JPH0724876A - 熱硬化性樹脂による熱可塑性樹脂成形品の被覆方法 - Google Patents
熱硬化性樹脂による熱可塑性樹脂成形品の被覆方法Info
- Publication number
- JPH0724876A JPH0724876A JP17386393A JP17386393A JPH0724876A JP H0724876 A JPH0724876 A JP H0724876A JP 17386393 A JP17386393 A JP 17386393A JP 17386393 A JP17386393 A JP 17386393A JP H0724876 A JPH0724876 A JP H0724876A
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- JP
- Japan
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- resin
- thermoplastic resin
- thermosetting resin
- molded product
- thermosetting
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- Withdrawn
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/16—Making multilayered or multicoloured articles
- B29C45/1679—Making multilayered or multicoloured articles applying surface layers onto injection-moulded substrates inside the mould cavity, e.g. in-mould coating [IMC]
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 熱可塑性樹脂成形品に変形を生じさせること
なく、熱硬化性樹脂が熱可塑性樹脂成形品表面以外の部
分へ付着することによる作業環境悪化を減少させた熱可
塑性樹脂と熱硬化性樹脂一体化成形体を製造するを提供
する。 【構成】 熱可塑性樹脂の成形品に付属して、熱硬化性
樹脂の注入受部を上記熱可塑性樹脂で同時に成形した
後、金型内にて、該注入受部を介して、熱可塑性樹脂成
形品表面に、未硬化の熱硬化性樹脂を注入する被覆方法
において、該注入受部は、該成形品表面への流れ方向以
外の少なくとも一部分に熱硬化性樹脂の流れの抵抗とな
る堰を有することを特徴とする熱可塑性樹脂に熱硬化性
樹脂を被覆方法に関する
なく、熱硬化性樹脂が熱可塑性樹脂成形品表面以外の部
分へ付着することによる作業環境悪化を減少させた熱可
塑性樹脂と熱硬化性樹脂一体化成形体を製造するを提供
する。 【構成】 熱可塑性樹脂の成形品に付属して、熱硬化性
樹脂の注入受部を上記熱可塑性樹脂で同時に成形した
後、金型内にて、該注入受部を介して、熱可塑性樹脂成
形品表面に、未硬化の熱硬化性樹脂を注入する被覆方法
において、該注入受部は、該成形品表面への流れ方向以
外の少なくとも一部分に熱硬化性樹脂の流れの抵抗とな
る堰を有することを特徴とする熱可塑性樹脂に熱硬化性
樹脂を被覆方法に関する
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱硬化性樹脂に被覆さ
れた可塑性樹脂成形品の製造方法に関するものである。
れた可塑性樹脂成形品の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来技術】熱可塑性樹脂はその成形性の良さから各種
分野において広く利用されているが、耐候性、表面光
沢、表面硬度、耐熱性、耐化学薬品性、耐摩耗性等が不
足しているため、利用範囲拡大上の障害になっている。
一方、熱硬化性樹脂は、上記諸性質が熱可塑性樹脂より
優れているが、成形性に乏しいという問題があり、これ
らの両樹脂を一体化することにより、互いの長所を生か
した成形品を得ることが望まれている。
分野において広く利用されているが、耐候性、表面光
沢、表面硬度、耐熱性、耐化学薬品性、耐摩耗性等が不
足しているため、利用範囲拡大上の障害になっている。
一方、熱硬化性樹脂は、上記諸性質が熱可塑性樹脂より
優れているが、成形性に乏しいという問題があり、これ
らの両樹脂を一体化することにより、互いの長所を生か
した成形品を得ることが望まれている。
【0003】従来方法は、熱可塑性樹脂成形品表面に
熱硬化性樹脂フィルムを接着剤により張り付ける方法に
ついての記載があるが、成形品の平面部以外の部分に熱
硬化性樹脂層を張り付けることが困難であり、熱可塑
性樹脂成形品表面に未硬化の熱硬化性樹脂を塗布し加熱
硬化する方法についての記載(特開昭53−12346
3号公報)があるが、特殊な高耐熱性の熱可塑性樹脂利
用以外の場合には、熱硬化性樹脂加熱硬化の際に熱可塑
性樹脂の軟化変形が起こり、目的を達し得ない場合が多
いという問題があり、また、圧縮成形の際、サブスト
レートを成形した後、金型内に熱硬化性樹脂を注入する
方法についての記載(特開昭61−273921号公報
等)があり、射出成形についても同様できるとの記載が
あるが、射出成形にて行われた例はなく、また行ったと
しても、射出成形の場合には圧縮成形に比べ型内圧が高
くなるため、金型内に熱硬化性樹脂を注入する際に、い
ったん若干金型を開くことや、金型の型締力を落とすこ
とが必要とされると考えられ、一般的な射出成形機にて
実施することができず、特殊な型締め機構を有した成形
機を用いなければならないという問題がある。
熱硬化性樹脂フィルムを接着剤により張り付ける方法に
ついての記載があるが、成形品の平面部以外の部分に熱
硬化性樹脂層を張り付けることが困難であり、熱可塑
性樹脂成形品表面に未硬化の熱硬化性樹脂を塗布し加熱
硬化する方法についての記載(特開昭53−12346
3号公報)があるが、特殊な高耐熱性の熱可塑性樹脂利
用以外の場合には、熱硬化性樹脂加熱硬化の際に熱可塑
性樹脂の軟化変形が起こり、目的を達し得ない場合が多
いという問題があり、また、圧縮成形の際、サブスト
レートを成形した後、金型内に熱硬化性樹脂を注入する
方法についての記載(特開昭61−273921号公報
等)があり、射出成形についても同様できるとの記載が
あるが、射出成形にて行われた例はなく、また行ったと
しても、射出成形の場合には圧縮成形に比べ型内圧が高
くなるため、金型内に熱硬化性樹脂を注入する際に、い
ったん若干金型を開くことや、金型の型締力を落とすこ
とが必要とされると考えられ、一般的な射出成形機にて
実施することができず、特殊な型締め機構を有した成形
機を用いなければならないという問題がある。
【0004】これらのように、熱可塑性樹脂と熱硬化性
樹脂の一体化において様々な制約を受けているのが現状
である。
樹脂の一体化において様々な制約を受けているのが現状
である。
【0005】
【本発明が解決しようとする課題】本発明は、熱可塑性
樹脂成形品の熱硬化性樹脂による被覆において、熱可塑
性樹脂成形品に変形を生じさせることなく、また、被覆
の際に熱硬化性樹脂が熱可塑性樹脂成形品表面以外の部
分へ付着することによる作業環境悪化をも生じさせるこ
となく、良好な熱可塑性樹脂と熱硬化性樹脂の一体化を
行うという課題を解決するものである。
樹脂成形品の熱硬化性樹脂による被覆において、熱可塑
性樹脂成形品に変形を生じさせることなく、また、被覆
の際に熱硬化性樹脂が熱可塑性樹脂成形品表面以外の部
分へ付着することによる作業環境悪化をも生じさせるこ
となく、良好な熱可塑性樹脂と熱硬化性樹脂の一体化を
行うという課題を解決するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、熱
可塑性樹脂の成形品に付属して、熱硬化性樹脂の注入受
部を上記熱可塑性樹脂で同時に成形した後、金型内に
て、該注入受部を介して、熱可塑性樹脂目的成形品表面
に、未硬化の熱硬化性樹脂を注入する被覆方法におい
て、該注入受部は、該成形品表面への流れ方向以外の少
なくとも一部分に熱硬化性樹脂の流れの抵抗となる堰を
有することを特徴とする熱可塑性樹脂に熱硬化性樹脂を
被覆方法である。
可塑性樹脂の成形品に付属して、熱硬化性樹脂の注入受
部を上記熱可塑性樹脂で同時に成形した後、金型内に
て、該注入受部を介して、熱可塑性樹脂目的成形品表面
に、未硬化の熱硬化性樹脂を注入する被覆方法におい
て、該注入受部は、該成形品表面への流れ方向以外の少
なくとも一部分に熱硬化性樹脂の流れの抵抗となる堰を
有することを特徴とする熱可塑性樹脂に熱硬化性樹脂を
被覆方法である。
【0007】以下、本発明の要旨を説明する。本発明に
おいて、熱可塑性樹脂成形品中に、熱可塑性樹脂の成形
品に付属して、熱硬化性樹脂の注入受部(タブと称
す。)を上記熱可塑性樹脂で同時に成形することが必要
であ。具体的には、図1に示さすように、成形品1に付
属した2がタブであり、この場合、タブに設けた堰は3
に相当する。
おいて、熱可塑性樹脂成形品中に、熱可塑性樹脂の成形
品に付属して、熱硬化性樹脂の注入受部(タブと称
す。)を上記熱可塑性樹脂で同時に成形することが必要
であ。具体的には、図1に示さすように、成形品1に付
属した2がタブであり、この場合、タブに設けた堰は3
に相当する。
【0008】熱硬化性樹脂はタブ面に注入し、タブ面を
伝わって、成形品1の表面へ流れて、熱硬化性樹脂を被
覆を形成する。タブに設けた堰は3は、熱硬化性樹脂の
流れの抵抗となるもので、出来るだけ成形品の方に熱硬
化性樹脂の流れ好くするためのものである。図2に示さ
れるように成形品1側以外の全ての部分の方向に堰をも
うけたものである。
伝わって、成形品1の表面へ流れて、熱硬化性樹脂を被
覆を形成する。タブに設けた堰は3は、熱硬化性樹脂の
流れの抵抗となるもので、出来るだけ成形品の方に熱硬
化性樹脂の流れ好くするためのものである。図2に示さ
れるように成形品1側以外の全ての部分の方向に堰をも
うけたものである。
【0009】タブの位置は、注入した熱硬化性樹脂が熱
可塑性樹脂成形品表面に流れていく限りにおいて特に制
限はないが、熱可塑性樹脂成形品表面に対して10〜8
0度の角度を付けておくことが好適であり、40〜60
度の角度が特に好ましい。また、タブに設けた堰はタブ
面に対して、縦壁でよく、その好ましい高さは1mm以
上であり、特に好ましくは、5mm以上である。縦壁の
高さが1mmより低いと注入した熱硬化性樹脂が堰を乗
り越えて流動してしまうため好ましくない。堰の厚みに
ついては特に規定されないが、堰の剛性及び成形性を考
慮すると、0.5〜3mmとすることが好適である。
可塑性樹脂成形品表面に流れていく限りにおいて特に制
限はないが、熱可塑性樹脂成形品表面に対して10〜8
0度の角度を付けておくことが好適であり、40〜60
度の角度が特に好ましい。また、タブに設けた堰はタブ
面に対して、縦壁でよく、その好ましい高さは1mm以
上であり、特に好ましくは、5mm以上である。縦壁の
高さが1mmより低いと注入した熱硬化性樹脂が堰を乗
り越えて流動してしまうため好ましくない。堰の厚みに
ついては特に規定されないが、堰の剛性及び成形性を考
慮すると、0.5〜3mmとすることが好適である。
【0010】上記のように、熱可塑性樹脂成形品側以外
の方向にタブを堰設けたことにより注入された熱硬化性
樹脂のほとんどを熱可塑性樹脂成形品表面側に流動させ
ることが可能となる。本発明の熱可塑性樹脂成形品表面
への熱硬化性樹脂被覆工程は、まず、熱可塑性樹脂を一
般的な射出成形機にて、堰設けたタブと同時に成形品を
成形し、引き続き上記タブにに未硬化の熱硬化性樹脂の
注入を行う。ここで、この金型内における未硬化の熱硬
化性樹脂注入タイミングは、熱可塑性樹脂成形品表面が
十分に固化した後でも、半固化の状態の時点でも構わな
いが、熱可塑性樹脂射出終了0.5〜60秒後が好まし
い。
の方向にタブを堰設けたことにより注入された熱硬化性
樹脂のほとんどを熱可塑性樹脂成形品表面側に流動させ
ることが可能となる。本発明の熱可塑性樹脂成形品表面
への熱硬化性樹脂被覆工程は、まず、熱可塑性樹脂を一
般的な射出成形機にて、堰設けたタブと同時に成形品を
成形し、引き続き上記タブにに未硬化の熱硬化性樹脂の
注入を行う。ここで、この金型内における未硬化の熱硬
化性樹脂注入タイミングは、熱可塑性樹脂成形品表面が
十分に固化した後でも、半固化の状態の時点でも構わな
いが、熱可塑性樹脂射出終了0.5〜60秒後が好まし
い。
【0011】更に、金型内にて熱可塑性樹脂成形品表面
に被覆を行った未硬化の熱硬化性樹脂の硬化を行った
後、成形品を取り出すことにより熱可塑性樹脂と熱硬化
性樹脂の一体化された成形品を得ることが出来る。本発
明にて用いることのできる熱可塑性樹脂としては、ポリ
エチレン、ポリプロピレン等のオレフィン系樹脂、ポリ
スチレン、スチレン−アクリロニトリル共重合体、AB
S樹脂、スチレン−無水マレイン酸共重合体等のスチレ
ン系樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニル−酢酸ビニ
ル共重合体(EVA)等の塩化ビニル系樹脂、ポリエチ
レンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート等の
ポリエステル系樹脂、ポリカーボネイト系樹脂、ポリア
ミド系樹脂、ポリフェニレンエーテル樹脂、ポリオキシ
メチレン樹脂、ポリメチルメタクリレート系樹脂、及び
これらのアロイ、ブレンド物、例えばポリアミド/ポリ
フェニレンエーテルアロイ、ポリカーボネイト/ABS
アロイなどを挙げることができ、これらはガラス繊維、
タルク等の無機質強化剤や可塑剤等の添加剤を含んでい
てよい。
に被覆を行った未硬化の熱硬化性樹脂の硬化を行った
後、成形品を取り出すことにより熱可塑性樹脂と熱硬化
性樹脂の一体化された成形品を得ることが出来る。本発
明にて用いることのできる熱可塑性樹脂としては、ポリ
エチレン、ポリプロピレン等のオレフィン系樹脂、ポリ
スチレン、スチレン−アクリロニトリル共重合体、AB
S樹脂、スチレン−無水マレイン酸共重合体等のスチレ
ン系樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニル−酢酸ビニ
ル共重合体(EVA)等の塩化ビニル系樹脂、ポリエチ
レンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート等の
ポリエステル系樹脂、ポリカーボネイト系樹脂、ポリア
ミド系樹脂、ポリフェニレンエーテル樹脂、ポリオキシ
メチレン樹脂、ポリメチルメタクリレート系樹脂、及び
これらのアロイ、ブレンド物、例えばポリアミド/ポリ
フェニレンエーテルアロイ、ポリカーボネイト/ABS
アロイなどを挙げることができ、これらはガラス繊維、
タルク等の無機質強化剤や可塑剤等の添加剤を含んでい
てよい。
【0012】また、本発明において上記熱可塑性樹脂の
被覆を行う熱硬化性樹脂とは、十分に高い温度まで加熱
した時、架橋・硬化する樹脂であり、架橋は、自然に行
われるもの、架橋のための硬化剤又は、触媒を含むもの
を含み、通常熱可塑性樹脂と言われる樹脂であっても、
過酸化物等の触媒により架橋するものであっても本発明
に含まれる。
被覆を行う熱硬化性樹脂とは、十分に高い温度まで加熱
した時、架橋・硬化する樹脂であり、架橋は、自然に行
われるもの、架橋のための硬化剤又は、触媒を含むもの
を含み、通常熱可塑性樹脂と言われる樹脂であっても、
過酸化物等の触媒により架橋するものであっても本発明
に含まれる。
【0013】ここでいう熱硬化性樹脂とは、十分に高い
温度まで加熱した時、架橋・硬化する樹脂であり、架橋
は、自然に行われるもの、架橋のための硬化剤又は、触
媒を含むものを含み、通常熱可塑性樹脂と言われる樹脂
であっても、過酸化物等の触媒により架橋するものであ
ってもよい。また、注入する熱硬化性樹脂は、モノマー
のみでも良いが、熱可塑性を有するプレポリマーやオリ
ゴマー、またはこれらの混合物でも構わない。本発明に
好適な熱硬化性樹脂の例を挙げれば、ジアリルフタレー
ト樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、熱硬
化性ポリウレタン、アルキッド樹脂、メラミン樹脂、熱
硬化性アクリル樹脂などであり、これらの樹脂は、必要
に応じて触媒や促進剤、増粘剤、ガラス繊維、マイカ、
炭酸カルシウム等の無機質強化剤、増量剤、染顔料を含
んでいても構わない。
温度まで加熱した時、架橋・硬化する樹脂であり、架橋
は、自然に行われるもの、架橋のための硬化剤又は、触
媒を含むものを含み、通常熱可塑性樹脂と言われる樹脂
であっても、過酸化物等の触媒により架橋するものであ
ってもよい。また、注入する熱硬化性樹脂は、モノマー
のみでも良いが、熱可塑性を有するプレポリマーやオリ
ゴマー、またはこれらの混合物でも構わない。本発明に
好適な熱硬化性樹脂の例を挙げれば、ジアリルフタレー
ト樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、熱硬
化性ポリウレタン、アルキッド樹脂、メラミン樹脂、熱
硬化性アクリル樹脂などであり、これらの樹脂は、必要
に応じて触媒や促進剤、増粘剤、ガラス繊維、マイカ、
炭酸カルシウム等の無機質強化剤、増量剤、染顔料を含
んでいても構わない。
【0014】
【実施例1】図3の構造を有する金型(成形品形状:図
4、150×150×3mmt 平板、タブの堰:高さ1
0mm・厚さ2mm)を用い、金型温度130℃にてガ
ラス繊維20重量%強化変性ポリフェニレンエーテル樹
脂を射出成形した。次いで、5秒後、無水マレイン酸と
エチレングリコールより成る不飽和ポリエステル樹脂プ
レポリマー70重量部、スチレンモノマー30重量部、
及びこれら2成分合計量100重量部に対して、過酸化
ベンゾイル1.0重量部、ジメチルアニリン0.2重量
部から成る混合物5ccを熱硬化性樹脂注入口より注入
した後、金型内にて1.5分間保持して不飽和ポリエス
テル樹脂を硬化させ、目的の成形品を金型より取り出し
た。
4、150×150×3mmt 平板、タブの堰:高さ1
0mm・厚さ2mm)を用い、金型温度130℃にてガ
ラス繊維20重量%強化変性ポリフェニレンエーテル樹
脂を射出成形した。次いで、5秒後、無水マレイン酸と
エチレングリコールより成る不飽和ポリエステル樹脂プ
レポリマー70重量部、スチレンモノマー30重量部、
及びこれら2成分合計量100重量部に対して、過酸化
ベンゾイル1.0重量部、ジメチルアニリン0.2重量
部から成る混合物5ccを熱硬化性樹脂注入口より注入
した後、金型内にて1.5分間保持して不飽和ポリエス
テル樹脂を硬化させ、目的の成形品を金型より取り出し
た。
【0015】
【実施例2】実施例1で用いた金型で、金型温度130
℃にてガラス繊維20重量%強化ナイロン66樹脂を射
出成形した。次いで、実施例1と同じ不飽和ポリエステ
ル樹脂で、同じ条件で、成形した。
℃にてガラス繊維20重量%強化ナイロン66樹脂を射
出成形した。次いで、実施例1と同じ不飽和ポリエステ
ル樹脂で、同じ条件で、成形した。
【0016】
【比較例1】図3の構造中のタブの堰を取り去り、実施
例1と同様に成形した。
例1と同様に成形した。
【0017】
【比較例2】図3の構造中のタブの堰を取り去り、実施
例2と同様に成形した。上記実施例1〜2及び比較例1
〜2によって作成した成形品について、表1の評価を行
った。表中、成形品末端部は注入口より最も距離の離れ
た部分である。不飽和ポリエステル樹脂密着性はクロス
カット・セロテープ剥離テストで、剥離しなかった目数
/試験を行った全目数で示した。
例2と同様に成形した。上記実施例1〜2及び比較例1
〜2によって作成した成形品について、表1の評価を行
った。表中、成形品末端部は注入口より最も距離の離れ
た部分である。不飽和ポリエステル樹脂密着性はクロス
カット・セロテープ剥離テストで、剥離しなかった目数
/試験を行った全目数で示した。
【0018】本発明のタブの堰を有した注入口から、熱
可塑性樹脂成形品表面に熱硬化性樹脂を流動させること
により、熱可塑性樹脂成形品表面以外の部分への熱硬化
性樹脂の流動を防ぐことが可能となり、熱可塑性樹脂成
形品表面にほぼ均一な熱硬化性樹脂層を形成することが
出来ることがわかる。また、熱可塑性樹脂成形品と熱硬
化性樹脂層との密着性についても良好であることがわか
る。
可塑性樹脂成形品表面に熱硬化性樹脂を流動させること
により、熱可塑性樹脂成形品表面以外の部分への熱硬化
性樹脂の流動を防ぐことが可能となり、熱可塑性樹脂成
形品表面にほぼ均一な熱硬化性樹脂層を形成することが
出来ることがわかる。また、熱可塑性樹脂成形品と熱硬
化性樹脂層との密着性についても良好であることがわか
る。
【0019】
【表1】
【0020】
【発明の効果】本発明は、熱可塑性樹脂成形品表面以外
の部分への熱硬化性樹脂の流動を防ぎ、作業環境を悪化
させることなく、良好な熱可塑性樹脂と熱硬化性樹脂の
一体化成形品を容易に得ることを可能としたものであ
る。本発明を利用することにより、熱可塑性樹脂だけで
は考えられない優れた耐候性、表面光沢、表面硬度、耐
熱性、耐化学薬品性、耐摩耗性等の諸性質が付与された
成形品を得ることができ、家電製品、自動車等において
従来金属を用いなければならなかったような部分の樹脂
化をさらに進めることが可能となる。
の部分への熱硬化性樹脂の流動を防ぎ、作業環境を悪化
させることなく、良好な熱可塑性樹脂と熱硬化性樹脂の
一体化成形品を容易に得ることを可能としたものであ
る。本発明を利用することにより、熱可塑性樹脂だけで
は考えられない優れた耐候性、表面光沢、表面硬度、耐
熱性、耐化学薬品性、耐摩耗性等の諸性質が付与された
成形品を得ることができ、家電製品、自動車等において
従来金属を用いなければならなかったような部分の樹脂
化をさらに進めることが可能となる。
【図1】本発明のタブに堰を有した熱可塑性樹脂成形品
の概念図である。
の概念図である。
【図2】本発明のタブに目的成形品側以外の全ての部分
の方向に堰を有した熱可塑性樹脂成形品の概念図であ
る。
の方向に堰を有した熱可塑性樹脂成形品の概念図であ
る。
【図3】本発明のタブを備えた金型断面図である。
【図4】本発明の実施例1〜2、及び比較例1〜2で得
られた成形品表面の基本構造を示す断面図である。
られた成形品表面の基本構造を示す断面図である。
1 熱可塑性樹脂成形品 2 タブ 3 堰 4 型キャビティ 5 熱硬化性樹脂注入管 6 熱可塑性樹脂層 7 熱硬化性樹脂層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29L 9:00
Claims (1)
- 【請求項1】 熱可塑性樹脂の成形品に付属して、熱硬
化性樹脂の注入受部を上記熱可塑性樹脂で同時に成形し
た後、金型内にて、該注入受部を介して、熱可塑性樹脂
目的成形品表面に、未硬化の熱硬化性樹脂を注入する被
覆方法において、該注入受部は、該成形品表面への流れ
方向以外の少なくとも一部分に熱硬化性樹脂の流れの抵
抗となる堰を有することを特徴とする熱可塑性樹脂に熱
硬化性樹脂を被覆方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17386393A JPH0724876A (ja) | 1993-07-14 | 1993-07-14 | 熱硬化性樹脂による熱可塑性樹脂成形品の被覆方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17386393A JPH0724876A (ja) | 1993-07-14 | 1993-07-14 | 熱硬化性樹脂による熱可塑性樹脂成形品の被覆方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0724876A true JPH0724876A (ja) | 1995-01-27 |
Family
ID=15968539
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17386393A Withdrawn JPH0724876A (ja) | 1993-07-14 | 1993-07-14 | 熱硬化性樹脂による熱可塑性樹脂成形品の被覆方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0724876A (ja) |
-
1993
- 1993-07-14 JP JP17386393A patent/JPH0724876A/ja not_active Withdrawn
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