JPH0724901B2 - リード切断装置 - Google Patents

リード切断装置

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JPH0724901B2
JPH0724901B2 JP1074471A JP7447189A JPH0724901B2 JP H0724901 B2 JPH0724901 B2 JP H0724901B2 JP 1074471 A JP1074471 A JP 1074471A JP 7447189 A JP7447189 A JP 7447189A JP H0724901 B2 JPH0724901 B2 JP H0724901B2
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亮三 萩野
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は部品から突出したリードを所定長さに切断する
リード切断装置に関する。
〔従来の技術〕 従来、トランス等の電気部品から突出した一又は二以上
のリードを一定長さに切断するに際しては、第11図に示
すリード切断装置70を用いていた。
同図に示すリード切断装置70はX方向及びY方向に対し
て一定間隔(例えば2.5mm間隔)置きに複数のリード挿
通孔72…を貫通形成してなる部品載置盤71を備え、例え
ばトランス(部品)73から同一方向に突出した四本のリ
ード74…を切断する際には、各リード74…を対応するリ
ード挿通孔72…へ同時に差込むとともに、一枚の直線刃
75を前進させることによりリード挿通孔72…から突出し
た各リード74…を切断していた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、このような従来のリード切断装置70は、比較的
小径のリード挿通孔72にリード74を差込む必要があるた
め、作業がしにくいとともに、リード74が僅かに曲がっ
ていても、差し込むことが困難となり、結局、リード74
を真直に直してから差込まなければならないなど、作業
を能率的に行えない不具合があった。また、各リード74
…の間隔等が規定や規格から外れた商品の場合には、そ
の都度、部品載置盤71を他の部品載置盤と取替える必要
があり、汎用性及び融通性に欠ける不具合があった。
一方、リード切断刃として直線刃75を用いることから、
二本以上のリード74…を同時に切断してしまうため、二
本以上のリード74…を同時に切断可能な大容量の駆動部
を設計する必要があるなど、製品の大型化及び高コスト
化を招く不具合があった。
本発明はこのような従来の技術に存在する不具合を解消
したリード切断装置の提供を目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は部品Dから突出した複数のリードL…を所定長
さに切断するリード切断装置1を構成するに際して、各
リードL…が同時に挿通可能であって、少なくとも一端
部2x(2y)を開放し、かつ所定間隔置きに配した複数の
スリット2a、2b、2c、2d、2e…及び各スリット2a…に臨
む一方の壁面における所定位置に設けたリードL…を受
入れる複数の凹溝部6…を有する部品載置盤3と、スリ
ット2a…にリードL…を挿入した際に挿入方向に対して
リードL…を位置規制するストッパ7と、部品載置盤3
の下方であって、凹溝部6…に対向する側に配したリー
ド切断刃4と、リード切断刃4をスリット2a…に対して
垂直方向に進退移動せしめる駆動部5を備えてなること
を特徴とする。
この場合、最適な実施形態により、スリット2a…の端部
2x(2y)は先端を漸次広幅形成するとともに、凹溝部6
の縁部6a、6bには所定の曲率でRを付ける。また、スト
ッパ7は位置変更可能に構成するとともに、ストッパ7
には位置規制されたリードL…の存在を検出するセンサ
機構8を設ける。さらにまた、リード切断刃4は切断方
向に対し異なる位置に階段状に形成することにより、複
数のリードL…を一本ずつ切断可能な複数の刃部4a、4
b、4c…から構成する。
〔作用〕
次に、本発明の作用について説明する。
本発明に係るリード切断装置1によれば、部品Dから突
出した各リードL…は対応する所定のスリット2a…にお
ける開放された一端部2xから挿入できる。この際、一端
部2xはV状に広幅形成されるため、曲がったリードLも
そのまま容易に挿入できる。挿入したリードL…はスト
ッパ7によって位置規制されるとともに、同時に凹溝部
6…が受入れ可能な位置に位置規制される。一方、位置
規制されたリードL…の存在はセンサ機構8によって検
出されるため、これに基づいて駆動部5を作動させれ
ば、リード切断刃4は前進移動し、リードL…を切断で
きる。
また、リード切断刃4は切断方向に対して異なる位置に
階段状に配した二以上の刃部4a…を備えるため、各リー
ドL…は一本ずつ順次切断される。
〔実 施 例〕
以下には、本発明に係る好適な実施例を挙げ、図面に基
づき詳細に説明する。
まず、本発明に係るリード切断装置1の全体的概略構成
について第1図〜第3図を参照して説明する。
リード切断装置1はシャーシ11を備え、このシャーシ11
の一端には部品載置盤3を固定する。部品載置盤3の上
面にはストッパ7を取付けるとともに、下面にはリード
切断刃4を配し、このリード切断刃4は駆動部5によっ
て進退移動せしめられる。駆動部5はシャーシ11の他端
に配したパルスモータユニット12を有し、同ユニット12
の出力軸12aは結合器13を介して送りボルト14に結合す
る。送りボルト14はシャーシ11に設けた前後一対のベア
リング15、16によって支持される。また、送りボルト14
には送りナット17を螺合し、この送りナット17によって
前記リード切断刃4に結合したスライダ18を進退移動可
能に構成する。なお、スライダ18はシャーシ11に設けた
ガイドレール19によってスライド自在に支持される。
次に、要部の構成についてさらに具体的に説明する。
まず、部品載置盤3について第4図〜第7図を参照して
説明する。
部品載置盤3は所定の厚さを有する矩形板材で形成し、
第6図に示すように上面3aは平坦面に形成する。また、
下面3bには所定の肉厚により形成した直線状の凸条部21
a、21b、21c、21dを一端辺から対向する他端辺まで所定
間隔を置いて設け、両外側の凸条部21aと21dに設けた取
付孔を利用してシャーシ11に固定する。なお、部品載置
盤3における中間部の厚さはリードLの切断すべき長さ
を決定する。一方、部品載置盤3には平行をなす複数の
スリット2a…を一定間隔置きに形成し、このスリット2a
…は前記凸条部21a…に対し垂直となる。また、各スリ
ット2a…は凸条部21a…を残して上面3aと下面3bに貫通
形成される。よって、凸条部21a…によりスリット2a…
の形成部位が補強される。なお、各スリット2a…の幅と
相互間の間隔はリードL…の径と相互間隔に基づいて設
定される。また、各スリット2a…は両端部2x、2yを開放
し、各端部2x、2yは先端がV状となるように漸次広幅形
成するとともに、各スリット2a…の上面3aに連なる端縁
も同様V状となるように漸次広幅形成する。さらに各ス
リット2a…に臨む壁面であって、リード切断刃4の存在
位置に対して反対側となる壁面にはリードL…が嵌合す
る断面半円状の凹溝部6…をスリット2a…の長手方向に
所定間隔置きに複数形成する。なお、この間隔はリード
L…の相互間隔を考慮して設定される。各凹溝部6…は
リードL…を位置決めして保持し、切断時におけるリー
ドL…のバリ発生等を防止する機能を有するとともに、
第7図に示すように、凹溝部6の縁部6a、6bには所定の
曲率でRを付け、リードLが多少曲がっていても凹溝部
6に受入れ、直線状に修正する機能を有する。
一方、部品載置盤3の上面にはセンサ機構8を付設した
ストッパ7を配設する。
ストッパ7は第1図に示すように、部品載置盤3の上に
固定ネジ31によって着脱式に取付けることができ、その
取付位置は変更可能である。取付位置の変更によってリ
ード位置の異なる各種部品に対応させることができる。
ストッパ7はスリット2a…に対して直角に横切る位置に
配し、スリット2aに挿入してスライドさせたリードL…
に当接して位置規制する(第4図参照)。また、第9図
に示すように、ストッパ7にはストッパ7によって位置
規制されたリードL…の存在を検出するセンサ機構8を
付設する。センサ機構8はストッパ7の内部に配する検
出部材32を備え、この検出部材32はスリット2a…の長手
方向へスライド自在に設けるとともに、先端がストッパ
7から若干スリット2a内に突出する複数の検出片32a…
を有する櫛状に構成する。なお、検出部材32はスプリン
グ33(第3図参照)によって検出片32a…がスリット2a
…に突出する方向へ付勢される。また、検出部材32には
第10図に示すようなシャッタ片34を一体に形成するとと
もに、他方、シャーシ11側には例えばシャッタ片34によ
って光路が開閉されるフォトセンサ35を配設する。よっ
て、検出片32a…が部品DのリードL…によって押さ
れ、検出部材32がストッパ7内に押込まれると、リード
L…は規制位置となり、この位置はフォトセンサ35で検
出可能となる。
次に、部品載置盤3の下方に配するリード切断刃4につ
いて第5図及び第8図を参照して説明する。
リード切断刃4はその後部に前記スライダ18に結合する
ための取付孔を有するとともに、その両側寄りには前記
凸条部21bと21cとスライド自在に係合して位置決めと補
強を行う溝部41、42(第3図参照)を設ける。また、横
方向に複数の刃部4a、4b、4c、4d、4eを有し、各刃部4a
…は切断方向に対し異なる位置に形成するとともに、各
刃部4a…の相対的な位置は横方向に並ぶリードL…を一
本ずつ順番に切断できるように選定する(第8図参
照)。
次に、リード切断装置1の使用方法及び機能について説
明する。
まず、切断すべきリードL…を有する部品Dとして、ト
ランスTを第5図に例示する。
切断に際しては、まず、第4図のようにスリット2a…の
一端部2xからトランスTのリードL…を挿入し、トラン
スTを部品載置台3に載せた状態でスライド移動させ
る。この場合の移動はトランスTを手で持って行っても
よいし、自動機等で自動で移動させて行ってもよい。そ
して、ストッパ7に当たるまでリードL…を移動させれ
ば、リードLは位置規制され、同時に凹溝部6…に対応
した位置に位置する。また、位置規制と同時に検出片32
a…をストッパ7へ押し込むため、検出部材32の移動に
よってシャッタ片34が移動し、この移動したシャッタ片
34はフォトセンサ35によって検出される。この結果、パ
ルスモータユニット12が作動し、リード切断刃4を所定
距離だけ前進させてリードLを切断する。この際、リー
ド切断刃4の形状によって各リードL…は一本ずつ順次
切断され、全切断が終了したならリード切断刃4は後退
し、元の位置に復帰する。
なお、本発明に係るリード切断装置1はスリット2a…を
用いてなるため、スリット2aの長手方向におけるリード
L…の間隔が規格外の任意部品でも切断可能である。
以上、実施例について詳細に説明したが、本発明はこの
ような実施例に限定されるものではない。例えばスリッ
トは一端部のみが開放されていてもよい。部品としては
トランスを例示したが、コイル、コンデンサ、抵抗、集
積回路等の各種部品、あるいは他の同種物品についても
適用できる。また、駆動部の作動制御は別途設けた手動
式の押ボタン等によりマニュアル式に行ってもよい。そ
の他、細部の構成、形状、数量等において本発明の要旨
を逸脱しない範囲で任意に変更できる。
〔発明の効果〕
このように、本発明に係るリード切断装置は、各リード
L…が同時に挿通可能であって、少なくとも一端部を開
放し、かつ所定間隔置きに配した複数のスリット及び各
スリットに臨む一方の壁面における所定位置に設けたリ
ードを受入れる複数の凹溝部を有する部品載置盤と、ス
リットにリードを挿入した際に挿入方向に対してリード
を位置規制するストッパと、部品載置盤の下方であっ
て、凹溝部に対向する側に配したリード切断刃と、リー
ド切断刃をスリットに対して垂直方向に進退移動せしめ
る駆動部5を備えてなるため、次のような効果を奏す
る。
複数のスリットを用いたため、前後左右に二次元的
に配したリードの同時切断が可能となり、生産性を飛躍
的に向上させることができる。
切断方向に垂直なスリットを用いたため、スリット
の長手方向におけるリードの間隔が任意のものでも容易
に切断でき、汎用性及び融通性に優れるとともに、リー
ド(部品)のセッティング、さらには自動化が容易にな
る。
リード切断刃を切断方向に対し異なる位置に形成し
た複数の刃部によって構成することにより、複数のリー
ドを一本ずつ順次切断することができ、駆動部、さらに
は装置全体の小型化及び低コスト化を図れる。
凹溝部とストッパにより確実かつ安定な位置決め及
び切断を行うことができ、切断時におけるリードのバリ
発生等を防止できるとともに、凹溝部及びこの縁部に設
けた所定曲率のRによりリードの曲がりを直線状に修正
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図:本発明に係るリード切断装置の平面図、 第2図:同リード切断装置の側面図、 第3図:同リード切断装置の正面図、 第4図:同リード切断装置における部品載置盤の平面
図、 第5図:同部品載置盤の一部断面側面図、 第6図:同部品載置盤の正面図、 第7図:同部品載置盤における凹溝部の平面図、 第8図:本発明に係るリード切断装置のリード切断刃の
平面図、 第9図:本発明に係るリード切断装置におけるストッパ
の一部平面図、 第10図:同リード切断装置におけるセンサ機構の一部正
面図、 第11図:従来の技術に係るリード切断装置の要部の構成
図。 尚図面中、 1:リード切断装置、2a…:スリット 2x,2y:端部、3:部品載置盤 4:リード切断刃、5:駆動部 6…:凹溝部、7:ストッパ 8:センサ機構、D:部品 L…:リード

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】部品から突出した複数のリードを所定長さ
    に切断するリード切断装置において、各リードが同時に
    挿通可能であって、少なくとも一端部を開放し、かつ所
    定間隔置きに配した複数のスリット及びスリットに臨む
    一方の壁面における所定位置に設けたリードを受入れる
    複数の凹溝部を有する部品載置盤と、スリットにリード
    を挿入した際にリードを位置規制するストッパと、前記
    部品載置盤の下方であって、前記凹溝部に対向する側に
    配したリード切断刃と、前記リード切断刃をスリットに
    対して垂直方向に進退移動せしめる駆動部を備えてなる
    ことを特徴とするリード切断装置。
  2. 【請求項2】凹溝部の縁部には所定曲率のRを付けるこ
    とを特徴とする請求項1記載のリード切断装置。
  3. 【請求項3】スリットの端部は先端を漸次広幅形成して
    なることを特徴とする請求項1記載のリード切断装置。
  4. 【請求項4】ストッパは位置変更可能に構成してなるこ
    とを特徴とする請求項1記載のリード切断装置。
  5. 【請求項5】ストッパには位置規制されたリードの存在
    を検出するセンサ機構を設けてなることを特徴とする請
    求項1又は4記載のリード切断装置。
  6. 【請求項6】リード切断刃は切断方向に対し異なる位置
    に階段状に形成することにより、複数のリードを一本ず
    つ切断可能な複数の刃部から構成することを特徴とする
    請求項1記載のリード切断装置。
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