JPH0724687Y2 - ビスカスラバーダンパ - Google Patents

ビスカスラバーダンパ

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JPH0724687Y2
JPH0724687Y2 JP1989002684U JP268489U JPH0724687Y2 JP H0724687 Y2 JPH0724687 Y2 JP H0724687Y2 JP 1989002684 U JP1989002684 U JP 1989002684U JP 268489 U JP268489 U JP 268489U JP H0724687 Y2 JPH0724687 Y2 JP H0724687Y2
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JP
Japan
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annular groove
rubber damper
annular
peripheral side
viscous rubber
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JP1989002684U
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JPH0294953U (ja
Inventor
明夫 北川
Original Assignee
日野自動車工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、エンジンのクランク軸等の回転軸のねじり
振動を抑制するビスカスラバーダンパに係り、詳しくは
弾性部材を使用し小型化及び軽量化に有利なビスカスラ
バーダンパに関するものである。
〔従来の技術〕
第3図及び第4図は従来のビスカスラバーダンパ40に関
し、第3図はビスカスラバーダンパ40の構造を示す横断
面図、第4図は第3図においてばりの状況を詳細に示す
断面図である。第3図のビスカスラバーダンパ40では、
円板16は、クランク軸と一体的に回転するように、内周
部においてクランク軸の先端部に取付けられる。慣性リ
ング19は、内周側を開口しており、開口側の第1の環状
溝20と、この第1の環状溝20の奥に連なり第1の環状溝
20と共に慣性リング19を一周する第2の環状溝22とを有
している。第1の環状溝20は第2の環状溝22より広い幅
を有し、慣性リング19は、円板16の周辺部が第1の環状
溝20及び第2の環状溝22内へ挿入されるように、円板16
の周辺部にかぶさり、第1の環状溝20及び第2の環状溝
22と円板16とは離されている。環状ラバー42,44は、第
2の環状溝22において、円板16の両端面と第2の環状溝
22の両側壁との対峙面に介在し、両面をそれら対峙面に
接着剤により固着される。油室32は、環状ラバー42,44
の外周側において環状ラバー42,44、慣性リング19及び
円板16の間に形成され、粘性流体としてのシリコンを封
入される。
第4図において、ばり46が環状ラバー44の周辺部に生じ
る。なお、図示は省略するが、円板16への環状ラバー42
の接着側の端面にもばりは生じる。このようなばり46を
除去しても環状ラバー44のねじれ変形に影響が出ないよ
うにするため、環状ラバー44の周辺部にはばり46の内周
側に肉薄部48が形成される。Aは、肉薄部48より内側の
環状ラバー44の範囲であり、環状ラバー44を円板16へ固
着するための接着剤が塗られる範囲である。Bは、肉薄
部48の外径と慣性リング19の段部との半径方向距離であ
り、ばり46を除去するための工具をばり46に到達させる
ために必要な寸法を有する。Cは肉薄部48の半径方向幅
であり、Dは、ねじり変形に寄与する環状ラバー44の本
体部の直径である。また、ばり46を完全に切ることが困
難であり、ばり46の残存部分と慣性リング19との干渉を
回避するために、第1の環状溝20と第2の環状溝22との
境界部の角部には逃げ50(第3図)が形成されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
従来のビスカスラバーダンパ40では、ばり46を除去する
作業が必要となり、非能率であるとともに、この作業に
は熟練を要し、作業が煩雑になっている。また、一定寸
法のBを必要とし、また、肉薄部48のための寸法Cが必
要となり、逃げ50に因り油室32の容積が増大するので、
ビスカスラバーダンパ40の半径方向寸法及び重量が増加
している。
この考案の目的は、ばり取り作業を省略することができ
るとともに、小形化及び軽量化を図ることができる弾性
部材付きビスカスラバーダンパを提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
この考案のビスカスラバーダンパでは、慣性リング(1
9)が、内周側へ開口する第1の環状溝(20)と、この
第1の環状溝(20)の奥に連なり前記第1の環状溝(2
0)より幅の狭い第2の環状溝(22)とを有し、回転軸
に取付けられた回転板(16)の周辺部に前記慣性リング
(19)の第1の環状溝(20)及び第2の環状溝(22)へ
間隙を置いてかぶせ、弾性部材(24)が前記第1の環状
溝(20)の各側壁部と前記回転板(16)の各側との対峙
面に両面を固着される2個のねじり変形部(26,28)
と、前記第2の環状溝(22)内へ突出する前記回転板
(16)の部分を被覆し両ねじり変形部(26,28)をつな
ぐ被覆部(30)とからなり、前記被覆部(30)の外周側
及びこの被覆部(30)と一体的に形成される前記ねじり
変形部(26,28)の外周側において、前記弾性部材(2
4)と前記慣性リング(19)との間に形成される油室(3
2)に粘性流体が封入されてなる。
〔実施例〕
以下、この考案を、第1図及び第2図を参照して説明す
る。
第2図はビスカスラバーダンパ14の取付け状況を示す図
である。クランク軸10は、自動車に搭載されるエンジン
の出力軸であり、プーリ12は、クランク軸10の先端部に
スプラインにより嵌合して、クランク軸10と一体的に回
転する。ビスカスラバーダンパ14は円板16を有し、円板
16は、内周部をプーリ12の背面側に当てられて、ボルト
18によりプーリ12に固定され、クランク軸10と一体的に
回転する。
第1図はビスカスラバーダンパ14の構造を示す横断面図
である。ビスカスラバーダンパ14において、慣性リング
19は、内周側を開口しており、開口側の第1の環状溝20
と、この第1の環状溝20の奥に連なり第1の環状溝20と
共に慣性リング19を一周する第2の環状溝22とを有して
いる。第1の環状溝20は第2の環状溝22より広い幅を有
し、慣性リング19は、円板16の周辺部が第1の環状溝20
及び第2の環状溝22内へ挿入されるように、円板16の周
辺部にかぶさり、第1の環状溝20及び第2の環状溝22と
円板16とは離されている。ラバー24は、ねじり変形部2
6,28及び被覆部30を含み、ねじり変形部26,28は、第2
の環状溝22において、円板16の両端面と第2の環状溝22
の両側壁との対峙面に介在し、両面をそれら対峙面に接
着剤により固着される。被覆部30は、第2の環状溝22の
範囲において広がり、ねじり変形部26,28より半径方向
外方へ突出するすなわち第2の環状溝22内に突出する円
板16の表面部分を被覆し、前記ねじり変形部26,28をつ
ないでいる。ねじり変形部26,28の外周部及び被覆部30
の外面側と第1の環状溝20及び第2の環状溝22との間に
は間隙が残され。この間隙が油室32となる。油室32には
粘性流体としてのシリコンを封入される。
円板16はクランク軸10と一体的に回転し、クランク軸10
のねじり振動に伴って、円板16と慣性リング19との回転
の間には位相差が生じ、ねじり変形部26,28はねじり変
形する。この回転位相差に対し、慣性リング19の回転
が、ねじり変形部26,28及び油室32内のシリコンを介し
て円板16へ伝達され、円板16の回転抵抗として作用する
ので、クランク軸10のねじり振動は抑制される。
このビスカスラバーダンパ14では、円板16の周辺部が全
体的にラバー24により覆われるので、ばりが生じること
なく、また、ばり取りが不完全であることを考慮した逃
げが第1の環状溝20及び第2の環状溝22に形成されるこ
とはない。
〔考案の効果〕
この考案では、弾性部材が、それぞれ第1の環状溝の各
側壁部と回転板の各側との対峙面に両面を固着される2
個のねじり変形部と、これらねじり変形部より半径方向
外側へ突出する回転板の部分を被覆し両ねじり変形部を
つなぐ被覆部とをもち、両ねじり変形部及び被覆部は一
体的に形成さているので、ばりが生じることなく、した
がつて、ばり取りを省略することができ、作業性が向上
する。さらに、ばり取りのためのスペースが不要とな
り、ばりの残存部分との干渉を回避するための逃げも不
要となるので、ビスカスラバーダンパを小形化及び軽量
化することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はこの考案の実施例に関し、第1図は
ビスカスラバーダンパの構造を示す横断面図。第2図は
ビスカスラバーダンパの取付け状況を示す図、第3図及
び第4図は従来のビスカスラバーダンパに関し、第3図
はビスカスラバーダンパの構造を示す横断面図、第4図
は第3図においてばりの状況を詳細に示す断面図であ
る。 10……クランク軸(回転軸)、14……ビスカスラバーダ
ンパ、16……円板(回転板)、19……慣性リング、20…
…第1の環状溝、22……第2の環状溝、24……ラバー
(弾性部材)、26,28……ねじり変形部、30……被覆
部、32……油室。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】慣性リング(19)が、内周側へ開口する第
    1の環状溝(20)と、この第1の環状溝(20)の奥に連
    なり前記第1の環状溝(20)より幅の狭い第2の環状溝
    (22)とを有し、回転軸に取付けられた回転板(16)の
    周辺部に前記慣性リング(19)の第1の環状溝(20)及
    び第2の環状溝(22)へ間隙を置いてかぶせ、弾性部材
    (24)が前記第1の環状溝(20)の各側壁部と前記回転
    板(16)の各側との対峙面に両面を固着される2個のね
    じり変形部(26,28)と、前記第2の環状溝(22)内へ
    突出する前記回転板(16)の部分を被覆し両ねじり変形
    部(26,28)をつなぐ被覆部(30)とからなり、前記被
    覆部(30)の外周側及びこの被覆部(30)と一体的に形
    成される前記ねじり変形部(26,28)の外周側におい
    て、前記弾性部材(24)と前記慣性リング(19)との間
    に形成される油室(32)に粘性流体が封入されてなるこ
    とを特徴とするビスカスラバーダンパ。
JP1989002684U 1989-01-17 1989-01-17 ビスカスラバーダンパ Expired - Lifetime JPH0724687Y2 (ja)

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JPH0294953U JPH0294953U (ja) 1990-07-27
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US4200004A (en) * 1979-03-15 1980-04-29 Wallace Murray Corporation Zero slip torsional vibration damper
JPS56127838A (en) * 1980-03-10 1981-10-06 Hideo Aoki Manufacture of damper

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JPH0294953U (ja) 1990-07-27

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