所定時間T1の間モー
タ1をオンし、期間T2の間オフするようにしている。
また、図5(c)は、マイコン10に入力されるパルス信
号で、検知信号を示している。
【0025】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように本発明
によれば、洗濯槽底面に回転自在に配設したパルセータ
ーを駆動するモータと、前記モータを所定時間駆動しオ
フ後の惰性回転時の前記モータの逆起電力により布量を
判定する制御手段と、前記モータの逆起電力を波形成形
するクリップ手段と、前記クリッブ手段の出力で動作す
るスイッチング手段とを備え、前記制御手段は、前記ス
イッチング手段の出力パルスを計数しそのパルス数に基
づいて布量を判定するようにしたから、スイッチング手
段の入力側が持っている電位障壁までパルス読み取りレ
ベルを下げることができ、布量の検知精度を向上でき
る。
【0026】また、スイッチング手段は、クリップ手段
の直列抵抗と電源に接続された抵抗とをトランジスタの
ベースを接続し、前記クリップ手段の出力を前記トラン
ジスタのベース、エミッタ間に接続したから、スイッチ
ング手段の入力側の電位障壁を打ち消すためのバイアス
電圧をかけることができ、パルス読み取りレベルを一層
下げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の洗濯機の布量センサの回路
図
【図2】同布量センサを具備した洗濯機の縦断面図
【図3】(a)〜(e) 同布量センサの動作タイムチャート
【図4】本発明の他の実施例の洗濯機の布量センサの回
路図
【図5】(a)〜(c) 同布量センサの動作タイムチャート
【図6】従来の洗濯機の布量センサの回路図
【図7】(a)〜(c) 同布量センサの動作タイムチャート
【符号の説明】
1 モータ 10 マイクロコンピュータ(制御手段) 13 クリップ回路(クリップ手段) 14 スイッチング回路(スイッチング手段) 27 パルセーター 28 洗濯槽
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 今橋 久之 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗濯槽底面に回転自在に配設したパルセ
    ーターを駆動するモータと、前記モータを所定時間駆動
    しオフ後の惰性回転時の前記モータの逆起電力により布
    量を判定する制御手段と、前記モータの逆起電力を波形
    成形するクリップ手段と、前記クリッブ手段の出力で動
    作するスイッチング手段とを備え、前記制御手段は、前
    記スイッチング手段の出力パルスを計数しそのパルス数
    に基づいて布量を判定するようにした洗濯機の布量セン
    サ。
  2. 【請求項2】 スイッチング手段は、クリップ手段の直
    列抵抗と電源に接続された抵抗とをトランジスタのベー
    スを接続し、前記クリップ手段の出力を前記トランジス
    タのベース、エミッタ間に接続した請求項1記載の洗濯
    機の布量センサ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100429636B1 (ko) * 2001-11-12 2004-05-03 엘지전자 주식회사 세탁기의 포량감지장치 및 방법
KR100504461B1 (ko) * 1998-08-19 2005-09-26 엘지전자 주식회사 세탁기의 세탁물 무게 검출 방법

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